(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-16
(45)【発行日】2023-11-27
(54)【発明の名称】微粒化装置ユニット
(51)【国際特許分類】
B02C 19/00 20060101AFI20231117BHJP
B02C 23/38 20060101ALI20231117BHJP
B01F 23/40 20220101ALI20231117BHJP
B01F 25/45 20220101ALI20231117BHJP
B01F 35/71 20220101ALI20231117BHJP
【FI】
B02C19/00 Z
B02C23/38
B01F23/40
B01F25/45
B01F35/71
(21)【出願番号】P 2019052685
(22)【出願日】2019-03-20
【審査請求日】2022-03-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000146445
【氏名又は名称】株式会社常光
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】佐野 恵一
【審査官】小久保 勝伊
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-082879(JP,A)
【文献】特開2017-035647(JP,A)
【文献】特開平09-094473(JP,A)
【文献】特開2011-007666(JP,A)
【文献】特開2000-126637(JP,A)
【文献】特開平06-170198(JP,A)
【文献】特開平09-201521(JP,A)
【文献】特開2018-047407(JP,A)
【文献】特開2018-100474(JP,A)
【文献】特開2011-136290(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第1621185(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2005/0270897(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B02C 19/00
B01F 23/40
B01F 25/40
B01F 35/71
B02C 23/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
試料が内部を通過することで、該試料を微粒化する微粒化流路を有する微粒化装置と、
前記微粒化装置における前記微粒化流路の一方側の端部に接続された第1プランジャポンプと、
前記微粒化装置における前記微粒化流路の他方側の端部に接続された第2プランジャポンプと、
前記第1プランジャポンプおよび前記第2プランジャポンプそれぞれを制御する制御部と、を備え、
前記微粒化流路は、前記一方側の端部に複数の一端側流路部と、前記他方側の端部に複数の他端側流路部とを備え前記複数の一端側流路部及び前記複数の他端側流路部は共に対称形であり、前記複数の一端側流路部及び前記複数の他端側流路部との間に設けられ、一端で前記複数の一端側流路部と接続し、他端で前記複数の他端側流路部と接続する一本のオリフィス流路部と、を備え、
前記制御部は、前記第1プランジャポンプ及び前記第2プランジャポンプを逆位相で同期させて、前記試料を前記微粒化
流路を往復させる制御をする、微粒化装置ユニット。
【請求項2】
前記微粒化流路における、前記一方側の端部および前記他方側の端部のうちの少なくともいずれか一方に接続され、前記微粒化流路に前記試料を供給する供給容器を備えていることを特徴とする請求項1に記載の微粒化装置ユニット。
【請求項3】
前記供給容器から供給される試料を、前記第1プランジャポンプおよび前記第2プランジャポンプのうちの少なくともいずれか一方に圧送する圧送ポンプを更に備えていることを特徴とする請求項2に記載の微粒化装置ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、微粒化装置ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、試料を微粒化して均一化させるホモジナイザーユニットとして、微粒化装置ユニットが知られている。
このような微粒化装置ユニットとして、例えば下記特許文献1には、内部に微粒化流路が形成された微粒化装置を備え、容器から供給された試料を、高圧ポンプにより微粒化装置の微粒化流路内に供給して通過させることで、試料を均一化させる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、特に試料の粘性が高い場合等において、高圧ポンプが印可することができる圧力には限界があるので、微粒化流路を通過した試料が充分に均一化されないおそれがあった。
【0005】
そこで本発明は、試料を充分に均一化することができる微粒化装置ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る微粒化装置ユニットは、試料が内部を通過することで、該試料を微粒化する微粒化流路を有する微粒化装置と、微粒化装置における微粒化流路の一方側の端部に接続された第1プランジャポンプと、微粒化装置における微粒化流路の他方側の端部に接続された第2プランジャポンプと、試料が、微粒化流路を往復するように、第1プランジャポンプおよび第2プランジャポンプそれぞれを制御する制御部と、を備えている。
【0007】
また、微粒化流路における、一方側の端部および他方側の端部のうちの少なくともいずれか一方に接続され、微粒化流路に試料を供給する供給容器を備えてもよい。
【0008】
また、供給容器から供給される試料を、第1プランジャポンプおよび第2プランジャポンプのうちの少なくともいずれか一方に圧送する圧送ポンプを備えてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の微粒化装置ユニットでは、微粒化装置に第1プランジャポンプと第2プランジャポンプとが接続されている。そして、制御部が、第1プランジャポンプおよび第2プランジャポンプそれぞれを制御することにより、試料が微粒化流路を往復する。これにより、複数回にわたって試料に微粒化流路内を通過させることができ、仮にポンプの出力に限りがある場合でも、試料を充分に均一化することができる。
また、仮に微粒化装置が、試料中に含まれる粒径の大きな粗粒により閉塞した場合にも、逆方向から圧力をかけることにより容易に閉塞を解消することが出来る。
【0010】
また、例えば、従来技術として、試料の流路を循環させて、複数回にわたって試料を微粒化装置に供給するような構成も知られている。このような場合には、例えば試料の粘性が高い場合に、ひとつのポンプで、流路全体に試料を循環させる処理が困難である。
これに対して、本願の構成であれば、制御部が第1プランジャポンプおよび第2プランジャポンプそれぞれを制御することにより、試料が微粒化流路を往復するので、いずれか一方のプランジャポンプの圧力により、他方のプランジャポンプに試料を供給することができ、粘性の高い試料を複数回にわたって微粒化流路を通過させる際に、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一実施形態に係る微粒化装置ユニットの概略系統図である。
【
図3】
図2に示す微粒化装置における(a)A-A線断面図、(b)B-B線断面図、(c)C-C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の一実施形態に係る微粒化装置ユニット1について、
図1を参照して説明する。
図1に示すように、微粒化装置ユニット1は、試料を微粒化して均一化させるホモジナイザーユニットである。微粒化装置ユニット1は、微粒化装置10、供給容器30、取出容器31、およびこれらを接続する配管40を備えている。
【0013】
微粒化装置10は、試料が内部を通過することで、該試料を微粒化する微粒化流路を有している。ここで、微粒化装置10の構造について、
図2および
図3を用いて詳述する。
図2は微粒化装置10の縦断面図であり、
図2のA-A線における断面図が
図3(a)であり、
図2のB-B線における断面図が
図3(b)であり、
図2のC-C線における断面図が
図3(c)である。
【0014】
微粒化装置10は、第1ブロック21と第2ブロック22、そして第1ブロック21と第2ブロック22の間に介装される第3ブロック23により形成される。第1ブロック21において、複数の一端側流路部11,12が形成される(
図2および
図3(a)参照)。また、第2ブロック22においても、複数の他端側流路部18,19が形成される。
【0015】
第1ブロック21と第3ブロック23との接合面に意図的に第1空隙部14が形成される。この第1空隙部14が複数の一端側流路部11,12を単一に集合させる集合部13となる(
図2および
図3(b)参照)。集合部13(第1空隙部14)のうち、流路方向における一端側流路部11,12と反対側は第3ブロック23となり、第3ブロック23内にオリフィス流路部15が形成される(
図2および
図3(c)参照)。
【0016】
オリフィス流路部15の下流側においても、第3ブロック23と第2ブロック22との接合面にも意図的に第2空隙部16が形成される。この第2空隙部16がオリフィス流路部15を分岐させて複数の他端側流路部18,19と接続する分岐部17となる。
すなわち、微粒化流路は、一端側流路部11,12、オリフィス流路部15、および他端側流路部18,19により構成されている。
【0017】
一端側流路部11,12および他端側流路部18,19の内直径(D1)は相互に同一であり、オリフィス流路部15の内直径(D2)よりも大きく形成される。具体的には、内直径(D1)は、内直径(D2)の5ないし7倍である。また、第1空隙部14の距離(D3)は内直径(D1)と同等に規定される。従って、オリフィス流路部15は小径流路部である。
【0018】
次に、微粒化装置10を用いた際の作用を説明する。被処理物を有機溶媒中に分散させた試料は、一端側流路部11,12を経由して集合部13(第1空隙部14)に進入する。ここで、オリフィス流路部15は一端側流路部11,12よりも狭小であるため、試料の流量は低下する。そして、試料(圧送流体)の圧力変化が生じ、それぞれの一端側流路部から流入した試料は集合部13において衝突する。このときの試料中の被処理物同士は衝突時のエネルギーにより破砕される。このように、試料が一端側流路部11,12からオリフィス流路部15へ流動するごとに、試料中の被処理物同士の衝突が進み、結果として試料は粉砕される。
【0019】
図示の一端側流路部11,12および他端側流路部18,19それぞれは、ともに2つずつ形成されているが、一端側流路部11,12および他端側流路部18,19の形成数は、試料が流れればよいので、1以上あればよい。ただし、試料中の被処理物の衝突を促すため、一端側流路部11,12および他端側流路部18,19それぞれの形成数は、ともに2以上であることがさらに望ましい。図示の微粒化装置10は、一端側および他端側はともに対称形であるため、微粒化装置10はいずれの向きからの流入においても機能し得る。従って、試料が他端側流路部18,19から流入してオリフィス流路部15を通過し、一端側流路部11,12より流出する場合もある。
【0020】
供給容器30は、微粒化流路に試料を供給する。供給容器30は、配管40の最も上流側に接続されている。
また、供給容器30は、微粒化流路における、一方側の端部および他方側の端部のうちの少なくともいずれか一方に、配管40を介して接続されている。図示の例では、供給容器30は、微粒化流路における一方側の端部に接続されている。
【0021】
取出容器31は、試料が完全に均一化されたのちに、試料を取出すための容器である。供給容器30は、配管40の最も下流側に接続されている。
なお、微粒化装置ユニット1は、取出容器31を備えておらず、配管40の最下流部からドレン等を介して、均一化された試料を取出すような構成であってもよい。
【0022】
微粒化装置ユニット1はまた、第1プランジャポンプ51、第2プランジャポンプ52、圧送ポンプ53、およびこれらのポンプを制御する制御部60を備えている。
第1プランジャポンプ51は、微粒化装置10における微粒化流路の一方側の端部に、配管40を介して接続されている。第2プランジャポンプ52は、微粒化装置10における微粒化流路の他方側の端部に、配管40を介して接続されている。
【0023】
第1プランジャポンプ51、第2プランジャポンプ52、および圧送ポンプ53は、シリンダとプランジャとにより構成されている。シリンダの内部をプランジャが往復動することで、シリンダの内部に試料を充填し、シリンダ内の試料を外部に送り出すことができる。
【0024】
圧送ポンプ53は、供給容器30から供給される試料を、第1プランジャポンプ51に圧送する。図示の例では、圧送ポンプ53は、第1プランジャポンプ51に供給容器30から供給される試料を圧送する。
なお、圧送ポンプ53は、供給容器30から供給される試料を、第2プランジャポンプ52に圧送してもよいし、微粒化装置ユニット1は、例えば試料の粘性が低い場合等に、圧送ポンプ53を備えていなくてもよい。
【0025】
そして、本実施形態では、試料が、微粒化流路を往復するように、制御部60が、第1プランジャポンプ51および第2プランジャポンプ52それぞれを制御する。
すなわち、第1プランジャポンプ51が、試料を微粒化装置10に向けて送り出すときには、第1プランジャポンプ51における第1シリンダ51A内に第1プランジャ51Bが押し込まれるとともに、第2プランジャポンプ52における第2シリンダ52A内から第2プランジャ52Bが引き抜かれる。
これにより、第1プランジャポンプ51内の試料が、微粒化装置10の微粒化流路を通過して、第2プランジャポンプ52内に受け渡される。
【0026】
一方、第2プランジャポンプ52が、試料を微粒化装置10に向けて送り出すときには、第2プランジャポンプ52における第2シリンダ52A内に第2プランジャ52Bが押し込まれるとともに、第1プランジャポンプ51における第1シリンダ51A内から第1プランジャが引き抜かれる。
これにより、第2プランジャポンプ52内の試料が、微粒化装置10の微粒化流路を通過して、第1プランジャポンプ51内に受け渡される。
【0027】
このように、制御部60が第1プランジャポンプ51および第2プランジャポンプ52を逆位相で同期するように制御することで、試料が、微粒化流路を往復する。これにより、繰り返し微粒化流路内を通過することで、試料が均一化される。
【0028】
配管40には、複数の弁71~73が設けられている。このうち、供給容器30と圧送ポンプ53との間には、第1弁71が設けられている。また、圧送ポンプ53と第1プランジャポンプ51との間には、第2弁72が設けられている。また、第2プランジャポンプ52と取出容器31との間には、第3弁73が設けられている。これらの弁を開閉することで、配管40の一部を開放または遮断することができる。
【0029】
微粒化装置ユニット1はまた、熱交換器80を備えている。熱交換器80は、配管40のうち、第2プランジャポンプ52と取出容器31との間に設けられている。熱交換器80は、微粒化流路を通過することで、試料からの発熱を放出させることができる。
【0030】
次に、試料を微粒化する処理手順について説明する。
はじめに、被処理物は有機溶媒中に分散されて試料となる。分散は供給容器30で行われる。
微粒化の対象である被処理物は、例えば、セルロース、グラファイト、グラフェン、カーボンナノチューブ、複合金属酸化物(スピネル、ペロブスカイト等の結晶質)等の多岐にわたる物質である。分散を通じて微粒化することにより、樹脂等に混合する際の均一な分散性が高まる。そのため、素材の性能向上が見込まれる。
【0031】
次に、第1弁71と第2弁72を開き、圧送シリンダ53A内に試料を供給する。そして、第1弁71を閉じた状態で、圧送ポンプ53の圧送プランジャ53Bを、圧送シリンダ53Aに押し込むことで、試料を第1プランジャポンプ51における第1シリンダ51A内に供給する。
【0032】
次に、試料を第1シリンダ51A内に供給し終えた後に、第2弁72および第3弁73を閉めた状態で、第1プランジャポンプ51の第1プランジャ51Bを、第1シリンダ51Aに押し込むとともに、第2プランジャポンプ52の第2プランジャ52Bを、第2シリンダ52Aから引き抜く。これにより、第1シリンダ51A内の試料、および配管40のうち、第1プランジャポンプ51と微粒化装置10との間に位置する試料が、微粒化装置10の微粒化流路を通過して、第2シリンダ52A内に供給される。
【0033】
次に、第2弁72および第3弁73を閉めた状態で、第2プランジャポンプ52の第2プランジャ52Bを、第2シリンダ52Aに押し込むとともに、第1プランジャポンプ51の第2プランジャ52Bを、第1シリンダ51Aから引き抜く。これにより、第1シリンダ51A内の試料、および配管40のうち、第1プランジャポンプ51と微粒化装置10との間に位置する試料が、微粒化装置10の微粒化流路を通過して、第1シリンダ51A内に供給される。
【0034】
この動作を複数回繰り返すことにより、試料が微粒化流路を往復する。これにより、複数回にわたって試料が微粒化流路内を通過することとなる。
そして、第3弁73を開放し、第1プランジャポンプ51および第2プランジャポンプ52のうちのいずれか一方から加圧することで、試料が熱交換器80内に供給される。その後、熱交換器80内で放熱した試料が取出容器31内に供給される。取出容器31内から試料を回収することにより、一連の処理がすべて終了する。
【0035】
以上説明したように、本実施形態に係る微粒化装置ユニット1によれば、微粒化装置10に第1プランジャポンプ51と第2プランジャポンプ52とが接続されている。そして、制御部60が、第1プランジャポンプ51および第2プランジャポンプ52それぞれを制御することにより、試料が微粒化流路を往復する。これにより、複数回にわたって試料に微粒化流路内を通過させることができ、仮にポンプの出力に限りがある場合でも、試料を充分に均一化することができる。
また、仮に微粒化装置10が、試料中に含まれる粒径の大きな粗粒により閉塞した場合にも、逆方向から圧力をかけることにより容易に閉塞を解消することが出来る。
【0036】
また、例えば、従来技術として、試料の流路を循環させて、複数回にわたってポンプにより試料を微粒化装置10に供給するような構成も知られている。このような場合には、例えば試料の粘性が高い場合に、ひとつのポンプで、流路全体に試料を循環させる処理が困難である。
これに対して、本願の構成であれば、制御部60が第1プランジャポンプ51および第2プランジャポンプ52それぞれを制御することにより、試料が微粒化流路を往復するので、いずれか一方のプランジャポンプの圧力により、他方のプランジャポンプに試料を供給することができ、粘性の高い試料を複数回にわたって微粒化流路を通過させる際に、特に有効である。
【0037】
また、微粒化流路に試料を供給する供給容器30を備えているので、供給容器30内に試料を充填させておくことで、一度に大量の処理を行うことができる。
また、供給容器30から供給される試料を、第1プランジャポンプ51に圧送する圧送ポンプ53を備えているので、仮に試料の粘性が高い場合であっても、確実に供給容器30から第1プランジャポンプ51内に試料を供給することができる。
【0038】
なお、前述の実施形態は、本発明の代表的な実施形態を単に例示したものにすぎない。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前述の実施形態に対して種々の変形を行ってもよい。
【0039】
例えば、上記実施形態においては、供給容器30からの試料が第1プランジャポンプ51に供給される構成を示したが、このような態様に限られない。供給容器30からの試料は、第2プランジャポンプ52に供給されてもよい。
【0040】
また、例えば熱交換器80を通過した試料を、供給容器30に再度供給し、一連の処理を繰り返して行ってもよい。これにより、より一層効果的に、試料を均一化することができる。また、微粒化装置10の流路の構造については、任意に変更可能である。
【0041】
また、前述した変形例に限られず、これらの変形例を選択して適宜組み合わせてもよいし、その他の変形を施してもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 微粒化装置ユニット
10 微粒化装置
30 供給容器
31 取出容器
51 第1プランジャポンプ
52 第2プランジャポンプ
53 圧送ポンプ
60 制御部