(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-16
(45)【発行日】2023-11-27
(54)【発明の名称】ダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケース。
(51)【国際特許分類】
B41K 1/36 20060101AFI20231117BHJP
B41K 1/58 20060101ALI20231117BHJP
【FI】
B41K1/36 C
B41K1/58 J
(21)【出願番号】P 2023126198
(22)【出願日】2023-08-02
【審査請求日】2023-08-03
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【審査官】長田 守夫
(56)【参考文献】
【文献】特開平7-327809(JP,A)
【文献】特開平8-300787(JP,A)
【文献】中国実用新案第207253028(CN,U)
【文献】特開平8-182528(JP,A)
【文献】登録実用新案第3213859(JP,U)
【文献】米国特許出願公開第2020/0160263(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41K 1/00-3/68
A47G 29/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
主として印鑑ケース
のヒンジで接続された上側と下側を合わせた状態でキントキ(口金)側のコーナー
部の同じ位置にダイヤル式南京錠のツルの外径とツルの曲がり(アール形状)に合わせて前記ツルが隙間なく通る穴加工を前記印鑑ケースの上側と下側のそれぞれに行い前記ダイヤル式南京錠のツルを通し施錠をして印鑑ケースにロックを掛け
前記ダイヤル式南京錠の暗証番号を知る人のみ(印鑑の管理者)がダイヤル式南京錠を
開錠しケースの中の印鑑を取り出す事が出来る仕組みを作りダイヤル式南京錠の開錠を行わなければ
入れた印鑑を出す事が出来ない事を特徴とするダイヤル式南京錠を利用
したロック機能付き印鑑ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
印鑑ケースのセキュリティ対策としての一案。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2008ー080752号公報
【文献】実登3119276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
印鑑の使用頻度はデジタル化が進むにつれ少なくなって来ているが銀行の通帳印
等は未だに無くてはならない印鑑として存在する。しかし、管理方法としては簡単に
持ち出し使用出来る場面もよく見かけられる。この課題の対策が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
主として印鑑ケースのヒンジで接続された上側と下側を合わせた状態でキントキ(口金)側のコーナー部の同じ位置にダイヤル式南京錠のツルの外径とツルの曲がり(アール形状)に合わせて前記ツルが隙間なく通る穴加工を前記印鑑ケースの上側と下側のそれぞれに行い前記ダイヤル式南京錠のツルを通し施錠をして印鑑ケースにロックを掛け
前記ダイヤル式南京錠の暗証番号を知る人のみ(印鑑の管理者)がダイヤル式南京錠を
開錠しケースの中の印鑑を取り出す事が出来る仕組みを作りダイヤル式南京錠の開錠を行わなければ入れた印鑑を出す事が出来ないダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースを提供する。
【発明の効果】
【0006】
ダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースを使用する事により
セキュリティの事を意識しないで安易に収納していても暗証番号のみを管理していれば
課題の解決につながる事になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースのイメージ図
【
図2】
図2はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの施錠中の図
【
図3】
図3はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースを開いた図
【
図4】
図4はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの施錠中の断面図
【
図5】
図5はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの施錠した時の断面図
【
図6】
図6はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの印鑑収納中の断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
【0009】
図1はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースのイメージを示す
図である。
【0010】
図2はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの施錠中を示す
図である。
【0011】
図3はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースを開いた状態を示す
図である。
【0012】
図4はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの施錠中の
断面図である。
【0013】
図5はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの施錠した時の
断面図である。
【0014】
図6はダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースの印鑑収納中の
断面図である。
【実施例】
【0015】
【産業上の利用可能性】
【0016】
ダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケースを使用する事に
よりセキュリティの事を意識しないで安易に収納でき便利グッズとして製造、販売。
【符号の説明】
【0017】
1 ヒンジ
2 キントキ(口金)
3 印鑑
4 ダイヤル式南京錠を利用したロック機能付き印鑑ケース
5 ダイヤル式南京錠
6 ダイヤル式南京錠のツルを嵌める事が出来るロック用の穴
7 ダイヤル式南京錠のツル
【要約】
【課題】
銀行の通帳印等は未だに無くてはならない印鑑として存在する。管理方法としては
簡単に持ち出し使用出来る場面もよく見かけられる。
【解決手段】
印鑑ケースを閉じた状態でのキントキ(口金)側の下部コーナーにダイヤル式南京錠の
ツルを嵌める事が出来るロック用の穴を設け前記ツルの嵌め、外しが出来る様にした。
ダイヤル式南京錠の暗証番号を知る人だけ(印鑑の管理者)がダイヤル式南京錠を開錠
しケースの中の印鑑を取り出し使用出来るセキュリティーシステムを作った。
【選択図】
図1