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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-13
(45)【発行日】2023-11-21
(54)【発明の名称】椅子
(51)【国際特許分類】
   A47D 1/04 20060101AFI20231114BHJP
   A47C 7/16 20060101ALI20231114BHJP
   A47C 7/42 20060101ALI20231114BHJP
   A47C 3/04 20060101ALN20231114BHJP
【FI】
A47D1/04
A47C7/16
A47C7/42
A47C3/04
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2021122003
(22)【出願日】2021-07-26
(65)【公開番号】P2022033704
(43)【公開日】2022-03-02
【審査請求日】2021-07-26
(31)【優先権主張番号】202010825403.5
(32)【優先日】2020-08-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520093322
【氏名又は名称】東莞康貝童車玩具有限公司
【氏名又は名称原語表記】DONGGUAN COMBI STROLLER & TOY CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100127465
【弁理士】
【氏名又は名称】堀田 幸裕
(72)【発明者】
【氏名】浅野 順一
(72)【発明者】
【氏名】▲細▼谷 周史
【審査官】井出 和水
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第03285660(US,A)
【文献】英国特許出願公開第02459115(GB,A)
【文献】登録実用新案第3191949(JP,U)
【文献】特開2019-180971(JP,A)
【文献】実公昭48-017139(JP,Y1)
【文献】特開2014-023822(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0279799(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2011/0181084(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47D 1/00 - A47C 15/025
A47C 7/00 - A47C 7/74
A47C 3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
椅子であって、
第1座面部と、
前記第1座面部に対向して設置される第2座面部と、
前記第1座面部と前記第2座面部を連結する連結部と、
背もたれ回転係止バーを有し、前記第1座面部および前記第2座面部に取り付け可能な背もたれと、を備え、
前記第1座面部は、座部および背部を有し、前記第2座面部は、座部および背部を有し、
前記第1座面部及び前記第2座面部は、座部の前端部のみにおいて、前記連結部を介して互いに連結され、
前記第1座面部の背部に第1位置決め孔が設けられ、前記第1位置決め孔に前記背もたれ回転係止バーを挿入させてから回転させることにより前記背もたれは前記第1座面部に係止され、
前記第2座面部の背部に第2位置決め孔が設けられ、前記第2位置決め孔に前記背もたれ回転係止バーを挿入させてから回転させることにより前記背もたれは前記第2座面部に係止され、
前記第1座面部の高さは、前記第2座面部の高さよりも高くなり、
前記背もたれは、
背もたれラッチフックが設けられた背もたれ本体と、
前記背もたれ本体に連結されかつ前記背もたれラッチフックの下方に位置する背もたれ固定部と、を有し、
前記背もたれ回転係止バーは、前記背もたれ固定部に設けられ、
前記ラッチフックは、前記第1位置決め孔の上方に位置する前記第1座面部の縁部によって構成された第1フック受け部に嵌め込み可能であり、
前記ラッチフックを前記第1フック受け部に嵌め込んだ状態で、前記背もたれ回転係止バーを前記第1位置決め孔に挿入して回転させることにより、前記背もたれは前記第1座面部に係止され、
前記ラッチフックは、前記第2位置決め孔の上方に位置する前記第2座面部の縁部によって構成された第2フック受け部に嵌め込み可能であり、
前記ラッチフックを前記第2フック受け部に嵌め込んだ状態で、前記背もたれ回転係止バーを前記第2位置決め孔に挿入して回転させることにより、前記背もたれは前記第2座面部に係止される、椅子。
【請求項2】
前記第1座面部の高さは、170~200mmであり、
前記第2座面部の高さは、140~160mmであることを特徴とする請求項に記載の椅子。
【請求項3】
全体の材質がプラスチックであることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子。
【請求項4】
前記第1座面部及び前記第2座面部の間の空間は、両側方に開口し且つ後方にも開口し、前記第1座面部及び前記第2座面部の間の空間の上下方向への長さは、前側から後側に向けて、しだいに長くなることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
【請求項5】
椅子であって、
前記第1座面部、前記第2座面部、及び前記連結部に両側方から接続した一対の側板部をさらに備え、
各側板部は、上下方向に互いに対向する第1縁部及び第2縁部と、前記第1縁部及び前記第2縁部の間に位置する第3縁部と、を有し、
前記第3縁部は、前記第1縁部の前方端及び前記第2縁部の前方端と接続して、前方縁を形成し、
前記第2縁部を設置面に設置させた状態で、前記第1座面部に着座でき、
前記第1縁部を前記設置面に設置させた状態で、前記第2座面部に着座でき、
前記第2縁部を前記設置面に設置させた状態における前記設置面から前記第1座面部までの高さは、前記第1縁部を前記設置面に設置させた状態における前記設置面から前記第2座面部までの高さより高くなる、請求項1に記載の椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家具技術領域に関し、特に、椅子に関する。
【背景技術】
【0002】
椅子は、よくある家具として、脚付家具の一種であり、一般的に、1つの座部、背もたれを含み、肘掛をさらに含むこともあり、通常、脚部により座部を床面より高くする。
【0003】
椅子は、一般的に、作業用椅子及びリラックス用椅子に分けられる。よくある作業用椅子としては、オフィスチェア、学校用椅子、ダイニングチェア、会議チェア、カウンターチェア、ゲーミングチェア、マニュキュアチェア等がある。よくあるリラックス用椅子としては、応接/会議チェア、カフェチェア、ソファ、イージーチェア、調節可能なリクライニングチェア、ハイバックチェア、マッサージチェア等がある。リラックス用椅子には、低年齢児用椅子が含まれる。
【0004】
低年齢児用椅子の構造は、通常の椅子と異なる。従来の椅子は、例えば特定の年齢の児童のみに適している椅子もあり、子供が大きくなったら新しい椅子に替える必要があるという問題が生じる。従来の椅子は、設計不具合により部品が露出し又は危険な隙間が生じて児童の安全を危険にさらしやすいという問題も生じ得た。このような従来技術の不具合を鑑みて、児童の成長につれて適用し続けることができるとともに、児童の安全を危険にさらすことなく、改良した椅子を提供することは、当業者が解決しようとする技術的問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の不具合を鑑みて、本発明の主な目的は、上下反転及び背もたれの固定により、児童の成長につれても適用し続けることができるとともに、児童の安全を危険にさらさない椅子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の第1実施形態の技術方案は以下通りである。椅子は、第1座面部と、前記第1座面部に対向して設置される第2座面部と、前記第1座面部と前記第2座面部を連結する連結部と、を備え、前記第1座面部の背部に、第1位置決め孔が設けられ、前記第2座面部の背部に、第2位置決め孔が設けられ、前記第1座面部の高さは、前記第2座面部の高さよりも高くなる。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る椅子によれば、児童の成長につれても適用し続けることができるとともに、児童の安全を危険にさらすことなく、収納が容易でかつ家庭環境に自然に溶け込む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1A】本発明の第1実施形態に係る椅子を示す図である。
図1B】本発明の第1実施形態に係る椅子を示す図である。
図2図1の椅子は上下反転していない場合の図である。
図3図1の椅子が上下反転した場合の図である。
図4A図1の椅子に背もたれが固定された場合及び背もたれが取り外された場合の図である。
図4B図1の椅子に背もたれが固定された場合及び背もたれが取り外された場合の図である。
図5】背もたれを示す図である。
図6A図1の椅子に背もたれが固定された場合の図である。
図6B図6Aの部分拡大図である。
図7A】背もたれが固定されていない椅子を積み重ねた場合の図である。
図7B】背もたれが固定されていない椅子を積み重ねた場合の図である。
図7C】背もたれが固定されていない椅子を積み重ねた場合の図である。
図8A】背もたれが固定された椅子を積み重ねた場合の図である。
図8B】背もたれが固定された椅子を積み重ねた場合の図である。
図8C】背もたれが固定された椅子を積み重ねた場合の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の目的、技術方案及び長所をより明確にするために、以下、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術方案について明確、完全に説明するが、説明される実施例は、本発明の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではないことが明らかである。本発明の実施例に基づき、当業者が創造性労働を経ることなく得られるすべての他の実施例は、何れも本発明が保護する範囲に属する。
【0010】
図1A図3に示すように、第1実施形態に係る椅子は、第1座面部1と、第2座面部2と、連結部3とを備える。第1座面部1は、第2座面部2に対向して設置され、連結部3は、第1座面部1と第2座面部2を連結する。第1座面部1は、座部および背部を有する。第2座面部2は、座部および背部を有する。椅子は、さらに、側板部5を有する。側板部5は、一対設けられている。一対の側板部5は、第1座面部1、第2座面部2および連結部3の両側方に位置している。各側板部5は、第1座面部1、第2座面部2および連結部3に側方から接続している。
【0011】
図2の高さh1は、第1座面部1の高さである。図3の高さh2は、第2座面部2の高さである。第2座面部2の高さh2が第1座面部1の高さh1よりも高くなっている。各側板部5は、上下方向に対向する第1縁部51及び第2縁部52と、第1縁部51及び第2縁部52の間に位置する第3縁部53を有する。第3縁部は、その両端において、第1縁部51の前方端及び第2縁部52の前方端と接続している。第3縁部53は、前方縁を形成している。第2座面部2の高さh2は、第1縁部51を床(設置面)に設置させて椅子を床に配置した状態での、床から第2座面部2の座部までの高さである。第1座面部1の高さh1は、第2縁部52を床(設置面)に設置させて椅子を床に配置した状態での、床から第1座面部1の座部までの高さとなる。
【0012】
第1座面部1の背部には、第1位置決め孔10が設けられる(図2を参照)。第1位置決め孔10の上方には、第1物置部(第1フック受け部)11が設けられることが好ましい。同様に、第1座面部1と類似して、第2座面部2の背部には、第2位置決め孔20が設けられる。第2位置決め孔20の下方には、第2物置部(第2フック受け部)21が設けられることが好ましい。本実施例では、第1物置部11及び第2物置部21がいずれも押込構造(嵌め込み構造)に形成される。
【0013】
図4A図6Bに示すように、椅子は、背もたれ4をさらに備える。背もたれ4は、背もたれ本体41と、背もたれ本体41に連結される背もたれラッチフック42と、背もたれ本体41に連結されかつ背もたれラッチフック42の下方に位置する背もたれ固定部43と、背もたれ固定部43に設けられかつ外方へ突出する背もたれ回転係止バー44と、を備える。
【0014】
図4A図6Bは、背もたれが第1座面部1に固定される過程を示す。背もたれラッチフック42は第1物置部11に係合され、背もたれは、背もたれ回転係止バー44を第1位置決め孔10に係入させてから回転させることにより第1座面部1に係止される。本実施例では、第1物置部11が押込構造(嵌め込み構造)に形成され、背もたれラッチフック42が前記押込構造(嵌め込み構造)に係入される(嵌め込まれる、噛み合わされる)。具体的には、図4Aに示すように、固定時には、背もたれラッチフック42が矢印方向に沿って下向きに係入され(嵌め込まれ)、背もたれ回転係止バー44が第1位置決め孔10に係入(挿入)される。一方、固定を解除する時には、図4Bに示すように、図4Aと全く逆の操作を実行し、矢印方向に沿って背もたれラッチフック42の係合を解除する。図6A及び図6Bに示すように、背もたれ回転係止バー44を第1位置決め孔10に係入(挿入)させてから回転させ、図示される状況では、矢印方向に沿って水平方向から垂直方向までに反時計方向に回転させるが、背もたれを第1座面部1に係止(固定)できるのであれば、図示された回転可能な回転係止バー44に限定されない。例えば、背もたれ回転係止バー44を回転せずに、背もたれ回転係止バー44を第1位置決め孔10内に係入(挿入)させることのみにより背もたれ本体41を第1座面部1に固定させてもよい。
【0015】
第1実施形態に係る椅子は上下反転可能なことにより年齢の異なる児童のニーズを満たすことができ、背もたれ4を第1座面部1または第2座面部2に対応して係止することもできる。背もたれ4と第2座面部2との係止形態は、背もたれ4と第1座面部1との係止形態と類似するため、ここでその説明を省略する。
【0016】
7ヶ月~6歳(72ヶ月)の児童に対しては、第1実施形態に係る椅子は以下通りの形態(表1)で様々なニーズを満たすことができる。
【0017】
【表1】
【0018】
このように、7ヶ月~1歳の児童に対しては、椅子が反転しないことにより低い座面(h1>h2)を保持し、児童の年齢が低くて背もたれ4の使用が必要となる。1歳~3歳の児童に対しては、1歳未満の時に比べて成長してきたので、椅子を反転させることにより高い座面(h1>h2)を保持し、児童の年齢が低くて背もたれ4の使用がまだ必要となる。3歳~6歳の児童に対しては、椅子を反転させることにより高い座面(h1>h2)を保持し、児童の年齢は快適さに応じて背もたれを適切に使用可能な年齢である。ここでは、高さh1は、170~200mmであることが好ましく、180mmであることがより好ましく、高さh2は、140~160mmであることが好ましく、150mmであることがより好ましい。こうすることで、乳幼児は抵抗なく自然かつ快適に椅子に座り、幼い頃から良い座り姿勢を身に付けることができる。椅子自体の占有床面積が十分であって安定かつ安全である。背もたれが乳幼児の背中をよりよく支え、取り外し可能であって高い位置と低い位置のいずれにも取り付けて使用可能である。乳幼児は椅子に座る場合に椅子の高さが適切であるため、膝が自然に曲がって足が床面に着床する。
【0019】
また、現代の家庭環境に自然に溶け込めるために、椅子の色はグレー、ライトグレー、オレンジ、ブルー、イエロー、ピンクのいずれかであることが好ましい。当然ながら、椅子については、他の適切な色を選んで使用してもよい。椅子全体の軽量化を実現するために、背もたれを含めて椅子全体の材質としては、環境配慮型プラスチックを用いることが好ましい。
【0020】
なお、図7A図7C及び図8A図8Cに示すように、椅子の本体部分は、円弧凹状に形成されることが好ましく、耐荷重性に優れ、安定かつ安全であるため、背もたれが固定されるかどうかにかかわらず、水平方向または垂直方向に複数の椅子を容易に積み重ねて収納することができ、収納スペースが小さく、幼稚園や遊び場などの公共場所に適用できる。
【0021】
図示された例において、第1座面部1及び第2座面部2は、前端部のみにおいて、連結部3を介して互いに連結されている。第1座面部1及び第2座面部2の間の空間は、両側方に開口し且つ後方にも開口している。第1座面部1及び第2座面部2の間の空間の上下方向への長さは、前側から後側に向けて、しだいに長くなる。したがって、一つの椅子の第1座面部1及び第2座面部2の間に、当該第1座面部1及び第2座面部2の後方から、他の椅子の連結部3を挿入することによって、他の椅子の連結部、第1座面部1及び第2座面部2が、一つの椅子の第1座面部1及び第2座面部2の間に配置されるようにして、図7A図8Cに示すように、一つの椅子及び他の椅子を重ねることができる。
【0022】
図示された例において、一対の側板部5の側方向(横方向)への間隔は、前側から後側に向けて、しだいに狭くなる。すなわち、一対の側板部5の側方向への間隔は、前端部において、後端部よりも、広くなっている。したがって、一つの椅子の第1座面部1及び第2座面部2の間に、当該第1座面部1及び第2座面部2の後方から、他の椅子の連結部3を挿入する際、他の椅子の一対の側板間に、一つの椅子の後端部が位置するようになる。つまり、他の椅子の一対の側板間に一つの椅子の後端部を挿入することによって、他の椅子の一対の側板間に、一つの椅子の一対の側板部5、第1座面部1及び第2座面部2が配置されるようにして、図7A~8Cに示すように、一つの椅子及び他の椅子を重ねることができる。
【0023】
上述したように、第1実施形態に係る椅子によれば、従来技術に比べて、児童の成長につれても適用し続けることができ、7ヶ月~6歳の児童は必要に応じて適切な形態でニーズを満たすことができるとともに、背もたれが係合により固定されるので、露出する部品と危険な隙間がなく、児童の安全を危険にさらすことなく、収納が容易でかつ家庭環境に自然に溶け込む。
【0024】
なお、本発明の各デバイスの実施形態に記載の各ユニットは論理ユニットであり、物理的には、1つの論理ユニットは1つの物理ユニットであってもよく、1つの物理ユニットの一部であってもよく、複数の物理ユニットの組合せで実現してもよいが、これらの論理ユニット自体の物理的な実現形態は最も重要なものではなく、これらの論理ユニットが実現する機能の組合せは本発明が提案する技術課題を解決する鍵である。また、本発明の革新的な部分を強調するために、本発明の上記各デバイスの実施形態には、本発明が提案する技術課題の解決に深く関係がないユニットを導入しなく、これは上記デバイスの実施形態に他のユニットが存在しないことを意味しない。
【0025】
なお、本願の請求項及び明細書では、第1及び第2等のような関係用語は、1つの実物または操作を別の実物または操作から区別するためのものに過ぎず、必ずしもこれらの実物または操作の間にそのような実際の関係または順序が存在することを要求又は示唆するとは限らない。そして、「含む」、「含まれる」という用語又はその他のいかなる変形は、非排他的な包含を意味し、これにより、一連の要素を含む過程、方法、物又は装置はそれらの要素だけでなく、明確に列挙されない他の要素も含み、或いはこのような過程、方法、物又は装置が固有する要素を更に含む。より多くの制限がない場合、「1つの…を含む」というセンテンスにより限定された要素は、前記要素を含む過程、方法、物又は装置に別の同一の要素が更に存在することを排除しない。
【0026】
本発明のいくつかの好ましい実施形態を参照して、本発明について例示および説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、形態及び詳細に様々な変更を行うことは当業者にとって明らかであろう。
【符号の説明】
【0027】
1:第1座面部、2:第2座面部、3:連結部、4:背もたれ、5:側板部、10:第1位置決め孔、11:第1物置部、20:第2位置決め孔、21:第2物置部、41:背もたれ本体、42:ラッチフック、43:背もたれ固定部、44:回転係止バー、51:第1縁部、52:第2縁部、53:第3縁部
図1A
図1B
図2
図3
図4A
図4B
図5
図6A
図6B
図7A
図7B
図7C
図8A
図8B
図8C