(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-15
(45)【発行日】2023-11-24
(54)【発明の名称】高効率ワイヤレスネットワークにおける向上した通信効率のためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
H04L 27/26 20060101AFI20231116BHJP
H04W 72/0453 20230101ALI20231116BHJP
H04W 72/20 20230101ALI20231116BHJP
【FI】
H04L27/26 113
H04W72/0453 110
H04W72/20
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020037403
(22)【出願日】2020-03-05
(62)【分割の表示】P 2018072373の分割
【原出願日】2015-02-05
【審査請求日】2020-04-06
【審判番号】
【審判請求日】2022-09-14
(32)【優先日】2014-02-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2015-02-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】リン・ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ジアリン・リ・チェン
(72)【発明者】
【氏名】ビン・ティアン
(72)【発明者】
【氏名】サミーア・ベルマニ
【合議体】
【審判長】高野 洋
【審判官】寺谷 大亮
【審判官】衣鳩 文彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-117579(JP,A)
【文献】国際公開第2009/019892(WO,A1)
【文献】国際公開第2013/177384(WO,A1)
【文献】特表2013-527682(JP,A)
【文献】国際公開第2015/081132(WO,A1)
【文献】特表2012-523774(JP,A)
【文献】服部 武 他,OFDM/OFDMA教科書,株式会社インプレスR&D,2008年09月21日,pp.30-33,213-223,232-258,266-267
【文献】Hongyuan Zhang,11ah PHY Data Transmission Flow,IEEE 802.11-11/1484r6,2012年01月16日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L27/00-27/38
H04W 4/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置におけるワイヤレス通信の方法であって、
複数のデバイスの各々へ、ワイヤレス通信のために、前記装置の通信モードに基づいて決定された利用可能な帯域幅内の1つの周波数のサブバンドを割り当てることであって、前記周波数のサブバンドは、各サブバンドの帯域幅
およびシンボル持続時間モードに基づく特定数のパイロットトーンを有するアップリンクまたはダウンリンクトーンプランに関連付けられており、前記アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、各サブバンドの前記帯域幅および
前記シンボル持続時間モードに基づく高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、割り当てることと、
ここにおいて、前記複数のデバイスのうちの第2のデバイスに割り当てられるサブバンドよりも大きいサブバンドが第1のデバイスに前記第1および第2のデバイスの優先度に基づいて割り当てられる、
前記サブバンドの割り当てを前記複数のデバイスへ提供することと、
割り当てられた前記複数のサブバンドのうちの少なくとも1つに関連付けられた前記アップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理することであって、前記メッセージを符号化または復号することを含む処理することと、
を備える、方法。
【請求項2】
前記アップリンクトーンプランおよび前記ダウンリンクトーンプランは同じである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アップリンクトーンプランは、前記ダウンリンクトーンプランとは異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記メッセージは、16μsのシンボル持続時間を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記割り当てることは、
前記装置の通信モードに基づいて、利用可能な帯域幅、または利用可能な数のデータトーンのうちの少なくとも1つを決定することと、
前記利用可能な帯域幅または利用可能な数のデータトーンを、複数の周波数のサブバンドに分割することと、
を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記装置の前記通信モードは、高効率ワイヤレス(HEW)プロトコルまたはレガシーワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコルを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
前記帯域幅が5MHzを備える場合、64、
前記帯域幅が10MHzを備える場合、128、
前記帯域幅が15MHzを備える場合、192、
前記帯域幅が30MHzを備える場合、384、
前記帯域幅が60MHzを備える場合、768、
前記帯域幅が100MHzを備える場合、1280、
前記帯域幅が120MHzを備える場合、1536、
前記帯域幅が140MHzを備える場合、1792、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
前記帯域幅が20MHzを備える場合、256、
前記帯域幅が40MHzを備える場合、512、
前記帯域幅が80MHzを備える場合、1024、
前記帯域幅が160MHzを備える場合、2048、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
トーンプランが16高速フーリエ変換(FFT)トーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを、
前記トーンプランが48FFTトーンを有する場合、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを、
前記トーンプランが96FFTトーンを有する場合、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを、
前記トーンプランが192FFTトーンを有する場合、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCトーンを、
前記トーンプランが320FFTトーンを有する場合、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCトーンを、
前記トーンプランが384FFTトーンを有する場合、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCトーンを、
前記トーンプランが448FFTトーンを有する場合、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCトーンを、
前記トーンプランが768FFTトーンを有する場合、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCトーンを、
前記トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCトーンを、
前記トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCトーンを、
前記トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCトーンを、
前記トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCトーンを、
前記トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCトーンを、
備える、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ダウンリンクトーンプランについて割り当てられ
た複数のサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、13データトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、26データトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、39データトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、52データトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、81データトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、108データトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、175データトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、234データトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、292データトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、351データトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、409データトーン、
しか備えない、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アップリンクトーンプランに関する割り当てられ
た複数のサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、10データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、23データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、35データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、46データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、77データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、102データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、171データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、228データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、290データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、348データトーンおよび10パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、408データトーンおよび10パイロットトーン、
しか備えない、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれかに記載の方法を行うための手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
【請求項13】
アンテナおよび処理システムを備える、請求項12に記載の装置。
【請求項14】
コンピュータによって実行されたとき、請求項1乃至11のいずれかの方法を前記コンピュータにさせるプログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示のある特定の態様は一般に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、様々なトーンプランに従ってメッセージを提供するための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
[0002] 多くの電気通信システムでは、通信ネットワークが、空間的に隔離されて対話するいくつかのデバイス間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、例えば、都市エリア(metropolitan area)、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る、地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、都市エリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)と呼ばれ得る。ネットワークはまた、様々なネットワークノードおよびデバイスを相互接続するために使用される交換/ルーティングの技法(例えば、回路交換対パケット交換)、送信のために用いられる物理媒体のタイプ(例えば、有線対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(例えば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期型光ネットワーキング)、イーサネット(登録商標)等)に従って、異なる。
【0003】
[0003] ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素が移動式であり、それにより動的接続の必要性を有するとき、またはネットワークアーキテクチャが固定式よりもむしろアドホックのトポロジにおいて形成される場合に、しばしば、好まれる。ワイヤレスネットワークは、電波(radio)、マイクロ波、赤外線、光(optical)等の周波数帯域において電磁波を使用する無誘導伝搬モード(unguided propagation mode)における無形(intangible)物理媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、固定式有線ネットワークと比べて、有利に、ユーザの移動性および迅速なフィールド展開を容易にする。
【0004】
[0004] ワイヤレスネットワークにおけるデバイスは、互いの間で情報を送信/受信し得る。デバイス送信は互いに干渉し得、ある特定の送信は他の送信を選択的にブロックし得る。多くのデバイスが通信ネットワークを共有する場合、輻輳および非効率なリンク使用に帰着し得る。そのため、高効率ワイヤレス通信ネットワークにおける通信効率を改善するためのシステム、方法、および非一時的コンピュータ可読媒体が必要とされる。
【発明の概要】
【0005】
[0005] 添付される請求の範囲内のシステム、方法、およびデバイスの様々な実施形態は各々、いくつかの態様を有し、それらのどの1つも、本明細書で説明される望ましい属性を単独で担うものではない。添付の請求項の範囲を限定することなく、いくつかの顕著な特徴が本明細書で説明される。
【0006】
[0006] 本明細書で説明される主題の1つまたは複数の実施形態の詳細は、添付図面および以下の説明で述べられる。他の特徴、態様、および利点は、説明、図面、および請求項から明らかになるであろう。以下の図の相対的な寸法は原寸通りに描かれていないことがあることに留意されたい。
【0007】
[0007] 本開示の一態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てるように構成された処理システムを含む。リソースは、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを含む。処理システムはさらに、デバイスへのリソース割り当てを提供するように構成される。処理システムはさらに、割り当てられたサブバンドまたは割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理するように構成される。
【0008】
[0008] 様々な態様において、アップリンクトーンプランおよびダウンリンクトーンプランは同じであり得る。様々な態様において、アップリンクトーンプランは、ダウンリンクトーンプランとは異なる。様々な態様において、割り当てられたサブセットの各々はさらに、1または複数のパイロットトーンを含み得る。様々な態様において、メッセージは、13.6μs、14.4μs、または16μsのシンボル持続時間を含み得る。
【0009】
[0009] 様々な態様において、処理システムはさらに、装置の通信モードに基づいて、利用可能な帯域幅、または利用可能な数のデータトーンのうちの少なくとも1つを決定することによってリソースを割り当てるように構成される。処理システムはさらに、利用可能な帯域幅または利用可能な数のデータトーンを、複数の周波数のサブバンドまたはデータトーンのサブセットにそれぞれ分割するように構成され得る。様々な態様において、処理システムはさらに、ダウンリンクまたはアップリンクトーンプランそれぞれに従って、メッセージを符号化または復号するように構成される。
【0010】
[0010] 様々な態様において、帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が15MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、192のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が20MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、256のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が30MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、384のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が40MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、512のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が60MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、768のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が80MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1024のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が100MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1280のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が120MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1536のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が140MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1792のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が160MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、2048のFFTサイズを使用し得る。
【0011】
[0011] 様々な態様において、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、トーンプランが16FFTトーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを含み得る。トーンプランが48FFTトーンを有する場合、トーンプランは、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが96FFTトーンを有する場合、トーンプランは、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが192FFTトーンを有する場合、トーンプランは、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを含み得る。トーンプランが320FFTトーンを有する場合、トーンプランは、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを含み得る。トーンプランが384FFTトーンを有する場合、トーンプランは、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを含み得る。トーンプランが448FFTトーンを有する場合、トーンプランは、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを含み得る。トーンプランが768FFTトーンを有する場合、トーンプランは、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、トーンプランは、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを含み得る。
【0012】
[0012] 様々な態様において、ダウンリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、13データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、26データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、39データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、52データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、81データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、108データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、175データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、234データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、292データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、351データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、409データトーンしか含まない。
【0013】
[0013] 様々な態様において、アップリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、10データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、23データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、35データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、46データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、77データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、102データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、171データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、228データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、290データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、348データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、408データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。
【0014】
[0014] 別の態様は、ワイヤレス通信の方法を提供する。方法は、複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てることを含む。リソースは、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを含む。方法はさらに、デバイスへのリソース割り当てを提供することを含む。方法はさらに、割り当てられたサブバンドまたは割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理することを含む。
【0015】
[0015] 様々な態様において、アップリンクトーンプランおよびダウンリンクトーンプランは同じであり得る。様々な態様において、アップリンクトーンプランは、ダウンリンクトーンプランとは異なる。様々な態様において、割り当てられたサブセットの各々はさらに、1または複数のパイロットトーンを含み得る。様々な態様において、メッセージは、13.6μs、14.4μs、または16μsのシンボル持続時間を含み得る。
【0016】
[0016] 様々な態様において、前記割り当てることは、装置の通信モードに基づいて、利用可能な帯域幅、または利用可能な数のデータトーンのうちの少なくとも1つを決定することを含み得る。方法はさらに、利用可能な帯域幅または利用可能な数のデータトーンを、複数の周波数のサブバンドまたはデータトーンのサブセットにそれぞれ分割することを含み得る。様々な態様において、方法はさらに、ダウンリンクまたはアップリンクトーンプランそれぞれに従って、メッセージを符号化または復号することを含み得る。
【0017】
[0017] 様々な態様において、帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が15MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、192のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が20MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、256のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が30MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、384のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が40MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、512のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が60MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、768のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が80MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1024のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が100MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1280のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が120MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1536のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が140MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1792のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が160MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、2048のFFTサイズを使用し得る。
【0018】
[0018] 様々な態様において、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、トーンプランが16FFTトーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを含み得る。トーンプランが48FFTトーンを有する場合、トーンプランは、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが96FFTトーンを有する場合、トーンプランは、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが192FFTトーンを有する場合、トーンプランは、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを含み得る。トーンプランが320FFTトーンを有する場合、トーンプランは、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを含み得る。トーンプランが384FFTトーンを有する場合、トーンプランは、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを含み得る。トーンプランが448FFTトーンを有する場合、トーンプランは、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを含み得る。トーンプランが768FFTトーンを有する場合、トーンプランは、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、トーンプランは、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを含み得る。
【0019】
[0019] 様々な態様において、ダウンリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、13データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、26データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、39データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、52データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、81データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、108データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、175データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、234データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、292データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、351データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、409データトーンしか含まない。
【0020】
[0020] 様々な態様において、アップリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、10データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、23データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、35データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、46データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、77データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、102データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、171データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、228データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、290データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、348データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、408データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。
【0021】
[0021] 別の態様は、ワイヤレス通信のための別の装置を提供する。装置は、複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てるための手段を含む。リソースは、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを含む。装置はさらに、デバイスへのリソース割り当てを提供するための手段を含む。装置はさらに、割り当てられたサブバンドまたは割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理するための手段を含む。
【0022】
[0022] 様々な態様において、帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が15MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、192のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が20MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、256のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が30MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、384のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が40MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、512のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が60MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、768のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が80MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1024のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が100MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1280のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が120MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1536のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が140MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1792のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が160MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、2048のFFTサイズを使用し得る。
【0023】
[0023] 様々な態様において、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、トーンプランが16FFTトーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを含み得る。トーンプランが48FFTトーンを有する場合、トーンプランは、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが96FFTトーンを有する場合、トーンプランは、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが192FFTトーンを有する場合、トーンプランは、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを含み得る。トーンプランが320FFTトーンを有する場合、トーンプランは、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを含み得る。トーンプランが384FFTトーンを有する場合、トーンプランは、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを含み得る。トーンプランが448FFTトーンを有する場合、トーンプランは、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを含み得る。トーンプランが768FFTトーンを有する場合、トーンプランは、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、トーンプランは、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを含み得る。
【0024】
[0024] 様々な態様において、ダウンリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、13データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、26データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、39データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、52データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、81データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、108データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、175データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、234データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、292データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、351データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、409データトーンしか含まない。
【0025】
[0025] 様々な態様において、アップリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、10データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、23データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、35データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、46データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、77データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、102データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、171データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、228データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、290データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、348データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、408データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。
【0026】
[0026] 別の態様は、ワイヤレスノードを提供する。ノードは、アンテナおよび処理システムを含む。処理システムは、複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てるように構成される。リソースは、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを含む。処理システムはさらに、デバイスへのリソース割り当てを提供するように構成される。処理システムはさらに、割り当てられたサブバンドまたは割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信システムの例を例示する。
【
図2】
図1のワイヤレス通信システム内で用いられ得るワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々なコンポーネントを例示する。
【
図3】一態様に従った、実例的な帯域幅割り当ての図である。
【
図4】一態様に従った、実例的なトーンプランを示す。
【
図5】
図1のワイヤレス通信システム内で用いられ得るワイヤレス通信の実例的な方法のためのフローチャートを示す。
【
図6】一態様に従った、実例的な帯域幅割り当ての図である。
【
図7】
図1のワイヤレス通信システム内で用いられ得るワイヤレス通信の別の実例的な方法のためのフローチャートを示す。
【詳細な説明】
【0028】
[0034] 新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が、添付の図面を参照して以下でより十分に説明される。しかしながら、教示の開示は、多くの異なる形式で具現化され得、本開示全体を通して提示される何らかの特定の構造または機能に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が徹底的で完全になるように提供されており、当業者に本開示の範囲を十分に伝えることになる。本明細書での教示に基づき、当業者は、本開示の他のいずれの態様からも独立して実施されようと、本発明のいずれの他の態様と組み合わせて実行されようと、本明細書で開示される新規のシステム、装置、および方法の任意の態様をカバーするように本開示の範囲が意図されることを認識すべきである。例えば、本明細書で述べられる任意の数の態様を使用して、装置は実施され得る、または方法は実施され得る。加えて、本発明の範囲は、本明細書で述べられる発明の様々な態様に加えた、または本明細書で述べられる発明の様々な態様以外の、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるこのような装置または方法をカバーするように意図される。本明細書で開示されるいずれの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
【0029】
[0035] 特定の態様が本明細書で説明されるものの、これらの態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内に入る。好まれる態様のいくつかの利益および利点が言及されるものの、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に限定されるようには意図されていない。むしろ本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるように意図されており、それらのうちのいくつかが、図において、および好まれる態様の以下の説明において例として例示される。詳細な説明および図面は、限定よりもむしろ本開示を単に例示するものであり、本開示の範囲は、添付の請求項およびそれらの均等物によって定義される。
【0030】
[0036] ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近くのデバイスを互いに相互接続するように使用され得る。本明細書で説明される様々な態様は、Wi-Fi、またはより一般には、IEEE802.11ワイヤレスプロトコルファミリ(IEEE 802.11 family of wireless protocols)の任意のメンバ、のようないずれの通信規格にも適用し得る。
【0031】
[0037] いくつかの態様では、ワイヤレス信号が、直交周波数分割多重化(OFDM)、直接拡散方式(DSSS)通信、OFDMとDSSS通信の組み合わせ、または他のスキームを使用する高効率802.11プロトコルに従って送信され得る。高効率802.11プロトコルの実施形態は、インターネットアクセス、センサ、メータリング、スマートグリッドネットワーク、または他のワイヤレスアプリケーションのために使用され得る。有利なことに、この特定のワイヤレスプロトコルを実施するある特定のデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実施するデバイスよりも少ない電力を消費し得る、短い距離をわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る、および/または人間のようなオブジェクトによってブロックされる可能性がより低い状態で(less likely)、信号を送信可能であり得る。
【0032】
[0038] いくつかの実施形態では、WLANが、ワイヤレスネットワークにアクセスするコンポーネントである様々なデバイスを含む。例えば、2つのタイプのデバイス:アクセスポイント(「AP」)およびクライアント(局または「STA」とも称される)が存在し得る。一般に、APは、WLANのためのハブまたは基地局としての役割を果たし、STAは、WLANのユーザとしての役割を果たし得る。例えば、STAは、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、携帯電話等であり得る。ある例では、STAが、インターネットへの、または他のワイドエリアネットワークへの一般的な接続を取得するために、Wi-Fi(例えば、802.11ahのようなIEEE802.11プロトコル)対応ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実施形態では、STAがAPとしても使用され得る。
【0033】
[0039] 本明細書で説明される技法は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム等を含む。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、複数のユーザ端末が、送信信号を異なる時間スロットに分割することであって、各時間スロットが異なるユーザ端末に割り当てられる、ことによって同じ周波数チャネルを共有することを可能にし得る。TDMAシステムは、GMSまたは当技術分野において知られる何らかの他の規格を実施し得る。OFDMAシステムは、システム帯域幅全体を複数の直交サブキャリアに区分化する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアはまた、トーン、ビン等とも呼ばれ得る。OFDMでは、それぞれのサブキャリアがデータで独立して変調され得る。OFDMシステムは、IEEE802.11または当技術分野において知られる何らかの他の規格を実施し得る。SC-FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されるサブキャリア上で送信するためのインターリーブされたFDMA(IFDMA)、隣接のサブキャリアのブロック上で送信するための局所化されたFDMA(LFDMA)、または隣接のサブキャリアの複数のブロック上で送信するための強化されたFDMA(EFDMA)を使用し得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数ドメインにおいて、およびSC-FDMAでは時間ドメインにおいて送られる。SC-FDMAシステムは、3GPP(登録商標)-LTE(登録商標)(第3世代パートナーシッププロジェクトのロングタームエボリューション)または他の規格を実施し得る。
【0034】
[0040] 本明細書における教示は、様々な有線またはワイヤレス装置(例えば、ノード)に組み込まれ得る(例えば、これら内で実施される、またはこれらによって行われる)。いくつかの態様では、本明細書における教示に従って実施されるワイヤレスノードが、アクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
【0035】
[0041] アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(Transcceiver Function)(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の専門用語を備え得る、これらとして実施され得る、またはこれらとして知られ得る。
【0036】
[0042] 局(「STA」)はまた、ユーザ端末、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の専門用語を備え得る、これらとして実施され得る、またはこれらとして知られ得る。いくつかの実施形態では、アクセス端末が、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、パーソナルデジタルアシスタント(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適した処理デバイスを備え得る。従って、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話機(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、グローバルポジショニングシステムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成されるどのほかの適したデバイスにも組み込まれ得る。
【0037】
[0043] 上で論じられたように、本明細書で説明されるデバイスのうちのいくつかは、例えば、802.11ah規格を実施し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されようと、APとして使用されようと、他のデバイスとして使用されようと、スマートメータリングのために、またはスマートグリッドネットワークにおいて使用され得る。そのようなデバイスは、センサアプリケーションを提供し得るか、またはホームオートメーションにおいて使用され得る。デバイスは、代わりにまたは加えて、例えば個人的なヘルスケアのために、ヘルスケアコンテキストにおいて使用され得る。それらはまた、(例えば、ホットスポットを用いて使用する)拡張範囲の(extended-range)インターネット接続を可能にするために、または機械対機械の通信を実施するために、見張り(surveillance)用に使用され得る。
【0038】
[0044]
図1は、本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信システム100の例を例示する。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、例えば、802.11ah、802.11ac、802.11n、802.11g、および802.11b規格のうちの少なくとも1つに準じて動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信する、AP104を含み得る。
【0039】
[0045] 様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTA106との間のワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。例えば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと称され得る。代わりとして、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。この場合には、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムと称され得る。
【0040】
[0046] AP104からSTA106のうちの1つまたは複数ヘの送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と称され得、STA106のうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と称され得る。代わりとして、ダウンリンク108は、順方向リンクまたは順方向チャネルと称され得、アップリンク110は、逆方向リンクまたは逆方向チャネルと称され得る。
【0041】
[0047] AP104は、基地サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレッジを提供し得る。AP104は、AP104に関連付けられた、および通信のためにAP104を使用するSTA106とともに、基本サービスセット(BSS)と称され得る。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有さず、むしろSTA106間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることは留意されるべきである。従って、本明細書で説明されるAP104の機能は、代わりとして、STA106のうちの1つまたは複数によって行われ得る。
【0042】
[0048]
図2は、ワイヤレス通信システム100内で用いられ得るワイヤレスデバイス202において利用され得る様々なコンポーネントを例示する。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明される様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの例である。例えば、ワイヤレスデバイス202は、AP104、またはSTA106のうちの1つを備え得る。
【0043】
[0049] ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は、中央処理ユニット(CPU)とも称され得る。読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、プロセッサ204に命令およびデータを提供する。メモリ206の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ204は通常、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理および算術演算を行う。メモリ206における命令は、本明細書で説明される方法を実施するように実行可能であり得る。
【0044】
[0050] プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサを用いて実施される処理システムのコンポーネントを備え得る、または処理システムのコンポーネントであり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理回路、ディスクリートハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限ステートマシン、あるいは情報の計算または他の操作を行い得る任意の他の適したエンティティ、の任意の組み合わせで実施され得る。
【0045】
[0051] 処理システムはまた、実行されるとき、中継器対応(relay-compatible)ワイヤレスデバイスの中継動作を変更するための1つまたは複数の方法に関連付けられた1つまたは複数のステップを装置に行わせる命令でその上に符号化されたコンピュータ可読媒体を備える通信のためのコンピュータプログラム製品を含み、得る。命令は、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、またはコードの任意の他の適したフォーマットを含み得る。1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、コードまたは命令は、処理システムに本明細書で説明される様々な機能を行わせる。
【0046】
[0052] ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202とリモート位置との間でのデータの送信および受信を可能にするために、送信機210およびは受信機212を含み得るハウジング208も含み得る。送信機210および受信機212は、トランシーバ214に組み合わされ得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナ(図示せず)を含み得、それらは、例えば、MIMO通信中に利用され得る。
【0047】
[0053] ワイヤレスデバイス202はまた、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出および定量化しようとするのに使用され得る信号検出器218を含み得る。信号検出器218は、総エネルギー、シンボルあたりのサブキャリア毎のエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号のような信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス202はまた、信号を処理する際に使用するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)220も含み得る。DSP220は、送信のために、データユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットが、物理レイヤデータユニット(PPDU)を備え得る。いくつかの態様では、PPDUが、パケットと称される。
【0048】
[0054] ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様において、ユーザインタフェース222をさらに備え得る。ユーザインタフェース222は、キーバッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインタフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を搬送する、および/またはユーザから入力を受信する任意の要素またはコンポーネントを含み得る。
【0049】
[0055] ワイヤレスデバイス202の様々なコンポーネントは、バスシステム226によって互いに結合され得る。バスシステム226は、データパスはもちろん、例えば、データバスに加えた、電力バス(power bus)、制御信号バスおよびステータス信号バスを含み得る。当業者は、ワイヤレスデバイス202のコンポーネントが、何らかの他のメカニズムを使用して互いに結合され得る、または入力を受け取るか、提供し得ることを認識するであろう。
【0050】
[0056] いくつかの別個のコンポーネントが
図2において例示されるものの、当業者は、コンポーネントのうちの1つまたは複数が組み合わされるか、または共通に(commonly)実施され得ることを認識するであろう。例えば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上で説明された機能を実施するだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上で説明された機能を実施するためにも使用され得る。さらに、
図2において例示されるコンポーネントの各々は、複数の別個の要素を使用して実施され得る。
【0051】
[0057] 上で論じられたように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106を備え得、通信を送信および/または受信するために使用され得る。ワイヤレスネットワークにおけるデバイス間で交換される通信は、パケットまたはフレームを備え得るデータユニットを含み得る。いくつかの態様では、データユニットが、データフレーム、制御フレーム、および/または管理フレームを含み得る。データフレームは、APおよび/またはSTAから他のAPおよび/またはSTAに送信するために使用され得る。制御フレームは、様々な動作を行うために、およびデータを確実に配信する(例えば、データの受信を肯定応答すること、APのポーリング、エリアクリアリング動作、チャネル獲得、キャリア感知維持機能、等)ためにデータフレームと共に使用され得る。管理フレームは、様々な監視機能(例えば、ワイヤレスネットワークを連結し、ワイヤレスネットワークから外れる)ために使用され得る。
【0052】
[0058] 本開示のある特定の態様は、AP104が効率を向上させるための最適化された方法でSTA106に送信を割り当てることを可能にすることをサポートする。高効率ワイヤレス(HEW)局、(802.11axのような)802.11高効率プロトコルを利用する局、および(802.11bのような)より旧型(older)またはレガシー802.11プロトコルを使用する局の両方は、ワイヤレス媒体へのアクセスのために競合または協調し得る。いくつかの態様において、本明細書で説明される高効率802.11プロトコルは、HEWおよびレガシー局が、様々なOFDMトーンプランに従って相互動作することを可能にし得る。いくつかの態様において、HEW局は、より効率的な方法でワイヤレス媒体にアクセスし得る。従って、アパートビルまたは人口密度の高い公的スペースのケースでは、高効率802.11プロトコルを使用するAPおよび/またはSTAは、アクティブなワイヤレスデバイスの数が増加しても、低減されたレイテンシおよび増加したネットワークスループットを経験し得、それによりユーザエクスペリエンスを向上させる。
【0053】
[0059] いくつかの態様では、AP104が、HEWおよび/またはレガシーSTAのためのDLおよびULトーンプランを割り当てることによって、ワイヤレス媒体へのアクセスを制御し得る。例えば、
図1に関して、STA106A-106Cは、HEW STAであり得、106Dは、レガシーSTAであり得る。この態様では、HEW STA106A-106CとレガシーSTA106Dとの間の同時動作を可能にすることが望ましくあり得る。いくつかの態様では、AP104が、STA106A-106Dの各々に別個の物理サブバンドを割り当てるように構成され得る。従って、各STA106A-106Dは、個々のトーンプラン(トーンマップとも称され得る)に従ってその割り当てられた物理サブバンドにアクセスするように構成され得る。
【0054】
[0060]
図3は、一態様に従った、実例的な帯域幅割り当て300の図である。
図3に示されるように、OFDMAゾーンは、帯域幅310を含み得る。帯域幅310は、1つまたは複数のサブバンド320A-320Dに分割され得る。例えば、帯域幅310は80MHzであり得、4つの20MHzサブバンド320A-320Dに分割され得る。しかしながら当業者は、帯域幅310が異なるサイズであり得、異なる数のサブバンドに分割され得ることであって、それらのサブバンドも同じく、様々な等しいまたは異なるサイズを有し得る、ことを認識するであろう。
【0055】
[0061]
図1および3を参照すると、AP104は、別個のサブバンド320A-320DにSTA106A-106Dの各々を割り当て得る。さらに、別個のトーンプラン330A-330Dが、各サブバンド320A-320Dに関連付けられ得る。様々な態様において、トーンプラン330A-330Dは、各サブバンド320A-320Dの帯域幅に基づいて、様々な高速フーリエ変換(FFT)サイズを有し得る。本明細書においてはFFTという用語が使用されるものの、当業者は、離散フーリエ変換(DFT)、逆DFT(IDFT)、および逆FFT(IFFT)のような他の変換が、様々な状況で使用され得ることを認識するであろう。以下の表1は、様々な態様に従った、様々なシンボル持続時間モードのための実例的なトーンプランサイズを示す。表1に示されるように、4の係数分シンボル持続時間を増大させることは、4の係数分FFTサイズを増大させるによって実現され得る。様々な態様において、1倍(1x)シンボル持続時間は、4μs(例えば、有効なシンボル持続時間のための3.2μsおよび0.8μsのサイクリックプリフィックス)であり得、4倍(4x)シンボル持続時間は、13.6μs、14.4μs、または16μs(例えば、3.2μsの4倍であって、これは12.8μsである、および0.8μs、1.6μs、または3.2μsのサイクリックプリフィックス)であり得る。当業者は、他のシンボル持続時間が使用され得ることを認識するであろう。
【0056】
[0062]
【0057】
【0058】
[0063] 従って、帯域幅310が80MHzであり、4つの20MHzサブバンド320A-320Dに分割される実例的な態様では、STA106A-106Dが、64トーンプランに従って1xシンボル持続時間メッセージを送信および/または受信し得、256トーンプランに従って4xシンボル持続時間メッセージを送信および/または受信し得る。さらに、STA106A-106Dの各々が別個の物理サブバンドを割り当てられるので、HEW STA106A-106CおよびレガシーSTA106Dは、トーン定義の変化なしで協同し得る。
【0059】
[0064] 上で表1に示されたFFTサイズの各々は、HEWトーンプラン330A-330Dに関連付けられ得る。実例的なトーンプランは、
図4に関連して以下で論じられる。同様に、STA106A-106Dの各々が、独立したトーンプランに従ってメッセージを送信および/または受信するので、共通のインターリーバ設計が使用され得る。
【0060】
[0065]
図4は、一態様に従った、実例的なトーンプラン400を示す。ある態様では、トーンプラン400が、16ポイントIFFTを使用して生成される、周波数ドメインにおける、OFDMトーンに対応する。トーンプラン400は、-8から7のインデックスを付けられる16OFDMトーンを含む。トーンプラン400は、2セットのガードトーン410、2セットのデータ/パイロット400、および1セットの直流(DC)トーン430を含む。様々な例において、ガードトーン410およびDC430はヌルであり得る。ある態様では、データ/パイロットトーン420が、10データトーンおよび2パイロットトーンを含み得る。様々な態様において、トーンプラン400は、別の適した数のパイロットトーンを含む、および/または他の適したトーン位置においてパイロットトーンを含む。
【0061】
[0066] 16トーンプラン400が
図4に示されるものの、(32-、48-、64-、96-、128-、192-、256-、320-、384-、448-、512-、768-、1024、1280-、1536-、1792-、および2048-トーンプランのような)同様のトーンプランが使用され得る。以下の表2は、様々な態様に従った、様々なFFTサイズのための例示的なトーンプランを示す。当業者は、データ、パイロット、DC、およびガードトーンの他の組み合わせが使用され得ることを認識するであろう。
【0062】
[0067]
【0063】
【0064】
[0068]
図5は、
図1のワイヤレス通信システム100内で用いられ得るワイヤレス通信の実例的な方法のためのフローチャート500を示す。方法は、全体としてまたは部分的に、
図2に示されるワイヤレスデバイス202のような、本明細書で説明されるデバイスによって実施され得る。例示される方法は、
図1に関連して上で論じられたワイヤレス通信システム100、
図2に関連して上で論じられたワイヤレスデバイス202、
図3に関連して上で論じられた帯域幅割り当て300、および
図4に関連して上で論じられたトーンプラン400、を参照して本明細書では説明されるものの、当業者は、例示される方法が、本明細書で説明される別のデバイス、または任意の他の適したデバイスによって実施され得ることを認識するであろう。例示される方法は、特定の順序を参照して本明細書で説明されるものの、様々な態様において、本明細書におけるブロックは、異なる順序で行われ得るまたは省略され得る、およびさらなるブロックが追加され得る。
【0065】
[0069] まず、ブロック510で、デバイス202は、複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のために周波数のサブバンドを割り当てる。例えば、AP104は、STA106A-106Dそれぞれにサブバンド310A-320Dの各々を割り当て得る。様々な態様において、各サブバンド310A-320Dは、表1に関連して上で論じられた帯域幅のいずれでも有り得、表2に関連して上で論じられたいずれかのFFTサイズを有するトーンプランに関連付けられ得る。いくつかの態様では、デバイス202が、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、および周波数のサブバンドの両方を含むリソースを割り当て得る。
【0066】
[0070] 一態様では、プロセッサ204が、帯域幅の利用可能な量、およびワイヤレス媒体へのアクセスをリクエストするデバイスの数を決定し得る。プロセッサ204は、利用可能な帯域幅が越えられることのないように各デバイスに最大サブバンドサイズを割り当て得る。例えば、AP104は、STA106A-106Dの数(4)で80MHz OFDMAゾーン310を分割し、各STA106A-106Dに20MHzサブバンド320A-320Bを割り当て得る。様々な他の態様において、プロセッサ204は、例えばSTA106A-106Dの優先度または能力に基づいて、ある特定のデバイスにより大きなサブバンドを割り得て得る。
【0067】
[0071] 次に、ブロック520で、デバイス202は、デバイスへのサブバンド割り当てを提供する。例えば、AP104は、各STA106A-106Dにサブバンド割り当てのインジケーションを送信し得る。特に、プロセッサ204は、送信機210に、STA106A-106Dにサブバンド割り当てを送信させ得る。
【0068】
[0072] その後、ブロック530で、デバイス202は、割り当てられたサブバンドのうちの1つに関連付けられたトーンプランに従ってメッセージを処理する。例えば、AP104は、物理サブバンド320A上で、STA106AにDLメッセージを送信し得る。物理サブバンド320Aが、ある態様で、20MHzであるので、AP104は、(1xシンボル持続時間では)64トーンプラン、または(4xシンボル持続時間では)256トーンプランに従って、DLメッセージを符号化および/または送信し得る。別の例として、物理サブバンド320Aが5MHzである態様で、AP104は、1xシンボル持続時間で、
図4に関連して上で論じられた16トーンプラン400に従って、DLメッセージを符号化および/または送信し得る。様々な態様において、プロセッサ204は、送信機210に、関連付けられたトーンプランに従って、DLメッセージを符号化および/または送信させ得る。いくつかの態様では、トーンプランは、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内の割り当てられたデータトーンのサブセット、および周波数の割り当てられたサブバンドの両方に関連付けられ得る。
【0069】
[0073] 別の例として、AP104は、物理サブバンド320A上で、STA106AからULメッセージを受信し得る。物理サブバンド320Aが、ある態様で、20MHzであるので、AP104は、(1xシンボル持続時間では)64トーンプラン、または(4xシンボル持続時間では)256トーンプランに従って、ULメッセージを復号および/または受信し得る。別の例として、物理サブバンド320Aが5MHzである態様で、AP104は、1xシンボル持続時間で、
図4に関連して上で論じられた16トーンプラン400に従って、ULメッセージを復号および/または受信し得る。様々な態様において、プロセッサ204は、受信機212に、関連付けられたトーンプランに従って、ULメッセージを復号および/または受信させ得る。
【0070】
[0074] 同様に、STA106Aは、例えばAP104からのインジケーションに基づいて、サブバンド割り当てを決定し得る。いくつかの態様では、STA106Aが、(例えば、受信機212を介して)関連付けられたトーンプランに従って、AP104からのDLメッセージを復号および/または受信し得る。いくつかの態様では、STA106Aが、(例えば、送信機210を介して)関連付けられたトーンプランに従って、AP104へのULメッセージを符号化および/または送信し得る。
【0071】
[0075] 様々な態様において、アップリンクトーンプランおよびダウンリンクトーンプランは同じであり得る。様々な態様において、メッセージは、13.6μs、14.4μs、または16μsのシンボル持続時間を含み得る。
【0072】
[0076] 様々な態様において、割り当ては、装置の通信モードに基づいて、利用可能な帯域幅を決定することを含み得る。複数のデバイスの各々にワイヤレス通信のサブバンドを割り当てることは、利用可能な帯域幅または利用可能な数のデータトーンを、複数の周波数のサブバンドまたはデータトーンのサブセットにそれぞれ分割することを含み得る。
【0073】
[0077] 様々な態様において、メッセージを処理することは、ダウンリンクまたはアップリンクトーンプランそれぞれに従って、メッセージを符号化または復号することを含み得る。メッセージを処理することはさらに、メッセージを、デバイスにまたはデバイスから、送信または受信すること、それぞれを含み得る。
【0074】
[0078] 様々な態様において、帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が15MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、192のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が20MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、256のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が30MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、384のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が40MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、512のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が60MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、768のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が80MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1024のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が100MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1280のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が120MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1536のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が140MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1792のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が160MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、2048のFFTサイズを使用し得る。
【0075】
[0079] 様々な態様において、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、トーンプランが16FFTトーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを含み得る。トーンプランが48FFTトーンを有する場合、トーンプランは、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが96FFTトーンを有する場合、トーンプランは、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが192FFTトーンを有する場合、トーンプランは、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを含み得る。トーンプランが320FFTトーンを有する場合、トーンプランは、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを含み得る。トーンプランが384FFTトーンを有する場合、トーンプランは、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを含み得る。トーンプランが448FFTトーンを有する場合、トーンプランは、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを含み得る。トーンプランが768FFTトーンを有する場合、トーンプランは、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、トーンプランは、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを含み得る。
【0076】
[0080] 様々な態様において、ダウンリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、13データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、26データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、39データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、52データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、81データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、108データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、175データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、234データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、292データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、351データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、409データトーンしか含まない。
【0077】
[0081] 様々な態様において、アップリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、10データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、23データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、35データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、46データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、77データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、102データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、171データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、228データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、290データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、348データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、408データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。
【0078】
[0082] ある態様では、
図5に示される方法が、割り当て回路、提供回路、および処理回路を含み得るワイヤレスデバイスにおいて実施され得る。当業者は、ワイヤレス装置が、本明細書で説明される簡略化されたワイヤレスデバイスよりも多くのコンポーネントを有し得ることを認識するであろう。本明細書で説明されるワイヤレスデバイスは、請求項の範囲内の実施形態のいくつかの顕著な特徴を説明するのに役立つコンポーネントのみを含む。
【0079】
[0083] 割り当て回路は、複数のデバイスの各々にワイヤレス通信のサブバンドを割り当てるように構成され得る。ある態様では、割り当て回路が、フローチャート500のブロック510(
図5)を実施するように構成され得る。割り当て回路は、DSP220(
図2)、プロセッサ204(
図2)、およびメモリ206(
図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、割り当てるための手段は、割り当て回路を含み得る。
【0080】
[0084] 提供回路は、デバイスへのサブバンド割り当てを提供するように構成され得る。ある態様では、提供回路が、フローチャート500のブロック520(
図5)を実施するように構成され得る。提供回路は、送信機210(
図2)、トランシーバ214(
図2)、プロセッサ206(
図2)、DSP220(
図2)、およびメモリ204(
図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、提供するための手段が、提供回路を含み得る。
【0081】
[0085] 処理回路は、トーンプランに従ってメッセージを処理するように構成され得る。ある態様では、処理回路が、フローチャート500のブロック530(
図5)を実施するように構成され得る。処理回路は、送信機210(
図2)、受信機212(
図2)、トランシーバ214(
図2)、アンテナ216(
図2)、プロセッサ206(
図2)、DSP220(
図2)、およびメモリ204(
図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、処理するための手段が、処理回路を含み得る。
【0082】
[0086] いくつかの態様では、AP104が、ULおよびDL通信の各々のために、HEW STAに単一トーンプランのサブセットを割り当てることによって、ワイヤレス媒体へのアクセスを制御し得る。例えば、
図1に関して、STA106A-106Dは、HEW STAであり得る。この態様では、OFDMAゾーン中で、データ/パイロットトーンの総数を増加させることが望ましいことであり得る。いくつかの態様では、単一トーンプラン内の向上した効率が、同時レガシー動作を不可能にさせ得る。いくつかの態様では、AP104が、STA106A-106Dの各々に、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内の別個のトーンサブセットを割り当てるように構成され得る。従って、各STA106A-106Dは、単一トーンプラン(トーンマップとも称され得る)に従ってその割り当てられたトーンのサブセットにアクセスするように構成され得る。
【0083】
[0087]
図6は、一態様に従った、実例的な帯域幅割り当て600の図である。
図6に示されるように、OFDMAゾーンは、帯域幅610を含み得る。帯域幅610全体が、アップリンク通信のための単一トーンプラン630、およびダウンリンク通信のための単一トーンプラン630、に関連付けられ得る。単一トーンプラン630は、HEW STA106A-106Dのような、複数のデバイス間で分けられ得る。
【0084】
[0088]
図1および6を参照すると、AP104は、STA106A-106Dの各々に、単一トーンプラン630におけるデータ/パイロットトーンのサブセットを割り当て得る。4つのSTA106A-106Dが示されるものの、単一トーンプラン630は、任意の数のトーンサブセットに分割され得る。様々な態様において、割り当てられたサブセットは、単一トーンプラン630において定義されたデータ/パイロットトーン間で、連続し得るか、均等に隔てられ得るか、または断続的に隔てられ得る。いくつかの態様では、単一トーンプラン630が、STA106A-106Dの間で均等に分割され得る。他の態様では、異なる数のトーンが、STA106A-106Dの間で割り当てられ得る。
【0085】
[0089] 様々な態様において、単一トーンプラン630は、OFDMAゾーンの帯域幅610に基づいて、様々な高速フーリエ変換(FFT)サイズを有し得る。本明細書においてFFTという用語が使用されるものの、当業者は、離散フーリエ変換(DFT)、逆DFT(IDFT)、および逆FFT(IFFT)のような他の変換が、様々な状況で使用され得ることを認識するであろう。上記の表1は、様々な態様に従った、様々なシンボル持続時間モードのための実例的なトーンプランサイズを示す。
【0086】
[0090] 従って、帯域幅610が80MHzである実例的な態様では、STA106A-106Dが、256トーンプランに従って1xシンボル持続時間メッセージを送信および/または受信し得、1024トーンプランに従って4xシンボル持続時間メッセージを送信および/または受信し得る。さらに、STA106A-106Dの各々が物理チャネルを共有するので、HEW STA106A-106Dは、単一トーンプラン630内でSTAと相互動作しないことがある。
【0087】
[0091] 上で表1に示されたFFTサイズの各々は、ULおよびDLのための単一トーンプラン630に関連付けられ得る。いくつかの態様では、単一トーンプラン630が、ULおよびDL通信に関して同じである。他の態様では、単一トーンプラン630が、ULに関して、DL通信とは異なり得る。実例的なトーンプランは、
図4に関連して上で論じられている。STA106A-106Dの各々が、同じ単一トーンプラン630に従ってメッセージを送信および/または受信するので、(
図3に関連して上で論じられたマルチキャリアトーン割り当てと比較されると)1または複数のミッドトーン(例えば、サブバンドガードトーン)、サブバンドDCトーン、およびサブバンドパイロットトーンは、データトーンと置き換えられ得る。
【0088】
[0092] 16トーンプラン400が
図4に関連して上で論じられたが、(32-、48-、64-、96-、128-、192-、256-、320-、384-、448-、512-、768-、1024-、1280-、1536-、1792-、および2048トーンプランのような)同様のトーンプランが使用され得る。上記の表2は、様々な態様に従った、様々なFFTサイズのための例示的なトーンプランを示す。当業者は、データ、パイロット、DC、およびガードトーンの他の組み合わせが使用され得ることを認識するであろう。
【0089】
[0093] 上で論じられたように、単一トーンプラン630のデータ/パイロットトーンは、各デバイスに割り当てられたサブセット帯域幅またはサブバンドに基づいて、複数のデバイス間で割り当てられ得る。以下の表3は、単一DLトーンプラン630における様々なサブバンド帯域幅のための例示的なトーン割り当てを示す。5MHz、10MHz、15MHz、20MHz、30MHz、40MHz、60MHz、80MHz、100MHz、120MHz、および140MHzのサブバンド帯域幅が示されるものの、当業者は、他の帯域幅およびトーン割り当てが使用され得ることを認識するであろう。
【0090】
[0094]
【0091】
【0092】
[0095] 様々な態様において、DL通信では、単一トーンプラン630が、デバイスごとの位相追跡に関して共通のパイロットを含み得る。様々な態様において、DL通信では、単一トーンプラン630が、サブバンドDCトーンを省略し得る。様々な態様において、DL通信では、単一トーンプラン630が、デバイス割り当て間のガードトーンを省略し得る。例えば、AP104(
図1)は、送信を同期し、トーンのサブセット間で直交に維持するように構成され得る。様々な態様において、DL通信では、高帯域送信マスクが適用され得る。
【0093】
[0096] UL通信では、同様の割り当てが、サブセット割り当て間のデバイスごとのパイロットトーンおよびガードトーンの追加を伴い、使用され得る。以下の表4は、単一ULトーンプラン630における様々なサブバンド帯域幅のための実例的なトーン割り当てを図示す。5MHz、10MHz、15MHz、20MHz、30MHz、40MHz、60MHz、80MHz、100MHz、120MHz、および140MHzのサブバンド帯域幅が示されるものの、当業者は、他の帯域幅およびトーン割り当てが使用され得ることを認識するであろう。
【0094】
[0097]
【0095】
【0096】
[0098] 様々な態様において、UL通信では、単一トーンプラン630が、デバイスごとのパイロットトーンを含み得る。様々な態様において、UL通信では、単一トーンプラン630が、サブバンドDCトーンを省略し得る。様々な態様において、UL通信では、単一トーンプラン630が、デバイス割り当て間に1または複数のガードトーンを含み得る。例えば、単一トーンプラン630は、トーンの各サブセット間に2ガードトーンを含み得る。表4は、2ガード(およびそれにより6ビットガードトーン)を各々が有する4つのサブセットを想定するものの、単一トーンプラン630は、異なる数のトーンサブセットに分割され得る。様々な態様において、DL通信では、サブバンド送信マスクが適用され得る。
【0097】
[0099]
図7は、
図1のワイヤレス通信システム100内で用いられ得るワイヤレス通信の別の実例的な方法のためのフローチャート700を示す。方法は、全体としてまたは部分的に、
図2に示されるワイヤレスデバイス202のような、本明細書で説明されるデバイスによって実施され得る。例示される方法は、
図1に関連して上で論じられたワイヤレス通信システム100、
図2に関連して上で論じられたワイヤレスデバイス202、
図3に関連して上で論じられた帯域幅割り当て300、および
図4に関連して上で論じられたトーンプラン400、を参照して説明されるものの、当業者は、例示される方法が、本明細書で説明される別のデバイス、または任意の他の適したデバイスによって実施され得ることを認識するであろう。例示される方法が特定の順序を参照して本明細書で説明されるものの、様々な態様において、本明細書におけるブロックは、異なる順序で行われ得るまたは省略され得る、およびさらなるブロックが追加され得る。
【0098】
[00100] まず、ブロック710で、デバイス202は、複数のデバイスの各々に、ワイヤレス通信のために、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセットを割り当てる。例えば、AP104は、STA106A-106Dに、上で表3および4に示されたサブセットの任意の組み合わせを割り当て得る。様々な態様において、単一トーンプランは、表1に関連して上で論じられた帯域幅のいずれかを占有し得、表2に関連して上で論じられたいずれかのFFTサイズを有するトーンプランに関連付けられ得る。いくつかの態様では、デバイス202が、単一アップリンクまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、および周波数のサブバンドの両方を含むリソースを割り当て得る。
【0099】
[00101] 一態様では、プロセッサ204が、トーンの利用可能な量、およびワイヤレス媒体へのアクセスをリクエストするデバイスの数を決定し得る。プロセッサ204は、利用可能な帯域幅が越えられることのないように各デバイスに最大サブセットサイズを割り当て得る。例えば、AP104は、STA106A-106Dの数(4)で80MHz
OFDMAゾーン310を分割し、各STA106A-106Dに20MHzサブバンド320A-320Bを割り当て得る。様々な他の態様において、プロセッサ204は、例えばSTA106A-106Dの優先度または能力に基づいて、ある特定のデバイスにより大きなサブバンドを割り得て得る。従って、DL通信では、AP104が、234の利用可能なデータトーンを分割し、各デバイスに、単一DLトーンプラン630の52データトーンを割り当て得る。UL通信では、AP104が、234の利用可能なデータトーン、および8の利用可能なパイロットトーンを分割し、各デバイスに、単一トーンプラン630の46データトーン、4パイロットトーン、および2ガードトーンを割り当て得る。
【0100】
[00102] 次に、ブロック720で、デバイス202は、デバイスへのサブセット割り当てを提供する。例えば、AP104は、各STA106A-106Dにサブセット割り当てのインジケーションを送信し得る。特に、プロセッサ204は、送信機210に、STA106A-106Dにサブバンド割り当てを送信させ得る。
【0101】
[00103] その後、ブロック730で、デバイス202は、単一トーンプランおよび割り当てられたデータトーンのサブセットに従ってメッセージを処理する。例えば、AP104は、単一DLトーンプラン630に従って、STA106AにDLメッセージを送信し得る。ある態様ではOFDMAゾーンが80MHzを占有するので、AP104は、256トーンプランに従ってDLメッセージを符号化および/または送信し得る。ある態様では割り当てられたデータトーンのサブセットが20MHzを占有するので、AP104は、STA106Aに関して256トーンプランにおける52データトーンを含み得る。様々な態様において、プロセッサ204は、送信機210に、割り当てられたデータトーンのサブセットに従って、DLメッセージを符号化および/または送信させ得る。いくつかの態様では、トーンプランが、割り当てられた周波数のサブバンド、および割り当てられたデータトーンのサブセットの両方に関連付けられ得る。
【0102】
[00104] 別の例として、AP104は、単一ULトーンプラン630に従って、STA106AからULメッセージを受信し得る。ある態様ではOFDMAゾーンが80MHzを占有するので、AP104は、256トーンプランに従ってULメッセージを復号および/または受信し得る。ある態様では割り当てられたデータトーンのサブセットが20MHzを占有するので、AP104は、256トーンプランにおける46データトーンおよび4パイロットトーンを、STA106Aに関連付け得る。様々な態様において、プロセッサ204は、受信機212に、割り当てられたトーンのサブセットに従って、ULメッセージを復号および/または受信させ得る。
【0103】
[00105] 同様に、STA106Aは、例えばAP104からのインジケーションに基づいて、サブセット割り当てを決定し得る。いくつかの態様では、STA106Aが、(例えば、受信機212を介して)割り当てられたトーンのサブセットに従って、AP104からのDLメッセージを復号および/または受信し得る。いくつかの態様では、STA106Aが、(例えば、送信機210を介して)割り当てられたトーンのサブセットに従って、AP104へのULメッセージを符号化および/または送信し得る。
【0104】
[00106] 様々な態様において、アップリンクトーンプランは、ダウンリンクトーンプランとは異なり得る。様々な態様において、割り当てられたサブセットの各々はさらに、1または複数のパイロットトーンを含み得る。様々な態様において、メッセージは、13.6μs、14.4μs、または16μsのシンボル持続時間を含み得る。
【0105】
[00107] 様々な態様において、データトーンのサブセットを割り当てることは、装置の通信モードに基づいて、利用可能な数のデータトーンを決定することを含み得る。データトーンのサブセットを割り当てることはさらに、利用可能なデータトーンを、複数のサブセットに分割することを含み得る。
【0106】
[00108] 様々な態様において、メッセージを処理することは、割り当てられた単一ダウンリンクまたはアップリンクトーンプランのサブセットそれぞれに従って、メッセージを符号化または復号することを含み得る。メッセージを処理することはさらに、メッセージをデバイスに送信またはデバイスから受信することをそれぞれ含み得る。
【0107】
[00109] 様々な態様において、帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が5MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、64のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が10MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、128のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が15MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、192のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が20MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、256のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が30MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、384のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が40MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、512のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が60MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、768のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が80MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1024のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が100MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1280のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が120MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1536のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が140MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、1792のFFTサイズを使用し得る。帯域幅が160MHzを備える場合、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、2048のFFTサイズを使用し得る。
【0108】
[00110] 様々な態様において、アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、トーンプランが16FFTトーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを含み得る。トーンプランが48FFTトーンを有する場合、トーンプランは、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが96FFTトーンを有する場合、トーンプランは、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを含み得る。トーンプランが192FFTトーンを有する場合、トーンプランは、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを含み得る。トーンプランが320FFTトーンを有する場合、トーンプランは、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを含み得る。トーンプランが384FFTトーンを有する場合、トーンプランは、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを含み得る。トーンプランが448FFTトーンを有する場合、トーンプランは、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを含み得る。トーンプランが768FFTトーンを有する場合、トーンプランは、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、トーンプランは、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを含み得る。トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、トーンプランは、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを含み得る。
【0109】
[00111] 様々な態様において、ダウンリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、13データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、26データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、39データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、52データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、81データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、108データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、175データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、234データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、292データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、351データトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、409データトーンしか含まない。
【0110】
[00112] 様々な態様において、アップリンクトーンプランに関する割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が5MHzを含む場合、10データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が10MHzを含む場合、23データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が15MHzを含む場合、35データトーンおよび2パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が20MHzを含む場合、46データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が30MHzを含む場合、77データトーンおよび4パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が40MHzを含む場合、102データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が60MHzを含む場合、171データトーンおよび6パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が80MHzを含む場合、228データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が100MHzを含む場合、290データトーンおよび8パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が120MHzを含む場合、348データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。割り当てられたサブセットの各々は、サブセットの帯域幅が140MHzを含む場合、408データトーンおよび10パイロットトーンしか含まない。
【0111】
[00113] ある態様では、
図7に示される方法が、割り当て回路、提供回路、および処理回路を含み得るワイヤレスデバイスにおいて実施され得る。当業者は、ワイヤレス装置が、本明細書で説明される簡略化されたワイヤレスデバイスよりも多くのコンポーネントを有し得ることを認識するであろう。本明細書で説明されるワイヤレスデバイスは、請求項の範囲内の実施形態のいくつかの顕著な特徴を説明するのに役立つコンポーネントのみを含む。
【0112】
[00114] 割り当て回路は、データトーンのサブセットを割り当てるように構成され得る。ある態様では、割り当て回路が、フローチャート700のブロック710(
図7)を実施するように構成され得る。割り当て回路は、DSP220(
図2)、プロセッサ204(
図2)、およびメモリ206(
図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、割り当てるための手段が、割り当て回路を含み得る。
【0113】
[00115] 提供回路は、デバイスへのサブセット割り当てを提供するように構成され得る。ある態様では、提供回路が、フローチャート700のブロック720(
図7)を実施するように構成され得る。提供回路は、送信機210(
図2)、トランシーバ214(
図2)、プロセッサ206(
図2)、DSP220(
図2)、およびメモリ204(
図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、提供するための手段が、提供回路を含み得る。
【0114】
[00116] 処理回路は、割り当てられたトーンのサブセットに従ってメッセージを処理するように構成され得る。ある態様では、処理回路が、フローチャート700のブロック730(
図7)を実施するように構成され得る。処理回路は、送信機210(
図2)、受信機212(
図2)、トランシーバ214(
図2)、アンテナ216(
図2)、プロセッサ206(
図2)、DSP220(
図2)、およびメモリ204(
図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、処理するための手段が、処理回路を含み得る。
【0115】
[00117] 当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表され得る。
【0116】
[00118] 本開示で説明される実施形態への様々な変更は、当業者には容易に明らかであり得、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。従って、本開示は、本明細書で示される実施形態に限定されるように意図されていないが、本明細書で開示される請求項、原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられることとする。「実例的」という言葉は、本明細書で、「例、事例、または例示としての役割を果たす」を意味するようにもっぱら使用される。「実例的」として本明細書で説明されるいずれの実施形態も、必ずしも、他の実施形態よりも好まれるまたは有利であると解釈されるものではない。
【0117】
[00119] 別個の実施形態のコンテキストにおいて本明細書で説明されるある特定の特徴もまた、単一の実施形態において組み合わせて実施され得る。反対に、単一の実施形態のコンテキストにおいて説明される様々な特徴もまた、複数の実施形態において別個に、または任意の適したサブコンビネーションにおいて実施され得る。さらに、特徴はある特定の組み合わせにおいて作用するように上記で説明され、最初のうちからでさえそのように請求され得るが、請求される組み合わせからの1つまたは複数の特徴は、いくつかのケースで、その組み合わせから削除され得、請求される組み合わせは、サブコンビネーション、またはサブコンビネーションのバリエーションを対象にし得る。
【0118】
[00120] 本明細書で使用される場合、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-a、a-b、a-c、b-b、b-c、c-c、およびa-b-cをカバーするように意図される。
【0119】
[00121] 上で説明された方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント(複数を含む)、回路、および/またはモジュール(複数を含む)のような動作を行う能力がある任意の適した手段によって行われ得る。一般に、図において例示されるいずれの動作も、動作を行う能力がある対応する機能的手段によって行われ得る。
【0120】
[00122] 本開示に関連して説明された、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理回路、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明される機能を行うように設計された、それらの任意の組み合わせを用いて実施または行われ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、その代わりに、プロセッサは、いずれの商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでもあり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成、としても実施され得る。
【0121】
[00123] 1つまたは複数の態様では、説明される機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実施され得る。ソフトウェアで実施される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして、記憶または送信され得る。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD-ROMもしくは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、またはデータ構造もしくは命令の形態で所望のプログラムコードを記憶もしくは搬送するために使用され得る、およびコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。また、いずれの接続手段もコンピュータ可読媒体と適切に名づけられる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、または同軸ケーブル、光ファイパケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、もしくは赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用する他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイパケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光学ディスク(disc)、デジタルバーサタイルディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ここにおいてディスク(disk)は大抵、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザで光学的に再生する。従って、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体が、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、有体媒体)を備え得る。加えていくつかの態様では、コンピュータ可読媒体が、一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、信号)を備え得る。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0122】
[00124] 従って、ある特定の態様は、本明細書で提示される動作を行うためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、このようなコンピュータプログラム製品は、命令を記憶(および/または、符号化)したコンピュータ可読媒体を備え得、命令は、本明細書で説明される動作を行うように1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある特定の態様では、コンピュータプログラム製品が、パッケージ材料を含み得る。
【0123】
[00125] ある特定の態様は、本明細書で提示される動作を行うためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、このようなコンピュータプログラム製品は、命令を記憶(および/または、符号化)したコンピュータ可読媒体を備え得、命令は、本明細書で説明される動作を行うように1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある特定の態様では、コンピュータプログラム製品が、パッケージ材料を含み得る。
【0124】
[00126] 本明細書で開示される方法は、説明される方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法のステップおよび/またはアクションは、請求項の範囲から逸脱することなく、互いにやりとりされ得る。言い換えると、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、請求項の範囲から逸脱することなく変更され得る。
【0125】
[00127] さらに、本明細書で説明される方法および技法を行うためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能である場合に、ユーザ端末および/または基地局によって、ダウンロードされ得る、および/または別のやり方で取得され得ることは認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本明細書で説明される方法を行うための手段の転送を容易にするためにサーバに結合され得る。代わりとして、本明細書で説明される様々な方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して、ユーザ端末および/または基地局が、デバイスに記憶手段を結合または提供する際に様々な方法を取得し得るように、提供され得る。さらに、本明細書で説明される方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適した技法が、利用され得る。
【0126】
[00128] 前述は本開示の態様を対象とするものの、本開示の他のおよびさらなる態様は、その基本的な範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は、以下に続く請求項によって決定される。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てることであって、前記リソースは、単一のアップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを備える、割り当てることと、
前記デバイスへの前記リソースの割り当てを提供することと、
前記割り当てられたサブバンドまたは前記割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理することと、
を行うように構成された処理システム、
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C2]
前記アップリンクトーンプランおよび前記ダウンリンクトーンプランは同じである、C1に記載の装置。
[C3]
前記アップリンクトーンプランは、前記ダウンリンクトーンプランとは異なる、C1に記載の装置。
[C4]
前記割り当てられたサブセットの各々は、1または複数のパイロットトーンをさらに備える、C1に記載の装置。
[C5]
前記メッセージは、13.6μs、14.4μs、または16μsのシンボル持続時間を備える、C1に記載の装置。
[C6]
前記処理システムは、
前記装置の通信モードに基づいて、利用可能な帯域幅、または利用可能な数のデータトーンのうちの少なくとも1つを決定することと、
前記利用可能な帯域幅または利用可能な数のデータトーンを、複数の周波数のサブバンドまたはデータトーンのサブセットにそれぞれ分割することと、
によって前記リソースを割り当てるようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C7]
前記処理システムは、前記ダウンリンクトーンプランまたはアップリンクトーンプランそれぞれに従って、前記メッセージを符号化または復号するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C8]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
帯域幅が5MHzを備える場合、64、
帯域幅が10MHzを備える場合、128、
帯域幅が15MHzを備える場合、192、
帯域幅が30MHzを備える場合、384、
帯域幅が60MHzを備える場合、768、
帯域幅が100MHzを備える場合、1280、
帯域幅が120MHzを備える場合、1536、
帯域幅が140MHzを備える場合、1792、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、C1に記載の装置。
[C9]
前記アップリンクまたはダウンリンクトーンプランは、
帯域幅が20MHzを備える場合、256、
帯域幅が40MHzを備える場合、512、
帯域幅が80MHzを備える場合、1024、
帯域幅が160MHzを備える場合、2048、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、C1に記載の装置。
[C10]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
トーンプランが16高速フーリエ変換(FFT)トーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを、
前記トーンプランが48FFTトーンを有する場合、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを、
前記トーンプランが96FFTトーンを有する場合、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを、
前記トーンプランが192FFTトーンを有する場合、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを、
前記トーンプランが320FFTトーンを有する場合、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを、
前記トーンプランが384FFTトーンを有する場合、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを、
前記トーンプランが448FFTトーンを有する場合、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを、
前記トーンプランが768FFTトーンを有する場合、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが2048FFTトーンを有する場合、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを、
備える、C1に記載の装置。
[C11]
前記ダウンリンクトーンプランに関する前記割り当てられたサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、13データトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、26データトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、39データトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、52データトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、81データトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、108データトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、175データトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、234データトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、292データトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、351データトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、409データトーン、
しか備えない、C1に記載の装置。
[C12]
前記アップリンクトーンプランに関する前記割り当てられたサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、10データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、23データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、35データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、46データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、77データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、102データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、171データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、228データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、290データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、348データトーンおよび10パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、408データトーンおよび10パイロットトーン
しか備えない、C1に記載の装置。
[C13]
ワイヤレス通信の方法であって、
複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てることであって、前記リソースは、単一のアップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを備える、割り当てることと、
前記デバイスへの前記リソースの割り当てを提供することと、
前記割り当てられたサブバンドまたは前記割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理することと、
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C14]
前記アップリンクトーンプランおよび前記ダウンリンクトーンプランは同じである、C13に記載の方法。
[C15]
前記アップリンクトーンプランは、前記ダウンリンクトーンプランとは異なる、C13に記載の方法。
[C16]
前記割り当てられたサブセットの各々は、1または複数のパイロットトーンをさらに備える、C13に記載の方法。
[C17]
前記メッセージは、16μsのシンボル持続時間を備える、C13に記載の方法。
[C18]
前記割り当てることは、
前記装置の通信モードに基づいて、利用可能な帯域幅、または利用可能な数のデータトーンのうちの少なくとも1つを決定することと、
前記利用可能な帯域幅または利用可能な数のデータトーンを、複数の周波数のサブバンドまたはデータトーンのサブセットにそれぞれ分割することと、
を備える、C13に記載の方法。
[C19]
前記ダウンリンクトーンプランまたはアップリンクトーンプランそれぞれに従って、前記メッセージを符号化または復号することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C20]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
帯域幅が5MHzを備える場合、64、
帯域幅が10MHzを備える場合、128、
帯域幅が15MHzを備える場合、192、
帯域幅が30MHzを備える場合、384、
帯域幅が60MHzを備える場合、768、
帯域幅が100MHzを備える場合、1280、
帯域幅が120MHzを備える場合、1536、
帯域幅が140MHzを備える場合、1792、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、C13に記載の方法。
[C21]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
帯域幅が20MHzを備える場合、256、
帯域幅が40MHzを備える場合、512、
帯域幅が80MHzを備える場合、1024、
帯域幅が160MHzを備える場合、2048、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、C13に記載の方法。
[C22]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
トーンプランが16高速フーリエ変換(FFT)トーンを有する場合、10データトーン、2パイロットトーン、および1直流(DC)トーンを、
前記トーンプランが48FFTトーンを有する場合、38データトーン、2パイロットトーン、および1DCトーンを、
前記トーンプランが96FFTトーンを有する場合、80データトーン、4パイロットトーン、および1DCトーンを、
前記トーンプランが192FFTトーンを有する場合、171データトーン、6パイロットトーン、および3DCを、
前記トーンプランが320FFTトーンを有する場合、292データトーン、8パイロットトーン、および5DCを、
前記トーンプランが384FFTトーンを有する場合、350データトーン、10パイロットトーン、および7DCを、
前記トーンプランが448FFTトーンを有する場合、408データトーン、10パイロットトーン、および9DCを、
前記トーンプランが768FFTトーンを有する場合、702データトーン、24パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1024FFTトーンを有する場合、936データトーン、32パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1280FFTトーンを有する場合、1170データトーン、40パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1536FFTトーンを有する場合、1404データトーン、48パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが1792FFTトーンを有する場合、1638データトーン、56パイロットトーン、および11DCを、
前記トーンプランが2048を有する場合、1872データトーン、64パイロットトーン、および11DCを、
備える、C13に記載の方法。
[C23]
前記ダウンリンクトーンプランに関する前記割り当てられたサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、13データトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、26データトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、39データトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、52データトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、81データトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、108データトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、175データトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、234データトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、292データトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、351データトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、409データトーン、
しか備えない、C13に記載の方法。
[C24]
前記アップリンクトーンプランに関する前記割り当てられたサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、10データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、23データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、35データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、46データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、77データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、102データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、171データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、228データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、290データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、348データトーンおよび10パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、408データトーンおよび10パイロットトーン、
しか備えない、C13に記載の方法。
[C25]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てるための手段であって、前記リソースは、単一のアップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを含む、割り当てるための手段と、
前記デバイスへの前記リソースの割り当てを提供するための手段と、
前記割り当てられたサブバンドまたは前記割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理するための手段と、
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C26]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
帯域幅が5MHzを備える場合、64、
帯域幅が10MHzを備える場合、128、
帯域幅が15MHzを備える場合、192、
帯域幅が30MHzを備える場合、384、
帯域幅が60MHzを備える場合、768、
帯域幅が100MHzを備える場合、1280、
帯域幅が120MHzを備える場合、1536、
帯域幅が140MHzを備える場合、1792、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、C25に記載の装置。
[C27]
前記アップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプランは、
帯域幅が20MHzを備える場合、256、
帯域幅が40MHzを備える場合、512、
帯域幅が80MHzを備える場合、1024、
帯域幅が160MHzを備える場合、2048、
の高速フーリエ変換(FFT)サイズを使用する、C25に記載の装置。
[C28]
前記ダウンリンクトーンプランに関する前記割り当てられたサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、13データトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、26データトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、39データトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、52データトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、81データトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、108データトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、175データトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、234データトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、292データトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、351データトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、409データトーン、
しか備えない、C25に記載の装置。
[C29]
前記アップリンクトーンプランに関する前記割り当てられたサブセットの各々は、
前記サブセットの帯域幅が16高速フーリエ変換(FFT)トーンを備える場合、10データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が32FFTトーンを備える場合、23データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が48FFTトーンを備える場合、35データトーンおよび2パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が64FFTトーンを備える場合、46データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が96FFTトーンを備える場合、77データトーンおよび4パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が128FFTトーンを備える場合、102データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が192FFTトーンを備える場合、171データトーンおよび6パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が256FFTトーンを備える場合、228データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が320FFTトーンを備える場合、290データトーンおよび8パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が384FFTトーンを備える場合、348データトーンおよび10パイロットトーン、
前記サブセットの帯域幅が448FFTトーンを備える場合、408データトーンおよび10パイロットトーン、
しか備えない、C25に記載の装置。
[C30]
ワイヤレスノードであって、
アンテナと、
処理システムと、
を備え、前記処理システムは、
複数のデバイスの各々へのワイヤレス通信のためにリソースを割り当てることであって、前記リソースは、単一のアップリンクトーンプランまたはダウンリンクトーンプラン内のデータトーンのサブセット、または周波数のサブバンドのうちの少なくとも1つを備える、割り当てることと、
前記デバイスへの前記リソースの割り当てを提供することと、
前記割り当てられたサブバンドまたは前記割り当てられたサブセットのうちの少なくとも1つに関連付けられたアップリンクまたはダウンリンクトーンプランのうちの1つに従ってメッセージを処理することと、
を行うように構成される、ワイヤレスノード。