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  • 特許-親株栽培装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-08
(45)【発行日】2023-11-16
(54)【発明の名称】親株栽培装置
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/02 20180101AFI20231109BHJP
   A01G 9/00 20180101ALI20231109BHJP
   A01G 22/05 20180101ALI20231109BHJP
【FI】
A01G9/02 101W
A01G9/00 Z
A01G22/05 A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020152761
(22)【出願日】2020-09-11
(65)【公開番号】P2022047054
(43)【公開日】2022-03-24
【審査請求日】2023-04-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000166432
【氏名又は名称】戸田建設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090387
【弁理士】
【氏名又は名称】布施 行夫
(74)【代理人】
【識別番号】100090398
【弁理士】
【氏名又は名称】大渕 美千栄
(72)【発明者】
【氏名】田中 徹
(72)【発明者】
【氏名】中島 広志
(72)【発明者】
【氏名】冨貴 丈宏
(72)【発明者】
【氏名】三浦 玄太
(72)【発明者】
【氏名】長幡 逸佳
【審査官】大澤 元成
(56)【参考文献】
【文献】特開平9-023742(JP,A)
【文献】特開平6-062671(JP,A)
【文献】特開平10-014406(JP,A)
【文献】特開2003-061474(JP,A)
【文献】特開平10-052171(JP,A)
【文献】特開2005-237371(JP,A)
【文献】特開平10-178906(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01G 9/00- 9/08
A01G 22/05
A01G 31/00-31/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
いちごの親株を一株ごとに栽培する容器の周囲に配置され、かつ、開口する上端が前記容器内の培土上面より高い位置にある筒状の側壁と、
前記側壁の内面に形成された光反射面と、
前記側壁を前記上端から下方へ向かって切り欠く切欠き部と、
前記側壁より外側にあって前記切欠き部に対応する位置に配置されたランナー支持部と、
を備え、
前記切欠き部は、前記親株から延びる複数のランナーが通過可能な幅を有し、
前記ランナー支持部は、前記側壁に固定されると共に、少なくとも1本の前記ランナーを支持する支持溝を複数備えることを特徴とする、親株栽培装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記側壁は、前記培土上面より高い位置に形成された横長のスリットをさらに備え、
前記スリットは、略水平方向へ延びるかん水チューブを挿通可能であることを特徴とする、親株栽培装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
前記側壁は、横断面が円形で下端が開口することを特徴とする、親株栽培装置。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれか一項において、
前記側壁は、互いに間隔を空けて配置された鉛直方向に延びる複数の支柱と、前記複数の支柱に固定された略水平方向に延びる少なくとも2本の枠と、2本の前記枠に固定されて筒状に形成された光反射シートとで構成され、
前記ランナー支持部は、前記複数の支柱または前記枠に一端が固定された一対の連結腕の他端に固定され、
前記支柱、前記枠及び前記連結腕は、金属製または合成樹脂製であることを特徴とする、親株栽培装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、いちごの親株を栽培する親株栽培装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、野菜や果物などを植物工場で栽培し、例えばいちごの安定した生産が実現している。このような植物工場では、限られた空間を効率的に活用する必要がある。そのため、植物工場におけるいちごの親株の栽培間隔は、ビニールハウス等における栽培間隔よりも狭くなる傾向がある。
【0003】
一方、ビニールハウス等で栽培されるいちごの親株は、長尺で断面半円筒状のプラスチックシート等の栽培床に例えば50cm~60cm間隔で植えられることが一般的である。例えば、特許文献1では、上方に配置された長尺の栽培床に親株を植えるとともに、下方に配置された長尺の半円筒形状の桶に子株を植える子株栽培装置が提案されている。この子株栽培装置は、子株が栽培される半円筒形状の桶の縁に、桶の長手方向に沿って親株や子株から派生するランナーを支持するランナー支持部を設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平10-52171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、植物工場において特許文献1の長尺の栽培床を採用すると、空間効率を重視するため親株の栽培間隔が例えば15cm程度に狭くなり、その結果、隣接する親株の葉やランナーが絡まりやすくなる。そして、絡まった葉やランナーを整理する作業は多大な労力を必要とし、また、葉が絡まることにより光が当たらなくなった葉やランナーの生育不良も問題となる。
【0006】
そこで、本発明は、親株から発生する葉やランナーを絡まりにくくする親株栽培装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
【0008】
[1]本発明に係る親株栽培装置の一態様は、
いちごの親株を一株ごとに栽培する容器の周囲に配置され、かつ、開口する上端が前記容器内の培土上面より高い位置にある筒状の側壁と、
前記側壁の内面に形成された光反射面と、
前記側壁を前記上端から下方へ向かって切り欠く切欠き部と、
前記側壁より外側にあって前記切欠き部に対応する位置に配置されたランナー支持部と、
を備え、
前記切欠き部は、前記親株から延びる複数のランナーが通過可能な幅を有し、
前記ランナー支持部は、前記側壁に固定されると共に、少なくとも1本の前記ランナーを支持する支持溝を複数備えることを特徴とする。
【0009】
[2]前記親株栽培装置の一態様において、
前記側壁は、前記培土上面より高い位置に形成された横長のスリットをさらに備え、
前記スリットは、略水平方向へ延びるかん水チューブを挿通可能とすることができる。
【0010】
[3]前記親株栽培装置の一態様において、
前記側壁は、横断面が円形で下端が開口することができる。
【0011】
[4]前記親株栽培装置の一態様において、
前記側壁は、互いに間隔を空けて配置された鉛直方向に延びる複数の支柱と、前記複数の支柱に固定された略水平方向に延びる少なくとも2本の枠と、2本の前記枠に固定されて筒状に形成された光反射シートとで構成され、
前記ランナー支持部は、前記複数の支柱または前記枠に一端が固定された一対の連結腕の他端に固定され、
前記支柱、前記枠及び前記連結腕は、金属製または合成樹脂製とすることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る親株栽培装置によれば、隣接する親株から発生した葉やランナーの侵入を側壁で抑制することにより絡まりにくくなるため、葉やランナーを整理する労力を削減すると共に、絡み合う葉やランナーによる親株の生育不良を改善して生産性を向上することができる。また、本発明に係る親株栽培装置によれば、切り欠き部とランナー支持部によりランナーを整理しやすくなるため、労力を削減できる。さらに、本発明に係る親株栽培装置によれば、光反射面により親株の生育を促進できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態に係る親株栽培装置の斜視図である。
図2】本実施形態に係る親株栽培装置の縦断面図である。
図3】変形例に係る親株栽培装置の斜視図である。
図4】変形例に係る親株栽培装置のランナー支持部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0015】
本発明の一実施形態に係る親株栽培装置は、いちごの親株を一株ごとに栽培する容器の周囲に配置され、かつ、開口する上端が前記容器内の培土上面より高い位置にある筒状の側壁と、前記側壁の内面に形成された光反射面と、前記側壁を前記上端から下方へ向かって切り欠く切欠き部と、前記側壁より外側にあって前記切欠き部に対応する位置に配置されたランナー支持部と、を備え、前記切欠き部は、前記親株から延びる複数のランナーが通過可能な幅を有し、前記ランナー支持部は、前記側壁に固定されると共に、少なくとも1本の前記ランナーを支持する支持溝を複数備えることを特徴とする。
【0016】
1.親株栽培装置
図1及び図2を用いて、本実施形態に係る親株栽培装置10について説明する。図1は本実施形態に係る親株栽培装置10の斜視図であり、図2は本実施形態に係る親株栽培装置10の縦断面図である。図2には、親株栽培装置10の中に容器30及び親株40を合わせて示す。
【0017】
図1及び図2に示すように、親株栽培装置10は、筒状の側壁12と、側壁12の内面
124に形成された光反射面と、側壁12を上端120から下方へ向かって切り欠く切欠き部126と、側壁12より外側にあって切欠き部126に対応する位置に配置されたランナー支持部20と、を備える。
【0018】
親株栽培装置10は、特に植物工場においていちごの親株40を栽培するのに用いられる。通常、親株40からは複数のランナー42が成長する。ランナー42は、親株40の根元から延びる蔓状の茎であり、それぞれのランナー42の先端には図示しない子株が発生する。
【0019】
側壁12は、筒状であり、いちごの親株40を一株ごとに栽培する容器30の周囲に配置され、かつ、開口する上端120が容器30内の培土上面34より高い位置にある。側壁12の上端120が培土上面34より例えば15cm以上高い位置にあることで、隣接する親株40の葉やランナー42が側壁12の内側へ入り込みすることを抑制できる。逆に側壁12の上端120が培土上面34より例えば25cm以下高い位置にあることで、上方に配置されるLED光源からの光の入射を大きく妨げることがない。
【0020】
側壁12の内径は、内側に配置する容器30の外径よりも大きく、親株40に必要な葉の生育を妨げない程度に設定されることが好ましい。植物工場における親株40の栽培間隔を考慮すると、側壁12の内径は、例えば20cm~25cmであることが好ましい。側壁12が筒状であることにより、一株の親株40が植えられた容器30の外周を側壁12で囲むことができる。側壁12は、例えば横断面が円形で上端120及び下端122が開口する。なお、側壁12の外形は、円筒形状に限定されるものではない。下端122は、底部によって閉塞されてもよい。また、「筒状」とは、略筒状の外形を含むものであり、本実施形態のように切欠き部126を有して不連続であってもよい。
【0021】
側壁12は、培土上面34より高い位置に形成された横長のスリット128をさらに備えることができる。スリット128は、略水平方向へ延びるかん水チューブ50を挿通可能である。親株40の栽培には培土上面34へのかん水の供給が必要であり、植物工場における空間有効利用のため並べて配置された複数の容器30へかん水チューブ50により水を供給することが望ましい。かん水チューブ50は、培土上面34より高い位置に配置される。スリット128がかん水チューブ50を挿通可能であることにより、培土上面34よりも高い側壁12があっても培土32へ水を供給できる。スリット128は、側壁12の横断面の半分程度まで形成されることが好ましい。かん水チューブ50を容器30の中心付近にある親株40の根元付近まで挿入することができるからである。
【0022】
側壁12を構成する部材に制限はないが、例えば図1及び図2に示すように、側壁12は、互いに間隔を空けて配置された鉛直方向に延びる複数の支柱14と、複数の支柱14に固定された略水平方向に延びる少なくとも2本の枠である上枠16及び下枠18と、2本の枠に固定されて筒状に形成された光反射シート13とで構成される。支柱14、枠である上枠16及び下枠18、及び後述する連結腕24は、親株40の葉やランナー42成長により破壊されない程度の強度を少なくとも有することが好ましく、例えば金属製または合成樹脂製である。複数の支柱14は、側壁12の外周上に間隔を空けて配置される。スリット128の上下に間隔を空けて配置された上枠16と下枠18が複数の支柱14を結ぶように固定される。スリット128に対するかん水チューブ50の挿入を妨げないようにスリット128を避けて支柱14が配置される。光反射シート13は、柔軟であるので、上枠16及び下枠18に例えば両面テープ等で固定されることで筒状の外形を保つことができる。光反射シート13は、さらに支柱14に固定されてもよい。
【0023】
容器30は、内部に培土32が充填され、その培土32に一株の親株40が植えられて栽培される。容器30は、例えば略円筒状の外形を有する、公知の合成樹脂製の育苗ポッ
トを採用できる。培土32としては、いちごの生育に用いられる公知の培土であればよく、例えば土、砂、ロックウール等を用いることができる。
【0024】
側壁12の内面124は、光反射面として形成される。内面124が光反射面であることで、親株40の上方から照射される光を親株40側へ反射する。親株40は、上方から照射される光に加えて、光反射面で反射した光により親株40の葉が光合成して生育を促進する。光反射面としては、例えば光の反射率が90%以上とすることが好ましい。
【0025】
切欠き部126は、筒状の側壁12の一部を上端120から下方へ向かって切り欠くように形成される。本実施形態における切欠き部126は、下端122まで延びて側壁12を分断しているが、ランナー42が切欠き部126からまとまって外側へ出られるようにすればよいので、必ずしも下端122まで形成される必要はない。
【0026】
切欠き部126は、親株40から延びる複数のランナー42が通過可能な幅Wを有する。切欠き部126は、側壁12内に配置された親株40に対して、隣接する親株40の並ぶ方向に直交する方向に配置されることが好ましい。複数のランナー42を切欠き部126にまとめることができるので、ランナー42を整理しやすく、隣の親株40の葉やランナー42と絡まりにくい。
【0027】
切欠き部126は、子株を栽培する位置に合わせて例えば2か所に設けられてもよい。
【0028】
ランナー支持部20は、側壁12より外側にあって切欠き部126に対応する位置に配置され、切欠き部126から外に出したランナー42を支持する。ランナー支持部20が側壁12の外側にあることによって、側壁12から外へ延びるランナー42を整理しやすい。ランナー支持部20が側壁12から離れた位置、例えば20cm~30cm離れた位置にあることにより、ランナー42同士の絡み合いを効率よく防止できる。ランナー支持部20を切欠き部126に対応する位置に配置することにより、切欠き部126から出したランナー42を効率よく支持することができる。
【0029】
ランナー支持部20は、側壁12に固定されると共に、少なくとも1本のランナー42を支持する支持溝22を複数備える。ランナー支持部20が側壁12に固定されることにより、親株40に対するランナー支持部20の位置を容易に設定することができる。また、1本ずつランナー42を支持できる支持溝22を複数備えることにより、複数のランナー42の絡み合いを抑制することができる。支持溝22は、V字状の溝であるが、これに限らず支持溝22の上方からランナー42を入れることができれば他の形状であってもよい。支持溝22の深さは、ランナー42のうねりを考慮して、3cm以上あることが好ましい。
【0030】
ランナー支持部20は、側壁12の一部、例えば複数の支柱14または枠(上枠16または下枠18)に一端24aが固定された一対の連結腕24の他端24bに固定される。連結腕24は、上枠16に設けられた連結部26に対し一端24aが例えば回転自在に固定される。連結腕24が連結部26を中心に回転できれば、親株栽培装置10の設置時やメンテナンス時にかん水チューブ50をスリット128に出し入れすることが容易となる。連結部26は、かん水チューブ50をスリット128に対し出し入れを容易とするためにスリット128よりも上にあることが好ましい。
【0031】
2.変形例
図3及び図4を用いて、変形例に係る親株栽培装置100について説明する。図3は、変形例に係る親株栽培装置100の斜視図であり、図4は、変形例に係る親株栽培装置100のランナー支持部20aの斜視図である。図3ではランナー支持部20aを省略して
示し、図4では側壁12aを省略して示す。なお、上述した親株栽培装置10と同じ部材については同じ符号を用いて説明を省略する。
【0032】
図3に示すように、親株栽培装置100は、側壁12aの横断面が四角形である。横断面が四角形であることにより、隣接する親株栽培装置100を直線状に並べやすい。
【0033】
側壁12aは、光反射シート13よりも剛性の高い材質で構成され、例えば金属製や合成樹脂製である。内面124を光反射面とするため、反射率の高い金属製であることができる。合成樹脂製の場合には、内面124に光反射フィルムを貼り付けてもよいし、金属膜を蒸着してもよい。
【0034】
切欠き部126aは、上端120から下方へ向かって延びるが、下端122までは至っていない。切欠き部126aは、ランナー42を通すことができればよいので、例えばスリット128より上の位置まで延びていればよい。
【0035】
連結腕24の両端には貫通孔が形成され、一端24aは側壁12の上端付近から外方へ突出する連結部26のピンを貫通孔に通して回転可能に固定され、他端24bは後述するランナー支持部20aに固定される。
【0036】
図4に示すように、ランナー支持部20aは、薄板状であり、複数のU字状の支持溝22aが形成される。図4ではランナー42の配置を説明するために、容器30と側壁12は省略したが、親株40及びランナー42を模式的に示す。支持溝22の幅は、ランナー42の直径よりも幅広である。U字状とすることにより、ランナー42が支持溝22に接触して傷つくことを防止できる。支持溝22の数は、4つに限定されるものではない。
【0037】
ランナー支持部20aの左右両端からはピン27が突出し、図3に示した連結腕24の他端24bの貫通孔にピン27を挿通させることができる。連結部26を中心に連結腕24を上下させても、ランナー支持部20がピン27を中心に回転可能であるためランナー42に過度な負荷を与えることがない。
【0038】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
【符号の説明】
【0039】
10,100…親株栽培装置、12,12a…側壁、120…上端、122…下端、124…内面、126,126a…切欠き部、128…スリット、13…光反射シート、14…支柱、16…上枠、18…下枠、20,20a…ランナー支持部、22,22a…支持溝、24…連結腕、26…連結部、27…ピン、30…容器、32…培土、34…培土上面、40…親株、42…ランナー、50…かん水チューブ、W…幅
図1
図2
図3
図4