IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ グンゼ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-アスタキサンチン付繊維製品 図1
  • 特許-アスタキサンチン付繊維製品 図2
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-20
(45)【発行日】2023-11-29
(54)【発明の名称】アスタキサンチン付繊維製品
(51)【国際特許分類】
   D06M 13/13 20060101AFI20231121BHJP
   D06M 101/06 20060101ALN20231121BHJP
【FI】
D06M13/13
D06M101:06
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2022130464
(22)【出願日】2022-08-18
(62)【分割の表示】P 2018191153の分割
【原出願日】2018-10-09
(65)【公開番号】P2022159497
(43)【公開日】2022-10-17
【審査請求日】2022-09-15
(73)【特許権者】
【識別番号】000001339
【氏名又は名称】グンゼ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000914
【氏名又は名称】弁理士法人WisePlus
(72)【発明者】
【氏名】田中 千晶
(72)【発明者】
【氏名】由井 美也
【審査官】斎藤 克也
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第107557994(CN,A)
【文献】特開2010-116656(JP,A)
【文献】特表2008-508444(JP,A)
【文献】特許第6044734(JP,B1)
【文献】特開2008-038258(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06M 13/00 - 15/715
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリウレタンを含まず綿を含む繊維製品と、該繊維製品に付着したアスタキサンチンとからなることを特徴とするアスタキサンチン付繊維製品。
【請求項2】
ポリウレタンを含まず綿及び/又はレーヨンを含む繊維製品と、該繊維製品に付着したアスタキサンチンとからなり、
前記繊維製品がニットであることを特徴とするアスタキサンチン付繊維製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製造が容易であり、長期間にわたってアスタキサンチンを徐放して、着用することにより日常的にアスタキサンチンを摂取することができるアスタキサンチン付繊維製品に関する。
【背景技術】
【0002】
アスタキサンチンは、キサントフィル類の1種であって、一部の藻類やオキアミ、エビ、鯛、鮭等に含まれ、自然界に広く分布している橙色色素である。
アスタキサンチンは、高い抗酸化作用を有することが知られており、紫外線やストレス改善効果、筋肉損傷や疾病を改善する効果等を有するとされている。近年では、アスタキサンチンを配合したサプリメントや健康食品、スキンケア用品等も発売されている。
【0003】
このようなアスタキサンチンを繊維製品に付着させることにより、日常的にアスタキサンチンを摂取して、ストレス改善効果等を発揮することが試みられている。
日常的にアスタキサンチンを摂取して、ストレス改善効果等を発揮するためには、長期間にわたって繊維製品からアスタキサンチンが徐放される必要がある。しかしながら、アスタキサンチンは繊維製品に対する親和性が低いため、通常の処理方法では繊維に吸着・充填することは困難であるとされてきた。例えば、アスタキサンチンを含む処理液中に繊維製品を浸漬又はパディングし、乾燥させる方法では、僅かな回数の洗濯によりアスタキサンチンが失われてしまうという問題があった。一方、アスタキサンチンを繊維に化学的に結合させようとすると、アスタキサンチンの効果が失われてしまったり、繊維から全くアスタキサンチンが放出されなくなってしまったりする。
【0004】
そのため、例えば特許文献1に記載されるように、オレフィン系繊維又はナイロン繊維の中空糸に、80℃以下で圧力25MPa以下の二酸化炭素媒体中でアスタキサンチンを染色固定化する等の特殊な方法が試みられてきた。しかしながら、このような特殊な方法では、使用できる繊維製品の種類が限定されるうえ、染色加工が煩雑で高コストであるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特許第6044734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記現状に鑑み、製造が容易であり、長期間にわたってアスタキサンチンを徐放して、着用することにより日常的にアスタキサンチンを摂取することができるアスタキサンチン付繊維製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ポリウレタンを含む繊維製品と、該繊維製品に付着したアスタキサンチンとからなるアスタキサンチン付繊維製品である。
以下に本発明を詳述する。
【0008】
本発明者らは、鋭意検討の結果、ポリウレタンを含む繊維製品であれば、驚くべきことに水系染色法等の従来公知の処理方法であっても容易にアスタキサンチンを繊維製品に付着させることができ、適度な除放性と洗濯耐久性とを発揮できることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
本発明のアスタキサンチン付繊維製品は、繊維製品と、該繊維製品に付着したアスタキサンチンとからなる。
上記繊維製品は、ポリウレタンを含む。上記繊維製品がポリウレタンを含むことにより、水系染色法等の従来公知の処理方法であっても容易にアスタキサンチンを繊維製品に付着させることができる。この理由については定かではないが、ポリウレタンのソフトセグメント(水酸基を有する化合物に由来する部分)とアスタキサンチンとの親和性が高く、該ソフトセグメント部位にアスタキサンチンが浸透して適度に保持されるのではないかと推測される。
【0010】
上記ポリウレタンは、ウレタン結合を有するポリマーを意味する。上記ポリウレタンは、通常、イソシアネート基と水酸基を有する化合物の重付加により生成される。原料となる水酸基を有する化合物の種類により、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリウレタン、ポリカーボネート系ポリウレタン等があるが、本発明ではいずれのポリウレタンであっても用いることができる。なかでも、特にアスタキサンチンの親和性に優れることから、ポリエーテル系ポリウレタン又はポリエステル系ポリウレタンが好ましく、ポリエーテル系ポリウレタンが更に好ましい。
【0011】
上記繊維製品は、ポリウレタンを含んでいればよく、具体的には例えば、ポリウレタン繊維のみからなる繊維製品や、ポリウレタン繊維と他の繊維とからなる繊維製品や、ポリウレタン以外の繊維にポリウレタンをコーティングしたコーティング繊維を含む繊維製品等を用いることができる。なかでも、製造が容易であり、優れた肌触りや風合いを付与することができ、かつ、アスタキサンチンの付着量を調整することが容易であることから、ポリウレタン繊維と他の繊維とからなる繊維製品が好適である。
【0012】
上記ポリウレタン繊維としては、例えば、モビロン(登録商標)(日清紡テキスタイル社製)、ロイカ(登録商標)(旭化成社製)、ライクラ(登録商標)(東レ・オペロンテックス社製)等の市販品を用いることができる。
【0013】
上記他の繊維としては、綿(セルロース系繊維)、麻、絹、羊毛等の天然繊維や、ポリエチレンテレフタレート、レーヨン、ポリノジック、キュプラ、アセテート、ナイロン、ビニロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、アクリル、アクリル系、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成繊維が挙げられる。これらの他の繊維は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、綿及び/又はレーヨンは、肌着等をはじめとする繊維製品の多くに用いられるものであり、優れた肌触りや風合い等が得られることから好適である。
【0014】
上記繊維製品がポリウレタン繊維と他の繊維とからなる場合、繊維製品におけるポリウレタン繊維の含有量の好ましい下限は3重量%、好ましい上限は50重量%である。混合繊維におけるポリウレタン繊維の含有量をこの範囲内とすることにより、優れた肌触りや風合いと、充分なアスタキサンチン付着量とを両立させることができる。混合繊維におけるポリウレタン繊維の含有量のより好ましい下限は5重量%、より好ましい上限は35重量%である。
【0015】
上記アスタキサンチンは、キサントフィル類の1種であって、IUPAC名では3,3’-ジヒドロキシ-β,β-カロテン-4,4’-ジオンで表される。上記アスタキサンチンには、3つの光学異性体と4つの幾何異性体が存在するが、いずれも用いることができる。また、上記アスタキサンチンには、アスタキサンキチンのエステル等の誘導体も含まれる。
上記アスタキサンチンは、高い抗酸化作用を有することが知られており、紫外線やストレス改善効果、筋肉損傷や疾病を改善する効果等を有するとされる。
上記アスタキサンチンは、一部の藻類やオキアミ、エビ、鯛、鮭等に由来する天然物や、化学合成した合成物を用いることができる。
【0016】
上記アスタキサンチンは、オイルや懸濁液(水懸濁液)の形で市販されているものも用いることができる。また、アスタキサンチンを単独で用いてもよく、アスタキサンチンを含む混合物や、他のキサントフィル類との混合物を用いてもよい。
具体的には例えば、アスタリール(登録商標)(富士化学工業社製)、アスタッツ(登録商標)(富士フイルム社製)等の市販品のオイルや懸濁液を用いることができる。
【0017】
本発明のアスタキサンチン付繊維製品において、アスタキサンチン付着量(初期付着量)は0.00005wt%(0.5ppm)以上であることが好ましい。アスタキサンチン付着量(初期付着量)が0.00005wt%(0.5ppm)以上であることにより、特に高いストレス改善効果等の効果を発揮することができる。アスタキサンチン付着量(初期付着量)は0.00025wt%(2.5ppm)以上であることがより好ましく、0.0005wt%(5ppm)以上であることが更に好ましい。アスタキサンチン付着量(初期付着量)の上限は特に限定されないが、1.0wt%(10000ppm)程度が実質的な上限である。
なお、アスタキサンチン付着量は、アスタキサンチン付繊維製品のサンプルからアセトン等の有機溶媒によりアスタキサンチンを抽出し、該抽出液の474nmの波長の吸光度を測定し、予め作成した検量線から算出することができる。
【0018】
本発明のアスタキサンチン付繊維製品は、水系染色法等の従来公知の処理方法により容易に製造することができる。具体的には例えば、アスタキサンチンを含む処理液中に繊維製品を浸漬又はパディングし、乾燥させる方法により製造することができる。
【0019】
本発明のアスタキサンチン付繊維製品としては特に限定されず、衣料の他、ハンカチ、タオル、ふとん等も好適である。なかでも、肌着や、敷ふとん、敷マット、敷布、毛布・タオルケット、ふとんカバー、掛けふとんの襟掛け、枕、枕カバー、パジャマ等の就寝用品等にアスタキサンチンを付着させた場合には、意識せずとも長時間にわたってアスタキサンチンを摂取することになることから、極めて高い効果が期待できる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、製造が容易であり、長期間にわたってアスタキサンチンを徐放して、着用することにより日常的にアスタキサンチンを摂取することができるアスタキサンチン付繊維製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】実験例1における各アスタキサンチン付繊維製品の洗濯回数とアスタキサンチン残存率(%)との関係を示すグラフである。
図2】実験例2における各アスタキサンチン付繊維製品の洗濯回数とアスタキサンチン残存率(%)との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
【0023】
(実験例1)
(1)繊維製品の調製
ポリウレタン繊維(モビロン(登録商標)(日清紡テキスタイル社製))と綿糸とを用いてフライス編みを行い、ポリウレタン繊維の含有量が35重量%、綿糸の含有量が65重量%のニットを製造した(1-A)。同様に、表1に示したような含有量にて1-B~1-Gのニットを製造した。なお、1-Bでは、綿とレーヨンとの混合繊維を用いた。
【0024】
【表1】
【0025】
(2)アスタキサンチン付繊維製品の製造
市販のアスタキサンチン懸濁液(ASTOTS-AWS、富士フイルム社製)に蒸留水を加えて濃度を調整して、アスタキサンチン濃度が0.025%owfのアスタキサンチン処理液を調製した。
得られたアスタキサンチン処理液に各ニットを1:5の浴比で浸漬し、パッダーで絞った後、60℃、7分間テンター処理を行うことにより、アスタキサンチン付繊維製品を得た。
【0026】
(3)アスタキサンチン付着量(初期付着量)の測定
得られたアスタキサンチン付繊維製品の一部を切り出し、アセトンを用いてアスタキサンチンを抽出し、抽出液の474nmの波長の吸光度を測定した。別に作成した検量線から、アスタキサンチン付着量(初期付着量)を算出した。結果を表2に示した。
【0027】
(4)洗濯耐久性の評価
通常の家庭用洗濯機(パナソニック社製、NA-F50B5)を用いて、洗剤(花王社製、アタック)を0.67g/Lの濃度となるように加えた洗剤液を用いて、浴比1:30の条件で洗濯を行った。洗濯後の各試験布を天日乾燥した。この操作を繰り返し30回行った。洗濯1、5、10、15、20、25及び30回後に、各アスタキサンチン付繊維製品のアスタキサンチン付着量を測定し、初期付着量を100%とした場合のアスタキサンチン残存率(%)を測定した。結果を表2に示した。
【0028】
【表2】
【0029】
表2のデータをもとに、各アスタキサンチン付繊維製品の洗濯回数とアスタキサンチン残存率(%)との関係を示すグラフを図1に示した。
図1より、ポリウレタン繊維を含まない1-D~1-Gのニットを用いた場合には、洗濯回数15回までにアスタキサンチン残存率は0%となった。これらのニットでは、アスタキサンチンの親和性が低く、ごく短期間で全てのアスタキサンチンが放出されてしまうことがわかる。一方、ポリウレタン繊維を含む1-A~1-Cのニットを用いた場合には、洗濯回数30回でもアスタキサンチンが残存していることがわかる。また、これらより、ポリウレタン繊維の含有率が高いほど、より多くのアスタキサンチンが残存する傾向があることもわかる。
【0030】
(実験例2)
(1)繊維製品の調製
ポリウレタン繊維(モビロン(登録商標)(日清紡テキスタイル社製))と綿糸とを用いてフライス編みを行い、ポリウレタン繊維の含有量が35重量%、綿糸の含有量が65重量%のニットを製造した(2-A)。同様に、表3に示したような含有量にて2-B、2-Cのニットを製造した。
【0031】
【表3】
【0032】
(2)アスタキサンチン付繊維製品の製造
市販のアスタキサンチンオイル(ASTOTS-50S、富士フイルム社製)に蒸留水を加えて濃度を調整して、アスタキサンチン濃度が0.025%owfのアスタキサンチン処理液を調製した。
得られたアスタキサンチン処理液に各ニットを1:5の浴比で浸漬し、パッダーで絞った後、60℃、7分間テンター処理を行うことにより、アスタキサンチン付繊維製品を得た。
【0033】
(3)アスタキサンチン付着量(初期付着量)の測定
得られたアスタキサンチン付繊維製品の一部を切り出し、アセトンを用いてアスタキサンチンを抽出し、抽出液の474nmの波長の吸光度を測定した。別に作成した検量線から、アスタキサンチン付着量(初期付着量)を算出した。結果を表4に示した。
【0034】
(4)洗濯耐久性の評価
通常の家庭用洗濯機(パナソニック社製、NA-F50B5)を用いて、洗剤(花王社製、アタック)を0.67g/Lの濃度となるように加えた洗剤液を用いて、浴比1:30の条件で洗濯を行った。洗濯後の各試験布を天日乾燥した。この操作を繰り返し30回行った。洗濯1、10、15、20、25及び30回後に、各アスタキサンチン付繊維製品のアスタキサンチン付着量を測定し、初期付着量を100%とした場合のアスタキサンチン残存率(%)を測定した。結果を表4に示した。
【0035】
【表4】
【0036】
表4のデータをもとに、各アスタキサンチン付繊維製品の洗濯回数とアスタキサンチン残存率(%)との関係を示すグラフを図2に示した。
図2より、ポリウレタン繊維を含まない2-Cのニットを用いた場合には、洗濯回数15回までにアスタキサンチン残存率は0%となった。このニットでは、アスタキサンチンの親和性が低く、ごく短期間で全てのアスタキサンチンが放出されてしまうことがわかる。一方、ポリウレタン繊維を含む2-A、2-Bのニットを用いた場合には、洗濯回数30回でもアスタキサンチンが残存していることがわかる。
【0037】
(実験例3)
(1)繊維製品の調製
ポリウレタン繊維(ロイカ(登録商標)(旭化成社製))とナイロン糸とを用いてフライス編みを行い、ポリウレタン繊維の含有量が40重量%、ナイロン糸の含有量が60重量%のニットを製造した。
【0038】
(2)アスタキサンチン付繊維製品の製造
市販のアスタキサンチン懸濁液(ASTOTS-AWS、富士フイルム社製)に蒸留水を加えて濃度を調整して、アスタキサンチン濃度が0.0015%owfのアスタキサンチン処理液を調製した。
得られたアスタキサンチン処理液にニットを1:5の浴比で浸漬し、パッダーで絞った後、60℃、7分間テンター処理を行うことにより、アスタキサンチン付繊維製品を得た。
【0039】
(3)アスタキサンチン付着量(初期付着量)の測定
得られたアスタキサンチン付繊維製品の一部を切り出し、アセトンを用いてアスタキサンチンを抽出し、抽出液の474nmの波長の吸光度を測定した。別に作成した検量線から、アスタキサンチン付着量(初期付着量)を算出したところ、0.15ppmであった。
【0040】
(4)洗濯耐久性の評価
通常の家庭用洗濯機(パナソニック社製、NA-F50B5)を用いて、洗剤(花王社製、アタック)を0.67g/Lの濃度となるように加えた洗剤液を用いて、浴比1:30の条件で洗濯を行った。洗濯後の各試験布を天日乾燥した。この操作を繰り返し5回行った。洗濯1及び5回後に、アスタキサンチン付繊維製品のアスタキサンチン付着量を測定し、初期付着量を100%とした場合のアスタキサンチン残存率(%)を測定した。アスタキサンチン残存率は、洗濯1回後で79.0%、洗濯5回後で79.0%であった。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明によれば、製造が容易であり、長期間にわたってアスタキサンチンを徐放して、着用することにより日常的にアスタキサンチンを摂取することができるアスタキサンチン付繊維製品を提供することができる。
図1
図2