(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-13
(45)【発行日】2023-11-21
(54)【発明の名称】携帯用端末機カバー及びこれを含む電子装置
(51)【国際特許分類】
H04M 1/11 20060101AFI20231114BHJP
H05K 5/03 20060101ALI20231114BHJP
【FI】
H04M1/11 Z
H05K5/03 A
(21)【出願番号】P 2018165287
(22)【出願日】2018-09-04
【審査請求日】2021-08-30
(31)【優先権主張番号】10-2017-0113527
(32)【優先日】2017-09-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】512187343
【氏名又は名称】三星ディスプレイ株式會社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Display Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】1, Samsung-ro, Giheung-gu, Yongin-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金 聖 哲
(72)【発明者】
【氏名】李 鍾 赫
(72)【発明者】
【氏名】沈 棟 ファン
【審査官】山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-041885(JP,A)
【文献】特開2016-161594(JP,A)
【文献】特表2016-504805(JP,A)
【文献】登録実用新案第3047512(JP,U)
【文献】登録実用新案第3072881(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04M1/02-1/23
H05K5/00-5/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯用端末機の上部面表示部をカバーする透明な前面部と、
前記前面部の4つの側面に各々接続され、前記携帯用端末機の複数の側面表示部をカバーする透明な4つの側面部と、含み、
前記4つの側面部は前記前面部と一体の形状をな
し、
前記4つの側面部の中の隣接する側面部の間に配置された少なくとも1つの連結部をさらに含み、
前記連結部は、発光素子を含むことを特徴とする携帯用端末機カバー。
【請求項2】
上部面表示部、及び前記上部面表示部から延長された少なくとも4つの側面表示部を含む携帯用端末機と、
携帯用端末機カバーと、を含み、
前記携帯用端末機カバーは、
前記上部面表示部をカバーし、前記上部面表示部で提供するイメージを透過させる透明な前面部と、
前記側面表示部をカバーし、前記側面表示部で提供するイメージを透過させる透明な4つの側面部と、を含み、
前記4つの側面部は前記前面部と一体の形状をな
し、
前記携帯用端末機カバーは、前記4つの側面部の中の隣接する側面部の間に配置された少なくとも1つの連結部をさらに含み、前記連結部は、発光素子を含み、
前記発光素子は、前記携帯用端末機で提供される信号を受信して制御されることを特徴とする電子装置。
【請求項3】
前記側面表示部の表示面は、前記上部面表示部の表示面と平行でないことを特徴とする請求項
2に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯用端末機カバー及び携帯用端末機カバーを含む電子装置に係り、より詳細には、側面にイメージを提供する複数の側面表示部を有する携帯用端末機のための保護カバー及びこれを含む電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
映像情報を提供するために多様な形態の電子装置が使用されており、最近では上部面のみならず多様な方向にイメージ又は映像を提供する複数の表示部を有する電子装置に対する開発が進んでいる。
【0003】
一方、携帯用電子装置の場合、使用する間に電子装置を外部の刺激や衝撃から保護するためのカバーを必要とする。特に最近開発されている複数の表示部を有する電子装置においては複数の表示部で表示されるイメージを使用者にそのまま提供しつつ、同時に多様な方向に露出された表示部を保護する保護カバーに対する開発を必要としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】米国特許第8,547,695号公報
【文献】米国特許第8,915,360号公報
【文献】米国特許第9,072,351号公報
【文献】米国特許第9,473,192号公報
【文献】米国特許第9,768,818号公報
【文献】米国特許公開第2015/0185760号明細書
【文献】米国特許公開第2015/0311937号明細書
【文献】米国特許公開第2015/0378592号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は複数の側面表示部を有する携帯用端末機の側面表示部で提供されるイメージを使用者にそのまま伝達しつつ、同時に側面表示部を保護する携帯用端末機カバーを提供することにある。
【0006】
また、本発明の目的は複数の側面表示部を有する携帯用端末機、及び側面表示部をカバーするための透明な側面部を有する携帯用端末機カバーを含んで、側面表示部で表示されたイメージを携帯用端末機カバーを通じて使用者に容易に伝達しつつ携帯用端末機が外部環境から安全に保護される電子装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態は携帯用端末機の複数の側面表示部をカバーし、透明な複数の側面部と、前記携帯用端末機の上部面表示部をカバーし、前記側面部の中の少なくとも1つの側面部と連結された前面部を含んだ携帯用端末機カバーと、を提供する。
【0008】
前記側面部は前記側面表示部をカバーする4つの側面部を含み、前記4つの側面部は前記前面部の4つの側面に各々連結され、前記前面部と一体の形状をなす。
【0009】
前記前面部は透明である。
【0010】
一実施形態の携帯用端末機カバーは前記4つの側面部の中の隣接する側面部の間に配置された少なくとも1つの連結部をさらに含む。
【0011】
前記側面部、前記前面部及び前記連結部は一体に形成される。
【0012】
前記携帯用端末機の下部面が露出されるように開放され、前記4つの側面部及び前記前面部によって定義された挿入空間を提供する。
【0013】
一実施形態の携帯用端末機カバーは、前記前面部と対向する背面部と、前記前面部の一側に連結されて第1モードで前記携帯用端末機の一側面をカバーし、第2モードで前記携帯用端末機の前記一側面を露出させる蓋部と、をさらに含む。
【0014】
前記側面部は前記側面表示部をカバーする3つの側面部を含み、前記3つの側面部は前記前面部と前記背面部との間に配置される。
【0015】
前記前面部、前記背面部、及び前記3つの側面部によって定義された挿入空間を提供する。
【0016】
前記前面部、前記背面部、及び前記3つの側面部は一体に形成され、透明である。
【0017】
前記前面部、前記背面部、前記3つの側面部、及び前記蓋部は一体に形成され、前記前面部、前記3つの側面部、及び前記蓋部は透明であり、前記背面部は不透明である。
【0018】
一実施形態の携帯用端末機カバーは前記携帯用端末機の下部面をカバーし、前記側面部と連結された背面部をさらに含み、前記側面部の中のいずれか1つの側面部は前記前面部と前記背面部とを連結する。
【0019】
前記前面部は第3モードで前記上部面表示部をカバーし、第4モードで前記前面部はオープンにされて前記上部面表示部を露出させる。
【0020】
前記側面部は前記側面表示部をカバーする4つの側面部を含み、前記4つの側面部は前記背面部の4つの側面に各々連結されて一体の形状をなす。
【0021】
前記4つの側面部の各々は前記背面部と連結されて前記上部面表示部方向に屈曲される。
【0022】
一実施形態の携帯用端末機カバーは前記4つの側面部の中の隣接する側面部の間に配置された少なくとも1つの連結部をさらに含み、前記少なくとも1つの連結部は発光素子を含む。
【0023】
前記少なくとも1つの連結部は前記背面部と連結され、前記背面部は背面発光素子を含む。
【0024】
前記背面部及び前記4つの側面部によって定義され、前記携帯用端末機が安着される挿入空間を提供する。
【0025】
前記背面部は前記携帯用端末機と結合する締結部をさらに含む。
【0026】
一実施形態は第1方向にイメージを提供する主表示面と前記第1方向と異なる方向にイメージを提供する複数の副表示面とを含んだ携帯用端末機の前記副表示面をカバーし、透明な複数の側面部と、前記側面部の中で少なくとも1つの側面部と連結されて前記主表示面をカバーする前面部と、を含む携帯用端末機カバーを提供する。
【0027】
前記副表示面は4つの副表示面を含み、前記側面部は前記4つの副表示面を各々カバーする4つの側面部を含む。
【0028】
他の実施形態は上部面表示部、及び前記上部面表示部から延長された少なくとも4つの側面表示部を含む携帯用端末機と、前記側面表示部をカバーし、前記側面表示部で提供するイメージを透過させる複数の側面部、及び前記側面部の中の少なくとも1つの側面部と連結されて前記上部面表示部をカバーする前面部を含む携帯用端末機カバーと、を含む電子装置を提供する。
【0029】
前記側面表示部の表示面は前記上部面表示部の表示面と平行でなくともよい。
【0030】
前記携帯用端末機カバーは側面部の中の隣接する側面部の間に配置される少なくとも1つの連結部をさらに含み、前記連結部は発光素子を含み、前記発光素子は前記携帯用端末機で提供される信号を受信して制御される。
【発明の効果】
【0031】
一実施形態の携帯用端末機カバーは透明な側面部を含んで携帯用端末機の側面表示部で提供されるイメージをカバーが提供された状態で使用者に伝達できる。
【0032】
一実施形態の電子装置は複数の側面表示部を含む携帯用端末機及び側面表示部をカバーする透明な側面部を含む携帯用端末機カバーを含んで携帯用端末機を保護しつつ多様な方向に映像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図1】一実施形態の電子装置に含まれた携帯用端末機の実施形態を示した斜視図である。
【
図2】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図3】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図4】一実施形態の携帯用端末機カバーを携帯用端末機に提供する段階を示した図である。
【
図5】
図2及び
図3に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーを含む電子装置の一実施形態を示した斜視図である。
【
図6】
図5のI-I’線に対応する部分の断面図である。
【
図7】
図5のII-II’線に対応する部分の断面図である。
【
図8】携帯用端末機カバーの他の実施形態を示した斜視図である。
【
図9】
図8に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーを含んだ電子装置の一実施形態を示した斜視図である。
【
図10】
図9のIII-III’線に対応する部分を示した断面図である。
【
図11】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図12】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図13】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図14】一実施形態の携帯用端末機カバーを携帯用端末機に提供する段階を示した図である。
【
図15】
図11及び
図12に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーを含んだ一実施形態の電子装置の斜視図である。
【
図16】
図15のIV-IV’線に対応する部分の断面図である。
【
図17】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図18】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図19】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図21】
図19のVI-VI’線に対応する部分の断面図である。
【
図22】一実施形態の携帯用端末機カバーを含んだ電子装置の一実施形態を示した斜視図である。
【
図23】一実施形態の携帯用端末機カバーを含んだ電子装置の一実施形態を示した斜視図である。
【
図24】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図25】
図24の一実施形態の携帯用端末機カバーの一側面図である。
【
図26】一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
【
図27】一実施形態の電子装置の上部面を主に示すようにした斜視図である。
【
図28】一実施形態の電子装置の下部面を主に示すようにした斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本発明は多様な変更を行うことができ、様々な形態を有することができるので、特定の実施形態を図面に例示し、本文で詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に対して限定しようとすることではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物乃至代替物を含むとして理解されるべきである。
【0035】
各図面を説明し、類似の参照符号を類似の構成要素に対して使用した。添付した図面において、構造物の寸法は本発明の明確性のために実際より拡大して図示した。第1、第2等の用語は多様な構成要素を説明するために使用するが、前記構成要素は前記用語によって限定されない。前記用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用する。例えば、本発明の権利範囲を逸脱しなく、第1構成要素は第2構成要素と称され、同様に第2構成要素も第1構成要素と称される。単数の表現は文脈上に明確に表現しない限り、複数の表現を含む。
【0036】
本出願で、‘‘含む’’等の用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらの組合せが存在することを表現しようするものであり、1つ又はその以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品、又はこれらの組合せの存在又は付加可能性を予め排除しないとして理解されるべきである。
【0037】
本出願で、層、膜、領域、板等の部分が他の部分の‘‘上に’’あるとする場合、これは、他の部分の‘‘直ちに上に’’ある場合のみでなく、その中間にその他の部分がある場合も含む。反対に、層、膜、領域、板等の部分が他の部分の‘‘下に’’あるとする場合、これは、他の部分の‘‘直ちに下に’’ある場合のみでなく、その中間にその他の部分がある場合も含む。また、本出願で‘‘上に’’配置されるということは層、膜、領域、板等の部分が他の部分の上部のみならず、下部に配置される場合も含む。
【0038】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る携帯用端末機カバー及び一実施形態の電子装置に対して説明する。
【0039】
図1は一実施形態の電子装置に含まれた携帯用端末機MDの実施形態を示した斜視図である。
図2及び
図3は一実施形態の電子装置に含まれた一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1の斜視図である。
図4は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1を携帯用端末機MDに提供する段階を示した図であり、
図5は
図2及び
図3に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1を含む電子装置DDの一実施形態を示した斜視図である。
【0040】
図1を参照すれば、一実施形態で携帯用端末機MDは少なくとも1つの側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を含む。
【0041】
携帯用端末機MDは上部面表示部TDP及び複数の側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を含む立体表示装置である。複数の側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4の各々は上部面表示部TDPの一側から延長された表示面である。一実施形態で携帯用端末機MDは一方向に主にイメージを提供する主表示面と前記一方向と異なる方向にイメージを提供する複数の副表示面とを含む。
図1に図示した携帯用端末機MDの実施形態で主表示面は上部面表示部TDPであり、副表示面は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4である。主表示面である上部面表示部TDPで主要イメージIMを表示し、副表示面である側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4ではサブイメージSIMを表示する。
【0042】
側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4は上部面表示部TDPの表示面と平行でない表示面を有する。一方、複数の側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4は上部面表示部TDPの一側から各々ベンディングされて延長された表示領域として、例えば複数の側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4はベンディング表示領域である。
【0043】
上部面表示部TDPは第3方向軸DR3方向にイメージIMを提供する。上部面表示部TDPは第1方向軸DR1と第2方向軸DR2とが定義する面と平行である平面である。即ち、上部面表示部TDPは第1方向軸DR1と第2方向軸DR2とが定義する面に対する法線方向である第3方向軸DR3方向にイメージIMを提供する。
【0044】
一方、
図1で第4方向軸DR4は第3方向軸DR3と反対に延長される方向を示す。例えば、第3方向軸DR3方向は上部面表示部TDPが使用者にイメージを提供する方向であり、第4方向軸DR4方向は使用者が上部面表示部TDPを見る方向である。一方、第1乃至第4方向軸DR1、DR2、DR3、DR4が指示する方向は相対的な概念として図面に図示したのと異なる方向に変換できる。
【0045】
側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4は第1方向軸DR1、及び第2方向軸DR2と交差する方向にイメージを提供する。
図1に図示した携帯用端末機MDで側面表示部は第1方向軸DR1、及び第2方向軸DR2と交差する方向に各々イメージを提供する4つの側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を含むとして図示している。しかし、実施形態がこれに限定されることはなく、側面表示部の数は携帯用端末機MDのデザイン変更に応じて変更される。例えば、一実施形態の携帯用端末機MDは4つより多い側面表示部を含む。
【0046】
側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4は上部面表示部TDPから延長された表示面であり、側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4と上部面表示部TDPは共に制御されて連結された1つのイメージを提供できる。また、側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4と上部面表示部TDPは同時に制御されて互いに異なるイメージを提供できる。
【0047】
これと異なり、一実施形態で上部面表示部TDPはメーンイメージIMを提供し、側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4はサブイメージSIMを提供する。例えば、上部面表示部TDPには主要映像を表示し、側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4には情報提供のための簡単なアイコンが表示される。
【0048】
図1を参照すれば、携帯用端末機MDはコーナー部CDPを含む。コーナー部CDPは各々互いに隣接する側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4の間に配置される。コーナー部CDPはイメージを提供しない非表示領域である。例えば、一実施形態の携帯用端末機MDの上部面表示部TDPが四角形状である場合、コーナー部CDPは四角形の各頂点に対応する角部分に配置される。携帯用端末機MDは下部面BDPを含む。
【0049】
一方、
図1で携帯用端末機MDは例示的にスマートフォンとして図示したが、実施形態がこれに限定されない。例えば、携帯用端末機MDはタブレットPC、ナビゲーション、ゲーム機、PMP(Portable Media Player)等であり、実施形態がこれに限定されない。
【0050】
図2及び
図3は一実施形態の携帯用端末機カバーの斜視図である。
図2は携帯用端末機カバーを上から下に見た方向の斜視図であり、
図3は携帯用端末機カバーを下から上に見た方向の斜視図である。即ち、
図2は第4方向軸DR4方向に見た斜視図であり、
図3は第3方向軸DR3方向に見た斜視図である。
【0051】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、及び複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中の少なくとも1つの側面部と連結された前面部FPを含む。複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は上述した携帯用端末機の側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4をカバーする部分である。前面部FPは上述した携帯用端末機の上部面表示部TDPをカバーする。
【0052】
複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は透明である。一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1で側面部SP1、SP2、SP3、SP4は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージを使用者が認識できる程度に透明なものである。複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージを透過させる透明部材で形成されたものである。
【0053】
本明細書で‘‘透明’’であることは携帯用端末機カバーが覆われた状態で携帯用端末機に提供されるイメージを確認できる程度を意味する。例えば、透過度50%以上、具体的に透過度70%以上である。
【0054】
例えば、透明部材はガラス、高分子物質、又はゴム等を含む。具体的に、透明な側面部SP1、SP2、SP3、SP4は強化ガラス、又はポリカーボネート(polycarbonate)、ポリメチルメタクリラート(polymethylmethacrylate)、ポリエチレンテレフタレート(polyethylenethrephthalte)等を含む高分子物質、又はシリコンラバー(silicone rubber)等のゴム材質等を含んで形成される。しかし、実施形態がこれに限定されることはなく、透明性を有する多様な高分子物質又はゴム物質等が一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1の側面部を形成するための材料として使用される。
【0055】
また、側面部SP1、SP2、SP3、SP4は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を保護する保護部材である。側面部SP1、SP2、SP3、SP4は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を囲むように形成されて携帯用端末機を使用する間に側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4が外部に露出されることを防止して外部衝撃等から側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を保護する。
【0056】
また、側面部SP1、SP2、SP3、SP4が側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4をカバーした状態でも使用者が側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4にタッチ入力を提供する。側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を通じて提供される情報とイメージは側面部SP1、SP2、SP3、SP4を通じて使用者に提供され、使用者は側面部SP1、SP2、SP3、SP4を通じて側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4を間接タッチして携帯用端末機MDで提供される情報とイメージを確認する。
【0057】
図2及び
図3に図示した一実施形態で携帯用端末機カバーPC-1は4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4を含み、4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4の各々は前面部FPと連結される。4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4の各々は前面部FPの側面に連結される。また、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は、4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4と前面部FPとが一体形状をなす。
【0058】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は前面部FPと側面部SP1、SP2、SP3、SP4とが一体形状をなし、透明である。例えば、前面部FPと側面部SP1、SP2、SP3、SP4とは透明な材質で一体に形成される。
【0059】
一方、
図2及び
図3を参照すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は隣接する側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間に配置された連結部が省略されたものである。即ち、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は携帯用端末機MDのコーナー部CDPが外部に露出されるように隣接する側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間が離隔されて提供される。
【0060】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4及び前面部FPによって定義された挿入空間OS1を提供する。挿入空間OS1は4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4及び前面部FPに囲まれた空間である。挿入空間OS1は携帯用端末機MDが安着される部分として一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1の挿入空間OS1に携帯用端末機MDが挿入され、この時、携帯用端末機MDの下部面BDPは携帯用端末機カバーPC-1にカバーされなく、露出される。即ち、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は携帯用端末機MDの下部面BDPが露出されるように前面部FPと対向する面が開放される。
【0061】
図4は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1を携帯用端末機MDに提供する段階を示す。
図2及び
図3に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は携帯用端末機MDの上部面表示部TDPと側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4とをカバーするように提供される。
【0062】
図5は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1が携帯用端末機MDをカバーして提供された一実施形態の電子装置DDを示した斜視図である。
図5を参照すれば、透明な材質の携帯用端末機カバーPC-1によって携帯用端末機MDで提供されたイメージ又は映像を携帯用端末機カバーPC-1が含まれた状態の電子装置DDで直接確認できる。即ち、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は前面部FPのみならず、側面部SP1、SP2、SP3、SP4も透明な材質で形成されて携帯用端末機MDを外部衝撃から保護すると同時にカバーをオープンにしなくとも側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージを確認できる。
【0063】
図6及び
図7は各々
図5のI-I’線及びII-II’線に対応する部分の断面図である。
図6及び
図7は携帯用端末機MDと携帯用端末機カバーPC-1とを含む電子装置DDの一実施形態を示す。
【0064】
図6を参照すれば、第1方向軸DR1と第3方向軸DR3とが定義する断面上で一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1は前面部FPと側面部SP1、SP2を含んで携帯用端末機MDの上部面表示部TDPと側面表示部SDP1、SDP2をカバーして保護する。この時、前面部FPと側面部SP1、SP2は一体に提供され、携帯用端末機カバーPC-1は前面部FPと対向する背面がオープンにされた形態で携帯用端末機MDの下部面BDPが露出される。
【0065】
一方、
図7は
図5のII-II’線に対応する部分の断面を示したものであり、携帯用端末機MDのコーナー部CDPは携帯用端末機カバーPC-1にカバーされず、露出される。
【0066】
図8は携帯用端末機カバーの他の実施形態を示した斜視図である。
図9は
図8に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aを含んだ電子装置DD-1の一実施形態を示した斜視図である。
図10は
図9のIII-III’線に対応する部分を示した断面図である。
図8乃至
図10に対する説明において、上述した
図1乃至
図7と重複される内容は再び説明せずに、差異点を主に説明する。
【0067】
図8に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aは
図2及び
図3に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1と比較して連結部EPをさらに含む。即ち、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aは4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4、前面部FP、及び4つの連結部EPを含む。一方、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aにおいて、4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4及び前面部FPに対する説明は
図2及び
図3で説明した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1と同一の内容が適用される。
【0068】
例えば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aは透明な4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4及び4つの側面部SP1、SP2、SP3、SP4と連結された前面部FPを含む。前面部FPは透明である。
【0069】
連結部EPは各々隣接する側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間に配置される。一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aで側面部SP1、SP2、SP3、SP4、前面部FP、及び連結部EPは一体形状をなす。
【0070】
図9及び
図10に図示した一実施形態の電子装置DD-1を参照すれば、連結部EPは携帯用端末機MDのコーナー部CDPをカバーする部分である。連結部EPは透明な材質で形成される。また、これと異なり、一実施形態で連結部EPは不透明である材質で形成されてもよい。
【0071】
例えば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aで連結部EPは側面部SP1、SP2、SP3、SP4と同一の透明な材質で形成される。また、これと異なり、連結部EPは透明な材質であるが、側面部SP1、SP2、SP3、SP4と異なる物質で形成される。具体的に連結部EPは側面部SP1、SP2、SP3、SP4に比べて高弾性材料を含んで形成される。
【0072】
一方、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aで連結部EPは不透明である材質で形成される。例えば、連結部EPは携帯用端末機MDのコーナー部CDPを保護するために耐衝撃性が高い弾性材質で形成され、非表示領域に該当する携帯用端末機MDのコーナー部CDPの露出を防止する。
【0073】
図示しなかったが、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aで連結部EPは各々発光素子(未図示)を含む。発光素子(未図示)は単一色の光を放出する。例えば、発光素子(未図示)は携帯用端末機MDで提供されるイメージの一体感のために隣接する側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージと類似な色感の色を放出する。しかし、実施形態はこれに限定されず、複数の連結部EPは互いに異なる色の光を放出するか、又は1つの連結部が多数の色の光を放出する。
【0074】
発光素子(図示せず)で放出される光は携帯用端末機MDによって制御される。また、一実施形態の電子装置DD-1で発光素子(未図示)は携帯用端末機MDと電気的に連結される。
【0075】
また、発光素子(未図示)はイメージを提供する表示部機能を果たす。発光素子(未図示)は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージとの一体感のために側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージと連結されたイメージを提供する。連結部EPで提供されるイメージは携帯用端末機MDにより提供される。
【0076】
一方、一実施形態の電子装置DD-1で発光素子(未図示)は携帯用端末機MDと電気的に連結され、携帯用端末機MDによって制御される制御部をさらに含む。
【0077】
一方、
図9に図示した一実施形態の電子装置DD-1は携帯用端末機カバーが提供された状態で携帯用端末機を動作させることを例示的に示した。即ち、一実施形態の電子装置DD-1は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-1aに覆われた状態でもタッチ入力を通じて携帯用端末機MDを制御する。
【0078】
図11乃至
図13は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2、PC-2aの斜視図である。
図14は
図11及び
図12に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2を提供する段階を概略的に示した。
図15は
図11及び
図12に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2を含んだ一実施形態の電子装置DD-2の斜視図であり、
図16は
図15のIV-IV’線に対応した部分の断面図である。
【0079】
図11乃至
図13に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2、PC-2aは透明な複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中の少なくとも1つの側面部と連結された前面部FP、前面部FPと対向する背面部RP、前面部FPの一側面に連結された蓋部CP、CP-1を含む。
【0080】
図11及び
図12を参照すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2は透明な第1乃至第3の側面部SP1、SP2、SP3、第1乃至第3の側面部SP1、SP2、SP3と連結された前面部FP、前面部FPと対向し、第1乃至第3の側面部SP1、SP2、SP3と連結された背面部RP、及び前面部FPの一側に連結された蓋部CPを含む。
【0081】
一方、
図13では第2乃至第4の側面部SP2、SP3、SP4、第2乃至第4の側面部SP2、SP3、SP4と連結された前面部FP、前面部FPと対向し、第2乃至第4の側面部SP2、SP3、SP4と連結された背面部RP、及び前面部FPの一側に連結された蓋部CP-1を含む一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2aを図示している。
【0082】
図13に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2aは
図11及び
図12に図示したのと比較して蓋部CP-1の連結位置が異なる。
図11及び
図12に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2は平面上で長方形状を有する携帯用端末機MDの短辺に対応する部分に蓋部CPを有し、
図13に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2aは平面上で長方形状を有する携帯用端末機MDの長辺に対応する部分に蓋部CP-1を有する。
【0083】
図11乃至
図13に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2、PC-2aは前面部FPの一側に連結された蓋部CP、CP-1を含み、第1モードで蓋部CP、CP-1は携帯用端末機が挿入される挿入空間OS2をカバーし、第2モードで挿入空間OS2が露出されるようにオープンされる。
【0084】
図14は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2を携帯用端末機MDに提供する段階を概略的に示した。
図11乃至
図14を参照すれば、携帯用端末機MDはオープンされた蓋部CPによって露出された挿入空間OS2に提供される。
【0085】
図14及び
図15に図示した一実施形態の電子装置DD-2を参照して説明すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2の蓋部CPは第1モードで携帯用端末機MDの一側面をカバーし、第2モードで携帯用端末機MDの一側面を露出させる。
【0086】
図11、
図12、
図14、及び
図15を参照すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2で蓋部CPは携帯用端末機MDの側面表示部の中で第4側面表示部SDP4をカバーする。例えば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2の挿入空間OS2に携帯用端末機MDが提供され、携帯用端末機MDの第1乃至第3側面表示部SDP1、SDP2、SDP3は各々携帯用端末機カバーPC-2の第1乃至第3側面部SP1、SP2、SP3によってカバーされる。一方、蓋部CPは第1モードで携帯用端末機MDの第4側面表示部SDP4をカバーし、第2モードで第4側面表示部SDP4を露出させる。
【0087】
一方、
図11及び
図12を参照すれば、携帯用端末機MDが挿入される挿入空間OS2は前面部FP、背面部RP、及び3つの側面部SP1、SP2、SP3によって定義される。即ち、挿入空間OS2は前面部FP、前面部FPと対向する背面部RP、及び前面部FPと背面部RPとの間に配置され、前面部FP及び背面部RPの3つの側面と各々連結された3つの側面部SP1、SP2、SP3とによって囲まれた空間である。
【0088】
前面部FP、前面部FPと対向する背面部RP、及び前面部FPと背面部RPとの間に配置される3つの側面部SP1、SP2、SP3は一体の形状をなす。3つの側面部SP1、SP2、SP3の各々は前面部FPの3つの側面で各々延長されて形成され、前面部FPと対向する背面部RPの対応する3つの側面と連結される。
【0089】
また、前面部FPの一側面に連結された蓋部CPは前面部FP、前面部FPと対向する背面部RP、及び前面部FPと背面部RPとの間に配置される3つの側面部SP1、SP2、SP3と一体の形状をなす。
【0090】
前面部FP、及び前面部FPから延長された3つの側面部SP1、SP2、SP3は透明な材質で形成される。前面部FP、前面部FPから延長された3つの側面部SP1、SP2、SP3、及び蓋部CPは透明な材質で形成される。一方、背面部RPは透明な材質で形成されるか、又は不透明である材質で形成される。
【0091】
前面部FP、背面部RP、3つの側面部SP1、SP2、SP3、及び蓋部CPは同一な透明材質で形成される。また、これと異なり、前面部FP及び3つの側面部SP1、SP2、SP3は背面部RPより高い透過度を有する物質で形成される。一方、背面部RPは不透明である材質で形成される。
【0092】
一方、
図13で挿入空間は前面部FP、背面部RP、及び第2乃至第4側面部SP2、SP3、SP4によって囲まれた空間である。
図13の携帯用端末機カバーPC-2aに対しては蓋部CP-1の位置が異なることを除けば、
図11及び
図12の携帯用端末機カバーPC-2に対する説明と同一の内容が適用される。
図13に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2aで第2乃至第4側面部SP2、SP3、SP4は各々携帯用端末機MDの第2乃至第4側面表示部SDP2、SDP3、SDP4をカバーする。蓋部CP-1は第1モードで第1側面表示部SDP1をカバーし、第2モードで第1側面表示部SDP1を露出させる。
【0093】
図15に図示した一実施形態の電子装置DD-2で携帯用端末機カバーPC-2は透明な材質で形成され、携帯用端末機MDを保護しつつ、同時に携帯用端末機MDで提供されるイメージを側面部SP1、SP2、SP3及び前面部FPを通じて提供する。
【0094】
一実施形態の電子装置DD-2で携帯用端末機MDは携帯用端末機カバーPC-2上に提供される使用者の間接タッチに反応して動作する。
【0095】
図16を参照すれば、携帯用端末機カバーPC-2は携帯用端末機MDの全体をカバーする。携帯用端末機カバーPC-2は携帯用端末機MDの上部面表示部TDP、側面表示部SDP1、SDP2、及び下部面BDPをカバーする。
【0096】
【0097】
図17乃至
図21に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3、PC-3a、PC-3bに対する説明において、上述した
図1乃至
図16と重複する内容は再び説明せずに、差異点を主に説明する。例えば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3、PC-3a、PC-3bで前面部FP、及び側面部SP1、SP2、SP3、SP4に対しては
図1乃至
図7で説明した内容と同一の内容が適用される。
【0098】
図17乃至
図19に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3、PC-3a、PC-3bは、透明な複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、前面部FP、及び背面部RPを含む。
【0099】
図17に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3は第1乃至第4側面部SP1、SP2、SP3、SP4を含む。また、第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中のいずれか1つの側面部は前面部FPの一側面から延長される。背面部RPは上部面表示部TDP(
図1)をカバーするように配置された前面部FPと対向する。
図17に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3を参照すれば、前面部FPは複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中の第2側面部SP2と連結される。
【0100】
複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は各々背面部RPの一側に連結される。
図17に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3で第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は各々背面部RPの4つの側面から延長されて形成される。第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と背面部RPとは一体の形状をなす。第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は各々背面部RPの一側から屈曲されて形成される。第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は各々背面部RPから第3方向DR3に屈曲されて形成される。即ち、第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は各々上部面表示部TDP(
図1)をカバーする前面部FP方向に屈曲される。第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は第3方向軸DR3方向に屈曲された曲面部を含む。
【0101】
図20は
図17のV-V’線に対応する面を示した断面図であって、
図20を参照すれば、側面部SP1、SP2は背面部RPから第3方向軸DR3方向に屈曲される。即ち、
図17及び
図20に図示した一実施形態で第2側面部SP2は前面部FPがオープンにされた状態でも第3方向軸DR3方向に屈曲された状態を維持する。
【0102】
一方、
図20は第1方向軸DR1と第3方向軸DR3とが定義する平面と平行である平面での一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aの断面を示したものであり、図面に図示しなかったが第2方向軸DR2と第3方向軸DR3とが定義する平面と平行である平面での一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3の断面でも側面部SP3、SP4は第3方向軸DR3方向に屈曲される。
【0103】
図17の一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3は第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と背面部RPとによって定義された挿入空間OS3を提供する。挿入空間OS3は第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と背面部RPとによって囲まれた部分である。挿入空間OS3に携帯用端末機MD(
図1)が安着される。携帯用端末機MD(
図1)の下部面BDP(
図1)が背面部RPと接するように携帯用端末機カバーPC-3が提供される。携帯用端末機カバーPC-3の第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は各々携帯用端末機MDの第1乃至第4側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4(
図1)をカバーする。
【0104】
第1乃至第4側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4(
図1)をカバーする第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は透明な材質で形成される。一方、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3で背面部RPは第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と同一の材質で形成される。即ち、背面部RPは透明である。しかし、実施形態はこれに限定されず、背面部RPは第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4とは異なり不透明であってもよい。
【0105】
一方、図面に図示しなかったが、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3の背面部RPは携帯用端末機MD(
図1)の下部面BDP(
図1)になる。例えば、携帯用端末機MD(
図1)の下部面BDP(
図1)が脱着可能である場合、携帯用端末機MD(
図1)の下部面BDP(
図1)の代わりに携帯用端末機カバーPC-3の背面部RPが使用できる。
【0106】
例えば、携帯用端末機カバーPC-3の背面部RPが携帯用端末機MD(
図1)の下部面BDP(
図1)の代わりに使用される場合、携帯用端末機カバーPC-3の背面部RPは携帯用端末機MD(
図1)と結合される締結部(図示せず)をさらに含む。
【0107】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3で隣接する複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は互いに離隔される。即ち、携帯用端末機MD(
図1)のコーナー部CDP(
図1)に対応する部分で携帯用端末機カバーPC-3の連結部が省略される。
【0108】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3の前面部FPは透明である。一実施形態で前面部FPは複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中の1つの側面部に連結される。
図17で前面部FPは第2側面部SP2に連結されたとして図示したが、実施形態がこれに限定されない。前面部は第1側面部SP1、第3側面部SP3、又は第4側面部SP4と連結されてもよい。
【0109】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3で、複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、背面部RP、及び前面部FPは一体に提供される。
【0110】
一方、一実施形態で前面部FPは不透明であってもよい。一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3で複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は透明であり、背面部RP、及び前面部FPは不透明であってもよい。また、複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と前面部FPは透明であり、背面部RPは不透明であってもよい。
【0111】
図18は携帯用端末機カバーPC-3aの他の実施形態を示した斜視図である。
図18に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aは
図17に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3と異なり、連結部EPをさらに含む。即ち、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aは複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中で隣接する側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間に配置された連結部EPをさらに含む。連結部EPは携帯用端末機MD(
図1)のコーナー部CDP(
図1)をカバーする部分である。
【0112】
連結部EPは隣接する側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間に配置され、背面部RPから第3方向軸DR3方向に屈曲されて形成される。複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、背面部RP、及び連結部EPは一体の形状をなす。一方、前面部FPは複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中の1つの側面部に連結され、これと隣接する連結部EPの一部とも連結される。
【0113】
図18では前面部FPが第2側面部SP2及び第2側面部SP2と連結された連結部EPの中の一部と連結された実施形態を図示しているが、実施形態がこれに限定されない。
【0114】
図18に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aは第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と連結された背面部RP、及び側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間に配置された連結部EPによって定義される挿入空間OS4を提供する。挿入空間OS4には携帯用端末機MD(
図1)が安着される。
【0115】
一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aで複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は透明であり、隣接する側面部SP1、SP2、SP3、SP4の間に配置された連結部EPは不透明である。不透明である連結部EPは透明な複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と異なる材質で形成される。一方、背面部RPは不透明であり、不透明である背面部RP及び不透明である連結部EPは同一の材質で形成される。また、不透明である背面部RP及び不透明である連結部EPは互いに異なる材質で形成され、連結部EPは背面部RPより弾性力が大きい材質で形成される。
【0116】
図18に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aで前面部FPは補助表示窓WPを含む。補助表示窓WPは前面部FPの一部分を貫通するように形成される。例えば、前面部FPは不透明であり、前面部に形成された補助表示窓WPは安着された携帯用端末機MD(
図1)の上部面表示部TDP(
図1)の一部が露出されるようにオープンにされる。
【0117】
また、これと異なり、補助表示窓WPは透明な材質で形成される。即ち、補助表示窓WPは不透明である前面部FPの一部分に配置され、透明な材質で形成された部分である。一方、
図18で補助表示窓WPは長方形状に示したが、これは一実施形態を例示的に示したものであって、補助表示窓WPの形状が図示した形状に限定されない。補助表示窓WPは円型、楕円形、又は多角形状であってもよく、補助表示窓WPは図示したより広い面積で形成されて、前面部FPがカバーされた状態でも上部面表示部TDP(
図1)1)で提供されるイメージをより広い面積に使用者に提供できる。
【0118】
図19に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3bは第1乃至第4の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、第1乃至第4の側面部SP1、SP2-b、SP3、SP4と連結された背面部RP、及び側面部SP1、SP2-b、SP3、SP4の中のいずれか1つの側面部と連結された前面部FPを含む。一方、
図19に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3bは側面部SP1、SP2-b、SP3、SP4の中の隣接する側面部の間に配置された連結部EPを含むことを示し、一実施形態で連結部EPは省略される。
【0119】
図19で、前面部FPは第2側面部SP2-bと連結される。第2側面部SP2-bの一側は背面部RPと連結され、他側は前面部FPと連結される。一方、
図19に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3bで、第1側面部SP1、及び第3、第4側面部SP3、SP4は背面部RPから延長されて第3方向DR3に屈曲される。但し、第2側面部SP2は第3方向DR3に屈曲されて固定されず、背面部RPと連結される部分で屈曲面が無しで一体に提供される。即ち、前面部FPは第2側面部SP2-bの他側と全体的に連結され、但し、第2側面部SP2-bと隣接する連結部EPとは連結されない。
【0120】
図21は
図19のVI-VI’線に対応する面を示した断面図である。
図21に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3bは
図20に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3と比較して第2側面部SP2-bが第3方向軸DR3方向に屈曲されて固定されてなく、前面部FPが広がる方向に共に広がることにおいて差異がある。
【0121】
図19及び
図21に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3bは第2側面部SP2-bが前面部FPと共に広がる構成を有することによって、前面部FPの開閉をより容易にする。
【0122】
一方、
図17及び
図20に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-3aは前面部FPがオープンにされた状態でも第2側面部SP2が第3方向軸DR3方向に屈曲されて固定されているので、前面部FPをオープンにした状態でも携帯用端末機MD(
図1)の第2側面表示部SDP2を保護できる。
【0123】
図22及び
図23は
図19及び
図21で図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-2bを含んだ電子装置DD-3の一実施形態を示した。
図22及び
図23を参照すれば、一実施形態の表示装置DD-3は上部面表示部TDP(
図1)と少なくとも4つの側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4(
図1)を含む携帯用端末機MDとこのような携帯用端末機をカバーする携帯用端末機カバーPC-3bを含む。
【0124】
携帯用端末機カバーPC-3bの側面部SP1、SP2、SP3、SP4は側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4(
図1)をカバーし、携帯用端末機カバーPC-3bの前面部FPは上部面表示部TDPをカバーする。
図22は前面部FPがオープンにされて上部面表示部TDP(
図1)が露出された状態を示した。一方、
図23は前面部FPが上部面表示部TDP(
図1)をカバーした場合を示した。
図22及び
図23に図示した一実施形態の電子装置DD-3で携帯用端末機カバーPC-3bの側面部SP1、SP2、SP3、SP4は全て透明であり、また、前面部FPは透明である。携帯用端末機カバーPC-3bの背面部RPと連結部EPは不透明である。
【0125】
したがって、
図22及び
図23に図示した一実施形態の電子装置DD-3では4つの側面表示部を含んで上部面のみならず、側面にもイメージを提供し、透明な側面部を含んだ携帯用端末機カバーを含んで側面表示部を保護しつつ、同時に側面表示部で提供されるイメージを使用者が容易に認識するようにする。
【0126】
一方、
図22及び
図23では前面部FPは透明であり、背面部RPは不透明である場合を図示したが、これは例示的なものであって、前面部FPと背面部RPとは全て不透明であるか、又は前面部FPと背面部RPとは全て透明であってもよい。
【0127】
図24及び
図25は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-4を示した図面である。一実施形態の携帯用端末機カバーPC-4は透明な複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と連結された背面部RP、及び複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中のいずれか1つの側面部と連結された前面部FPを含む。
図24及び
図25に図示した一実施形態で前面部FPは第4側面部SP4の一側と連結される。
【0128】
図25は
図24に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-4で前面部FPが一部オープンにされた状態を示した一側面図である。
図25を参照すれば、前面部FPは完全にオープンにされる場合、第1側面部SP1の延長方向と並行な第5方向軸DR5の方向に広がる。
【0129】
一方、
図17乃至
図19では前面部FPが第2側面部SP2に連結された実施形態を図示し、
図24では前面部FPが第4側面部SP4に連結された実施形態を図示したが、実施形態がこれに限定されない。例えば、一実施形態で前面部FPは第1側面部SP1又は第3側面部SP3と連結される。
【0130】
図26は一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5の斜視図である。
図27及び
図28は
図26に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5を含んだ電子装置DD-4の斜視図である。
図27は一実施形態の電子装置DD-4の上部面を主に示すようにした斜視図であり、
図28は一実施形態の電子装置DD-4の下部面を主に示すようにした斜視図である。
【0131】
図26乃至
図28を参照すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5は透明な複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4、複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中のいずれか1つの側面部と連結された前面部FP、及び複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4と連結された背面部RP-5を含む。また、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5は複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4の中の隣接する側面部の間に配置された連結部EP-5をさらに含む。一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5の複数の側面部SP1、SP2、SP3、SP4は携帯用端末機の側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4をカバーし、前面部FPは携帯用端末機の上部面表示部TDPをカバーする。前面部FPと側面部SP1、SP2、SP3、SP4とは全て透明である。
【0132】
図27を参照すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5で連結部EP-5は発光素子LPを含む。また、
図28を参照すれば、一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5で背面部RPは背面発光素子BLP、BLP-Lを含む。
【0133】
発光素子LPは単一色の光を放出する。例えば、発光素子LPは携帯用端末機MDで提供されるイメージの一体感のために隣接する側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージと類似の色感の色を放出する。発光素子LPで放出される光は携帯用端末機MDによって制御される。一方、一実施形態の電子装置DD-4で発光素子LPは携帯用端末機MDと電気的に連結される。即ち、連結部EP-5の発光素子LPは携帯用端末機MDで提供される信号を受信して制御される。
【0134】
一方、背面発光素子BLP、BLP-Lは背面部RP-5に含まれる。背面発光素子BLP、BLP-Lは単一色の光又は互いに異なる色の光を放出する。例えば、背面発光素子BLP、BLP-Lは携帯用端末機MDで提供されるイメージの一体感のために隣接する側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージと類似な色感の色を放出する。また、背面発光素子BLP、BLP-Lは使用者が選好するか、又は選択した記号、文字、色相等を表示するように制御される。一実施形態の電子装置DD-4で背面発光素子BLP、BLP-Lは携帯用端末機MDと電気的に連結される。即ち、背面部の背面発光素子BLP、BLP-Lは携帯用端末機MDで提供される信号を受信して制御される。
【0135】
また、発光素子LP及び背面発光素子BLP、BLP-Lはイメージを提供する表示部機能を果たす。発光素子LPは側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージとの一体感のために携帯用端末機MDで提供され、側面表示部SDP1、SDP2、SDP3、SDP4で提供されるイメージと連結されたイメージを提供する。背面発光素子BLP、BLP-Lは使用者の選択に応じて多様なイメージを提供する表示部機能を果たす。
【0136】
一方、一実施形態の電子装置DD-4で発光素子LP及び背面発光素子BLP、BLP-Lは携帯用端末機MDと電気的に連結され、携帯用端末機MDによって制御されてイメージを提供する制御部をさらに含む。
【0137】
図26乃至
図28に図示した一実施形態の携帯用端末機カバーPC-5とこれを含む電子装置DD-4で携帯用端末機カバーPC-5に含まれた発光素子LPと背面発光素子BLP、BLP-Lはイメージが提供されない携帯用端末機のコーナー部CDP又は下部面で光を放出するか、又はイメージを表示して電子装置DD-4が多様な表示機能を有するようにする。
【0138】
図27では連結部EP-5に含まれた発光素子LPが側面表示部SDP1、SDP4と上部面表示部TDPで表示された色と同一な色相を具現するようにして表示装置DD-4が提供するイメージが全体的に一体感を有するようにすることを例示的に示した。
図27で上部面表示部TDPで表示された重要イメージMIMを除外した残る上部面表示部TDPと側面表示部と連結部EP-5の発光素子LPでは類似な色感を有するように制御して重要イメージMIMをより現実的に表示する。
【0139】
図28は電子装置DD-4の下部面を示したものであって、
図28では背面発光素子BLP、BLP-Lを制御してイメージを具現する例示を概略的に示した。
図28で背面発光素子BLP、BLP-Lの中で‘‘BLP-L’’は光を発生させる素子であり‘‘BLP’’は動作しない発光素子を示した。
図28では‘‘s’’字を表示する例を図示したが、一実施形態の電子装置DD-4は下部面で多様な文字、記号、イメージ等を背面発光素子BLP、BLP-Lを利用して表示できる。
【0140】
一実施形態の携帯用端末機カバーは透明な側面部を有することによって側面表示部を有する携帯用端末機の側面表示部を保護しつつ、同時に側面表示部で提供されるイメージを使用者に見せることができる。また、一実施形態の電子装置は4面以上の側面表示部を有することによって多様な方向にイメージを表示して使用者に多様な情報を提供でき、また側面表示部で提供されるイメージを透過させる透明な側面部を有する携帯用端末機カバーを含んで携帯用端末機を効果的に保護できる。
【0141】
以上では本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者又は該当技術分野に通常の知識を有する者であれば、後述の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更可能なことを理解できる。
【0142】
したがって、本発明の技術的範囲は明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されず、特許請求の範囲によって定まれなければならない。
【符号の説明】
【0143】
BDP 下部面
BLP、BLP-L 背面発光素子
CDP コーナー部
CP、CP-1 蓋部
DD、DD-1、DD-2、DD-3、DD-4 電子装置
EP、EP-5 連結部
FP 前面部
IM 主要イメージ
LP 発光素子
MD 携帯用端末機
MIM 重要イメージ
OS1、OS2、OS3、OS4 挿入空間
PC、PC-1、PC-1a、PC-2、PC-2a、PC-3、PC-3a、PC-3b、PC-4、PC-5 携帯用端末機カバー
RP、RP-5 背面部
SDP1、SDP2、SDP3、SDP4 側面表示部
SIM サブイメージ
SP1、SP2、SP2-b、SP3、SP4 側面部
TDP 上部面表示部
WP 補助表示窓