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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-20
(45)【発行日】2023-11-29
(54)【発明の名称】電柱絶縁処理方法および電柱用絶縁装置
(51)【国際特許分類】
   H01B 17/56 20060101AFI20231121BHJP
   H02G 7/00 20060101ALI20231121BHJP
   H02G 1/02 20060101ALI20231121BHJP
【FI】
H01B17/56 A
H02G7/00
H02G1/02
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019072972
(22)【出願日】2019-04-05
(65)【公開番号】P2020170685
(43)【公開日】2020-10-15
【審査請求日】2022-03-10
(73)【特許権者】
【識別番号】000211307
【氏名又は名称】中国電力株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126561
【弁理士】
【氏名又は名称】原嶋 成時郎
(72)【発明者】
【氏名】寺内 智
【審査官】神田 太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-011401(JP,A)
【文献】特開2015-018748(JP,A)
【文献】特開2008-035686(JP,A)
【文献】特開2015-232237(JP,A)
【文献】特開2002-345138(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01B 17/56
H02G 7/00
H02G 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも下部が金属製で、高圧機器が配設された電柱の電柱絶縁処理方法であって、
電気絶縁性と耐候性とを有する帯状で、裏面に接着剤が塗布された電柱用絶縁テープを、前記電柱の、地面から所定の高さまでの外周面に、前記高圧機器から下方に延びる接地線を覆うように、前記接着剤で接着させながら隙間なく巻き付けることで、前記電柱を電気的に絶縁する、
ことを特徴とする電柱絶縁処理方法。
【請求項2】
電気絶縁性と耐候性とを有する帯状で、裏面に接着剤が塗布された電柱用絶縁テープと、
電気絶縁性を有し略円筒状で、少なくとも下部が金属製の電柱を覆うとともに、前記電柱に配設された高圧機器から下方に延びる接地線を収容する収容部を備えた電柱カバーと、
を備え、前記電柱を覆うとともに前記接地線を収容した前記電柱カバーの外周面に、前記電柱用絶縁テープが隙間なく巻き付けられる、
ことを特徴とする電柱用絶縁装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電力柱や通信柱などの電柱の電気絶縁性を確保するための電柱絶縁処理方法および電柱用絶縁装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、高圧や特別高圧の配電線路においては、金属製の電柱(金属柱)に変圧器や開閉器などの機器を配設する場合、これらの機器の外箱にA種接地工事を行う必要がある。このA種接地工事は、高圧機器による感電などの災害を防止するための接地工事であり、接地抵抗値を10Ω以下にする必要があるため、B種接地工事などに比べて工事費が嵩む、という問題があった。
【0003】
このため、金属柱であっても変圧器を絶縁状態に支持することができる、という変圧器絶縁支持スペーサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このスペーサは絶縁材で形成され、腕金の固定ボルトが固定されるスペーサ座部を枠体に備え、U字溝と長穴溝に変圧器のボルト座金を固定するスペーサボルトを保持する。そして、この変圧器絶縁支持スペーサを介して腕金に変圧器を取り付けることで、変圧器を絶縁状態で支持するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2007-207608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1に記載の変圧器絶縁支持スペーサでは、金属柱に複数の機器が配設される場合、各機器に対して変圧器絶縁支持スペーサを取り付けなければならないため、多大な労力と費用とを要する。また、既設の機器に対して絶縁処理(接地工事)が必要になった場合、機器を一旦取り外してから変圧器絶縁支持スペーサと機器を取り付けなければならず、多大な労力と費用とを要する。
【0006】
そこで本発明は、容易かつ低コストで電柱の電気絶縁性を確保することを可能にする電柱絶縁処理方法および電柱用絶縁装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、少なくとも下部が金属製で、高圧機器が配設された電柱の電柱絶縁処理方法であって、電気絶縁性と耐候性とを有する帯状で、裏面に接着剤が塗布された電柱用絶縁テープを、前記電柱の、地面から所定の高さまでの外周面に、前記高圧機器から下方に延びる接地線を覆うように、前記接着剤で接着させながら隙間なく巻き付けることで、前記電柱を電気的に絶縁する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項の発明は、電気絶縁性と耐候性とを有する帯状で、裏面に接着剤が塗布された電柱用絶縁テープと、電気絶縁性を有し略円筒状で、少なくとも下部が金属製の電柱を覆うとともに、前記電柱に配設された高圧機器から下方に延びる接地線を収容する収容部を備えた電柱カバーと、を備え、前記電柱を覆うとともに前記接地線を収容した前記電柱カバーの外周面に、前記電柱用絶縁テープが隙間なく巻き付けられることを特徴とする電柱用絶縁装置である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、電柱の外周面に、この電柱用絶縁テープを隙間なく巻き付けるだけで、電柱を電気的に絶縁して感電を防止することができる。すなわち、絶縁処理が必要な電柱の下部(人の手が触れたりする部分)のみにこの電柱用絶縁テープを巻き付けるだけで、感電を防止できるため、費用が嵩むA種接地工事を行う必要がない。しかも、電柱の下部に対する電柱用絶縁テープの巻き付けは、地上で簡単に行うことができ、停電や工事が不要である。また、従来の変圧器絶縁支持スペーサなどとは異なり、機器ごとに絶縁処理を行う必要がない。
【0011】
このように、容易かつ低コストで電柱の電気絶縁性を確保することが可能となる。しかも、電柱用絶縁テープを巻き付けるだけでよいため、被絶縁部の改修も容易、迅速かつ低コストで行うことが可能となる。
【0012】
また、請求項の発明によれば、前記電柱に配設された高圧機器から下方に延びる接地線を覆うように巻き付けられるため、電柱の電気絶縁性をより確実に確保することが可能となる。
【0013】
請求項の発明によれば、接地線を収容する収容部を備えた電柱カバーの外周面に電柱用絶縁テープが巻き付けられるため、電柱の電気絶縁性をより確実に確保することが可能となる。しかも、電柱用絶縁テープが損傷などしても電柱カバーで電柱が覆われているため、電柱の電気絶縁性を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】この発明の実施の形態1に係る電柱用絶縁テープを示す斜視図である。
図2図1の電柱用絶縁テープの断面図である。
図3図1の電柱用絶縁テープによる絶縁対象の電柱を示す正面図である。
図4図1の電柱用絶縁テープを図3の電柱に巻き付けた状態を示す正面図である。
図5】この発明の実施の形態2に係る電柱用絶縁テープを示す斜視図である。
図6】この発明の実施の形態3に係る電柱カバーを電柱に取り付けた状態を示す正面図である。
図7図6のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1図4は、この実施の形態を示し、図1は、この実施の形態に係る電柱用絶縁テープ1が心管4に巻かれた状態を示す斜視図である。この電柱用絶縁テープ1は、電柱101の電気絶縁性を確保するためのテープであり、少なくとも下部が金属製である電柱101を絶縁処理の対象とする。すなわち、電柱101には、全長にわたって金属製・鋼管製の金属柱や、下部がコンクリート柱でその上が金属柱である複合柱を含む。
【0017】
電柱用絶縁テープ1は、電気絶縁性と耐候性とを有する帯状で、裏面2bに接着剤が塗布された粘着テープである。すなわち、長い帯状・リボン状で、図2に示すように、電気絶縁性と耐候性とを有するテープ本体2の裏面2bに、接着剤からなる接着層3が設けられている。ここで、テープ本体2の電気絶縁性は、後述するようにして電柱101に巻き付けた際に所定の絶縁抵抗が得られるように設定され、テープ本体2の耐候性は、長期間にわたって所定の耐水性や耐紫外線性などが得られるように設定されている。換言すると、このような電気絶縁性と耐候性が得られるように、テープ本体2の材質、厚みが設定されている。また、テープ本体2の幅は、電柱101に巻き付けやすく、かつ、できるだけ少ない巻き数で電柱101に巻き付けられるように設定されている。
【0018】
同様に、接着層3の接着性は、長期間にわたって電柱101に強固に接着し、かつ、長期間にわたって所定の耐水性や耐熱性などが得られるように設定されている。換言すると、このような接着性が得られるように、接着剤の材質、厚みが設定されている。
【0019】
このような2層構造の電柱用絶縁テープ1が、管状の心管4に巻かれている。そして、後述するように、電柱101の外周面に、接着層3で接着させながら隙間なく巻き付けられることで、電柱101を電気的に絶縁するものである。
【0020】
また、テープ本体2の表面2aには、図1に示すように、長手方向に延びる案内線Lが標示されている。すなわち、表面2aの幅中心に、テープ本体2の長手方向に平行に延びる線状の案内線Lが標示されている。そして、後述するように、電柱101に巻き付けられる際に下側に位置する側縁(例えば、第2の側縁1b)を案内線Lに合わせることで、所定数だけ重なって巻き付けられる。つまり、この実施の形態では、電柱用絶縁テープ1が二重に巻き付けられる。ここで、テープ本体2の表面2a全体は、夜間でも見やすい蛍光色(例えば、黄色)で彩色されている。
【0021】
次に、このような構成の電柱用絶縁テープ1の使用方法および、この電柱用絶縁テープ1を使用した電柱絶縁処理方法について説明する。
【0022】
絶縁処理の対象となる電柱101は、図3に示すように、下端部101aが地中Gに埋設され、上端部に腕金102が配設され、その下方に変圧器103などの高圧機器が配設されている。ここでは、簡略化のため変圧器103のみが配設されている場合について、以下に説明する。
【0023】
変圧器103からは接地線104が下方に延び、その下端部104aが地中Gに埋設されている。また、地面から所定の高さ(人が触れたりする高さ)において、電柱101の長手方向に沿うようにして保護管105が電柱101に取り付けられ、この保護管105内に接地線104が挿入されている。また、この実施の形態では、地面から保護管105の高さまでを絶縁処理が必要な絶縁処理領域とする。
【0024】
このような電柱101に対して絶縁処理を行う場合、例えば、電柱101の地面側から電柱用絶縁テープ1を電柱101に巻き付ける。具体的には、例えば、電柱用絶縁テープ1の第1の側縁1aを上側(上向き)にし第2の側縁1bを下側(下向き)にして、電柱101の外周面に接着層3を接着させて第2の側縁1bを案内線Lに重ねながら、電柱用絶縁テープ1を螺旋状に巻き付ける。これにより、電柱101の外周面に電柱用絶縁テープ1が隙間なく、かつ、二重に巻き付けられる。
【0025】
この際、電柱101の地面近くである絶縁処理領域の下部においては、電柱用絶縁テープ1を水平に2、3重巻き付ける。同様に、絶縁処理領域の上部つまり保護管105付近においても、電柱用絶縁テープ1を水平に2、3重巻き付け、保護管105の上部を電柱用絶縁テープ1で塞ぐ。
【0026】
このようにして電柱用絶縁テープ1が巻き付けられることで、電柱101の絶縁処理領域が電気的に絶縁される。ここで、電柱用絶縁テープ1が巻き付けられた電柱101の絶縁処理領域において、所定の絶縁性が得られるように、電柱用絶縁テープ1の電気絶縁性および重なり数(この実施の形態では、二重)が設定されている。
【0027】
以上のように、この電柱用絶縁テープ1および電柱絶縁処理方法によれば、電柱101の外周面に、この電柱用絶縁テープ1を隙間なく巻き付けるだけで、電柱101を電気的に絶縁して感電を防止することができる。すなわち、絶縁処理が必要な電柱101の絶縁処理領域(人が触れたりする領域)のみにこの電柱用絶縁テープ1を巻き付けるだけで、感電を防止できるため、費用が嵩むA種接地工事を行う必要がない。つまり、比較的工事が簡易で低コストなB種接地工事などを行うだけでよい。しかも、電柱101の絶縁処理領域つまり下部に対する電柱用絶縁テープ1の巻き付けは、地上で簡単に行うことができ、停電や工事が不要である。また、従来の変圧器絶縁支持スペーサなどとは異なり、高圧機器ごとに絶縁処理を行う必要がない。
【0028】
このように、容易かつ低コストで電柱101の電気絶縁性を確保することが可能となる。しかも、電柱用絶縁テープ1を巻き付けるだけでよいため、電柱用絶縁テープ1が巻き付けられた被絶縁部の改修も容易、迅速かつ低コストで行うことが可能となる。
【0029】
また、電柱用絶縁テープ1の下側の側縁(例えば、第2の側縁1b)を案内線Lに合わせて、電柱用絶縁テープ1を電柱101に巻き付けることで、電柱用絶縁テープ1を二重に巻き付けることができるため、電柱101の電気絶縁性をより確実に確保することが可能となる。しかも、電柱用絶縁テープ1の下側の側縁を案内線Lに合わせるだけでよいため、経験が浅い作業者などでも、容易かつ適正に巻き付けることが可能となる。
【0030】
(実施の形態2)
図5は、この実施の形態に係る電柱用絶縁テープ1が心管4に巻かれた状態を示す斜視図である。この実施の形態では、案内線L1、L2が実施の形態1と異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。
【0031】
この実施の形態では、テープ本体2の表面2aに、長手方向に延びる2つの案内線L1、L2が標示されている。すなわち、表面2aを幅方向に3等分する位置に、テープ本体2の長手方向に平行に延びる線状の案内線L1、L2が標示されている。そして、電柱101に巻き付けられる際に、下側に位置する側縁を下側の案内線L1、L2に合わせることで、電柱用絶縁テープ1が三重に巻き付けられるものである。
【0032】
具体的には、電柱用絶縁テープ1の第1の側縁1aを上向きにして第2の側縁1bを下向きにした場合、第2の側縁1bを第2の案内線L2に重ねながら、電柱用絶縁テープ1を螺旋状に巻き付ける。また、電柱用絶縁テープ1の第2の側縁1bを上向きにして第1の側縁1aを下向きにした場合、第1の側縁1aを第1の案内線L1に重ねながら、電柱用絶縁テープ1を螺旋状に巻き付ける。これにより、電柱101の外周面に電柱用絶縁テープ1が隙間なく、かつ、三重に巻き付けられる。
【0033】
このように、この実施の形態によれば、電柱用絶縁テープ1を三重に巻き付けることができるため、電柱101の電気絶縁性やその耐久性をより確実に確保することが可能となる。しかも、2つの案内線L1、L2が標示されているため、第1の側縁1aと第2の側縁1bのどちらを上向きにしても、容易かつ適正に三重に巻き付けることが可能となる。
【0034】
(実施の形態3)
図6は、この実施の形態に係る電柱用絶縁装置の電柱カバー5を電柱101に取り付けた状態を示す正面図である。この電柱用絶縁装置は、実施の形態1または2の電柱用絶縁テープ1と電柱カバー5とを備え、電柱用絶縁テープ1については、実施の形態1、2と同等の構成であるため、主として電柱カバー5について以下に説明する。
【0035】
電柱カバー5は、電気絶縁性を有し略円筒状で電柱101の絶縁処理領域を覆うカバーである。具体的には、断面が円弧状で上下方向に延びる2つのカバー体51、52を備え、電柱カバー5を挟む(抱く)ようにカバー体51、52を配設することで、電柱101の絶縁処理領域を覆うものである。ここで、互いに対向するカバー体51、52の端部には係止部が設けられ、この係止部を係止することで、カバー体51、52が隙間なく連結されるとともに電柱101に固定されるようになっている。
【0036】
また、一方のカバー体51、52には、この実施の形態では、第2のカバー体52には、図7に示すように、外側に突出する溝状の収容部52aが長手方向に沿って形成され、この収容部52aに保護管105を収容できるようになっている。
【0037】
そして、電柱101を覆った電柱カバー5の外周面に、電柱用絶縁テープ1が隙間なく巻き付けられるものである。すなわち、電柱101に対して絶縁処理を行う場合には、まず、上記のようにして電柱101を電柱カバー5で覆い、実施の形態1、2と同様にして、電柱カバー5の外周面に電柱用絶縁テープ1を隙間なく巻き付ける。
【0038】
このような実施の形態によれば、電柱101を覆った電柱カバー5の外周面に電柱用絶縁テープ1が巻き付けられるため、電柱101の電気絶縁性をより確実に確保することが可能となる。しかも、電柱用絶縁テープ1が損傷などしても電柱カバー5で電柱101が覆われているため、電柱101の電気絶縁性を確保することが可能となる。
【0039】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態2では、テープ本体2の表面2aに、幅を3等分する案内線L1、L2が標示されているが、実施の形態1の案内線Lと組み合わせてもよい。すなわち、第1の案内線L1と案内線Lとを標示したり、案内線L1、L2と案内線Lとを標示したりしてもよい。これにより、1つの電柱用絶縁テープ1で二重巻きと三重巻きの両方に対応することが可能となる。
【符号の説明】
【0040】
1 電柱用絶縁テープ
1a 第1の側縁
1b 第2の側縁
2 テープ本体
2a 表面
2b 裏面
3 接着層(接着剤)
4 心管
5 電柱カバー
51、52 カバー体
101 電柱
102 腕金
103 変圧器
104 接地線
105 保護管
L、L1、L2 案内線
G 地中
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7