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特許7388077顔日記管理システム、顔日記記録装置、サーバ、顔日記管理方法、及びプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-20
(45)【発行日】2023-11-29
(54)【発明の名称】顔日記管理システム、顔日記記録装置、サーバ、顔日記管理方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06T 1/00 20060101AFI20231121BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20231121BHJP
   G06F 16/58 20190101ALI20231121BHJP
【FI】
G06T1/00 200D
G06Q50/10
G06F16/58
【請求項の数】 64
(21)【出願番号】P 2019169122
(22)【出願日】2019-09-18
(65)【公開番号】P2021047576
(43)【公開日】2021-03-25
【審査請求日】2022-07-26
(73)【特許権者】
【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096091
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 誠一
(72)【発明者】
【氏名】柿沼 光宏
【審査官】渡部 幸和
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-182594(JP,A)
【文献】中川 真紀 他2名,ライフログを用いた遠隔美肌カウンセリングシステム,情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル Vol.52 No.4,第52巻 第4号,日本,一般社団法人情報処理学会,2011年04月15日,1537~1551
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 1/00
G06Q 50/10
G06F 16/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項2】
前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項に記載の顔日記管理システム。
【請求項3】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記サーバは、
前記記憶手段に記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するグラフ生成手段と、
前記グラフ生成手段により生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するグラフ送信手段と、を更に備え、
前記ユーザ端末は、
前記サーバから送信されたグラフを受信し、表示するグラフ表示手段を更に備えることを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項4】
前記ユーザ端末は、
前記グラフ表示手段に表示されたグラフ上の所望の点を指示するグラフ指示手段と、
前記グラフ指示手段により指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示する顔日記表示手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項に記載の顔日記管理システム。
【請求項5】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記ユーザ端末は、
前記顔画像取得手段により取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録する指示記録手段を更に備え、
前記送信手段は、前記顔画像とともに前記指示記録手段により記録された箇所の情報を送信することを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項6】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記ユーザ端末は、
複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択する髪型選択手段と、
前記髪型選択手段により選択された髪型テンプレートを前記顔画像取得手段により取得した顔画像と合成する髪型合成手段と、
前記髪型合成手段により合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信する髪型合成画像送信手段と、を更に備え、
前記サーバの記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶することを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項7】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記ユーザ端末は、
前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる顔画像編集手段と、
前記顔画像編集手段により編集された顔画像を前記サーバに送信する顔画像送信手段と、を更に備え、
前記サーバの前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された顔画像を受信し、理想顔画像として記憶することを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項8】
前記サーバは、
前記理想顔画像から証明写真を生成する証明写真生成手段を更に備えることを特徴とする請求項に記載の顔日記管理システム。
【請求項9】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記サーバは、
前記記憶手段に記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するムービー生成手段を更に備えることを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項10】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、
前記サーバは、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記サーバは、
ユーザに対しリマインドを通知する通知手段を更に備えることを特徴とする顔日記管理システム。
【請求項11】
前記自己評価は、肌の状態に関する評価を含むことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の顔日記管理システム。
【請求項12】
前記入力手段は、前記自己評価を数値入力することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の顔日記管理システム。
【請求項13】
前記入力手段は、前記自己評価としてコメントの入力を受け付けることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の顔日記管理システム。
【請求項14】
前記ユーザ端末は、
日付を指定する日付指定手段と、
前記日付指定手段により指定された日付の顔日記を前記サーバから受信し、表示する顔日記表示手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の顔日記管理システム。
【請求項15】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項16】
前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項15に記載の顔日記記録装置。
【請求項17】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
前記サーバで生成され、前記サーバから送信された、自己評価の経時変化を示すグラフを受信し、表示するグラフ表示手段を更に備えることを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項18】
前記グラフ表示手段に表示されたグラフ上の所望の点を指示するグラフ指示手段と、
前記グラフ指示手段により指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示する顔日記表示手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の顔日記記録装置。
【請求項19】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
前記顔画像取得手段により取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録する指示記録手段を更に備え、
前記送信手段は、前記顔画像とともに前記指示記録手段により記録された箇所の情報を送信することを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項20】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択する髪型選択手段と、
前記髪型選択手段により選択された髪型テンプレートを前記顔画像取得手段により取得した顔画像と合成する髪型合成手段と、
前記髪型合成手段により合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信する髪型合成画像送信手段と、を更に備えることを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項21】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる顔画像編集手段と、
前記顔画像編集手段により編集された顔画像を前記サーバに送信する顔画像送信手段と、を更に備えることを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項22】
前記サーバに、理想顔画像から証明写真を生成するように生成依頼を送信することを特徴とする請求項21に記載の顔日記記録装置。
【請求項23】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
前記サーバで作成され、前記サーバから提供された、顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを再生可能なことを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項24】
サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、
自己評価の入力を受け付ける入力手段と、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、
を備え
前記サーバからユーザに対し通知されたリマインドを受信することを特徴とする顔日記記録装置。
【請求項25】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とするサーバ。
【請求項26】
前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項25に記載のサーバ。
【請求項27】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記記憶手段に記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するグラフ生成手段と、
前記グラフ生成手段により生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するグラフ送信手段と、を更に備えることを特徴とするサーバ。
【請求項28】
前記ユーザ端末で指示された、前記ユーザ端末に表示されたグラフ上の所望の点に対応する日付の顔日記を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項27に記載のサーバ。
【請求項29】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記ユーザ端末で記録された、取得した顔画像に対して気になる箇所の情報を、前記顔画像とともに前記ユーザ端末から受信することを特徴とするサーバ。
【請求項30】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、複数の髪型テンプレートの中から選択された所望の髪型テンプレートを、前記ユーザ端末で取得された顔画像と合成した画像である髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶することを特徴とするサーバ。
【請求項31】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、前記ユーザ端末でユーザの指示に従って表情を変化させた顔画像を受信し、理想顔画像として記憶することを特徴とするサーバ。
【請求項32】
前記理想顔画像から証明写真を生成する証明写真生成手段を更に備えることを特徴とする請求項31に記載のサーバ。
【請求項33】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
前記記憶手段に記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するムービー生成手段を更に備えることを特徴とするサーバ。
【請求項34】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、
を備え
ユーザに対しリマインドを通知する通知手段を更に備えることを特徴とするサーバ。
【請求項35】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、髪型に関する評価を含む自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項36】
前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項35に記載の顔日記管理方法。
【請求項37】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含み、
前記サーバが、記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するステップと、
前記サーバが、生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するステップと、
前記ユーザ端末が、前記サーバから送信されたグラフを受信し、表示するステップと、
を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項38】
前記ユーザ端末が、表示されたグラフ上の所望の点を指示するステップと、
前記ユーザ端末が、指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示するステップと、
を更に含むことを特徴とする請求項37に記載の顔日記管理方法。
【請求項39】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録するステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するとともに、前記顔画像とともに記録された気になる箇所の情報を前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項40】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含み、
前記ユーザ端末が、複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択するステップと、
前記ユーザ端末が、選択された髪型テンプレートを、取得した顔画像と合成するステップと、
前記ユーザ端末が、合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶するステップと、
を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項41】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含み、
前記ユーザ端末が、前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させて編集するステップと、
前記ユーザ端末が、編集された顔画像を前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された編集された顔画像を受信し、理想顔画像として記憶するステップと、
を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項42】
前記サーバが、前記理想顔画像から証明写真を生成するステップ、を更に含むことを特徴とする請求項41に記載の顔日記管理方法。
【請求項43】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含み、
前記サーバが、記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するステップと、
を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項44】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、
前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、
前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、
前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、
前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、
を含み、
前記サーバが、ユーザに対しリマインドを通知するステップと、
を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法。
【請求項45】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とするプログラム
【請求項46】
前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項45に記載のプログラム。
【請求項47】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記サーバで生成され、前記サーバから送信された、自己評価の経時変化を示すグラフを受信し、表示するグラフ表示手段として更に機能させることを特徴とするプログラム
【請求項48】
前記グラフ表示手段に表示されたグラフ上の所望の点を指示するグラフ指示手段と、
前記グラフ指示手段により指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示する顔日記表示手段と、
として更に機能させることを特徴とする請求項47に記載のプログラム。
【請求項49】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記顔画像取得手段により取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録する指示記録手段として更に機能させ、
前記送信手段は、前記顔画像とともに前記指示記録手段により記録された箇所の情報を送信することを特徴とするプログラム
【請求項50】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって、
複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択する髪型選択手段と、
前記髪型選択手段により選択された髪型テンプレートを前記顔画像取得手段により取得した顔画像と合成する髪型合成手段と、
前記髪型合成手段により合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信する髪型合成画像送信手段と、として更に機能させることを特徴とするプログラム
【請求項51】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる顔画像編集手段と、
前記顔画像編集手段により編集された顔画像を前記サーバに送信する顔画像送信手段と、として更に機能させることを特徴とするプログラム
【請求項52】
前記コンピュータに、
前記サーバに、理想顔画像から証明写真を生成するように生成依頼を送信させることを特徴とする請求項51に記載のプログラム。
【請求項53】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記サーバで作成され、前記サーバから提供された、顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを再生可能なものとすることを特徴とするプログラム
【請求項54】
サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、
自己評価の入力を受け付ける入力手段、
前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムであって
前記コンピュータを、
前記サーバからユーザに対し通知されたリマインドを受信するものとすることを特徴とするプログラム
【請求項55】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とするプログラム
【請求項56】
前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項55に記載のプログラム。
【請求項57】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記記憶手段に記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するグラフ生成手段と、
前記グラフ生成手段により生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するグラフ送信手段と、として更に機能させることを特徴とするプログラム
【請求項58】
前記コンピュータに、
前記ユーザ端末で指示された、前記ユーザ端末に表示されたグラフ上の所望の点に対応する日付の顔日記を、前記ユーザ端末に送信させることを特徴とする請求項57に記載のプログラム。
【請求項59】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって
前記コンピュータに、
前記ユーザ端末で記録された、取得した顔画像に対して気になる箇所の情報を、前記顔画像とともに前記ユーザ端末から受信させることを特徴とするプログラム
【請求項60】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、複数の髪型テンプレートの中から選択された所望の髪型テンプレートを、前記ユーザ端末で取得された顔画像と合成した画像である髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶することを特徴とするプログラム
【請求項61】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、前記ユーザ端末でユーザの指示に従って表情を変化させた顔画像を受信し、理想顔画像として記憶することを特徴とするプログラム
【請求項62】
前記理想顔画像から証明写真を生成する証明写真生成手段として更に機能させることを特徴とする請求項61に記載のプログラム。
【請求項63】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記記憶手段に記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するムービー生成手段として更に機能させることを特徴とするプログラム
【請求項64】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、
受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、
として機能させるためのプログラムであって、
ユーザに対しリマインドを通知する通知手段として更に機能させることを特徴とするプログラム
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔日記管理システム、顔日記記録装置、サーバ、顔日記管理方法、及びプログラムに関し、詳細には、顔画像の記録、評価、及び管理に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォン等のカメラ付き電子機器が普及し、ユーザが気軽に写真を撮影し、撮影画像を活用する機会が増えている。また、撮影した顔画像から本人を確認する技術や、顔の表情から感情を認識する技術等が提案されている。また、近年では顔画像を解析し、顔の美しさを数値化して出力するアプリケーションも開発されている(非特許文献1)。このアプリケーションでは、機械学習(Deep Learning)を利用して、人や物をはじめとした様々な「見た目」に対する抽象的な評価を、一般的な社会での評価に近い形で数値化している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【文献】株式会社PARTY、2016年、"Deeplooks見えないものを見るテクノロジー"、[online]、令和1年9月8日検索]、インターネット、<URL:https://deeplooks.com/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、同じ人物の顔であっても、髪型や肌の状態、表情の変化等で印象が変わるものである。また、仕事面やプライベート面での充実度や目標の到達度合い等によっても、顔つきが変化することがある。そのため、顔の画像をその日の評価とともに記録しておくことは、日常生活の改善のヒントとなり得る。
【0005】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの顔画像やその日の評価を日記として記録した顔日記をスマートフォン等のユーザ端末を利用して手軽に記録することができる顔日記管理システム、顔日記記録装置、サーバ、顔日記管理方法、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とする顔日記管理システムである。
【0007】
第1の発明の顔日記管理システムによれば、ユーザ端末において取得したユーザの顔画像とユーザが入力した自己評価とを紐づけてサーバに送信すると、サーバは、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する。これにより、ユーザはユーザ端末を用いて手軽に顔日記を生成・記録することができるようになる。また顔日記において、ユーザ自身の基準で自分の顔画像を定量的に評価し管理することが可能となる。また、前記自己評価は、髪型に関する評価を含む。これにより、顔画像について、髪型を自分で評価して日々記録しておくことが可能となる。
【0008】
第1の発明において、前記自己評価は、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価等を含むことが望ましい。これにより、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度等の評価についても、顔日記として顔画像と紐づけて記録しておくことが可能となる。
【0011】
第2の発明はユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記サーバは、前記記憶手段に記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するグラフ生成手段と、前記グラフ生成手段により生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するグラフ送信手段と、を更に備え、前記ユーザ端末は、前記サーバから送信されたグラフを受信し、表示するグラフ表示手段を更に備えることを特徴とする顔日記管理システムである第2に発明によれば、顔日記の付加機能として、自己評価の経時変化を示すグラフを生成し、ユーザ端末に表示することが可能となる。ユーザはグラフから、自己評価の経時変化を確認することが可能となる。
【0012】
第2の発明において、前記ユーザ端末は、前記グラフ表示手段に表示されたグラフ上の所望の点を指示するグラフ指示手段と、前記グラフ指示手段により指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示する顔日記表示手段と、を更に備えることが望ましい。これにより、ユーザがグラフ上の所望の点を指示することで、指示した点に対応する日付の顔日記を表示させることができる。これによりグラフ上の各点に対応する顔画像や自己評価を簡単に確認できる。
【0013】
第3の発明はユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記ユーザ端末は、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録する指示記録手段を更に備え、前記送信手段は、前記顔画像とともに前記指示記録手段により記録された箇所の情報を送信することを特徴とする顔日記管理システムである第3の発明によれば、顔画像の気になる箇所を顔日記として記録しておくことが可能となる。例えば、ニキビ、シミ、吹き出物等について、その日の自己評価とともに記録しておくことが可能となる。
【0014】
第4の発明はユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記ユーザ端末は、複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択する髪型選択手段と、前記髪型選択手段により選択された髪型テンプレートを前記顔画像取得手段により取得した顔画像と合成する髪型合成手段と、前記髪型合成手段により合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信する髪型合成画像送信手段と、を更に備え、前記サーバの記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶することを特徴とする顔日記管理システムである第4の発明によれば、ユーザが理想とする髪型の画像をユーザの顔画像に当てはめて作成することが可能となる。自分に合った髪型を見つけたり、作成した理想髪型画像を美容院等で髪型をオーダーする際に利用できる。
【0015】
第5の発明はユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記ユーザ端末は、前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる顔画像編集手段と、前記顔画像編集手段により編集された顔画像を前記サーバに送信する顔画像送信手段と、を更に備え、前記サーバの前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された顔画像を受信し、理想顔画像として記憶することを特徴とする顔日記管理システムである第5の発明によれば、ユーザは、顔画像の表情を変化させ、理想的な表情の顔画像を生成することが可能となる。また、前記サーバは、前記理想顔画像から証明写真を生成する証明写真生成手段を更に備えてもよい。
【0016】
第6の発明はユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記サーバは、前記記憶手段に記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するムービー生成手段を更に備えることを特徴とする顔日記管理システムである第6の発明によれば、経時的な顔の変化を動画で確認することが可能となる。
【0017】
第7の発明はユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムであって、前記ユーザ端末は、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記サーバは、ユーザに対しリマインドを通知する通知手段を更に備えることを特徴とする顔日記管理システムである第7の発明によれば、例えば、髪を切る時期がいつなのか等、普段忘れやすいことをユーザにリマインドできる。
また、第1から第7の発明において、前記自己評価は、肌の状態に関する評価を含むことが望ましい。これにより、顔画像について、肌の状態を自分で評価して日々記録しておくことが可能となる。
また、前記入力手段は、前記自己評価を数値入力することが望ましい。これにより、各評価項目についての自己評価をスコアとして定量的に記録できる。また、前記入力手段は、前記自己評価としてコメントの入力を受け付けるようにすれば、ユーザは自由に顔画像や一日の出来事についてのコメントを入力でき、日記としての機能が充実する。
また、前記ユーザ端末は、日付を指定する日付指定手段と、前記日付指定手段により指定された日付の顔日記を前記サーバから受信し、表示する顔日記表示手段と、を更に備えることが望ましい。これにより、サーバに記憶されている顔日記を日付を指定して読み出し、ユーザ端末に表示させることが可能となる。
【0018】
の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とする顔日記記録装置である。
また、第8の発明において、前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことが望ましい。
第9の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバで生成され、前記サーバから送信された、自己評価の経時変化を示すグラフを受信し、表示するグラフ表示手段を更に備えることを特徴とする顔日記記録装置である。
また、第9の発明において、前記グラフ表示手段に表示されたグラフ上の所望の点を指示するグラフ指示手段と、前記グラフ指示手段により指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示する顔日記表示手段と、を更に備えることが望ましい。
第10の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録する指示記録手段を更に備え、前記送信手段は、前記顔画像とともに前記指示記録手段により記録された箇所の情報を送信することを特徴とする顔日記記録装置である。
第11の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択する髪型選択手段と、前記髪型選択手段により選択された髪型テンプレートを前記顔画像取得手段により取得した顔画像と合成する髪型合成手段と、前記髪型合成手段により合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信する髪型合成画像送信手段と、を更に備えることを特徴とする顔日記記録装置である。
第12の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる顔画像編集手段と、前記顔画像編集手段により編集された顔画像を前記サーバに送信する顔画像送信手段と、を更に備えることを特徴とする顔日記記録装置である。
また、第12の発明において、前記サーバに、理想顔画像から証明写真を生成するように生成依頼を送信することが望ましい。
第13の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバで作成され、前記サーバから提供された、顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを再生可能なことを特徴とする顔日記記録装置である。
第14の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続された顔日記記録装置であって、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段と、自己評価の入力を受け付ける入力手段と、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段と、を備え、前記サーバからユーザに対し通知されたリマインドを受信することを特徴とする顔日記記録装置である。
【0019】
8から第14の発明により、第1から第7の発明の顔日記管理システムにおけるユーザ端末を顔日記記録装置として提供できる。
【0020】
15の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とするサーバである。
また、第15の発明において、前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことが望ましい。
第16の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するグラフ生成手段と、前記グラフ生成手段により生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するグラフ送信手段と、を更に備えることを特徴とするサーバである。
また、第16の発明において、前記ユーザ端末で指示された、前記ユーザ端末に表示されたグラフ上の所望の点に対応する日付の顔日記を、前記ユーザ端末に送信することが望ましい。
第17の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記ユーザ端末で記録された、取得した顔画像に対して気になる箇所の情報を、前記顔画像とともに前記ユーザ端末から受信することを特徴とするサーバである。
第18の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、複数の髪型テンプレートの中から選択された所望の髪型テンプレートを、前記ユーザ端末で取得された顔画像と合成した画像である髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶することを特徴とするサーバである。
第19の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、前記ユーザ端末でユーザの指示に従って表情を変化させた顔画像を受信し、理想顔画像として記憶することを特徴とするサーバである。
また、第19の発明において、前記理想顔画像から証明写真を生成する証明写真生成手段を更に備えることが望ましい。
第20の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するムービー生成手段を更に備えることを特徴とするサーバである。
第21の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたサーバであって、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段と、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段と、を備え、ユーザに対しリマインドを通知する通知手段を更に備えることを特徴とするサーバである。
【0021】
15から第21の発明により、第1から第7の発明の顔日記管理システムにおけるサーバを提供できる。
【0022】
22の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、髪型に関する評価を含む自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
また、第22の発明において、前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことが望ましい。
第23の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含み、前記サーバが、記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するステップと、前記サーバが、生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するステップと、前記ユーザ端末が、前記サーバから送信されたグラフを受信し、表示するステップと、を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
また、第23の発明において、前記ユーザ端末が、表示されたグラフ上の所望の点を指示するステップと、前記ユーザ端末が、指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示するステップと、を更に含むことが望ましい。
第24の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録するステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するとともに、前記顔画像とともに記録された気になる箇所の情報を前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
第25の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含み、前記ユーザ端末が、複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択するステップと、前記ユーザ端末が、選択された髪型テンプレートを、取得した顔画像と合成するステップと、前記ユーザ端末が、合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶するステップと、を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
第26の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含み、前記ユーザ端末が、前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させて編集するステップと、前記ユーザ端末が、編集された顔画像を前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された編集された顔画像を受信し、理想顔画像として記憶するステップと、を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
また、第26の発明において、前記サーバが、前記理想顔画像から証明写真を生成するステップ、を更に含むことが望ましい。
第27の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含み、前記サーバが、記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するステップと、を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
第28の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続された顔日記管理システムにおける顔日記管理方法であって、前記ユーザ端末が、ユーザの顔画像を取得するステップと、前記ユーザ端末が、自己評価の入力を受け付けるステップと、前記ユーザ端末が、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信するステップと、前記サーバが、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信するステップと、前記サーバが、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶するステップと、を含み、前記サーバが、ユーザに対しリマインドを通知するステップと、を更に含むことを特徴とする顔日記管理方法である。
【0023】
22から第28の発明の顔日記管理方法によれば、ユーザ端末において取得したユーザの顔画像とユーザが入力した自己評価とを紐づけてサーバに送信すると、サーバは、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する。これにより、ユーザはユーザ端末を用いて手軽に顔日記を生成・記録することができるようになる。また、顔日記において、ユーザ自身の基準で自分の顔画像を定量的に評価し管理することが可能となる。
【0024】
29の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とするプログラムである
また、第29の発明において、前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことが望ましい。
第30の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記サーバで生成され、前記サーバから送信された、自己評価の経時変化を示すグラフを受信し、表示するグラフ表示手段として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
また、第30の発明において、前記グラフ表示手段に表示されたグラフ上の所望の点を指示するグラフ指示手段と、前記グラフ指示手段により指示された点に対応する日付の顔日記を前記サーバから受信して表示する顔日記表示手段と、として更に機能させることが望ましい。
第31の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に対して気になる箇所を指示して記録する指示記録手段として更に機能させ、前記送信手段は、前記顔画像とともに前記指示記録手段により記録された箇所の情報を送信することを特徴とするプログラムである。
第32の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、複数の髪型テンプレートの中から所望のテンプレートを選択する髪型選択手段と、前記髪型選択手段により選択された髪型テンプレートを前記顔画像取得手段により取得した顔画像と合成する髪型合成手段と、前記髪型合成手段により合成された画像である髪型合成画像を前記サーバに送信する髪型合成画像送信手段と、として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
第33の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる顔画像編集手段と、前記顔画像編集手段により編集された顔画像を前記サーバに送信する顔画像送信手段と、として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
また、第33の発明において、前記コンピュータに、前記サーバに、理想顔画像から証明写真を生成するように生成依頼を送信させることが望ましい。
第34の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記サーバで作成され、前記サーバから提供された、顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを再生可能なものとすることを特徴とするプログラムである。
第35の発明は、サーバとネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、ユーザの顔画像を取得する顔画像取得手段、自己評価の入力を受け付ける入力手段、前記顔画像と前記自己評価とを紐づけて前記サーバに送信する送信手段、として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記サーバからユーザに対し通知されたリマインドを受信するものとすることを特徴とするプログラムである。
29から第35の発明により、コンピュータを第1から第7の発明の顔日記管理システムにおけるユーザ端末、または第8から第14の発明の顔日記記録装置として機能させることが可能となる
【0025】
36の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、前記自己評価は、髪型に関する評価を含むことを特徴とするプログラムである。
また、第36の発明において、前記自己評価は、更に、健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度に関する評価のうち少なくともいずれか1つを含むことが望ましい。
第37の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、前記記憶手段に記憶された顔日記から日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成するグラフ生成手段と、前記グラフ生成手段により生成されたグラフを前記ユーザ端末に送信するグラフ送信手段と、として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
また、第37の発明において、前記コンピュータに、前記ユーザ端末で指示された、前記ユーザ端末に表示されたグラフ上の所望の点に対応する日付の顔日記を、前記ユーザ端末に送信させることが望ましい。
第38の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータに、前記ユーザ端末で記録された、取得した顔画像に対して気になる箇所の情報を、前記顔画像とともに前記ユーザ端末から受信させることを特徴とするプログラムである。
第39の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、複数の髪型テンプレートの中から選択された所望の髪型テンプレートを、前記ユーザ端末で取得された顔画像と合成した画像である髪型合成画像を受信し、理想髪型画像として記憶することを特徴とするプログラムである。
第40の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、前記記憶手段は、前記ユーザ端末から送信された、前記ユーザ端末でユーザの指示に従って表情を変化させた顔画像を受信し、理想顔画像として記憶することを特徴とするプログラムである。
また、第40の発明において、前記理想顔画像から証明写真を生成する証明写真生成手段として更に機能させることが望ましい。
第41の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、前記記憶手段に記憶した顔日記に含まれる顔画像を連続的に再生するムービーを作成し、前記ユーザ端末にて再生可能に提供するムービー生成手段として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
第42の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、前記ユーザ端末から送信された顔画像及び自己評価を受信する受信手段、受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する記憶手段、として機能させるためのプログラムであって、ユーザに対しリマインドを通知する通知手段として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
36から第42の発明により、コンピュータを第1から第7の発明の顔日記管理システムにおけるサーバ、または第15から第21の発明のサーバとして機能させることが可能となる。
【発明の効果】
【0026】
本発明により、ユーザの顔画像やその日の評価を日記として記録した顔日記をスマートフォン等のユーザ端末を利用して手軽に記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本発明に係る顔日記管理システム1のシステム構成を示すブロック図
図2】顔日記管理システム1の機能構成を示すブロック図
図3】サーバ3のハードウェア構成の例を示す図
図4】ユーザ端末5(顔日記記録装置)のハードウェア構成の例を示す図
図5】顔日記データベース321に記憶されるデータの内容を示す図
図6】顔日記管理システム1においてユーザ端末5が実行する処理の流れを示すフローチャート
図7】顔日記管理システム1においてサーバ3が実行する処理の流れを示すフローチャート
図8】日記画面41の例を示す図
図9】日付選択後に表示される確認メッセージ41cの例を示す図
図10】顔画像取得画面43の例を示す図
図11】撮影画面44の例を示す図
図12】登録確認画面45の例を示す図
図13】顔位置設定画面46の例を示す図
図14】顔日記編集処理の流れを説明するフローチャート
図15】顔日記編集画面47の例を示す図
図16】評価入力欄48の例を示す図
図17】評価詳細入力欄49の例を示す図
図18】指摘ボタン47cの操作により表示される指摘ポインタ61aの例を示す図
図19】指摘ポインタ61aの選択操作により表示される拡大画像61d及びコメント入力欄61cの例を示す図
図20】メニュー処理の流れを説明するフローチャート
図21】グラフ表示処理の流れを説明するフローチャート
図22】グラフ表示画面71の例を示す図
図23】理想画像編集処理の流れを説明するフローチャート
図24】理想画像表示画面72の例
図25】髪型編集画面73の例を示す図
図26】理想顔画像表示画面74の例を示す図
図27】表情編集画面75の例を示す図
図28】ムービー処理の流れを説明するフローチャート
図29】ムービー画面76の例を示す図
図30】ムービー編集画面77の例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0029】
図1は本発明に係る顔日記管理システム1のシステム構成を示す図、図2は顔日記管理システム1の機能構成を示すブロック図である。
【0030】
図1に示すように、顔日記管理システム1は、サーバ3とユーザ端末5とがネットワーク7を介して通信接続されて構成される。
【0031】
サーバ3は、顔画像及び自己評価を紐づけ、日付情報とともに記録した顔日記を記憶・管理するコンピュータである。図2に示すように、サーバ3は、受信部31、記憶部32、送信部33等を有する。またサーバ3は付加的な機能として、グラフ生成部34、理想画像生成部35、証明写真生成部36、ムービー生成部37、通知部38等を備える。
【0032】
サーバ3の受信部31は、ユーザ端末5から送信された顔画像及び自己評価を受信する。
記憶部32は、受信部31により受信した顔画像及び自己評価を顔日記として記憶する。顔日記は、記憶部32の顔日記データベース321に格納される。顔日記データベース321の詳細については後述する。
【0033】
送信部33は、サーバ3で記憶、管理されているデータをユーザ端末5に送信する。送信部33は、例えば、ユーザ端末5から指定された日付の顔日記を記憶部32の顔日記データベース321から取得してユーザ端末5に送信する。また、送信部33は、サーバ3が生成したグラフ、理想髪型画像322、理想顔画像323、ムービー324、証明写真等をユーザ端末5に送信する。受信部31及び送信部33は、顔日記、グラフ、ムービー324、証明写真、理想髪型画像322、理想顔画像323等の編集の際に必要なデータをユーザ端末5との間で送受信する。
【0034】
グラフ生成部34は、顔日記データベース321に記憶されている自己評価の推移を時系列に示す評価グラフ71aや気になる箇所の指摘数の推移を時系列に示す指摘数グラフ71e(図21、22参照)を作成する。作成した評価グラフ71aや指摘数グラフ71eは、ユーザ端末5に送信され、表示部504に表示される。
【0035】
理想画像生成部35は、ユーザ端末5において選択された髪型テンプレートにユーザの顔画像を合成した髪型合成画像を生成し、理想髪型画像322として記憶部32に記憶する。合成処理を行う際、理想画像生成部35は、顔画像の頭(顔)の大きさを判別し、髪型テンプレートに合うように顔画像を拡大縮小したり、肌や髪を髪型テンプレートとなじませる画像処理を行ったりすることが望ましい。また、理想画像生成部35は、顔画像の表情を変化させ、理想の表情とした顔画像である理想顔画像323を生成し、記憶部32に記憶する。理想の表情とは、ユーザに日々意識させたい、目標とさせたい表情や、ユーザ自身が理想的と考える表情、または証明写真でも利用できる表情等である。自動編集の場合は、サーバ3が、顔画像から目、口、眉等の各顔パーツを判別して大きさや角度の修正を行う。マニュアル編集の場合は、ユーザ端末5から送信された指示(目、口、眉等の各顔パーツの変化度合い)に従ってサーバ3がユーザの顔画像の画像修正を行う。
【0036】
証明写真生成部36は、理想画像生成部35により生成された理想顔画像323または顔日記データベース321に記憶されている顔画像を記憶部32から取得して、証明写真を生成する。証明写真は、理想顔画像323から背景を除去し、肌色等を適切に調整した画像である。証明写真生成部36は、生成した証明写真を送信部33を介してユーザ端末5に送信する。或いは、証明写真生成部36は証明写真を識別する識別情報を付して記憶部32に記憶し、証明写真の識別情報をユーザ端末5に送信するものとしてもよい。
【0037】
ムービー生成部37は、顔日記データベース321に蓄積記憶した同じユーザの顔画像を時系列に連続的に再生するムービー(動画像)を作成する。ムービー生成部37は、ユーザ端末5において選択されたムービーテンプレートに基づいて顔画像に音楽や映像効果等を付加し、ムービーを生成する。生成したムービーは、ユーザ端末5或いは任意の端末で再生可能に提供される。
【0038】
通知部38は、ユーザに対しリマインドを通知する。例えば、所定の時刻までに顔日記が記録されていない場合はその旨の通知を行う。また、顔日記データベース321に記憶されている顔日記を解析し、解析結果に基づいてユーザに対しリマインドを通知してもよい。例えば、顔日記のコメントの情報や髪の伸び具合等から次に美容院に行くべき日を決定し、その日の前に通知する。
【0039】
図3は、サーバ3のハードウェア構成の例を示す図である。図3に示すように、サーバ3は、制御部301、記憶部302、及び通信部303をバス309等により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
【0040】
制御部301は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成される。CPUは、記憶部302、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス309を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ3が行う処理を実現する。
【0041】
記憶部302は、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部301が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、顔日記の記録、表示、その他の機能に関する処理をサーバ3に実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。サーバ3が実行する処理の詳細については後述する。
【0042】
通信部303は、通信制御装置、通信ポート等を有し、サーバ3とネットワーク7との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク7を介して、ユーザ端末5や他のコンピュータとの通信制御を行うことが可能である。バス309は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
【0043】
図1に説明に戻る。
ユーザ端末5は、サーバ3にネットワーク7を介して通信接続可能な端末であり、例えば、スマートフォン、ノート型PC、デスクトップPC、AIスピーカ、ゲーム機、その他の電子機器である。ユーザ端末5は、図2に示すように、顔画像取得部51、自己評価入力部52、顔日記記録部53、送信部54、日付指定部55、受信部56、顔日記表示部57等を備える。またユーザ端末5は付加的な機能として、グラフ表示部58、指示記録部59、髪型選択部60、髪型合成部61、顔画像編集部62、ムービー処理部63等を備えてもよい。
【0044】
顔画像取得部51は、ユーザ端末5のカメラ506(図4参照)で撮影された顔画像または記憶部502に記憶されている顔画像を取得する。顔画像とは、人物の顔を含む画像である。
【0045】
自己評価入力部52は、ユーザによる自己評価の入力を受け付ける。自己評価は、顔画像取得部51により取得した顔画像について、髪型に関する評価や肌の状態に関する評価を含む。更に、ユーザ自身の健康面、仕事面、プライベート面、及び目標の到達度等の評価を含むようにしてもよい。自己評価入力部52は、自己評価を入力するためのユーザインターフェースとして、顔日記編集画面47において評価入力欄48、49を表示する。評価入力欄48、49は、例えば評価項目毎のスコアを入力するためのスライドバー48a、49a~49gを有し、自己評価の数値(スコア)入力を受け付ける。また、自己評価入力部52は、コメント入力欄47eを表示し、コメントの入力を受け付ける。
【0046】
顔日記記録部53は、顔画像取得部51により取得した顔画像と自己評価入力部52により入力された自己評価とを日付情報と紐づけた顔日記を生成し、送信部54に送信する。
送信部54は、顔日記記録部53により生成された顔日記をサーバ3に送信する。サーバ3は、受信した顔日記を顔日記データベース321に記憶する。
【0047】
なお、本発明の顔日記管理システム1は、顔日記記録部53をサーバ3側に設ける構成としてもよい。その場合、ユーザ端末5の送信部54は、顔画像取得部51により取得した顔画像と自己評価入力部52により入力された自己評価とをサーバ3に送信する。サーバ3の顔日記記録部53はユーザ端末5から送信された顔画像と自己評価とを日付情報と紐づけた顔日記を生成し、顔日記データベース321に記憶する。
【0048】
日付指定部55は、日付を指定するためのユーザインターフェースとして日付指定画面41をユーザ端末5の表示部504に表示し、ユーザによる日付の指定を受け付ける。日付指定部55は、指定された日付情報とともに顔日記の取得要求を送信部54を介してサーバ3に送信する。
【0049】
サーバ3は、ユーザ端末5から顔日記の取得要求と日付情報を受信すると、顔日記データベース321に記憶されているユーザの顔日記の中から指定された日付の顔日記データを読み出し、送信部33を介してユーザ端末5に送信する。
【0050】
ユーザ端末5の受信部56は、サーバ3から指定日付の顔日記データを受信する。顔日記表示部57は、受信した顔日記をユーザ端末5の表示部504に表示する。顔日記は、図15に示す顔日記編集画面47のように、顔画像40、評価スコア47f、指摘数47g、コメント47e等が表示される。顔日記編集画面47(図15参照)については後述する。
【0051】
グラフ表示部58は、グラフ機能(グラフ表示処理)において、サーバ3からグラフを取得し、ユーザ端末5の表示部504に表示する。グラフ表示部58は、サーバ3に対してグラフの送信を要求する。サーバ3は、グラフの送信要求を受信すると、グラフ生成部34により顔日記データベース321に記憶された顔日記の日付情報及び自己評価の情報を取得し、自己評価の経時変化を示すグラフを生成する。グラフは、例えば、評価グラフ71aや、指摘数グラフ71e等である。生成されたグラフは送信部33を介してユーザ端末5に送信される。
【0052】
指示記録部59は、顔画像取得部51により取得した顔画像の気になる箇所の指示記録及び該箇所に対するコメントの入力を受け付ける。指示記録部59は、指示された気になる箇所の位置情報(座標)とコメントを送信部54を介してサーバ3に送信する。サーバ3は、受信した指示された気になる箇所の位置情報とコメントを、該当する日付の顔日記(顔日記データベース321)に記憶する。
【0053】
髪型選択部60は、理想画像編集機能(理想画像編集処理)において、複数の髪型テンプレートの中からユーザによる所望のテンプレートの選択を受け付ける。髪型テンプレートは、サーバ3からダウンロードできる。髪型選択部60は、ユーザにより選択された髪型テンプレートの識別情報を髪型合成部61に送る。
【0054】
髪型合成部61は、髪型選択部60により選択された髪型テンプレートを顔画像取得部51により取得した顔画像と合成し、髪型合成画像を生成する。生成された髪型合成画像は、送信部54を介してサーバ3に送信される。サーバ3は髪型合成画像をユーザ端末5から受信して理想髪型画像322として記憶部32に記憶する。なお、本発明の顔日記管理システム1は、髪型合成部61において実施される処理をサーバ3の理想画像生成部35が実施する構成としてもよい。その場合、ユーザ端末5の送信部54は、顔画像取得部51により取得した顔画像と髪型選択部60により選択された髪型テンプレート(または髪型テンプレートの識別情報)とをサーバ3に送信する。サーバ3の理想画像生成部35は、髪型テンプレートと受信した顔画像とを合成し、髪型合成画像を生成する。サーバ3は髪型合成画像を理想髪型画像322として記憶部32に記憶する。
【0055】
顔画像編集部62は、理想画像編集機能(理想画像編集処理)において、顔画像取得部51により取得した顔画像の表情をユーザの指示に従って変化させる(マニュアル編集)。表情が編集された顔画像は、送信部54を介してサーバ3に送信され、記憶部32に理想顔画像323として記憶される。顔画像編集部62は、表情を変化させるための操作を行うユーザインターフェースを提供することが望ましい。ユーザインターフェースは、例えば、「口角を上げる」、「目尻を下げる」、「肌の色を明るくする」等というように各顔パーツの角度や色合い等を調整するための操作部を有する。
【0056】
なお、理想画像編集機能では、上述のマニュアル編集に加え、サーバ3側で表情を調整する自動編集機能を備える。自動編集機能では、サーバ3の理想画像生成部35がユーザ端末5からの要求に応答して顔画像の表情を変化させた理想顔画像を生成し、ユーザ端末5に送信する。
【0057】
ムービー処理部63は、どの期間の顔画像を使用してムービーを作成するかという指示情報や、ユーザにより選択されたムービーテンプレートの情報等をサーバ3に送信し、サーバ3にムービーの作成を依頼する。また、ムービー処理部63は、サーバ3のムービー生成部37で生成されたムービーを取得(受信)し、ムービーの再生や停止等の処理を行う。
【0058】
図4は、ユーザ端末5のハードウェア構成の例を示す図である。図4に示すように、ユーザ端末5は、制御部501、記憶部502、通信部503、表示部504、入力部505、カメラ506、及び音声処理部507をバス509により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
【0059】
制御部501、記憶部502、通信部503の機能は上述した制御部301、記憶部302、通信部303と略同様である。なお、ユーザ端末5の記憶部502には後述する処理をユーザ端末5に実行させるためのプログラムが格納される。
【0060】
表示部504は、入力部505を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等により実現される。表示部504は、ユーザの操作・選択に係る各種の画面を表示し、画面上のタッチ操作によるユーザの指示入力等を受付ける。
入力部505は、タッチパネル及び各種のボタン等により構成され、入力された信号を制御部501に入力する。
【0061】
カメラ506は、ユーザの顔画像を撮影するカメラであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子により構成される。
【0062】
音声処理部507は、マイク(音声入力部)、スピーカ(音声出力部)、音声認識部、音声合成部等を備え、マイクから入力された音声を認識して制御部501へ入力する。また、制御部501から出力された音声をスピーカから出力する。
【0063】
ネットワーク7は、LAN(Local Area Network)や、より広域に通信接続されたWAN(Wide Area Network)、またはインターネット等の公衆の通信回線、基地局等を含む。ネットワーク7は有線、無線を問わない。
【0064】
次に、サーバ3の顔日記データベース321に記憶される顔日記のデータ構成について説明する。図5は顔日記データベース321のデータの内容を示す図である。図5に示すように、顔日記データベース321は、ユーザID321a、顔画像321b、日時321c、自己評価321d、気になる箇所321e等のデータを有する。
【0065】
ユーザID321aはユーザの識別情報であり、予め行われるユーザ登録処理において各ユーザにそれぞれ発行される。
顔画像321bは、ユーザ端末5から送信される顔画像である。
日時321cは顔画像の撮影日時、または送信日時である。
自己評価321dは顔画像と紐づけてユーザ端末5から送信された自己評価情報である。自己評価321dは、評価項目として、「髪型」、「肌の状態」、「今日の出来事」、「目標到達度」、「健康面」、「仕事」、「プライベート」、「自由コメント」等を含む。各評価項目のうち、「髪型」、「肌の状態」、「今日の出来事」、「目標到達度」、「健康面」、「仕事」、「プライベート」には、評価スコア(数値)が格納され、「自由コメント」にはユーザ端末5において入力されたコメント(テキスト)が格納される。
気になる箇所321eは、指示記録部59により指摘された顔画像の気になる箇所の位置情報と該箇所に対するコメントが格納される。「位置情報」には、座標値(x、y)が格納され、「コメント」にはユーザ端末5において各気になる箇所に対して入力されたコメント(テキスト)が格納される。
【0066】
次に、図6図13を参照して、顔日記管理システム1においてユーザ端末5及びサーバ3の間で実行される各処理について説明する。なお、ユーザ端末5の記憶部502には専用のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」という)が格納されており、これにより後述する処理をユーザ端末5によって実行させる。同様に、サーバ3の記憶部302にも専用のアプリケーションプログラムが格納されており、これにより後述する処理をサーバ3が実行する。
【0067】
まず、図6及び図7を参照してユーザ端末5及びサーバ3において実行される処理について説明する。図6はユーザ端末5が実行する処理を示し、図7は、サーバ3が実行する処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、ユーザ端末5においてユーザがアプリを起動する(ステップS101)。ユーザ端末5は、ログイン情報(ユーザID及び認証情報等)をサーバ3に送信し、サーバ3との間でログイン処理を行う。ログイン成功すると、ユーザ端末5は日記画面41を表示部504に表示する。ユーザ端末5はサーバ3に対し、顔日記一覧の送信要求を送り、サーバ3から当該ユーザの顔日記一覧を受信し、日記画面41に表示する(ステップS102;図8)。
【0068】
図7に示すように、サーバ3は、ユーザ端末5からログイン情報(ユーザID及び認証情報等)を受信するとログイン処理を行う(ステップS201)。ログイン処理後、サーバ3は、ユーザ端末5から顔日記一覧の送信要求を受信すると(ステップS202;Yes)、ユーザの顔日記一覧を顔日記データベース321から取得して要求元のユーザ端末5に送信する(ステップS203)。
【0069】
図8に示すように、日記画面41には、顔日記データベース321に記憶されている顔日記のリストである顔日記一覧41aが表示される。また、日記画面41には、メニューを表示するためのメニューボタン42や顔日記を編集するための日記ボタン41bが表示される。図8の例では、顔日記一覧41aには、日付が表示されるとともに顔画像のサムネイルと顔日記の内容の全部または一部(コメントや自己評価の内容等)が表示される。顔日記一覧41aは、画面をスクロール(上下へスワイプ操作)することにより、他の日付の顔日記も表示される。
【0070】
日記画面41において、日記ボタン41bがタッチ操作されると(ステップS103;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、図9に示すように確認メッセージ41cを表示する。確認メッセージ41cには、「今日(8/16)の顔日記を作成しますか?」という質問と、「はい」及び「いいえ」の選択肢が表示される。ユーザにより「はい」が選択された場合は、本日分(8/16)の顔日記編集画面を表示する。「いいえ」が選択された場合は、図8の日記画面41に戻る。
【0071】
図9に示す確認メッセージ41cにおいて、「はい」が選択された場合(ステップS104;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、顔画像取得画面43を表示部504に表示する(ステップS105)。図10は顔画像取得画面43の例を示す図である。図10に示すように、顔画像取得画面43には、顔画像を新規に撮影する際に操作される撮影ボタン43a、43cと、ユーザ端末5に記憶されている画像の中から顔画像を選択する際に操作される画像選択ボタン43b、43dが表示される。
【0072】
顔画像取得画面43において、撮影ボタン43a、43cがタッチ操作されると(ステップS106;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、カメラ506を起動するとともに、図11に示す撮影画面44を表示する(ステップS107)。撮影画面44には、図11に示すように、画像内の顔の部分を位置決めするための顔画像フレーム44aと、撮影ガイド44bが表示される。撮影ガイド44bには、「楕円の中に顔を入れて撮影してください。」のように、撮影の注意メッセージが表示される。図11の符号40は撮影中の顔画像である。
【0073】
ユーザは撮影画面44の顔画像フレーム44aに顔が入るように調整してシャッターボタンを押す。シャッターが押されると(ステップS108;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、図12に示すような確認画面45を表示する(ステップS109)。確認画面45には、撮影画面44において撮影された顔画像40と、「この写真でよろしいでしょうか?」という確認メッセージ45aが「はい」、「いいえ」の選択肢とともに表示される。「はい」が選択されると(ステップS110;Yes)、撮影された顔画像40がその日の顔画像として登録され顔日記編集処理へ移行する(ステップS111)。確認メッセージ45aの「いいえ」が選択されると(ステップS110;No)、ステップS105に戻り、図10に示す顔画像取得画面43に戻る。
【0074】
図10の顔画像取得画面43において、画像選択が操作(画像選択ボタン43b、43dのタッチ操作)されると(ステップS106;No)、ユーザ端末5の制御部501はユーザ端末5の記憶部502に記憶されている画像のサムネイルを選択可能に表示し、画像の選択を受け付ける(ステップS112)。画像が選択されると、図13に示す顔位置設定画面46を表示する(ステップS113)。顔位置設定画面46には、ステップS112において選択された画像40、顔画像フレーム46a、「楕円の中に顔を入れてください」というメッセージ46c、登録ボタン46e、画像選択ボタン43d等が表示される。ユーザの操作により、画像40の顔の部分が顔画像フレーム46a内に入るように位置や大きさが調整されて登録ボタン46eが操作されると(ステップS114;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、図12に示す確認画面45を表示する(ステップS109)。確認画面45には、撮影画面44において撮影された顔画像40と、「この写真でよろしいでしょうか?」という確認メッセージ45aが「はい」、「いいえ」の選択肢とともに表示される。「はい」が選択されると(ステップS110;Yes)、撮影された顔画像40がその日の顔画像として登録され顔日記編集処理へ移行する(ステップS111)。「いいえ」が選択されると(ステップS110;No)、ステップS105に戻り、図10に示す顔画像取得画面43に戻る。
【0075】
図8の日記画面41において、顔日記一覧41aの中から今日(16日)以外の日付が指定された場合(ステップS103;No→ステップS115;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、サーバ3にアクセスして指定された日付の顔日記を取得する(ステップS116)。ステップS116において制御部501は、指定日付及びユーザIDとともに、顔日記の取得要求をサーバ3に送信する。
【0076】
サーバ3の制御部301は、ユーザ端末5から顔日記取得要求を受信すると(図7のステップS206;Yes)、指定日付の顔日記を顔日記データベース321から取得して要求元のユーザ端末5に送信する(ステップS207)。ユーザ端末5は、サーバ3から指定日付の顔日記を受信すると、表示部405に表示して(図6のステップS117)、顔日記編集処理へ移行する(ステップS111)。
【0077】
日記画面41において、メニューボタン42が操作された場合は(ステップS118;Yes)、メニュー処理へ移行する(ステップS119)。また、何もボタン操作が無い場合は(ステップS118;No)、顔日記一覧41aを表示した日記画面41(ステップS102)に戻る。
【0078】
次に、ステップS111の顔日記編集処理について図14図19を参照して説明する。図14はユーザ端末5において実行される顔日記編集処理の流れを示すフローチャートである。図14に示すように、顔日記編集処理では、ユーザ端末5の制御部501は、図15に示すような顔日記編集画面47を表示する(ステップS301)。顔日記編集画面47には、顔画像40が表示されるとともに、評価ボタン47b、指摘ボタン47c、コメントボタン47d、コメント入力欄47e、評価スコア47f、指摘数47g等が表示される。
【0079】
評価ボタン47bは、自己評価のスコアを入力する際に操作されるボタンである。指摘ボタン47cは、顔画像40の気になる箇所を指示入力する際に操作されるボタンである。コメントボタン47dは、コメントを入力する際に操作されるボタンである。コメント入力欄47eは、コメントボタン47dが操作された場合に表示される。或いは、コメントが既に入力されている場合は、そのコメントの内容が表示される。評価スコア47fには、自己評価の総合スコアが表示される。自己評価が未入力の場合は「0」と表示するか、または非表示とする。指摘数47gには、指摘ボタン47cの操作により指摘された顔画像40の気になる箇所の数が表示される。気になる箇所が入力されていない場合は、「0」と表示するか、または非表示とする。
【0080】
本日分の顔日記を編集する場合は、図15に示す顔日記編集画面47には、図6のステップS106~ステップS110の処理において撮影画面44で撮影された顔画像40、またはステップS112~ステップS114の処理において選択され、顔位置設定画面46で位置が調整された顔画像40が表示される。自己評価、気になる箇所、コメント等は未入力であるため、評価スコア47fや指摘数47g、コメント入力欄47eは、非表示または「0」等の値が表示される。また、図6のステップS115~ステップS117の処理で、顔日記の日付が指定されている場合は、図15に示す顔日記編集画面47には、サーバ3から取得した指定日付の顔日記が表示される。
【0081】
顔日記編集画面47において、評価ボタン47bがタッチ操作されると(ステップS302;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、例えば、図16に示すようなスライドバー48aを含む評価入力欄48を表示し(ステップS303)、自己評価の入力を受け付ける(ステップS304)。スライドバー48aは、例えば、左側を0点、右側を100点とし、スライダ48bの位置を左右に移動させることで位置に対応した数値を入力する。図16に示す評価入力欄48では、総合的な評価スコアの入力を受け付ける。入力された数値は、評価スコア48dに表示される。また、「+」ボタン48cを押すことで評価の詳細を入力することもできる。
【0082】
図16の「+」ボタン48cがタッチ操作されると、制御部501は、図17に示す評価詳細入力欄49を表示する。評価詳細入力欄49には、評価項目として、「髪型」、「肌の状態」、「今日の出来事」、「目標の到達度」、「健康面」、「仕事」、「プライベート」等の各スライドバー49a~49gが表示される。スライドバー49a~49gのスライダをそれぞれ操作することで、各評価項目についてのスコアを入力できる。評価詳細入力欄49の評価スコア49hには、各評価項目について入力されたスコアの平均値または合計値等を表示する。なお、自己評価の方法はこれに限定されず、数値以外の方法で入力するものとしてもよい。例えば、「感情面:★、運不運:★★、健康面:★、仕事面:-」のようにマークの個数で評価スコアを示すようにしてもよい。また、これらのマーク数が評価スコアとして数値化されてもよい。
【0083】
ユーザ端末5の制御部501は、入力された自己評価のスコアを顔画像や日付情報と紐づけて顔日記データを生成する。制御部501は、顔日記データ(顔画像、自己評価、日付情報)をユーザIDとともにサーバ3に送信する(ステップS305)。
【0084】
サーバ3は、顔日記データをユーザ端末5から受信すると(図7のステップS204;Yes)、顔日記データベース321の対応する各データ項目に保存する。
【0085】
顔日記編集画面47において、コメントボタン47dがタッチ操作された場合(ステップS306;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、例えば、図15に示すようなコメント入力欄47eを表示する(ステップS307)。ユーザ端末5の制御部501は、コメント入力欄47eに対するコメントの入力を受け付ける(ステップS308)。
【0086】
ユーザ端末5の制御部501は、入力されたコメントを顔画像や自己評価(評価スコア)、及び日付情報と紐づけて顔日記データを生成する。制御部501は、顔日記データ(顔画像、自己評価、日付情報)をユーザIDとともにサーバ3に送信する(ステップS305)。
【0087】
サーバ3は、顔日記データをユーザ端末5から受信すると(図7のステップS204;Yes)、顔日記データベース321に保存する。既に、顔日記データベース321に、該当ユーザの同じ日付の顔日記データが保存されている場合は、受信した顔日記データを既存のデータに上書きする。
【0088】
顔日記編集画面47において、指摘ボタン47cがタッチ操作された場合(ステップS309;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、例えば、図18に示すようなポインタ61aを表示し、指摘位置(気になる箇所)の指示入力を受け付ける(ステップS310)。複数の位置を気になる箇所として指摘したい場合は、指摘ボタン47cを更にタッチすることにより、ポインタ61aを追加できる。また、ポインタ61aが長押し等されると、制御部501は、図19に示す指摘された気になる箇所61dを拡大表示し、コメント入力欄61cを表示してコメントの入力を受け付ける(ステップS311)。
【0089】
ユーザ端末5の制御部501は、入力された気になる箇所の位置情報(座標値)やコメント(コメント入力欄61cのコメント)を、顔画像や自己評価(評価スコア)、コメント(コメント入力欄47eの入力コメント)及び日付情報と紐づけて顔日記データを生成する。制御部501は、顔日記データ(顔画像、自己評価、コメント、指摘箇所の位置情報、指摘箇所に対するコメント、日付情報)をユーザIDとともにサーバ3に送信する(ステップS305)。
【0090】
サーバ3は、顔日記データをユーザ端末5から受信すると(図7のステップS204;Yes)、顔日記データベース321に保存する。既に、顔日記データベース321に、該当ユーザの同じ日付の顔日記データが保存されている場合は、受信した顔日記データを既存のデータに上書きする。
【0091】
顔日記編集画面47においてメニューボタン42が操作された場合は(ステップS312;Yes)、メニュー処理へ移行する(ステップS313)また、何もボタン操作が無い場合は(ステップS312;No)、図15の顔日記編集画面47(ステップS301)に戻る。
【0092】
次に、図20を参照してメニュー処理について説明する。メニュー処理は、ユーザ端末5において、各画面に表示されるメニューボタン42が操作された場合に開始される。
【0093】
メニューボタン42が操作され、メニュー処理を開始すると、ユーザ端末5の制御部501は、表示部504にメニューを表示する(ステップS401)。メニューには、顔日記編集機能、グラフ機能、理想画像編集機能、ムービー機能等の当該アプリで実行可能な機能が表示される。また、アプリを終了する際に表示される終了ボタンも表示される。
【0094】
顔日記編集録機能が選択されると(ステップS402;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、顔日記編集処理を実行する(ステップS403)。顔日記編集処理は、図14に示す処理である。また、グラフ機能が選択されると(ステップS404;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、グラフ表示処理を実行する(ステップS405)。グラフ表示処理は、図21に示す処理である。また、理想画像編集機能が選択されると(ステップS406;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、理想画像編集処理を実行する(ステップS407)。理想画像編集処理は、図23に示す処理である。また、ムービー機能が選択されると(ステップS408;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、ムービー処理を実行する(ステップS409)。ムービー処理は、図28に示す処理である。
【0095】
グラフ表示処理について、図21及び図22を参照して説明する。グラフ表示処理は、メニュー処理においてグラフ機能が選択されると開始される。
【0096】
グラフ表示処理が開始されると、ユーザ端末5の制御部501はサーバ3に対し、グラフ取得要求を送信し、サーバ3からグラフを取得する(ステップS501)。図7に示すように、サーバ3はユーザ端末5からグラフ取得要求を受信すると(ステップS208;Yes)、サーバ3の制御部301(グラフ生成部34)は顔日記データベース321から該当ユーザの顔日記データを読み出し、顔日記データの自己評価に基づいてグラフを生成し、ユーザ端末5に送信する(ステップS209)。サーバ3は、自己評価のグラフとして、図22に示す評価グラフ71aや指摘数グラフ71eを生成する。評価グラフ71aは、横軸を日付、縦軸を評価スコアとした折れ線グラフである。評価スコアは、総合評価の値としてもよいし、評価項目毎のスコアとしてもよい。指摘数グラフ71eは、気になる箇所として指摘された箇所の数を示す棒グラフであり、横軸が日付、縦軸が指摘数である。
【0097】
ユーザ端末5は、サーバ3からグラフ(評価グラフ71a、指摘数グラフ71e)を受信すると、グラフ表示画面71に表示する(ステップS502)。図22はグラフ表示画面71の例を示す図である。図22に示すように、グラフ表示画面71には、評価グラフ71aや指摘数グラフ71eが表示される。また、グラフ上の任意の位置がタッチ操作されると、その位置に該当する日付が指定された状態となる(ステップS503;Yes)。制御部501は、指定日付の顔日記をサーバ3から取得し(ステップS504)、取得した顔日記の一部または全部を顔日記表示欄71fに表示する(ステップS505)。
グラフ上の任意の位置がタッチ操作されない場合は(ステップS503;No)、制御部501は、最新の日付の顔日記をサーバ3から取得し(ステップS506)、取得した顔日記の一部または全部を顔日記表示欄71fに表示する(ステップS507)。
【0098】
グラフ表示画面71において、理想ボタン71cがタッチされると(ステップS508;Yes)、理想画像編集処理(図23)へ移行する(ステップS509)。また、ムービーボタン71dがタッチされると(ステップS510;Yes)、ムービー処理(図28)へ移行する(ステップS511)。また、メニューボタン42がタッチされると(ステップS512;Yes)、メニュー処理(図20)へ移行する(ステップS513)。いずれのボタンも操作されない場合は(ステップS512;No)、ステップS502へ戻る。
【0099】
次に、理想画像編集処理について、図23図27を参照して説明する。理想画像編集処理は、メニューから理想画像編集機能が選択されるか(図20のステップS406;Yes)、グラフ表示画面71において理想ボタン71cがタッチ操作される(図21のステップS508;Yes)と開始される。
【0100】
理想画像編集処理が開始されると、ユーザ端末5の制御部501はサーバ3から理想画像(例えば、理想髪型画像322)を取得し、理想画像表示画面72に表示する(ステップS601)。図24に示す理想画像表示画面72には、元(編集前)の顔画像72aが表示されるとともに、選択された髪型テンプレート72bと、理想髪型画像72cが表示される。元(編集前)の顔画像72aは、例えば、図22に示すグラフ表示画面71においてユーザにより指定された日付の顔画像とする。
【0101】
理想髪型画像72cが生成されていない場合、すなわち髪型テンプレート72bが選択されていない場合は、理想画像表示画面72において理想髪型画像72cと選択された髪型テンプレート72bは表示されない。
【0102】
髪型テンプレート72bの表示欄を長押しする等の髪型選択操作が行われると、ユーザ端末5の制御部501は、図25の髪型編集画面73を表示する。図25の髪型編集画面73では、髪型リスト73aが表示され、複数の髪型テンプレートの中から所望の髪型テンプレートを選択可能とする。髪型リスト73aは、サーバ3から取得した複数の髪型テンプレートを含む。また、表示エリア73bには髪型リスト73aから選択された髪型テンプレートと元の顔画像72aとを合成した髪型合成画像が表示される。
【0103】
髪型リスト73aから髪型テンプレートが選択されると(ステップS602;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、髪型合成画像を生成し(ステップS603)、表示エリア73bに表示する(ステップS604)。ステップS603において、制御部501は、顔画像の頭の大きさを判別して、髪型のテンプレートを拡大縮小し、頭になじませるよう画像修正を行う。
【0104】
ユーザ端末5の制御部501は、生成した髪型合成画像をサーバ3に送信する(ステップS605)。サーバ3は、ユーザ端末5から髪型合成画像を受信すると(図7のステップS210;Yes)、理想髪型画像322として記憶部302に記憶する(ステップS211)。
【0105】
なお、ステップS603の髪型合成画像の生成処理は、サーバ3側で行う構成としてもよい。その場合、ユーザ端末5は、選択された髪型テンプレートまたは髪型テンプレートの識別情報を元(編集前)の顔画像とともにサーバ3に送信する。サーバ3は、受信した髪型テンプレートと顔画像とを合成し、髪型合成画像を生成する。髪型テンプレートの識別情報を受信した場合は、サーバ3の制御部301は、記憶部302から髪型テンプレートの識別情報に対応する髪型テンプレートを取得し、受信した顔画像と合成し、髪型合成画像を生成する。サーバ3の制御部301は、生成した髪型合成画像を記憶部302に理想髪型画像322として記憶するとともに、ユーザ端末5に送信する。ユーザ端末5はサーバ3から受信した髪型合成画像を表示エリア73bに表示する。
【0106】
また、理想画像編集処理では表情編集処理を実施することもできる。例えば、図22に示すグラフ71a上で所定の日付が指定された状態で、理想ボタン71cが操作されると(ステップS606;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、図26に示す理想顔画像表示画面74を表示し、表情の編集を受け付ける。ユーザ端末5の制御部501は、まず、自動編集かマニュアル編集かの選択を受け付ける。自動編集とは、サーバ3側で理想顔画像を生成する処理であり、マニュアル編集とは、ユーザが手動で理想顔画像を作成する処理である。自動編集が選択されると(ステップS607;Yes)、制御部501はサーバ3に対し、元(編集前)の顔画像とともに表情編集依頼を送信する(ステップS608)。元(編集前)の顔画像は、例えば、グラフ71a上で指定された日付の顔画像である。
【0107】
サーバ3は、顔画像とともに表情編集依頼を受信すると(図7のステップS212;Yes)、顔画像の表情(口角、目尻、肌色等)を編集して理想顔画像323を生成し、記憶部302に記憶するとともに、ユーザ端末5に送信する。このとき、編集の内容を示す情報もユーザ端末5に送信する(ステップS213)。ユーザ端末5はサーバ3から編集後画像(理想顔画像323)と編集の内容を示す情報を受信すると(ステップS609)、表示エリア74cに編集後画像(理想顔画像323)表示するとともに、編集の内容74bを表示する(ステップS610)。
【0108】
ステップS607において、マニュアル編集が選択された場合(ステップS607;No)、制御部501は図27に示すような表情編集画面75を表示部504に表示する(ステップS611)。図27の表情編集画面75では、「口角を上げる」、「目尻を下げる」、「肌の色を明るく」等の調整を行うための編集入力欄75aが設けられる。ユーザが、編集入力欄75aのスライドバーのスライダを操作することで、口角の角度、目尻の角度、肌の色等が調整され、顔画像が編集される(ステップS612)。表示エリア75bには編集入力欄75aにおいて入力された編集の内容にしたがって画像処理された編集後画像が表示される(ステップS613)。制御部501は、生成した編集後画像をサーバ3に送信する(ステップS614)。サーバ3は、ユーザ端末5から編集後画像を受信すると(図7のステップS214;Yes)、理想顔画像323として記憶部302に記憶する(ステップS215)。
【0109】
ユーザ端末5において、理想顔画像または理想髪型画像が表示された状態で、証明写真の生成が指示されると(ステップS615;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、サーバ3に対して表示されている理想顔画像または理想髪型画像とともに証明写真の生成依頼を送信する(ステップS616)。
【0110】
サーバ3は、証明写真生成依頼を受信すると(図7のステップS216;Yes)、理想顔画像または理想髪型画像を取得して、証明写真を生成する。証明写真を生成する際、サーバ3の制御部301は、背景の処理やレイアウトの調整、拡大、縮小、色の調整処理等を行って、証明写真に適した画像を生成する。サーバ3の制御部301は、生成した証明写真データをユーザ端末5に送信する。或いは、生成した証明写真の識別情報(証明写真ID)をユーザ端末5に送信する(ステップS217)。ユーザ端末5は、サーバ3から証明写真データまたは証明写真IDを受信すると(ステップS617)、受信した証明写真データまたは証明写真IDを表示部504に表示する(ステップS618)。ユーザ端末5が取得した証明写真データは、プリンタ等で印刷可能である。また、ユーザ端末5が取得した証明写真IDを、コンビニエンスストアのマルチコピー機や街頭に設置されている写真プリント装置等に入力することで、サーバ3から証明写真データをダウンロードしてプリントすることが可能である。
【0111】
ステップS615において、理想画像から証明写真の生成を行う指示が入力されない場合は(ステップS615;No)、理想画像編集処理を終了する。
【0112】
次に、図28に示すムービー処理について説明する。ムービー処理は、メニュー処理(図20)において、ムービー機能が選択された場合(ステップS408;Yes)や、グラフ表示画面71(図22)において、ムービーボタン71dが操作された場合(図21のステップS510;Yes)に実行される。
【0113】
ムービー処理が開始されると、ユーザ端末5の制御部501はサーバ3からムービーリスト76aを取得し(ステップS701)、ムービー画面76に表示する(ステップS702)。図29は、ムービー画面76の例を示す図である。図29に示すように、ムービー画面76には、作成されたムービーの一覧であるムービーリスト76aと、新規ムービー作成ボタン76bが表示される。
【0114】
新規ムービー作成ボタン76bが操作されると(ステップS703;Yes)、ユーザ端末5の制御部501は、図30に示すようなカレンダー77aを表示し、期間指定を受け付ける(ステップS704)。また、複数のデザインテンプレート77bを選択可能に表示する(ステップS705)。カレンダー77aで期間が指定され、いずれかのデザインテンプレート77bが選択されると、制御部501は、サーバ3に指定期間の情報及び選択されたデザインテンプレートの情報と共にムービー生成依頼を送信する(ステップS706)。
【0115】
サーバ3は、ムービー生成依頼を受信すると(図7のステップS218;Yes)、指定期間の顔画像を顔日記データベース321から取得し、選択されたデザインテンプレートを用いてムービーを生成する。サーバ3の制御部301は、生成したムービーを記憶部302に記憶するとともに、ユーザ端末5に送信する(ステップS219)。
サーバ3は、ユーザ端末5からムービー送信依頼を受信すると(ステップS220;Yes)、選択(指定)されたムービーを記憶部32から取得して要求元のユーザ端末5に送信する(ステップS221)。
【0116】
ユーザ端末5はサーバ3からムービーを受信すると(ステップS707)、受信したムービーをムービー画面76に表示する。再生が指示されると(ステップS709;Yes)、制御部501はムービーの再生を行う(ステップS710)。また、ムービーの再生中に停止指示が入力されると(ステップS711;Yes)、ムービーの再生を停止する(ステップS712)。
【0117】
ムービー画面76において、ムービーリスト76aからムービーが選択された場合は(ステップS713)、ユーザ端末5の制御部501は、サーバ3から選択されたムービーを取得し(ステップS707)、ムービー画面76に表示する(ステップS708)。再生が指示されると(ステップS709;Yes)、制御部501はムービーの再生を行う(ステップS710)。また、ムービーの再生中に停止指示が入力されると(ステップS711;Yes)、ムービーの再生を停止する(ステップS712)。
【0118】
ムービー画面76の終了が指示されるまで(ステップS714;No)、ステップS702~ステップS713の処理を繰り返し行う。ムービー画面76の終了が指示されると(ステップS714;Yes)、ムービー処理を終了する。
【0119】
以上説明したように、本発明の顔日記管理システム1は、ユーザの顔画像を取得して、自己評価の入力を受け付け、日付情報と紐づけた顔日記を顔日記データベース321に記録、保持できる。これにより、ユーザは顔画像やその日の評価を日記として記録した顔日記をスマートフォン等のユーザ端末を利用して手軽に記録することが可能となる。
【0120】
また、付加的な機能として、グラフ機能、理想画像編集機能、ムービー機能等を有し、顔日記の評価スコアや指摘された気になる箇所の個数等からグラフを生成したり、理想の表情や髪型の画像を生成したり、所定期間の顔画像を連続的に再生するムービーを作成したりすることも可能である。これにより、顔日記としてより充実した機能を提供できる。
【0121】
なお、上述の実施形態では、ユーザ端末5にアプリをインストールし、アプリを用いて顔日記の記録、表示、グラフ表示、理想画像生成、ムービー処理等の機能を実行する構成としたが、これらの各機能をサーバ3側で実行するようにしてもよい。また、ユーザ端末5はWebブラウザを起動してサーバ3にアクセスし、サーバ3との間でデータを送受信することにより、上述の各機能を実現するようにしてもよい。また、ユーザ端末5が、顔日記データベース321や、グラフ生成部34、理想画像生成部35、証明写真生成部36、ムービー生成部37、通知部38等の機能を備え、単独で(ローカルに)顔日記に関する処理を実行するものとしてもよい。この場合、ユーザ端末5は、ネットワーク7を介してサーバ3に接続しなくても、顔日記を顔日記データベース321に保存したり、グラフ、理想画像、ムービーの生成、通知等を行うことが可能となる。
【0122】
以上、添付図面を参照して、本発明に係る顔日記管理システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0123】
1……………………顔日記管理システム
3……………………サーバ
5……………………ユーザ端末(顔日記記録装置)
7……………………ネットワーク
31……………………受信部
32……………………記憶部
321…………………顔日記データベース
322…………………理想髪型画像
323…………………理想顔画像
324…………………ムービーリスト
33……………………送信部
34……………………グラフ生成部
35……………………証明写真生成部
36……………………ムービー生成部
37……………………通知部
51……………………顔画像取得部
52……………………自己評価入力部
53……………………顔日記記録部
54……………………送信部
55……………………日付指定部
56……………………受信部
57……………………顔日記表示部
58……………………グラフ表示部
59……………………髪型選択部
60……………………髪型合成部
61……………………顔画像編集部
40……………………顔画像
41……………………日記画面
41a…………………顔日記一覧
41b…………………日記ボタン
41c…………………確認メッセージ
42……………………メニューボタン
43……………………顔画像取得画面
43a、43c………撮影ボタン
43b、43d………画像選択ボタン
44……………………撮影画面
44a…………………顔画像フレーム
44b…………………撮影ガイド
45……………………確認画面
45a…………………確認メッセージ
46……………………顔位置設定画面
46a…………………顔画像フレーム
46c…………………入力ガイド
46e…………………登録ボタン
47……………………顔日記編集画面
47b…………………評価ボタン
47c…………………指摘ボタン
47d…………………コメントボタン
47e…………………コメント入力欄
47f…………………評価スコア
47g…………………指摘数
48……………………評価詳細入力欄
48a…………………スライドバー
48b…………………スライダ
48c…………………「+」ボタン
48d…………………評価スコア
49……………………評価詳細入力欄
49a~49g………スライドバー
49h…………………評価スコア
61a…………………指摘ポインタ
61c…………………コメント入力欄
61d…………………拡大画像
71……………………グラフ表示画面
71a…………………評価グラフ
71b…………………グラフボタン
71c…………………理想ボタン
71d…………………ムービーボタン
71e…………………指摘数グラフ
71f…………………顔日記表示欄
71g…………………評価スコア
71h…………………指摘数表示
72……………………理想画像表示画面
72a…………………元の顔画像
72b…………………選択髪型
72c…………………理想髪型画像
73……………………髪型編集画面
73a…………………髪型テンプレートのリスト
73b…………………表示エリア
74……………………理想顔画像表示画面
74a…………………元の顔画像
74b…………………自動編集の内容表示欄
74c…………………理想顔画像
75……………………表情編集画面
75a…………………編集入力欄
75b…………………表示エリア
76……………………ムービー画面
76a…………………ムービーリスト
76b…………………新規ムービー作成ボタン
77……………………ムービー編集画面
77a…………………カレンダー
77b…………………デザインテンプレート
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
図12
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図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
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図28
図29
図30