(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-20
(45)【発行日】2023-11-29
(54)【発明の名称】内燃機関のオイルミストセパレータ
(51)【国際特許分類】
F01M 13/00 20060101AFI20231121BHJP
F01M 13/04 20060101ALI20231121BHJP
F02F 7/00 20060101ALI20231121BHJP
【FI】
F01M13/00 H
F01M13/04 E
F02F7/00 P
(21)【出願番号】P 2020077482
(22)【出願日】2020-04-24
【審査請求日】2022-10-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000241500
【氏名又は名称】トヨタ紡織株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】堀 竜弥
【審査官】櫻田 正紀
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-138176(JP,A)
【文献】特開2014-238032(JP,A)
【文献】特開2003-001030(JP,A)
【文献】特開2005-163703(JP,A)
【文献】特開2007-127014(JP,A)
【文献】特開2015-031195(JP,A)
【文献】特開2016-198886(JP,A)
【文献】特開2019-113029(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F01M 13/00
F01M 13/04
F02F 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダヘッドカバーと、前記シリンダヘッドカバーの内面に固定され、前記シリンダヘッドカバーとの間に、内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するオイル分離室を形成するバッフルプレートと、前記バッフルプレートにおける前記シリンダヘッドカバーとは反対側の面に固定され、内燃機関のカムシャフトにオイルを供給するオイル流路を形成するカムシャワープレートと、を備え、前記バッフルプレートには、前記オイル分離室により分離されたオイルを排出する排出孔が設けられている内燃機関のオイルミストセパレータにおいて、
前記カムシャワープレートは、前記オイル流路を形成する流路形成部と、前記流路形成部と一体に形成され、前記排出孔と重なり合う邪魔板部と、を
各別に有して
おり、
前記流路形成部には、前記カムシャフトにオイルを滴下する孔が設けられており、
前記邪魔板部には、前記邪魔板部と前記バッフルプレートとの間に存在するオイルを排出する排出部が設けられている、
内燃機関のオイルミストセパレータ。
【請求項2】
前記邪魔板部は、前記バッフルプレートに固定される固定部を有する、
請求項1に記載の内燃機関のオイルミストセパレータ。
【請求項3】
前記シリンダヘッドカバー、前記バッフルプレート、及び前記カムシャワープレートは、いずれも樹脂製であり、
前記シリンダヘッドカバーと前記バッフルプレートとは溶着にて固定されており、
前記バッフルプレートと前記カムシャワープレートとは溶着にて固定されており、
前記固定部は、前記バッフルプレートに対して溶着にて固定されるものであり、
前記シリンダヘッドカバーと前記バッフルプレートとを溶着する溶着部と、前記固定部とが、前記バッフルプレートの厚さ方向において互いに重なっている、
請求項2に記載の内燃機関のオイルミストセパレータ。
【請求項4】
複数の前記固定部が、互いに間隔をおいて設けられており、
前記固定部同士の間
に、前記排出部が設けられている、
請求項2または請求項3に記載の内燃機関のオイルミストセパレータ。
【請求項5】
樹脂製のシリンダヘッドカバーと、前記シリンダヘッドカバーの内面に固定され、前記シリンダヘッドカバーとの間に、内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するオイル分離室を形成する樹脂製のバッフルプレートと、前記バッフルプレートにおける前記シリンダヘッドカバーとは反対側の面に固定され、内燃機関のカムシャフトにオイルを供給するオイル流路を形成する樹脂製のカムシャワープレートと、を備え、前記バッフルプレートには、前記オイル分離室により分離されたオイルを排出する排出孔が設けられている内燃機関のオイルミストセパレータにおいて、
前記カムシャワープレートは、前記オイル流路を形成する流路形成部と、前記流路形成部と一体に形成され、前記排出孔と重なり合う邪魔板部と、を有しており、
前記邪魔板部は、前記バッフルプレートに固定される固定部を有しており、
前記シリンダヘッドカバーと前記バッフルプレートとは溶着にて固定されており、
前記バッフルプレートと前記カムシャワープレートとは溶着にて固定されており、
前記固定部は、前記バッフルプレートに対して溶着にて固定されるものであり、
前記シリンダヘッドカバーと前記バッフルプレートとを溶着する溶着部と、前記固定部とが、前記バッフルプレートの厚さ方向において互いに重なっている、
内燃機関のオイルミストセパレータ。
【請求項6】
複数の前記固定部が、互いに間隔をおいて設けられており、
前記固定部同士の間には、前記邪魔板部と前記バッフルプレートとの間に存在するオイルを排出する排出部が設けられている、
請求項5に記載の内燃機関のオイルミストセパレータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関のオイルミストセパレータに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関のオイルミストセパレータが開示されている。内燃機関のシリンダヘッドには、シリンダヘッドカバーが装着されている。シリンダヘッドカバーの内部には、バッフルプレートが取り付けられている。
【0003】
シリンダヘッドカバーとバッフルプレートとによって囲まれる空間には、内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するオイルミスト分離室が形成されている。バッフルプレートのうちオイルミスト分離室を構成する部分には、ブローバイガスから分離したオイルを内燃機関のクランクケースに戻す回収孔が設けられている。
【0004】
また、特許文献2は、バッフルプレートの下面に、振動溶着により、カムシャワープレートが取り付けられている構成を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2011-252462号公報
【文献】特開2014-238032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、こうしたオイルミストセパレータにおいては、カムシャフトの回転により飛散するオイルや、オイルを含むブローバイガスが、回収孔(以下、排出孔)を通じてオイルミスト分離室に逆流する場合がある。この場合、オイルミスト分離室に逆流したオイルが内燃機関の吸気通路に還流されるおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、簡単な構成により排出孔を通じたオイルの逆流を抑制することのできる内燃機関のオイルミストセパレータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための内燃機関のオイルミストセパレータは、シリンダヘッドカバーと、前記シリンダヘッドカバーの内面に固定され、前記シリンダヘッドカバーとの間に、内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するオイル分離室を形成するバッフルプレートと、前記バッフルプレートの内面に固定され、内燃機関のカムシャフトにオイルを供給するオイル流路を形成するカムシャワープレートと、を備え、前記バッフルプレートには、前記オイル分離室により分離されたオイルを排出する排出孔が設けられている。前記カムシャワープレートは、前記オイル流路を形成する流路形成部と、前記流路形成部と一体に形成され、前記排出孔と重なり合う邪魔板部と、を有している。
【0009】
同構成によれば、カムシャフトの回転により飛散するオイルや、オイルを含むブローバイガスが邪魔板部に衝突することで排出孔に到達しにくくなる。これにより、上記オイルやブローバイガスが排出孔を通じてオイル分離室に逆流することが抑制されるようになる。
【0010】
また、上記構成によれば、邪魔板部がカムシャワープレートと一体に形成されるため、部品点数が増加しない。
したがって、簡単な構成により排出孔を通じたオイルの逆流を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】内燃機関のオイルミストセパレータの一実施形態について、シリンダヘッドカバー、バッフルプレート、及びカムシャワープレートを示す下面図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、
図1及び
図2を参照して、内燃機関のオイルミストセパレータの一実施形態について説明する。
まず、オイルミストセパレータの基本構成について説明する。
【0013】
図1及び
図2に示すように、オイルミストセパレータは、いずれも樹脂製のシリンダヘッドカバー10、バッフルプレート20、及びカムシャワープレート30を備えている。
バッフルプレート20は、シリンダヘッドカバー10の内面10aに溶着にて固定されている。
【0014】
シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20との間には、内燃機関のブローバイガスからオイルを分離するオイル分離室40が形成されている。
オイル分離室40は、例えば、シリンダヘッドカバー10の内面10aと、バッフルプレート20におけるシリンダヘッドカバー10に対向する面(以下、上面20a)と、内面10a及び上面20aから交互に突出する邪魔壁(図示略)とによって構成されるラビリンス構造を有するものである。
【0015】
バッフルプレート20は、オイル分離室40に内燃機関のブローバイガスを導入する導入口(図示略)と、ブローバイガスから分離されたオイルをオイル分離室40から排出する排出孔21とを有している。
【0016】
なお、シリンダヘッドカバー10は、オイル分離室40からオイルが分離されたブローバイガスを内燃機関の吸気通路に向けて排出する排出口(図示略)を有している。
図1及び
図2に示すように、カムシャワープレート30は、バッフルプレート20におけるシリンダヘッドカバー10とは反対側の面(以下、下面20b)に溶着にて固定されている。
【0017】
カムシャワープレート30は、オイルポンプ(図示略)からオイルを供給する供給通路に接続される接続部34、接続部34から延びるとともに、バッフルプレート20の下面20bとの間にオイル流路31を形成する流路形成部32、及び流路形成部32と一体に形成され、排出孔21と重なり合う邪魔板部33を有している。
【0018】
流路形成部32は、バッフルプレート20の下面20bに向けて開口する樋状である。流路形成部32の底壁32aには、内燃機関のカムシャフト(図示略)に向けてオイルを滴下する複数の孔32bが設けられている。
【0019】
図2に示すように、邪魔板部33は、バッフルプレート20の下面20bとの間に隙間Sを形成して配置される底壁33a、及び底壁33aの周縁からバッフルプレート20の下面20bに向かって立ち上がる側壁33bを有している。
【0020】
図1に示すように、底壁33aは、下面視長方形状である。邪魔板部33は、3つの側壁33bを有している。
底壁33aの1つの側壁33bは、流路形成部32に連なっている。
【0021】
底壁33aの互いに隣り合う2つの側壁33bの外側面には、バッフルプレート20に固定される固定部73a,73bがそれぞれ連なって設けられている。
固定部73a,73bは、互いに間隔をおいて設けられており、固定部73a,73bの間には、邪魔板部33とバッフルプレート20との間の隙間Sに存在するオイルを排出する排出部35が設けられている。
【0022】
なお、底壁33aの4つの辺のうち上記固定部73bが設けられる辺とは反対側の辺には、側壁33bが設けられていない。
次に、オイルミストセパレータの溶着部分の構成について説明する。
【0023】
図1及び
図2に示すように、バッフルプレート20とシリンダヘッドカバー10とは、第1溶着部50を介して固定されている。第1溶着部50は、バッフルプレート20の外周縁に沿って延在する溶着面52と、シリンダヘッドカバー10の内面10aから溶着面52に向かって突出するとともに、溶着面52に沿って延びる溶着リブ51とが振動溶着にて互いに溶着されることにより構成されている。
【0024】
図1及び
図2に示すように、カムシャワープレート30とバッフルプレート20とは、第2溶着部60を介して固定されている。第2溶着部60は、流路形成部32の両外側面から突出するとともに流路形成部32の延在方向に沿って延びる溶着面63a,63bと、バッフルプレート20の下面20bから溶着面63a,63bに向かって突出するとともに、溶着面63a,63bに沿って延びる溶着リブ62とが振動溶着にて互いに溶着されることにより構成されている。
【0025】
なお、溶着面63bの一部は、流路形成部32と邪魔板部33とを連結する部分の一面を構成している。
図2に示すように、第2溶着部60は、バッフルプレート20の厚さ方向において第1溶着部50と互いに重なる部分を有している。より詳しくは、第2溶着部60の溶着リブ62と、第1溶着部50の溶着リブ51とが上記厚さ方向において互いに重なる部分を有している。
【0026】
図1及び
図2に示すように、カムシャワープレート30の邪魔板部33とバッフルプレート20とは、第3溶着部70を介して固定されている。第3溶着部70は、邪魔板部33の固定部73a,73bと、バッフルプレート20の下面20bから固定部73a,73bに向かって突出するとともに、固定部73a,73bに沿って延びる溶着リブ72とが振動溶着にて互いに溶着されることにより構成されている。
【0027】
第3溶着部70は、バッフルプレート20の厚さ方向において第1溶着部50と互いに重なっている。より詳しくは、第3溶着部70の溶着リブ72と、第1溶着部50の溶着リブ51とが上記厚さ方向において互いに重なっている。
【0028】
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1及び
図2に示すように、内燃機関のクランクケース内のブローバイガスは、バッフルプレート20の導入口(図示略)からシリンダヘッドカバー10の内部に導入される。
【0029】
上記ブローバイガスは、シリンダヘッドカバー10のオイル分離室40に形成された邪魔壁(図示略)に衝突することにより、オイルを分離される。
オイルを分離されたブローバイガスは、シリンダヘッドカバー10の排出口(図示略)から内燃機関の吸気通路へと戻される。また、分離されたオイルは、バッフルプレート20の上面20aに落下して排出孔21からオイル分離室40の外部へと排出される。
【0030】
ここで、カムシャフト(図示略)の回転により飛散するオイルや、オイルを含むブローバイガスは、邪魔板部33に衝突することで排出孔21に到達しにくくなる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
【0031】
(1)カムシャワープレート30は、オイル流路31を形成する流路形成部32と、流路形成部32と一体に形成され、排出孔21と重なり合う邪魔板部33と、を有している。
【0032】
こうした構成によれば、上述した作用を奏する。これにより、上記オイルやブローバイガスが排出孔21を通じてオイル分離室40に逆流することが抑制されるようになる。
また、上記構成によれば、邪魔板部33がカムシャワープレート30と一体に形成されるため、部品点数が増加しない。
【0033】
したがって、簡単な構成により排出孔21を通じたオイルの逆流を抑制することができる。
(2)邪魔板部33は、バッフルプレート20に固定される固定部73a,73bを有する。
【0034】
こうした構成によれば、邪魔板部33の固定部73a,73bがバッフルプレート20に固定されるため、邪魔板部33を含むカムシャワープレート30をバッフルプレート20に対して安定して固定することができる。
【0035】
(3)シリンダヘッドカバー10、バッフルプレート20、及びカムシャワープレート30は、いずれも樹脂製である。シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20とは溶着にて固定されており、バッフルプレート20とカムシャワープレート30とは溶着にて固定されており、固定部73a,73bは、バッフルプレート20に対して溶着にて固定されるものである。シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20とを溶着する第1溶着部50と、固定部73a,73bとが、バッフルプレート20の厚さ方向において互いに重なっている。
【0036】
例えばシリンダヘッドカバー10と、バッフルプレート20と、カムシャワープレート30とを一度に振動溶着にて固定する場合、バッフルプレート20とカムシャワープレート30とが重なる部分においては、カムシャワープレート30を介してバッフルプレート20が間接的に治具により押さえられる。そして、治具により、カムシャワープレート30及びバッフルプレート20をシリンダヘッドカバー10に対して振動させる。このとき、邪魔板部33のうちバッフルプレート20に対して溶着にて固定される固定部73a,73bの位置と、シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20とを溶着する第1溶着部50の位置とがずれていると、治具からの振動がカムシャワープレート30を介して第1溶着部50に対して伝わりにくくなる。その結果、シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20との溶着強度を高めることが難しい。
【0037】
この点、上記構成によれば、シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20とを溶着する第1溶着部50と、固定部73a,73bとが、バッフルプレート20の厚さ方向において互いに重なっているため、治具からの振動がカムシャワープレート30を介して第1溶着部50に対して伝わりやすくなる。したがって、シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20との溶着強度を高めることができる。
【0038】
(4)固定部73a,73bが、互いに間隔をおいて設けられており、固定部73a,73bの間には、邪魔板部33とバッフルプレート20との間に存在するオイルを排出する排出部35が設けられている。
【0039】
こうした構成によれば、排出孔21を通じて邪魔板部33とバッフルプレート20との間に排出されたオイルは、固定部73a,73bの間に設けられた排出部35を通じて外部に排出されるようになる。これにより、邪魔板部33とバッフルプレート20との間の隙間Sにオイルが滞留することを抑制できる。したがって、排出孔21を通じたオイルの排出を安定して行うことができる。
【0040】
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
【0041】
・固定部73a,73bの数は、本実施形態で例示したように2つに限定されず、例えば、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。この場合、排出部35の数は、本実施形態で例示した数に限定されず、固定部の数に応じて適宜変更される。
【0042】
・邪魔板部33の大きさや形状は、本実施形態で例示したものに限定されない。すなわち、邪魔板部33は、バッフルプレート20の排出孔21と厚さ方向に重なるものであれば、大きさや形状を適宜変更してもよい。
【0043】
・シリンダヘッドカバー10とバッフルプレート20との固定態様は溶着に限定されず、締結やスナップフィットなど適宜変更することができる。また、バッフルプレート20とカムシャワープレート30との固定態様は溶着に限定されず、締結やスナップフィットなど適宜変更することができる。
【0044】
・邪魔板部33の固定部を省略することもできる。
・オイル分離室40は、本実施形態で例示したように邪魔壁を備えており、邪魔壁にブローバイガスを衝突させることによりオイルを分離するものに限定されない。例えば、オイル分離室40は、フィルタを備えており、当該フィルタにブローバイガスを通すことによりオイルを分離するものであってもよい。
【符号の説明】
【0045】
S…隙間
10…シリンダヘッドカバー
10a…内面
20…バッフルプレート
20a…上面
20b…下面
21…排出孔
30…カムシャワープレート
31…オイル流路
32…流路形成部
32a…底壁
32b…孔
33…邪魔板部
33a…底壁
33b…側壁
34…供給部
35…排出部
40…オイル分離室
50…第1溶着部
51…溶着リブ
52…溶着面
60…第2溶着部
62…溶着リブ
63a…溶着面
63b…溶着面
70…第3溶着部
72…溶着リブ
73a…固定部
73b…固定部