(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-20
(45)【発行日】2023-11-29
(54)【発明の名称】ウォータポンプ
(51)【国際特許分類】
F04D 29/42 20060101AFI20231121BHJP
【FI】
F04D29/42 B
F04D29/42 E
(21)【出願番号】P 2019232151
(22)【出願日】2019-12-23
【審査請求日】2022-10-14
(73)【特許権者】
【識別番号】000000011
【氏名又は名称】株式会社アイシン
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】弁理士法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】橋口 逸朗
(72)【発明者】
【氏名】駒井 健一
【審査官】中村 大輔
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-070094(JP,A)
【文献】実開昭59-120000(JP,U)
【文献】国際公開第2016/098433(WO,A1)
【文献】特開2011-247179(JP,A)
【文献】特開2007-016629(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 29/42-29/44
F04D 29/08
F04D 29/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸受部が形成されるボデーと、
前記ボデーがガスケットを介して固定される固定部材と、
前記ボデー及び前記固定部材により形成されるポンプ室と、
前記軸受部により回転自在に支持される回転軸と、
前記回転軸と前記ボデーとの間に設けられるシール部材と、
前記回転軸の一端に設けられ、前記ポンプ室に収容されるインペラと、
前記回転軸の他端に設けられ、前記回転軸を回転させるプーリと、
前記ボデー及び前記固定部材により形成され、前記軸受部と前記回転軸の間を通って漏洩した冷却水が導入孔を介して流入する水溜部と、を備え、
前記水溜部は、前記ガスケットにより第1分割部と第2分割部とに分割され、
前記第1分割部及び前記第2分割部は、前記ガスケットに形成される連通孔により連通され、
前記第2分割部は、外部に冷却水を排出するドレン孔を有
しており、
前記ガスケットは、前記ドレン孔を覆う延設部を有するウォータポンプ。
【請求項2】
前記水溜部の内壁にリブが設けられる請求項
1に記載のウォータポンプ。
【請求項3】
鉛直方向視において、前記導入孔の中心点と前記連通孔の中心点とを通る仮想線は、前記第1分割部の容積を均等に2分する仮想面上に位置する請求項1
又は2に記載のウォータポンプ。
【請求項4】
前記連通孔は、前記ドレン孔に比べて鉛直方向下方に形成される請求項1~
3のいずれか一項に記載のウォータポンプ。
【請求項5】
前記連通孔は、前記ドレン孔に比べて鉛直方向上方に形成される請求項1~
3のいずれか一項に記載のウォータポンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はウォータポンプに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ポンプ室から内燃機関の外部に漏洩する冷却水を貯蓄する水溜部を備えるウォータポンプが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、駆動軸、ロータ、ハウジング、ポンプ室構成部材、シール部材、水溜部及びドレン孔を備えるウォータポンプが開示されている。ハウジング及びポンプ室構成部材によりポンプ室が構成される。ポンプ室には、ロータが収容され、ロータが駆動軸により回転することで、冷却水を吐出する。駆動軸とハウジングとの隙間には、冷却水の漏洩を抑制するシール部材が備えられているものの、一部の冷却水がポンプ室から内燃機関の外部に漏洩してしまう。
【0004】
漏洩した冷却水が視認されるとウォータポンプの故障と誤認されるおそれがあるため、漏洩した冷却水を一時的に貯蓄する水溜部を備える。水溜部に貯水される冷却水は内燃機関の熱により蒸発する。漏洩する冷却水の量が蒸発量を上回る場合には、水溜部に設けられたドレン孔により内燃機関の外部に冷却水を放出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1のウォータポンプでは、水溜部に設けられたドレン孔が大気に開放しているため、異物を含んだ外気がドレンを逆流し、異物がシール部材に到達し、シール性が悪化するという問題がある。
【0007】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、水溜部に設けられたドレン孔を介して外気が逆流することを抑制するウォータポンプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するウォータポンプは、軸受部が形成されるボデーと、ボデーがガスケットを介して固定される固定部材と、ボデー及び固定部材により形成されるポンプ室と、軸受部により回転自在に支持される回転軸と、回転軸とボデーとの間に設けられるシール部材と、回転軸の一端に設けられ、ポンプ室に収容されるインペラと、回転軸の他端に設けられ、回転軸を回転させるプーリと、ボデー及び固定部材により形成され、軸受部と回転軸の間を通って漏洩した冷却水が導入孔を介して流入する水溜部と、を備え、水溜部は、ガスケットにより第1分割部と第2分割部とに分割され、第1分割部及び第2分割部は、ガスケットに形成される連通孔により連通され、第2分割部は、外部に冷却水を排出するドレン孔を有しており、前記ガスケットは、前記ドレン孔を覆う延設部を有する。
【0009】
上記構成によれば、ガスケットに設けられる連通孔を通る際に流路抵抗が発生するため、異物を含んだ外気がドレン孔から逆流することを抑制できる。逆流を抑制することで、外部からの異物がシール部材に到達し、シール性が悪化することを抑制できる。また、水溜部をガスケットにより第1分割部及び第2分割部に分割することで、導入孔からドレン孔まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなる。これにより、導入孔からドレン孔までの壁面で発生する毛細管現象による冷却水の漏洩を抑制できる。
【0011】
上記構成によれば、延設部を避けて外気がドレン孔に逆流する際に流路抵抗が発生するため、外気の逆流を更に抑制し、シール性の悪化を好適に抑制できる。
【0012】
上記ウォータポンプにおいて、水溜部の内壁にリブが設けられることが好ましい。
【0013】
上記構成によれば、導入孔から連通孔又は連通孔からドレン孔まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなり、毛細管現象による冷却水の漏洩を好適に抑制できる。
【0014】
上記ウォータポンプにおいて、鉛直方向視において、導入孔の中心点と連通孔の中心点とを通る仮想線は、第1分割部の容積を均等に2分する仮想面上に位置することが好ましい。
【0015】
上記構成によれば、導入孔から連通孔まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなり、毛細管現象による冷却水の漏洩を好適に抑制できる。
【0016】
上記ウォータポンプにおいて、連通孔は、ドレン孔に比べて鉛直方向下方に形成されることが好ましい。
【0017】
上記構成によれば、ドレン孔から連通孔まで外気が逆流する際に、鉛直方向において外気の進行方向が変化するため、流路抵抗が発生し、更に外気の逆流を好適に抑制できる。また、第1分割室は、連通孔ではなく、ドレン孔の位置まで貯水量を確保できるため、ドレン孔を鉛直方向上方に形成することで、貯水量を大きくできる。
【0018】
上記ウォータポンプにおいて、連通孔は、前記ドレン孔に比べて鉛直方向上方に形成されることが好ましい。
【0019】
上記構成によれば、ドレン孔から連通孔まで外気が逆流する際に、鉛直方向において外気の進行方向が変化するため、流路抵抗が発生し、更に外気の逆流を好適に抑制できる。更に、漏洩した冷却水が第1分割部の貯水量を上回る場合には、第2分割部とドレン孔を介してウォータポンプの外部に排水されるため、連通孔が閉塞されない。貯水された冷却水は蒸発することで外部に放出されるが、連通孔が閉塞されないため、第1分割部及び第2分割部に貯水された冷却水がドレン孔及び導入孔から蒸発でき、蒸発効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】第1実施形態にかかるウォータポンプの構成の一例を示す断面図である。
【
図2】第1実施形態にかかるウォータポンプの構成の一例を示す正面図である。
【
図3】第1実施形態にかかるガスケット及び固定部材の構成の一例を示す正面図である。
【
図4】第1実施形態にかかる固定部材の構成の一例を示す正面図である。
【
図5】第1実施形態にかかるボデー及びインペラの構成の一例を示す背面図である。
【
図6】第2実施形態にかかる水溜部の特徴の一例を示す概念図である。
【
図7】第3実施形態にかかる水溜部の特徴の一例を示す概念図である。
【
図8】第4実施形態にかかる水溜部の特徴の一例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
(第1実施形態)
図1は第1実施形態にかかるウォータポンプ1の構成の一例を示す断面図である。
図2は第1実施形態にかかるウォータポンプ1の構成の一例を示す正面図である。
図3は第1実施形態にかかるガスケット4及び固定部材3の構成の一例を示す正面図である。
図4は第1実施形態にかかる固定部材3の構成の一例を示す正面図である。
図5は第1実施形態にかかるボデー2及びインペラ6の構成の一例を示す背面図である。
【0022】
本実施形態にかかるウォータポンプ1は、冷却水を車両のエンジン(図示せず)及びラジエータ(図示せず)に循環させ、エンジンで発生した熱を冷却水に吸収させ、ラジエータで冷却水の熱を放出させることでエンジンを冷却する
ウォータポンプ1は、ボデー2、固定部材3、ガスケット4、回転軸5、インペラ6及びプーリ7を有する。
【0023】
ボデー2及び固定部材3は、ガスケット4を挟んだ状態で互いに連結され、ウォータポンプ1の外郭、ポンプ室21及び水溜部22を形成する。ポンプ室21は、内部にインペラ6を収容する。インペラ6がポンプ室21内で回転することで、冷却水が循環される。
【0024】
ボデー2は、軸受部23及びシール部材24を有する。軸受部23は、ベアリングで構成されており、外周がボデー2に固定され、内周に回転軸5が圧入される。シール部材24は、回転軸5とボデー2の隙間を通してポンプ室21から冷却水が漏洩することを抑制する。冷却水が漏洩する場合には、シール部材24と軸受部23の間の水抜き通路25を通り、水溜部22に貯水される。水抜き通路25は、ボデー2の鉛直方向上方でウォータポンプ1の外部に接続する。
【0025】
回転軸5は、軸受部23に圧入される。回転軸5の一端は、ポンプ室21に収容されるインペラ6に接続し、一体的に回転する。回転軸5の他端は、プーリ7に接続し、クランクシャフト(図示せず)により一体的に回転する。
【0026】
水溜部22は、導入孔27で水抜き通路25に接続し、ポンプ室21からわずかに漏洩した冷却水を貯水する。貯水した冷却水は、エンジンで発生する熱で蒸発し、水抜き通路25を介してウォータポンプ1の外部に放出される。漏洩した冷却水が貯水量の上限を上回る場合には、固定部材3に設けられるドレン孔31を介してウォータポンプ1の外部に冷却水を排出する。
【0027】
水溜部22は、ガスケット4により第1分割部22a及び第2分割部22bに分割される。
【0028】
第1分割部22aは、ボデー2及びガスケット4により形成される。第1分割部22aは、水抜き通路25に接続し、ポンプ室21から漏洩した冷却水を貯水する。第1分割部22aは、ガスケット4に設けられる連通孔41により第2分割部22bと連通する。第1分割部22aから冷却水があふれる場合には、連通孔41を介して第2分割部22bに貯水される。連通孔41は、ガスケット4の鉛直方向上方に形成される。これにより、第1分割部22aの貯水量を大きくできる。また、冷却水又は外気に含まれる異物が水溜部22の底部に堆積し、連通孔41を閉塞することを抑制できる。
【0029】
第2分割部22bは、ガスケット4及び固定部材3により形成される。第2分割部22bは、固定部材3に設けられるドレン孔31により、ウォータポンプ1の外部と連通する。第2分割部22bは、第1分割部22aから溢れた冷却水を貯水する。ドレン孔31は、固定部材3の鉛直方向上方に形成される。これにより、第2分割部22bの貯水量を大きくできる。また、冷却水又は外気に含まれる異物が第2分割部22bの底部に堆積し、ドレン孔31を閉塞することを抑制できる。
【0030】
水溜部22をガスケット4により第1分割部22a及び第2分割部22bに分割することで、連通孔41を通る際に流路抵抗が発生するため、異物を含んだ外気がドレン孔31から逆流することを抑制できる。逆流を抑制することで、異物がシール部材24に到達し、シール性が悪化することを抑制できる。また、導入孔27からドレン孔31まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなる。これにより、連通孔41からドレン孔31までの壁面で発生する毛細管現象による外部への冷却水の漏洩を抑制できる。
【0031】
第1分割部22aは、リブ26を有する。リブ26は、ボデー2に設けられ、第1分割部22aの内側に向けて突出する。リブ26は、水抜き通路25から連通孔41まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなるように配置されている。これにより、冷却水が壁面を伝う距離が長くなり、毛細管現象による第2分割部22bへの冷却水の漏洩を抑制することができる。なお、毛細管現象は水抜き通路25から連通孔41に至るまでのあらゆる壁面で発生するため、リブ26は第1分割部22aの壁面のどこに設けてもよい。また、第2分割部22bにリブ26を設けることで、連通孔41からドレン孔31までの壁面で発生する毛細管現象による外部への冷却水の漏洩を抑制できる。
【0032】
ガスケット4は、ボデー2及び固定部材3の間からドレン孔31を覆うように延設される延設部42を有する。これにより、延設部42を避けて外気がドレン孔31に逆流する際に流路抵抗が発生するため、逆流を抑制し、シール性の悪化を抑制できる。
【0033】
以上に記述したように、本実施形態によれば少なくとも以下の効果を得られる。
・ガスケット4に設けられる連通孔41を通る際に流路抵抗が発生するため、異物を含んだ外気がドレン孔31から逆流することを抑制できる。逆流を抑制することで、異物がシール部材24に到達し、シール性が悪化することを抑制できる。また、水溜部22をガスケット4により第1分割部22a及び第2分割部22bに分割することで、導入孔27からドレン孔31まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなる。これにより、導入孔27からドレン孔31までの壁面で発生する毛細管現象による外部への冷却水の漏洩を抑制できる。
・延設部42を有することで、延設部42を避けて外気がドレン孔31に逆流する際に流路抵抗が発生するため、外気の逆流を抑制し、シール性の悪化を抑制できる。
・第1分割部22aがリブ26を有することで、導入孔27から連通孔41まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなり、毛細管現象による冷却水の漏洩を抑制できる。
・連通孔41を導入孔27に対して水溜部22における対角に形成することで、導入孔27から連通孔41まで冷却水が壁面を伝う距離が長くなり、毛細管現象を抑制できる。
・連通孔41又はドレン孔31を水溜部22の鉛直方向上方に設けることで、第1分割部又は第2分割部の貯水量を大きくできる。また、冷却水又は外気に含まれる異物が水溜部22の底部に堆積し、連通孔41又はドレン孔31を閉塞することを抑制できる。
(第2実施形態)
図6は第2実施形態にかかる水溜部22の特徴の一例を示す概念図である。
【0034】
第2実施形態について、第1実施形態と異なる構成のみ説明する。第2実施形態は、連通孔41とドレン孔31の相対的な位置関係が異なる。
【0035】
本実施形態にかかる連通孔41は、ドレン孔31に比べて鉛直方向下方に形成される。これにより、ドレン孔31から連通孔41まで外気が逆流する際に、鉛直方向において外気の進行方向が変化するため、流路抵抗が発生し、更に外気の逆流を抑制できる。また、第1分割部は、連通孔41ではなく、ドレン孔31の位置まで貯水量を確保できるため、ドレン孔31を鉛直方向上方に形成することで、貯水量を大きく維持できる。
【0036】
(第3実施形態)
図7は第3実施形態にかかる水溜部22の特徴の一例を示す概念図である。
【0037】
第3実施形態について、第1実施形態と異なる構成のみ説明する。第3実施形態は、連通孔41とドレン孔31の相対的な位置関係が異なる。
【0038】
本実施形態にかかる連通孔41は、ドレン孔31に比べて鉛直方向上方に形成される。これにより、ドレン孔31から連通孔41まで外気が逆流する際に、鉛直方向において外気の進行方向が変化するため、流路抵抗が発生し、更に外気の逆流を抑制できる。更に、漏洩した冷却水が第1分割部22aの貯水量を上回る場合には、第2分割部22bとドレン孔31を介してウォータポンプ1の外部に排水されるため、連通孔41が閉塞されない。貯水された冷却水は蒸発することで外部に放出されるが、連通孔41が閉塞されないため、第1分割部22a及び第2分割部22bに貯水された冷却水がドレン孔31及び導入孔27から蒸発でき、蒸発効率を向上できる。なお、鉛直方向に垂直な方向において、外気の進行方向が変化するようにドレン孔31及び連通孔41の相対的な位置を設定しても同様の効果が得られる。
【0039】
(第4実施形態)
図8は第4実施形態にかかる水溜部22の特徴の一例を示す概念図である。
【0040】
第4実施形態について、第1実施形態と異なる構成のみ説明する。第4実施形態は、導入孔27と連通孔41の相対的な位置関係が異なる。
【0041】
鉛直方向視において、導入孔27の中心点と連通孔41の中心点とを通る仮想線81は、第1分割部22aの容積を均等に2分する仮想面上82に位置する。
【0042】
これにより、導入孔27から連通孔41まで冷却水が壁面を伝う距離が最も長くなる。これにより、導入孔27から連通孔41までの壁面で発生する毛細管現象による外部への冷却水の漏洩を抑制できる。なお、連通孔41とドレン孔31との位置関係においても同様の構成で、同様の効果が得られる。なお、導入孔27と連通孔41の相対的な位置関係のように、ドレン孔31及び連通孔41の相対的な位置を設定しても同様の効果が得られる。
【符号の説明】
【0043】
1 ウォータポンプ
2 ボデー
3 固定部材
4 ガスケット
5 回転軸
6 インペラ
7 プーリ
21 ポンプ室
22 水溜部
22a 第1分割部
22b 第2分割部
23 軸受部
24 シール部材
25 水抜き通路
26 リブ
27 導入孔
31 ドレン孔
41 連通孔
42 延設部
81 仮想線
82 仮想面