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特許7387691サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物
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  • 特許-サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物 図1
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  • 特許-サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物 図5A
  • 特許-サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物 図5B
  • 特許-サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-17
(45)【発行日】2023-11-28
(54)【発明の名称】サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物
(51)【国際特許分類】
   B28B 1/24 20060101AFI20231120BHJP
   G04B 37/22 20060101ALN20231120BHJP
【FI】
B28B1/24
G04B37/22 V
【請求項の数】 19
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021170699
(22)【出願日】2021-10-19
(65)【公開番号】P2022089159
(43)【公開日】2022-06-15
【審査請求日】2021-10-19
(31)【優先権主張番号】20211403.9
(32)【優先日】2020-12-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】599044744
【氏名又は名称】コマディール・エス アー
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】パスカル・ショパール-ラリエ
【審査官】大西 美和
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-012615(JP,A)
【文献】国際公開第2016/208668(WO,A1)
【文献】特表2016-500363(JP,A)
【文献】特開2005-271578(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B28B 1/00-23/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
別種類の少なくとも2種類の材料を注入することによって、セラミックス及び/又はサーメットによって作られた物を製造する方法であって、
少なくとも1種類の第1の材料(2)と少なくとも1種類の第2の材料(3)を用意するステップと、
注入後に前記第2の材料(3)と対向する前記第1の材料(2)の表面の少なくとも一部にアタッチメント面を形成することを意図した部分(7)がある空洞(6)を備える型(5)であって、前記部分(7)が前記アタッチメント面の一部分に出っ張り又は凹み(2a)を形成することを意図した構造(7a)を有する型(5)を用意するステップと、
前記部分(7)がある前記空洞(6)内に前記第1の材料(2)を注入して、前記第1の材料(2)の一部分に前記構造を押し付けて、その一部分に前記アタッチメント面を形成するステップと、
前記第1の材料(2)の少なくともアタッチメント面に前記第2の材料(3)を注入して、未焼成体(8)を形成するステップと、
前記未焼成体(8)を焼結してブランクを形成するステップと、及び
前記ブランクに仕上げ処理を行って前記物を得るステップとを行い、
前記第1の材料(2)は、化学的組成によって第2の材料(3)と区別され、
前記第1の材料(2)と第2の材料(3)は、セラミックス又はサーメットのいずれかであり、
前記方法は、さらに、前記未焼成体(8)及び/又は前記ブランクの大きさを調整し、前記第1の材料(2)が露出しつつ前記アタッチメント面全体が前記第2の材料(3)によって覆われるように前記第2の材料(3)を部分的に除去する機械加工ステップを行う
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記部分(7)の構造は、不連続的である
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記部分(7)の前記構造には、出っ張り構造がある
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記部分(7)の前記構造は、複数のスタッド(7a)によって形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記部分(7)の前記構造には、凹みがあり、前記部分(7)の前記構造は、複数の凹みによって形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項6】
前記部分(7)は、前記空洞(6)の平面に対して突出しており、これによって、前記第1の材料(2)において、注入中に前記第2の材料(3)で充填されるように意図されたポケット(9)を形成する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第2の材料(3)を前記第1の材料(2)上に注入して、前記第1の材料(2)の層と前記第2の材料(3)の層が重なり合った2つの層がある未焼成体(8)を形成する
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記ポケット(9)に充填されている材料を除くすべての前記第2の材料(3)を機械加工中に除去する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
化学的組成によって区別される少なくとも2種類の材料を含む、サーメット及び/又はセラミックスによって作られた物であって、
前記2種類の材料は、セラミックス又はサーメットであり、
前記物には、前記2種類の材料が積層されている部分(4)があり、
この部分(4)における積層された前記2種類の材料が互いに接する表面の少なくとも一部には、前記2種類の材料のうちの一方の材料の中に他方の材料が入り込んでいるインターリーブ構造が形成され
前記物は、計時器のための外側又はムーブメントのコンポーネントである
ことを特徴とする物。
【請求項10】
前記2種類の材料のうちの一方の材料には、他方の材料で充填される凹み(2a)がある
ことを特徴とする請求項9に記載の物。
【請求項11】
前記凹み(2a)の深さは、0.2mm以上である
ことを特徴とする請求項10に記載の物。
【請求項12】
前記凹み(2a)は、10mm2の表面積当たり、1~10個ある
ことを特徴とする請求項10又は11に記載の物。
【請求項13】
前記計時器のための外側又はムーブメントのコンポーネントは、ケースミドル部、底部、ベゼル、押し部品、ブレスレットリンク、表盤、針、表盤インデックス、振動錘及びディスクからなる群から選択される
ことを特徴とする請求項12に記載の物。
【請求項14】
前記2種類の材料は、互いに色によって区別することができる
ことを特徴とする請求項9~13のいずれか一項に記載の物。
【請求項15】
前記物は、少なくとも2つの異なる色を有するベゼル(1)である
ことを特徴とする請求項14に記載の物。
【請求項16】
第1の色が第1の円弧を占め、第2の色が第2の円弧を占め、
前記第2の円弧は、前記第1の円弧を補って、前記ベゼル(1)の円を形成する
ことを特徴とする請求項15に記載の物。
【請求項17】
前記第1の円弧は、前記第2の円弧よりも大きさが小さい
ことを特徴とする請求項16に記載の物。
【請求項18】
前記第1の円弧は、前記円の4分の1を占め、前記第2の円弧は、前記円の4分の3を占める
ことを特徴とする請求項17に記載の物。
【請求項19】
前記凹み(2a)は、10mm 2 の表面積当たり、1~3個ある
ことを特徴とする請求項10および請求項10を引用する請求項11~18のいずれか一項に記載の物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セラミックス及び/又はサーメットの多段階注入によって得られる物に関する。本発明は、特に、異なる色のセラミックス及び/又はサーメットを注入することによって作られる、ベゼルのような計時器用コンポーネントに関する。
【背景技術】
【0002】
計時器のコンポーネントは、一般的には、注入(射出成形)された様々な色のプラスチック材料によって作られる。したがって、異なる色を有するケースミドル部とベゼルを得ることが可能となる。焼結によって得られるセラミックス又はサーメットを用いる場合、異なる色のコンポーネントを製造することは、はるかに複雑となる。これは、焼結中に30%に達することがある大幅な収縮が観察されるためである。このような収縮の量は、材料の選択や注入される材料の量などのいくつかの要因に依存する。二段階注入(bi-injection)法、より一般的には多段階注入(multi-injection)法、においては、焼結中の収縮に違いが発生し、このことによって、様々な材料の間の接合部において分離が発生する可能性がある。特に、注入されたベゼルの場合、材料の間の半径方向の収縮の違いに関連する間隙が観察される。この違いは、注入された材料の量が2種類の材料の間で異なる場合にはさらに顕著になる。これは特に、一方の材料が他方の材料と比べて円のうちの小さな円弧のみを占める場合に当てはまる。
【0003】
この課題を克服するために、欧州特許文献EP2746243において、単一の材料を注入し、顔料としてはたらく金属を含有する溶液に未焼成体の一部を含浸させてから焼結することが提案されている。この方法には、着色される部分の材料体において均一な色を得ることが難しいという課題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、別種類の注入材料の間の収縮の違いを抑えるような、複数種類の材料を注入するための新規な方法を提案することによって、前記課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このために、本発明は、注入ステップ中に第1の注入材料上に第2の注入材料のためのアタッチメント面を押し付けて形成するように意図された、出っ張り又は凹みの構造を有するインサートを用いる製造方法に関する。このアタッチメント面によって、第2の注入材料を保持し、焼結ステップ中の収縮を減らし、機械加工ステップ中のこれらの2種類の材料の分離を防ぐことができる。
【0006】
より正確には、本発明に係る物を製造する方法は、以下のステップを行う。
- 少なくとも1種類の第1の材料と少なくとも1種類の第2の材料を用意するステップを行う。前記第1の材料は、化学的組成によって第2の材料と区別され、前記第1の材料と第2の材料は、セラミックス又はサーメットのいずれかである。
- 前記第1の材料にアタッチメント面を形成することを意図された、出っ張り又は凹みがある構造が形成された部分がある空洞壁が形成された型を用意するステップを行う。
- 前記部分がある前記空洞壁内に前記第1の材料を注入して、前記第1の材料の一部分に前記構造を押し付けて、その一部分に前記アタッチメント面を形成するステップを行う。
- 前記第1の材料の少なくともアタッチメント面に前記第2の材料を注入して、未焼成体を形成するステップを行う。
- 前記未焼成体を焼結してブランクを形成するステップを行う。
- 前記ブランクに仕上げ処理を行って前記物を得るステップを行う。
【0007】
当該方法は、前記焼結ステップの前及び/又は後に、さらに、前記未焼成体及び/又は前記ブランクの大きさを調整し、前記第1の材料が露出するように前記第2の材料を部分的に除去する機械加工ステップを行う。
【0008】
本発明は、さらに、当該製造方法によって作られた、セラミックス及び/又はサーメットによって作られた物に関する。本発明に係る物は、色によって、又はより一般的には美的外観及び/又は機械的性質によって、区別される別種類の少なくとも2種類の材料を含む。本発明によると、前記物には、前記2種類の材料がインターリーブ構成となっている部分がある。好ましくは、前記物には、前記2種類の材料のうちの一方の材料が他方の材料に形成された凹みを充填する部分がある。
【0009】
添付の図面を参照しながら例として与えられる好ましい実施形態についての以下の説明を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点を理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明に係る型の固定部の2つの空洞壁の3次元図を示しており、2つの空洞壁のうちの一方には、出っ張り構造を有するインサートがある。
図2】出っ張り構造を有するインサートの3次元図である。
図3】右側に第1の材料の注入時、そして、左側に第2の材料の注入時の型を示している断面図である。
図4】材料の二段階注入によって得られた未焼成体の3次元図である。
図5A図5Aは、2色のベゼルを作ることを意図した、機械加工後の未焼成体の3次元図である。
図5B図5Bは、図5Aの未焼成体の半分を示している。
図6】本発明に係る製造方法によって得られたベゼルを上から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は、サーメット又はセラミックスのいずれかである少なくとも別種類の2種類の材料によって作られる物又は物品を注入によって製造する方法に関する。別種類の材料とは、美的外観、特に、色及び/又は機械的性質によって区別される材料を意味する。その代表的な例は、化学的組成の違いである。ベース材料が同じで色を変えるための顔料が異なる場合であることがあり、また、異なるベース材料であることがある。例として、酸化ジルコニウムをベースとするベース材料が同じであり、一方では黒色の材料を得るための黒色の顔料を含有し、他方では白色を得るためにアルミナを含有するような場合である。一般的には、セラミックスは、窒化物、炭化物及び/又は酸化物であることができる。同様に、サーメットは、炭化物、窒化物及び/又は酸化物を含有するセラミックス相と、及びルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金、金及び銀のような貴重な元素などから選択される金属バインダーの相を含むことができる。
【0012】
本発明に係る物は、携行型時計、宝飾品、ブレスレットなどの構成要素のような装飾性の物又は物品であることができる。計時器の分野において、この物は、ケースミドル部、底部、ベゼル、押し部品、ブレスレットリンク、表盤、針、表盤インデックスのような外側コンポーネントであることができる。また、この物は、発振錘、ディスクのようなムーブメントのコンポーネントであることができる。例として、図6に示しているように、当該物は、例として黒と白である、異なる色の2つのセラミックス2及び3によって作られるベゼル1であり、その一方の色は、ベゼルの円の4分の1を占め、他方の色は、その残りの4分の3を占める。本発明によると、この物においては、2種類の材料2及び3が重なり合っている、具体的にはインターリーブ構成となっている、部分4を含む(図5B)。インターリーブとは、2種類の材料のうちの一方の材料において、その表面に、他方の材料が充填される構造があることを意味する。図5Bにおいて、2種類の材料2及び3を示しており、これらは、一方の材料が他方の材料の表面に形成された凹み2aにおいてインターリーブ構成となるように重なり合っている。
【0013】
この物は、様々な材料を注入して未焼成体ないし成形体を形成し、それを焼結することによって作られる。以下において、別種類の2種類の材料を含む物についての製造方法について説明しているが、当該物が別種類の3種類、4種類又はこれより多くの材料を含み、順次的な注入材料のそれぞれに対してアタッチメント面を作ることもできる。
【0014】
図1~6を参照しながら説明すると、当該製造方法は、以下のステップを行う。
- 少なくとも1つの第1の材料2と少なくとも1つの第2の材料3を用意するステップを行う。前記第1の材料は、化学的組成によって第2の材料と区別される。前記第1及び第2の材料は、セラミックス又はサーメットのいずれかである。したがって、第1及び第2の材料は、両方ともセラミックスであることができ、又は両方ともサーメットであることができ、又は一方の材料がセラミックスで他方がサーメットであることができる。
- 第1の注入材料にアタッチメント面を形成することを意図された、出っ張り又は凹みがある構造を有する、インサートとも呼ばれる部分7がある空洞壁6がある型5を用意するステップを行う(図1)。好ましくは、前記構造には、出っ張りが形成される。この構造は、好ましくは、不連続的である。したがって、この構造には、複数のスタッド7a(図2)又は凹みが形成されていることができる。この不連続的な構造は、溝や舌状体のような連続的な構造と比べて、材料の保持を向上させるために好ましい。好ましくは、凹み又はスタッドはそれぞれ、深さ又は高さが0.2mm以上である。好ましくは、スタッド又は凹みの数は、表面積10mm2当たり、1~10個、より好ましくは1~3個である。
- インサート7が設けられた空洞6内に前記第1の材料2を注入して、第1の材料2の一部分に前記構造を押し付けて、第2の材料3のためのアタッチメント構造を形成するステップを行う。
- 少なくとも前記アタッチメント面において第1の材料2上に第2の材料3を注入して、未焼成体8を形成するステップを行う(図3及び4)。
- 未焼成体8を焼結して、ブランクを形成するステップを行う。
- ブランクに対して仕上げ処理をして、前記物を形成するステップを行う。
【0015】
当該方法は、さらに、材料が硬くなりすぎないように、焼結前に、好ましくは未焼成体に対して、機械加工をする機械加工ステップを行う。この機械加工ステップにおいて、第1の材料を露出させるように、第2の材料を少なくとも部分的に除去する。本発明は、前記機械加工ステップを、部分的に焼結の前に行うこと、そして、部分的に焼結の後に行うこと、を除外するものではない。
【0016】
当該方法は、随意的に、有機バインダー(パラフィン、ポリエチレンなど)のシステムを用いて材料を注入する場合に、前記焼結ステップの前にバインダー除去を行うステップを行うことができる。
【0017】
図示している例において、注入デバイスは、固定部5aがある型5を備え、この固定部5aは、第1の材料2を注入するための第1の空洞壁6aと、及び第2の材料3を注入するための第2の空洞壁6bとの2つの空洞壁6があるように形成される(図1)。第1の空洞壁6aには、出っ張り構造を有するインサート7がある。この例において、インサートは、空洞壁に取り付けられるが、空洞壁の残りの部分と一体化することもできる。注入時に、図3の右側に示しているように、固定部5aと可動部5bによって形成される型5内に第1の材料2が注入される。次に、可動部5bが、注入された第1の材料2とともに、他の第2の空洞壁6bの可動部5bの方へと動いて、第2の材料3の注入を行う(図3の左側)。出っ張り構造を有するインサート7は、第2の材料3の注入の際にアタッチメントとして機能する第1の材料2に形成される凹み2aを押し付けることを意図している。同じ平面内に2つの色を有するベゼルに関連する図示している例において、インサート7は、空洞壁6aの平面に対して突出して、第2の注入の間に、第2の材料3で充填されるポケット9を形成する(図3の左側)。図4は、第2の材料3が第1の材料2上に重なり合う二段階注入によって得られた未焼成体8を示している。ベゼルを形成するために、スプルー10が切断され、ベゼルの内径部分が除去される。同様に、第2の材料3の層が、ポケット9を充填する層を除いて除去されて、図5Aのブランクを得る。第2の材料を除去することによって、第1の材料を露出させて、同じ平面内にて2種類の材料が並置されているベゼルを得ることができる。第1の材料に形成されるアタッチメント面のおかげで、焼結ステップ中に第2の材料が保持され、これによって、2種類の材料の間に、間隙のない完全な接合部11を得ることが可能になる。製造方法は、焼結後に、焼結されたブランクの表面を研磨し、該当する場合は、ベゼル1の場合はインデックス12を設けるように、表面をエッチングする仕上げステップを行う(図6)。典型的には、図6におけるベゼル1は、ホワイトジルコニウムとブラックジルコニウムを注入し、酸化性雰囲気下で48時間1400℃の温度で焼結することによって得られる。
【符号の説明】
【0018】
1 ベゼル
2 セラミックスとも呼ばれる第1の材料
2a 凹み
3 セラミックスとも呼ばれる第2の材料
4 物の部分
5 型
5a 固定部
5b 可動部
6 空洞
6a 第1の空洞壁
6b 第2の空洞壁
7 空洞壁の部分とも呼ばれるインサート
7a スタッド
8 未焼成体
9 ポケット
10 未焼成体のスプルー
11 接合部
12 インデックス
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図6