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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-15
(45)【発行日】2023-11-24
(54)【発明の名称】周波数ホッピング構成方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04B 1/713 20110101AFI20231116BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20231116BHJP
   H04W 72/1268 20230101ALI20231116BHJP
【FI】
H04B1/713
H04W72/0453
H04W72/1268
【請求項の数】 21
(21)【出願番号】P 2020526134
(86)(22)【出願日】2017-11-16
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-01-28
(86)【国際出願番号】 CN2017111408
(87)【国際公開番号】W WO2019095223
(87)【国際公開日】2019-05-23
【審査請求日】2020-05-11
【審判番号】
【審判請求日】2022-07-29
(73)【特許権者】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】弁理士法人ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 群
【合議体】
【審判長】土居 仁士
【審判官】寺谷 大亮
【審判官】衣鳩 文彦
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2016/0218788(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0262176(US,A1)
【文献】GuangdongOPPO Mobile Telecom,Resource allocation for PUCCH[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting NR#3 R1-1715689,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1709/Docs/R1-1715689.zip>,2017年9月18日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 1/69- 1/719
H04J 1/00- 1/20
H04J 4/00-13/22
H04L 5/00- 5/12
H04W 4/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局に用いられ、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するステップと、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するステップと、
前記端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップと、を含み、
ここで、前記端末がホッピングしようとする前記第2の周波数領域リソース位置において、複数の前記端末が前記第2の周波数領域リソース位置にスケジューリングしてアップリンク伝送を行い、
前記対応する周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする周波数ホッピング構成方法。
【請求項2】
前記既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するステップは、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成するステップを含み、
各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、この周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、前記複数の周波数ホッピングサブバンドスキームから1つの周波数ホッピングサブバンドスキームを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップは、
第1の指示情報を生成するステップと、
前記端末が前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記第1の指示情報を前記端末に送信するステップと、を含み、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
周波数ホッピング構成情報を生成するステップと、
前記端末が前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記周波数ホッピング構成情報を前記端末に送信するステップと、をさらに含み、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップは、
第2の指示情報を生成するステップと、
前記端末が前記第2の指示情報に基づいて、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように、前記第2の指示情報を前記端末に送信するステップと、を含み、
前記第2の指示情報は、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するステップは、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、この指定周波数ホッピングオフセットを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、前記複数の指定周波数ホッピングオフセットから1つの指定周波数ホッピングオフセットを選択し、選択された周波数ホッピングオフセットを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップは、
第3の指示情報を生成するステップと、
前記端末が前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように、前記第3の指示情報を前記端末に送信するステップと、を含み、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
端末に用いられ、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップと、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するステップと、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うステップと、を含み、
ここで、前記端末がホッピングしようとする前記第2の周波数領域リソース位置において、複数の前記端末が前記第2の周波数領域リソース位置にスケジューリングしてアップリンク伝送を行い、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則であり、
前記周波数ホッピング規則は前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする周波数ホッピング構成方法。
【請求項11】
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップは、
前記基地局により送信された第1の指示情報を受信するステップと、
前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するステップと、を含み、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記基地局により送信された周波数ホッピング構成情報を受信するステップと、
前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するステップと、をさらに含み、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップは、
前記基地局により送信された第2の指示情報を受信するステップと、
前記第2の指示情報に基づいて、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得するステップと、
前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するステップと、を含み、
前記第2の指示情報は、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、前記第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定するステップと、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するステップと、を含む
ことを特徴とする請求項11又は13に記載の方法。
【請求項15】
前記端末が前記第1の周波数ホッピングサブバンド及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するステップは、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド内の前記第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算するステップ、又は
前記第1の周波数ホッピングサブバンドをアップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、前記基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するステップを含み、
前記鏡像位置は、前記第2の周波数領域リソース位置である
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップは、
前記基地局により送信された第3の指示情報を受信するステップと、
前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するステップと、を含み、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項17】
前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を決定するステップを含む
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
基地局に使用され、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するように構成される構成モジュールと、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するように構成される周波数ホッピング規則決定モジュールと、
前記端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するように構成され、
ここで、前記端末がホッピングしようとする前記第2の周波数領域リソース位置において、複数の前記端末が前記第2の周波数領域リソース位置にスケジューリングしてアップリンク伝送を行う第1の送信モジュールと、を備え、
前記対応する周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする周波数ホッピング構成装置。
【請求項19】
端末に使用され、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するように構成される第1の受信モジュールと、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するように構成されるリソース位置決定モジュールと、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように構成され、
ここで、前記端末がホッピングしようとする前記第2の周波数領域リソース位置において、複数の前記端末が前記第2の周波数領域リソース位置にスケジューリングしてアップリンク伝送を行うアップリンク伝送モジュールと、を備え、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則であり、
前記周波数ホッピング規則は前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする周波数ホッピング構成装置。
【請求項20】
基地局に使用され、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサーは、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成し、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、
前記端末が現在構使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するように構成され、
ここで、前記端末がホッピングしようとする前記第2の周波数領域リソース位置において、複数の前記端末が前記第2の周波数領域リソース位置にスケジューリングしてアップリンク伝送を行い、
前記対応する周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする周波数ホッピング構成装置。
【請求項21】
端末に使用され、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、
前記基地局は前記端末に接続し、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサーは、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように構成され、
ここで、前記端末がホッピングしようとする前記第2の周波数領域リソース位置において、複数の前記端末が前記第2の周波数領域リソース位置にスケジューリングしてアップリンク伝送を行い、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則であり、
前記周波数ホッピング規則は前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む
ことを特徴とする周波数ホッピング構成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信技術分野に関し、特に周波数ホッピング構成方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周波数ホッピングは、通信システムでよく使用される技術であり、異なる周波数領域リソース上で伝送することにより、チャネル周波数ダイバーシティのゲインを取得するのに役立つ。関連技術において、同じセル内のユーザ機器は、同じシステム帯域幅及びセル構成情報を使用し、同じ周波数ホッピング方法を選択することができる。ただし、新世代の通信システムでは、システムにより異なるユーザ機器に異なるBWP(Band Width Part、帯域幅部分)が構成されることができ、関連技術におけるアップリンク周波数ホッピング設計を使用し続けると、基地局のスケジューリングの複雑さを増加させ、システムリソースの使用の断片化も増加させ、システムリソースの使用効率が低減される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施例は、関連技術に存在する問題を克服するための、周波数ホッピング構成方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例の第1の態様によれば、周波数ホッピング構成方法が提供され、前記方法は基地局に用いられ、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記方法は、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するステップと、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するステップと、
前記端末が前記対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップと、を含む。
【0005】
選択的に、前記既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するステップは、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成するステップを含み、
各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0006】
選択的に、前記既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、この周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、前記複数の周波数ホッピングサブバンドスキームから1つの周波数ホッピングサブバンドスキームを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、を含む。
【0007】
選択的に、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップは、
第1の指示情報を生成するステップと、
前記端末が前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記第1の指示情報を前記端末に送信するステップと、を含み、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0008】
選択的に、前記方法は、
周波数ホッピング構成情報を生成するステップと、
前記端末が前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記周波数ホッピング構成情報を前記端末に送信するステップと、をさらに含み、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0009】
選択的に、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップは、
第2の指示情報を生成するステップと、
前記端末が前記第2の指示情報に基づいて、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように、前記第2の指示情報を前記端末に送信するステップと、を含み、
前記第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0010】
選択的に、前記既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するステップは、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成するステップを含む。
【0011】
選択的に、前記既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、この指定周波数ホッピングオフセットを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、前記複数の指定周波数ホッピングオフセットから1つの指定周波数ホッピングオフセットを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するステップと、を含む。
【0012】
選択的に、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するステップは、
第3の指示情報を生成するステップと、
前記端末が前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように、前記第3の指示情報を前記端末に送信するステップと、を含み、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0013】
本発明の実施例の第2の態様によれば、周波数ホッピング構成方法が提供され、前記方法は端末に用いられ、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記方法は、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップと、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するステップと、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うステップと、を含み、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則である。
【0014】
選択的に、前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップは、
前記基地局により送信された第1の指示情報を受信するステップと、
前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するステップと、を含み、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0015】
選択的に、前記方法は、
前記基地局により送信された周波数ホッピング構成情報を受信するステップと、
前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するステップと、をさらに含み、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0016】
選択的に、前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップは、
前記基地局により送信された第2の指示情報を受信するステップと、
前記第2の指示情報に基づいて、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得するステップと、
前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するステップと、を含み、
前記第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0017】
選択的に、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、前記第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定するステップと、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するステップと、を含む。
【0018】
選択的に、前記第1の周波数ホッピングサブバンド及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するステップは、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド内の前記第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算するステップ、又は
前記第1の周波数ホッピングサブバンドをアップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、前記基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するステップを含み、
前記鏡像位置は、前記第2の周波数領域リソース位置である。
【0019】
選択的に、前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するステップは、
前記基地局により送信された第3の指示情報を受信するステップと、
前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するステップと、を含み、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0020】
選択的に、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するステップは、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を決定するステップを含む。
【0021】
本発明の実施例の第3の態様によれば、周波数ホッピング構成装置が提供され、前記装置は基地局に使用され、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記装置は、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するように構成される構成モジュールと、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するように構成される周波数ホッピング規則決定モジュールと、
前記端末が前記対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するように構成される第1の送信モジュールと、を備える。
【0022】
選択的に、前記構成モジュールは、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成するように構成される第1の構成サブモジュールを備え、
各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0023】
選択的に、前記周波数ホッピング規則決定モジュールは、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、この周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第1の決定サブモジュールと、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、前記複数の周波数ホッピングサブバンドスキームから1つの周波数ホッピングサブバンドスキームを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第2の決定サブモジュールと、を備える。
【0024】
選択的に、前記第1の送信モジュールは、
第1の指示情報を生成するように構成される第1の生成サブモジュールと、
前記端末が前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記第1の指示情報を前記端末に送信するように構成される第1の送信サブモジュールと、を備え、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0025】
選択的に、前記装置は、
周波数ホッピング構成情報を生成するように構成される情報生成モジュールと、
前記端末が前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記周波数ホッピング構成情報を前記端末に送信するように構成される第2の送信モジュールと、をさらに備え、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0026】
選択的に、前記第1の送信モジュールは、
第2の指示情報を生成するように構成される第2の生成サブモジュールと、
前記端末が前記第2の指示情報に基づいて、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように、前記第2の指示情報を前記端末に送信するように構成される第2の送信サブモジュールと、を備え、
前記第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0027】
選択的に、前記構成モジュールは、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成するように構成される第2の構成サブモジュールを備える。
【0028】
選択的に、前記周波数ホッピング規則決定モジュールは、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、この指定周波数ホッピングオフセットを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第3の決定サブモジュールと、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、前記複数の指定周波数ホッピングオフセットから1つの指定周波数ホッピングオフセットを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第4の決定サブモジュールと、を備える。
【0029】
選択的に、前記第1の送信モジュールは、
第3の指示情報を生成するように構成される第3の生成サブモジュールと、
前記端末が前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように、前記第3の指示情報を前記端末に送信するように構成される第3の送信サブモジュールと、を備え、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0030】
本発明の実施例の第4の態様によれば、周波数ホッピング構成装置が提供され、前記装置は端末に使用され、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記装置は、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するように構成される第1の受信モジュールと、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するように構成されるリソース位置決定モジュールと、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように構成されるアップリンク伝送モジュールと、を備え、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則である。
【0031】
選択的に、前記第1の受信モジュールは、
前記基地局により送信された第1の指示情報を受信するように構成される第1の受信サブモジュールと、
前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように構成される第1の取得サブモジュールと、を備え、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0032】
選択的に、前記装置は、
前記基地局により送信された周波数ホッピング構成情報を受信するように構成される第2の受信モジュールと、
前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように構成される取得モジュールと、をさらに備え、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0033】
選択的に、前記第1の受信モジュールは、
前記基地局により送信された第2の指示情報を受信するように構成される第2の受信サブモジュールと、
前記第2の指示情報に基づいて、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得するように構成される第2の取得サブモジュールと、
前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように構成される周波数ホッピングスキーム決定サブモジュールと、を備え、
前記第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0034】
選択的に、前記リソース位置決定モジュールは、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、前記第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定するように構成される周波数ホッピングサブバンド決定サブモジュールと、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するように構成される第1の計算サブモジュールと、を備える。
【0035】
選択的に、前記第1の計算サブモジュールは、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド内の前記第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算するように構成される第2の計算サブモジュール、又は
前記第1の周波数ホッピングサブバンドを前記アップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、前記基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するように構成される第3の計算サブモジュールを備え、
前記鏡像位置は、前記第2の周波数領域リソース位置である。
【0036】
選択的に、前記第1の受信モジュールは、
前記基地局により送信された第3の指示情報を受信するように構成される第3の受信サブモジュールと、
前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように構成される第3の取得サブモジュールと、を備え、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0037】
選択的に、前記リソース位置決定モジュールは、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を決定するように構成されるリソース位置決定サブモジュールを備える。
【0038】
本発明の実施例の第5の態様によれば、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供され、前記コンピュータプログラムは、上記の第1の態様に記載の周波数ホッピング構成方法を実行するために使用される。
【0039】
本発明の実施例の第6の態様によれば、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供され、前記コンピュータプログラムは、上記の第1の態様に記載の周波数ホッピング構成方法を実行するために使用される。
【0040】
本発明の実施例の第7の態様によれば、周波数ホッピング構成装置が提供され、前記装置は基地局に使用され、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサーは、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成し、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、
前記端末が前記対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するように構成される。
【0041】
本発明の実施例の第8の態様によれば、周波数ホッピング構成装置が提供され、前記装置は端末に使用され、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサーは、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように構成され、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則である。
【発明の効果】
【0042】
本発明に提供された技術案によれば、以下のような技術効果が奏される。
【0043】
本発明における基地局は、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成し、端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を端末に送信することができ、したがって、端末は、基地局により指示される周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うことができ、これにより、端末が基地局により指示される周波数ホッピング規則下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、アップリンクスケジューリングの複雑さを低減するだけでなく、システムリソースの断片化も軽減し、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0044】
本発明における端末は、基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うことができ、この周波数ホッピング規則は、基地局が端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則であり、これにより、基地局により指示される周波数ホッピング規則下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、アップリンクスケジューリングの複雑さを低減するだけでなく、システムリソースの断片化も軽減し、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0045】
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
【図面の簡単な説明】
【0046】
ここの図面は、明細書に組み入れて本明細書の一部分を構成し、本発明に該当する実施例を例示するとともに、明細書とともに本発明の原理を解釈する。
図1】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図2】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成方法を示すシナリオ図である。
図3】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図4】一例示的な実施例に係る周波数ホッピングサブバンドスキームを示す模式図である。
図5】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピングサブバンドスキームを示す模式図である。
図6】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピングサブバンドスキームを示す模式図である。
図7】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図8】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図9】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図10】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図11】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図12】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図13】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図14】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図15】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図16】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図17】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図18】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図19】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図20】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図21】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。
図22】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図23】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図24】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図25】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図26】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図27】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図28】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図29】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図30】一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図31】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図32】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図33】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図34】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図35】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図36】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図37】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図38】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。
図39】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示す構造模式図である。
図40】一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示す構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0047】
以下、例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一符号は、同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。即ち、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0048】
本発明に記載の用語は、特定の実施例を説明する目的で使用されるものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明及び添付された特許請求の範囲に記載の単数形式の「1種類」、「前記」及び「当該」は、前後の文章においてそれぞれ他の意味を含有すると明確に記載される以外には、複数の形式も含む。なお、本発明に記載の「及び/又は」は、挙げられる事項の1つ又は複数の何れ又は全ての組み合わせを意味する。
【0049】
また、本発明は、第1、第2、第3等の用語を使って各種の情報を説明するが、それらの情報は上記用語に限定されない。それらの用語は、同一種類の情報同士を区分するためのものに過ぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱しない状況で、第1の情報を第2の情報と称しても良い。同じように、第2の情報を第1の情報と称してもよい。ここで使っている用語「……場合」は、上下文の意味によって、「……時」或いは「……と」又は「確定に応じる」に解釈されてもよい。
【0050】
図1は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートであり、図2は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成方法を示すシナリオ図である。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、この基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されている。図1に示すように、この周波数ホッピング構成方法は、下記のステップ110~130を含んでもよい。
【0051】
ステップ110において、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成する。
【0052】
本発明の実施例では、基地局は、実際の状況に応じて、同じ端末に1つ又は複数の異なるBWPを構成することができ、一般に最大で4つのBWPを超えない。基地局はまた、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成することができ、基地局が同じ端末の異なるBWPに構成した周波数ホッピング規則は、同じでも異なっていてもよい。
【0053】
例えば、基地局により端末にBWP1及びBWP2の2つのBWPが構成されており、BWP1に構成された周波数ホッピング規則は、1つの周波数ホッピングサブバンドスキームであり、BWP2に構成された周波数ホッピング規則は、2つの異なる周波数ホッピングサブバンドスキームである。
【0054】
さらに、基地局はまた、異なる端末の能力及び必要に応じて、異なる端末に異なるBWPを割り当てることができる。例えば、システム帯域幅が400MHz、端末1のアップリンク伝送帯域幅能力が100MHz、端末2のアップリンク伝送帯域幅能力が200MHzである場合、基地局は、端末1に100MHz以下のBWPを構成し、端末2に200MHz以下のBWPを構成することができる。
【0055】
ステップ120において、端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定する。
【0056】
本発明の実施例では、基地局は端末に複数のBWPを事前に構成することができるが、同時に、基地局はBWPのうちの1つ、つまり端末により現在使用されているBWPのみをアクティブ化することができる。さらに、基地局はまた、ダウンリンク制御シグナリングを介して、端末を異なるBWP間で動的に切り替えるように制御することができる。
【0057】
ステップ130において、端末がこの周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を端末に送信する。
【0058】
一例示的なシナリオでは、図2に示すように、端末及び基地局が含まれる。基地局は、実際の状況に応じて、端末に1つ又は複数のBWPを構成し、また、各BWPに周波数ホッピング規則を構成する。基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、事前に既に構成された周波数ホッピング規則に従って、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を端末に送信することができ、したがって、端末は、基地局により指示される周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うことができる。
【0059】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成し、端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を端末に送信することで、端末は、基地局により指示される周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うことができ、これにより、端末が基地局により指示される周波数ホッピング規則下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、アップリンクスケジューリングの複雑さを低減するだけでなく、システムリソースの断片化も軽減し、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0060】
図3は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートであり、図4は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピングサブバンドスキームを示す模式図であり、図5は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピングサブバンドスキームを示す模式図であり、図6は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピングサブバンドスキームを示す模式図である。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図1に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ110を実行するとき、図3に示すように、下記のステップ310を含んでもよい。
【0061】
ステップ310において、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成し、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0062】
本発明の実施例では、基地局は、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを事前に構成することができ、したがって、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則をタイムリーに端末に割り当てることができる。
【0063】
一例示的な模式図では、図4に示すように、システム内にUE1、UE2及びUE3の3つの端末があるものとする。基地局によりUE1-BWP、UE2-BWP、UE3-BWPにいずれも1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成されており、UE1-BWPに構成された周波数ホッピングサブバンドスキームには、5つの非重複周波数ホッピングサブバンドが含まれ、UE2-BWPに構成された周波数ホッピングサブバンドスキームには、1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、UE3-BWPに構成された周波数ホッピングサブバンドスキームには、1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれる。
【0064】
一例示的な模式図では、基地局によりUE1-BWPに2つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成されており、第1の周波数ホッピングサブバンドスキームは、3つの非重複周波数ホッピングサブバンドを含み、図5に示すとおりであり、第2の周波数ホッピングサブバンドスキームは、2つの非重複周波数ホッピングサブバンドを含み、図6に示すとおりである。また、基地局によりUE2-BWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成されており、構成された周波数ホッピングサブバンドスキームには、1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれる。また、基地局によりUE3-BWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成されており、構成された周波数ホッピングサブバンドスキームには、1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれる。
【0065】
UE1-BWPの第1の周波数ホッピングサブバンドスキームでは、1つの周波数ホッピングサブバンドがUE2-BWPの周波数ホッピングサブバンドと一致し、UE1-BWPの第2の周波数ホッピングサブバンドスキームでは、1つの周波数ホッピングサブバンドがUE3-BWPの周波数ホッピングサブバンドと一致する。基地局のスケジューリングによって、UE1及びUE2は、あるTTI(Transmission Timing Interval、伝送時間間隔)で同時にスケジューリングされてアップリンク伝送を行うことができ、このTTIでUE1は、ダウンリンクシグナリング指示に従って第1の周波数ホッピングサブバンドスキームを使用することができる。UE1及びUE3は、別のTTIで基地局により同時にスケジューリングされてアップリンク伝送を行うこともでき、このTTIでUE1は、ダウンリンクシグナリング指示に従って第2の周波数ホッピングサブバンドスキームを使用することができる。したがって、同じUE1は異なるTTIで、実際のスケジューリング状況に応じて、異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを柔軟に使用することができる。
【0066】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成することができ、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントであり、これにより、端末が基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、周波数ホッピング構成の実現形態を豊富にするだけでなく、システムリソースの使用効率も向上させた。
【0067】
図7は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図3に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ120を実行するとき、図7に示すように、下記のステップ710~720を含んでもよい。
【0068】
ステップ710において、端末により現在使用されているBWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、この周波数ホッピングサブバンドスキームをこの端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定する。
【0069】
ステップ720において、端末により現在使用されているBWPに複数の周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、複数の周波数ホッピングサブバンドスキームから1つの周波数ホッピングサブバンドスキームを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームをこの端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定する。
【0070】
本発明の実施例では、基地局は、実際のスケジューリング状況に応じて、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を柔軟に選択することができる。例えば、図5に示すように、基地局のスケジューリングによって、UE1及びUE2は、あるTTIで同時にスケジューリングされてアップリンク伝送を行うことができ、このTTIで基地局は、第1の周波数ホッピングサブバンドスキームをこの端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として選択することができる。同様に、基地局のスケジューリングによって、UE1及びUE3は、別のTTIで基地局により同時にスケジューリングされてアップリンク伝送を行うこともでき、別のTTIで基地局は、第2の周波数ホッピングサブバンドスキームをこの端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として選択することができる。
【0071】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに1つ又は複数の周波数ホッピングサブバンドスキームを事前に構成することができ、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、これらの事前に構成された周波数ホッピングサブバンドスキームから適切な周波数ホッピングサブバンドスキームを選定して端末に割り当てることができ、したがって、異なる端末が異なるBWPを使用することによるシステムリソースの使用効率が低下される問題を回避することができ、これにより、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0072】
図8は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図7に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ130を実行するとき、図8に示すように、下記のステップ810~820を含んでもよい。
【0073】
ステップ810において、第1の指示情報を生成し、この第1の指示情報は、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0074】
ステップ820において、端末が第1の指示情報に基づいて、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、第1の指示情報を端末に送信する。
【0075】
上記の実施例から分かるように、第1の指示情報を介して、基地局により指示される端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを端末に配信することができ、したがって、端末は第1の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを正確に取得することができ、これにより、周波数ホッピング構成の正確さを向上させた。
【0076】
図9は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図3に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ310を実行した後、図9に示すように、この周波数ホッピング構成方法は、下記のステップ910~920をさらに含んでもよい。
【0077】
ステップ910において、周波数ホッピング構成情報を生成し、この周波数ホッピング構成情報は、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0078】
本発明の実施例では、基地局は、端末の既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成した後、周波数ホッピング構成情報を介して、既に構成された各BWPに対応する1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを端末に配信し、その目的は、これらの周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容を端末に事前に知らせることであり、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子のみを端末に知らせればよく、したがって、端末は、この周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定する。
【0079】
ステップ920において、端末が周波数ホッピング構成情報から、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、周波数ホッピング構成情報を端末に送信する。
【0080】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成した後、周波数ホッピング構成情報を介して、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを端末に配信することができ、したがって、端末は、これらの周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容を事前に知ることができ、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子だけで、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、周波数ホッピング構成の効率を向上させた。
【0081】
図10は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図9に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ130を実行するとき、図10に示すように、下記のステップ1010~1020を含んでもよい。
【0082】
ステップ1010において、第2の指示情報を生成し、この第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、この周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0083】
ステップ1020において、端末が第2の指示情報に基づいて、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、この周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように、第2の指示情報を端末に送信する。
【0084】
上記の実施例から分かるように、第2の指示情報を介して、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を端末に配信することができ、したがって、端末は、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子と、事前に知られた異なる周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容とに基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを正確に決定することを保証するとともに、周波数ホッピング構成の指示速度も向上させた。
【0085】
図11は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図1に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットであってもよい。ステップ110を実行するとき、図11に示すように、下記のステップ1110を含んでもよい。
【0086】
ステップ1110において、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成する。
【0087】
本発明の実施例では、異なるBWP構成によるより柔軟な周波数ホッピングオフセットの需要を満たすために、異なるBWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成することができる。実際のスケジューリング状況に応じて動的スケジューリングを行う場合、基地局は、適切な指定周波数ホッピングオフセットを選択することができ、又は、端末のアップリンク伝送リソース割り当てが半静的割り当てである場合、基地局は、アップリンクリソース割り当て時に、周波数ホッピングに使用されるべき周波数領域オフセットを直接指示することができる。
【0088】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成することにより、端末が基地局により指示される指定周波数ホッピングオフセット下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、周波数ホッピング構成の実現形態を豊富にするだけでなく、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する速度も向上させた。
【0089】
図12は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図11に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットであってもよい。ステップ120を実行するとき、図12に示すように、下記のステップ1210~1220を含んでもよい。
【0090】
ステップ1210において、端末により現在使用されているBWPに1つの指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、この指定周波数ホッピングオフセットをこの端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定する。
【0091】
ステップ1220において、端末により現在使用されているBWPに複数の指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、複数の指定周波数ホッピングオフセットから1つの指定周波数ホッピングオフセットを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームをこの端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定する。
【0092】
例えば、基地局によりUE1-BWPに指定周波数ホッピングオフセット1、指定周波数ホッピングオフセット2、指定周波数ホッピングオフセット3及び指定周波数ホッピングオフセット4の4つの指定周波数ホッピングオフセットが事前に構成されている。基地局がアップリンクデータスケジューリングを行うとき、アップリンクスケジューリング情報からどの指定周波数ホッピングオフセットを使用するかを指示することができる。
【0093】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに1つ又は複数の指定周波数ホッピングオフセットを事前に構成することができ、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、これらの事前に構成された指定周波数ホッピングオフセットから適切な指定周波数ホッピングオフセットを選定して端末に割り当てることができ、したがって、異なる端末が異なるBWPを使用することによるシステムリソースの使用効率が低下される問題を回避することができ、これにより、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0094】
図13は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は基地局に用いられることができ、図12に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットであってもよい。ステップ130を実行するとき、図13に示すように、下記のステップ1310~1320を含んでもよい。
【0095】
ステップ1310において、第3の指示情報を生成し、この第3の指示情報は、端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0096】
ステップ1320において、端末が第3の指示情報に基づいて、この端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように、第3の指示情報を端末に送信する。
【0097】
上記の実施例から分かるように、第3の指示情報を介して、基地局により指示される端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを端末に配信することができ、したがって、端末は第3の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを正確に取得することができ、これにより、周波数ホッピング構成の正確さを向上させた。
【0098】
図14は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、基地局によりこの端末に少なくとも1つのBWPが構成されている。図14に示すように、この周波数ホッピング構成方法は、下記のステップ1410~1430を含んでもよい。
【0099】
ステップ1410において、基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、この周波数ホッピング規則は、基地局が端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則である。
【0100】
ステップ1420において、アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定する。
【0101】
ステップ1430において、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行う。
【0102】
上記の実施例から分かるように、基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行い、この周波数ホッピング規則は、基地局が端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則であり、これにより、基地局により指示される周波数ホッピング規則下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、アップリンクスケジューリングの複雑さを低減するだけでなく、システムリソースの断片化も軽減し、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0103】
図15は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図14に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ1410を実行するとき、図15に示すように、下記のステップ1510~1520を含んでもよい。
【0104】
ステップ1510において、基地局により送信された第1の指示情報を受信し、この第1の指示情報は、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、この周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0105】
ステップ1520において、第1の指示情報に基づいて、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する。
【0106】
上記の実施例から分かるように、第1の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを正確に取得することができ、これにより、端末が周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する信頼性を向上させた。
【0107】
図16は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図14に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。図16に示すように、この周波数ホッピング構成方法は、下記のステップ1610~1620をさらに含んでもよい。
【0108】
ステップ1610において、基地局により送信された周波数ホッピング構成情報を受信し、この周波数ホッピング構成情報は、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0109】
ステップ1620において、周波数ホッピング構成情報から、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する。
【0110】
上記の実施例から分かるように、周波数ホッピング構成情報から、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容を事前に知ることができ、基地局がアップリンク伝送周波数ホッピングを行うことを指示するとき、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定する実現形態を豊富にし、端末が周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する効率も向上させた。
【0111】
図17は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図16に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ1410を実行するとき、図17に示すように、下記のステップ1710~1730を含んでもよい。
【0112】
ステップ1710において、基地局により送信された第2の指示情報を受信し、この第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、この周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0113】
ステップ1720において、第2の指示情報に基づいて、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得する。
【0114】
ステップ1730において、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定する。
【0115】
上記の実施例から分かるように、第2の指示情報を介して、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを確定することを保証するとともに、端末が周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する効率も向上させた。
【0116】
図18は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図15又は図17に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ1420を実行するとき、図18に示すように、下記のステップ1810~1820を含んでもよい。
【0117】
ステップ1810において、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定する。
【0118】
ステップ1820において、第1の周波数ホッピングサブバンド及び第1の周波数領域リソース位置に基づいて、第2の周波数領域リソース位置を計算する。
【0119】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定し、第1の周波数ホッピングサブバンド及び第1の周波数領域リソース位置に基づいて、第2の周波数領域リソース位置を計算することができ、これにより、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム下で、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定することを実現し、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する効率を向上させた。
【0120】
図19は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図18に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は周波数ホッピングサブバンドスキームであってもよい。ステップ1820を実行するとき、図19に示すように、下記のステップ1910又はステップ1920を含んでもよい。
【0121】
ステップ1910において、第1の周波数ホッピングサブバンド内の第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算し、この鏡像位置は、第2の周波数領域リソース位置である。
【0122】
ステップ1920において、第1の周波数ホッピングサブバンドをアップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて第2の周波数領域リソース位置を計算する。
【0123】
上記の実施例から分かるように、第1の周波数ホッピングサブバンド内の第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算する、又は、第1の周波数ホッピングサブバンドをアップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて第2の周波数領域リソース位置を計算することができ、この鏡像位置は、第2の周波数領域リソース位置であり、これにより、第2の周波数領域リソース位置を決定する実現形態を豊富にし、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する効率を向上させた。
【0124】
図20は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図14に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットであってもよい。ステップ1410を実行するとき、図20に示すように、下記のステップ2010~2020を含んでもよい。
【0125】
ステップ2010において、基地局により送信された第3の指示情報を受信し、この第3の指示情報は、端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0126】
ステップ2020において、第3の指示情報に基づいて、端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得する。
【0127】
上記の実施例から分かるように、第3の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを正確に取得することができ、これにより、端末が指定周波数ホッピングオフセットを取得する信頼性を向上させた。
【0128】
図21は、一例示的な実施例に係る別の周波数ホッピング構成方法を示すフローチャートである。この周波数ホッピング構成方法は端末に用いられることができ、図20に示す方法を確立する上で、周波数ホッピング規則は指定周波数ホッピングオフセットであってもよい。ステップ1420を実行するとき、図21に示すように、下記のステップ2110を含んでもよい。
【0129】
ステップ2110において、端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び第1の周波数領域リソース位置に基づいて、第2の周波数領域リソース位置を決定する。
【0130】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び第1の周波数領域リソース位置に基づいて、第2の周波数領域リソース位置を決定することができ、これにより、基地局により指示される指定周波数ホッピングオフセット下で、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定することを実現し、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する効率を向上させた。
【0131】
本発明は、前述した周波数ホッピング構成方法の実施例に対応する、周波数ホッピング構成装置の実施例をさらに提供する。
【0132】
図22は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。この装置は基地局に使用され、この基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、図1に示す周波数ホッピング構成方法を実行するために使用される。図22に示すように、この周波数ホッピング構成装置は、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成するように構成される構成モジュール221と、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定するように構成される周波数ホッピング規則決定モジュール222と、
前記端末が前記対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するように構成される第1の送信モジュール223と、を備えてもよい。
【0133】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成し、端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を端末に送信することで、端末は、基地局により指示される周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うことができ、これにより、端末が基地局により指示される周波数ホッピング規則下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、アップリンクスケジューリングの複雑さを低減するだけでなく、システムリソースの断片化も軽減し、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0134】
一実施例では、図22に示す装置を確立する上で、図23に示すように、前記構成モジュール221は、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成するように構成される第1の構成サブモジュール231を備えてもよく、
各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0135】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを構成することができ、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントであり、これにより、端末が基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、周波数ホッピング構成の実現形態を豊富にするだけでなく、システムリソースの使用効率も向上させた。
【0136】
一実施例では、図23に示す装置を確立する上で、図24に示すように、前記周波数ホッピング規則決定モジュール222は、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、この周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第1の決定サブモジュール241と、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の周波数ホッピングサブバンドスキームが構成された場合、前記複数の周波数ホッピングサブバンドスキームから1つの周波数ホッピングサブバンドスキームを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第2の決定サブモジュール242と、を備えてもよい。
【0137】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに1つ又は複数の周波数ホッピングサブバンドスキームを事前に構成することができ、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、これらの事前に構成された周波数ホッピングサブバンドスキームから適切な周波数ホッピングサブバンドスキームを選定して端末に割り当てることができ、したがって、異なる端末が異なるBWPを使用することによるシステムリソースの使用効率が低下される問題を回避することができ、これにより、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0138】
一実施例では、図24に示す装置を確立する上で、図25に示すように、前記第1の送信モジュール223は、
第1の指示情報を生成するように構成される第1の生成サブモジュール251と、
前記端末が前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記第1の指示情報を前記端末に送信するように構成される第1の送信サブモジュール252と、を備えてもよく、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0139】
上記の実施例から分かるように、第1の指示情報を介して、基地局により指示される端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを端末に配信することができ、したがって、端末は第1の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを正確に取得することができ、これにより、周波数ホッピング構成の正確さを向上させた。
【0140】
一実施例では、図23に示す装置を確立する上で、図26に示すように、この周波数ホッピング構成装置は、
周波数ホッピング構成情報を生成するように構成される情報生成モジュール261と、
前記端末が前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように、前記周波数ホッピング構成情報を前記端末に送信するように構成される第2の送信モジュール262と、をさらに備えてもよく、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含む。
【0141】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成した後、周波数ホッピング構成情報を介して、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを端末に配信することができ、したがって、端末は、これらの周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容を事前に知ることができ、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子だけで、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、周波数ホッピング構成の効率を向上させた。
【0142】
一実施例では、図26に示す装置を確立する上で、図27に示すように、前記第1の送信モジュール223は、
第2の指示情報を生成するように構成される第2の生成サブモジュール271と、
前記端末が前記第2の指示情報に基づいて、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように、前記第2の指示情報を前記端末に送信するように構成される第2の送信サブモジュール272と、を備えてもよく、
前記第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0143】
上記の実施例から分かるように、第2の指示情報を介して、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を端末に配信することができ、したがって、端末は、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子と、事前に知られた異なる周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容とに基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを正確に決定することを保証するとともに、周波数ホッピング構成の指示速度も向上させた。
【0144】
一実施例では、図22に示す装置を確立する上で、図28に示すように、前記構成モジュール221は、
既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成するように構成される第2の構成サブモジュール281を備えてもよい。
【0145】
上記の実施例から分かるように、既に構成された各BWPに1つ又は複数の異なる指定周波数ホッピングオフセットを構成することにより、端末が基地局により指示される指定周波数ホッピングオフセット下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、周波数ホッピング構成の実現形態を豊富にするだけでなく、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する速度も向上させた。
【0146】
一実施例では、図28に示す装置を確立する上で、図29に示すように、前記周波数ホッピング規則決定モジュール222は、
前記端末により現在使用されているBWPに1つの指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、この指定周波数ホッピングオフセットを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第3の決定サブモジュール291と、
前記端末により現在使用されているBWPに複数の指定周波数ホッピングオフセットが構成された場合、前記複数の指定周波数ホッピングオフセットから1つの指定周波数ホッピングオフセットを選択し、選択された周波数ホッピングサブバンドスキームを前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則として決定するように構成される第4の決定サブモジュール292と、を備えてもよい。
【0147】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに1つ又は複数の指定周波数ホッピングオフセットを事前に構成することができ、基地局が端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、これらの事前に構成された指定周波数ホッピングオフセットから適切な指定周波数ホッピングオフセットを選定して端末に割り当てることができ、したがって、異なる端末が異なるBWPを使用することによるシステムリソースの使用効率が低下される問題を回避することができ、これにより、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0148】
一実施例では、図29に示す装置を確立する上で、図30に示すように、前記第1の送信モジュール223は、
第3の指示情報を生成するように構成される第3の生成サブモジュール301と、
前記端末が前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように、前記第3の指示情報を前記端末に送信するように構成される第3の送信サブモジュール302と、を備えてもよく、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0149】
上記の実施例から分かるように、第3の指示情報を介して、基地局により指示される端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを端末に配信することができ、したがって、端末は第3の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを正確に取得することができ、これにより、周波数ホッピング構成の正確さを向上させた。
【0150】
図31は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示すブロック図である。この装置は端末に使用され、基地局によりこの端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、図14に示す周波数ホッピング構成方法を実行するために使用される。図31に示すように、この周波数ホッピング構成装置は、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信するように構成される第1の受信モジュール311と、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定するように構成されるリソース位置決定モジュール312と、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように構成されるアップリンク伝送モジュール313と、を備えてもよく、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則である。
【0151】
上記の実施例から分かるように、基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行い、この周波数ホッピング規則は、基地局が端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則であり、これにより、基地局により指示される周波数ホッピング規則下で、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了することを実現し、アップリンクスケジューリングの複雑さを低減するだけでなく、システムリソースの断片化も軽減し、システムリソースの使用効率を向上させた。
【0152】
一実施例では、図31に示す装置を確立する上で、図32に示すように、前記第1の受信モジュール311は、
前記基地局により送信された第1の指示情報を受信するように構成される第1の受信サブモジュール321と、
前記第1の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように構成される第1の取得サブモジュール322と、を備えてもよく、
前記第1の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0153】
上記の実施例から分かるように、第1の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを正確に取得することができ、これにより、端末が周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する信頼性を向上させた。
【0154】
一実施例では、図31に示す装置を確立する上で、図33に示すように、この周波数ホッピング構成装置は、
前記基地局により送信された周波数ホッピング構成情報を受信するように構成される第2の受信モジュール331と、
前記周波数ホッピング構成情報から、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを取得するように構成される取得モジュール332と、をさらに備えてもよく、
前記周波数ホッピング構成情報は、前記基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームを含み、各周波数ホッピングサブバンドスキームには、少なくとも1つの周波数ホッピングサブバンドが含まれ、同じBWP内の周波数ホッピングサブバンドは、このBWP内の連続する周波数リソースセグメントである。
【0155】
上記の実施例から分かるように、周波数ホッピング構成情報から、基地局が既に構成された各BWPに構成した1つ又は複数の異なる周波数ホッピングサブバンドスキームの具体的な内容を事前に知ることができ、基地局がアップリンク伝送周波数ホッピングを行うことを指示するとき、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、端末が現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定する実現形態を豊富にし、端末が周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する効率も向上させた。
【0156】
一実施例では、図33に示す装置を確立する上で、図34に示すように、前記第1の受信モジュール311は、
前記基地局により送信された第2の指示情報を受信するように構成される第2の受信サブモジュール341と、
前記第2の指示情報に基づいて、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得するように構成される第2の取得サブモジュール342と、
前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定するように構成される周波数ホッピングスキーム決定サブモジュール343と、を備えてもよく、
前記第2の指示情報は、周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を含み、前記周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームの識別子である。
【0157】
上記の実施例から分かるように、第2の指示情報を介して、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子を取得し、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム識別子に基づいて、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを決定することができ、これにより、現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームを確定することを保証するとともに、端末が周波数ホッピングサブバンドスキームを取得する効率も向上させた。
【0158】
一実施例では、図32又は図34に示す装置を確立する上で、図35に示すように、前記リソース位置決定モジュール312は、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、前記第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定するように構成される周波数ホッピングサブバンド決定サブモジュール351と、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するように構成される第1の計算サブモジュール352と、を備えてもよい。
【0159】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピングサブバンドスキームに従って、第1の周波数領域リソース位置に対応する第1の周波数ホッピングサブバンドを決定し、第1の周波数ホッピングサブバンド及び第1の周波数領域リソース位置に基づいて、第2の周波数領域リソース位置を計算することができ、これにより、基地局により指示される周波数ホッピングサブバンドスキーム下で、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定することを実現し、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する効率を向上させた。
【0160】
一実施例では、図35に示す装置を確立する上で、図36に示すように、前記第1の計算サブモジュール352は、
前記第1の周波数ホッピングサブバンド内の前記第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算するように構成される第2の計算サブモジュール361、又は、
前記第1の周波数ホッピングサブバンドを前記アップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、前記基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を計算するように構成される第3の計算サブモジュール362を備えてもよく、
前記鏡像位置は、前記第2の周波数領域リソース位置である。
【0161】
上記の実施例から分かるように、第1の周波数ホッピングサブバンド内の第1の周波数領域リソース位置の鏡像位置を計算する、又は、第1の周波数ホッピングサブバンドをアップリンクデータ伝送の伝送帯域幅とし、基地局により配信されたアップリンクスケジューリングシグナリング内の情報に基づいて第2の周波数領域リソース位置を計算することができ、この鏡像位置は、第2の周波数領域リソース位置であり、これにより、第2の周波数領域リソース位置を決定する実現形態を豊富にし、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する効率を向上させた。
【0162】
一実施例では、図31に示す装置を確立する上で、図37に示すように、前記第1の受信モジュール311は、
前記基地局により送信された第3の指示情報を受信するように構成される第3の受信サブモジュール371と、
前記第3の指示情報に基づいて、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを取得するように構成される第3の取得サブモジュール372と、を備えてもよく、
前記第3の指示情報は、前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを含む。
【0163】
上記の実施例から分かるように、第3の指示情報から、この端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセットを正確に取得することができ、これにより、端末が指定周波数ホッピングオフセットを取得する信頼性を向上させた。
【0164】
一実施例では、図37に示す装置を確立する上で、図38に示すように、前記リソース位置決定モジュール312は、
前記端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び前記第1の周波数領域リソース位置に基づいて、前記第2の周波数領域リソース位置を決定するように構成されるリソース位置決定サブモジュール381を備えてもよい。
【0165】
上記の実施例から分かるように、端末により現在使用されているBWPに対応する指定周波数ホッピングオフセット及び第1の周波数領域リソース位置に基づいて、第2の周波数領域リソース位置を決定することができ、これにより、基地局により指示される指定周波数ホッピングオフセット下で、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定することを実現し、アップリンク伝送周波数ホッピングを完了する効率を向上させた。
【0166】
装置の実施例に関して、それは基本的に方法の実施例に対応するため、関連する部分は方法の実施例の部分の説明を参照すればよい。上記の装置の実施例は単なる例示的なものであり、ここで、上記の分離部材として説明されるユニットは物理的に分離されていてもよいし、分離されなくてもよく、ユニットとして表示される部材は、物理ユニットであってもよいし、物理ユニットでなくてもよく、即ち、1つの箇所に位置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。実際の需要に応じて、これらのモジュールの一部又は全部を選択して本発明の解決策の目的を実現することができる。当業者は、創造的な努力なしに理解及び実施することができる。
【0167】
本発明によれば、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体がさらに提供され、前記コンピュータプログラムは、上記の図1図13のいずれかに記載の周波数ホッピング構成方法を実行するために使用される。
【0168】
本発明によれば、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体がさらに提供され、前記コンピュータプログラムは、上記の図14図21のいずれかに記載の周波数ホッピング構成方法を実行するために使用される。
【0169】
本発明によれば、周波数ホッピング構成装置がさらに提供され、前記装置は基地局に使用され、前記基地局により端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサーは、
既に構成された各BWPに周波数ホッピング規則を構成し、
前記端末にアップリンク伝送周波数ホッピングを行うように指示するとき、既に構成された周波数ホッピング規則に従って、前記端末により現在使用されているBWPに対応する周波数ホッピング規則を決定し、
前記端末が前記対応する周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように、前記対応する周波数ホッピング規則を端末に送信するように構成される。
【0170】
図39に示すように、図39は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示す構造模式図である。装置3900は、一基地局として提供されてもよい。図39を参照すると、装置3900は、処理ユニット3922、無線送信/受信ユニット3924、アンテナユニット3926、及び無線インターフェースに特有の信号処理部分を備え、処理ユニット3922は、1つ又は複数のプロセッサーをさらに備えてもよい。
【0171】
処理ユニット3922内のプロセッサーのうちの1つは、上記のいずれかに記載の周波数ホッピング構成方法を実行するように構成されてもよい。
【0172】
本発明によれば、周波数ホッピング構成装置がさらに提供され、前記装置は端末に使用され、基地局により前記端末に少なくとも1つのBWPが構成されており、前記装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能な命令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサーは、
前記基地局により送信された周波数ホッピング規則を受信し、
アップリンク伝送周波数ホッピングを行うとき、前記周波数ホッピング規則と周波数ホッピング前の第1の周波数領域リソース位置に基づいて、周波数ホッピング後の第2の周波数領域リソース位置を決定し、
前記第2の周波数領域リソース位置でアップリンク伝送を行うように構成され、
前記周波数ホッピング規則は、前記基地局が前記端末により現在使用されているBWPに構成した周波数ホッピング規則である。
【0173】
図40は、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置を示す構造模式図である。図40に示すように、一例示的な実施例に係る周波数ホッピング構成装置4000が示されており、この装置4000は、コンピュータ、携帯電話、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等の端末であってもよい。
【0174】
図40を参照すると、装置4000は、処理ユニット4001、メモリ4002、電源ユニット4003、マルチメディアユニット4004、オーディオユニット4005、入力/出力(I/O)インターフェース4006、センサーユニット4007、及び通信ユニット4008からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
【0175】
処理ユニット4001は、一般的には、装置4000の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット4001は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、命令を実行する少なくとも1つのプロセッサー4009を備えてもよい。また、処理ユニット4001は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット4001は、マルチメディアユニット4004とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
【0176】
メモリ4002は、装置4000での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば、装置4000で何れのアプリケーション又は方法を操作するための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ4002は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
【0177】
電源ユニット4003は、装置4000の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置4000のために電力を生成、管理及び分配することに関連する他のユニットを備えてもよい。
【0178】
マルチメディアユニット4004は、装置4000とユーザとの間に出力インターフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、少なくとも1つのタッチセンサーを有する。タッチセンサーは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一実施例では、マルチメディアユニット4004は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置4000が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
【0179】
オーディオユニット4005は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオユニット4005は、マイクロフォン(MiC)を有してもよい。装置4000が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信したオーディオ信号は、メモリ4002にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット4008を介して送信されてもよい。一実施例では、オーディオユニット4005は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
【0180】
I/Oインターフェース4006は、処理ユニット4001と外部のインターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供するためのものである。上記外部のインターフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
【0181】
センサーユニット4007は、装置4000のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット4007は、装置4000のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置4000のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット4007は、装置4000又は装置4000の1つのユニットの位置の変化、ユーザによる装置4000への接触の有無、装置4000の方向又は加速/減速、装置4000の温度変化などを検出することができる。センサーユニット4007は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように配置される近接センサーを有してもよい。センサーユニット4007は、イメージングアプリケーションに用いるための光センサー、例えば、CMOS又はCCD画像センサーを有してもよい。一実施例では、当該センサーユニット4007は、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに備えてもよい。
【0182】
通信ユニット4008は、装置4000と他の設備の間との無線又は有線通信を便利にさせるように配置される。装置4000は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット4008は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット4008は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT:Bluetooth)技術及び他の技術によって実現されてもよい。
【0183】
例示的な実施例では、装置4000は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
【0184】
例示的な実施例では、命令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、命令を有するメモリ4002をさらに提供する。前記命令は、装置4000のプロセッサー4009により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
【0185】
ここで、前記記録媒体における命令が前記プロセッサーにより実行されると、装置4000が上記のいずれかに記載の周波数ホッピング構成方法を実行するようにする。
【0186】
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
【0187】
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
図1
図2
図3
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図40