(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-16
(45)【発行日】2023-11-27
(54)【発明の名称】データ伝送のためのネットワーク
(51)【国際特許分類】
H04L 67/00 20220101AFI20231117BHJP
H04L 69/18 20220101ALI20231117BHJP
【FI】
H04L67/00
H04L69/18
(21)【出願番号】P 2023507812
(86)(22)【出願日】2021-08-02
(86)【国際出願番号】 EP2021071529
(87)【国際公開番号】W WO2022029057
(87)【国際公開日】2022-02-10
【審査請求日】2023-02-20
(32)【優先日】2020-08-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】LU
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】594070612
【氏名又は名称】フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】Phoenix Contact GmbH & Co.KG
【住所又は居所原語表記】Flachsmarktstrasse 8, D-32825 Blomberg, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100118843
【氏名又は名称】赤岡 明
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【氏名又は名称】吉田 昌司
(72)【発明者】
【氏名】クラス、ヘルマン
(72)【発明者】
【氏名】マルティン、ミュラー
【審査官】小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2018/0309831(US,A1)
【文献】欧州特許出願公開第02755097(EP,A2)
【文献】特開2007-206927(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/00
H04L 69/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ伝送のためのネットワークであって、前記ネットワークは、
a)複数の端末機器(1~4;1’~4’)と、
b)前記複数の端末機器(1~4;1’~4’)を有する前記ネットワークを、外部のデータ伝送ネットワーク(6)に外部接続するための1つの共通のゲートウェイ(5)と、
c)前記ゲートウェイ(5)と個々の前記端末機器(1~4;1’~4’)との間のデータ接続部(Link1~Link4)と、
d)複数のOPC-UAサーバ(8~11)とを有し、個々の前記端末機器(1~4;1’~4’)に、前記複数のOPC-UAサーバ(8~11)のうちのそれぞれ1つが対応付けられており、個々の前記OPC-UAサーバ(8~11)は、対応する前記端末機器(1~4;1’~4’)と通信し、これにより、前記外部のデータ伝送ネットワーク(6)からOPC-UAに従って個々の前記端末機器(1~4,1’~4’)に呼びかけることができる、ネットワークにおいて、
e)個々の前記端末機器(1~4;1’~4’)に、前記複数のOPC-UAサーバ(8~11)のうちの1つを形成するために適したそれぞれ1つのソフトウェアコンポーネント(12)が保存されており、
f)前記ゲートウェイ(5)は、個々の前記OPC-UAサーバ(8~11)を形成するための前記ソフトウェアコンポーネント(12)を前記端末機器(1~4;1’~4’)からロードして、前記ゲートウェイ(5)において実行することを特徴とする、ネットワーク。
【請求項2】
a)前記ゲートウェイ(5)は、個々の前記端末機器(1~4;1’~4’)と通信するために、個々の前記端末機器(1~4,1’~4’)のためのそれぞれ1つのポートを有し、
b)前記ゲートウェイ(5)は、前記OPC-UAサーバ(8~11)を形成するための前記ソフトウェアコンポーネント(12)を、前記ポートに関連して前記ポートの各々に対して個別にロードして実行し、これにより、前記ポートの各々に、前記ソフトウェアコンポーネント(12)のうちのそれぞれ1つが対応付けられていることを特徴とする、請求項1記載のネットワーク。
【請求項3】
個々の前記端末機器(1~4,1’~4’)は、それぞれTCP/IP対応であることを特徴とする、請求項1または2記載のネットワーク。
【請求項4】
個々の前記OPC-UAサーバ(8~11)は、前記外部のデータ伝送ネットワーク(6)から個々の前記端末機器(1~4,1’~4’)へのアクセスと、個々の前記端末機器(1~4,1’~4’)の個別のアドレス指定とを可能にするために、それぞれ1つの固有のIPアドレスを有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のネットワーク。
【請求項5】
個々の前記端末機器(1~4,1’~4’)は、対応付けられた前記OPC-UAサーバ(8~11)と通信するために、それぞれ以下のデータインタフェース、すなわち
a)イーサネット、
b)EN61131に準拠したI/Oリンク、
c)ハイウェイアドレス可能遠隔トランスデューサ(HART)のうちの1つを有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載のネットワーク。
【請求項6】
前記端末機器(1~4,1’~4’)は、それぞれ少なくとも1つのセンサおよび/または少なくとも1つのアクチュエータを含むことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載のネットワーク。
【請求項7】
前記端末機器(1’~4’)は、それぞれI/Oステーション(14)におけるモジュールであることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載のネットワーク。
【請求項8】
前記ゲートウェイ(5)と個々の前記端末機器(1’~4’)との間の前記データ接続部は、ローカルバス(15)を有することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載のネットワーク。
【請求項9】
前記ネットワークは、オートメーション技術におけるネットワークであることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載のネットワーク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、とりわけオートメーション技術におけるデータ伝送のためのネットワークに関する。
【0002】
従来技術から、OPC Unified Architecture(OPC-UA)の名称で、プラットフォーム非依存のアーキテクチャとしてのデータ交換のための標準が公知であり(OPC:Open Platform Communications)、この標準は、オートメーション技術の分野においても、オートメーション技術における全ての端末機器(センサおよびアクチュエータ)間のデータ交換を可能にするために使用されている。したがって、OPC-UAは、もはや(例えば、クラウドへのエッジゲートウェイを介して)上位のシステムにデータを伝送するために使用されるのみならず、これまでは相応のイーサネットベースのプロトコル(例えば、Profinet、Modbus TCP、EtherCAT等)を介して相互に通信することが多かった制御装置と端末機器(センサおよびアクチュエータ)との間のデータの交換のためにも使用される。
【0003】
しかしながら、オートメーション技術においてOPC-UAを使用する場合には、2つの重大な課題が生じる。一方では、今日の端末機器(センサおよびアクチュエータ)は、適切なインタフェースを有していない。他方では、公知の端末機器(センサおよびアクチュエータ)は、依然として、相応のOPC-UAサーバを動作させるための計算能力を常に十分に有しているとは限らない。すなわち、OPC-UAを介して公知の端末機器に直接的に呼びかけることはできない。
【0004】
この問題を解決するために、OPC-UAを介して従来の端末機器(センサおよびアクチュエータ)への外部からのアクセスを可能にする適切なゲートウェイを使用することができる。ゲートウェイは、このためにOPC-UAサーバを含み、このOPC-UAサーバが、それから個々の端末機器(センサおよびアクチュエータ)と通信する。その場合、ゲートウェイと個々の端末機器との間の通信を、端末機器によってサポートされる従来の他の標準(例えば、Profinet、Modbus TCP、EtherCAT等)に従って実施することができる。
【0005】
したがって、
図1は、複数の端末機器1~4を有するこのような従来のネットワークを示し、これらは、オートメーション技術のセンサまたはアクチュエータであってよい。図面は、ゲートウェイ5をさらに示し、このゲートウェイ5は、それぞれ1つのデータ接続部Link1~Link4を介して個々の端末機器1~4と通信し、これらのデータ接続部Link1~Link4は、OPC-UAに従って動作するのではなく、他の従来の標準(例えば、Profinet、Modbus TCP、EtherCAT等)に従って動作する。ゲートウェイ5は、外部のデータ伝送ネットワーク6に接続されており、データ伝送ネットワーク6からOPC-UAを介して個々の端末機器1~4にも呼びかけることができる。このために、ゲートウェイ5にOPC-UAサーバ7が組み込まれている。
【0006】
しかしながら、この技術的解決手段における欠点は、個々の端末機器への完全に透過的なアクセスが不可能であるという事実である。なぜなら、個々の端末機器のデータには、ゲートウェイ5のIPアドレス(IP:Internet Protocol)のもとで到達されるからである。
【0007】
この技術的問題を解決するために、
図2に示されているような、わずかに変更されたネットワークが公知である(米国特許出願公開第2018/0309831号明細書を参照のこと)。同様に公知であるこのネットワークは、
図1に示されている上記のネットワークと大部分で一致しているので、繰り返しを避けるために上記の説明が参照され、それぞれ対応する個々の部分に対して同一の参照符号を使用する。この公知のネットワークの特徴は、ゲートウェイ5において、端末機器1~4の各々に対してそれぞれ1つのOPC-UAサーバ8~11が設けられていることにある。これによって有利には、端末機器1~4の各々にOPC-UAサーバ8~11のうちのそれぞれ1つが対応付けられているので、外部のネットワーク6から個々の端末機器1~4への完全に透過的なアクセスが可能となる。
【0008】
図2に示されているこの公知の技術的解決手段の欠点は、ゲートウェイ5における個々のOPC-UAサーバ8~11の実装に手間がかかることである。
【0009】
したがって、本発明の基礎となる課題は、データ伝送のための相応に改善されたネットワークを提供することである。
【0010】
上記の課題は、独立請求項に記載の本発明によるネットワークによって解決される。
【0011】
本発明によるネットワークは、データ伝送のために使用され、このネットワークは、とりわけオートメーション技術において使用するために適している。しかしながら、本発明は、ネットワークの使用分野に関して、オートメーション技術に限定されているわけではない。
【0012】
上記の従来技術と一致して、本発明によるネットワークも、複数の端末機器を含み、これらは、例えばセンサまたはアクチュエータであってよい。しかしながら、本発明は、個々の端末機器の種類に関して、例えばオートメーション技術において使用されうるようなセンサおよびアクチュエータに限定されているわけではない。
【0013】
さらに、本発明によるネットワークは、上記の従来技術と一致して、複数の端末機器を有するネットワークを外部のデータ伝送ネットワークに外部接続することを可能にする1つの共通のゲートウェイを含む。すなわち、従来技術について既に上述したように、ゲートウェイによって、外部のデータ伝送ネットワークから個々の端末機器への外部からのアクセスが可能となる。
【0014】
さらに、本発明によるネットワークも、従来技術と一致して、ゲートウェイと端末機器との間の通信を可能にするために、ゲートウェイと個々の端末機器との間のデータ接続部を有する。
【0015】
さらに、本発明によるネットワークも、複数のOPC-UAサーバを有し、個々の端末機器に、複数のOPC-UAサーバのうちのそれぞれ1つが対応付けられている。すなわち、個々の端末機器は、個々のOPC-UAサーバと通信するので、外部のデータ伝送ネットワークからOPC-UAに従って個々の端末機器に呼びかけることができ、より詳細に言えば、個々の端末機器への完全に透過的なアクセスによって呼びかけることができる。
【0016】
この場合、ゲートウェイにおいて全ての端末機器にそれぞれ1つのOPC-UAサーバが対応付けられているようなネットワークに対する保護だけを、本発明が請求しているわけではないということに言及しておく。むしろ、OPC-UAを介して呼びかけられないさらなる端末機器、したがって、ゲートウェイにおいて固有のOPC-UAサーバが対応付けられてもいないさらなる端末機器も、ゲートウェイに接続されている可能性もある。さらに、本発明の枠内では、それ自体OPC-UA対応であって、かつ固有のOPC-UAサーバを含んでいる端末機器が、ゲートウェイに接続されている可能性もある。したがって、このOPC-UA対応の端末機器のためには、ゲートウェイにOPC-UAサーバを設けなくてもよい。
【0017】
ここで、本発明によるネットワークは、個々の端末機器に、複数のOPC-UAサーバのうちの1つを形成するために適したそれぞれ1つのソフトウェアコンポーネントが保存されているという点で、従来技術に比べて優れている。その場合、動作時に、ゲートウェイは、個々のOPC-UAサーバを形成するためのソフトウェアコンポーネントを端末機器からロードして、それぞれ1つのOPC―UAサーバを形成するためにこのソフトウェアコンポーネントをゲートウェイにおいて実行する。本発明によるこの技術的解決手段により、ゲートウェイにおけるOPC-UAサーバの実装が格段に簡単になる。
【0018】
本発明の好ましい実施例では、端末機器(アクチュエータまたはセンサ)の各々に、ソフトウェアコンポーネントのそれぞれ1つのランタイム要素またはインスタンスが対応付けられており、ソフトウェアコンポーネントは、アプリケーションと称されてもよい。
【0019】
すなわち、ゲートウェイは、一方ではそれぞれの端末機器からのソフトウェアコンポーネントのロードを可能にし、他方ではOPC-UAソフトウェアを形成するためにゲートウェイにおけるロードされたソフトウェアコンポーネントの実行を可能にする適切なハードウェアを含む。
【0020】
これに対して、個々の端末機器は、一方ではそれぞれの端末機器におけるソフトウェアコンポーネントの保存を可能にし、他方ではゲートウェイへのソフトウェアコンポーネントの伝送を可能にするための適切なハードウェアを含む。
【0021】
本発明の好ましい実施例では、ゲートウェイは、個々の端末機器と通信するために、個々の端末機器のためのそれぞれ1つのポートを有する。その場合、ゲートウェイは、個々のOPC-UAサーバを形成するためのソフトウェアコンポーネントを、ポートに関連してポートの各々に対して個別にロードし、これにより、ゲートウェイのポートの各々に、OPC-UAサーバを形成するソフトウェアコンポーネントのうちのそれぞれ1つが対応付けられている。
【0022】
さらに、好ましい実施例における個々の端末機器が、それぞれTCP-IP対応であることに言及しておく(TCP-IP:Transmission Control Protocol/Internet Protocol)。しかしながら、本発明は、個々の端末機器によってサポートされる伝送標準に関して、TCP-IP対応の端末機器に限定されているわけではない。むしろ、本発明の枠内における個々の端末機器は、基本的に他の伝送標準をサポートしていてもよい。
【0023】
例えば、個々の端末機器は、対応付けられたOPC-UAサーバと通信するために、それぞれ以下のデータインタフェース、すなわち
・イーサネット、
・EN61131に準拠したI/Oリンク、
・ハイウェイアドレス可能遠隔トランスデューサ(HART)
のうちの1つを有することができる。
【0024】
本発明の解決手段において有利であるのは、とりわけ、外部のデータ伝送ネットワークから個々の端末機器への直接的かつ完全に透過的なアクセスと、個々の端末機器の個々のアドレス指定とを可能にするために、個々のOPC-UAサーバがそれぞれ1つの固有のIPアドレスを有することが可能となることである。すなわち、個々の端末機器は、外部の伝送ネットワークの視点からはOPC-UA端末として現れる。
【0025】
本発明の1つの変形形態では、個々の端末機器は、それぞれI/Oステーションにおけるモジュールとして構成されている。すなわち、本発明のこの変形形態では、個々の端末機器は、構造的に分離されているのではなく、I/Oステーションに組み込まれている。
【0026】
さらに、ゲートウェイと個々の端末機器との間のデータ接続部が、それぞれ1つのローカルバスを有することができるということに言及しておく。このことは、とりわけ上述したように個々の端末機器がI/Oステーションのモジュールである場合に有利である。
【0027】
本発明の他の有利な発展形態は、従属請求項に記載されているか、または本発明の好ましい実施例の説明と一緒に図面に基づいて以下により詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】OPC-UAサーバが組み込まれたゲートウェイを有する、OPC-UAに従ってデータ通信するための従来のネットワークの概略図である。
【
図2】
図1による従来のネットワークの変更形態を示す図であり、ここでは、ゲートウェイにおいて、複数の端末機器の各々に対してそれぞれ1つのOPC-UAサーバが設けられている。
【
図3】本発明によるネットワークを示す図であり、ここでは、OPC-UAサーバを形成するためのソフトウェアコンポーネントが個々の端末機器からゲートウェイにロードされる。
【
図4】
図3の変更形態を示す図であり、ここでは、個々の端末機器は、それぞれI/Oステーションのモジュールである。
【0029】
図3は、本発明によるネットワークの概略図を示し、このネットワークは、
図2に示されている上記の従来のネットワークと大部分で一致しているので、繰り返しを避けるために
図2についての上記の説明が参照され、それぞれ対応する個々の部分に対して同一の参照符号を使用する。
【0030】
本発明によるこの実施例の特徴は、個々の端末機器1~4において、それぞれ1つのソフトウェアコンポーネント12がプログラムメモリ13に保存されており、これらのソフトウェアコンポーネント12が、対応するOPC-UAサーバ8を形成するためにゲートウェイ5によってロードされるということにある。
【0031】
図面では簡略化のために、OPC-UAサーバ8を形成するためのソフトウェアコンポーネント12のみが示されている。しかしながら、他のOPC-UAサーバ9~11も同様に、端末機器2~4から相応のソフトウェアコンポーネントをロードすることによって形成される。
【0032】
図4は、本発明によるネットワークの1つの変更形態を示し、このネットワークは、
図3に示されている上記の本発明によるネットワークと部分的に一致しているので、繰り返しを避けるために再び上記の説明が参照され、それぞれ対応する個々の部分に対して同一の参照符号を使用する。
【0033】
この実施例の特徴は、端末機器1’~4’がI/Oステーション14におけるモジュールとして構成されていることにある。すなわち、この場合には、端末機器1’~4’は、構造的に分離されているのではなく、I/Oステーション14に組み込まれている。
【0034】
さらに、この場合には、一方のOPC-UAサーバ8~11と、他方の端末機器1’~4’との間の通信が、従来のように構成されていてよいローカルバス15を介して実施されるということに言及しておく。
【0035】
この実施例の場合にも、対応する端末機器1’から対応するソフトウェアコンポーネント12がロードされることによってOPC-UAサーバ8~11が形成される。
【0036】
本発明は、上記の好ましい実施例に制限されているわけではない。むしろ、本発明の思想を同様に利用し、したがって保護範囲内に包含される、多数の変形形態および変更形態が可能である。とりわけ、本発明は、従属請求項の対象および特徴に対する保護も、それぞれ引用している請求項にかかわらず、とりわけ独立請求項の特徴を有していなくても請求する。すなわち、本発明は、相互に独立して保護を受ける複数の異なる発明態様も包含する。
【符号の説明】
【0037】
1~4 端末機器
1’~4’ 端末機器
5 ゲートウェイ
6 外部のデータ伝送ネットワーク
7 OPC-UAサーバ
8~11 OPC-UAサーバ
12 OPC-UAサーバを形成するためのソフトウェアコンポーネント
13 ソフトウェアコンポーネントのためのプログラムメモリ
14 I/Oステーション
15 ローカルバス
Link1~Link4 ゲートウェイと端末機器との間のデータ接続部