(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-17
(45)【発行日】2023-11-28
(54)【発明の名称】タイムドメインリソース決定および検出方法および装置、記憶媒体、ならびに電子デバイス
(51)【国際特許分類】
H04L 27/26 20060101AFI20231120BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20231120BHJP
H04W 28/06 20090101ALI20231120BHJP
【FI】
H04L27/26 110
H04W72/0446
H04W28/06 110
(21)【出願番号】P 2020554196
(86)(22)【出願日】2019-04-04
(86)【国際出願番号】 CN2019081490
(87)【国際公開番号】W WO2019192597
(87)【国際公開日】2019-10-10
【審査請求日】2022-04-04
(31)【優先権主張番号】201810301332.1
(32)【優先日】2018-04-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】弁理士法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】劉 星
(72)【発明者】
【氏名】▲ハオ▼ 鵬
(72)【発明者】
【氏名】梁 亞 超
(72)【発明者】
【氏名】畢 峰
【審査官】大野 友輝
(56)【参考文献】
【文献】NOKIA, NOKIA SHANGHAI BELL,Corrections to resource allocation[online],3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1802794,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1802794.zip>,2018年02月16日
【文献】VIVO,Discussion on Remaining Minimum System Information[online],3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1801508,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1801508.zip>,2018年02月15日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 27/26
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末のためのタイムドメインリソース決定方法であって、
無線リソース制御(RRC)シグナリング、および第1のサブキャリア間隔(SCS)と第2のSCSとの組み合わせに従い、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップを含み、前記第1のSCSは、第1のチャネル信号のSCSであり、前記第2のSCSは、第2のチャネル信号のSCSであり、
ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示される
前記タイムドメインリソース割当パターンセット
におけるタイムドメインリソース割当てパターンを決定するステップと、
前記タイムドメインリソース割当パターンセットにおける前記タイムドメインリソース割当パターンに従い、第2のチャネル信号が占有するシンボルを決定するステップと、
前記シンボルでの前記第2のチャネル信号を受信するステップとを含み、
前記RRCシグナリング、および前記第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせに従い前記タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップは、前記タイムドメインリソース割当パターンセットと、前記第1のSCSと前記第2のSCSとの前記組み合わせとの間の予め定義された対応関係に従い、前記第1のSCSと前記第2のSCSとの前記組み合わせに対応する前記タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップを含む、タイムドメインリソース決定方法。
【請求項2】
前記タイムドメインリソース割当パターンセットは、前記第1のチャネル信号を含むスロットを少なくとも1つ含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記タイムドメインリソース割当パターンセットは、前記第1のチャネル信号を含まないスロットを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記タイムドメインリソース割当パターンセットと、前記第1のSCSと第2のSCSとの前記組み合わせとの間の前記対応関係は、複数のタイムドメインリソース割当パターンセットに対応する、前記第1のSCSと前記第2のSCSとの前記組み合わせを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記第2のチャネル信号が占有するシンボルは、連続するP個のシンボルを含み、Pは0<P≦14を満たす整数である、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のチャネル信号は同期信号物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)を含み、前記第2のチャネル信号は、残余最小限システム情報(RMSI)を搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせは、{15,15}kHz、{15,30}kHz、{30,15}kHz、{30,30}kHz、{120,60}kHz、{120,120}kHz、{240,60}kHz、または、{240,120}kHz、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
メモリとプロセッサとを備える端末のためのタイムドメインリソース決定装置であって、
前記プロセッサは、
無線リソース制御(RRC)シグナリング、および第1のサブキャリア間隔(SCS)と第2のSCSとの組み合わせに従うタイムドメインリソース割当パターンセットを決定するように構成さ
れ、前記第1のSCSは、第1のチャネル信号のSCSであり、前記第2のSCSは、第2のチャネル信号のSCSであり、
前記
プロセッサは、
ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示される前記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけ
るタイムドメインリソース割当パターン
を決定し、前記タイムドメインリソース割当パターンセットにおける前記タイムドメインリソース割当パターンに従い、
前記第2のチャネル信号が占有するシンボルを決定するようにさらに構成され
、
前記タイムドメインリソース決定装置は、さらに、前記シンボルでの前記第2のチャネル信号を受信するように構成され、
前記RRCシグナリング、および前記第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせに従い前記タイムドメインリソース割当パターンセットを決定することは、前記タイムドメインリソース割当パターンセットと、前記第1のSCSと前記第2のSCSとの前記組み合わせとの間の予め定義された対応関係に従い、前記第1のSCSと前記第2のSCSとの前記組み合わせに対応する前記タイムドメインリソース割当パターンセットを決定することを含む、タイムドメインリソース決定装置。
【請求項9】
前記タイムドメインリソース割当パターンセットは、前記第1のチャネル信号を含むスロットを少なくとも1つ含む、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記タイムドメインリソース割当パターンセットは、前記第1のチャネル信号を含まないスロットを含む、請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記タイムドメインリソース割当パターンセットと、前記第1のSCSと第2のSCSとの前記組み合わせとの間の前記対応関係は、複数のタイムドメインリソース割当パターンセットに対応する、前記第1のSCSと前記第2のSCSとの前記組み合わせを含む、請求項8~10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】
前記第2のチャネル信号が占有するシンボルは、連続するP個のシンボルを含み、Pは0<P≦14を満たす整数である、請求項8~11のいずれか1項に記載の装置。
【請求項13】
前記第1のチャネル信号は同期信号物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)を含み、前記第2のチャネル信号は、残余最小限システム情報(RMSI)を搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を含む、請求項8~12のいずれか1項に記載の装置。
【請求項14】
前記第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせは、{15,15}kHz、{15,30}kHz、{30,15}kHz、{30,30}kHz、{120,60}kHz、{120,120}kHz、{240,60}kHz、または、{240,120}kHz、のうちの少なくとも1つを含む、請求項8~13のいずれか1項に記載の装置。
【請求項15】
コンピュータプログラムを格納する記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは実行されると請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実施する、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、2018年4月4日中国特許庁に出願された中国特許出願第201810301332.1号に基づく優先権を主張する。この出願の全内容を本開示に引用により援用する。
【0002】
技術分野
本開示は、通信の分野に関し、具体的には、タイムドメインリソース決定および検出方法および装置、記憶媒体、ならびに電子デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
関連技術において、通信は、第4世代(4G)モバイル通信システムで使用される搬送周波数よりも高い28GHzまたは45GHz等の搬送周波数で実施されている。この高周波チャネルには、自由伝搬損失が大きく、酸素に吸収されやすく、降雨減衰の影響が大きいという欠点があり、このことは、高周波通信システムのカバレッジ性能に深刻な影響を与える。高周波通信およびロング・ターム・エヴォリューション(long term evolution:LTE)システムが、あるカバレッジ範囲内で同様のSINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)を有することを保証するためには、高周波通信のアンテナ利得を保証することが必要である。幸いにも、高周波通信の搬送周波数の場合、波長が短いので、確実に、単位面積当たりに収容できるアンテナ素子は多くなる。アンテナ素子が多いということは、ビームフォーミング方法を用いることによりアンテナ利得を改善することで高周波通信のカバレッジ性能を保証できることを意味する。
【0004】
ビームフォーミング方法を用いると、送信端は送信エネルギを1方向に集中させることができ、その他の方向では送信エネルギが小さいまたはない。すなわち、各ビームは、自身の指向性を有し、特定方向の端末のみをカバーすることができ、送信端すなわち基地局は、完全なカバレッジを実現するためには複数のビームを送信する必要がある。一般的に、ビームの数の範囲は数十から数百である。さまざまな方向の端末のアクセス要求を満たすためにはシステムブロードキャストメッセージの全方向カバレッジを実現する必要がある。通信局は同一のシステムブロードキャストメッセージをさまざまなビーム方向に繰り返し送信しなければならない。また、通信局ではシステムブロードキャストメッセージの「絶対オーバヘッド」が大きくなる。
【0005】
新無線(new radio:NR)通信システムにおいて、システム情報は、最小限のシステム情報(minimum system information:最小限SI)と、その他のシステム情報(other system information:OSI)とに分けられる。最小限システム情報はさらに、物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel:PBCH)によって搬送されるマスタ情報ブロック(master information block:MIB)と、物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel:PDSCH)によって搬送される残余最小限システム情報(remaining minimum system information:RMSI)とに分けられる。RMSIは、PDSCHによって搬送され、対応する物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel:PDCCH)によってスケジューリングされる。MIBは、セルの基本システムパラメータを提供するために使用される。残余最小限システム情報は、初期アクセス要求の送信構成および初期アクセス応答メッセージの受信構成等の、初期アクセスに関連する構成情報を提供するために使用される。ブロードキャストする必要があるその他のシステム情報を、その他システム情報と呼ぶ。RMSI送信は
図1に示される通りである。
図1は、本開示の関連技術に係るRMSI送信の概略図である。RMSIと同期信号物理ブロードキャストチャネルブロック(synchronization signal physical broadcast channel block:SS/PBCHブロック、SSB)との間の時分割多重化または周波数分割多重化は、標準規格においてサポートされている。
【0006】
時分割多重化モードに関して、
図2は、本開示の関連技術に係るRMSIの時分割多重送信の概略図である。
図2に示されるように、RMSI送信中、RMSI送信は、同期信号ブロックの送信と重複する可能性があり、これら2つが同一ブロックにマッピングされる可能性もある。RMSI PDSCH受信に関しては、現在の標準規格において、端末がRMSI PDCCHリソース割当の指示に従ってPDSCHを受信することが規定されている場合、PDSCHは、SSB送信のリソースを含むとみなされない。これは、RMSI送信の優先度がSSB送信よりも高いことを意味するのではなく、基地局がRMSIソースを割り当て、SSBが占有するリソースにRMSI PDSCHをスケジューリングすることを回避する場合に、SSBが占有するリソースを基地局が考慮するには制限があることを意味する。端末は、RMSIを受信するときにはSSBの実際の送信ロケーション情報を知らないので、RMSIリソースがSSBリソースと重複する場合、端末は、SSBリソースのロケーションに従ってレートマッチングに基づくRMSI PDSCH受信を実現することができない。
【0007】
関連技術に係るタイムドメインリソース割当において、PDSCHは、スロット内の数個の連続シンボルの占有についてのみ、サポートされる。RMSI送信に関しては、上記詳細事項に鑑みると、RMSI PDSCHのリソース割当は、SSBが特定スロットの中央シンボルを占有する場合は大幅に制限され、RMSI PDSCH送信さえもこの特定のスロットで実現できない。この関連技術におけるタイムドメインリソース割当はRMSIに適用できないことがわかる。
【0008】
上記関連技術の問題に鑑み、有効な解決策は未だに提案されていない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
概要
本開示の実施形態は、タイムドメインリソース決定および検出方法および装置、記憶媒体、ならびに電子デバイスを提供する。
【0010】
本開示のある実施形態は、タイムドメインリソース決定方法を提供する。この方法は、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップを含む。タイムドメインリソース割当パターンセットは、第1のチャネル信号のサブキャリア間隔(subcarrier spacing:SCS)である第1のSCSと第2のチャネル信号のSCSである第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示されるタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットタイプに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンを用いることにより、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルを示す。
【0011】
本開示のある実施形態は、タイムドメインリソース決定方法を提供する。この方法は、第1のサブキャリア間隔(SCS)と第2のSCSとの組み合わせ、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングの指示、またはスロットタイプ、のうちの少なくとも1つに従い、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップと、上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンに従い、第2のチャネル信号が占有するシンボルを決定するステップとを含む。第2のSCSは上記第2のチャネル信号のSCSを意味する。
【0012】
本開示のある実施形態は、タイムドメインリソース検出方法を提供する。この方法は、端末が、第2のチャネル信号に対応するモニタリングウィンドウ内の1つ以上のスロット内の第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を検出するステップを含む。
【0013】
本開示の別の実施形態は、タイムドメインリソース決定装置を提供する。この装置は決定モジュールを含む。決定モジュールは、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するように構成される。タイムドメインリソース割当パターンセットは、第1のチャネル信号のサブキャリア間隔(SCS)である第1のSCSと第2のチャネル信号のSCSである第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示されるタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットタイプに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンを用いることにより、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルを示す。
【0014】
本開示の別の実施形態は、タイムドメインリソース決定装置を提供する。この装置は、第1の決定モジュールと第2の決定モジュールとを含む。第1の決定モジュールは、第1のサブキャリア間隔(SCS)と第2のSCSとの組み合わせ、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングの指示、またはスロットタイプ、のうちの少なくとも1つに従い、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するように構成される。第2の決定モジュールは、上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンに従い、第2のチャネル信号が占有するシンボルを決定するように構成され、第2のSCSは上記第2のチャネル信号のSCSを意味する。
【0015】
本開示の別の実施形態は、タイムドメインリソース検出装置を提供する。この装置は検出モジュールを含む。検出モジュールは、第2のチャネル信号に対応するモニタリングウィンドウ内の1つ以上のスロット内の第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を検出するように構成される。
【0016】
本開示の別の実施形態はさらに、記憶媒体を提供する。この記憶媒体はコンピュータプログラムを格納する。上記コンピュータプログラムが実行されると上記実施形態のいずれかの方法のステップが実施される。
【0017】
本開示の別の実施形態はさらに、電子デバイスを提供する。このデバイスはメモリとプロセッサとを備える。メモリはコンピュータプログラムを格納する。プロセッサは、上記コンピュータプログラムを実行することにより、上記実施形態のいずれかの方法のステップを実施する。
【0018】
本開示を通じて、第2のチャネル信号はスロット内の数個の連続シンボル上で送信されることについてのみサポートされるという関連技術の課題は解決され、リソース割当の制限は回避され、リソース割当の効率および柔軟性は改善される。
【0019】
本明細書に記載の図面は、本開示のさらなる理解を提供するため、かつ、本願の一部を形成するために、提供される。本開示において、例示される実施形態およびその記載は、本開示を何らかの不適切なやり方で制限するためではなく、本開示を説明するために使用される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】関連技術に係るRMSI送信の概略図である。
【
図2】本開示の関連技術に係るRMSIの時分割多重送信の概略図である。
【
図3】本開示のある実施形態に係る、タイムドメインリソース決定方法のフローチャートの図である。
【
図4】本開示のある実施形態に係る、タイムドメインリソース決定装置のブロック図である。
【
図5】本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン1の図である。
【
図6】本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン2の図である。
【
図7】本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン3の図である。
【
図8】本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン4の図である。
【
図9】本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン5の図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
詳細な説明
以下、本開示について、実施形態とともに図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示における実施形態およびその特徴は、対立しない限り相互に組み合わせることが可能である。
【0022】
なお、本開示における説明、請求項、および図面の「第1」、「第2」等の用語は、同様の対象物を区別するために使用されているのであって、特定の順序またはシーケンスを記述するために使用されているのではない。
【0023】
実施形態1
本実施形態は、タイムドメインリソース決定方法を提供する。
図3は、本開示のある実施形態に係る、タイムドメインリソース決定方法のフローチャートである。
図3に示されるように、この方法は、送信端における下記ステップを含む。
【0024】
ステップS302において、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定する。タイムドメインリソース割当パターンセットは、第1のチャネル信号のサブキャリア間隔(SCS)である第1のSCSと第2のチャネル信号のSCSである第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示されるタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットタイプに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンを用いることにより、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルを示す。
【0025】
本実施形態において、別のタイムドメインリソース決定方法が提供される。
図3に示されるように、この方法は、受信端における下記ステップをさらに含む。
【0026】
ステップS402において、第1のサブキャリア間隔(SCS)と第2のSCSとの組み合わせ、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングの指示、またはスロットタイプ、のうちの少なくとも1つに従い、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定する。
【0027】
ステップS404において、上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンに従い、第2のチャネル信号が占有するシンボルを決定する。
【0028】
上記ステップを通じて、スロットに第2のチャネル信号のタイムドメインリソースが割り当てられるので、第1のチャネル信号および第2のチャネル信号を、第2のSCSに対応するスロットで送信することができる。したがって、第2のチャネル信号はスロット内の数個の連続シンボル上で送信されることについてのみサポートされるという関連技術の技術的課題は解決され、リソース割当の制限は回避され、リソース割当の効率および柔軟性は改善される。
【0029】
任意で、上記ステップの実行主体は次の通りである。送信端は、基地局またはサーバ等の、ネットワーク側のネットワーク素子であってもよく、受信端は、限定されないが端末であってもよい。
【0030】
任意で、上記第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップは、上記タイムドメインリソース割当パターンセットと、上記第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせとの間の対応関係を定めるステップと、上記対応関係に従い、第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが使用するタイムドメインリソース割当パターンセットを決定するステップとを含む。
【0031】
任意で、タイムドメインリソース割当パターンセットがDCIシグナリングによって指示される場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、連続タイムドメインリソース割当パターンのセット、不連続タイムドメインリソース割当パターンのセット、スロットが第1のチャネル信号を含む場合のタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットが第1のチャネル信号を含まない場合のタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。
【0032】
任意で、スロットタイプは、第1のチャネル信号の送信リソースを含むスロットと、第1のチャネル信号の送信リソースを含まないスロットとを含む。
【0033】
任意で、上記方法は、DCIシグナリングにより、上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおける上記タイムドメインリソース割当パターンを指示するステップをさらに含む。
【0034】
任意で、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルは、第1のチャネル信号が占有するタイムドメインリソースの、先行するM個のシンボルと、後続のN個のシンボルとを含む。MおよびNは0以上の整数であり、M+N<14である。中央の(14-M+N)個のシンボルは、第1のチャネル信号が占有するタイムドメインリソースのシンボルである。
【0035】
任意で、第2のチャネル信号が占有するシンボルのうち、連続シンボルの隣り合う2つのグループ間の間隔は、第1のチャネル信号のシンボルの数の整数倍である。
【0036】
任意で、第2のチャネル信号が占有するシンボルは、連続するP個のシンボルを含む。Pは、0<P≦14を満たす整数である。
【0037】
任意で、第2のチャネル信号が占有するシンボル以外のタイムドメインリソースは、第1のチャネル信号の1つ以上のマッピングパターン、物理ダウンリンク制御チャネルのマッピングパターン、または、ガード期間および物理アップリンク制御チャネルのマッピングパターン、のうちの少なくとも1つに対応する。
【0038】
任意で、第2のチャネル信号が占有するシンボルは、ダウンリンク制御情報に先行するシンボル、ダウンリンク制御情報のためのシンボル、または、ダウンリンク制御情報の後続のシンボル、のうちの少なくとも1つを含む。
【0039】
任意で、第1のチャネル信号は、同期信号物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)であり、第2のチャネル信号は、残余最小限システム情報(RMSI)を搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、ページング情報を搬送するPDSCH、その他システム情報(OSI)を搬送するPDSCH、ランダムアクセス応答情報を搬送するPDSCH、ランダムアクセス衝突解消(collision resolution)情報を搬送するPDSCH、メッセージ2(MSG2)を搬送するPDSCH、または、メッセージ4(MSG4)を搬送するPDSCH、のうちの少なくとも1つを含む。
【0040】
本実施形態において、第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせは、{15,15}kHz、{15,30}kHz、{30,15}kHz、{30,30}kHz、{120,60}kHz、{120,120}kHz、{240,60}kHz、または、{240,120}kHz、のうちの少なくとも1つを含む。
【0041】
各種組み合わせのシナリオについての例を以下で述べる。
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{15,15}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル0,1,4,5,6および7;シンボル0,1,4,5,6,7,12および13;シンボル0,1,2,6,7,12および13;シンボル0,1,2,6および7;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル3,4,5,6,7,12および13;シンボル4および5;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル6および7;シンボル6,7,12および13;シンボル8~13;シンボル9~13;シンボル10~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0042】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{15,30}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル2,3,12および13;シンボル2および3;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル3,12および13;シンボル4~7;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル8~13;シンボル9~13;シンボル10~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0043】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{30,15}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル0,1,2,6および7;シンボル0,1,2,6,7,10,11,12および13;シンボル0,1,2,6,7,8,9および10;シンボル0,1,2,6,7,8,9,10および13;シンボル0,1,6および7;シンボル0,1,6,7,10,11,12および13;シンボル0,1,4,5,6,7,8および9;シンボル0,1,4,5,6,7,8,9,12および13;シンボル0,1,10,11,12および13;シンボル0,1,4,5,6,7,8,9および10;シンボル0,1,4,5,6,7,8,9,10および13;シンボル0,1,4,5,6,7,10,11,12および13;シンボル0,1,4,5,6および7;シンボル0,1,6,7,8,9,10,11,12および13;シンボル0,1,6,7,8,9,10および11;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2,3,4,5,6,7,8,9,10および13;シンボル2,3,4,5,6,7,8,9,12および13;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル2,3,6,7,10,11,12および13;シンボル2,3,6および7;シンボル2および3;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3,4,5,6,7,8,9,10および13;シンボル3~9;シンボル3,4,5,6,7,8,9,12および13;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4,5,6,7,8,9,10および13;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル6,7,8,9,10および13;シンボル6,7および8;シンボル6および7;シンボル6,7および10;シンボル6,7,10および11;シンボル7~10;シンボル7,8,9,10および13;シンボル7,8,9,12および13;シンボル7,10,11,12および13;シンボル8~13;シンボル8および9;シンボル9~13,シンボル9,10および13;シンボル9,12および13;シンボル10~13;シンボル11~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0044】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{30,30}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル0,1,12および13;シンボル0,1,8,9,10および11;シンボル0,1,8,9,10,11,12および13;シンボル0,1,4,5,6,7,12および13;シンボル0,1,4,5,6および7;シンボル0,1,4および5;シンボル0,1,4,5,10,11,12および13;シンボル2,3,12および13;シンボル2,3,8および9;シンボル2,3,8,9,10,11および12;シンボル2,3,8,9,10,11,12および13;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2,3,4,5,6,7,12および13;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル2,3,4,5,10,11,12および13;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3,4,5,6,7,12および13;シンボル3~6;シンボル3,12および13;シンボル4~6;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル4,5,6,7,12および13;シンボル4,5および10;シンボル4,5,10,11,12および13;シンボル6および7;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル6,7,12および13;シンボル7,12および13;シンボル8~13;シンボル8~11;シンボル9~13;シンボル10~13;シンボル10および11;シンボル11,12および13;シンボル12および13;シンボル12;または、シンボル13、のうちの1つ以上を含む。
【0045】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{120,60}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル0~6;シンボル0~3;シンボル0,1,2,3および6;シンボル0,1,2,3,6,8および9;シンボル0,1,2,3,6,8,9,10および11;シンボル0,1,2,3,6,8,9,10,11,12および13;シンボル0,1,2,3,6,9,10,11,12および13;シンボル0,1,2,3,6,9および10;シンボル0,1,2,3,6,10,11,12および13;シンボル0,1,2,3,6,10および11;シンボル0,1,4,5および6;シンボル0,1,4,5,6,8および9;シンボル0,1,4,5,6,9および10;シンボル0,1,4,5,6,9,10,11,12および13;シンボル0,1,4,5,6,8,9,10および11;シンボル0,1,4,5,6,8,9,10,11,12および13;シンボル1,4,5および6;シンボル1,2,3および6;シンボル1,2,3,6および8;シンボル2,3,6および9;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル3,6および10;シンボル4,5,6および9;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル5,6,12および13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル6,12および13;シンボル6,9,12および13;シンボル8,9,12および13;シンボル8~13;シンボル9~13;シンボル9~12;シンボル9,12および13;シンボル10~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0046】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{120,120}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル1および6;シンボル1,6,8および9;シンボル1~4;シンボル1~6;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル8~13;シンボル8~11;シンボル9~13;シンボル10~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0047】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{240,60}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル1,6,8および9;シンボル1~4;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル5,6,12および13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル6,7,12および13;シンボル8~13;シンボル8~11;シンボル9~13;シンボル9~12;シンボル10~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0048】
第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせが{240,120}kHzである場合、タイムドメインリソース割当パターンセットは、以下のタイムドメインリソース割当パターン、すなわち、シンボル1,4,5および6;シンボル1,2,3および6;シンボル1~6;シンボル2,3,6および9;シンボル2~13;シンボル2~11;シンボル2~10;シンボル2~9;シンボル2~7;シンボル2~6;シンボル2~5;シンボル3~13;シンボル3~11;シンボル3~10;シンボル3~9;シンボル3~8;シンボル3~7;シンボル3~6;シンボル4,5,8および9;シンボル4,5,6および9;シンボル4~7;シンボル4~8;シンボル4~10;シンボル4~11;シンボル4~13;シンボル5~13;シンボル6~9;シンボル6~12;シンボル6~13;シンボル6および7;シンボル6,7,12および13;シンボル6,9,12および13;シンボル8~13;シンボル8,9,12および13;シンボル8~11;シンボル9~13;シンボル9~12;シンボル10~13;または、シンボル12および13、のうちの1つ以上を含む。
【0049】
本実施形態において、第1のサブキャリア間隔(SCS)は、第1のチャネル信号に対応するSCSを意味し、第1のチャネル信号は、同期信号物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)を意味し、第2のSCSは、第2のチャネル信号に対応するSCSを意味し、第2のチャネル信号は、残余最小限システム情報(RMSI)を搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、ページング情報を搬送するPDSCH、その他システム情報(OSI)を搬送するPDSCH、ランダムアクセス応答情報を搬送するPDSCH、ランダムアクセス衝突解消情報を搬送するPDSCH、メッセージ2(MSG2)を搬送するPDSCH、または、メッセージ4(MSG4)を搬送するPDSCH、のうちの少なくとも1つを含む。
【0050】
別の局面において、本開示は、タイムドメインリソース検出方法をさらに提供する。この方法は、端末が、第2のチャネル信号に対応するモニタリングウィンドウ内の1つ以上のスロット内の第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を検出することを含む。
【0051】
任意で、第2のチャネル信号は、残余最小限システム情報(RMSI)を搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、ページング情報を搬送するPDSCH、その他システム情報(OSI)を搬送するPDSCH、ランダムアクセス応答情報を搬送するPDSCH、ランダムアクセス衝突解消情報を搬送するPDSCH、メッセージ2(MSG2)を搬送するPDSCH、または、メッセージ4(MSG4)を搬送するPDSCH、のうちの少なくとも1つを含む。
【0052】
任意で、端末が第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報は正しく検出するが第2のチャネル信号を正しく検出しない場合、端末は、モニタリングウィンドウ内の複数のスロットのうちの他のスロットにおけるチャネル信号のダウンリンク制御情報を検出する。
【0053】
任意で、端末が、RMSIのダウンリンク制御情報だけでなくRMSIも正しく検出するが、ランダムアクセス応答情報を正しく検出しない場合、端末は、モニタリングウィンドウ内の複数のスロットのうちの他のスロットにおけるRMSIのダウンリンク制御情報を検出する。
【0054】
上記実施形態の説明から、上記実施形態の方法が、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームとによって実現し得る、または、当然ながらハードウェアによって実現し得ることは、当業者には明らかである。しかしながら、多くの場合、前者が好ましい実装例である。このような理解に基づくと、本開示が提供する解決策は実質的に、または、関連技術に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形態で実施し得るものである。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(ROM/RAM、磁気ディスクまたは光ディスクなど)に格納される。記憶媒体は、本開示の各種実施形態に記載の方法を端末デバイス(携帯電話、コンピュータ、サーバまたはネットワークデバイスであってもよい)が実行できるようにするいくつかの命令を含む。
【0055】
実施形態2
本実施形態において、タイムドメインリソース決定装置および検出装置をさらに提供する。これらの装置は、上記実施形態および好ましい実装例を実現するように構成される。先に述べたことは繰り返さない。以下で使用する用語「モジュール」は、予め定められた機能を実現することが可能な、ソフトウェア、ハードウェア、またはその組み合わせであってもよい。実施形態の下記装置は、ソフトウェアによって実現されてもよいが、ハードウェアによるまたはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによる実現も可能であり想定されている。
【0056】
本実施形態は、ドメインリソース決定装置を提供する。
図4は、本開示のある実施形態に係る、タイムドメインリソース決定装置のブロック図である。この装置は決定モジュール40を含む。決定モジュール40は、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するように構成されている。タイムドメインリソース割当パターンセットは、第1のチャネル信号のサブキャリア間隔(SCS)である第1のSCSと第2のチャネル信号のSCSである第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示されるタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットタイプに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンを用いることにより、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルを示す。
【0057】
本実施形態は、もう1つのタイムドメインリソース決定装置を提供する。この装置は、第1の決定モジュールと第2の決定モジュールとを含む。第1の決定モジュールは、以下のモード、すなわち、第1のサブキャリア間隔(SCS)と第2のSCSとの組み合わせに従ってタイムドメインリソース割当パターンセットを決定するモード、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングの指示に従ってタイムドメインリソース割当パターンセットを決定するモード、または、スロットタイプに従ってタイムドメインリソース割当パターンセットを決定するモード、のうちの少なくとも1つに従い、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定するように構成される。第2の決定モジュールは、上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンに従い、第2のチャネル信号が占有するシンボルを決定するように構成される。
【0058】
本実施形態は、タイムドメインリソース検出装置をさらに提供する。この装置は検出モジュールを含む。検出モジュールは、第2のチャネル信号に対応するモニタリングウィンドウ内の1つ以上のスロット内の第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を検出するように構成される。
【0059】
ある実施形態において、上記各種モジュールは、ソフトウェアまたはハードウェアによって実現することができる。ハードウェアによる実現は、以下の態様、すなわち、上記複数のモジュールが同一プロセッサ内に配置される態様、または、上記各種モジュールがそれぞれのプロセッサ内に任意の組み合わせで配置される態様で、実施することができるが、必ずしもそうでなくてもよい。
【0060】
実施形態3
この実施形態の構想において、第1のチャネル信号は、同期信号物理ブロードキャストチャネルブロック(SS/PBCHブロック、SSB)である。スロットにおけるSSBのマッピングパターンは、サブキャリア間隔の違いに応じて異なり得る。マッピングパターンは下記のケースを含む。
【0061】
ケースA
図5に示されるように、
図5は、本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン1である。
図5に示されるSSBマッピングパターンは、サブキャリア間隔15kHzのSSBマッピングパターンに対応する。
図5は、各種SSBの送信リソースを示す。15kHzスロット(すなわち、シンボル0~シンボル13である15kHzの14個のシンボル)は、2つのSSBを含む。2つのSSBの各々は、15kHzの4つのシンボルを占有する。2つのSSBはそれぞれシンボル2~シンボル5およびシンボル8~シンボル11にマッピングされる。
【0062】
ケースB
図6に示されるように、
図6は、本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン2である。
図6に示されるSSBマッピングパターンは、サブキャリア間隔30kHzのSSBマッピングパターンに対応する。
図6は、各種SSBの送信リソースを示す。2つの30kHzスロット(すなわち、シンボル0~シンボル13の2つのグループである30kHzの28個のシンボル)は、4つのSSBを含む。4つのSSBの各々は、30kHzの4つのシンボルを占有する。4つのSSBは、それぞれ、第1のスロットのシンボル4~シンボル7、第1のスロットのシンボル8~シンボル11、第2のスロットのシンボル2~シンボル5、および第2のスロットのシンボル6~シンボル9にマッピングされる。
【0063】
ケースC
図7に示されるように、
図7は、ある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン3である。
図7に示されるSSBマッピングパターンは、サブキャリア間隔30kHzのSSBマッピングパターンに対応する。
図7は、各種SSBの送信リソースを示す。2つの30kHzスロット(すなわち、シンボル0~シンボル13の2つのグループである30kHzの28個のシンボル)は、4つのSSBを含む。4つのSSBの各々は、30kHzの4つのシンボルを占有する。4つのSSBは、それぞれ、第1のスロットのシンボル2~シンボル5、第1のスロットのシンボル8~シンボル11、第2のスロットのシンボル2~シンボル5、および第2のスロットのシンボル8~シンボル11にマッピングされる。
【0064】
ケースD
図8に示されるように、
図8は、本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン4である。
図8に示されるSSBマッピングパターンは、サブキャリア間隔120kHzのSSBマッピングパターンに対応する。
図8は、各種SSBの送信リソースを示す。2つの120kHzスロット(すなわち、シンボル0~シンボル13の2つのグループである120kHzの28個のシンボル)は、4つのSSBを含む。4つのSSBの各々は、120kHzの4つのシンボルを占有する。4つのSSBは、それぞれ、第1のスロットのシンボル4~シンボル7、第1のスロットのシンボル8~シンボル11、第2のスロットのシンボル2~シンボル5、および第2のスロットのシンボル6~シンボル9にマッピングされる。
【0065】
ケースE
図9に示されるように、
図9は、本開示のある実施形態に係る、スロットにおけるSSBのマッピングパターン5である。
図9に示されるSSBマッピングパターンは、サブキャリア間隔240kHzのSSBマッピングパターンに対応する。
図9は、各種SSBの送信リソースを示す。2つの120kHzスロット(すなわち、シンボル0~シンボル55である240kHzの56個のシンボル)は、8つのSSBを含む。8つのSSBの各々は、上記期間(56個のシンボル)内の番号付けられたシンボルである240kHzの4つのシンボルを占有する。8つのSSBは、それぞれ、シンボル8~シンボル11、シンボル12~シンボル15、シンボル16~シンボル19、シンボル20~シンボル23、シンボル32~シンボル35、シンボル36~シンボル39、シンボル40~シンボル43、およびシンボル44~シンボル47に、マッピングされる。
【0066】
先の説明は、SSBが、SSBと同一のサブキャリア間隔を有するスロットにマッピングされるときの、シンボル占有のケースを示している。SSBが、SSBと異なるサブキャリア間隔を有するスロットにマッピングされる場合、SSBが占有する絶対時間位置は変わらないが、占有されるシンボルのインデックスは、ターゲットサブキャリア間隔のシンボルのインデックスに変換されてもよい。
【0067】
たとえば、表1に示されるように、15kHzのSSBが30kHzのスロットにマッピングされる場合、2つのSSBを含む2つの30kHzスロットがあり、これら2つのSSBは、第1の30kHzスロットのシンボル4~シンボル11と、第2の30kHzスロットのシンボル2~シンボル9とを占有する。
【0068】
【0069】
RMSIの受信の場合、特定のサブキャリア間隔を有するSSBは、RMSIのサブキャリア間隔に対応するスロットにマッピングされると考えることができる。以下の実施形態ではタイムドメイン割当場所を、SSBとRMSIサブキャリア間隔とのさまざまな組み合わせについて説明する。
【0070】
パターン1は、SSBとRMSIとの間の時分割多重化のためのものである。表2に示される、パターン1の場合の、RMSIサーチ空間シンボルの数および位置について以下で説明する。RMSIサーチ空間は、RMSI PDCCHを搬送するために使用される。グレーのDcは、スロット内の第2のサーチ空間位置を表す。注:スロット内の第2のサーチ空間でPDCCHのみを送信することも可能である(すなわち、構成13~19に対応)。
【0071】
【0072】
本実施形態は、タイムドメインリソース割当方法およびシステムを提供する。この方法は、不連続のPDSCHタイムドメインリソースを割り当てることと、異なるサブキャリア間隔の組み合わせについてRMSIタイムドメインリソース割当リストを定めることと、スロットSSBのマッピング位置に鑑みてタイムドメインリソース割当を定めることと、同一スロットにおいて先行するシンボルに位置するPDSCHをスケジューリングするためにPDCCHをサポートすることとを含む。
【0073】
この実施形態は、SCSのさまざまな組み合わせにおいて本実施形態の構想を説明するための、実装解決策をさらに含む。
【0074】
実装例1:SCS{SSB,RMSI}={15,15}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}=(15,15}kHzの場合について、表3は、スロットにおけるSSBのマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す。これに基づいて、表3は、SSBの一部またはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンをさらに示す。
【0075】
【0076】
表4に示されるように、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す。サーチ空間位置1、2、4または10に鑑みると、サーチ空間位置1、2、4および10は1つのクラスとみなされる。なぜなら、サーチ空間位置1、2、4または10のシンボル位置は、第2のシンボルを超えないからである。サーチ空間位置3、5または6に鑑みると、サーチ空間位置3、5および6は1つのクラスとみなされる。なぜなら、サーチ空間位置3、5および6の最後のシンボルが第3のシンボルだからである。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間をグレーで表す。表のSSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0077】
【0078】
表5は、RMSIが位置するスロットがSSBを含まない場合の、可能なタイムドメインリソース割当パターンを示す。
【0079】
【0080】
表4および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表4および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表4および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表6に示されるタイムドメインリソース割当パターンセットが得られる。すなわち、表6は、SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={15,15}kHzである場合の可能なタイムドメインリソース割当パターンのセットを示す。合計34セットである。これらの34セットからいくつかのセットを選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示してもよい。たとえば、34のタイムドメインリソース割当パターンセットから32セットを選択してRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当パターンセットとして機能させてもよく、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、5ビットで示される。別の例として、標準規格において、34のタイムドメインリソース割当パターンセットから15セットが選択されRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当パターンセットであると定義され、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、1つがリザーブ状態である4ビットで示される。
【0081】
【0082】
本実施形態に係るタイムドメインリソース割当パターンの指示について、特定の第1のSCS(SSBに対応)および第2のSCS(RMSI、OSI、ページング、msg2またはmsg4のうちの少なくとも1つに対応)の組み合わせに鑑み、スロットがSSBを含むタイムドメインリソース割当パターン(表4)およびスロットがSSBを含まないタイムドメインリソース割当パターン(表5)を組み合わせて1つのタイムドメインリソース割当パターンセットにする。現在使用されている、このセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示される。第1のSCSおよび第2のSCSのさまざまな組み合わせは、第2の信号チャネルの同一のまたは異なるタイムドメインリソース割当パターンセットに対応し得る。
【0083】
その他いくつかの実装例において、複数のタイムドメインリソース割当パターンセットを、第1のSCSと第2のSCSとの組み合わせに対して定めてもよい(1つの第1のSCSと1つの第2のSCSとの組み合わせが複数のタイムドメインリソース割当パターンセットに対応すること、または、第1のSCSと第2のSCSとの複数の組み合わせが複数のタイムドメインリソース割当パターンセットに対応することを含む)。先ず、使用されたタイムドメインリソース割当パターンセットを、端末に対し、DCIシグナリングによって指示する。次に、指定されたセットにおける、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンをさらに端末に対してDCIシグナリングによって指示する。たとえば、2つのタイムドメインリソース割当パターンセットが定められている場合、一方は、スロットがSSBを含む場合(表4)のタイムドメインリソース割当パターンに対応し、他方は、スロットがSSBを含まない場合(表5)のタイムドメインリソース割当パターンに対応する。現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットは、端末に対し、ダウンリンク制御情報(DCI)の1ビットで指示され、指示されたタイムドメインリソース割当パターンセットにおける現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンも指示される。この場合、端末は、得られた第1のSCS(周波数帯に対応していてもよく、端末は、第1の信号チャネルが属する現在の周波数帯に従って第1のSCSを決定してもよく、これに代わるものとして、端末は、第1のチャネル信号をブラインド検出することによって第1のSCSを決定する、すなわち、端末は異なるSCSを用いることにより第1の信号チャネルを検出し検出が成功か否かに応じて第1のSCSの値を求める)および得られた第2のSCS(基地局から通知されるSCSであってもよく、たとえば、第2のSCSは物理ブロードキャストチャネルで通知され、代わりに、第2のSCSは予め定められていてもよく、または、周波数帯に対応していてもよい)に従い、少なくとも1つのタイムドメインリソース割当パターンセットを決定し、DCIの指示に従ってタイムドメインリソース割当パターンセットおよび具体的なタイムドメインリソース割当パターンを決定する。
【0084】
スロットがSSBを含まない場合のタイムドメイン割当パターンについて、これを、タイムドメインリソース割当の既存の指示方法によって指示することも可能である。すなわち、現在使用されているタイムドメインリソース割当を、パラメータ「スタートおよび長さインジケータ(start and length indicator:SLIV)によって指示する。各SLIVインデックスは、割り当てられたシンボルのスタートシンボルおよび割り当てられたシンボルの数を固有に示すことができるシンボル割り当て方式に対応する。スロットがSSBを含む場合のタイムドメインリソース割当パターンについて、現在使用されているタイムドメインリソース割当を、DCIシグナリングとともに、タイムドメインリソース割当パターンを表に列挙することによって示してもよい。
【0085】
その他いくつかの実装例において、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットを、ダウンリンク制御情報の情報ビットによってではなく、スロットタイプとタイムドメインリソース割当パターンセットとの対応関係を定めることによって指示してもよい。たとえば、スロットは、以下の2つのクラスに、すなわち、第1のチャネル信号(SSB)の送信リソースを含むスロットと、第1のチャネル信号(SSB)の送信リソースを含まないスロットとに、分けられる。この場合、第1のチャネル信号(SSB)の送信リソースを含むスロットについて、端末は、「スロットがSSBを含む場合(表4)のタイムドメインリソース割当パターン」を決定してこれを現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットとし、第1のチャネル信号(SSB)の送信リソースを含まないスロットについて、端末は、「スロットがSSBを含まない場合(表5)のタイムドメインリソース割当パターン」を決定してこれをタイムドメインリソース割当パターンセットとする。さらに、基地局は、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンを、端末に対し、ダウンリンク制御情報によって指示する。
【0086】
具体的には、第1のSCSと第2のSCSとの特定の組み合わせについて、複数のタイムドメインリソース割当パターンセットを定める。さらに、端末は、現在のスロットタイプに従い、スロットの、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットを決定する。
【0087】
端末は、SSB送信リソースを含む特定のスロットでSSBが実際に送信されているか否かがわからないので、本明細書では、スロットタイプを区別するための根拠として「第1のチャネル信号(SSB)が含まれているか否か」を用いるのではなく、「第1のチャネル信号(SSB)の送信リソースが含まれているか否か」を使用する。
【0088】
その他いくつかの実施形態において、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットは、DCIシグナリングによってのみ指示されてもよい。すなわち、ドメインリソース割当パターンセットは、SCSの組み合わせに関連するのではなく、定められた複数のタイムドメインリソース割当パターンセットを、第1のSCSと第2のSCSとのすべての組み合わせに適用することができ、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットは、シグナリングによってのみ通知される。
【0089】
その他いくつかの実施形態において、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットをスロットタイプのみに従って決定してもよい。すなわち、ドメインリソース割当パターンセットは、SCSの組み合わせに関連するのではなく、シグナリングによって通知されない。
【0090】
その他いくつかの実施形態において、タイムドメインリソース割当パターンセットをスロットタイプおよびDCIシグナリングによって決定してもよい。すなわち、複数のタイムドメインリソース割当パターンセットをスロットタイプによって決定し、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットをDCIシグナリングによって知らせる。これに代わるものとしては、タイムドメインリソース割当パターンセットのグループをDCIシグナリングによって指示し、現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットをUEがスロットタイプに従って決定する。
【0091】
その他いくつかの実装例において、タイムドメインリソース割当パターンセットを、SCSとスロットタイプとDCIシグナリングとの組み合わせによって決定してもよい。
【0092】
注:タイムドメインリソース割当パターンセットをどの指示方式で決定するかに関係なく、指示方式とタイムドメインリソース割当パターンセットとの間の対応関係を予め定めておく必要がある。ある実施形態において、予め定められたものはプロトコルにおいて指定されてもよい。
【0093】
注:上記DCIシグナリングは、その他のキャリアで搬送されるシグナリング、たとえば、他のキャリアで搬送される無線リソース制御(radio resource control:RRC)シグナリングであってもよい。
【0094】
上記説明は他の実装例にも使用できる。
実装例2:SCS{SSB,RMSI}={15,30}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={15,30}kHzの場合について、表7は、スロットにおけるSSBのマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンがさらに与えられる。この実施形態において、空間位置1、2、4または10に鑑みると、シンボル位置は第2のシンボルを超えないので、サーチ空間位置1、2、4および10は1つのクラスとみなされる。サーチ空間位置3、5または6の最後のシンボルが第3のシンボルであることに鑑みると、サーチ空間位置3、5および6は1つのクラスとみなされる。スロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0095】
【0096】
RMSIが位置するスロットがSSBを含まない場合の可能なタイムドメインリソース割当パターンについては表5を参照されたい。
【0097】
表7および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表7および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表7および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表8に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。表8は、SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={15,30}kHzである場合の可能なタイムドメインリソース割当方式を示す。合計28方式がある。これらの28方式からいくつかの方式を選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示してもよい。たとえば、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当は、端末に対し、4ビットで示され、4つのリザーブ状態がある。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、28のタイムドメインリソース割当方式のうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当パターン方式であると定義され、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0098】
【0099】
実装例3:SCS{SSB,RMSI}={30,15}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={30,15}kHzの場合について、表9は、スロットにおけるSSBマッピングパターン1のマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、表9は、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンを示す。サーチ空間位置のインデックスについては表3を参照されたい。空間位置1、2、4または10に鑑みると、シンボル位置は第2のシンボルを超えないので、サーチ空間位置1、2、4および10は1つのクラスとみなされる。サーチ空間位置3、5または6の最後のシンボルが第3のシンボルであることに鑑みると、サーチ空間位置3、5および6は1つのクラスとみなされる。スロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0100】
【0101】
【0102】
表10は、スロットにおけるSSBマッピングパターン1のマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンがさらに与えられる。
【0103】
SSB0が実際に送信されるとき、サーチ空間位置1は、SSBなしのサーチ空間位置3と同等であり、これは表10には具体的に示されていない。
【0104】
【0105】
RMSIが位置するスロットがSSBを含まない場合の可能なタイムドメインリソース割当パターンについては表5を参照されたい。
【0106】
表10、表9、および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表10、表9、および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表9、表10、および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表11に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。表11は、SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={30,15}kHzである場合の可能なタイムドメインリソース割当方式を示す。合計62方式がある。これらの62方式からいくつかの方式を選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示してもよい。たとえば、標準規格において、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、6ビットで示され、2つのリザーブ状態がある。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、62のタイムドメインリソース割当方式のうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当パターン方式であると定義され、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0107】
加えて、表11は、サブキャリア間隔の組み合わせ{SSB,RMSI}={30,15}kHzの場合のRMSI PDSCHのタイムドメインリソース割当の汎用セットを示す。これに代えて、RMSI PDSCHのタイムドメインリソース割当表を、それぞれ30kHzのSSBの異なるマッピングパターン(すなわちパターン1およびパターン2)について定めることにより、指示のオーバヘッドを減じることができる。
【0108】
加えて、異なるサーチ空間タイプに対して別々のリソース割当表を定める。たとえば、異なるタイムドメインリソース割当表を、以下の場合、すなわち、スロットが1つのサーチ空間のみを含む場合、スロットが2つのサーチ空間を含みPDCCHが2つのサーチ空間のうちの第1のサーチ空間に含まれる場合、および、スロットが2つのサーチ空間を含みPDCCHが2つのサーチ空間のうちの第2のサーチ空間に含まれる場合、に従って定める。
【0109】
【0110】
【0111】
実装例4:SCS{SSB,RMSI}={30,30}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={30,30}kHzの場合について、表12および表13は、スロットにおけるSSBマッピングパターン1のマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンがさらに与えられる。サーチ空間位置のインデックスについては表3を参照されたい。空間位置1、2、4または10に鑑みると、シンボル位置は第2のシンボルを超えないので、サーチ空間位置1、2、4および10は1つのクラスとみなされる。サーチ空間位置3、5または6の最後のシンボルが第3のシンボルであることに鑑みると、サーチ空間位置3、5および6は1つのクラスとみなされる。スロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0112】
【0113】
【0114】
RMSIが位置するスロットがSSBを含まない場合の可能なタイムドメインリソース割当パターンについては表5を参照されたい。
【0115】
表12、表13、および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表12、表13、および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表12、表13、および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表14に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={30,30}kHzである場合、合計53の可能なタイムドメインリソース割当方式がある。これらの53方式からいくつかの方式を選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示してもよい。たとえば、標準規格において、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンセットは、端末に対し、6ビットで示され、11のリザーブ状態がある。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、53のタイムドメインリソース割当方式のうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当方式であると定義され、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0116】
30kHzのSSBパターン2の実装例1において、タイムドメインリソース割当は、サブキャリア間隔の組み合わせが{SSB,RMSI}={15,15}kHzである場合と同一である。30kHzのSSBパターン2のタイムドメインリソース割当構成の汎用セットとして、表6を再び使用してもよい。
【0117】
【0118】
【0119】
実装例5:SCS{SSB,RMSI}={120,60}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={120,60}kHzの場合について、表15は、スロットにおけるSSBのマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンがさらに与えられる。空間位置1、2、4または10に鑑みると、シンボル位置は第2のシンボルを超えないので、サーチ空間位置1、2、4および10は1つのクラスとみなされる。サーチ空間位置3、5または6の最後のシンボルが第3のシンボルであることに鑑みると、サーチ空間位置3、5および6は1つのクラスとみなされる。スロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0120】
表15のサーチ空間位置1~9におけるタイムドメインリソース割当は、実装例3の30kHzSSBマッピングパターン1と同一であり、ここでは繰り返さない。
【0121】
【0122】
【0123】
RMSIが位置するスロットがSSBを含まない場合の可能なタイムドメインリソース割当パターンについては表5を参照されたい。
【0124】
表15および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表15および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表15および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表16に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={30,30}kHzである場合、合計54の可能なタイムドメインリソース割当方式がある。加えて、サーチ空間位置1~9におけるタイムドメインリソース割当は、実装例3の30kHzSSBマッピングパターン1と同一である。上記54方式および表11の上記サーチ空間に対応するリソース割当を、タイムドメインリソース割当の汎用セットとして組み合わせる。この汎用セットからいくつかのタイムドメインリソース割当方式を選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示す。たとえば、標準規格において、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当は、端末に対し、6ビットで示され、11のリザーブ状態がある。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、いくつかのタイムドメインリソース割当方式のうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当方式であると定義され、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0125】
【0126】
【0127】
実装例6:SCS{SSB,RMSI}={120,120}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={120,120}kHzの場合について、表17は、スロットにおけるSSBのマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンがさらに与えられる。本実施形態において、サーチ空間位置{1,2,4,5,7,8}の状況は、表12および表13の対応するサーチ空間のリソース割当状況と同一であり、ここでは繰り返さない。
【0128】
スロットが2つのサーチ空間を含む場合、これら2つのサーチ空間のうちの第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0129】
【0130】
RMSIが位置するスロットがSSBを含まない場合の可能なタイムドメインリソース割当パターンについては表5を参照されたい。
【0131】
表17および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表17および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表17および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表18に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={120,120}kHzである場合、合計31の可能なタイムドメインリソース割当方式がある。加えて、サーチ空間割り当て{1,2,4,5,7,8}について、上記31の可能なタイムドメインリソース割当方式および表12および表13の対応するサーチ空間のリソース割当状況を、タイムドメインリソース割当の汎用セットとして組み合わせる。この汎用セットからいくつかのタイムドメインリソース割当方式を選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示す。たとえば、標準規格において、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当は、端末に対し、6ビットで示され、10のリザーブ状態がある。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、タイムドメインリソース割当の汎用セットのうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当方式であると定義され、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0132】
【0133】
実装例7:SCS{SSB,RMSI}={240,60}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={240,60}kHzの場合について、表19は、スロットにおけるSSBのマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、表19は、SSBの一部またはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンを示す。
【0134】
この場合、RMSIスロットは8個のSSBを含む。可能なタイムドメイン割当パターンの数を単純にするために、4つの連続するSSB(すなわち、SSB0~3、またはSSB4~7)の実際の送信状態は同一であると仮定する。SSB0~3のうちの特定のSSBが実際に送信される場合、基地局がRMSI PDSCHのタイムドメインリソースを割り当てると、SSB0~3のうちのすべてが送信されるとみなされる。これはSSB4~7についても同じである。表19に示されるように、異なるタイムドメイン割当パターンが与えられている。スロットが2つのサーチ空間を含む場合、2つのサーチ空間のうちの第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0135】
【0136】
表19および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表19および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表19および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表20に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={240,60}kHzである場合、タイムドメインリソース割当の汎用セットの役割を果たす、合計32の可能なタイムドメインリソース割当方式がある。この汎用セットからいくつかのタイムドメインリソース割当方式を選択してもよく、タイムドメイン割当をRMSI PDCCHの対応する数のビットで示してもよい。たとえば、標準規格において、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当は、端末に対し、5ビットで示され、各種タイムドメインリソース割当方式と、指示ビットの値との間の対応関係が定められる。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、32のタイムドメインリソース割当方式のうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当パターン方式であると定義され、各種タイムドメインリソース割当方式と、指示ビットの値との間の対応関係が定められ、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0137】
【0138】
実装例8:SCS{SSB,RMSI}={240,120}kHz
サブキャリア間隔(SCS)の組み合わせが{SSB,RMSI}={240,120}kHzの場合について、表21は、スロットにおけるSSBのマッピング位置、および、RMSIサーチ空間の可能な位置を示す(すなわち、Dcは、スロットにおいてRMSIサーチ空間が位置するシンボルを表す)。これに基づいて、SSBのうちのいくつかまたはすべてがある場合のRMSI PDSCHのタイムドメイン割当パターンがさらに与えられる。
【0139】
スロットが2つのサーチ空間を含む場合、これら2つのサーチ空間のうちの第2のサーチ空間をグレーで表す。SSBは、SSBがマッピングされているシンボルを表す。Ddは、PDSCHによって占有されるシンボルを表す。あるスロットが2つのサーチ空間を含む場合、第2のサーチ空間においてPDSCHによって占有されPDCCHが割り当てられるシンボルを、グレーで表す。
【0140】
【0141】
【0142】
表21および表5においてDcシンボルおよびSSBシンボルのラベルを隠し表21および表5のPDSCHシンボルのラベル(すなわちDd)のみを残した場合、表21および表5の各行は、タイムドメインリソース割当パターンに対応する。すなわち、各行のDdでラベル付けされたシンボルのセットは、タイムドメインリソース割当パターンであると定義される。同一のリソース割当パターンを併合すると、表22に示されるタイムドメインリソース割当表が得られる。SCSの組み合わせが{SSB,RMSI}={240,120}kHzである場合、合計39の可能なタイムドメインリソース割当方式があり、これは、タイムドメインリソース割当の汎用セットの役割を果たす。この汎用セットからいくつかのタイムドメインリソース割当方式を選択してもよく、タイムドメイン割当パターンをRMSI PDCCHの対応する数のビットで示す。たとえば、標準規格において、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当は、端末に対し、5ビットで示される。39のタイムドメインリソース割当方式の中から32のタイムドメインリソース割当方式を選択し、各種タイムドメインリソース割当方式と、指示ビットの値との間の対応関係を定める。別の例として、タイムドメインリソース割当のビットオーバヘッドを減じるために、標準規格において、39のタイムドメインリソース割当方式のうちの16方式がRMSIのデフォルトタイムドメインリソース割当方式であると定義され、指示ビットの値が定められ、したがって、PDSCHの現在使用されているタイムドメインリソース割当パターンは、端末に対し、4ビットで示される。
【0143】
【0144】
実装例9
第2の信号チャネルおよび第2の信号チャネルに対応するダウンリンク制御情報の送信のために、ネットワーク側で、1つ以上の物理ダウンリンク制御チャネルモニタリングウィンドウ(PDCCHモニタリングウィンドウ)が構成される。異なるモニタリングウィンドウが異なるSSBに対応付けられる。端末が、SSBの受信に応じて、このSSBに対応するモニタリングウィンドウの位置を求め、第2のチャネル信号を搬送する。第2のチャネル信号は、残余最小限システム情報(RMSI)を搬送する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、ページング情報を搬送するPDSCH、その他システム情報(OSI)を搬送するPDSCH、ランダムアクセス応答情報を搬送するPDSCH、ランダムアクセス衝突解消情報を搬送するPDSCH、MSG2を搬送するPDSCH、または、MSG4を搬送するPDSCH、のうちの少なくとも1つを含む。
【0145】
端末は、サーチ空間構成に従い、上記構成されたモニタリングウィンドウ内の第2のチャネル信号に対応するダウンリンク制御情報(DCI)を検出する。モニタリングウィンドウは1つ以上のスロットを含む。モニタリングウィンドウが複数のスロットを含む場合、異なるモニタリングウィンドウが重なり合う場合がある。この場合、モニタリングウィンドウは、複数の第2のチャネル信号(異なるSSBに対応)を含み得る。端末が検出したSSBとの間に疑似コロケーション(quasi-co-location:QCL)関係を有する第2のチャネル信号は、より高い検出性能を有するが、その他のSSBに対応する第2のチャネル信号は、端末が、モニタリングウィンドウにおいて最初に検出し得るものである。受信に成功したとしてもアクセスは成功しない。したがって、端末について、1つのモニタリングウィンドウ内の複数のスロットで1つの第2のチャネル信号のみが送信されると考えることはできない。すなわち、端末は、第2のチャネル信号に対応するモニタリングウィンドウ内の1つ以上のスロットにおける第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を検出する必要がある。
【0146】
具体的には、次のプロセスにおける下記の場合において、端末は、モニタリングウィンドウ内の他のスロットにおける第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を引続き検出する必要がある。
【0147】
サブ実施例1
端末が、モニタリングウィンドウ内の特定のスロットにおける第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報は正しく検出するが、第2のチャネル信号を正しく検出しない場合、端末が正しく検出した第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報は、ビーム方向における、または、端末が属するダウンリンクポートでの、送信ではない可能性がある(すなわち、受信に成功したダウンリンク制御情報は、端末が過去に検出したSSBとの間に疑似コロケーション(QCL)関係を有していないが、モニタリングウィンドウが重複しているので端末が受信に成功したにすぎない)。よって、端末は、モニタリングウィンドウの他のタイムスロットにおける第2のチャネル信号のダウンリンク制御情報を引続き検出する必要がある。
【0148】
サブ実施例2
端末が、RMSIのダウンリンク制御情報だけでなくRMSIも正しく検出し、RMSIにおけるランダムアクセス構成に従ってプリアンブル送信を実行するがランダムアクセス応答情報を正しく検出できない場合、この場合の考えられる理由は、端末が受信したRMSIが、端末が過去に検出したSSBとの間に疑似コロケーション(QCL)関係を有していないことである。すなわち、受信したRMSIは端末が受信すべきターゲットRMSIではなく、この検出したRMSIにおける構成に従って送信されるランダムアクセス要求(プリアンブル)が不正確であると、基地局は、対応するランダムアクセス応答情報を返信しない。よって、端末は、引続き、第1のチャネル信号に対応するモニタリングウィンドウ内の他のスロットにおけるRMSIのダウンリンク制御情報を検出し、新たな受信に基づいて次のランダムアクセス要求および受信構成を決定する。
【0149】
本願において、各種実施形態の特徴は、対立しない限り相互に組み合わせて1つの実施形態にして使用してもよい。各実施形態は本願の最適な実現モードにすぎない。
【0150】
実施形態は、タイムドメインリソース割当方法およびシステムを提供する。同期信号ブロック送信リソースと競合しないタイムドメインリソース割当の解決策は、同期信号ブロックからさまざまなサブキャリア間隔の組み合わせにおけるスロットへのマッピングパターンに鑑みて得られる。
【0151】
本実施形態の解決策は、PDSCHがスロットにおける数個の連続シンボルの占有についてのみサポートされる既存のタイムドメインリソース割当モードによって生じる、RMSI PDSCHへのリソース割当の制限を回避し、それによってリソース割当の効率および柔軟性が改善される。加えて、タイムドメインリソース割当リストが異なるサブキャリア間隔の組み合わせに対して定められ、タイムドメインリソース割当のオーバヘッドを大幅に低減、RMSI PDSCHのタイムドメインリソース割当を効果的にサポートする。
【0152】
実施形態4
本開示の実施形態は、記憶媒体をさらに提供する。この記憶媒体はコンピュータプログラムを格納する。このコンピュータプログラムが実行されると上記実施形態のいずれかの方法のステップが実施される。
【0153】
任意で、この記憶媒体は、下記ステップを実施するためのコンピュータプログラムを格納するように構成されてもよい。
【0154】
ステップS1において、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定する。タイムドメインリソース割当パターンセットは、第1のチャネル信号のサブキャリア間隔(SCS)である第1のSCSと第2のチャネル信号のSCSである第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示されるタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットタイプに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンを用いることにより、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルを示す。
【0155】
本実施形態において、記憶媒体は、USBディスク、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、モバイルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、または、コンピュータプログラムを格納可能なその他の媒体を含み得るが、これらに限定される訳ではない。
【0156】
本開示の実施形態は、電子デバイスをさらに提供する。この電子デバイスは、メモリとプロセッサとを含む。メモリはコンピュータプログラムを格納する。プロセッサは、上記コンピュータプログラムを実行することにより、上記方法の実施形態のうちのいずれか1つのステップを実施するように構成される。
【0157】
任意で、電子デバイスは、送信デバイスと入出力デバイスとをさらに含み得る。送信デバイスはプロセッサに接続される。入出力デバイスはプロセッサに接続される。
【0158】
任意で、本実施形態において、プロセッサは、コンピュータプログラムを通して以下のステップを実行するように構成されてもよい。
【0159】
ステップS1において、タイムドメインリソース割当パターンセットを決定する。タイムドメインリソース割当パターンセットは、第1のチャネル信号のサブキャリア間隔(SCS)である第1のSCSと第2のチャネル信号のSCSである第2のSCSとの組み合わせに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングによって指示されるタイムドメインリソース割当パターンセット、または、スロットタイプに対応するタイムドメインリソース割当パターンセット、のうちの少なくとも1つを含む。上記タイムドメインリソース割当パターンセットにおけるタイムドメインリソース割当パターンを用いることにより、上記第2のチャネル信号が占有するシンボルを示す。
【0160】
任意で、本実施形態における具体例は、ここでは繰り返さない、上記実施形態および任意の実装例で説明した例であってもよい。
【0161】
明らかに、本開示のモジュールまたはステップのうちの各々は汎用コンピューティングデバイスによって実現できることを当業者は理解するであろう。これらのモジュールまたはステップは、単一のコンピューティングデバイスに集中させても、複数のコンピューティングデバイスで構成されるネットワークに分散させてもよい。任意で、上記各種モジュールまたは各種ステップは、コンピューティングデバイスが実行可能なプログラムコードによって実現されてもよく、上記各種モジュールまたは各種ステップは、このコンピューティングデバイスによって実行されるよう記憶装置に格納されてもよい。状況によっては、例示または記載されているステップは、本明細書に記載のものとは異なる順序で実行されてもよい。これに代えて、上記各種モジュールまたは各種ステップは、別々に各種集積回路モジュールにされてもよく、または、その複数のモジュールまたはステップが実装のために単一の集積回路モジュールにされてもよい。このように、本開示は、ハードウェアとソフトウェアとの任意の特定の組み合わせに限定されるものではない。
【0162】
先に述べたものは本開示の好ましい実施形態にすぎず、本開示を限定することを意図している訳ではない。当業者にとって、本開示は各種修正および変形を含み得るものである。本開示の精神と原理に基づいてなされたいずれの修正、均等の置換、改善などは本開示の範囲に含まれる。