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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-07
(45)【発行日】2023-11-15
(54)【発明の名称】システム、サーバおよびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0207 20230101AFI20231108BHJP
   G06Q 30/06 20230101ALI20231108BHJP
   G07G 1/12 20060101ALI20231108BHJP
【FI】
G06Q30/0207 372
G06Q30/06
G07G1/12 321N
G07G1/12 361C
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019116982
(22)【出願日】2019-06-25
(65)【公開番号】P2021005124
(43)【公開日】2021-01-14
【審査請求日】2022-06-09
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松本 悠紀
【審査官】松田 岳士
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-132412(JP,A)
【文献】特開2020-013407(JP,A)
【文献】特開2007-004282(JP,A)
【文献】特開2002-342436(JP,A)
【文献】特開2012-027739(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G07G 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客が携帯する情報端末と、商品の注文情報を入力する注文端末と、商品に係る特典情報を記憶するサーバと、を備えたシステムであって、
前記情報端末は、
店舗で使用可能な一または複数の特典を指定する候補指定部と、
指定された特典を特定する特典特定情報を前記サーバに送信する特典送信部と、
前記サーバに対してキーワードの発行を要求するキーワード要求部と、
を備え、
前記サーバは、
顧客を特定する顧客特定情報と前記情報端末から受信した前記特典特定情報とを関連付けて記憶する特典情報部と、
前記情報端末からの要求に応じてキーワードを発行するキーワード発行部と、
前記発行したキーワードを前記顧客特定情報と関連付ける関連付け部と、
発行した前記キーワードを前記情報端末に送信する第1キーワード送信部と、
を備え、
前記情報端末は
前記サーバから受信した前記キーワードを表示するキーワード表示部、
を備え、
前記注文端末は、
入力された前記キーワードを前記サーバに送信する第2キーワード送信部
を備え、
前記サーバは、
前記注文端末から受信した前記キーワードに基づいて抽出された特典の前記特典情報を、前記キーワードを送信した前記注文端末に送信する特典情報送信部、
を備え、
前記注文端末は、
前記サーバから受信した前記特典情報で特定される使用可能な特典を指定可能に表示する特典表示部と、
表示された前記使用可能な特典から使用する特典を指定する指定部と、
入力された商品の注文情報を指定された前記特典の特典情報とともに発注する発注部と、
を備えるシステム。
【請求項2】
前第2キーワード送信部は、入力された音声を音声認識した前記キーワードを前記サーバに送信する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記キーワード発行部が発行するキーワードは、前記情報端末からの要求がある毎に発行するワンタイムキーワードである、
請求項1または2に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、システム、サーバおよびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば飲食店のような店舗において、顧客がスマートフォン等の情報端末に表示されたクーポン等の特典を使用する場合、顧客は会計処理時に当該特典を表示させ、店舗の店員は、表示された特典を確認して会計操作を行っていた。
【0003】
そのため、会計処理に時間がかかり、店員の負担となっていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、店員に負担をかけずに特典を使用することが可能なシステム、サーバおよびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のシステムは、顧客が携帯する情報端末と、商品の注文情報を入力する注文端末と、商品に係る特典情報を記憶するサーバと、を備えたシステムであって、前記情報端末は、店舗で使用可能な一または複数の特典を指定する候補指定部と、指定された特典を特定する特典特定情報を前記サーバに送信する特典送信部と、前記サーバに対してキーワードの発行を要求するキーワード要求部と、を備え、前記サーバは、顧客を特定する顧客特定情報と前記情報端末から受信した前記特典特定情報とを関連付けて記憶する特典情報部と、前記情報端末からの要求に応じてキーワードを発行するキーワード発行部と、前記発行したキーワードを前記顧客特定情報と関連付ける関連付け部と、発行した前記キーワードを前記情報端末に送信する第1キーワード送信部と、を備え、前記情報端末は、前記サーバから受信した前記キーワードを表示するキーワード表示部、を備え、前記注文端末は、入力された前記キーワードを前記サーバに送信する第2キーワード送信部、を備え、前記サーバは、前記注文端末から受信した前記キーワードに基づいて抽出された特典の前記特典情報を、前記キーワードを送信した前記注文端末に送信する特典情報送信部、を備え、前記注文端末は、前記サーバから受信した前記特典情報で特定される使用可能な特典を指定可能に表示する特典表示部と、表示された前記使用可能な特典から使用する特典を指定する指定部と、入力された商品の注文情報を指定された前記特典の特典情報とともに発注する発注部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、実施形態に係るシステムを示す図である。
図2図2は、情報端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3図3は、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図4図4は、関連付け部の構成を示すメモリマップである。
図5図5は、特典情報部の構成を示すメモリマップである。
図6図6は、注文端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図7図7は、システムの機能構成を示す機能ブロック図である。
図8図8は、情報端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図9図9は、情報端末の表示画面の一例を示す図である。
図10図10は、情報端末の表示画面の他の一例を示す図である。
図11図11は、サーバの制御処理の流れを示すフローチャートである。
図12図12は、注文端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図13図13は、注文端末の表示画面の一例を示す図である。
図14図14は、注文端末の表示画面の他の一例を示す図である。
図15図15は、注文端末の表示画面のさらに他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図を参照して、実施形態について説明する。実施形態において、店舗は、例えば飲食店の複数あるチェーン店の一つである。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0008】
図1は、実施形態に係るシステム10を示す図である。当該システム10は、情報端末1とサーバ3と注文端末5を備える。情報端末1とサーバ3は、例えばインターネット等の通信回線L1を介して接続される。また、サーバ3と注文端末5は、例えばLAN(Local Area Network)、無線LAN、専用回線等の通信回線L2を介して接続される。
【0009】
情報端末1は、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の、人が携帯することが可能な端末装置である。情報端末1は、表示部18(図2を参照)を備え、情報を表示部18に表示する。また、情報端末1は、クーポン(特典の一例)を使用するためのアプリケーションソフトをインストールすることで、通信回線L1を介してサーバ3からクーポンに係る情報を取得し、表示部18に表示する。
【0010】
情報端末1は、特定の店舗をアプリケーションソフト上で指定することで、当該店舗で使用可能なクーポンを表示する。情報端末1は、使用可能なクーポンの中から、顧客が使用したい一または複数のクーポンを指定する。指定されたクーポンには、当該店舗のみで使用可能なクーポンと、全店共通に使用可能なクーポンのいずれか、もしくは両方が含まれる。指定されたクーポンを特定するクーポンコード(特典特定情報)は、会員である顧客を特定する会員コード(顧客特定情報)とともに通信回線L1を介してサーバ3に送信される。
【0011】
サーバ3は、例えばチェーン店を総括する企業の本部に設置される。サーバ3は、各店舗から当該店舗の売り上げを受信して、店舗別に管理する。サーバ3は、特定の店舗のみで使用可能なクーポンに係るクーポン情報を記憶する。また、サーバ3は、全店舗で共通に使用可能なクーポンに係るクーポン情報を記憶する。
【0012】
サーバ3は、情報端末1から受信したクーポンコードおよび会員コードに基づいて、関連付け記憶部331(図3を参照)に、会員コードに関連づけて、受信したすべてのクーポンコードを記憶する。
【0013】
サーバ3は、情報端末1からの要求に応じて、ワンタイムキーワードを発行する。サーバ3は、発行したワンタイムキーワードを、同時に受信した会員コードに基づいて、関連付け記憶部331に記憶された会員コードと関連付ける。サーバ3は、発行したワンタイムキーワードを情報端末1に送信する。サーバ3は、ワンタイムキーワードを発行してから所定時間経過すると、当該ワンタイムキーワードを消去し、ワンタイムキーワードと上記会員コードとの関連付けは消滅する。
【0014】
情報端末1は、サーバ3から受信したワンタイムキーワードを表示部18に表示する。
【0015】
サーバ3は、注文端末5から受信したワンタイムキーワードに基づいて、当該ワンタイムキーワードと関連付けられた会員コートに関連付けて、関連付け記憶部331に記憶されているすべてのクーポンコードに係るクーポン情報を抽出し、当該注文端末5に送信する。
【0016】
注文端末5は、例えば、店舗内に設置されたすべてのテーブルに設けられる。注文端末5は、店舗で販売する商品を注文する場合に、顧客自身が操作する装置である。テーブルに着席した顧客は、注文端末5を操作することで、希望する商品を注文する。注文された商品の情報は、店舗に設置されたステーションサーバ(図示せず)に送信され、当該商品の調理や精算に使用される。
【0017】
注文端末5には、情報端末1に表示されたワンタイムキーワードが入力される。注文端末5へのワンタイムキーワードの入力は、例えば顧客の音声を使用してされる。顧客が情報端末1に表示されたワンタイムキーワードを音声にて読み上げると、注文端末5には、当該音声情報が入力される。注文端末5は、入力された音声情報に対して公知の音声認識処理を実行することで、入力された音声情報に係るワンタイムキーワードを認識する。注文端末5は、認識したワンタイムキーワードを、店舗を特定する店舗コードとともにサーバ3に送信する。
【0018】
また、注文端末5は、サーバ3から受信したクーポン情報を表示する。表示されたクーポン情報は使用することを指定することができる。顧客は、商品の注文にクーポンを使用する場合は、表示されたクーポン情報から使用するクーポンを指定する。クーポンが指定された場合、注文端末5は、商品の注文情報とともに、指定されたクーポンのクーポン情報がステーションサーバに送信する。
【0019】
ステーションサーバは、商品の注文情報と指定されたクーポンのクーポン情報とを関連付けて記憶する。そして、ステーションサーバは、飲食に係る精算をするPOS(Point of Sales)端末(図示せず)に送信する。POS端末は、当該商品の精算をする際に、関連付けられたクーポン情報を反映して(例えば一定金額を値引きして)精算処理を行う。
【0020】
ここからは、情報端末1のハードウェアについて説明する。図2は、情報端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は、制御主体となる。ROM12は、各種プログラムを記憶する。RAM13は、各種データを展開する。メモリ部14は、各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにデータバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する情報端末1の制御処理を実行する。
【0021】
RAM13は、クーポン記憶部131とキーワード記憶部132を備える。クーポン記憶部131は、アプリケーションソフトをインストールして使用が可能となるすべてのクーポンに係るクーポン情報を記憶する。クーポン記憶部131に記憶されているクーポン情報は、当該クーポンを使用可能な店舗の店舗情報と関連付けて記憶される。全店舗で使用可能なクーポンについては、その旨の情報と関連付けて記憶される。キーワード記憶部132は、サーバ3から受信したワンタイムキーワードを記憶する。
【0022】
メモリ部14は、制御プログラム部141を備える。制御プログラム部141は、情報端末1を制御処理するためのプログラムを記憶する。
【0023】
また、制御部100は、データバス15およびコントローラ16を介して、操作部17、表示部18と接続される。操作部17はキーワードキー171を含むキーボードである。キーワードキー171は、ワンタイムキーワードの発行を要求する際に顧客が操作するキーである。
【0024】
表示部18は、例えば液晶表示器であり、顧客に対して情報を表示する。表示部18は、サーバ3から受信したワンタイムキーワードを表示する。なお、操作部17は、表示部18上に備えらえたタッチパネル式のキーボードである。
【0025】
また、制御部100は、データバス15を介して通信I/F19と接続する。通信I/F19は、通信回線L1を介してサーバ3と接続されており、相互に情報の送受信を行う。
【0026】
ここからは、サーバ3のハードウェアについて説明する。図3は、サーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ3は、CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34等を備えている。CPU31は、制御主体となる。ROM32は、各種プログラムを記憶する。RAM33は、各種データを展開する。メモリ部34は、各種プログラムを記憶する。CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34は、互いにデータバス35を介して接続されている。CPU31とROM32とRAM33が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU31がROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するサーバ3の制御処理を実行する。
【0027】
RAM33は、関連付け記憶部331を備える。関連付け記憶部331は、会員を特定する会員コードと、会員が、情報端末1ら受信した、使用する可能性があるとして指定したクーポンを特定するクーポンコードを関連付けて記憶する。関連付け記憶部331については、図4で後述する。
【0028】
メモリ部34は、制御プログラム部341と特典情報部342を備える。制御プログラム部341は、サーバ3を制御処理するためのプログラムを記憶する。特典情報部342は、クーポンコードとクーポン情報を関連付けて記憶する。特典情報部342については、図5で後述する。
【0029】
また、制御部300は、データバス35およびコントローラ36を介して、操作部37、表示部38と接続される。操作部37はキーボードである。表示部38は、例えば液晶表示器であり、操作者に対して情報を表示する。
【0030】
また、制御部300は、データバス35を介して通信I/F39、通信I/F40と接続する。通信I/F39は、通信回線L1を介して情報端末1と接続されており、相互に情報の送受信を行う。通信I/F40は、通信回線L2を介して注文端末5と接続されており、相互に情報の送受信を行う。また、制御部300は、データバス35を介してタイマ41と接続する。タイマ41は、起動してからの時間を計測する。
【0031】
次に、関連付け記憶部331について説明する。関連付け記憶部331は、会員コード部3311、クーポンコード部3312、キーワード部3313を有する。会員コード部3311は、会員コードを記憶する。クーポンコード部3312は、会員コード部3311に記憶されている会員コードとともに情報端末1から受信したクーポンコードを、当該会員コードに関連付けて記憶する。キーワード部3313は、会員コード部3311に記憶されている会員コードに関連付けてワンタイムキーワードを記憶する。すなわち、ワンタイムキーワードが特定されると、関連付けられた会員コードが特定される。会員コードが特定されると、関連付けられた一または複数のクーポンコードが特定される。
【0032】
次に、特典情報部342について説明する。特典情報部342は、チェーン店のいずれかの店舗で使用可能なクーポン、および全店舗で共通して使用可能なクーポンの情報を記憶する。特典情報部342は、クーポンコード部3421とクーポン情報部3422とを有する。クーポンコード部3421は、クーポンを特定するクーポンコードを記憶する。クーポン情報部3422は、クーポンコード部3421に記憶されたクーポンコードで特定されるクーポンの情報(クーポンのロゴ、クーポンの名称、クーポンが付与する特典の情報(例えば値引額、付与ポイント数、無料で提供する商品等))を記憶する。
【0033】
ここからは、注文端末5のハードウェアについて説明する。図6は、注文端末5のハードウェア構成を示すブロック図である。図6に示すように、注文端末5は、CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54等を備えている。CPU51は、制御主体となる。ROM52は、各種プログラムを記憶する。RAM53は、各種データを展開する。メモリ部54は、各種プログラムを記憶する。CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54は、互いにデータバス55を介して接続されている。CPU51とROM52とRAM53が、制御部500を構成する。すなわち、制御部500は、CPU51がROM52やメモリ部54に記憶されRAM53に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する注文端末5の制御処理を実行する。
【0034】
RAM53は、キーワード記憶部531、クーポン記憶部532を備える。キーワード記憶部531は、後述するマイク59から音声入力された音声情報に基づいて音声認識した結果のワンタイムキーワードを記憶する。クーポン記憶部532は、サーバ3から受信したクーポン情報を記憶する。
【0035】
メモリ部54は、制御プログラム部541を備える。制御プログラム部541は、注文端末5を制御処理するためのプログラムを記憶する。
【0036】
また、制御部500は、データバス55およびコントローラ56を介して、操作部57、表示部58、マイク59と接続される。操作部57は、注文送信キー571とクーポン登録キー572を含むキーボードである。注文送信キー571は、注文する商品をステーションサーバに発注する際に操作するキーである。クーポン登録キー572は、ワンタイムキーワードを音声入力する際に操作するキーである。表示部58は、例えば液晶表示器であり、顧客に対して情報を表示する。マイク59は、顧客が喋った音声を入力する。顧客は、ワンタイムキーワードを音声入力する場合に、クーポン登録キー572を操作し、情報端末1に表示されているワンタイムキーワードをマイク59に対して喋る。
【0037】
また、制御部500は、データバス55を介して通信I/F60と接続する。通信I/F60は、通信回線L2を介してサーバ3と接続されており、相互に情報の送受信を行う。
【0038】
ここからは、システム10の機能構成について説明する。図7は、システム10の機能構成を示す機能ブロック図である。システム10における情報端末1の制御部100は、ROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従うことで、キーワード要求部101、キーワード表示部102として機能する。
キーワード要求部101は、サーバ3に対してワンタイムキーワードの発行を要求する。具体的には、キーワード要求部101は、表示部18に表示されているキーワードキー171が操作されると、サーバ3に対してワンタイムキーワードの発行を要求する。
【0039】
キーワード表示部102は、発行されたワンタイムキーワードを表示する。具体的には、キーワード表示部102は、サーバ3によって発行されたワンタイムキーワードを受信して表示部18に表示する。
【0040】
また、システム10におけるサーバ3の制御部300は、ROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従うことで、キーワード発行部301、関連付け部302、第1キーワード送信部303、特典情報送信部304として機能する。
【0041】
キーワード発行部301は、情報端末1からの要求に応じてワンタイムキーワードを発行する。具体的には、キーワード発行部301は、キーワード要求部101からワンタイムキーワードの発行の要求があると、ワンタイムキーワードを発行する。ワンタイムキーワードは、例えば、乱数表から出力した任意の数値の組み合わせで構成されていてもよい。また、ワンタイムキーワードは、予め設定された複数種類のキーワードを順次使い回ししてもよい。ワンタイムキーワードは、どんな決め方をしてもよい。ワンタイムキーワードは、後述する所定時間が経過すると消滅する。
【0042】
関連付け部302は、発行したワンタイムキーワードを会員コード(顧客特定情報)と関連付ける。具体的には、関連付け部302は、キーワード発行部301が発行したワンタイムキーワードを、関連付け記憶部331に記憶されている会員コードと関連付けてキーワード部3313に記憶する。さらに具体的には、関連付け部302は、ワンタイムキーワードを、キーワード要求部101がワンタイムキーワードの要求と同時に送信した会員コードと関連付けてキーワード部3313に記憶する。
【0043】
第1キーワード送信部303は、発行したワンタイムキーワードを、情報端末1に送信する。
【0044】
特典情報送信部304は、注文端末5から受信したワンタイムキーワードに基づいて抽出されたクーポン情報を、ワンタイムキーワードを送信した注文端末5に送信する。具体的には、特典情報送信部304は、注文端末5からワンタイムキーワードと注文端末5を特定する端末コードを受信すると、当該ワンタイムキーワードに関連する会員コードを特定する。そして特典情報送信部304は、特定した会員コードに関連付けられたクーポンコードに基づいて、特典情報部342に記憶されているクーポン情報を抽出し、端末コードで特定される注文端末5に送信する。
【0045】
また、システム10における注文端末5の制御部500は、ROM52やメモリ部54に記憶されRAM53に展開された制御プログラムに従うことで、音声認識部501、第2キーワード送信部502、特典表示部503として機能する。
【0046】
音声認識部501は、マイク59に入力された音声に基づいてワンタイムキーワードを認識する。具体的には、音声認識部501は、マイク59に入力されたワンタイムキーワードに係る音声を解析して、ワンタイムキーワードを認識する。
【0047】
第2キーワード送信部502は、入力されたワンタイムキーワードをサーバ3に送信する。具体的には、第2キーワード送信部502は、音声認識部501が認識したワンタイムキーワードをサーバ3に送信する。
【0048】
特典表示部503は、サーバ3から受信したクーポン情報を指定可能に表示部58に表示する。顧客は、表示部58に表示されたクーポン情報を指定して使用する。
【0049】
ここからは、情報端末1の制御について説明する。図8は、情報端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、情報端末1の制御部100は、店舗が指定されたかを判断する(S11)。店舗の指定は、例えば、リスト表示された複数の店舗から一つの店舗を特定することで行う。店舗が指定されたと判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、指定された店舗で使用可能なクーポンのクーポン情報を表示する(S12)。
【0050】
図9に、S12で表示されたクーポン情報の一例を示す。情報端末1の表示部18には、選択した店舗で使用可能なクーポンC1が表示される。また、表示部18には、クーポンを特定するクーポンコードC2(図9では「18」の番号)、クーポン情報を含むバーコード等のコードシンボルC3が表示される。また、表示部18には、ワンタイムキーワードの発行をサーバ3に要求する際に操作するキーワードキー171が表示される。指定された店舗で使用可能なクーポンのクーポン情報は、例えばリストとして一覧表示され、その中から指定されたクーポンのクーポン情報が図9のように表示される。
【0051】
図8の説明に戻る。次に制御部100は、指定された店舗で使用可能なクーポンから、顧客が使用する可能性があるクーポンが指定されたかを判断する(S13)顧客は、一覧表示されたクーポンの中から、店舗で使用する可能性があるクーポンを指定する。店舗で使用する可能性があるクーポンを指定するまで待機し(S13のNo)、店舗で使用する可能性があるクーポンを指定したと判断した場合には(S13のYes)、制御部100は、指定したクーポンを特定するクーポンコードと、会員コードをサーバ3に送信する(S14)。そして制御部100は、S11に戻る。
【0052】
また、店舗の指定ではないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、キーワードキー171が操作されたかを判断する(S21)。キーワードキー171が操作されたと判断した場合には(S21のYes)、キーワード要求部101は、サーバ3に対してワンタイムキーワードの発行を要求する信号と会員コードを送信する(S22)。次に制御部100は、サーバ3からワンタイムキーワードを受信したかを判断する(S23)。サーバ3からワンタイムキーワードを受信するまで待機し(S23のNo)、サーバ3からワンタイムキーワードを受信したと判断した場合には(S23のYes)、キーワード表示部102は、サーバ3によって発行されたワンタイムキーワードを表示部18に表示する(S24)。そして制御部100は、S11に戻る。
【0053】
図10に、S24において表示部18に表示されたワンタイムキーワードの一例を示す。図10に示すように、表示部18には、ワンタイムキーワードC4が表示される。ワンタイムキーワードC4は、後述するS43において、会員コードと関連付けされるため、会員を特定するキーワードである。また、表示部18には、ワンタイムキーワードC4を注文端末5に音声入力することを促すメッセージC5が表示される。
【0054】
次に、サーバ3の制御について説明する。図11は、サーバ3の制御処理の流れを示すフローチャートである。図11に示すように、サーバ3の制御部300は、情報端末1からクーポンコードと会員コードを受信したかを判断する(S31)。情報端末1からクーポンコードと会員コードを受信したと判断した場合には(S31のYes)、制御部300は、受信した会員コードを会員コード部3311に記憶する(S32)。また、制御部300は、受信したクーポンコードを、会員コード部3311に記憶した会員コードに関連付けてクーポンコード部3312に記憶する(S32)。クーポンコード部3312には、会員コードとともに受信したすべてのクーポンコードが記憶される。そして制御部300は、S31に戻る。
【0055】
また、クーポンコードと会員コードの受信ではないと判断した場合には(S31のNo)、制御部300は、情報端末1からキーワードを要求する信号と会員コードを受信したかを判断する(S41)。情報端末1からキーワードを要求する信号と会員コードを受信したと判断した場合には(S41のYes)、キーワード発行部301は、情報端末1からの要求に応じてワンタイムキーワードを発行する(S42)。
【0056】
次に、関連付け部302は、発行したワンタイムキーワードを、受信した会員コードに関連付けてキーワード部3313に記憶することで、発行したワンタイムキーワードを会員コードと関連付ける(S43)。そして、第1キーワード送信部303は、発行したワンタイムキーワードを、ワンタイムキーワードの発行の要求があった情報端末1に送信する(S44)。次に制御部300は、タイマ41を起動する(S45)。そして制御部300は、S31に戻る。
【0057】
また、情報端末1からのキーワードを要求する信号と会員コードの受信ではないと判断した場合には(S41のNo)、制御部300は、注文端末5からワンタイムキーワードと端末コードを受信したかを判断する(S51)。注文端末5からワンタイムキーワードと端末コードを受信したと判断した場合には(S51のYes)、制御部300は、タイマ41がS45で起動してから所定時間(例えば5分)が経過したかを判断する(S52)。所定時間を経過していないと判断した場合には(S52のNo)、特典情報送信部304は、受信したワンタイムキーワードに基づいて抽出したクーポン情報を、受信した端末コードで特定される注文端末5に送信する(S53)。そして制御部300は、クーポン情報の送信に関与した関連付け部331の会員コード、クーポンコード、ワンタイムキーワードをクリアする(S54)。
【0058】
一方、タイマ41がS45で起動してから所定時間が経過したと判断した場合には(S52のYes)、エラー情報を受信した端末コードで特定される注文端末5に送信する(S55)。実施形態では、サーバ3がワンタイムキーワードを送付してから所定時間以内に注文端末5からワンタイムキーワードを受信しない場合には、クーポンの送付を行わない。これは、クーポンを配信する上でのセキュリティを維持するためである。すなわち、顧客が、S14においてクーポンコードを送信し、そのまま注文端末5からワンタイムキーワードの送信を行わない場合、会員コード、クーポンコード、ワンタイムキーワードを関連づけたままずっと記憶することを避けるためである。顧客がクーポンを使用したい場合、情報端末1がワンタイムキーワードを表示してから、所定時間以内に注文端末5からワンタイムキーワードをサーバ3に送信する必要がある。
【0059】
ここからは、注文端末5の制御について説明する。図12は、注文端末5の制御処理の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、注文端末5の制御部500は、表示部58に初期画面を表示している(S61)。図13に、S61で表示される初期画面の一例を示す。図13に示すように、注文端末5の表示部58には、顧客が注文する商品を選択するメニューD1、ワンタイムキーワードを音声入力することを促すメッセージD2、注文する商品を発注する注文送信キー571、ワンタイムキーワードを音声入力し、クーポンを取得する際に使用するクーポン登録キー572を表示する。
【0060】
図12の説明に戻る。次に制御部500は、クーポン登録キー572が操作されたかを判断する(S62)。クーポン登録キー572が操作されたと判断した場合には(S62のYes)、制御部500は、音声の認識中の画面を表示し、音声の入力を待つ(S63)。
【0061】
図14に、S63における音声の認識中の画面の一例を示す。図14に示すように、表示部58には、音声の認識中であること、音声入力を促すメッセージD3が表示される。顧客は、メッセージD3が表示されている間に、音声にてワンタイムキーワードをマイク59に向けて喋ることで、ワンタイムキーワードを入力する。
【0062】
図12の説明に戻る。制御部500は、マイク59から音声が入力されたかを判断する(S64)。マイク59から音声が入力されたと判断した場合には(S64のYes)、音声認識部501は、マイク59に入力された音声に基づいてワンタイムキーワードを認識する。(S65)。制御部500は、認識したワンタイムキーワードをキーワード記憶部531に記憶する。そして、第2キーワード送信部502は、キーワード記憶部531に記憶されたワンタイムキーワードと注文端末5を特定する端末コードをサーバ3に送信する(S66)。そして制御部500は、S61に戻る。なお、マイク59から音声が入力されていない間は(S64のNo)、制御部500はS63に戻り、音声の認識中の画面を表示し続ける。
【0063】
また、クーポン登録キー572の操作ではないと判断した場合には(S62のNo)、制御部500は、サーバ3からクーポン情報を受信したかを判断する(S71)。サーバ3からクーポン情報を受信したと判断した場合には(S71のYes)、特典表示部503は、受信したクーポン情報を指定可能に表示部58に表示する(S72)。そして制御部500は、S61に戻る。
【0064】
図15に、表示部58に表示したクーポン情報の一例を示す。図15に示すように、表示部58には、一例として、「100円引き」のクーポン情報D41と、「ドリンクバー無料」のクーポン情報D42が表示されている。顧客は、当該店舗で使用可能な2種類のクーポンをS13で指定しており、その結果として、当該クーポンに係る2種類のクーポン情報がクーポン情報D41とクーポン情報D42として表示される。
【0065】
また、表示部58には、クーポン情報D41に対応付けてキーD51が表示され、クーポン情報D42に対応付けてキーD52が表示される。キーD51は、クーポン情報D41に係るクーポンを使用することを指定するキーである。キーD52は、クーポン情報D42に係るクーポンを使用することを指定するキーである。顧客は、クーポン情報D41に係るクーポンを使用する場合には、キーD51を操作する。また、顧客は、クーポン情報D42に係るクーポンを使用する場合には、キーD52を操作する。
【0066】
図12の説明に戻る。また、サーバ3からのクーポン情報の受信ではないと判断した場合には(S71のNo)、制御部500は、注文送信キー571が操作されたかを判断する(S81)。注文送信キー571が操作されたと判断した場合には(S81のYes)、制御部500は、クーポンが指定されているかを判断する(S82)。クーポンが指定されていると判断した場合には(S82のYes)、制御部500は、指定されたクーポンのクーポン情報を商品の注文情報とともにステーションサーバに送信する(S83)。そして制御部500は、S61に戻る。また、クーポンが指定されていないと判断した場合には(S82のNo)、制御部500は、商品の注文情報のみをステーションサーバに送信する(S84)。そして制御部500は、S61に戻る。
【0067】
なお、注文送信キー571の操作ではないと判断した場合には(S81のNo)、制御部500は、S61に戻る。
【0068】
このような実施形態のシステム10によれば、サーバ3は、会員コードとクーポンコードとを関連付けて記憶する特典情報部342と、情報端末1からの要求に応じてキーワードを発行するキーワード発行部301と、発行したワンタイムキーワードを会員特定情報と関連付ける関連付け部302と、発行したワンタイムキーワードを情報端末1に送信する第1キーワード送信部303と、注文端末5から受信したワンタイムキーワードに基づいて抽出されたクーポン情報を、ワンタイムキーワードを送信した注文端末5に送信する特典情報送信部304と、を備え、情報端末1は、サーバ3に対してワンタイムキーワードの発行を要求するキーワード要求部101と、発行されたワンタイムキーワードを表示するキーワード表示部102、を備え、注文端末5は、入力されたワンタイムキーワードをサーバ3に送信する第2キーワード送信部502と、サーバ3から受信したクーポン情報を指定可能に表示する特典表示部503と、を備える。そのため、顧客は、商品を注文する際に、注文端末5に表示されたクーポン情報に基づいて使用するクーポンを指定する。したがって、店員に負担をかけずにクーポンを使用することが可能となる。
【0069】
また、このような実施形態のサーバ3によれば、会員を特定する会員特定情報と特典を特定する特典特定情報とを関連付けて記憶する特典情報部342と、情報端末1からの要求に応じてワンタイムキーワードを発行するキーワード発行部301と、発行したワンタイムキーワードを前記会員特定情報と関連付ける関連付け部302と、発行したワンタイムキーワードを情報端末1に送信する第1キーワード送信部303と、注文端末5から受信したワンタイムキーワードに基づいて抽出されたクーポン情報を、ワンタイムキーワードを送信した注文端末5に表示可能に送信する特典情報送信部304と、を備える。そのため、顧客は、商品を注文する際に、注文端末5に表示されたクーポン情報に基づいて使用するクーポンを指定することが可能となる。したがって、店員に負担をかけずにクーポンを使用することが可能となる。
【0070】
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0071】
例えば、実施形態では、情報端末1において店舗を指定し、当該店舗で使用可能なクーポンを予め絞り込んだ。しかしながらこれに限らず、顧客は、情報端末1において店舗を指定せずに使用したいクーポンを指定し、注文端末5がサーバ3にワンタイムキーワードを送信する際に、端末コードとともに当該注文端末5が設置されている店舗を特定する店舗コードを送信するようにし、サーバ3は、クーポンコード部3312に記憶されているクーポンコードから、当該店舗コードで特定されるクーポンコードに対応したクーポン情報を抽出して、注文端末5に送信するようにしてもよい。
【0072】
また、実施形態では、注文端末5は、店舗内のテーブルに載置されているものとした。しかしながらこれに限らず、注文端末5は、店舗内のテーブル以外の場所に載置されていてもよい。
【0073】
また、実施形態では、特典情報の一例としてクーポン情報を用いて説明した。しかしながらこれに限らず、特典情報は、例えば、ポイントの付与や景品の提供のように、顧客に対する特典の情報であればよい。
【0074】
また、実施形態では、情報端末1に表示されたワンタイムキーワードを音声入力で注文端末5に入力するようにした。しかしながらこれに限らず、情報端末1に表示されたワンタイムキーワードを、例えば注文端末5のキーボードを使用して入力するように、音声以外の手段を使用して入力するようにしてもよい。
【0075】
また、実施形態では、注文端末5は、飲食をする店舗で使用可能なクーポンを指定可能に表示するようにした。しかしながらこれに限らず、注文端末5は、会員が使用可能なクーポンであれば、飲食をする店舗で使用可能なクーポンと、飲食をする店舗で使用可能なクーポン以外のクーポンを共に表示するようにしてもよい。
【0076】
なお、実施形態のサーバ3で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0077】
また、実施形態のサーバ3で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態のサーバ3で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0078】
また、実施形態のサーバ3で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【符号の説明】
【0079】
1 情報端末
3 サーバ
5 注文端末
10 システム
11 CPU
18 表示部
31 CPU
37 操作部
38 表示部
41 タイマ
51 CPU
57 操作部
58 表示部
59 マイク
100 制御部
101 キーワード要求部
102 キーワード表示部
131 クーポン記憶部
132 キーワード記憶部
171 キーワードキー
300 制御部
301 キーワード発行部
302 関連付け部
303 第1キーワード送信部
304 特典情報送信部
331 記憶部
342 特典情報部
500 制御部
501 音声認識部
502 第2キーワード送信部
503 特典表示部
531 キーワード記憶部
532 クーポン記憶部
571 注文送信キー
572 クーポン登録キー
C4 ワンタイムキーワード
【先行技術文献】
【特許文献】
【0080】
【文献】特開2002-259788号公報
図1
図2
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