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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-17
(45)【発行日】2023-11-28
(54)【発明の名称】回転軸付機器取付金具
(51)【国際特許分類】
   H01Q 1/12 20060101AFI20231120BHJP
【FI】
H01Q1/12 E
H01Q1/12 C
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020176413
(22)【出願日】2020-10-21
(65)【公開番号】P2022067697
(43)【公開日】2022-05-09
【審査請求日】2022-06-15
(73)【特許権者】
【識別番号】592157076
【氏名又は名称】イワブチ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121496
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 重雄
(72)【発明者】
【氏名】山田 琢
(72)【発明者】
【氏名】根本 拓海
【審査官】白井 亮
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-080224(JP,A)
【文献】特開2010-094012(JP,A)
【文献】特開平09-232831(JP,A)
【文献】特開平03-029501(JP,A)
【文献】特開2011-049848(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01Q 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
支柱にアンテナ等の機器を取付けるための回転軸付機器取付金具であって、
支柱に固定される第1金具と、
前記第1金具に対し第1回転軸を中心に所定範囲の角度で回動可能に固定される第2金具と、
前記第2金具に対し第2回転軸を中心に所定範囲の角度で回動可能に固定される第3金具と、
機器が固定されると共に、前記第3金具に固定され、機器が取り付けられる第4金具を備え、
前記第3金具における第4金具固定部には、上下方向に所定の長さを有し、かつ、上方に向かって開放し、所定間隔を空けた一対の仮掛け用溝部が設けられている一方、
前記第4金具における第3金具固定部には、所定間隔を空けて前記一対の仮掛け用溝部にそれぞれ掛止して仮留めする一対の仮留め片と、前記一対の仮留め片それぞれの外側で前記一対の仮掛け用溝部および前記一対の仮留め片の所定間隔よりも大きく離間すると共に、前記一対の仮留め片が設けられた側に向かって突出する一対のハンドル部とが設けられていることを特徴とする回転軸付機器取付金具。
【請求項2】
請求項1記載の回転軸付機器取付金具において、
前記第1金具および第2金具には、それぞれ、前記第1回転軸が挿入される第1回転軸挿入孔が設けられている一方、
前記第2金具および第3金具には、それぞれ、前記第2回転軸が挿入される第2回転軸挿入孔が設けられており、
前記第2金具の第1回転軸挿入孔の周囲および前記第3金具の第2回転軸挿入孔の周囲には、それぞれの回転軸挿入孔に対向するように湾曲した長穴形状の一対の角度設定用湾曲長孔が設けられ、
前記第1金具の第1回転軸挿入孔の周囲および前記第2金具の第2回転軸挿入孔の周囲には、前記第2金具および第3金具それぞれの前記一対の角度設定用湾曲長孔にも通されて回転角度を設定するための角度設定ボルトが通る一対の角度設定ボルト孔が設けられていることを特徴とする回転軸付機器取付金具。
【請求項3】
請求項記載の回転軸付機器取付金具において、
前記第1金具の第1回転軸挿入孔の周囲および前記第2金具の第2回転軸挿入孔の周囲には、さらに、それぞれの回転軸挿入孔を通る前記第1金具および前記第2金具の短辺方向の直線に対し線対称に一対の角度設定ボルト孔が設けられていることを特徴とする回転軸付機器取付金具。
【請求項4】
請求項1~請求項のいずれか一の請求項に記載の回転軸付機器取付金具において、
前記第2金具には、当該第2金具を前記第1金具に対し回転させる際、作業員が掴むためのハンドル部が設けられており、当該ハンドル部先端は前記第2金具先端よりも突出していることを特徴とする回転軸付機器取付金具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電柱等の支柱に対してアンテナ等の機器を取付けるための機器取付金具に関し、特に機器取付後に機器のメンテナンス性等を向上させた回転軸付機器取付金具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話やモバイル通信等の発展により、携帯電話やモバイル通信等のアンテナを用いた基地局を数多く設置することが要求されており、当該基地局のカバーするエリアの調整等のため、アンテナの水平角を大きく設定できるようにした回転軸付機器取付金具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2016-25500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、支柱に取付けたアンテナ等の機器のメンテナンスを行う際には機器の前面で行なうことが最適であるが、上述の特許文献1に記載の回転軸付機器取付金具では、アンテナの水平角の調整が目的であるため水平角の調整範囲が小さく(狭く)、アンテナ等の機器の回転量が不十分で、メンテナンス性が悪い、という問題があった。
【0005】
また、このようにアンテナ等の機器の回転量が少ない場合に機器の前面でメンテナンスを行おうとすると、高所作業足場板の手すり等から作業員が身(体)を乗り出す必要性が生じ、安全性の点で問題が生じる。
【0006】
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、支柱に取付けたアンテナ等の機器を大きな水平角で回転させて機器のメンテナンス性やメンテナンスの際の安全性等を向上させることができる回転軸付機器取付金具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る回転軸付機器取付金具は、支柱にアンテナ等の機器を取付けるための回転軸付機器取付金具であって、支柱に固定される第1金具と、前記第1金具に対し第1回転軸を中心に所定範囲の角度で回動可能に固定される第2金具と、前記第2金具に対し第2回転軸を中心に所定範囲の角度で回動可能に固定される第3金具と、機器が固定されると共に、前記第3金具に固定され、機器が取り付けられる第4金具を備え、前記第3金具における第4金具固定部には、上下方向に所定の長さを有し、かつ、上方に向かって開放し、所定間隔を空けた一対の仮掛け用溝部が設けられている一方、前記第4金具における第3金具固定部には、所定間隔を空けて前記一対の仮掛け用溝部にそれぞれ掛止して仮留めする一対の仮留め片と、前記一対の仮留め片それぞれの外側で前記一対の仮掛け用溝部および前記一対の仮留め片の所定間隔よりも大きく離間すると共に、前記一対の仮留め片が設けられた側に向かって突出する一対のハンドル部とが設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る回転軸付機器取付金具では、前記第1金具および第2金具には、それぞれ、前記第1回転軸が挿入される第1回転軸挿入孔が設けられている一方、前記第2金具および第3金具には、それぞれ、前記第2回転軸が挿入される第2回転軸挿入孔が設けられており、前記第2金具の第1回転軸挿入孔の周囲および前記第3金具の第2回転軸挿入孔の周囲には、それぞれの回転軸挿入孔に対向するように湾曲した長穴形状の一対の角度設定用湾曲長孔が設けられ、前記第1金具の第1回転軸挿入孔の周囲および前記第2金具の第2回転軸挿入孔の周囲には、前記第2金具および第3金具それぞれの前記一対の角度設定用湾曲長孔にも通されて回転角度を設定するための角度設定ボルトが通る一対の角度設定ボルト孔が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る回転軸付機器取付金具では、前記第1金具の第1回転軸挿入孔の周囲および前記第2金具の第2回転軸挿入孔の周囲には、さらに、それぞれの回転軸挿入孔を通る前記第1金具および前記第2金具の短辺方向の直線に対し線対称に一対の角度設定ボルト孔が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る回転軸付機器取付金具では、前記第2金具には、当該第2金具を前記第1金具に対し回転させる際、作業員が掴むためのハンドル部が設けられており、当該ハンドル部先端は前記第2金具先端よりも突出していることも特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る回転軸付機器取付金具では、支柱に固定される第1金具と、第1金具に対し所定範囲の角度で回動可能に固定される第2金具と、機器が直接または間接的に取り付けられる共に、第2金具に対し所定範囲の角度で回動可能に固定される第3金具とを有る。
そのため、支柱に固定された第1金具に対し第1回転軸を中心に所定範囲の最大角度で第2金具を回転させ、さらにはその第2金具に対し第2回転軸を中心に所定範囲の最大角度で機器が取り付けられた第3金具を回転させることにより2段階で角度を設定することにより、支柱に取付けた機器を大きな水平角で回転せることができるので、機器のメンテナンス性やメンテナンスの際の安全性等を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた状態を示す斜視図である。
図2】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた状態におけるアンテナの背面側を示す背面図である。
図3】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用してアンテナを支柱に取付けた状態の平面図である。
図4】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第1金具の斜視図である。
図5】(a)~(d)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第1金具の平面図、正面図、底面図、右側面図である。
図6】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第2金具の斜視図である。
図7】(a)~(c)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第2金具の平面図、正面図、底面図である。
図8】(a),(b)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第2金具の右側面、左側面図である。
図9】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第3金具の斜視図である。
図10】(a)~(c)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第3金具の平面図、正面図、底面図である。
図11】(a),(b)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第3金具の右側面、左側面図である。
図12】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第4金具の斜視図である。
図13】(a)~(d)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を構成する第4金具の正面図、右側面図、背面図、平面図である。
図14】(a)~(d)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を支柱に取付けるために使用する自在バンド金具の平面図、正面図、右側面図、左側面図である。
図15】(a)~(d)それぞれ本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を支柱に取付けるために使用する自在バンド用連結金具の平面図、正面図、背面図、右側面図である。
図16】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用して支柱に取付けたアンテナの稼働状態を高所作業足場板やその手すりと共に示す斜視図である。
図17】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用して支柱に取付けたアンテナの稼働状態における回転軸付機器取付金具とアンテナとの状態を示す拡大平面図である。
図18】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用して支柱に取付けたアンテナの稼働状態である図16から90度回転状態を高所作業足場板やその手すりと共に示す斜視図である。
図19】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用して支柱に取付けたアンテナの稼働状態である図16から90度回転状態における回転軸付機器取付金具とアンテナとの状態を示す拡大平面図である。
図20】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用して支柱に取付けたアンテナの稼働状態である図16から180度回転させた状態を高所作業足場板やその手すりと共に示す斜視図である。
図21】本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具を使用して支柱に取付けたアンテナの稼働状態である図16から180度回転させた状態における回転軸付機器取付金具とアンテナとの状態を示す拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具について図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態の回転軸付機器取付金具は、長さ等の数値を含めあくまで本発明の一例であり、本発明が下記に説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
【0011】
<実施形態の回転軸付機器取付金具1の構成>
本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1は、図1図3に示すように支柱3にアンテナ2等の機器を取付けるための回転軸付機器取付金具であって、支柱に固定される第1金具11と、第1金具11に対し所定範囲の角度で回動可能に固定される第2金具12と、アンテナ2が直接または第4金具14を介して間接的に取り付けられる共に、第2金具12に対し所定範囲の角度で回動可能に固定される第3金具13と、アンテナ2の取付高さを調整する第4金具14と、支柱3にこの回転軸付機器取付金具11を取付ける周知の自在バンド金具15および自在バンド用連結金具16と、これらの金具11~16を連結や締結する各種ボルト17a~17dおよびナット18a~18d等を備えて構成される。
【0012】
尚、図1および図2からも明らかなように、実施形態の回転軸付機器取付金具1では、第1金具11や第2金具12、第3金具13および第4金具14をそれぞれ2個ずつ使用して支柱3にアンテナ2等の機器を取付ける。
【0013】
(第1金具11)
第1金具11は、自在バンド金具15および自在バンド用連結金具16を介し支柱3に固定される金具であって、図4および図5(a)から(d)に示すように構成されており、長方形状の背板部11aと、背板部11aの長辺側から90度曲がって垂れ下る一対の長辺側面部11b,11bと、一対の長辺側面部11b,11bの内側面間に挟まれた補強板部11c,11dとから構成されている。
【0014】
背板部11aには、第2金具12が回転可能に連結する第1回転軸としての第1回転軸用連結ボルト17aが挿入される円形の第1回転軸用ボルト挿入孔11a1と、角根ボルトである第1角度設定ボルト17bが挿入され、第1回転軸用連結ボルト17aを第1回転軸として第2金具12を第1金具11に対し0度~90度の範囲で回転させる際に第1角度設定ボルト17bおよびナット18bによって固定する4つの角形の角度設定ボルト挿入孔11a2~11a5とを設けている。
【0015】
角度設定ボルト挿入孔11a2~11a5を4つ設けた理由は、第1金具11と第2金具12との角度の固定には2本の第1角度設定ボルト17bを使用することと、支柱3に対しアンテナ2を左右反対側に設ける場合には、角度設定ボルト挿入孔11a2~11a5の設置位置が左右線対称の位置に変える必要があるからである。尚、図1図3に示す取付状態の場合、角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3にそれぞれ第1角度設定ボルト17bを挿入する。
【0016】
一対の長辺側面部11b,11bには、それぞれ、自在バンド金具15に取付けられた自在バンド用連結金具16との連結に使用される角根ボルトである締結ボルト(図示せず。)が挿入される4つの角形ボルト挿入孔11b1を設けている。
【0017】
(第2金具12)
第2金具12は、第1金具11に対し例えば0度~90度の所定範囲の角度で回動可能に固定される金具で、図6図8に示すように、長方形状背板部12aと、長方形状背板部12aと連続して円形の円形状背板部12bと、長方形状背板部12aおよび円形状背板部12bの底面側に溶接等して設けられ、第2金具12を第1金具11に対し回転させる際、作業員が掴むためのハンドル部12cを設けている。
【0018】
長方形状背板部12aには、第1金具11の第1回転軸用ボルト挿入孔11a1に挿入された第1回転軸用連結ボルト17aが挿入される円形の第1回転軸用ボルト挿入孔12a1と、角根ボルトである第1角度設定ボルト17bが挿入され、第1回転軸用連結ボルト17aを第1回転軸として第2金具12を第1金具11に対し0度~90度の範囲で回転させる際に第1角度設定ボルト17bを案内する一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2を設けている。
【0019】
ここで、一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2では、後述するように、それぞれ、第1金具11の角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3に挿入された第1角度設定ボルト17b,17bがそれぞれ0度位置12a21,12a21を通る場合、第1金具11と第2金具12とが0度で直線状になると共に、第1金具11の角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3に挿入された第1角度設定ボルト17b,17bがそれぞれ90度位置12a22,12a22を通る場合、第1金具11と第2金具12とが90度で直角になる。
【0020】
また、長方形状背板部12aの長辺側である一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2の外側には、強度を向上させるため90度折り曲げて起立させた一対の起立補強部12a3,12a3を設けている。
【0021】
円形状背板部12bには、第3金具13が回転可能に連結する第2回転軸としての第2回転軸用連結ボルト17cが挿入される第2回転軸用ボルト挿入孔12b1と、角根ボルトである第2角度設定ボルト17dが挿入され、第2回転軸用連結ボルト17cを第2回転軸として第3金具13をこの第2金具12に対し0度~90度の範囲で回転させる際に第2角度設定ボルト17dおよびナット18dによって固定する4つの角度設定ボルト挿入孔12b2~12b5とを設けている。
【0022】
ハンドル部12cは、図7(b),(c)等に示すようにその基部が長方形状背板部12aと円形状背板部12bとの境界部分に溶接等で接合され、その先端部は円形状背板部12bの外側に突出するように設けられている。
【0023】
(第3金具13)
第3金具13は、第4金具14を介してアンテナ2が間接的に取り付けられる共に、第2金具12に対し0度~90度の所定範囲の角度で回動可能に固定される金具であって、図9図11に示すように構成されており、長方形状の背板部13aと、背板部13aの一方の短辺側から90度曲がって起立する起立面部13bとから正面視L字形状に形成されている。
【0024】
背板部13aには、第2金具12と回転可能に連結する第2回転軸用連結ボルト17cが挿入される第2回転軸用ボルト挿入孔13a1と、第2金具12の2つの角度設定ボルト挿入孔12b2~12b5に通された第2角度設定ボルト17dが挿入され、第2回転軸用連結ボルト17cを第2回転軸としてこの第3金具13を第2金具12に対し0度~90度の範囲で回転させる際に第2角度設定ボルト17dを案内する一対の角度設定用湾曲長孔13a2,13a2を設けている。
【0025】
ここで、一対の角度設定用湾曲長孔13a2,13a2では、後述するように、それぞれ、第2金具12の角度設定ボルト挿入孔12b2,12b3に挿入された角度設定ボルト17d,17dがそれぞれ90度位置13a21,13a21を通る場合、第2金具12と第3金具13とが90度で直角になると共に、第2金具12の角度設定ボルト挿入孔12b2,12b3に挿入された角度設定ボルト17d,17dがそれぞれ180度位置13a22,13a22を通る場合、第2金具12と第3金具13とが180度で直線状になる。
【0026】
一方、起立面部13bには、第4金具14と連結するための角根ボルトが挿入される2つの角形ボルト挿入孔13b1,13b1を設けていると共に、第4金具14を仮掛けするための仮掛け用溝部13b2,13b2を設けている。
【0027】
(第4金具14)
第4金具14は、機器であるアンテナ2が固定され、第3金具13に仮掛け後、ビス等によって固定される一対の金具であって、図12および図13に示すように、それぞれ、複数のビス用孔等が設けられ、アンテナ2が固定される第4金具本体14aと、第4金具本体14aの上側半分に設けられたハンドル部14bと、第3金具13の仮掛け用溝部13b2,13b2にそれぞれ掛止して仮留めされる仮留め片14cとを設けている。
【0028】
(自在バンド金具15)
自在バンド金具15は、支柱3の外周の任意の箇所に巻き付けて固定するための周知の金具であって、図14(a)~(d)に示すように2本の調整ボルト15b,15bおよびナット15c,15cによって自在バンド金具本体15aの長さを調整できると共に、締結ボルト15dおよびナット15eによって支柱3に締付けて固定できるように構成されている。
【0029】
(自在バンド用連結金具16)
自在バンド用連結金具16は、自在バンド金具15を通して本実施形態の場合であれば第1金具11に連結するための金具であって、図15(a)~(d)に示すように自在バンド金具15が通る3つのバンド挿通孔16a~16cを設けていると共に、第1金具11の長辺側面部11bの4つの角形ボルト挿入孔11b1と位置を合致させて4本のボルトをそれぞれ通して第1金具11を固定する角形ボルト挿入孔16dを設けている。
【0030】
<実施形態の回転軸付機器取付金具1の動作>
次に、以上のように構成された回転軸付機器取付金具1の動作について図面を参照して説明する。
【0031】
(支柱3へのアンテナ2の取付)
支柱3へのアンテナ2を取付ける場合、アンテナ2には、その背面側に一対の第4金具14,14をネジ等により取付けておく。
【0032】
支柱3には、所定の上下2箇所に、それぞれ、自在バンド金具15と自在バンド用連結金具16によって第1金具11をそれぞれ取付ける共に、第1金具11には第2金具12を取付け、第2金具12には第3金具13を取付ける。
【0033】
そして、支柱3の所定の上下2箇所に取付けた第3金具13,13それぞれの起立面部13bの仮掛け用溝部13b2,13b2(図9図11等参照。)に、アンテナ2の背面に取付けた第4金具14,14それぞれの仮留め片14c(図12および図13等参照。)を仮掛けし、その後、上下2箇所の第3金具13,13にそれぞれ第4金具14,14をネジやビス等で固定する
【0034】
そのため、アンテナ2を背面に取付けた第4金具14,14を介し、支柱3側の第3金具13,13に仮掛けして固定することができるので、支柱3にアンテナ2を容易に取付けることができる。
【0035】
(アンテナ2の稼働状態)
図16は、本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具1を使用して支柱3に取付けたアンテナ2の稼働状態を高所作業足場板4の手すり4aと共に示す斜視図、図17は、この回転軸付機器取付金具1を使用して支柱3に取付けたアンテナ2の稼働状態における回転軸付機器取付金具1とアンテナ2との状態を示す拡大平面図である。
【0036】
図16および図17に示すように支柱3は、ビルや建物の屋上や鉄塔等の高所に作業者が降りて作業できるように設けた高所作業足場板4の手すり4aの外側に設けられており、アンテナ2の稼働状態では、通常、実施の形態の回転軸付機器取付金具1を使用してアンテナ2が手すり4aとは反対側を向くように設置する。
【0037】
その際、実施の形態の回転軸付機器取付金具1では、図17等に示すように第1金具11の角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3(図5(a),(c)等参照。)に通した2本の第1角度設定ボルト17bが第2金具12の一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2(図7(a),(c)等参照。)の0度位置12a21,12a21に位置して第1金具11と第2金具12とが直線状である0度の角度をなすことになる。
【0038】
同様に、第2金具12の角度設定ボルト挿入孔12b2,12b3(図7(a),(c)等参照。)に通した2本の第2角度設定ボルト17dが第3金具13の一対の角度設定用湾曲長孔13a2,13a2(図7(a),(c)等参照。)の90度位置13a21,13a21に位置し、図16図17に示すように第2金具12と第3金具13とが90度の角度をなし、アンテナ2が手すり4aとは反対側を向いて稼働状態となる。
【0039】
そのため、アンテナ2は図16図17に示すようにビルや建物の屋上や鉄塔等の高所に設けた高所作業足場板4の外側を向くようになり、携帯電話やスマートフォン等の無線通信端末からの電波を基地局として効率良く送受信することができる。
【0040】
(アンテナ2のメンテナンス)
ところで、このようなアンテナ2の稼働状態において、アンテナ2の修理等のメンテナンスが発生した場合、作業員は、高所作業足場板4に乗ってアンテナ2を手すり4aの内側に位置させた上で、アンテナ2の開閉扉(図示せず。)等を開けて作業することが、高所からのアンテナ2の部品落下防止やメンテナンス作業の効率化の観点から望ましい。
【0041】
そのため、まずは、図16および図17に示す回転軸付機器取付金具1の状態から、例えば、第1金具11の角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3(図5(a),(c)等参照。)に通した2本の第1角度設定ボルト17bを締結しているナット18bを緩めると共に、第1金具11および第2金具12の第1回転軸としている第1回転軸用連結ボルト17aを締結しているナット18aも緩めて、第1金具11に対し第2金具12等を90度回転させる。
【0042】
ここで、第1回転軸用連結ボルト17aは、例えば周知のカラー(図示せず。)に通した上で第1回転軸用ボルト挿入孔12a1に通し、さらに周知の座金(図示せず。)等を介してナット18aで締結しても良い。このように第1回転軸である第1回転軸用連結ボルト17aとナット18aとをカラー(図示せず。)および座金(図示せず。)等を介して締結する場合には、第1回転軸用連結ボルト17aとナット18aとを緩めなくても第1金具11に対し第2金具12等を90度回転させることができる。
【0043】
その際、本実施形態の回転軸付機器取付金具1では、第2金具12の下側にハンドル部12cを設けているため、第1金具11に対し第2金具12を回転させる場合、作業員は、例えば、第2金具12のハンドル部12cを掴んで回転させることができる。
【0044】
(アンテナの90度回転状態)
図18は、本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具1を使用して支柱3に取付けたアンテナ2の稼働状態である図16から90度回転状態を高所作業足場板4やその手すり4aと共に示す斜視図、その90度回転状態における回転軸付機器取付金具1とアンテナ2との状態を示す拡大平面図である。
【0045】
図18および図19に示すように第1金具11に対し第2金具12等を90度回転させると、第1金具11の角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3(図5(a),(c)等参照。)に通した2本の第1角度設定ボルト17bは、それぞれ、第2金具12の一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2の90度位置12a22,12a22(図7(a),(c)等参照。)に位置して第1金具11と第2金具12とが90度の角度をなし、図18に示すようにアンテナ2が手すり4aの上部まで移動したことがわかる。
【0046】
しかし、図18および図19に示す状態では、アンテナ2が完全に手すり4aの内側に移動していないため、アンテナ2メンテナンス時の部品落下防止やメンテナンス作業の効率化の観点からアンテナ2の回転移動が不十分である。
【0047】
そのため、次は、図18および図19に示す回転軸付機器取付金具1の状態、すなわち第1金具11の角度設定ボルト挿入孔11a2,11a3(図5(a),(c)等参照。)に通した2本の第1角度設定ボルト17bそれぞれを第2金具12の一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2の90度位置12a22,12a22(図7(a),(c)等参照。)に位置させて第1角度設定ボルト17bをナット18bで締結して第1金具11と第2金具12とが90度の角度を固定し、さらに、第2金具12の角度設定ボルト挿入孔12b2,12b3(図7(a),(c)等参照。)に通した2本の第2角度設定ボルト17dを締結しているナット18dを緩めると共に、第2金具12および第3金具13の第2回転軸である第2回転軸用連結ボルト17cを締結しているナット18cも緩めて、第2金具12に対し第3金具13を90度回転させる。
【0048】
ここで、第2回転軸用連結ボルト17cの場合も、第1回転軸用連結ボルト17aの場合と同様に周知のカラー(図示せず。)に通した上で第2回転軸用ボルト挿入孔13a1に通すと共に、さらに周知の座金(図示せず。)等を介してナット18cで締結しても良い。このように第2回転軸である第2回転軸用連結ボルト17cとナット18cとをカラー(図示せず。)および座金(図示せず。)等を介して締結することにより、第2回転軸用連結ボルト17cとナット18cとを緩めなくても第2金具12に対し第3金具13等を90度回転させることができる。
【0049】
(アンテナ2の180度回転状態)
図20は、本発明に係る実施の形態の回転軸付機器取付金具1を使用して支柱3に取付けたアンテナ2の稼働状態である図16から180度回転させた状態を高所作業足場板4やその手すり4aと共に示す斜視図、図21は、その180度回転させた状態における回転軸付機器取付金具1とアンテナ2との状態を示す拡大平面図である。
【0050】
図20および図21に示すように第2金具12に対し第3金具13を90度回転させると、図18および図19に示すように第1金具11に対し第2金具12も90度回転させているため、第3金具13は第1金具11に対し180度回転させたことになり、アンテナ2を支柱3等に対し180度回転させたことになる。
【0051】
そのため、この状態では、図20に示ようにアンテナ2が完全に手すり4aの内側に移動して高所作業足場板4上に位置するため、作業員はアンテナ2のメンテナンス時の部品落下等を気にすることなく、高所作業足場板4上に乗ってアンテナ2のメンテナンス作業を行うことができるので、メンテナンス作業を効率良く行うことが可能となる。
【0052】
また、実施形態の回転軸付機器取付金具1を使用すると、図20に示すようにアンテナ2を180度回転させて完全に手すり4aの内側に移動させて高所作業足場板4上に位置するため、アンテナ2のメンテナンス性や安全性が向上するだけでなく、最初のアンテナ2の設置時に図20に示す状態でアンテナ2を設置することにより、作業員が手すり4aから身を乗り出すことなくアンテナ2を設置でき、図20に示す状態でアンテナ2の設置後、アンテナ2を180度回転させて図16に示す状態に移行すれば、簡単かつ安全性を確保した上でアンテナ2を設置することもできる。
【0053】
<実施形態の回転軸付機器取付金具1の主な効果>
以上説明したように、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1では、支柱に固定される第1金具11と、第1金具11に対し所定範囲の角度で回動可能に固定される第2金具12と、アンテナが直接または間接的に取り付けられる共に、第2金具12に対し所定範囲の角度で回動可能に固定される第3金具13とを有る。
【0054】
そのため、支柱に固定された第1金具11に対し所定範囲の最大角度で第2金具12を回転させて角度をつけ、さらにはその第2金具12に対し所定範囲の最大角度でアンテナ等の機器が取り付けられた第3金具13を回転させることにより2段階で角度を設定することができるので、支柱に取付けたアンテナ等の機器を大きな水平角で回転せることができ、支柱3に取付けたアンテナ2のメンテナンス性やメンテナンスの際の安全性等を向上させることができる。
【0055】
また、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1では、第1金具11および第2金具12には、それぞれ、回転軸としての第1回転軸用連結ボルト17aが挿入される第1回転軸用ボルト挿入孔11a1,12a1が設けられている一方、第2金具12および第3金具13には、それぞれ、回転軸としての第2回転軸用連結ボルト17cが挿入される第2回転軸用ボルト挿入孔12b1,13a1が設けられており、第2金具12の第1回転軸用ボルト挿入孔12a1の周囲および第3金具13の第2回転軸用ボルト挿入孔13a1の周囲には、それぞれの回転軸用ボルト挿入孔12a1,13a1に対向するように湾曲した長穴形状の一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2、13a2,13a2が設けられ、第1金具11の第1回転軸用ボルト挿入孔11a1の周囲および第2金具12の第2回転軸用ボルト挿入孔12b1の周囲には、第2金具12および第3金具13それぞれの一対の角度設定用湾曲長孔12a2,13a2にも通されて回転角度を設定するための角度設定ボルト17b、17dが通る一対の角度設定ボルト孔11a2~11a5,12b2~12b5を設けている。
【0056】
そのため、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1によれば、第2金具12の一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2および第3金具13の一対の角度設定用湾曲長孔13a2,13a2によって、それぞれ、回転させて任意の角度で固定する際にそれぞれ一対の角度設定用湾曲長孔12a2,12a2、13a2,13a2の2箇所で固定することができるので、確実に固定できると共に、第1金具11の4つの角度設定ボルト挿入孔11a2~11a5および角度設定ボルト挿入孔12b2~12b5とも相まって支柱3の反対側にアンテナ2を設ける場合にも同じ金具で対応することが可能となるので、コストを低減することができる。
【0057】
また、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1では、第1金具11の第1回転軸用ボルト挿入孔11a1の周囲および第2金具12の第2回転軸用ボルト挿入孔12b1の周囲には、さらに、それぞれの回転軸用ボルト挿入孔11a1,12b1を通る第1金具11および第2金具12の短辺方向の直線に対し線対称に角度設定ボルト孔11a2~11a5,12b2~12b5を設けている。
【0058】
そのため、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1によれば、この回転軸付機器取付金具1を使用して支柱3の左右のいずれにアンテナ2を取付けた場合でも、正方向または逆方向に2段階でアンテナ2を回転させることができるので、この点でも支柱3に取付けたアンテナ2のメンテナンス性を向上させることができる。
【0059】
また、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1では、第2金具12には、当該第2金具12を第1金具11に対し回転させる際、作業員が掴むためのハンドル部12cを設けており、ハンドル部12c先端は第2金具12先端よりも突出している。
【0060】
そのため、アンテナ2のメンテナンス等を行うために第1金具11に対し第2金具12を回転させる場合には、第2金具12のハンドル部12cを掴んで回転させれば良いため、この点でもアンテナ2のメンテナンス性を向上させることができ、特にハンドル部12c先端は第2金具12先端よりも突出しているため、作業員がハンドル部12c先端を容易に掴んで第1金具11に対し第2金具12を回転させることが可能となり、この点でもメンテナンス性を向上させることができる。
【0061】
また、本発明に係る実施形態の回転軸付機器取付金具1では、さらに、アンテナ2が固定されると共に、第3金具13に固定され、第3金具13に対しアンテナ2を間接的に取り付ける第4金具14を備え、第3金具13の起立面部13bには、上下方向に所定の長さを有する仮掛け用溝部13b2,13b2を設ける一方、第4金具14の第4金具本体14aには、仮掛け用溝部に掛止して仮留めするための仮留め片14cとが設けている。
【0062】
そのため、アンテナ2を第3金具13に取付ける際、アンテナ2に予め第4金具14を取付けておくことにより、第4金具14の仮留め片14cと、第3金具13の仮掛け用溝部13b2,13b2とを利用することにより、アンテナ2を第3金具13に仮掛けしてからボルトおよびナットにより固定することができるので、アンテナ2の取付作業性を向上させることができる。
【0063】
尚、上記実施形態の説明では、第1回転軸として第1回転軸用連結ボルト17aを使用し、第2回転軸として第2回転軸用連結ボルト17cを使用して説明したが、本発明ではこれに限らず、第1回転軸によって第1金具11に対し第2金具12が回転し、また第2回転軸によって第2金具12に対し第3金具13が回転すれば十分であるため、第1回転軸および第2回転軸として、第1回転軸用連結ボルト17aおよび第2回転軸用連結ボルト17c以外の物、例えば、ネジ山が形成されていない通常の回転軸等を使用しても勿論良い。
【符号の説明】
【0064】
1 回転軸付機器取付金具
11 第1金具
11a 背板部
11a1 第1回転軸用ボルト挿入孔
11a2~11a5 角度設定ボルト挿入孔
11b,11b 長辺側面部
11b1 角形ボルト挿入孔
11c,11d 補強板部
12 第2金具
12a 長方形状背板部
12a1 第1回転軸用ボルト挿入孔(第1回転軸挿入孔)
12a2,12a2 角度設定用湾曲長孔
12a21,12a21 0度位置
12a22,12a22 90度位置
12a3,12a3 起立補強部
12b 円形状背板部
12b1 第2回転軸用ボルト挿入孔
12b2~12b5 角度設定ボルト挿入孔
12c ハンドル部
13 第3金具
13a 背板部
13a1 第2回転軸用ボルト挿入孔(第2回転軸挿入孔)
13a2,13a2 角度設定用湾曲長孔
13a21,13a21 90度位置
13a22,13a22 180度位置
13b 起立面部
13b1,13b1 角形ボルト挿入孔
13b2,13b2 仮掛け用溝部
14 第4金具
14a 第4金具本体
14b ハンドル部
14c 仮留め片
15 自在バンド金具
15a 自在バンド金具本体
15b,15b 調整ボルト
15c,15c ナット
15d 締結ボルト
15e ナット
16 自在バンド用連結金具
16a~16c バンド挿通孔
16d 角形ボルト挿入孔
17a 第1回転軸用連結ボルト(第1回転軸)
17b 第1角度設定ボルト
17c 第2回転軸用連結ボルト(第2回転軸)
17d 第2角度設定ボルト
18a~18d ナット
2 アンテナ
3 支柱
4 高所作業足場板
4a 手すり
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21