特許7388276IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

X線撮影装置に係り、特にX線管の劣化を防止する技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

問題を解決するために、本発明者らが検討した結果、以下のような知見が得られた。すなわち、陽極が一定時間高速で回転し続けることにより、当該高速回転を維持している間に操作者がX線装置本体の電源をオフにするという事態が発生しうる。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るX線撮影装置によれば、非制動停止状態が予測される所定の事態を検知する非制動停止予測部を備える。非制動停止状態が予測される所定の事態を検知した場合、非制動停止予測部は制動部を作動させ、陽極の回転速度を制動速度に減速させる。非制動停止状態は、回転している陽極に対して制動部による減速が行われることなく主電源操作部がOFFの状態に操作される状態である。

制動速度は、共振速度より低い速度として予め定められている速度であり、共振速度とはX線管に共振が発生する陽極の回転速度である。すなわち、非制動停止予測部が陽極の回転速度を制動速度に減速させることにより、非制動停止状態が発生した場合であっても陽極の回転速度は速やかに制動速度となるので、陽極の回転速度が長時間共振速度となることと回避できる。従って、陽極が一定時間高速で回転し続ける構成であったとしても非制動停止状態となることを防止できるので、連続的なX線の発生を短時間で実行できるとともに、共振に起因するX線管の劣化をより確実に防止できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例に係るX線撮影装置の全体構成を説明する正面図である。
【図2】 実施例に係るX線撮影装置の構成を説明する機能ブロック図である。
【図3】 実施例に係るX線撮影装置の主要な動作を説明するフローチャートである。
【図4】 実施例に係るX線撮影装置において制動部が作動した状態を示すタイミングチャートである。
【図5】 実施例に係るX線撮影装置において制動部が作動することなく主電源操作部がOFFにされた状態を示すタイミングチャートである。
【図6】 従来のX線撮影装置における動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 実施例に係るX線撮影装置におけるエラー検知部および検査終了検知部の動作を説明するフローチャートである。
【図8】 実施例に係るX線撮影装置においてエラー検知部の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 実施例に係るX線撮影装置において検査終了検知部の動作を示すタイミングチャートである。
【図10】 実施例に係るX線撮影装置における操作時間検知部の動作を説明するフローチャートである。
【図11】 実施例に係るX線撮影装置において操作時間検知部が制動部を作動させない状態を示すタイミングチャートである。
【図12】 実施例に係るX線撮影装置において操作時間検知部が制動部を作動させる状態を示すタイミングチャートである。
【図13】 変形例に係るX線撮影装置の主要な構成を説明する機能ブロック図である。
【図14】 変形例に係るX線撮影装置において停止時間判定部が制動部を作動させる状態を示すタイミングチャートである。
【図15】 変形例に係るX線撮影装置における停止時間判定部の動作を説明するフローチャートである。
【図16】 変形例に係るX線撮影装置において停止時間判定部が制動部を作動させない状態を示すタイミングチャートである。

代表図 図1本件の代表的な図

1 …X線撮影装置 3 …天板 5 …X線管 7 …X線検出器 9 …制御装置 11 …入力装置 13 …コリメータ 15 …陽極 17 …陰極 19 …回転駆動部 25 …インバータ 27 …高電圧発生部 28 …スタータ 30 …制動部 30 …画像生成部 33 …主電源操作部 35 …検査指示部 37 …撮影指示部 39 …制動指示部 43 …報知部 45 …記憶部 51 …エラー検知部 53 …検査終了検知部 55 …タイマ 57 …操作時間検知部 61 …停止時間判定部

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります