IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 蘇州貝昂科技有限公司の特許一覧

<>
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図1
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図2
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図3
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図4
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図5
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図6
  • 特許-集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-21
(45)【発行日】2023-11-30
(54)【発明の名称】集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機
(51)【国際特許分類】
   B03C 3/40 20060101AFI20231122BHJP
   F04D 25/08 20060101ALI20231122BHJP
   B03C 3/41 20060101ALI20231122BHJP
   B03C 3/47 20060101ALI20231122BHJP
   B03C 3/66 20060101ALI20231122BHJP
   B60H 3/06 20060101ALI20231122BHJP
【FI】
B03C3/40 B
F04D25/08 307E
B03C3/41 A
B03C3/41 C
B03C3/47
B03C3/66
B60H3/06 631
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2022535927
(86)(22)【出願日】2021-09-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-31
(86)【国際出願番号】 CN2021118157
(87)【国際公開番号】W WO2022198935
(87)【国際公開日】2022-09-29
【審査請求日】2022-06-13
(31)【優先権主張番号】202110304938.2
(32)【優先日】2021-03-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520066924
【氏名又は名称】▲蘇▼州▲貝▼昂智能科技股▲フン▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】冉 宏宇
(72)【発明者】
【氏名】陳 其
(72)【発明者】
【氏名】劉 義剛
(72)【発明者】
【氏名】路 尭遠
【審査官】目代 博茂
(56)【参考文献】
【文献】特開平04-281862(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0015482(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2006/0278074(US,A1)
【文献】特開平11-151453(JP,A)
【文献】特開平10-296122(JP,A)
【文献】特開昭54-035478(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B03C3/00-11/00
B60H1/00-3/06
F04D25/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
集塵機構であって、
発生極ユニットと、収集極ユニットと、を備え、
前記発生極ユニットは、発生極ホルダー、発生極板及び発生極線を有し、前記発生極板と前記発生極線は間隔を空けて、前記発生極ホルダー内に交互に配列され、
前記収集極ユニットは、収集極ホルダー、反発極板及び収集極板を有し、前記反発極板と前記収集極板は間隔を空けて、前記収集極ホルダー内に交互に配列され、
前記発生極ホルダーと前記収集極ホルダーは取り外し可能に接続され、前記収集極板と前記発生極線は磁気吸引方式で接続されるとともに、導通されることを特徴とする集塵機構。
【請求項2】
前記収集極板と前記発生極線とは高圧電源に接続され、前記反発極板と前記発生極板とはそれぞれ接地されていることを特徴とする請求項1に記載の集塵機構。
【請求項3】
前記収集極ホルダーの端部には第1磁気吸引接点が設けられ、前記収集極板と前記発生極線とは前記第1磁気吸引接点を介して前記高圧電源に接続され、
前記収集極ホルダーの端部には第2磁気吸引接点が設けられ、前記反発極板は前記第2磁気吸引接点を介して接地され、
前記収集極ホルダーの端部には第3磁気吸引接点が設けられ、前記発生極板と前記収集極ホルダーとは前記第3磁気吸引接点を介して接地されるように、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通されることを特徴とする請求項2に記載の集塵機構。
【請求項4】
前記発生極ホルダーの、前記収集極ホルダーに背中合わせする1側にはハンドルが設けられることを特徴とする請求項1に記載の集塵機構。
【請求項5】
前記収集極板と前記反発極板との間の距離は1~2mmであることを特徴とする請求項1-4の何れか1項に記載の集塵機構。
【請求項6】
前記発生極ホルダーと前記収集極ホルダーとはネジ接続され、又は、
前記発生極ホルダーには第1係合部材が設けられ、前記収集極ホルダーには第2係合部材が設けられ、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは協働して、前記発生極ホルダーを前記収集極ホルダーに取り外し可能に接続することを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の集塵機構。
【請求項7】
車載用空気清浄機であって、請求項1~6の何れか1項に記載の集塵機構を備えることを特徴とする車載用空気清浄機。
【請求項8】
車内空間に設けられる支持台と、
前記支持台に設けられ、前記集塵機構が配置される取付台と、
前記取付台に設けられるとともに、前記集塵機構の発生極ユニットに近接する吸気口と、
前記取付台に設けられるとともに、前記集塵機構の収集極ユニットに近接する排気口と、
前記吸気口及び/又は前記排気口に設けられ、前記吸気口から前記排気口へ向かって空気が吸引されるように負圧を提供するためのファンと、を備えることを特徴とする請求項7に記載の車載用空気清浄機。
【請求項9】
前記取付台は前記支持台に回転可能に配置され、水平面と所定夾角を保持するように、前記取付台を調節することを特徴とする請求項8に記載の車載用空気清浄機。
【請求項10】
扇風機であって、請求項1~6の何れか1項に記載の集塵機構を備えることを特徴とする扇風機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は空気浄化の技術分野に関し、具体的には、集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機に関する。
【背景技術】
【0002】
人々の生活における空気の質に対する関心及び要求が高まるに連れて、室内/車内の空気の質を改善するために空気清浄機を使用することがますます一般的になっている。静電集塵技術による空気清浄機は、吸気口と排気口との間に配置される静電エレメントを備える。空気は吸気口を介して空気清浄機に入ってから、静電エレメントを経た後、排気口から排出され、静電エレメントは空気中の汚染物質を吸着し、空気浄化の目的を実現する。空気清浄機を一定期間使用した後、汚染物質は静電エレメントに堆積するため、静電エレメントを定期的に掃除する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術が提供する静電エレメントは、一般的に集積型であり、静電エレメント内の放出フィラメント、収集ブロック内の反発シート、及び収集ブロック内の収集シートなどは集積されるので、洗浄し難い。
【0004】
本出願の実施例は、清掃を便利にする集塵機構、車載用空気清浄機及び扇風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によれば、本出願の実施例は集塵機構を提供し、
発生極ユニットと、収集極ユニットと、を備え、
前記発生極ユニットは、発生極ホルダー、発生極板及び発生極線を有し、前記発生極板と前記発生極線は間隔を空けて、前記発生極ホルダー内に交互に配列され、
前記収集極ユニットは、収集極ホルダー、反発極板及び収集極板を有し、前記反発極板と前記収集極板は間隔を空けて、前記収集極ホルダー内に交互に配列され、
前記発生極ホルダーと前記収集極ホルダーは取り外し可能に接続され、前記収集極板と前記発生極線は磁気吸引方式で接続されるとともに、導通される。
【0006】
上記実現形態において、収集極板と発生極線とが整列する場合、磁気吸引方式で接続されるとともに導通され、一緒に電源に接続するのに便利であり、収集極ユニットと発生極ユニットとの間のリードレス方式の導通を実現し、回路構成を簡略化し、リード線の接続による取り外しの困難さを回避し、収集極ユニットと発生極ユニットとの着脱を便利にして、取り外された後、発生極ユニットは収集極板の洗浄を妨げることなく、洗浄の困難さを低減させる。
【0007】
いくつかの実施例において、前記収集極板と前記発生極線とは高圧電源に接続され、前記反発極板と前記発生極板とはそれぞれ接地されている。
【0008】
上記実現形態において、収集極板及び発生極線は導通された全体として、更に反発極板と発生極板を含めて、この三者のうち1つだけが高圧電源に接続されるため、回路の複雑さ及び配線の困難さを低減させ、安全性能を向上させることができる。
【0009】
いくつかの実施例において、前記収集極ホルダーの端部には第1磁気吸引接点が設けられ、前記収集極板と前記発生極線とは前記第1磁気吸引接点を介して前記高圧電源に接続され、前記収集極ホルダーの端部には第2磁気吸引接点が設けられ、前記反発極板は前記第2磁気吸引接点を介して接地され、前記収集極ホルダーの端部には第3磁気吸引接点が設けられ、前記発生極板と前記収集極ホルダーとは前記第3磁気吸引接点を介して接地されるように、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通される。
【0010】
上記実現形態において、使用時に、収集極ホルダーの端部が対応する位置に配置され、集塵機構を回路全体に接続できる。磁気吸引の接続方式は、集塵機構を便利に取り出し、収集極ユニットにおける収集極板を洗浄する。
【0011】
いくつかの実施例において、前記発生極ホルダーの、前記収集極ホルダーに背中合わせする1側にはハンドルが設けられる。
【0012】
上記実現形態において、ハンドルを手で持つことで、発生極ホルダーを便利に移動させ、発生極ホルダー及び収集極ホルダーの取り付け、取り外しに便利である。発生極ホルダーと収集極ホルダーとが接続された後、集塵機構全体を形成し、ハンドルを手で持つ又は工具で挟持することで、集塵機構を便利に移動させ、集塵機構の取り付け及び取り外しに便利である。
【0013】
いくつかの実施例において、前記収集極板と前記反発極板との間の距離は1~2mmである。
【0014】
上記実現形態において、当該距離の限定は気流のスムーズ性を保証するだけでなく、収集効率を最大限に保証でき、同一体積での浄化効率が高い。
【0015】
いくつかの実施例において、前記発生極ホルダーと前記収集極ホルダーとはネジ接続され、又は、前記発生極ホルダーには第1係合部材が設けられ、前記収集極ホルダーには第2係合部材が設けられ、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは協働して、前記発生極ホルダーを前記収集極ホルダーに取り外し可能に接続する。
【0016】
上記実現形態において、発生極ホルダー及び収集極ホルダーの着脱過程の操作は簡単であり、着脱に便利である。
【0017】
第2の態様によれば、本出願の実施例は、上記の何れか1項に記載の集塵機構を備える車載用空気清浄機を提供する。
【0018】
いくつかの実施例において、車内空間に設けられる支持台と、前記支持台に設けられ、前記集塵機構が配置される取付台と、前記取付台に設けられるとともに、前記集塵機構の発生極ユニットに近接する吸気口と、前記取付台に設けられるとともに、前記集塵機構の収集極ユニットに近接する排気口と、前記吸気口及び/又は前記排気口に設けられ、負圧を提供するためのファンと、を備える。
【0019】
上記実現形態において、支持台の一端は車内空間に固定され、他端は取付台を所定位置に支持する。集塵機構は集塵本体として取付台に設けられ、取付台には吸気口、排気口及びファンが設けられることで、気体流動通路を形成する。車内の空気はファンの負圧で、発生極ユニットに入った後、汚染物質粒子はイオン化され、収集極ユニットに入った後、イオン化された汚染物質粒子は収集極板に吸着される。浄化された空気は排気口から流出し、1回の気体循環過程を完了させる。車載用空気清浄機の動作過程において、上記気体循環過程を持続的に行う。
【0020】
いくつかの実施例において、前記取付台は前記支持台に回転可能に配置され、水平面と所定夾角を保持するように、前記取付台を調節する。
【0021】
上記実現形態において、気体は所定の角度で集塵機構に入り、浄化された後、所定の角度で排出され、気流のスムーズ性を保持し、騒音を低減させる。
【0022】
第3の態様によれば、本出願の実施例は、上記の何れか1項に記載の集塵機構を備える扇風機を提供する。
【発明の効果】
【0023】
上記実現形態において、上記集塵機構を採用することで、収集極板と発生極線とが整列する場合、磁気吸引方式で接続されるとともに導通され、一緒に電源に接続するのに便利であり、収集極ユニットと発生極ユニットとの間のリードレス方式の接続を実現し、回路構成を簡略化し、リード線の接続による取り外しの困難さを回避し、収集極ユニットと発生極ユニットとの着脱を便利にして、取り外された後、発生極ユニットは収集極板の洗浄を妨げることなく、洗浄の困難さを低減させる。集塵機構は扇風機により送られた風を濾過し、扇風機は粉塵がなく且つ清潔度が高い空気を吹き出すことができ、敏感な人の使用ニーズを満たす。
【図面の簡単な説明】
【0024】
本出願の実施例の技術的解決策をより明らかに説明するために、以下、本出願の実施例の必要な図を簡単に紹介する。ここで、以下の図は本出願のいくつかの実施例のみを示すため、範囲に対する限定としてみなされるべきではなく、当業者にとって、進歩性に値する労働をしないことを前提として、これらの図に基づき、他の関連図を取得できる。
図1】本出願の1実施例が提供する集塵機構の構成模式図である。
図2】本出願の1実施例が提供する集塵機構が取り外された構成模式図である。
図3】本出願の1実施例が提供する集塵機構の分解図である。
図4】本出願の1実施例が提供する集塵機構において、収集極板及び反発極板が交互に分布する構成模式図である。
図5】本出願の1実施例が提供する集塵機構の立体構成模式図である。
図6】本出願の1実施例が提供する集塵機構の立体構成模式図である。
図7】本出願の1実施例が提供する車載用空気清浄機の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本出願の実施例の図を結合し、本出願の実施例の技術的解決策を記載する。
【0026】
ここで、類似の符号及び英文字は以下の図において類似の項目を表す。従って、ある一つの項目が一つの図において定義されれば、以降の図においてそれをさらに定義及び解釈する必要はない。また、本出願の記載において、「第1」、「第2」などの用語は、相対的な重要性を指示または暗示するものとしては理解できず、説明を区別するためのものに過ぎない。
【0027】
第1の態様によれば、本出願の実施例は集塵機構を提供し、図1~6に示すように、発生極ユニット100と、収集極ユニット200とを備え、発生極ユニット100は発生極ホルダー101、発生極板102及び発生極線(図示せず)を有し、発生極板102と発生極線は間隔を空けて発生極ホルダー101内に交互に配列され、収集極ユニット200は収集極ホルダー201、反発極板203及び収集極板202を有し、反発極板203と収集極板202は間隔を空けて収集極ホルダー201内に交互に配列され、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201は取り外し可能に接続され、収集極板202と発生極線は磁気吸引方式で接続されるとともに、導通される。
【0028】
使用時に、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とは接続され、さらに、発生極ユニット100と収集極ユニット200とを組み合わせて使用する。発生極線と収集極板202は磁気吸引方式で接続されるとともに、導通され、一緒に電源に接続する。発生極ユニット100において、発生極線と発生極板102との間に電界を生成する。収集極ユニット200において、収集極板202と反発極板203との間に電界を生成する。汚染物質粒子を含有する空気は発生極ユニット100に入った後、発生極線と発生極板102との間の電界の作用でイオン化される。イオン化された汚染物質粒子は収集極ユニット200に入った後、電界の作用下で収集極板202に吸着され、空気浄化過程を完了させる。一定期間使用した後、洗浄が必要な場合、発生極ホルダー101及び収集極ホルダー201を取り外し、次に、発生極ユニット100及び収集極ユニット200を取り外し、収集極ユニット200における収集極板202を個別に洗浄するのに便利である。
【0029】
このように、本実施例が提供する集塵機構において、収集極板202と発生極線とが整列する場合、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通され、一緒に電源に接続するのに便利であり、収集極ユニット200と発生極ユニット100との間のリードレス方式の導通を実現し、回路構成を簡略化し、リード線の接続による取り外しの困難さを回避し、さらに、収集極ユニット200と発生極ユニット100との着脱に便利であり、取り外された後、発生極ユニット100は収集極板202の洗浄を妨げることなく、洗浄の困難さを低減させる。
【0030】
上記発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とは、両端が開口した筒状構成、例えば、中空の柱筒又は角柱構成などであってもよく、本実施例はこれに限定されず、汚染物質を含有する空気が通過する通路を形成すればよい。
【0031】
図5を参照すると、上記発生極板102と発生極線が間隔を空けて発生極ホルダー101内に交互に配列されることは、発生極板102の両端がそれぞれ発生極ホルダー101の内壁に接続され、複数の発生極板102が発生極ホルダー101内において平行するように、間隔を空けて分布することを指してもよい。発生極線の両端はそれぞれ発生極ホルダー101内に接続され、複数の発生極線は発生極ホルダー101内において平行するように、間隔を空けて分布する。発生極板102と発生極線は間隔を空けて交互に配列され、つまり、各発生極線は隣接する2つの発生極板102の間に位置し、各発生極板102は隣接する2つの発生極線の間に位置する。一実施例において、発生極板102及び発生極線の数は同じであってもよいし、その差は1であってもよい。例えば、発生極ホルダー101内に3つの発生極板102及び2つの発生極線が設けられる場合、発生極板102、発生極線、発生極板102、発生極線、発生極板102の順序で、順に配列されてもよい。
【0032】
発生極板102と発生極線とは溶接などの固定接続の方式で、発生極ホルダー101の内壁に接続されてもよいし、係止、締結、巻きなどの取り外し可能な接続方式で、発生極ホルダー101の内壁に接続されてもよく、本実施例はこれに限定されない。
【0033】
同様に、図4及び6を参照すると、上記反発極板203と収集極板202が間隔を空けて収集極ホルダー201内に交互に配列されることは、反発極板203の両端がそれぞれ収集極ホルダー201の内壁に接続され、複数の反発極板203が収集極ホルダー201内において平行するように、間隔を空けて分布することを指してもよい。収集極板202の両端はそれぞれ収集極ホルダー201内に接続され、複数の収集極板202は収集極ホルダー201内において平行するように、間隔を空けて分布する。反発極板203と収集極板202と間隔を空けて交互に配列され、つまり、各収集極板202は隣接する2つの反発極板203の間に位置し、各反発極板203は隣接する2つの収集極板202の間に位置する。一実施例において、反発極板203及び収集極板202の数は同じであってもよいし、その差は1であってもよい。例えば、収集極ホルダー201内に3つの反発極板203及び2つの収集極板202が設けられる場合、反発極板203、収集極板202、反発極板203、収集極板202、反発極板203の順序で、順に配列されてもよい。
【0034】
反発極板203と発生極板102とは溶接などの固定接続の方式で、収集極ホルダー201の内壁に接続されてもよいし、係止、締結などの取り外し可能な接続方式で、収集極ホルダー201の内壁に接続されてもよく、本実施例はこれに限定されない。例えば、収集極ホルダー201の内壁には、軸方向に沿った凹溝が設けられ、収集極板202の両端はそれぞれ凹溝に嵌め込まれ、摩擦力、又は係合などの方式で凹溝に位置制限されることで、収集極板202は軸方向に引き抜かれるように、収集極ホルダー201から取り出され、又は収集極ホルダー201に改めて取り付けられる。このように配置すると、洗浄する場合、発生極ユニット100と収集極ユニット200とを取り外した後、収集極板202を取り出し、個別に洗浄し、洗浄の困難さをさらに低減させる。
【0035】
本実施例において、収集極板202と発生極線は磁気吸引方式で接続されるとともに、導通されることは、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とは接続された後、複数の収集極板202と複数の発生極線とは1対1に対応するように、互いに接触し、磁気吸引力で密着されることを指し、互いに接触する2つの導体には、一緒に電源に接続できる。上記磁気吸引力の限定は、発生極線と収集極板202とを使用過程で緊密に接触させるとともに、発生極ホルダー101及び収集極ホルダー201を便利に取り外すことができ、当業者は実際の作業状況に基づき、適切に配置すればよく、本実施例はこれに限定されない。
【0036】
ここで、集塵の目的を実現するために、発生極線と収集極板202との間は、電界を形成し汚染物質粒子をイオン化するための電圧差がなければならない。収集極板202と反発極板203との間は、電界を形成し汚染物質を吸着するための電圧差がなければならない。本実施例において、発生極線と発生極板102は磁気吸引方式で接続されるとともに、導通され、両者は同質の電荷を有する。発生極板102は接地し、又は反対極性の電荷を有し、反発極板203は接地し、又は反対極性の電荷を有し、電界を生成すればよい。
【0037】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、収集極板202及び発生極線は高圧電源に接続され、反発極板203及び発生極板102はそれぞれ接地されている。
【0038】
このように配置すると、収集極板202及び発生極線とは導通された全体として、更に反発極板203と発生極板102を含めて、この三者のうち1つだけが高圧電源に接続されるため、回路の複雑さ及び配線の困難さを低減させ、安全性能を向上させることができる。
【0039】
反発極板203と発生極板102とは共同で接地してもよい。反発極板203と発生極板102とはそれぞれ独立の接地回路を有し、反発極板203の接地回路には抵抗が接続され、これによって、反発極板203での発火現象の発生を回避し、安全性能を向上させることができる。
【0040】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、収集極ホルダー201の端部には第1磁気吸引接点204が設けられ、収集極板202と発生極線とは第1磁気吸引接点204によって高圧電源に接続され、収集極ホルダー201の端部には第2磁気吸引接点205が設けられ、反発極板203は第2磁気吸引接点205を介して接地され、収集極ホルダー201の端部には第3磁気吸引接点206が設けられ、発生極板102と収集極ホルダー201とは第3磁気吸引接点206を介して接地されるように、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通される。
【0041】
このように配置すると、使用時に、収集極ホルダー201の端部が対応する位置に配置され、集塵機構を回路全体に接続できる。磁気吸引の接続方式は集塵機構を便利に取り出し、収集極ユニット200における収集極板202を洗浄する。
【0042】
高圧電源又は接地への接続を便利にするために、上記第1磁気吸引接点204、第2磁気吸引接点205及び第3磁気吸引接点206は、収集極ホルダー201の発生極ホルダー101に背中合わせする一端に位置する。
【0043】
上記収集極板202及び発生極線が第1磁気吸引接点204を介して高圧電源に接続されることは、第1磁気吸引接点204と各収集極板202とはリード線又は金属ガイド板などによって導通され、第1磁気吸引接点204と電源接続接点とを突き合わせる場合、各収集極板202に高圧電源に接続することを指す。上記リード線及び金属ガイド板は収集極ホルダー201の内壁に貼合され、又は収集極ホルダー201に嵌め込まれ、収集極板202の洗浄過程に対する妨げを低減させる。
【0044】
上記反発極板203が第2磁気吸引接点205を介して接地されることは、第2磁気吸引接点205と各反発極板203とはリード線又は金属ガイド板などによって導通され、第2磁気吸引接点205と車内の接地線接点とを突き合わせる場合、各反発極板203が接地されることを指す。上記リード線及び金属ガイド板は収集極ホルダー201の内壁に貼合され、又は収集極ホルダー201に嵌め込まれ、収集極板202の洗浄過程に対する妨げを低減させる。
【0045】
上記発生極板102と収集極ホルダー201が第3磁気吸引接点206を介して接地するように、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通されることは、各発生極板102の間はリード線又は金属ガイド板の方式で、発生極ホルダー101でのある点と導通し、発生極ホルダー101での当該点は、収集極ホルダー201上の対応する点と接触するとともに、導通し、さらに第3磁気吸引接点206と導通することを指す。この場合、リード線又は金属ガイド板は発生極ホルダー101の内壁に貼合され、又は発生極ホルダー101の内壁に嵌め込まれる。あるいは、収集極ホルダー201全体は導体として、各発生極板102はそれぞれ収集極ホルダー201と接触するとともに、磁気吸引方式で導通し、さらに、収集極ホルダー201の端部に位置する第3磁気吸引接点206と導通する。
【0046】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、図1~3に示すように、発生極ホルダー101の、収集極ホルダー201に背中合わせする1側にはハンドル103が設けられる。このように配置すると、ハンドル103を手で持つことで、発生極ホルダー101を便利に移動させ、発生極ホルダー101及び収集極ホルダー201の取り付け、取り外しに便利である。発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とは接続された後、集塵機構全体を形成し、ハンドル103を手で持つ又は工具で挟持することで、集塵機構を便利に移動させ、集塵機構の取り付け及び取り外しに便利である。
【0047】
上記ハンドル103は弧形であってもよく、弧形ハンドル103の両端は発生極ホルダー101の端部に接続される。あるいは、上記ハンドル103は手持ち部、及び手持ち部の両端に接続される接続部を備え、接続部は発生極ホルダー101の端部に接続され、手持ち部はストリップ状又は弧形などのような、把持に便利である構成であってもよく、手持ち部には、指収容部などのような人間工学的な設計が設けられてもよい。手持ち部と接続部との間はスムーズな移行セクションを有することで、ハンドル103全体をスムーズに移行させる。
【0048】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、図4に示すように、収集極板202と反発極板203との間の距離は1~2mmである。例えば、1mm、1.5mm、2mmなどであってもよい。このように配置すると、気流のスムーズ性を保証するとともに、収集効率を最大限に保証でき、同一体積での浄化効率が高い。
【0049】
本実施例において、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201は取り外し可能に接続される。以下、その具体的な接続方式について、例を挙げる。
【0050】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とはネジ接続される。このように配置すると、回転することで、両者の取り外し可能な接続を実現できる。ここで、当該実現形態において、ネジ接続の際、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とが締められるまで回転させる場合、発生極線と収集極板202とがちょうど整列し接触するように限定すべきである。
【0051】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、発生極ホルダー101には第1係合部材が設けられ、収集極ホルダー201には第2係合部材が設けられ、第1係合部材と第2係合部材とは協働して、発生極ホルダー101を収集極ホルダー201に取り外し可能に接続する。
【0052】
上記第1係合部材はオス/メス締め具、又はバックルなどであってもよい。第1係合部材と第2係合部材とは軸方向に沿って整列し、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とは互いに近接する場合、軸方向に沿った圧力の作用で係合し、軸方向に沿った引張力の作用で、係合を解除した後、取り外される。第1係合部材と第2係合部材とは周方向に沿って整列し、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とは整列した後、相対的に回転すると、係合及び取り外しの過程が完了する。この場合、発生極ホルダー101と収集極ホルダー201とが係合が完了するまで回転させる場合、発生極線と収集極板202とがちょうど整列し接触するように限定すべきである。
【0053】
筒状の収集極ホルダー201及び発生極ホルダー101を例として、上記軸方向は、収集極ホルダー201及び発生極ホルダー101の軸方向を指し、周方向は、収集極ホルダー201及び発生極ホルダー101の周方向を指す。
【0054】
第2の態様によれば、本実施例は、上記の何れか1項の集塵機構を備える車載用空気清浄機を提供する。
【0055】
本実施例が提供する車載用空気清浄機において、収集極板202と発生極線とが整列する場合、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通され、一緒に電源に接続するのに便利であり、収集極ユニット200と発生極ユニット100との間のリードレス方式の接続を実現し、回路構成を簡略化し、リード線の接続による取り外しの困難さを回避し、収集極ユニット200と発生極ユニット100との着脱に便利であり、取り外された後、発生極ユニット100は収集極板202の洗浄を妨げることなく、洗浄の困難さを低減させる。
【0056】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、図7に示すように、当該車載用空気清浄機は、車内空間に設けられる支持台300と、支持台300に設けられ、集塵機構が配置される取付台400と、取付台400に設けられるとともに、集塵機構の発生極ユニット100に近接する吸気口500と、取付台400に設けられるとともに、集塵機構の収集極ユニット200に近接する排気口600と、吸気口500及び/又は排気口600に設けられ、負圧を提供するためのファン700と、をさらに備える。
【0057】
このように配置すると、支持台300の一端は車内空間に固定され、他端は取付台400を所定位置に支持する。集塵機構は集塵本体として取付台400に設けられ、取付台400には吸気口500、排気口600及びファン700が設けられ、気体流動通路を形成する。車内空気はファン700の負圧で、発生極ユニット100に入った後、汚染物質粒子はイオン化され、収集極ユニット200に入った後、イオン化された汚染物質粒子は収集極板202に吸着される。浄化された空気は排気口600から流出し、1回の気体循環過程を完了させる。車載用空気清浄機の動作過程において、上記気体循環過程を持続的に行う。
【0058】
気流のスムーズ性を保証するために、上記ファン700と集塵機構との間は一定の間隔が必要である。例えば、8mm、10mm、12mmの間隔を有してもよい。
【0059】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、取付台400は支持台300に回転可能に設けられ、水平面と所定夾角を保持するように、取付台400を調節する。このように配置すると、気体は所定の角度で集塵機構に入り、浄化された後、所定の角度で排出され、気流のスムーズ性を保持し、騒音を低減させる。
【0060】
取付台400はヒンジ連結、回転軸などの方式で、支持台300に回転可能に設けられる。取付台400と支持台300との間には、取付台400を所定位置まで回転させた後、ロックし、取付台400と支持台300との間の角度を一定に保持するためのロック部材がさらに設けられる。例えば、取付台400と支持台300との間は回転軸によって、回転可能な接続を実現する場合、ロック部材は、ネジ接続されるように、回転軸に外嵌されるロックナットであってもよく、ロックナットを緩めた後、取付台400及び支持台300は回転軸周りに相対的に回転する。所定位置に調節した後、ロックナットを締めることで、圧力の作用で支持台300と取付台400とは摩擦力によってロックされる。
【0061】
取付台400と水平面との間の角度は図7の角度θであってもよく、当該角度は鋭角であり、例えば、30°、45°、60°などであってもよく、使用時に、実際の状況に応じて、調節すればよい。
【0062】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、吸気口500の内壁には吸気格子が設けられ、及び/又は排気口600の内壁には排気格子が設けられる。吸気格子及び/又は排気格子を配置することで、気流のスムーズ性を向上させ、騒音を低減させる。
【0063】
本実施例のいくつかの可能な実現形態において、支持台300は、車内の所定部位に設けられた台座と、支持台300に接続されており、取付台400を所定位置に支持するホルダーとを備える。図7はホルダーが台座に垂直接続される状況を示す。ここで、支持台300の構成及び位置は実際の必要に応じて設定し、取付台400を車内の所定位置に保持すればよい。
【0064】
台座内にはコントローラなどが取り付けられ、コントローラは、車載用空気清浄機のオン/オフ、及びパワーを便利に制御するためのパワー制御モジュール及びオン/オフ制御モジュールを備える。
【0065】
本実施例において、車載用空気清浄機の取付台400内には、車内の高圧回路に接続されており、第1磁気吸引接点204に車載高圧電源に接続するための電源接続接点、及び車内の接地線に接続されており、第2磁気吸引接点205と第3磁気吸引接点206とを接地させるための接地線接点が設けられる。あるいは、車載用空気清浄機の取付台400或いは支持台300内にはリチウム電池若しくは蓄電池が設けられ、リチウム電池又は蓄電池によって集塵機構に電力を供給することで、車載用空気清浄機は車体に接続されず、移動し、車体内の任意の位置に取り付けることができる。
【0066】
第3の態様によれば、本実施例は、上記の何れか1項の集塵機構を備える扇風機を提供する。
【0067】
本実施例が提供する扇風機において、以上の集塵機構を採用することで、収集極板202と発生極線とが整列する場合、磁気吸引方式で接続されるとともに、導通され、一緒に電源に接続するのに便利であり、収集極ユニット200と発生極ユニット100との間のリードレス方式の接続を実現し、回路構成を簡略化し、リード線の接続による取り外しの困難さを回避し、収集極ユニット200と発生極ユニット100との着脱に便利であり、取り外された後、発生極ユニット100は収集極板202の洗浄を妨げることなく、洗浄の困難さを低減させる。集塵機構は扇風機により送られた風を濾過し、扇風機は粉塵がなく且つ清潔度が高い空気を吹き出すことができ、敏感な人の使用ニーズを満たす。
【0068】
当該扇風機は、車内の所定部位に取り付けられ、扇風機内には、車内の高圧回路に接続されており、第1磁気吸引接点204に車載高圧電源に接続するための電源接続接点、及び車内接地線に接続されており、第2磁気吸引接点205と第3磁気吸引接点206とを接地させるための接地線接点が設けられる。あるいは、扇風機内にはリチウム電池或いは蓄電池が設けられ、リチウム電池若しくは蓄電池によって集塵機構に電力を供給することで、扇風機は移動し、任意の位置に取り付けることができ、又は手で持つことができる。
【0069】
車載用空気清浄機に類似し、扇風機は支持部と、支持部に設けられ、集塵機構が配置される取り付け部と、取り付け部に設けられ、送風するためのファンユニットと、を備える。
【0070】
好ましくは、取り付け部は支持部に回転可能に設けられ、支持部と所定夾角を保持するように、取り付け部を調節する。このように配置すると、気体は所定の角度で集塵機構に入り、浄化された後、所定の角度で排出され、気流のスムーズ性を保持し、騒音を低減させ、異なる角度の送風ニーズを満たす。
【0071】
取り付け部はヒンジ連結、回転軸などの方式で、支持部に回転可能に設けられる。取り付け部と支持部との間には、取り付け部を所定位置まで回転させた後、ロックし、取り付け部と支持部との間の角度を一定に保持するためのロック部材がさらに設けられる。例えば、取り付け部と支持部との間は回転軸によって、回転可能な接続を実現する場合、ロック部材は、ネジ接続されるように、回転軸に外嵌されるロックナットであってもよく、ロックナットを緩めた後、取り付け部及び支持部は回転軸周りに相対的に回転する。所定位置に調節した後、ロックナットを締めることで、圧力の作用で支持部と取り付け部とは摩擦力によってロックされる。
【0072】
以上は本出願の保護範囲を限定しておらず、本出願の実施例のみであり、当業者にとって、本出願は様々な修正及び変更を有してもよい。本出願の精神及び原則内で行われた任意の変更、等価置換、改良などは、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。ここで、類似の符号及び英文字は以下の図において類似の項目を表し、従って、一つの項目を一つの図において定義すれば、以降の図においてそれをさらに定義し解釈する必要はない。
【0073】
以上は本出願の具体的な実施形態のみであり、本出願の保護範囲はこれに限定されず、当業者であれば、本出願が開示した技術範囲内で、変化及び置換を容易に想到することができ、これらの変化及び置換はいずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本出願の保護範囲は請求項の保護範囲を基準とする。
【0074】
また、ここで、本明細書において、第1及び第2のような関係用語はただ1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作と区別するためのものであり、これらのエンティティ又は操作同士の間にはこのような実際の関係又は順序があるように要求又は暗示するとは限らない。且つ、用語「含む」「包含」又はその任意の他の変形は非排他的な包含を含むように意図され、それにより、一連の要素を含む過程、方法、物品又は機器はそれらの要素を含むだけでなく、更に明確に列挙されていない他の要素を含み、或いは、このような過程、方法、物品又は設備の固有の要素をさらに含む。これ以上限定しない限り、語句「○○を含む」で限定された要素は、要素を含む過程、方法、物品又は設備にさらに他の同じ要素が存在することを排除しない。
【符号の説明】
【0075】
100 発生極ユニット、
101 発生極ホルダー、
102 発生極板、
103 ハンドル、
200 収集極ユニット、
201 収集極ホルダー、
202 収集極板、
203 反発極板、
204 第1磁気吸引接点、
205 第2磁気吸引接点、
206 第3磁気吸引接点、
300 支持台、
400 取付台、
500 吸気口、
600 排気口、
700 ファン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7