(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-22
(45)【発行日】2023-12-01
(54)【発明の名称】レドックスおよびイオン吸着電極ならびにエネルギー貯蔵デバイス
(51)【国際特許分類】
H01M 4/485 20100101AFI20231124BHJP
H01M 4/32 20060101ALI20231124BHJP
H01M 4/48 20100101ALI20231124BHJP
H01M 4/62 20060101ALI20231124BHJP
H01M 4/66 20060101ALI20231124BHJP
H01M 4/80 20060101ALI20231124BHJP
H01M 10/28 20060101ALI20231124BHJP
H01M 10/30 20060101ALI20231124BHJP
H01G 11/30 20130101ALI20231124BHJP
【FI】
H01M4/485
H01M4/32
H01M4/48
H01M4/62 Z
H01M4/66 A
H01M4/80 C
H01M10/28 Z
H01M10/30 Z
H01G11/30
(21)【出願番号】P 2020541751
(86)(22)【出願日】2019-01-28
(86)【国際出願番号】 US2019015428
(87)【国際公開番号】W WO2019152315
(87)【国際公開日】2019-08-08
【審査請求日】2022-01-05
(32)【優先日】2018-02-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】506115514
【氏名又は名称】ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア
【氏名又は名称原語表記】The Regents of the University of California
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【氏名又は名称】中西 基晴
(74)【代理人】
【識別番号】100141265
【氏名又は名称】小笠原 有紀
(72)【発明者】
【氏名】エル-カディ,マハー・エフ
(72)【発明者】
【氏名】カナー,リチャード・ビー
(72)【発明者】
【氏名】ムーサビー,ミール・ファズロラ
【審査官】井原 純
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2013/0189580(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第106848315(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第102263260(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0340171(US,A1)
【文献】特開2014-167910(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0364789(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0340170(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0293346(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2015-0117228(KR,A)
【文献】国際公開第2017/163906(WO,A1)
【文献】国際公開第2017/221499(WO,A1)
【文献】特開2015-015229(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2009/0290287(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 4/00-4/62
H01M 10/28
H01M 10/30
H01G 11/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エネルギー貯蔵デバイスであって、
層状複水酸化物、
三次元グラフェン系導電性骨格、および
第1の集電体、
を含む第1の電極と、
水酸化物、および
第2の集電体、
を含む第2の電極と、
セパレータと、
電解質と、を含み、
前記エネルギー貯蔵デバイスは、レドックス反応とイオン吸着の両方によってエネルギーを貯蔵し、
前記層状複水酸化物は、亜鉛系層状複水酸化物、鉄系層状複水酸化物、アルミニウム系層状複水酸化物、クロム系層状複水酸化物、インジウム系層状複水酸化物、マンガン系層状複水酸化物、またはそれらの任意の組み合わせ、を含む金属層状複水酸化物を含
み、
前記三次元グラフェン系導電性骨格は、導電性発泡体、導電性エアロゲル、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、グラフェンエアロゲル、グラファイトエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む、エネルギー貯蔵デバイス。
【請求項2】
前記レドックス反応は、前記第1の電極で生じ、かつ、水酸化亜鉛のレドックス反応および水酸化鉄のレドックス反応のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項3】
前記レドックス反応は、前記第2の電極で生じ、かつ、水酸化ニッケルのレドックス反応を含む、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項4】
前記イオン吸着は、前記電解質で発生し、かつ、酸化亜鉛のイオン吸着を含む、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項5】
前記層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物、アルミニウム-鉄層状複水酸化物、クロム-鉄層状複水酸化物、インジウム-鉄層状複水酸化物、マンガン-鉄層状複水酸化物、またはそれらの任意の組み合わせを含む金属層状複水酸化物を含む、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項6】
前記電解質は、強塩基および導電性添加剤を含む水性アルカリ電解質を含む、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項7】
前記導電性添加剤は、酸化ナトリウム(I)、酸化カリウム(I)、酸化鉄(II)、酸化マグネシウム(II)、酸化カルシウム(II)、酸化クロム(III)、酸化銅(I)、酸化亜鉛(II)、塩化第一銅、リン化カドミウム、ヒ化カドミウム、アンチモン化カドミウム、リン化亜鉛、ヒ化亜鉛、アンチモン化亜鉛、セレン化カドミウム、硫化カドミウム、テルル化カドミウム、セレン化亜鉛、硫化亜鉛、テルル化亜鉛、酸化亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む、請求項
6に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項8】
前記強塩基は、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む、請求項
6に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項9】
少なくとも約10Cの充電レートを有する、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項10】
最大で約1時間の再充電時間を有する、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項11】
少なくとも約2,500mAhのセル比容量を有する、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項12】
少なくとも約400Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【請求項13】
少なくとも約30kW/kgの総出力密度を有する、請求項1に記載のエネルギー貯蔵デバイス。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
電子機器、例えば、スマートフォン、電動工具、電気自動車、系統安定化装置、およびラップトップの世界市場は、電気デバイスの開発および広範に及ぶ使用の結果、絶えず成長し進化している。多くのこのようなデバイスは携帯可能で再充電式に設計されているため、必要な電流を供給するためにエネルギー貯蔵デバイスに依存している。しかし、既存のバッテリーおよびキャパシタには、エネルギー密度、電力密度、ライフサイクル、および再充電時間があり、これらは電気デバイスの設計と実用性に大きな制限となる。
【発明の概要】
【0002】
本明細書で提供される第1の態様は、層状複水酸化物、導電性骨格、および第1の集電体を含む第1の電極である。
【0003】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物は、金属層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物、アルミニウム-鉄層状複水酸化物、クロム-鉄層状複水酸化物、インジウム-鉄層状複水酸化物、マンガン-鉄層状複水酸化物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、マンガン-鉄層状複水酸化物を含む。
【0004】
いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は約1:1~約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は少なくとも約1:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は最大で約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、約1:1~約1.5:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.5:1、約1:1~約3:1、約1:1~約3.5:1、約1:1~約4:1、約1:1~約4.5:1、約1:1~約5:1、約1:1~約5.5:1、約1:1~約6:1、約1.5:1~約2:1、約1.5:1~約2.5:1、約1.5:1~約3:1、約1.5:1~約3.5:1、約1.5:1~約4:1、約1.5:1~約4.5:1、約1.5:1~約5:1、約1.5:1~約5.5:1、約1.5:1~約6:1、約2:1~約2.5:1、約2:1~約3:1、約2:1~約3.5:1、約2:1~約4:1、約2:1~約4.5:1、約2:1~約5:1、約2:1~約5.5:1、約2:1~約6:1、約2.5:1~約3:1、約2.5:1~約3.5:1、約2.5:1~約4:1、約2.5:1~約4.5:1、約2.5:1~約5:1、約2.5:1~約5.5:1、約2.5:1~約6:1、約3:1~約3.5:1、約3:1~約4:1、約3:1~約4.5:1、約3:1~約5:1、約3:1~約5.5:1、約3:1~約6:1、約3.5:1~約4:1、約3.5:1~約4.5:1、約3.5:1~約5:1、約3.5:1~約5.5:1、約3.5:1~約6:1、約4:1~約4.5:1、約4:1~約5:1、約4:1~約5.5:1、約4:1~約6:1、約4.5:1~約5:1、約4.5:1~約5.5:1、約4.5:1~約6:1、約5:1~約5.5:1、約5:1~約6:1、または約5.5:1~約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、約1:1、約1.5:1、約2:1、約2.5:1、約3:1、約3.5:1、約4:1、約4.5:1、約5:1、約5.5:1、または約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、少なくとも約1:1、約1.5:1、約2:1、約2.5:1、約3:1、約3.5:1、約4:1、約4.5:1、約5:1、約5.5:1、または約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、最大で約1:1、約1.5:1、約2:1、約2.5:1、約3:1、約3.5:1、約4:1、約4.5:1、約5:1、約5.5:1、または約6:1である。
【0005】
いくつかの実施形態では、導電性骨格は、導電性発泡体、導電性エアロゲル、金属イオノゲル、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、活性炭、カーボンクロス、カーボンブラック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は三次元骨格を含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、カーボン発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、導電性エアロゲルは、カーボンエアロゲル、グラフェンエアロゲル、グラファイトエアロゲル、カーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は、三次元(3D)導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、3D導電性エアロゲルは、3Dカーボンエアロゲル、3Dグラフェンエアロゲル、3Dグラファイトエアロゲル、3Dカーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属イオノゲルを含む。いくつかの実施形態では、金属イオノゲルは、カーボンイオノゲル、グラフェンイオノゲル、グラファイトイオノゲル、導電性ポリマー、導電性セラミック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、少なくとも約0.2:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、最大で約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約0.4:1、約0.2:1~約0.6:1、約0.2:1~約0.8:1、約0.2:1~約1:1、約0.2:1~約1.2:1、約0.2:1~約1.4:1、約0.2:1~約1.6:1、約0.2:1~約1.8:1、約0.2:1~約2:1、約0.2:1~約2.2:1、約0.2:1~約2.4:1、約0.4:1~約0.6:1、約0.4:1~約0.8:1、約0.4:1~約1:1、約0.4:1~約1.2:1、約0.4:1~約1.4:1、約0.4:1~約1.6:1、約0.4:1~約1.8:1、約0.4:1~約2:1、約0.4:1~約2.2:1、約0.4:1~約2.4:1、約0.6:1~約0.8:1、約0.6:1~約1:1、約0.6:1~約1.2:1、約0.6:1~約1.4:1、約0.6:1~約1.6:1、約0.6:1~約1.8:1、約0.6:1~約2:1、約0.6:1~約2.2:1、約0.6:1~約2.4:1、約0.8:1~約1:1、約0.8:1~約1.2:1、約0.8:1~約1.4:1、約0.8:1~約1.6:1、約0.8:1~約1.8:1、約0.8:1~約2:1、約0.8:1~約2.2:1、約0.8:1~約2.4:1、約1:1~約1.2:1、約1:1~約1.4:1、約1:1~約1.6:1、約1:1~約1.8:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.2:1、約1:1~約2.4:1、約1.2:1~約1.4:1、約1.2:1~約1.6:1、約1.2:1~約1.8:1、約1.2:1~約2:1、約1.2:1~約2.2:1、約1.2:1~約2.4:1、約1.4:1~約1.6:1、約1.4:1~約1.8:1、約1.4:1~約2:1、約1.4:1~約2.2:1、約1.4:1~約2.4:1、約1.6:1~約1.8:1、約1.6:1~約2:1、約1.6:1~約2.2:1、約1.6:1~約2.4:1、約1.8:1~約2:1、約1.8:1~約2.2:1、約1.8:1~約2.4:1、約2:1~約2.2:1、約2:1~約2.4:1、または約2.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、少なくとも約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、最大で約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。
【0007】
いくつかの実施形態では、第1の集電体は、導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0008】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約500F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、または約2,000F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は約1,150F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。
【0009】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0010】
いくつかの実施形態では、第1の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0011】
本明細書で提供される第2の態様は、水酸化物、および第2の集電体を含む第2の電極である。
【0012】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化アルミニウム、水酸化アンモニウム、水酸化ヒ素、水酸化バリウム、水酸化ベリリウム、水酸化ビスマス(III)、水酸化ホウ素、水酸化カドミウム、水酸化カルシウム、水酸化セリウム(III)、水酸化セシウム、水酸化クロム(II)、水酸化クロム(III)、水酸化クロム(V)、水酸化クロム(VI)、水酸化コバルト(II)、水酸化コバルト(III)、水酸化銅(I)、水酸化銅(II)、水酸化ガリウム(II)、水酸化ガリウム(III)、水酸化金(I)、水酸化金(III)、水酸化インジウム(I)、水酸化インジウム(II)、水酸化インジウム(III)、水酸化イリジウム(III)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)、水酸化ランタン、水酸化鉛(II)、水酸化鉛(IV)、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化マンガン(II)、水酸化マンガン(III)、水酸化マンガン(IV)、水酸化マンガン(VII)、水酸化水銀(I)、水酸化水銀(II)、水酸化モリブデン、水酸化ネオジム、オキソ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル(II)、水酸化ニッケル(III)、水酸化ニオブ、水酸化オスミウム(IV)、水酸化パラジウム(II)、水酸化パラジウム(IV)、水酸化白金(II)、水酸化白金(IV)、水酸化プルトニウム(IV)、水酸化カリウム、水酸化ラジウム、水酸化ルビジウム、水酸化ルテニウム(III)、水酸化スカンジウム、水酸化ケイ素、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水酸化ストロンチウム、水酸化タンタル(V)、水酸化テクネチウム(II)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化タリウム(I)、水酸化タリウム(III)、水酸化トリウム、水酸化スズ(II)、水酸化スズ(IV)、水酸化チタン(II)、水酸化チタン(III)、水酸化チタン(IV)、水酸化タングステン(II)、水酸化ウラニル、水酸化バナジウム(II)、水酸化バナジウム(III)、水酸化バナジウム(V)、水酸化イッテルビウム、水酸化イットリウム、水酸化亜鉛、水酸化ジルコニウムを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)を含む。
【0013】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化物ナノ粒子、水酸化ナノ粉末、水酸化物ナノフラワー、水酸化物ナノフレーク、水酸化物ナノドット、水酸化物ナノロッド、水酸化物ナノチェーン、水酸化物ナノファイバー、水酸化物ナノ粒子、水酸化物ナノプレートレット、水酸化物ナノリボン、水酸化物ナノリング、水酸化物ナノシート、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化物ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ナノ粉末を含む。
【0014】
いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)ナノフレークを含む。
【0015】
いくつかの実施形態では、水酸化物は第2の集電体上に堆積する。いくつかの実施形態では、第2の集電体は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0016】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約500F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約500F/g~約2,500F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約750F/g~約2,500F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約2,500F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約2,500F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約2,500F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,500F/g、約2,000F/g~約2,250F/g、約2,000F/g~約2,500F/g、または約2,250F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。
【0017】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0018】
いくつかの実施形態では、第2の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第2の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0019】
本明細書で提供される第3の態様は、層状複水酸化物、導電性骨格、および第1の集電体を含む第1の電極と、水酸化物および第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、電解質と、を備えるエネルギー貯蔵デバイスである。いくつかの実施形態では、第1の電極は層状複水酸化物と、導電性骨格と、第1の集電体と、を含む。いくつかの実施形態では、第1の電極は層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、第1の電極は骨格を含む。いくつかの実施形態では、第1の電極は導電性骨格を含む。いくつかの実施形態では、第1の電極は第1の集電体を含む。いくつかの実施形態では、第2の電極は水酸化物および第2の集電体を含む。いくつかの実施形態では、電解質は塩基および導電性添加剤を含む。いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイス内の電解質の特定の選択は、非常に高いエネルギー密度を可能にする。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、層状複水酸化物、導電性骨格、および第1の集電体を含む第1の電極と、水酸化物および第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、電解質と、を備える。
【0020】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、レドックス反応とイオン吸着の両方によりエネルギーを貯蔵する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、バッテリー、スーパーキャパシタ、ハイブリッドスーパーキャパシタ、および擬似キャパシタ、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0021】
いくつかの実施形態では、第1の電極は層状複水酸化物と、導電性骨格と、第1の集電体と、を含む。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物は、金属層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物は、亜鉛系層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物、アルミニウム-鉄層状複水酸化物、クロム-鉄層状複水酸化物、インジウム-鉄層状複水酸化物、マンガン-鉄層状複水酸化物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、マンガン-鉄層状複水酸化物を含む。
【0022】
いくつかの実施形態では、導電性骨格は、導電性発泡体、導電性エアロゲル、金属イオノゲル、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、活性炭、カーボンクロス、カーボンブラック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は3D骨格を含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、カーボン発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、導電性エアロゲルは、カーボンエアロゲル、グラフェンエアロゲル、グラファイトエアロゲル、カーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は3D導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、3D導電性エアロゲルは、3Dカーボンエアロゲル、3Dグラフェンエアロゲル、3Dグラファイトエアロゲル、3Dカーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属イオノゲルを含む。いくつかの実施形態では、金属イオノゲルは、カーボンイオノゲル、グラフェンイオノゲル、グラファイトイオノゲルを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属を含む。いくつかの実施形態では、金属は、アルミニウム、銅、炭素、鉄、銀、金、パラジウム、白金、イリジウム、白金イリジウム合金、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、タンタル、チタン、タングステン、ポリシリコン、酸化インジウムスズまたはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性ポリマーを含む。いくつかの実施形態では、導電性ポリマーは、トランスポリアセチレン、ポリフルオレン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリフェニレン、ポリアニリン、ポリ(p-フェニレンビニレン)、ポリピレンポリアズレン、ポリナフタレン、ポリカルバゾール、ポリインドール、ポリアゼピン、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)、ポリ(p-フェニレンスルフィド)、ポリ(アセチレン、ポリ(p-フェニレンビニレン)、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性セラミックを含む。いくつかの実施形態では、導電性セラミックは、チタン酸バリウムジルコニウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウムマグネシウム、チタン酸亜鉛、チタン酸ランタン、チタン酸ネオジム、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸カルシウム、マグネシウムニオブ酸鉛、亜鉛ニオブ酸鉛、ニオブ酸リチウム、スズ酸バリウム、スズ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸マグネシウム、タンタル酸バリウム、二酸化チタン、酸化ニオブ、ジルコニア、シリカ、サファイア、酸化ベリリウム、スズチタン酸ジルコニウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は、2つ以上の材料または元素の合金から構成される。
【0023】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、少なくとも約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、最大で約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約0.4:1、約0.2:1~約0.6:1、約0.2:1~約0.8:1、約0.2:1~約1:1、約0.2:1~約1.2:1、約0.2:1~約1.4:1、約0.2:1~約1.6:1、約0.2:1~約1.8:1、約0.2:1~約2:1、約0.2:1~約2.2:1、約0.2:1~約2.4:1、約0.4:1~約0.6:1、約0.4:1~約0.8:1、約0.4:1~約1:1、約0.4:1~約1.2:1、約0.4:1~約1.4:1、約0.4:1~約1.6:1、約0.4:1~約1.8:1、約0.4:1~約2:1、約0.4:1~約2.2:1、約0.4:1~約2.4:1、約0.6:1~約0.8:1、約0.6:1~約1:1、約0.6:1~約1.2:1、約0.6:1~約1.4:1、約0.6:1~約1.6:1、約0.6:1~約1.8:1、約0.6:1~約2:1、約0.6:1~約2.2:1、約0.6:1~約2.4:1、約0.8:1~約1:1、約0.8:1~約1.2:1、約0.8:1~約1.4:1、約0.8:1~約1.6:1、約0.8:1~約1.8:1、約0.8:1~約2:1、約0.8:1~約2.2:1、約0.8:1~約2.4:1、約1:1~約1.2:1、約1:1~約1.4:1、約1:1~約1.6:1、約1:1~約1.8:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.2:1、約1:1~約2.4:1、約1.2:1~約1.4:1、約1.2:1~約1.6:1、約1.2:1~約1.8:1、約1.2:1~約2:1、約1.2:1~約2.2:1、約1.2:1~約2.4:1、約1.4:1~約1.6:1、約1.4:1~約1.8:1、約1.4:1~約2:1、約1.4:1~約2.2:1、約1.4:1~約2.4:1、約1.6:1~約1.8:1、約1.6:1~約2:1、約1.6:1~約2.2:1、約1.6:1~約2.4:1、約1.8:1~約2:1、約1.8:1~約2.2:1、約1.8:1~約2.4:1、約2:1~約2.2:1、約2:1~約2.4:1、または約2.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。
【0024】
いくつかの実施形態では、第1の集電体は、導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。いくつかの実施形態では、第1の集電体は、電極内の活物質に沿って導電経路を提供する導電性材料のグリッドまたはシートである。
【0025】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約500F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、または約2,000F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は約1,150F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。
【0026】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0027】
いくつかの実施形態では、第2の電極は水酸化物および第2の集電体を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化アルミニウム、水酸化アンモニウム、水酸化ヒ素、水酸化バリウム、水酸化ベリリウム、水酸化ビスマス(III)、水酸化ホウ素、水酸化カドミウム、水酸化カルシウム、水酸化セリウム(III)、水酸化セシウム、水酸化クロム(II)、水酸化クロム(III)、水酸化クロム(V)、水酸化クロム(VI)、水酸化コバルト(II)、水酸化コバルト(III)、水酸化銅(I)、水酸化銅(II)、水酸化ガリウム(II)、水酸化ガリウム(III)、水酸化金(I)、水酸化金(III)、水酸化インジウム(I)、水酸化インジウム(II)、水酸化インジウム(III)、水酸化イリジウム(III)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)、水酸化ランタン、水酸化鉛(II)、水酸化鉛(IV)、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化マンガン(II)、水酸化マンガン(III)、水酸化マンガン(IV)、水酸化マンガン(VII)、水酸化水銀(I)、水酸化水銀(II)、水酸化モリブデン、水酸化ネオジム、オキソ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル(II)、水酸化ニッケル(III)、水酸化ニオブ、水酸化オスミウム(IV)、水酸化パラジウム(II)、水酸化パラジウム(IV)、水酸化白金(II)、水酸化白金(IV)、水酸化プルトニウム(IV)、水酸化カリウム、水酸化ラジウム、水酸化ルビジウム、水酸化ルテニウム(III)、水酸化スカンジウム、水酸化ケイ素、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水酸化ストロンチウム、水酸化タンタル(V)、水酸化テクネチウム(II)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化タリウム(I)、水酸化タリウム(III)、水酸化トリウム、水酸化スズ(II)、水酸化スズ(IV)、水酸化チタン(II)、水酸化チタン(III)、水酸化チタン(IV)、水酸化タングステン(II)、水酸化ウラニル、水酸化バナジウム(II)、水酸化バナジウム(III)、水酸化バナジウム(V)、水酸化イッテルビウム、水酸化イットリウム、水酸化亜鉛、水酸化ジルコニウムを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化物ナノフレーク、水酸化物ナノ粒子、水酸化ナノ粉末、水酸化物ナノフラワー、水酸化物ナノドット、水酸化物ナノロッド、水酸化物ナノチェーン、水酸化物ナノファイバー、水酸化物ナノ粒子、水酸化物ナノプレートレット、水酸化物ナノリボン、水酸化物ナノリング、水酸化物ナノシート、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(IV)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)を含む。
【0028】
いくつかの実施形態では、水酸化物は第2の集電体上に堆積する。いくつかの実施形態では、第2の集電体は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0029】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約500F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約500F/g~約2,500F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約750F/g~約2,500F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約2,500F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約2,500F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約2,500F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,500F/g、約2,000F/g~約2,250F/g、約2,000F/g~約2,500F/g、または約2,250F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。
【0030】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0031】
いくつかの実施形態では、第1の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極は、負極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極と第2の電極は同じである。いくつかの実施形態では、第2の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第2の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0032】
いくつかの実施形態では、電解質は水性電解質を含む。いくつかの実施形態では、電解質はアルカリ性電解質を含む。いくつかの実施形態では、電解質は塩基を含む。いくつかの実施形態では、塩基は強塩基を含む。いくつかの実施形態では、強塩基は、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は水酸化カリウムを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は水酸化カルシウムを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は水酸化ナトリウムを含む。
【0033】
いくつかの実施形態では、導電性添加剤は遷移金属酸化物を含む。いくつかの実施形態では、遷移金属酸化物は、酸化ナトリウム(I)、酸化カリウム(I)、酸化鉄(II)、酸化マグネシウム(II)、酸化カルシウム(II)、酸化クロム(III)、酸化銅(I)、酸化亜鉛(II)、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は半導体材料を含む。いくつかの実施形態では、半導体材料は、塩化第一銅、リン化カドミウム、ヒ化カドミウム、アンチモン化カドミウム、リン化亜鉛、ヒ化亜鉛、アンチモン化亜鉛、セレン化カドミウム、硫化カドミウム、テルル化カドミウム、セレン化亜鉛、硫化亜鉛、テルル化亜鉛、酸化亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は酸化ナトリウム(I)を含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は酸化鉄(II)を含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は酸化亜鉛を含む。
【0034】
いくつかの実施形態では、電解質は約1M~約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は少なくとも約1Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は最大で約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、約1M~約2M、約1M~約3M、約1M~約4M、約1M~約5M、約1M~約6M、約1M~約7M、約1M~約8M、約1M~約9M、約1M~約10M、約1M~約11M、約1M~約12M、約2M~約3M、約2M~約4M、約2M~約5M、約2M~約6M、約2M~約7M、約2M~約8M、約2M~約9M、約2M~約10M、約2M~約11M、約2M~約12M、約3M~約4M、約3M~約5M、約3M~約6M、約3M~約7M、約3M~約8M、約3M~約9M、約3M~約10M、約3M~約11M、約3M~約12M、約4M~約5M、約4M~約6M、約4M~約7M、約4M~約8M、約4M~約9M、約4M~約10M、約4M~約11M、約4M~約12M、約5M~約6M、約5M~約7M、約5M~約8M、約5M~約9M、約5M~約10M、約5M~約11M、約5M~約12M、約6M~約7M、約6M~約8M、約6M~約9M、約6M~約10M、約6M~約11M、約6M~約12M、約7M~約8M、約7M~約9M、約7M~約10M、約7M~約11M、約7M~約12M、約8M~約9M、約8M~約10M、約8M~約11M、約8M~約12M、約9M~約10M、約9M~約11M、約9M~約12M、約10M~約11M、約10M~約12M、または約11M~約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、約1M、約2M、約3M、約4M、約5M、約6M、約7M、約8M、約9M、約10M、約11M、または約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、少なくとも約2M、約3M、約4M、約5M、約6M、約7M、約8M、約9M、約10M、約11M、または約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、最大で約1M、約2M、約3M、約4M、約5M、約6M、約7M、約8M、約9M、約10M、または約11Mの濃度を有する。
【0035】
いくつかの実施形態では、セパレータは、第1の電極と第2の電極との間の設定距離を維持して、電気的短絡を防ぎ、同時にイオン性電荷キャリアの輸送を可能にする。いくつかの実施形態では、セパレータは、第1の電極と第2の電極との間に配置される透過性膜を含む。いくつかの実施形態では、セパレータは、不織繊維、ポリマー膜、セラミック、天然材料、支持液膜またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、不織繊維は、綿、ナイロン、ポリエステル、ガラス、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、ポリマー膜は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(テトラフルオロエチレン)、ポリ塩化ビニル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、天然素材は、ゴム、アスベスト、木材、またはこれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、支持液膜は、微孔性セパレータ内に含まれる固相および液相を含む。いくつかの実施形態では、セパレータは、一方向に配向した繊維、ランダムに配向した繊維、またはそれらの任意の組み合わせのシート、ウェブ、またはマットを含む。いくつかの実施形態では、セパレータは単一の層を含む。いくつかの実施形態では、セパレータは複数の層を含む。
【0036】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約400Wh/kg~約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約400Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約400Wh/kg~約500Wh/kg、約400Wh/kg~約600Wh/kg、約400Wh/kg~約700Wh/kg、約400Wh/kg~約800Wh/kg、約400Wh/kg~約900Wh/kg、約400Wh/kg~約1,000Wh/kg、約400Wh/kg~約1,100Wh/kg、約400Wh/kg~約1,200Wh/kg、約400Wh/kg~約1,300Wh/kg、約400Wh/kg~約1,400Wh/kg、約400Wh/kg~約1,600Wh/kg、約500Wh/kg~約600Wh/kg、約500Wh/kg~約700Wh/kg、約500Wh/kg~約800Wh/kg、約500Wh/kg~約900Wh/kg、約500Wh/kg~約1,000Wh/kg、約500Wh/kg~約1,100Wh/kg、約500Wh/kg~約1,200Wh/kg、約500Wh/kg~約1,300Wh/kg、約500Wh/kg~約1,400Wh/kg、約500Wh/kg~約1,600Wh/kg、約600Wh/kg~約700Wh/kg、約600Wh/kg~約800Wh/kg、約600Wh/kg~約900Wh/kg、約600Wh/kg~約1,000Wh/kg、約600Wh/kg~約1,100Wh/kg、約600Wh/kg~約1,200Wh/kg、約600Wh/kg~約1,300Wh/kg、約600Wh/kg~約1,400Wh/kg、約600Wh/kg~約1,600Wh/kg、約700Wh/kg~約800Wh/kg、約700Wh/kg~約900Wh/kg、約700Wh/kg~約1,000Wh/kg、約700Wh/kg~約1,100Wh/kg、約700Wh/kg~約1,200Wh/kg、約700Wh/kg~約1,300Wh/kg、約700Wh/kg~約1,400Wh/kg、約700Wh/kg~約1,600Wh/kg、約800Wh/kg~約900Wh/kg、約800Wh/kg~約1,000Wh/kg、約800Wh/kg~約1,100Wh/kg、約800Wh/kg~約1,200Wh/kg、約800Wh/kg~約1,300Wh/kg、約800Wh/kg~約1,400Wh/kg、約800Wh/kg~約1,600Wh/kg、約900Wh/kg~約1,000Wh/kg、約900Wh/kg~約1,100Wh/kg、約900Wh/kg~約1,200Wh/kg、約900Wh/kg~約1,300Wh/kg、約900Wh/kg~約1,400Wh/kg、約900Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,100Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,200Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,300Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,200Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,300Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,200Wh/kg~約1,300Wh/kg、約1,200Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,200Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,300Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,300Wh/kg~約1,600Wh/kg、または約1,400Wh/kg~約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約400Wh/kg、約500Wh/kg、約600Wh/kg、約700Wh/kg、約800Wh/kg、約900Wh/kg、約1,000Wh/kg、約1,100Wh/kg、約1,200Wh/kg、約1,300Wh/kg、約1,400Wh/kg、または約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約500Wh/kg、約600Wh/kg、約700Wh/kg、約800Wh/kg、約900Wh/kg、約1,000Wh/kg、約1,100Wh/kg、約1,200Wh/kg、約1,300Wh/kg、約1,400Wh/kg、または約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。
【0037】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Wh/kg~約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約200Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Wh/kg~約250Wh/kg、約200Wh/kg~約300Wh/kg、約200Wh/kg~約350Wh/kg、約200Wh/kg~約400Wh/kg、約200Wh/kg~約450Wh/kg、約200Wh/kg~約500Wh/kg、約200Wh/kg~約550Wh/kg、約200Wh/kg~約600Wh/kg、約200Wh/kg~約650Wh/kg、約200Wh/kg~約700Wh/kg、約200Wh/kg~約800Wh/kg、約250Wh/kg~約300Wh/kg、約250Wh/kg~約350Wh/kg、約250Wh/kg~約400Wh/kg、約250Wh/kg~約450Wh/kg、約250Wh/kg~約500Wh/kg、約250Wh/kg~約550Wh/kg、約250Wh/kg~約600Wh/kg、約250Wh/kg~約650Wh/kg、約250Wh/kg~約700Wh/kg、約250Wh/kg~約800Wh/kg、約300Wh/kg~約350Wh/kg、約300Wh/kg~約400Wh/kg、約300Wh/kg~約450Wh/kg、約300Wh/kg~約500Wh/kg、約300Wh/kg~約550Wh/kg、約300Wh/kg~約600Wh/kg、約300Wh/kg~約650Wh/kg、約300Wh/kg~約700Wh/kg、約300Wh/kg~約800Wh/kg、約350Wh/kg~約400Wh/kg、約350Wh/kg~約450Wh/kg、約350Wh/kg~約500Wh/kg、約350Wh/kg~約550Wh/kg、約350Wh/kg~約600Wh/kg、約350Wh/kg~約650Wh/kg、約350Wh/kg~約700Wh/kg、約350Wh/kg~約800Wh/kg、約400Wh/kg~約450Wh/kg、約400Wh/kg~約500Wh/kg、約400Wh/kg~約550Wh/kg、約400Wh/kg~約600Wh/kg、約400Wh/kg~約650Wh/kg、約400Wh/kg~約700Wh/kg、約400Wh/kg~約800Wh/kg、約450Wh/kg~約500Wh/kg、約450Wh/kg~約550Wh/kg、約450Wh/kg~約600Wh/kg、約450Wh/kg~約650Wh/kg、約450Wh/kg~約700Wh/kg、約450Wh/kg~約800Wh/kg、約500Wh/kg~約550Wh/kg、約500Wh/kg~約600Wh/kg、約500Wh/kg~約650Wh/kg、約500Wh/kg~約700Wh/kg、約500Wh/kg~約800Wh/kg、約550Wh/kg~約600Wh/kg、約550Wh/kg~約650Wh/kg、約550Wh/kg~約700Wh/kg、約550Wh/kg~約800Wh/kg、約600Wh/kg~約650Wh/kg、約600Wh/kg~約700Wh/kg、約600Wh/kg~約800Wh/kg、約650Wh/kg~約700Wh/kg、約650Wh/kg~約800Wh/kg、または約700Wh/kg~約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Wh/kg、約250Wh/kg、約300Wh/kg、約350Wh/kg、約400Wh/kg、約450Wh/kg、約500Wh/kg、約550Wh/kg、約600Wh/kg、約650Wh/kg、約700Wh/kg、または約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約250Wh/kg、約300Wh/kg、約350Wh/kg、約400Wh/kg、約450Wh/kg、約500Wh/kg、約550Wh/kg、約600Wh/kg、約650Wh/kg、約700Wh/kg、または約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。
【0038】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約300Wh/L~約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約300Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約300Wh/L~約400Wh/L、約300Wh/L~約500Wh/L、約300Wh/L~約600Wh/L、約300Wh/L~約700Wh/L、約300Wh/L~約800Wh/L、約300Wh/L~約900Wh/L、約300Wh/L~約1,000Wh/L、約300Wh/L~約1,100Wh/L、約300Wh/L~約1,200Wh/L、約300Wh/L~約1,300Wh/L、約300Wh/L~約1,500Wh/L、約400Wh/L~約500Wh/L、約400Wh/L~約600Wh/L、約400Wh/L~約700Wh/L、約400Wh/L~約800Wh/L、約400Wh/L~約900Wh/L、約400Wh/L~約1,000Wh/L、約400Wh/L~約1,100Wh/L、約400Wh/L~約1,200Wh/L、約400Wh/L~約1,300Wh/L、約400Wh/L~約1,500Wh/L、約500Wh/L~約600Wh/L、約500Wh/L~約700Wh/L、約500Wh/L~約800Wh/L、約500Wh/L~約900Wh/L、約500Wh/L~約1,000Wh/L、約500Wh/L~約1,100Wh/L、約500Wh/L~約1,200Wh/L、約500Wh/L~約1,300Wh/L、約500Wh/L~約1,500Wh/L、約600Wh/L~約700Wh/L、約600Wh/L~約800Wh/L、約600Wh/L~約900Wh/L、約600Wh/L~約1,000Wh/L、約600Wh/L~約1,100Wh/L、約600Wh/L~約1,200Wh/L、約600Wh/L~約1,300Wh/L、約600Wh/L~約1,500Wh/L、約700Wh/L~約800Wh/L、約700Wh/L~約900Wh/L、約700Wh/L~約1,000Wh/L、約700Wh/L~約1,100Wh/L、約700Wh/L~約1,200Wh/L、約700Wh/L~約1,300Wh/L、約700Wh/L~約1,500Wh/L、約800Wh/L~約900Wh/L、約800Wh/L~約1,000Wh/L、約800Wh/L~約1,100Wh/L、約800Wh/L~約1,200Wh/L、約800Wh/L~約1,300Wh/L、約800Wh/L~約1,500Wh/L、約900Wh/L~約1,000Wh/L、約900Wh/L~約1,100Wh/L、約900Wh/L~約1,200Wh/L、約900Wh/L~約1,300Wh/L、約900Wh/L~約1,500Wh/L、約1,000Wh/L~約1,100Wh/L、約1,000Wh/L~約1,200Wh/L、約1,000Wh/L~約1,300Wh/L、約1,000Wh/L~約1,500Wh/L、約1,100Wh/L~約1,200Wh/L、約1,100Wh/L~約1,300Wh/L、約1,100Wh/L~約1,500Wh/L、約1,200Wh/L~約1,300Wh/L、約1,200Wh/L~約1,500Wh/L、または約1,300Wh/L~約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約300Wh/L、約400Wh/L、約500Wh/L、約600Wh/L、約700Wh/L、約800Wh/L、約900Wh/L、約1,000Wh/L、約1,100Wh/L、約1,200Wh/L、約1,300Wh/L、または約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約400Wh/L、約500Wh/L、約600Wh/L、約700Wh/L、約800Wh/L、約900Wh/L、約1,000Wh/L、約1,100Wh/L、約1,200Wh/L、約1,300Wh/L、または約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。
【0039】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約75kW/kg~約275kW/kgの活物質比出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約75kW/kgの活物質比出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約275kW/kgの活物質比出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約75kW/kg~約100kW/kg、約75kW/kg~約125kW/kg、約75kW/kg~約150kW/kg、約75kW/kg~約175kW/kg、約75kW/kg~約200kW/kg、約75kW/kg~約225kW/kg、約75kW/kg~約250kW/kg、約75kW/kg~約275kW/kg、約100kW/kg~約125kW/kg、約100kW/kg~約150kW/kg、約100kW/kg~約175kW/kg、約100kW/kg~約200kW/kg、約100kW/kg~約225kW/kg、約100kW/kg~約250kW/kg、約100kW/kg~約275kW/kg、約125kW/kg~約150kW/kg、約125kW/kg~約175kW/kg、約125kW/kg~約200kW/kg、約125kW/kg~約225kW/kg、約125kW/kg~約250kW/kg、約125kW/kg~約275kW/kg、約150kW/kg~約175kW/kg、約150kW/kg~約200kW/kg、約150kW/kg~約225kW/kg、約150kW/kg~約250kW/kg、約150kW/kg~約275kW/kg、約175kW/kg~約200kW/kg、約175kW/kg~約225kW/kg、約175kW/kg~約250kW/kg、約175kW/kg~約275kW/kg、約200kW/kg~約225kW/kg、約200kW/kg~約250kW/kg、約200kW/kg~約275kW/kg、約225kW/kg~約250kW/kg、約225kW/kg~約275kW/kg、または約250kW/kg~約275kW/kgの活物質比出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約75kW/kg、約100kW/kg、約125kW/kg、約150kW/kg、約175kW/kg、約200kW/kg、約225kW/kg、約250kW/kg、または約275kW/kgの活物質比出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約100kW/kg、約125kW/kg、約150kW/kg、約175kW/kg、約200kW/kg、約225kW/kg、約250kW/kg、または約275kW/kgの活物質比出力密度を有する。
【0040】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約30kW/kg~約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約30kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約30kW/kg~約40kW/kg、約30kW/kg~約50kW/kg、約30kW/kg~約60kW/kg、約30kW/kg~約70kW/kg、約30kW/kg~約80kW/kg、約30kW/kg~約90kW/kg、約30kW/kg~約100kW/kg、約30kW/kg~約110kW/kg、約30kW/kg~約120kW/kg、約40kW/kg~約50kW/kg、約40kW/kg~約60kW/kg、約40kW/kg~約70kW/kg、約40kW/kg~約80kW/kg、約40kW/kg~約90kW/kg、約40kW/kg~約100kW/kg、約40kW/kg~約110kW/kg、約40kW/kg~約120kW/kg、約50kW/kg~約60kW/kg、約50kW/kg~約70kW/kg、約50kW/kg~約80kW/kg、約50kW/kg~約90kW/kg、約50kW/kg~約100kW/kg、約50kW/kg~約110kW/kg、約50kW/kg~約120kW/kg、約60kW/kg~約70kW/kg、約60kW/kg~約80kW/kg、約60kW/kg~約90kW/kg、約60kW/kg~約100kW/kg、約60kW/kg~約110kW/kg、約60kW/kg~約120kW/kg、約70kW/kg~約80kW/kg、約70kW/kg~約90kW/kg、約70kW/kg~約100kW/kg、約70kW/kg~約110kW/kg、約70kW/kg~約120kW/kg、約80kW/kg~約90kW/kg、約80kW/kg~約100kW/kg、約80kW/kg~約110kW/kg、約80kW/kg~約120kW/kg、約90kW/kg~約100kW/kg、約90kW/kg~約110kW/kg、約90kW/kg~約120kW/kg、約100kW/kg~約110kW/kg、約100kW/kg~約120kW/kg、または約110kW/kg~約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約30kW/kg、約40kW/kg、約50kW/kg、約60kW/kg、約70kW/kg、約80kW/kg、約90kW/kg、約100kW/kg、約110kW/kg、または約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約40kW/kg、約50kW/kg、約60kW/kg、約70kW/kg、約80kW/kg、約90kW/kg、約100kW/kg、約110kW/kg、または約120kW/kgの総出力密度を有する。
【0041】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、約2,000mAh~約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、少なくとも約2,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、最大で約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、約2,000mAh~約2,500mAh、約2,000mAh~約3,000mAh、約2,000mAh~約3,500mAh、約2,000mAh~約4,000mAh、約2,000mAh~約4,500mAh、約2,000mAh~約5,000mAh、約2,000mAh~約5,500mAh、約2,000mAh~約6,000mAh、約2,000mAh~約7,000mAh、約2,000mAh~約8,000mAh、約2,000mAh~約10,000mAh、約2,500mAh~約3,000mAh、約2,500mAh~約3,500mAh、約2,500mAh~約4,000mAh、約2,500mAh~約4,500mAh、約2,500mAh~約5,000mAh、約2,500mAh~約5,500mAh、約2,500mAh~約6,000mAh、約2,500mAh~約7,000mAh、約2,500mAh~約8,000mAh、約2,500mAh~約10,000mAh、約3,000mAh~約3,500mAh、約3,000mAh~約4,000mAh、約3,000mAh~約4,500mAh、約3,000mAh~約5,000mAh、約3,000mAh~約5,500mAh、約3,000mAh~約6,000mAh、約3,000mAh~約7,000mAh、約3,000mAh~約8,000mAh、約3,000mAh~約10,000mAh、約3,500mAh~約4,000mAh、約3,500mAh~約4,500mAh、約3,500mAh~約5,000mAh、約3,500mAh~約5,500mAh、約3,500mAh~約6,000mAh、約3,500mAh~約7,000mAh、約3,500mAh~約8,000mAh、約3,500mAh~約10,000mAh、約4,000mAh~約4,500mAh、約4,000mAh~約5,000mAh、約4,000mAh~約5,500mAh、約4,000mAh~約6,000mAh、約4,000mAh~約7,000mAh、約4,000mAh~約8,000mAh、約4,000mAh~約10,000mAh、約4,500mAh~約5,000mAh、約4,500mAh~約5,500mAh、約4,500mAh~約6,000mAh、約4,500mAh~約7,000mAh、約4,500mAh~約8,000mAh、約4,500mAh~約10,000mAh、約5,000mAh~約5,500mAh、約5,000mAh~約6,000mAh、約5,000mAh~約7,000mAh、約5,000mAh~約8,000mAh、約5,000mAh~約10,000mAh、約5,500mAh~約6,000mAh、約5,500mAh~約7,000mAh、約5,500mAh~約8,000mAh、約5,500mAh~約10,000mAh、約6,000mAh~約7,000mAh、約6,000mAh~約8,000mAh、約6,000mAh~約10,000mAh、約7,000mAh~約8,000mAh、約7,000mAh~約10,000mAh、または約8,000mAh~約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、約2,000mAh、約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、約8,000mAh、または約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、少なくとも約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、約8,000mAh、または約10,000mAhのセル比容量を有する。
【0042】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、約2,000mAh~約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、少なくとも約2,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、最大で約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、約2,000mAh~約2,500mAh、約2,000mAh~約3,000mAh、約2,000mAh~約3,500mAh、約2,000mAh~約4,000mAh、約2,000mAh~約4,500mAh、約2,000mAh~約5,000mAh、約2,000mAh~約5,500mAh、約2,000mAh~約6,000mAh、約2,000mAh~約7,000mAh、約2,000mAh~約8,000mAh、約2,500mAh~約3,000mAh、約2,500mAh~約3,500mAh、約2,500mAh~約4,000mAh、約2,500mAh~約4,500mAh、約2,500mAh~約5,000mAh、約2,500mAh~約5,500mAh、約2,500mAh~約6,000mAh、約2,500mAh~約7,000mAh、約2,500mAh~約8,000mAh、約3,000mAh~約3,500mAh、約3,000mAh~約4,000mAh、約3,000mAh~約4,500mAh、約3,000mAh~約5,000mAh、約3,000mAh~約5,500mAh、約3,000mAh~約6,000mAh、約3,000mAh~約7,000mAh、約3,000mAh~約8,000mAh、約3,500mAh~約4,000mAh、約3,500mAh~約4,500mAh、約3,500mAh~約5,000mAh、約3,500mAh~約5,500mAh、約3,500mAh~約6,000mAh、約3,500mAh~約7,000mAh、約3,500mAh~約8,000mAh、約4,000mAh~約4,500mAh、約4,000mAh~約5,000mAh、約4,000mAh~約5,500mAh、約4,000mAh~約6,000mAh、約4,000mAh~約7,000mAh、約4,000mAh~約8,000mAh、約4,500mAh~約5,000mAh、約4,500mAh~約5,500mAh、約4,500mAh~約6,000mAh、約4,500mAh~約7,000mAh、約4,500mAh~約8,000mAh、約5,000mAh~約5,500mAh、約5,000mAh~約6,000mAh、約5,000mAh~約7,000mAh、約5,000mAh~約8,000mAh、約5,500mAh~約6,000mAh、約5,500mAh~約7,000mAh、約5,500mAh~約8,000mAh、約6,000mAh~約7,000mAh、約6,000mAh~約8,000mAh、または約7,000mAh~約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、約2,000mAh、約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、または約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、少なくとも約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、または約8,000mAhのセル比容量を有する。
【0043】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、約250mAh/g~約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、少なくとも約250mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、最大で約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約400mAh/g、約250mAh/g~約450mAh/g、約250mAh/g~約500mAh/g、約250mAh/g~約550mAh/g、約250mAh/g~約600mAh/g、約250mAh/g~約650mAh/g、約250mAh/g~約700mAh/g、約250mAh/g~約800mAh/g、約250mAh/g~約1,000mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約400mAh/g、約300mAh/g~約450mAh/g、約300mAh/g~約500mAh/g、約300mAh/g~約550mAh/g、約300mAh/g~約600mAh/g、約300mAh/g~約650mAh/g、約300mAh/g~約700mAh/g、約300mAh/g~約800mAh/g、約300mAh/g~約1,000mAh/g、約350mAh/g~約400mAh/g、約350mAh/g~約450mAh/g、約350mAh/g~約500mAh/g、約350mAh/g~約550mAh/g、約350mAh/g~約600mAh/g、約350mAh/g~約650mAh/g、約350mAh/g~約700mAh/g、約350mAh/g~約800mAh/g、約350mAh/g~約1,000mAh/g、約400mAh/g~約450mAh/g、約400mAh/g~約500mAh/g、約400mAh/g~約550mAh/g、約400mAh/g~約600mAh/g、約400mAh/g~約650mAh/g、約400mAh/g~約700mAh/g、約400mAh/g~約800mAh/g、約400mAh/g~約1,000mAh/g、約450mAh/g~約500mAh/g、約450mAh/g~約550mAh/g、約450mAh/g~約600mAh/g、約450mAh/g~約650mAh/g、約450mAh/g~約700mAh/g、約450mAh/g~約800mAh/g、約450mAh/g~約1,000mAh/g、約500mAh/g~約550mAh/g、約500mAh/g~約600mAh/g、約500mAh/g~約650mAh/g、約500mAh/g~約700mAh/g、約500mAh/g~約800mAh/g、約500mAh/g~約1,000mAh/g、約550mAh/g~約600mAh/g、約550mAh/g~約650mAh/g、約550mAh/g~約700mAh/g、約550mAh/g~約800mAh/g、約550mAh/g~約1,000mAh/g、約600mAh/g~約650mAh/g、約600mAh/g~約700mAh/g、約600mAh/g~約800mAh/g、約600mAh/g~約1,000mAh/g、約650mAh/g~約700mAh/g、約650mAh/g~約800mAh/g、約650mAh/g~約1,000mAh/g、約700mAh/g~約800mAh/g、約700mAh/g~約1,000mAh/g、または約800mAh/g~約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、約800mAh/g、または約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、少なくとも約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、約800mAh/g、または約1,000mAh/gの重量比容量を有する。
【0044】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約2Cの放電レートで、約250mAh/g~約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約2Cの放電レートで、少なくとも約250mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約2Cの放電レートで、最大で約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約2Cの放電レートで、約250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約400mAh/g、約250mAh/g~約450mAh/g、約250mAh/g~約500mAh/g、約250mAh/g~約550mAh/g、約250mAh/g~約600mAh/g、約250mAh/g~約650mAh/g、約250mAh/g~約700mAh/g、約250mAh/g~約800mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約400mAh/g、約300mAh/g~約450mAh/g、約300mAh/g~約500mAh/g、約300mAh/g~約550mAh/g、約300mAh/g~約600mAh/g、約300mAh/g~約650mAh/g、約300mAh/g~約700mAh/g、約300mAh/g~約800mAh/g、約350mAh/g~約400mAh/g、約350mAh/g~約450mAh/g、約350mAh/g~約500mAh/g、約350mAh/g~約550mAh/g、約350mAh/g~約600mAh/g、約350mAh/g~約650mAh/g、約350mAh/g~約700mAh/g、約350mAh/g~約800mAh/g、約400mAh/g~約450mAh/g、約400mAh/g~約500mAh/g、約400mAh/g~約550mAh/g、約400mAh/g~約600mAh/g、約400mAh/g~約650mAh/g、約400mAh/g~約700mAh/g、約400mAh/g~約800mAh/g、約450mAh/g~約500mAh/g、約450mAh/g~約550mAh/g、約450mAh/g~約600mAh/g、約450mAh/g~約650mAh/g、約450mAh/g~約700mAh/g、約450mAh/g~約800mAh/g、約500mAh/g~約550mAh/g、約500mAh/g~約600mAh/g、約500mAh/g~約650mAh/g、約500mAh/g~約700mAh/g、約500mAh/g~約800mAh/g、約550mAh/g~約600mAh/g、約550mAh/g~約650mAh/g、約550mAh/g~約700mAh/g、約550mAh/g~約800mAh/g、約600mAh/g~約650mAh/g、約600mAh/g~約700mAh/g、約600mAh/g~約800mAh/g、約650mAh/g~約700mAh/g、約650mAh/g~約800mAh/g、または約700mAh/g~約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約2Cの放電レートで、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、または約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約2Cの放電レートで、少なくとも約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、または約800mAh/gの重量比容量を有する。
【0045】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約10Cの放電レートで、約150mAh/g~約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約10Cの放電レートで、少なくとも約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約10Cの放電レートで、最大で約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約10Cの放電レートで、約150mAh/g~約200mAh/g、約150mAh/g~約250mAh/g、約150mAh/g~約300mAh/g、約150mAh/g~約350mAh/g、約150mAh/g~約400mAh/g、約150mAh/g~約450mAh/g、約150mAh/g~約500mAh/g、約150mAh/g~約550mAh/g、約150mAh/g~約600mAh/g、約150mAh/g~約650mAh/g、約200mAh/g~約250mAh/g、約200mAh/g~約300mAh/g、約200mAh/g~約350mAh/g、約200mAh/g~約400mAh/g、約200mAh/g~約450mAh/g、約200mAh/g~約500mAh/g、約200mAh/g~約550mAh/g、約200mAh/g~約600mAh/g、約200mAh/g~約650mAh/g、約250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約400mAh/g、約250mAh/g~約450mAh/g、約250mAh/g~約500mAh/g、約250mAh/g~約550mAh/g、約250mAh/g~約600mAh/g、約250mAh/g~約650mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約400mAh/g、約300mAh/g~約450mAh/g、約300mAh/g~約500mAh/g、約300mAh/g~約550mAh/g、約300mAh/g~約600mAh/g、約300mAh/g~約650mAh/g、約350mAh/g~約400mAh/g、約350mAh/g~約450mAh/g、約350mAh/g~約500mAh/g、約350mAh/g~約550mAh/g、約350mAh/g~約600mAh/g、約350mAh/g~約650mAh/g、約400mAh/g~約450mAh/g、約400mAh/g~約500mAh/g、約400mAh/g~約550mAh/g、約400mAh/g~約600mAh/g、約400mAh/g~約650mAh/g、約450mAh/g~約500mAh/g、約450mAh/g~約550mAh/g、約450mAh/g~約600mAh/g、約450mAh/g~約650mAh/g、約500mAh/g~約550mAh/g、約500mAh/g~約600mAh/g、約500mAh/g~約650mAh/g、約550mAh/g~約600mAh/g、約550mAh/g~約650mAh/g、または約600mAh/g~約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約10Cの放電レートで、約150mAh/g、約200mAh/g、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、または約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約10Cの放電レートで、少なくとも約200mAh/g、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、または約650mAh/gの重量比容量を有する。
【0046】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約60Cの放電レートで、約90mAh/g~約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約60Cの放電レートで、少なくとも約90mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約60Cの放電レートで、最大で約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約60Cの放電レートで、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約125mAh/g、約90mAh/g~約150mAh/g、約90mAh/g~約175mAh/g、約90mAh/g~約200mAh/g、約90mAh/g~約225mAh/g、約90mAh/g~約250mAh/g、約90mAh/g~約275mAh/g、約90mAh/g~約300mAh/g、約90mAh/g~約325mAh/g、約90mAh/g~約350mAh/g、約100mAh/g~約125mAh/g、約100mAh/g~約150mAh/g、約100mAh/g~約175mAh/g、約100mAh/g~約200mAh/g、約100mAh/g~約225mAh/g、約100mAh/g~約250mAh/g、約100mAh/g~約275mAh/g、約100mAh/g~約300mAh/g、約100mAh/g~約325mAh/g、約100mAh/g~約350mAh/g、約125mAh/g~約150mAh/g、約125mAh/g~約175mAh/g、約125mAh/g~約200mAh/g、約125mAh/g~約225mAh/g、約125mAh/g~約250mAh/g、約125mAh/g~約275mAh/g、約125mAh/g~約300mAh/g、約125mAh/g~約325mAh/g、約125mAh/g~約350mAh/g、約150mAh/g~約175mAh/g、約150mAh/g~約200mAh/g、約150mAh/g~約225mAh/g、約150mAh/g~約250mAh/g、約150mAh/g~約275mAh/g、約150mAh/g~約300mAh/g、約150mAh/g~約325mAh/g、約150mAh/g~約350mAh/g、約175mAh/g~約200mAh/g、約175mAh/g~約225mAh/g、約175mAh/g~約250mAh/g、約175mAh/g~約275mAh/g、約175mAh/g~約300mAh/g、約175mAh/g~約325mAh/g、約175mAh/g~約350mAh/g、約200mAh/g~約225mAh/g、約200mAh/g~約250mAh/g、約200mAh/g~約275mAh/g、約200mAh/g~約300mAh/g、約200mAh/g~約325mAh/g、約200mAh/g~約350mAh/g、約225mAh/g~約250mAh/g、約225mAh/g~約275mAh/g、約225mAh/g~約300mAh/g、約225mAh/g~約325mAh/g、約225mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約275mAh/g、約250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約325mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約275mAh/g~約300mAh/g、約275mAh/g~約325mAh/g、約275mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約325mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、または約325mAh/g~約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約60Cの放電レートで、約90mAh/g、約100mAh/g、約125mAh/g、約150mAh/g、約175mAh/g、約200mAh/g、約225mAh/g、約250mAh/g、約275mAh/g、約300mAh/g、約325mAh/g、または約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約60Cの放電レートで、少なくとも約100mAh/g、約125mAh/g、約150mAh/g、約175mAh/g、約200mAh/g、約225mAh/g、約250mAh/g、約275mAh/g、約300mAh/g、約325mAh/g、または約350mAh/gの重量比容量を有する。
【0047】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100Cの放電レートで、約60mAh/g~約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100Cの放電レートで、少なくとも約60mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100Cの放電レートで、最大で約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100Cの放電レートで、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約140mAh/g、約60mAh/g~約160mAh/g、約60mAh/g~約180mAh/g、約60mAh/g~約200mAh/g、約60mAh/g~約220mAh/g、約60mAh/g~約240mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約140mAh/g、約80mAh/g~約160mAh/g、約80mAh/g~約180mAh/g、約80mAh/g~約200mAh/g、約80mAh/g~約220mAh/g、約80mAh/g~約240mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約140mAh/g、約100mAh/g~約160mAh/g、約100mAh/g~約180mAh/g、約100mAh/g~約200mAh/g、約100mAh/g~約220mAh/g、約100mAh/g~約240mAh/g、約120mAh/g~約140mAh/g、約120mAh/g~約160mAh/g、約120mAh/g~約180mAh/g、約120mAh/g~約200mAh/g、約120mAh/g~約220mAh/g、約120mAh/g~約240mAh/g、約140mAh/g~約160mAh/g、約140mAh/g~約180mAh/g、約140mAh/g~約200mAh/g、約140mAh/g~約220mAh/g、約140mAh/g~約240mAh/g、約160mAh/g~約180mAh/g、約160mAh/g~約200mAh/g、約160mAh/g~約220mAh/g、約160mAh/g~約240mAh/g、約180mAh/g~約200mAh/g、約180mAh/g~約220mAh/g、約180mAh/g~約240mAh/g、約200mAh/g~約220mAh/g、約200mAh/g~約240mAh/g、または約220mAh/g~約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100Cの放電レートで、約60mAh/g、約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約140mAh/g、約160mAh/g、約180mAh/g、約200mAh/g、約220mAh/g、または約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100Cの放電レートで、少なくとも約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約140mAh/g、約160mAh/g、約180mAh/g、約200mAh/g、約220mAh/g、または約240mAh/gの重量比容量を有する。
【0048】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、約45mAh/g~約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、少なくとも約45mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、最大で約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、約45mAh/g~約50mAh/g、約45mAh/g~約60mAh/g、約45mAh/g~約70mAh/g、約45mAh/g~約80mAh/g、約45mAh/g~約100mAh/g、約45mAh/g~約120mAh/g、約45mAh/g~約130mAh/g、約45mAh/g~約140mAh/g、約45mAh/g~約150mAh/g、約45mAh/g~約160mAh/g、約45mAh/g~約180mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約130mAh/g、約50mAh/g~約140mAh/g、約50mAh/g~約150mAh/g、約50mAh/g~約160mAh/g、約50mAh/g~約180mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約130mAh/g、約60mAh/g~約140mAh/g、約60mAh/g~約150mAh/g、約60mAh/g~約160mAh/g、約60mAh/g~約180mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約130mAh/g、約70mAh/g~約140mAh/g、約70mAh/g~約150mAh/g、約70mAh/g~約160mAh/g、約70mAh/g~約180mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約130mAh/g、約80mAh/g~約140mAh/g、約80mAh/g~約150mAh/g、約80mAh/g~約160mAh/g、約80mAh/g~約180mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約130mAh/g、約100mAh/g~約140mAh/g、約100mAh/g~約150mAh/g、約100mAh/g~約160mAh/g、約100mAh/g~約180mAh/g、約120mAh/g~約130mAh/g、約120mAh/g~約140mAh/g、約120mAh/g~約150mAh/g、約120mAh/g~約160mAh/g、約120mAh/g~約180mAh/g、約130mAh/g~約140mAh/g、約130mAh/g~約150mAh/g、約130mAh/g~約160mAh/g、約130mAh/g~約180mAh/g、約140mAh/g~約150mAh/g、約140mAh/g~約160mAh/g、約140mAh/g~約180mAh/g、約150mAh/g~約160mAh/g、約150mAh/g~約180mAh/g、または約160mAh/g~約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、約45mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、約150mAh/g、約160mAh/g、または約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、少なくとも約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、約150mAh/g、約160mAh/g、または約180mAh/gの重量比容量を有する。
【0049】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約200Cの放電レートで、約35mAh/g~約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約200Cの放電レートで、少なくとも約35mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約200Cの放電レートで、最大で約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約200Cの放電レートで、約35mAh/g~約40mAh/g、約35mAh/g~約50mAh/g、約35mAh/g~約60mAh/g、約35mAh/g~約70mAh/g、約35mAh/g~約80mAh/g、約35mAh/g~約90mAh/g、約35mAh/g~約100mAh/g、約35mAh/g~約120mAh/g、約35mAh/g~約130mAh/g、約35mAh/g~約140mAh/g、約35mAh/g~約150mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約130mAh/g、約40mAh/g~約140mAh/g、約40mAh/g~約150mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約130mAh/g、約50mAh/g~約140mAh/g、約50mAh/g~約150mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約130mAh/g、約60mAh/g~約140mAh/g、約60mAh/g~約150mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約130mAh/g、約70mAh/g~約140mAh/g、約70mAh/g~約150mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約130mAh/g、約80mAh/g~約140mAh/g、約80mAh/g~約150mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約130mAh/g、約90mAh/g~約140mAh/g、約90mAh/g~約150mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約130mAh/g、約100mAh/g~約140mAh/g、約100mAh/g~約150mAh/g、約120mAh/g~約130mAh/g、約120mAh/g~約140mAh/g、約120mAh/g~約150mAh/g、約130mAh/g~約140mAh/g、約130mAh/g~約150mAh/g、または約140mAh/g~約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約200Cの放電レートで、約35mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、または約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約200Cの放電レートで、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、または約150mAh/gの重量比容量を有する。
【0050】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約5mAh/g~約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは少なくとも約5mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは最大で約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約5mAh/g~約10mAh/g、約5mAh/g~約20mAh/g、約5mAh/g~約50mAh/g、約5mAh/g~約100mAh/g、約5mAh/g~約200mAh/g、約5mAh/g~約500mAh/g、約5mAh/g~約1,000mAh/g、約5mAh/g~約1,200mAh/g、約5mAh/g~約1,600mAh/g、約10mAh/g~約20mAh/g、約10mAh/g~約50mAh/g、約10mAh/g~約100mAh/g、約10mAh/g~約200mAh/g、約10mAh/g~約500mAh/g、約10mAh/g~約1,000mAh/g、約10mAh/g~約1,200mAh/g、約10mAh/g~約1,600mAh/g、約20mAh/g~約50mAh/g、約20mAh/g~約100mAh/g、約20mAh/g~約200mAh/g、約20mAh/g~約500mAh/g、約20mAh/g~約1,000mAh/g、約20mAh/g~約1,200mAh/g、約20mAh/g~約1,600mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約200mAh/g、約50mAh/g~約500mAh/g、約50mAh/g~約1,000mAh/g、約50mAh/g~約1,200mAh/g、約50mAh/g~約1,600mAh/g、約100mAh/g~約200mAh/g、約100mAh/g~約500mAh/g、約100mAh/g~約1,000mAh/g、約100mAh/g~約1,200mAh/g、約100mAh/g~約1,600mAh/g、約200mAh/g~約500mAh/g、約200mAh/g~約1,000mAh/g、約200mAh/g~約1,200mAh/g、約200mAh/g~約1,600mAh/g、約500mAh/g~約1,000mAh/g、約500mAh/g~約1,200mAh/g、約500mAh/g~約1,600mAh/g、約1,000mAh/g~約1,200mAh/g、約1,000mAh/g~約1,600mAh/g、または約1,200mAh/g~約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約5mAh/g、約10mAh/g、約20mAh/g、約50mAh/g、約100mAh/g、約200mAh/g、約500mAh/g、約1,000mAh/g、約1,200mAh/g、または約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約10mAh/g、約20mAh/g、約50mAh/g、約100mAh/g、約200mAh/g、約500mAh/g、約1,000mAh/g、約1,200mAh/g、または約1,600mAh/gの充電レートを有する。
【0051】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5秒~約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは少なくとも約1.5秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは最大で約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1.5秒~約2秒、約1.5秒~約5秒、約1.5秒~約10秒、約1.5秒~約20秒、約1.5秒~約50秒、約1.5秒~約100秒、約1.5秒~約200秒、約1.5秒~約500秒、約1.5秒~約1,000秒、約1.5秒~約2,000秒、約1.5秒~約3,000秒、約2秒~約5秒、約2秒~約10秒、約2秒~約20秒、約2秒~約50秒、約2秒~約100秒、約2秒~約200秒、約2秒~約500秒、約2秒~約1,000秒、約2秒~約2,000秒、約2秒~約3,000秒、約5秒~約10秒、約5秒~約20秒、約5秒~約50秒、約5秒~約100秒、約5秒~約200秒、約5秒~約500秒、約5秒~約1,000秒、約5秒~約2,000秒、約5秒~約3,000秒、約10秒~約20秒、約10秒~約50秒、約10秒~約100秒、約10秒~約200秒、約10秒~約500秒、約10秒~約1,000秒、約10秒~約2,000秒、約10秒~約3,000秒、約20秒~約50秒、約20秒~約100秒、約20秒~約200秒、約20秒~約500秒、約20秒~約1,000秒、約20秒~約2,000秒、約20秒~約3,000秒、約50秒~約100秒、約50秒~約200秒、約50秒~約500秒、約50秒~約1,000秒、約50秒~約2,000秒、約50秒~約3,000秒、約100秒~約200秒、約100秒~約500秒、約100秒~約1,000秒、約100秒~約2,000秒、約100秒~約3,000秒、約200秒~約500秒、約200秒~約1,000秒、約200秒~約2,000秒、約200秒~約3,000秒、約500秒~約1,000秒、約500秒~約2,000秒、約500秒~約3,000秒、約1,000秒~約2,000秒、約1,000秒~約3,000秒、または約2,000秒~約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5秒、約2秒、約5秒、約10秒、約20秒、約50秒、約100秒、約200秒、約500秒、約1,000秒、約2,000秒、または約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは最大で約1.5秒、約2秒、約5秒、約10秒、約20秒、約50秒、約100秒、約200秒、約500秒、約1,000秒、約2,000秒、または約3,000秒の再充電時間を有している。
【0052】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では約2ミリオーム~約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では少なくとも約2ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では最大で約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では、約2ミリオーム~約2.5ミリオーム、約2ミリオーム~約3ミリオーム、約2ミリオーム~約3.5ミリオーム、約2ミリオーム~約4ミリオーム、約2ミリオーム~約4.5ミリオーム、約2ミリオーム~約5ミリオーム、約2ミリオーム~約6ミリオーム、約2ミリオーム~約7ミリオーム、約2ミリオーム~約8ミリオーム、約2ミリオーム~約10ミリオーム、約2.5ミリオーム~約3ミリオーム、約2.5ミリオーム~約3.5ミリオーム、約2.5ミリオーム~約4ミリオーム、約2.5ミリオーム~約4.5ミリオーム、約2.5ミリオーム~約5ミリオーム、約2.5ミリオーム~約6ミリオーム、約2.5ミリオーム~約7ミリオーム、約2.5ミリオーム~約8ミリオーム、約2.5ミリオーム~約10ミリオーム、約3ミリオーム~約3.5ミリオーム、約3ミリオーム~約4ミリオーム、約3ミリオーム~約4.5ミリオーム、約3ミリオーム~約5ミリオーム、約3ミリオーム~約6ミリオーム、約3ミリオーム~約7ミリオーム、約3ミリオーム~約8ミリオーム、約3ミリオーム~約10ミリオーム、約3.5ミリオーム~約4ミリオーム、約3.5ミリオーム~約4.5ミリオーム、約3.5ミリオーム~約5ミリオーム、約3.5ミリオーム~約6ミリオーム、約3.5ミリオーム~約7ミリオーム、約3.5ミリオーム~約8ミリオーム、約3.5ミリオーム~約10ミリオーム、約4ミリオーム~約4.5ミリオーム、約4ミリオーム~約5ミリオーム、約4ミリオーム~約6ミリオーム、約4ミリオーム~約7ミリオーム、約4ミリオーム~約8ミリオーム、約4ミリオーム~約10ミリオーム、約4.5ミリオーム~約5ミリオーム、約4.5ミリオーム~約6ミリオーム、約4.5ミリオーム~約7ミリオーム、約4.5ミリオーム~約8ミリオーム、約4.5ミリオーム~約10ミリオーム、約5ミリオーム~約6ミリオーム、約5ミリオーム~約7ミリオーム、約5ミリオーム~約8ミリオーム、約5ミリオーム~約10ミリオーム、約6ミリオーム~約7ミリオーム、約6ミリオーム~約8ミリオーム、約6ミリオーム~約10ミリオーム、約7ミリオーム~約8ミリオーム、約7ミリオーム~約10ミリオーム、または約8ミリオーム~約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では、約2ミリオーム、約2.5ミリオーム、約3ミリオーム、約3.5ミリオーム、約4ミリオーム、約4.5ミリオーム、約5ミリオーム、約6ミリオーム、約7ミリオーム、約8ミリオーム、または約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では、最大で約2ミリオーム、約2.5ミリオーム、約3ミリオーム、約3.5ミリオーム、約4ミリオーム、約4.5ミリオーム、約5ミリオーム、約6ミリオーム、約7ミリオーム、または約8ミリオームの等価直列抵抗を有する。
【0053】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約500サイクル~約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは少なくとも約500サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは最大で約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約500サイクル~約600サイクル、約500サイクル~約700サイクル、約500サイクル~約800サイクル、約500サイクル~約1,000サイクル、約500サイクル~約2,000サイクル、約500サイクル~約3,000サイクル、約500サイクル~約5,000サイクル、約500サイクル~約6,000サイクル、約500サイクル~約7,000サイクル、約500サイクル~約8,000サイクル、約500サイクル~約10,000サイクル、約600サイクル~約700サイクル、約600サイクル~約800サイクル、約600サイクル~約1,000サイクル、約600サイクル~約2,000サイクル、約600サイクル~約3,000サイクル、約600サイクル~約5,000サイクル、約600サイクル~約6,000サイクル、約600サイクル~約7,000サイクル、約600サイクル~約8,000サイクル、約600サイクル~約10,000サイクル、約700サイクル~約800サイクル、約700サイクル~約1,000サイクル、約700サイクル~約2,000サイクル、約700サイクル~約3,000サイクル、約700サイクル~約5,000サイクル、約700サイクル~約6,000サイクル、約700サイクル~約7,000サイクル、約700サイクル~約8,000サイクル、約700サイクル~約10,000サイクル、約800サイクル~約1,000サイクル、約800サイクル~約2,000サイクル、約800サイクル~約3,000サイクル、約800サイクル~約5,000サイクル、約800サイクル~約6,000サイクル、約800サイクル~約7,000サイクル、約800サイクル~約8,000サイクル、約800サイクル~約10,000サイクル、約1,000サイクル~約2,000サイクル、約1,000サイクル~約3,000サイクル、約1,000サイクル~約5,000サイクル、約1,000サイクル~約6,000サイクル、約1,000サイクル~約7,000サイクル、約1,000サイクル~約8,000サイクル、約1,000サイクル~約10,000サイクル、約2,000サイクル~約3,000サイクル、約2,000サイクル~約5,000サイクル、約2,000サイクル~約6,000サイクル、約2,000サイクル~約7,000サイクル、約2,000サイクル~約8,000サイクル、約2,000サイクル~約10,000サイクル、約3,000サイクル~約5,000サイクル、約3,000サイクル~約6,000サイクル、約3,000サイクル~約7,000サイクル、約3,000サイクル~約8,000サイクル、約3,000サイクル~約10,000サイクル、約5,000サイクル~約6,000サイクル、約5,000サイクル~約7,000サイクル、約5,000サイクル~約8,000サイクル、約5,000サイクル~約10,000サイクル、約6,000サイクル~約7,000サイクル、約6,000サイクル~約8,000サイクル、約6,000サイクル~約10,000サイクル、約7,000サイクル~約8,000サイクル、約7,000サイクル~約10,000サイクル、または約8,000サイクル~約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約500サイクル、約600サイクル、約700サイクル、約800サイクル、約1,000サイクル、約2,000サイクル、約3,000サイクル、約5,000サイクル、約6,000サイクル、約7,000サイクル、約8,000サイクル、または約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約600サイクル、約700サイクル、約800サイクル、約1,000サイクル、約2,000サイクル、約3,000サイクル、約5,000サイクル、約6,000サイクル、約7,000サイクル、約8,000サイクル、または約10,000サイクルの充放電寿命を有する。
【0054】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に約10%~約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に少なくとも約10%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に最大で約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約16%、約10%~約18%、約10%~約20%、約10%~約22%、約10%~約24%、約10%~約26%、約10%~約28%、約10%~約30%、約12%~約14%、約12%~約16%、約12%~約18%、約12%~約20%、約12%~約22%、約12%~約24%、約12%~約26%、約12%~約28%、約12%~約30%、約14%~約16%、約14%~約18%、約14%~約20%、約14%~約22%、約14%~約24%、約14%~約26%、約14%~約28%、約14%~約30%、約16%~約18%、約16%~約20%、約16%~約22%、約16%~約24%、約16%~約26%、約16%~約28%、約16%~約30%、約18%~約20%、約18%~約22%、約18%~約24%、約18%~約26%、約18%~約28%、約18%~約30%、約20%~約22%、約20%~約24%、約20%~約26%、約20%~約28%、約20%~約30%、約22%~約24%、約22%~約26%、約22%~約28%、約22%~約30%、約24%~約26%、約24%~約28%、約24%~約30%、約26%~約28%、約26%~約30%、または約28%~約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約22%、約24%、約26%、約28%、または約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に最大で約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約22%、約24%、約26%、または約28%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。
【0055】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、リチウムイオン電池でも、リチウムイオンキャパシタでも、アルカリスーパーキャパシタでも、ニッケルカドミウム電池でも、ニッケル水素電池でも、鉛蓄電池でも、ニッケル亜鉛電池でもない。
【0056】
本明細書で提供される第4の態様は、溶液を形成することと、溶液を攪拌することと、溶液を加熱することと、溶液を冷却することと、溶液を溶媒ですすぐことと、溶液を凍結乾燥することと、を含む電極を形成する方法である。
【0057】
いくつかの実施形態では、溶液は、還元剤、潮解液、および炭素系分散体を含む。いくつかの実施形態では、還元剤は、尿素、クエン酸、アスコルビン酸、ヒドラジン水和物、ヒドロキノン、水素化ホウ素ナトリウム、臭化水素、ヨウ化水素、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は尿素を含む。いくつかの実施形態では、強塩基はヒドロキノンを含む。いくつかの実施形態では、強塩基はアスコルビン酸を含む。
【0058】
いくつかの実施形態では、潮解液は塩を含む。いくつかの実施形態では、塩は、クエン酸塩、塩化物塩、硝酸塩、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、クエン酸塩は、クエン酸亜鉛(III)、クエン酸亜鉛(III)六水和物、クエン酸鉄(III)、クエン酸鉄(III)六水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、塩化物は、塩化亜鉛(III)、硝酸亜鉛(III)六水和物、塩化鉄(III)、塩化鉄(III)六水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態において、硝酸塩は、硝酸亜鉛(III)、硝酸亜鉛(III)六水和物、硝酸鉄(III)、硝酸鉄(III)六水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、潮解液は硝酸亜鉛(III)六水和物を含む。いくつかの実施形態では、潮解液は硝酸鉄(III)を含む。いくつかの実施形態では、潮解液は硝酸亜鉛(II)六水和物を含む。
【0059】
いくつかの実施形態では、炭素系分散体は、カーボン系発泡体、カーボン系エアロゲル、カーボン系ヒドロゲル、カーボン系イオノゲル、カーボン系ナノシート、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、カーボンクロス、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体は、グラフェン、酸化グラフェン、グラファイト、活性炭、カーボンブラック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体はカーボンナノチューブを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体は酸化グラフェンを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体は活性炭を含む。
【0060】
いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は約30%~約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は少なくとも約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は最大で約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、約30%~約35%、約30%~約40%、約30%~約45%、約30%~約50%、約30%~約55%、約30%~約60%、約30%~約65%、約30%~約70%、約30%~約75%、約30%~約80%、約30%~約90%、約35%~約40%、約35%~約45%、約35%~約50%、約35%~約55%、約35%~約60%、約35%~約65%、約35%~約70%、約35%~約75%、約35%~約80%、約35%~約90%、約40%~約45%、約40%~約50%、約40%~約55%、約40%~約60%、約40%~約65%、約40%~約70%、約40%~約75%、約40%~約80%、約40%~約90%、約45%~約50%、約45%~約55%、約45%~約60%、約45%~約65%、約45%~約70%、約45%~約75%、約45%~約80%、約45%~約90%、約50%~約55%、約50%~約60%、約50%~約65%、約50%~約70%、約50%~約75%、約50%~約80%、約50%~約90%、約55%~約60%、約55%~約65%、約55%~約70%、約55%~約75%、約55%~約80%、約55%~約90%、約60%~約65%、約60%~約70%、約60%~約75%、約60%~約80%、約60%~約90%、約65%~約70%、約65%~約75%、約65%~約80%、約65%~約90%、約70%~約75%、約70%~約80%、約70%~約90%、約75%~約80%、約75%~約90%、または約80%~約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、または約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、少なくとも約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、または約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、最大で約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、または約80%である。
【0061】
いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は約5%~約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は少なくとも約5%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は最大で約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、約5%~約6%、約5%~約8%、約5%~約10%、約5%~約12%、約5%~約14%、約5%~約16%、約5%~約18%、約5%~約20%、約5%~約25%、約5%~約30%、約6%~約8%、約6%~約10%、約6%~約12%、約6%~約14%、約6%~約16%、約6%~約18%、約6%~約20%、約6%~約25%、約6%~約30%、約8%~約10%、約8%~約12%、約8%~約14%、約8%~約16%、約8%~約18%、約8%~約20%、約8%~約25%、約8%~約30%、約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約16%、約10%~約18%、約10%~約20%、約10%~約25%、約10%~約30%、約12%~約14%、約12%~約16%、約12%~約18%、約12%~約20%、約12%~約25%、約12%~約30%、約14%~約16%、約14%~約18%、約14%~約20%、約14%~約25%、約14%~約30%、約16%~約18%、約16%~約20%、約16%~約25%、約16%~約30%、約18%~約20%、約18%~約25%、約18%~約30%、約20%~約25%、約20%~約30%、または約25%~約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、約5%、約6%、約8%、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約25%、または約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、少なくとも約6%、約8%、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約25%、または約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、最大で約5%、約6%、約8%、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、または約25%である。
【0062】
いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百率は約10%~約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は少なくとも約10%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は最大で約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約16%、約10%~約18%、約10%~約20%、約10%~約24%、約10%~約28%、約10%~約32%、約10%~約34%、約10%~約40%、約12%~約14%、約12%~約16%、約12%~約18%、約12%~約20%、約12%~約24%、約12%~約28%、約12%~約32%、約12%~約34%、約12%~約40%、約14%~約16%、約14%~約18%、約14%~約20%、約14%~約24%、約14%~約28%、約14%~約32%、約14%~約34%、約14%~約40%、約16%~約18%、約16%~約20%、約16%~約24%、約16%~約28%、約16%~約32%、約16%~約34%、約16%~約40%、約18%~約20%、約18%~約24%、約18%~約28%、約18%~約32%、約18%~約34%、約18%~約40%、約20%~約24%、約20%~約28%、約20%~約32%、約20%~約34%、約20%~約40%、約24%~約28%、約24%~約32%、約24%~約34%、約24%~約40%、約28%~約32%、約28%~約34%、約28%~約40%、約32%~約34%、約32%~約40%、または約34%~約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約24%、約28%、約32%、約34%、または約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、少なくとも約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約24%、約28%、約32%、約34%、または約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、最大で約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約24%、約28%、約32%、または約34%である。
【0063】
いくつかの実施形態では、溶液を約10分~約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を少なくとも約10分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を最大で約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を約10分~約15分、約10分~約20分、約10分~約25分、約10分~約30分、約10分~約35分、約10分~約40分、約10分~約45分、約10分~約50分、約10分~約55分、約10分~約60分、約15分~約20分、約15分~約25分、約15分~約30分、約15分~約35分、約15分~約40分、約15分~約45分、約15分~約50分、約15分~約55分、約15分~約60分、約20分~約25分、約20分~約30分、約20分~約35分、約20分~約40分、約20分~約45分、約20分~約50分、約20分~約55分、約20分~約60分、約25分~約30分、約25分~約35分、約25分~約40分、約25分~約45分、約25分~約50分、約25分~約55分、約25分~約60分、約30分~約35分、約30分~約40分、約30分~約45分、約30分~約50分、約30分~約55分、約30分~約60分、約35分~約40分、約35分~約45分、約35分~約50分、約35分~約55分、約35分~約60分、約40分~約45分、約40分~約50分、約40分~約55分、約40分~約60分、約45分~約50分、約45分~約55分、約45分~約60分、約50分~約55分、約50分~約60分、または約55分~約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を約10分、約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、約55分、または約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を少なくとも約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、約55分、または約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を最大で約10分、約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、または約55分間攪拌する。
【0064】
いくつかの実施形態では、溶液は、オートクレーブ、オーブン、火、ブンゼンバーナー、熱交換器、マイクロ波、またはそれらの任意の組み合わせによって加熱される。
【0065】
いくつかの実施形態では、溶液は約80℃~約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は少なくとも約80℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は最大で約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約80℃~約100℃、約80℃~約120℃、約80℃~約140℃、約80℃~約160℃、約80℃~約180℃、約80℃~約200℃、約80℃~約240℃、約80℃~約280℃、約80℃~約320℃、約80℃~約360℃、約100℃~約120℃、約100℃~約140℃、約100℃~約160℃、約100℃~約180℃、約100℃~約200℃、約100℃~約240℃、約100℃~約280℃、約100℃~約320℃、約100℃~約360℃、約120℃~約140℃、約120℃~約160℃、約120℃~約180℃、約120℃~約200℃、約120℃~約240℃、約120℃~約280℃、約120℃~約320℃、約120℃~約360℃、約140℃~約160℃、約140℃~約180℃、約140℃~約200℃、約140℃~約240℃、約140℃~約280℃、約140℃~約320℃、約140℃~約360℃、約160℃~約180℃、約160℃~約200℃、約160℃~約240℃、約160℃~約280℃、約160℃~約320℃、約160℃~約360℃、約180℃~約200℃、約180℃~約240℃、約180℃~約280℃、約180℃~約320℃、約180℃~約360℃、約200℃~約240℃、約200℃~約280℃、約200℃~約320℃、約200℃~約360℃、約240℃~約280℃、約240℃~約320℃、約240℃~約360℃、約280℃~約320℃、約280℃~約360℃、または約320℃~約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約80℃、約100℃、約120℃、約140℃、約160℃、約180℃、約200℃、約240℃、約280℃、約320℃、または約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、少なくとも約100℃、約120℃、約140℃、約160℃、約180℃、約200℃、約240℃、約280℃、約320℃、または約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は最大で約80℃、約100℃、約120℃、約140℃、約160℃、約180℃、約200℃、約240℃、約280℃、または約320℃の温度で加熱される。
【0066】
いくつかの実施形態では、溶液は約4時間~約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は少なくとも約4時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は最大で約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約4時間~約5時間、約4時間~約6時間、約4時間~約7時間、約4時間~約8時間、約4時間~約9時間、約4時間~約10時間、約4時間~約11時間、約4時間~約12時間、約4時間~約13時間、約4時間~約14時間、約4時間~約16時間、約5時間~約6時間、約5時間~約7時間、約5時間~約8時間、約5時間~約9時間、約5時間~約10時間、約5時間~約11時間、約5時間~約12時間、約5時間~約13時間、約5時間~約14時間、約5時間~約16時間、約6時間~約7時間、約6時間~約8時間、約6時間~約9時間、約6時間~約10時間、約6時間~約11時間、約6時間~約12時間、約6時間~約13時間、約6時間~約14時間、約6時間~約16時間、約7時間~約8時間、約7時間~約9時間、約7時間~約10時間、約7時間~約11時間、約7時間~約12時間、約7時間~約13時間、約7時間~約14時間、約7時間~約16時間、約8時間~約9時間、約8時間~約10時間、約8時間~約11時間、約8時間~約12時間、約8時間~約13時間、約8時間~約14時間、約8時間~約16時間、約9時間~約10時間、約9時間~約11時間、約9時間~約12時間、約9時間~約13時間、約9時間~約14時間、約9時間~約16時間、約10時間~約11時間、約10時間~約12時間、約10時間~約13時間、約10時間~約14時間、約10時間~約16時間、約11時間~約12時間、約11時間~約13時間、約11時間~約14時間、約11時間~約16時間、約12時間~約13時間、約12時間~約14時間、約12時間~約16時間、約13時間~約14時間、約13時間~約16時間、または約14時間~約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、または約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、少なくとも約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、または約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、最大で約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、または約14時間加熱される。
【0067】
いくつかの実施形態では、溶媒は、脱イオン水、アセトン、水、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、溶媒は脱イオン水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は凍結乾燥される。いくつかの実施形態では、溶液は凍結乾燥される。いくつかの実施形態では、溶液は真空下で凍結乾燥される。
【0068】
いくつかの実施形態では、第1の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0069】
本明細書で提供される第5の態様は、酸中で導電性骨格を処理することによって第2の集電体を形成することと、脱イオン水、アセトン、水、またはそれらの任意の組み合わせを含む溶媒中で第2の集電体を洗浄することと、第2の集電体上に水酸化物を堆積させることと、電極に電位を連続掃引することと、を含む電極を形成する方法である。
【0070】
いくつかの実施形態では、導電性骨格は、導電性発泡体、グラフェンエアロゲル、アモルファスカーボン発泡体、薄層グラファイト発泡体、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0071】
いくつかの実施形態では酸は強酸を含む。いくつかの実施形態では、酸は、過塩素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、メタンスルフォン酸、p-トルエンスルフォン酸、塩酸、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、酸は臭化水素酸を含む。いくつかの実施形態では、酸は塩酸を含む。
【0072】
いくつかの実施形態では、酸の濃度は約1M~約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は少なくとも約1Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は最大で約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、約1M~約1.5M、約1M~約2M、約1M~約2.5M、約1M~約3M、約1M~約3.5M、約1M~約4M、約1M~約4.5M、約1M~約5M、約1M~約5.5M、約1M~約6M、約1.5M~約2M、約1.5M~約2.5M、約1.5M~約3M、約1.5M~約3.5M、約1.5M~約4M、約1.5M~約4.5M、約1.5M~約5M、約1.5M~約5.5M、約1.5M~約6M、約2M~約2.5M、約2M~約3M、約2M~約3.5M、約2M~約4M、約2M~約4.5M、約2M~約5M、約2M~約5.5M、約2M~約6M、約2.5M~約3M、約2.5M~約3.5M、約2.5M~約4M、約2.5M~約4.5M、約2.5M~約5M、約2.5M~約5.5M、約2.5M~約6M、約3M~約3.5M、約3M~約4M、約3M~約4.5M、約3M~約5M、約3M~約5.5M、約3M~約6M、約3.5M~約4M、約3.5M~約4.5M、約3.5M~約5M、約3.5M~約5.5M、約3.5M~約6M、約4M~約4.5M、約4M~約5M、約4M~約5.5M、約4M~約6M、約4.5M~約5M、約4.5M~約5.5M、約4.5M~約6M、約5M~約5.5M、約5M~約6M、または約5.5M~約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、約1M、約1.5M、約2M、約2.5M、約3M、約3.5M、約4M、約4.5M、約5M、約5.5M、または約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、少なくとも約1.5M、約2M、約2.5M、約3M、約3.5M、約4M、約4.5M、約5M、約5.5M、または約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、最大で約1M、約1.5M、約2M、約2.5M、約3M、約3.5M、約4M、約4.5M、約5M、または約5.5Mである。
【0073】
いくつかの実施形態では、導電性発泡体は約1分~約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は少なくとも約1分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は最大で約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、約1分~約2分、約1分~約4分、約1分~約6分、約1分~約8分、約1分~約10分、約1分~約14分、約1分~約18分、約1分~約22分、約1分~約26分、約1分~約30分、約2分~約4分、約2分~約6分、約2分~約8分、約2分~約10分、約2分~約14分、約2分~約18分、約2分~約22分、約2分~約26分、約2分~約30分、約4分~約6分、約4分~約8分、約4分~約10分、約4分~約14分、約4分~約18分、約4分~約22分、約4分~約26分、約4分~約30分、約6分~約8分、約6分~約10分、約6分~約14分、約6分~約18分、約6分~約22分、約6分~約26分、約6分~約30分、約8分~約10分、約8分~約14分、約8分~約18分、約8分~約22分、約8分~約26分、約8分~約30分、約10分~約14分、約10分~約18分、約10分~約22分、約10分~約26分、約10分~約30分、約14分~約18分、約14分~約22分、約14分~約26分、約14分~約30分、約18分~約22分、約18分~約26分、約18分~約30分、約22分~約26分、約22分~約30分、または約26分~約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、約1分、約2分、約4分、約6分、約8分、約10分、約14分、約18分、約22分、約26分、または約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、少なくとも約2分、約4分、約6分、約8分、約10分、約14分、約18分、約22分、約26分、または約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、最大で約1分、約2分、約4分、約6分、約8分、約10分、約14分、約18分、約22分、または約26分間処理される。
【0074】
いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、脱イオン水、アセトン、水、またはそれらの任意の組み合わせで洗浄される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は脱イオン水で洗浄される。
【0075】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化アルミニウム、水酸化アンモニウム、水酸化ヒ素、水酸化バリウム、水酸化ベリリウム、水酸化ビスマス(III)、水酸化ホウ素、水酸化カドミウム、水酸化カルシウム、水酸化セリウム(III)、水酸化セシウム、水酸化クロム(II)、水酸化クロム(III)、水酸化クロム(V)、水酸化クロム(VI)、水酸化コバルト(II)、水酸化コバルト(III)、水酸化銅(I)、水酸化銅(II)、水酸化ガリウム(II)、水酸化ガリウム(III)、水酸化金(I)、水酸化金(III)、水酸化インジウム(I)、水酸化インジウム(II)、水酸化インジウム(III)、水酸化イリジウム(III)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)、水酸化ランタン、水酸化鉛(II)、水酸化鉛(IV)、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化マンガン(II)、水酸化マンガン(III)、水酸化マンガン(IV)、水酸化マンガン(VII)、水酸化水銀(I)、水酸化水銀(II)、水酸化モリブデン、水酸化ネオジム、オキソ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル(II)、水酸化ニッケル(III)、水酸化ニオブ、水酸化オスミウム(IV)、水酸化パラジウム(II)、水酸化パラジウム(IV)、水酸化白金(II)、水酸化白金(IV)、水酸化プルトニウム(IV)、水酸化カリウム、水酸化ラジウム、水酸化ルビジウム、水酸化ルテニウム(III)、水酸化スカンジウム、水酸化ケイ素、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水酸化ストロンチウム、水酸化タンタル(V)、水酸化テクネチウム(II)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化タリウム(I)、水酸化タリウム(III)、水酸化トリウム、水酸化スズ(II)、水酸化スズ(IV)、水酸化チタン(II)、水酸化チタン(III)、水酸化チタン(IV)、水酸化タングステン(II)、水酸化ウラニル、水酸化バナジウム(II)、水酸化バナジウム(III)、水酸化バナジウム(V)、水酸化イッテルビウム、水酸化イットリウム、水酸化亜鉛、水酸化ジルコニウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(IV)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)を含む。
【0076】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化物ナノフレーク、水酸化物ナノ粒子、水酸化ナノ粉末、水酸化物ナノフラワー、水酸化物ナノドット、水酸化物ナノロッド、水酸化物ナノチェーン、水酸化物ナノファイバー、水酸化物ナノ粒子、水酸化物ナノプレートレット、水酸化物ナノリボン、水酸化物ナノリング、水酸化物ナノシート、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化物ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化物ナノフレークを含む。
【0077】
いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)ナノフレークを含む。
【0078】
いくつかの実施形態では、第2の集電体上に水酸化物を堆積させることは、電気化学堆積、エレクトロコーティング、電気泳動堆積、マイクロ波合成、光熱堆積、熱分解レーザー堆積、水熱合成、またはそれらの任意の組み合わせにより第2の集電体上に水酸化物を堆積させることを含む。いくつかの実施形態では、電気化学堆積はサイクリックボルタンメトリーを含むいくつかの実施形態では、サイクリックボルタンメトリーは、連続的電位掃引を第2の集電体に適用することを含む。いくつかの実施形態では、第2の集電体に連続的電位掃引を行うことは、触媒内の第2の集電体に連続的電位掃引を行うことを含む。
【0079】
いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は約-2.4V~約-0.3Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は少なくとも約-2.4Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は最大で約-0.3Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約-0.3V~約-0.5V、約-0.3V~約-0.9V、約-0.3V~約-1.1V、約-0.3V~約-1.3V、約-0.3V~約-1.5V、約-0.3V~約-1.7V、約-0.3V~約-1.9V、約-0.3V~約-2.1V、約-0.3V~約-2.3V、約-0.3V~約-2.4V、約-0.5V~約-0.9V、約-0.5V~約-1.1V、約-0.5V~約-1.3V、約-0.5V~約-1.5V、約-0.5V~約-1.7V、約-0.5V~約-1.9V、約-0.5V~約-2.1V、約-0.5V~約-2.3V、約-0.5V~約-2.4V、約-0.9V~約-1.1V、約-0.9V~約-1.3V、約-0.9V~約-1.5V、約-0.9V~約-1.7V、約-0.9V~約-1.9V、約-0.9V~約-2.1V、約-0.9V~約-2.3V、約-0.9V~約-2.4V、約-1.1V~約-1.3V、約-1.1V~約-1.5V、約-1.1V~約-1.7V、約-1.1V~約-1.9V、約-1.1V~約-2.1V、約-1.1V~約-2.3V、約-1.1V~約-2.4V、約-1.3V~約-1.5V、約-1.3V~約-1.7V、約-1.3V~約-1.9V、約-1.3V~約-2.1V、約-1.3V~約-2.3V、約-1.3V~約-2.4V、約-1.5V~約-1.7V、約-1.5V~約-1.9V、約-1.5V~約-2.1V、約-1.5V~約-2.3V、約-1.5V~約-2.4V、約-1.7V~約-1.9V、約-1.7V~約-2.1V、約-1.7V~約-2.3V、約-1.7V~約-2.4V、約-1.9V~約-2.1V、約-1.9V~約-2.3V、約-1.9V~約-2.4V、約-2.1V~約-2.3V、約-2.1V~約-2.4V、または約-2.3V~約-2.4Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vの第2の集電体への電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、少なくとも約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vの第2の集電体への電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、最大で約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、または約-2.1V、約-2.3Vの第2の集電体への電圧で実行される。
【0080】
いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約50mV/s~約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、少なくとも約50mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、最大で約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約50mV/s~約60mV/s、約50mV/s~約70mV/s、約50mV/s~約80mV/s、約50mV/s~約90mV/s、約50mV/s~約100mV/s、約50mV/s~約110mV/s、約50mV/s~約120mV/s、約50mV/s~約130mV/s、約50mV/s~約140mV/s、約50mV/s~約160mV/s、約50mV/s~約175mV/s、約60mV/s~約70mV/s、約60mV/s~約80mV/s、約60mV/s~約90mV/s、約60mV/s~約100mV/s、約60mV/s~約110mV/s、約60mV/s~約120mV/s、約60mV/s~約130mV/s、約60mV/s~約140mV/s、約60mV/s~約160mV/s、約60mV/s~約175mV/s、約70mV/s~約80mV/s、約70mV/s~約90mV/s、約70mV/s~約100mV/s、約70mV/s~約110mV/s、約70mV/s~約120mV/s、約70mV/s~約130mV/s、約70mV/s~約140mV/s、約70mV/s~約160mV/s、約70mV/s~約175mV/s、約80mV/s~約90mV/s、約80mV/s~約100mV/s、約80mV/s~約110mV/s、約80mV/s~約120mV/s、約80mV/s~約130mV/s、約80mV/s~約140mV/s、約80mV/s~約160mV/s、約80mV/s~約175mV/s、約90mV/s~約100mV/s、約90mV/s~約110mV/s、約90mV/s~約120mV/s、約90mV/s~約130mV/s、約90mV/s~約140mV/s、約90mV/s~約160mV/s、約90mV/s~約175mV/s、約100mV/s~約110mV/s、約100mV/s~約120mV/s、約100mV/s~約130mV/s、約100mV/s~約140mV/s、約100mV/s~約160mV/s、約100mV/s~約175mV/s、約110mV/s~約120mV/s、約110mV/s~約130mV/s、約110mV/s~約140mV/s、約110mV/s~約160mV/s、約110mV/s~約175mV/s、約120mV/s~約130mV/s、約120mV/s~約140mV/s、約120mV/s~約160mV/s、約120mV/s~約175mV/s、約130mV/s~約140mV/s、約130mV/s~約160mV/s、約130mV/s~約175mV/s、約140mV/s~約160mV/s、約140mV/s~約175 mV/s、または約160mV/s~約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約50mV/s、約60mV/s、約70mV/s、約80mV/s、約90mV/s、約100mV/s、約110mV/s、約120mV/s、約130mV/s、約140mV/s、約160mV/s、または約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、少なくとも約60mV/s、約70mV/s、約80mV/s、約90mV/s、約100mV/s、約110mV/s、約120mV/s、約130mV/s、約140mV/s、約160mV/s、または約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、最大で約50mV/s、約60mV/s、約70mV/s、約80mV/s、約90mV/s、約100mV/s、約110mV/s、約120mV/s、約130mV/s、約140mV/s、または約160mV/sのスキャン速度で実行される。
【0081】
いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約-0.3V~約-2.4V電圧を約50mV/s~約175mV/sのスキャン速度で電極に印加することを含む。
【0082】
いくつかの実施形態では、触媒は、酢酸ニッケル、塩化ニッケル、硫酸ニッケル(II)アンモニウム六水和物、炭酸ニッケル、酢酸ニッケル(II)、酢酸ニッケル(II)四水和物、臭化ニッケル(II)2-メトキシエチル、臭化ニッケル(II)、臭化ニッケル(II)水和物、臭化ニッケル(II)三水和物、炭酸ニッケル(II)、炭酸ニッケル(II)水酸化物四水和物、塩化ニッケル(II)、塩化ニッケル(II)六水和物、塩化ニッケル(II)水和物、シクロヘキサン酪酸ニッケル(II)、フッ化ニッケル(II)、ヘキサフルオロケイ酸ニッケル(II)六水和物、水酸化ニッケル(II)、ヨウ化ニッケル(II)無水物、ヨウ化ニッケル(II)、硝酸ニッケル(II)六水和物、シュウ酸ニッケル(II)二水和物、過塩素酸ニッケル(II)六水和物、スルファミン酸ニッケル(II)四水和物、硫酸ニッケル(II)、硫酸ニッケル(II)七水和物、カリウムニッケル(IV)パラペリオデート、テトラシアン化ニッケル(II)カリウム水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、触媒は炭酸ニッケルを含む。いくつかの実施形態では、触媒は硝酸ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、触媒は酢酸ニッケルを含む。
【0083】
いくつかの実施形態では、触媒は約50mM~約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は少なくとも約50mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は最大で約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、約50mM~約60mM、約50mM~約70mM、約50mM~約80mM、約50mM~約90mM、約50mM~約100mM、約50mM~約120mM、約50mM~約140mM、約50mM~約160mM、約50mM~約180mM、約50mM~約200mM、約60mM~約70mM、約60mM~約80mM、約60mM~約90mM、約60mM~約100mM、約60mM~約120mM、約60mM~約140mM、約60mM~約160mM、約60mM~約180mM、約60mM~約200mM、約70mM~約80mM、約70mM~約90mM、約70mM~約100mM、約70mM~約120mM、約70mM~約140mM、約70mM~約160mM、約70mM~約180mM、約70mM~約200mM、約80mM~約90mM、約80mM~約100mM、約80mM~約120mM、約80mM~約140mM、約80mM~約160mM、約80mM~約180mM、約80mM~約200mM、約90mM~約100mM、約90mM~約120mM、約90mM~約140mM、約90mM~約160mM、約90mM~約180mM、約90mM~約200mM、約100mM~約120mM、約100mM~約140mM、約100mM~約160mM、約100mM~約180mM、約100mM~約200mM、約120mM~約140mM、約120mM~約160mM、約120mM~約180mM、約120mM~約200mM、約140mM~約160mM、約140mM~約180mM、約140mM~約200mM、約160mM~約180mM、約160mM~約200mM、または約180mM~約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、約50mM、約60mM、約70mM、約80mM、約90mM、約100mM、約120mM、約140mM、約160mM、約180mM、または約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、少なくとも約60mM、約70mM、約80mM、約90mM、約100mM、約120mM、約140mM、約160mM、約180mM、または約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、最大で約50mM、約60mM、約70mM、約80mM、約90mM、約100mM、約120mM、約140mM、約160mM、または約180mMの濃度を有する。
【0084】
いくつかの実施形態では、電気化学堆積は、第2の集電体に定電圧を印加することを含む。
【0085】
いくつかの実施形態では、定電圧は約-2.4V~約-0.3Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は少なくとも約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は最大で約-0.3Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、約-0.3V~約-0.5V、約-0.3V~約-0.9V、約-0.3V~約-1.1V、約-0.3V~約-1.3V、約-0.3V~約-1.5V、約-0.3V~約-1.7V、約-0.3V~約-1.9V、約-0.3V~約-2.1V、約-0.3V~約-2.3V、約-0.3V~約-2.4V、約-0.5V~約-0.9V、約-0.5V~約-1.1V、約-0.5V~約-1.3V、約-0.5V~約-1.5V、約-0.5V~約-1.7V、約-0.5V~約-1.9V、約-0.5V~約-2.1V、約-0.5V~約-2.3V、約-0.5V~約-2.4V、約-0.9V~約-1.1V、約-0.9V~約-1.3V、約-0.9V~約-1.5V、約-0.9V~約-1.7V、約-0.9V~約-1.9V、約-0.9V~約-2.1V、約-0.9V~約-2.3V、約-0.9V~約-2.4V、約-1.1V~約-1.3V、約-1.1V~約-1.5V、約-1.1V~約-1.7V、約-1.1V~約-1.9V、約-1.1V~約-2.1V、約-1.1V~約-2.3V、約-1.1V~約-2.4V、約-1.3V~約-1.5V、約-1.3V~約-1.7V、約-1.3V~約-1.9V、約-1.3V~約-2.1V、約-1.3V~約-2.3V、約-1.3V~約-2.4V、約-1.5V~約-1.7V、約-1.5V~約-1.9V、約-1.5V~約-2.1V、約-1.5V~約-2.3V、約-1.5V~約-2.4V、約-1.7V~約-1.9V、約-1.7V~約-2.1V、約-1.7V~約-2.3V、約-1.7V~約-2.4V、約-1.9V~約-2.1V、約-1.9V~約-2.3V、約-1.9V~約-2.4V、約-2.1V~約-2.3V、約-2.1V~約-2.4V、または約-2.3V~約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、少なくとも約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、最大で約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、または約-2.3Vである。
【0086】
いくつかの実施形態では、水熱合成は、第2の集電体を水溶液に沈めることを含む。いくつかの実施形態では、水溶液は、酢酸塩、塩化物、硝酸塩、還元剤、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0087】
いくつかの実施形態では、水溶液は酢酸塩を含む。いくつかの実施形態では、酢酸塩は、酢酸アルミニウム、アセト酒石酸アルミニウム、二酢酸アルミニウム、亜硫酸アルミニウム、三酢酸アルミニウム、酢酸アンモニウム、酢酸アンチモン(III)、酢酸バリウム、塩基性酢酸ベリリウム、酢酸ビスマス(III)、酢酸カドミウム、酢酸セシウム、酢酸カルシウム、酢酸カルシウムマグネシウム、カモスタット、酢酸クロム水酸化物、酢酸クロム(II)、臭化クリジニウム、酢酸コバルト(II)、酢酸銅(II)、デスマーチンペルヨージナン(ジアセトキシヨード)ベンゼン、酢酸鉄(II)、酢酸鉄(III)、酢酸鉛(II)、酢酸鉛(IV)、酢酸リチウム、酢酸マグネシウム、酢酸マンガン(II)、酢酸マンガン(III)、酢酸水銀(II)、酢酸メトキシエチル水銀、酢酸モリブデン(II)、ネキセリジン、酢酸ニッケル(II)、酢酸パラジウム(II)、パリグリーン、酢酸白金(II)、酢酸カリウム、プロパニド、酢酸ロジウム(II)、サトラプラチン、酢酸銀、酢酸ナトリウム、クロロ酢酸ナトリウム、二酢酸ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、酢酸タリウム、チラペルチン、トリアムシノロンヘキサアセトニド、酢酸トリエチルアンモニウム、酢酸ウラニル、酢酸ウラニル亜鉛、白色触媒、酢酸亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0088】
いくつかの実施形態では、水溶液は塩化物を含む。いくつかの実施形態では、塩化物は、三塩化アルミニウム、塩化アンモニウム、塩化バリウム、塩化バリウム二水和物、塩化カルシウム、塩化カルシウム二水和物、塩化コバルト(II)六水和物、塩化コバルト(III)、塩化銅(II)、塩化銅(II)二水和物、塩化鉄(II)、塩化鉄(III)、塩化鉄(III)六水和物、塩化鉛(II)、塩化鉛(IV)、塩化マグネシウム、塩化マグネシウム六水和物、塩化マンガン(II)四水和物、塩化マンガン(IV)、塩化水銀(I)、塩化ニッケル(II)六水和物、塩化ニッケル(III)、五塩化リン、三塩化リン、塩化カリウム、塩化銀、塩化ナトリウム、塩化ストロンチウム、六塩化硫黄、塩化スズ(IV)五水和物、塩化亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0089】
いくつかの実施形態では、水溶液は硝酸塩を含む。いくつかの実施形態では、硝酸塩は、硝酸アルミニウム、硝酸バリウム、硝酸ベリリウム、硝酸カドミウム、硝酸カルシウム、硝酸セシウム、硝酸クロム、硝酸コバルト、硝酸第二銅、ジシクロヘキシルアンモニウム亜硝酸塩、硝酸ジジム、硝酸エコナゾール、硝酸第二鉄、硝酸ガリウム、硝酸グアニジン、硝酸ランタン六水和物、硝酸鉛、硝酸リチウム、硝酸マグネシウム、硝酸マンガン、硝酸第二水銀、硝酸第一水銀、硝酸ニッケル、亜硝酸ニッケル、亜硝酸カリウム、硝酸銀、硝酸ナトリウム、硝酸ストロンチウム、硝酸タリウム、硝酸ウラニル、亜硝酸アンモニウム亜鉛、硝酸亜鉛、硝酸ジルコニウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0090】
いくつかの実施形態では、水溶液は還元剤を含む。いくつかの実施形態では、還元剤は、尿素、クエン酸、アスコルビン酸、ヒドラジン水和物、ヒドロキノン、水素化ホウ素ナトリウム、臭化水素、ヨウ化水素、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0091】
いくつかの実施形態では、熱分解は約150℃~約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は少なくとも約150℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は最大で約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、約150℃~約200℃、約150℃~約250℃、約150℃~約300℃、約150℃~約350℃、約150℃~約400℃、約200℃~約250℃、約200℃~約300℃、約200℃~約350℃、約200℃~約400℃、約250℃~約300℃、約250℃~約350℃、約250℃~約400℃、約300℃~約350℃、約300℃~約400℃、または約350℃~約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、約150℃、約200℃、約250℃、約300℃、約350℃、または約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、少なくとも約200℃、約250℃、約300℃、約350℃、または約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、最大で約150℃、約200℃、約250℃、約300℃、または約350℃の温度で行われる。
【0092】
本開示の新規の特徴は、添付の特許請求の範囲に詳細に記載される。本開示の特徴および利点のより良い理解は、例示的な実施形態を説明する以下の発明を実施するための形態を参照することによって得られるであろう。例示的な実施形態において開示の原則および添付の図面が利用される。
【図面の簡単な説明】
【0093】
【
図1】
図1は、例示的なエネルギー貯蔵デバイスの概略図である。
【
図2】
図2Aは、三次元グラフェンエアロゲル(3DGA)を含む例示的な第1の電極の走査形電子顕微鏡画像である。
図2Bは、層状複水酸化物(LDH)を含む例示的な第1の電極の走査形電子顕微鏡画像である。
【
図3】
図3は、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のエネルギー分散型X線(EDS)スペクトルである。
【
図4】
図4Aは、酸化グラフェン(GO)を含む例示的な第1の電極および3DGAを含む例示的な第1の電極のX線光電子スペクトル(XPS)のグラフである。
図4Bは、Zn-Fe LDHを含む例示的な第1の電極およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のXPSのグラフである。
【
図5】
図5Aは、GOを含む例示的な第1の電極のC1sのXPSのグラフである。
図5Bは、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のC1sのXPSのグラフである。
図5Cは、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のZn2pのXPSのグラフである。
図5Dは、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のFe2pのXPSのグラフである。
【
図6】
図6は、GO、3DGA、およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のラマンスペクトルである。
【
図7】
図7は、3.0M KOH電解液中で20mV/sのスキャン速度で記録された、3DGA、Zn-Fe LDH、および3DGAの6つの濃度を有するZn-Fe LDHを含む例示的な第1の電極のサイクリックボルタンメトリー(CV)のグラフである。
【
図8】
図8は、20mV/sの走査速度でのZnO飽和KOH溶液中における、Zn-Fe LDHを含む例示的な第1の電極およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のCVのグラフである。
【
図9】
図9は、ZnO飽和KOH溶液中におけるZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の異なる走査速度でのCVのグラフである。
【
図10】
図10は、1:3の亜鉛対鉄の質量比および1:1のZn-Fe対GOの質量比を有するZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の異なる走査速度におけるCVのグラフである。
【
図11】
図11は、1:3の亜鉛対鉄の質量比および1:1のZn-Fe対GOの質量比を有するZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の走査速度および活物質比容量を比較するグラフである。
【
図12】
図12は、3.0M KOH中にNi(OH)
2を含む例示的な第2の電極を含む3Eセルの異なる走査速度におけるCVのグラフである。
【
図13】
図13は、KOH中にNi(OH)
2を含む例示的な第2の電極を含む3Eセルの異なる電流密度における充放電のグラフである。
【
図14】
図14Aは、3Eセルエネルギー貯蔵デバイスにおける、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極およびNi(OH)
2を含む例示的な第2の電極のCVのグラフである。
図14Bは、ZnO飽和KOH溶液中に、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極とNi(OH)2を含む例示的な第2の電極とを備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの、10mV/sの走査速度におけるCVのグラフである。
【
図15】
図15Aは、ZnO飽和KOH電解質中に、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極とNi(OH)
2を含む例示的な第1の電極とを備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの、1C~4Cの放電レートにおけるガルバニ充放電(GCD)のグラフである。
図15Bは、ZnO飽和KOH電解質中に、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極とNi(OH)
2を含む例示的な第1の電極とを備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの、10C~80Cの放電レートにおけるGCDのグラフである。
図15Cは、ZnO飽和KOH電解質中に、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極とNi(OH)
2を含む例示的な第1の電極とを備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの、100C~200Cの放電レートにおけるGCDのグラフである。
図15Dは、ZnO飽和KOH電解質中に、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極とNi(OH)
2を含む例示的な第1の電極とを備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの、1C~200Cの放電レートにおけるGCDのグラフである。
【
図16】
図16は、本開示の例示的なエネルギー貯蔵デバイスの放電レートと放電容量との間の関係を示すグラフである。
【
図17】
図17は、本開示の例示的なエネルギー貯蔵デバイスのナイキストプロットである。
【
図18】
図18Aは、例示的な第2の電極のナイキストプロットである。
図18Bは、例示的な第2の電極の高周波インピーダンススペクトルである。
【
図19】
図19は、例示的なエネルギー貯蔵デバイスの実験的電気化学インピーダンス分光法(EIS)測定に適合する等価回路の図である。
【
図20A】
図20Aは、現在のエネルギー貯蔵デバイスの容量および動作電圧を、本開示の例示的なエネルギー貯蔵デバイスと比較するグラフである。
【
図20B】
図20Bは、現在のエネルギー貯蔵デバイスの重量比エネルギー密度および体積比エネルギー密度を、本開示の例示的なエネルギー貯蔵デバイスと比較するグラフである。
【
図20C】
図20Cは、現在のエネルギー貯蔵デバイスのエネルギー密度および出力密度を、本開示の例示的なエネルギー貯蔵デバイスと比較するグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0094】
リチウムイオン電池は、携帯性、高エネルギー密度、および低自己放電のため、電子機器のエネルギー貯蔵デバイスとして広く使用されている。残念ながら、現在のリチウムイオン電池技術は、安全性、例えば2016年9月にSamsungのGalaxy Note 7のリコールを引き起こした電池火災の問題を示している。さらに、リチウムイオン電池は高いエネルギー密度を示すが、このようなデバイスは多くの場合、通常3kW/kg未満の低い出力密度を示し、このようなエネルギー貯蔵デバイスの再充電時間は、おおよそ数時間である。
【0095】
つまり、軽量で構造的に柔軟性があり、ならびに高出力密度、高エネルギー密度、および向上したサイクル寿命を示す、安全で強力なエネルギー貯蔵デバイスに対する長年の満たされていないニーズがある。さらに、大量のエネルギーを短時間で貯蔵するように構成され、電子デバイスで使用するためにエネルギーをゆっくりと制御可能に放出する電極および電解質材料に対する現在も満たされていないニーズがある。
【0096】
第1の電極
本明細書では、いくつかの実施形態において、層状複水酸化物、導電性骨格、および第1の集電体を含む第1の電極について説明する。
【0097】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物は、金属層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物、アルミニウム-鉄層状複水酸化物、クロム-鉄層状複水酸化物、インジウム-鉄層状複水酸化物、マンガン-鉄層状複水酸化物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、マンガン-鉄層状複水酸化物を含む。
【0098】
いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は約1:1~約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は少なくとも約1:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は最大で約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、約1:1~約1.5:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.5:1、約1:1~約3:1、約1:1~約3.5:1、約1:1~約4:1、約1:1~約4.5:1、約1:1~約5:1、約1:1~約5.5:1、約1:1~約6:1、約1.5:1~約2:1、約1.5:1~約2.5:1、約1.5:1~約3:1、約1.5:1~約3.5:1、約1.5:1~約4:1、約1.5:1~約4.5:1、約1.5:1~約5:1、約1.5:1~約5.5:1、約1.5:1~約6:1、約2:1~約2.5:1、約2:1~約3:1、約2:1~約3.5:1、約2:1~約4:1、約2:1~約4.5:1、約2:1~約5:1、約2:1~約5.5:1、約2:1~約6:1、約2.5:1~約3:1、約2.5:1~約3.5:1、約2.5:1~約4:1、約2.5:1~約4.5:1、約2.5:1~約5:1、約2.5:1~約5.5:1、約2.5:1~約6:1、約3:1~約3.5:1、約3:1~約4:1、約3:1~約4.5:1、約3:1~約5:1、約3:1~約5.5:1、約3:1~約6:1、約3.5:1~約4:1、約3.5:1~約4.5:1、約3.5:1~約5:1、約3.5:1~約5.5:1、約3.5:1~約6:1、約4:1~約4.5:1、約4:1~約5:1、約4:1~約5.5:1、約4:1~約6:1、約4.5:1~約5:1、約4.5:1~約5.5:1、約4.5:1~約6:1、約5:1~約5.5:1、約5:1~約6:1、または約5.5:1~約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、約1:1、約1.5:1、約2:1、約2.5:1、約3:1、約3.5:1、約4:1、約4.5:1、約5:1、約5.5:1、または約6:1である。
【0099】
いくつかの実施形態では、導電性骨格は、導電性発泡体、導電性エアロゲル、金属イオノゲル、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、活性炭、カーボンクロス、カーボンブラック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は、三次元(3D)骨格を含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、カーボン発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、導電性エアロゲルは、カーボンエアロゲル、グラフェンエアロゲル、グラファイトエアロゲル、カーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は3D導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、3D導電性エアロゲルは、3Dカーボンエアロゲル、3Dグラフェンエアロゲル、3Dグラファイトエアロゲル、3Dカーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属イオノゲルを含む。いくつかの実施形態では、金属イオノゲルは、カーボンイオノゲル、グラフェンイオノゲル、グラファイトイオノゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0100】
いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属を含む。いくつかの実施形態では、金属は、アルミニウム、銅、炭素、鉄、銀、金、パラジウム、白金、イリジウム、白金イリジウム合金、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、タンタル、チタン、タングステン、ポリシリコン、酸化インジウムスズまたはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性ポリマーを含む。いくつかの実施形態では、導電性ポリマーは、トランスポリアセチレン、ポリフルオレン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリフェニレン、ポリアニリン、ポリ(p-フェニレンビニレン)、ポリピレンポリアズレン、ポリナフタレン、ポリカルバゾール、ポリインドール、ポリアゼピン、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)、ポリ(p-フェニレンスルフィド)、ポリ(アセチレン、ポリ(p-フェニレンビニレン)、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性セラミックを含む。いくつかの実施形態では、導電性セラミックは、チタン酸バリウムジルコニウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウムマグネシウム、チタン酸亜鉛、チタン酸ランタン、チタン酸ネオジム、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸カルシウム、マグネシウムニオブ酸鉛、亜鉛ニオブ酸鉛、ニオブ酸リチウム、スズ酸バリウム、スズ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸マグネシウム、タンタル酸バリウム、二酸化チタン、酸化ニオブ、ジルコニア、シリカ、サファイア、酸化ベリリウム、スズチタン酸ジルコニウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は、2つ以上の材料または元素の合金から構成される。
【0101】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、少なくとも約0.2:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、最大で約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約0.4:1、約0.2:1~約0.6:1、約0.2:1~約0.8:1、約0.2:1~約1:1、約0.2:1~約1.2:1、約0.2:1~約1.4:1、約0.2:1~約1.6:1、約0.2:1~約1.8:1、約0.2:1~約2:1、約0.2:1~約2.2:1、約0.2:1~約2.4:1、約0.4:1~約0.6:1、約0.4:1~約0.8:1、約0.4:1~約1:1、約0.4:1~約1.2:1、約0.4:1~約1.4:1、約0.4:1~約1.6:1、約0.4:1~約1.8:1、約0.4:1~約2:1、約0.4:1~約2.2:1、約0.4:1~約2.4:1、約0.6:1~約0.8:1、約0.6:1~約1:1、約0.6:1~約1.2:1、約0.6:1~約1.4:1、約0.6:1~約1.6:1、約0.6:1~約1.8:1、約0.6:1~約2:1、約0.6:1~約2.2:1、約0.6:1~約2.4:1、約0.8:1~約1:1、約0.8:1~約1.2:1、約0.8:1~約1.4:1、約0.8:1~約1.6:1、約0.8:1~約1.8:1、約0.8:1~約2:1、約0.8:1~約2.2:1、約0.8:1~約2.4:1、約1:1~約1.2:1、約1:1~約1.4:1、約1:1~約1.6:1、約1:1~約1.8:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.2:1、約1:1~約2.4:1、約1.2:1~約1.4:1、約1.2:1~約1.6:1、約1.2:1~約1.8:1、約1.2:1~約2:1、約1.2:1~約2.2:1、約1.2:1~約2.4:1、約1.4:1~約1.6:1、約1.4:1~約1.8:1、約1.4:1~約2:1、約1.4:1~約2.2:1、約1.4:1~約2.4:1、約1.6:1~約1.8:1、約1.6:1~約2:1、約1.6:1~約2.2:1、約1.6:1~約2.4:1、約1.8:1~約2:1、約1.8:1~約2.2:1、約1.8:1~約2.4:1、約2:1~約2.2:1、約2:1~約2.4:1、または約2.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。
【0102】
いくつかの実施形態では、第1の集電体は、導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0103】
いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、発泡体の体積の大部分を構成するガスで満たされた細孔を有する固体金属からなる気泡構造である。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、細孔が密封された独立気泡発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、細孔が開いている開放気泡発泡体を含む。
【0104】
いくつかの実施形態では、エアロゲルは、ゲルに由来する合成の多孔性の超軽量材料であり、ゲルの液体成分は気体に置き換えられて低密度の材料を形成する。いくつかの実施形態では、イオノゲルは、液相内に相互接続した固体ネットワークを構成する。いくつかの実施形態では、イオノゲルは、マトリックス内に固定されたイオン導電性液体を含む。いくつかの実施形態では、マトリックスはポリマーマトリックスである。
【0105】
いくつかの実施形態では、カーボンナノチューブは、円筒形のナノ構造を有する炭素の同素体である。いくつかの実施形態では、カーボンナノシートは、二次元のナノ構造を有する炭素の同素体である。いくつかの実施形態では、カーボンナノシートはグラフェンを含む。いくつかの実施形態では、活性炭(activated carbon)は、活性炭(activated charcoal)とも呼ばれ、小さな低体積の細孔を有し、表面積が大きい炭素の形態を有する。いくつかの実施形態では、カーボンブラックは、表面積対体積比が高い準結晶炭素の一形態である。
【0106】
いくつかの実施形態では、第1の集電体は、導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0107】
いくつかの実施形態では、集電体は、電極内の活物質に沿って導電経路を提供する導電性材料の格子またはシートである。
【0108】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約500F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、または約2,000F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は約1,150F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。
【0109】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0110】
いくつかの実施形態では、第1の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0111】
三次元グラフェンエアロゲル(3DGA)を含む例示的な電極、および層状複水酸化物を含む例示的な電極の走査形電子顕微鏡画像を、それぞれ
図2Aおよび2Bに示す。Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の元素成分は、
図3のエネルギー分散型X線(EDS)スペクトルに、おおび以下の表1に定量結果が示される。
【表1】
【0112】
いくつかの実施形態では、第1の電極は酸化グラフェン(GO)を含む。いくつかの実施形態では、第1の電極は3DGAを含む。
図4Aは、GOを含む例示的な第1の電極および3DGAを含む例示的な第1の電極を特徴付けるX線光電子スペクトル(XPS)のグラフである。GOを含む例示的な第1の電極は、
図5AによるC1sのXPSのグラフでさらに特徴付けられる。
【0113】
いくつかの実施形態では、第1の電極はZn-Fe LDHを含む。いくつかの実施形態では、第1の電極は、Zn-Fe LDH/3DGAを含む。
図4Bは、Zn-Fe層状複水酸化物(LDH)を含む例示的な第1の電極およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極を特徴付けるXPSのグラフである。Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極は、
図5BのC 1sのXPSのグラフ、
図5CのZn 2pのXPSのグラフ、および
図5DのFe 2pのXPSのグラフでさらに特徴付けられる。
【0114】
図6は、GO、3DGA、およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のラマンスペクトルである。
【0115】
20mV/sのスキャン速度で、3.0MのKOH電解液中における、3DGA、Zn-Fe LDH、およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の性能に及ぼす3DGAの濃度の効果は、
図7のCVのグラフに示される。
図7および以下の表2の試料I~VIとしてラベル付けされた、6つの例示的なZn-Fe LDH/3DGA第1電極は、それぞれ3:1のZn対Fe比、および2:5~7:5の6つの様々な3DGA濃度からなる。示すように、1:1のZn-Fe対GO比を有する例示的なZn-Fe LDH/3DGA-IV試料電極は、例示的な試料の中で最も高い容量、約160mAh/gを示す。
【表2】
【0116】
図8は、20mV/sの走査速度で、ZnO飽和KOH溶液中における、Zn-Fe LDHを含む例示的な第1の電極およびZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極のCVのグラフである。
図9は、ZnO飽和KOH溶液中におけるZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の異なる走査速度でのCVのグラフである。
【0117】
最後に、1:3の亜鉛対鉄の質量比および1:1のZn-Fe対GOの質量比を有するZn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極の性能は、異なる走査速度において、
図10のCVのグラフに示される。さらに、例示的な電極の走査速度と活物質比容量との間の関係が
図11に示され、これにより、走査速度が0mV/sから200mV/sに増加しても、電極は約70%の容量保持を維持する。
【0118】
第2の電極
本明細書では、いくつかの実施形態において、水酸化物および第2の集電体を含む第2の電極について説明する。
【0119】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化アルミニウム、水酸化アンモニウム、水酸化ヒ素、水酸化バリウム、水酸化ベリリウム、水酸化ビスマス(III)、水酸化ホウ素、水酸化カドミウム、水酸化カルシウム、水酸化セリウム(III)、水酸化セシウム、水酸化クロム(II)、水酸化クロム(III)、水酸化クロム(V)、水酸化クロム(VI)、水酸化コバルト(II)、水酸化コバルト(III)、水酸化銅(I)、水酸化銅(II)、水酸化ガリウム(II)、水酸化ガリウム(III)、水酸化金(I)、水酸化金(III)、水酸化インジウム(I)、水酸化インジウム(II)、水酸化インジウム(III)、水酸化イリジウム(III)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)、水酸化ランタン、水酸化鉛(II)、水酸化鉛(IV)、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化マンガン(II)、水酸化マンガン(III)、水酸化マンガン(IV)、水酸化マンガン(VII)、水酸化水銀(I)、水酸化水銀(II)、水酸化モリブデン、水酸化ネオジム、オキソ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル(II)、水酸化ニッケル(III)、水酸化ニオブ、水酸化オスミウム(IV)、水酸化パラジウム(II)、水酸化パラジウム(IV)、水酸化白金(II)、水酸化白金(IV)、水酸化プルトニウム(IV)、水酸化カリウム、水酸化ラジウム、水酸化ルビジウム、水酸化ルテニウム(III)、水酸化スカンジウム、水酸化ケイ素、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水酸化ストロンチウム、水酸化タンタル(V)、水酸化テクネチウム(II)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化タリウム(I)、水酸化タリウム(III)、水酸化トリウム、水酸化スズ(II)、水酸化スズ(IV)、水酸化チタン(II)、水酸化チタン(III)、水酸化チタン(IV)、水酸化タングステン(II)、水酸化ウラニル、水酸化バナジウム(II)、水酸化バナジウム(III)、水酸化バナジウム(V)、水酸化イッテルビウム、水酸化イットリウム、水酸化亜鉛、水酸化ジルコニウムを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化物ナノフレーク、水酸化物ナノ粒子、水酸化ナノ粉末、水酸化物ナノフラワー、水酸化物ナノドット、水酸化物ナノロッド、水酸化物ナノチェーン、水酸化物ナノファイバー、水酸化物ナノ粒子、水酸化物ナノプレートレット、水酸化物ナノリボン、水酸化物ナノリング、水酸化物ナノシート、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)を含む。
【0120】
いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)ナノフレークを含む。
【0121】
いくつかの実施形態では、水酸化物は第2の集電体上に堆積する。
【0122】
いくつかの実施形態では、第2の集電体は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0123】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約500F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約500F/g~約2,500F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約750F/g~約2,500F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約2,500F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約2,500F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約2,500F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,500F/g、約2,000F/g~約2,250F/g、約2,000F/g~約2,500F/g、または約2,250F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。
【0124】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0125】
いくつかの実施形態では、第2の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第2の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0126】
いくつかの実施形態では、水酸化物はNi(OH)
2を含む。3Eセル内のNi(OH)
2および3.0M KOHを含む例示的な第2の電極の性能特性は、異なる走査速度において
図12のCVのグラフに、および異なる電流密度において
図13の充放電のグラフに示されている。
図13に示すように、例示的な第2の電極の電位対時間曲線の放電部分は、均一かつ徐々に放電する。
【0127】
エネルギー貯蔵デバイス
本明細書では、
図1に示すように、第1の電極101、第2の電極102、セパレータ107、および電解質108を備えるエネルギー貯蔵デバイスが提供される。いくつかの実施形態では、第1の電極101は、層状複水酸化物104、導電性骨格105、および第1の集電体103を含む。いくつかの実施形態では、第2の電極102は、水酸化物110および第2の集電体111を含む。いくつかの実施形態では、電解質108は、塩基および導電性添加剤109を含む。
【0128】
いくつかの実施形態では、本明細書に記載のデバイスの化学物質、活物質、および電解質の特定の組み合わせは、高電圧で動作し、ならびに1つのデバイスでバッテリーの容量およびスーパーキャパシタの電力性能の両方を示すエネルギー貯蔵デバイスを形成する。いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、従来のリチウムイオン電池よりも多くの電荷を貯蔵する。
【0129】
いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、他の多くのエネルギー貯蔵デバイスを製造するのに必要な高価な「ドライルーム」を必要とせずに、空気中で組み立てられる。いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、地球上に豊富に存在する元素、例えばニッケル、亜鉛、鉄、および炭素から主に形成されることができるが、これらに限定されない。
【0130】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、イオン吸着による両方のレドックス反応を通じてエネルギーを貯蔵する。レドックス反応は、化学種間の電子の移動によって原子の酸化状態が変化する化学反応である。エレクトロソープションまたはインターカレーションとしても公知のイオン吸着は、電極の粒子間細孔を通過するイオンの移動を含み、可逆的なファラデー電荷移動をもたらす。本開示のエネルギー貯蔵デバイスがイオン吸着を伴う両方のレドックス反応を通してエネルギーを貯蔵する能力は、速い充電レート、安定した放電レート、高出力および高エネルギー密度、ならびに高容量を可能にする。
【0131】
いくつかの実施形態では、第1の電極は層状複水酸化物と、導電性骨格と、第1の集電体と、を含む。
【0132】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物は、金属層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物、アルミニウム-鉄層状複水酸化物、クロム-鉄層状複水酸化物、インジウム-鉄層状複水酸化物、マンガン-鉄層状複水酸化物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、マンガン-鉄層状複水酸化物を含む。
【0133】
いくつかの実施形態では、金属層状複水酸化物は、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は約1:1~約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は少なくとも約1:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は最大で約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、約1:1~約1.5:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.5:1、約1:1~約3:1、約1:1~約3.5:1、約1:1~約4:1、約1:1~約4.5:1、約1:1~約5:1、約1:1~約5.5:1、約1:1~約6:1、約1.5:1~約2:1、約1.5:1~約2.5:1、約1.5:1~約3:1、約1.5:1~約3.5:1、約1.5:1~約4:1、約1.5:1~約4.5:1、約1.5:1~約5:1、約1.5:1~約5.5:1、約1.5:1~約6:1、約2:1~約2.5:1、約2:1~約3:1、約2:1~約3.5:1、約2:1~約4:1、約2:1~約4.5:1、約2:1~約5:1、約2:1~約5.5:1、約2:1~約6:1、約2.5:1~約3:1、約2.5:1~約3.5:1、約2.5:1~約4:1、約2.5:1~約4.5:1、約2.5:1~約5:1、約2.5:1~約5.5:1、約2.5:1~約6:1、約3:1~約3.5:1、約3:1~約4:1、約3:1~約4.5:1、約3:1~約5:1、約3:1~約5.5:1、約3:1~約6:1、約3.5:1~約4:1、約3.5:1~約4.5:1、約3.5:1~約5:1、約3.5:1~約5.5:1、約3.5:1~約6:1、約4:1~約4.5:1、約4:1~約5:1、約4:1~約5.5:1、約4:1~約6:1、約4.5:1~約5:1、約4.5:1~約5.5:1、約4.5:1~約6:1、約5:1~約5.5:1、約5:1~約6:1、または約5.5:1~約6:1である。いくつかの実施形態では、亜鉛と鉄との比は、約1:1、約1.5:1、約2:1、約2.5:1、約3:1、約3.5:1、約4:1、約4.5:1、約5:1、約5.5:1、または約6:1である。
【0134】
いくつかの実施形態では、導電性骨格は、導電性発泡体、導電性エアロゲル、金属イオノゲル、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、活性炭、カーボンクロス、カーボンブラック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は3D骨格を含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、カーボン発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、導電性エアロゲルは、カーボンエアロゲル、グラフェンエアロゲル、グラファイトエアロゲル、カーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は3D導電性エアロゲルを含む。いくつかの実施形態では、3D導電性エアロゲルは、3Dカーボンエアロゲル、3Dグラフェンエアロゲル、3Dグラファイトエアロゲル、3Dカーボンエアロゲル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属イオノゲルを含む。いくつかの実施形態では、金属イオノゲルは、カーボンイオノゲル、グラフェンイオノゲル、グラファイトイオノゲルを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は金属を含む。いくつかの実施形態では、金属は、アルミニウム、銅、炭素、鉄、銀、金、パラジウム、白金、イリジウム、白金イリジウム合金、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、タンタル、チタン、タングステン、ポリシリコン、酸化インジウムスズまたはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性ポリマーを含む。いくつかの実施形態では、導電性ポリマーは、トランスポリアセチレン、ポリフルオレン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリフェニレン、ポリアニリン、ポリ(p-フェニレンビニレン)、ポリピレンポリアズレン、ポリナフタレン、ポリカルバゾール、ポリインドール、ポリアゼピン、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)、ポリ(p-フェニレンスルフィド)、ポリ(アセチレン、ポリ(p-フェニレンビニレン)、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は導電性セラミックを含む。いくつかの実施形態では、導電性セラミックは、チタン酸バリウムジルコニウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウムマグネシウム、チタン酸亜鉛、チタン酸ランタン、チタン酸ネオジム、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸カルシウム、マグネシウムニオブ酸鉛、亜鉛ニオブ酸鉛、ニオブ酸リチウム、スズ酸バリウム、スズ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸マグネシウム、タンタル酸バリウム、二酸化チタン、酸化ニオブ、ジルコニア、シリカ、サファイア、酸化ベリリウム、スズチタン酸ジルコニウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性骨格は、2つ以上の材料または元素の合金から構成される。
【0135】
いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、少なくとも約0.2:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、最大で約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1~約0.4:1、約0.2:1~約0.6:1、約0.2:1~約0.8:1、約0.2:1~約1:1、約0.2:1~約1.2:1、約0.2:1~約1.4:1、約0.2:1~約1.6:1、約0.2:1~約1.8:1、約0.2:1~約2:1、約0.2:1~約2.2:1、約0.2:1~約2.4:1、約0.4:1~約0.6:1、約0.4:1~約0.8:1、約0.4:1~約1:1、約0.4:1~約1.2:1、約0.4:1~約1.4:1、約0.4:1~約1.6:1、約0.4:1~約1.8:1、約0.4:1~約2:1、約0.4:1~約2.2:1、約0.4:1~約2.4:1、約0.6:1~約0.8:1、約0.6:1~約1:1、約0.6:1~約1.2:1、約0.6:1~約1.4:1、約0.6:1~約1.6:1、約0.6:1~約1.8:1、約0.6:1~約2:1、約0.6:1~約2.2:1、約0.6:1~約2.4:1、約0.8:1~約1:1、約0.8:1~約1.2:1、約0.8:1~約1.4:1、約0.8:1~約1.6:1、約0.8:1~約1.8:1、約0.8:1~約2:1、約0.8:1~約2.2:1、約0.8:1~約2.4:1、約1:1~約1.2:1、約1:1~約1.4:1、約1:1~約1.6:1、約1:1~約1.8:1、約1:1~約2:1、約1:1~約2.2:1、約1:1~約2.4:1、約1.2:1~約1.4:1、約1.2:1~約1.6:1、約1.2:1~約1.8:1、約1.2:1~約2:1、約1.2:1~約2.2:1、約1.2:1~約2.4:1、約1.4:1~約1.6:1、約1.4:1~約1.8:1、約1.4:1~約2:1、約1.4:1~約2.2:1、約1.4:1~約2.4:1、約1.6:1~約1.8:1、約1.6:1~約2:1、約1.6:1~約2.2:1、約1.6:1~約2.4:1、約1.8:1~約2:1、約1.8:1~約2.2:1、約1.8:1~約2.4:1、約2:1~約2.2:1、約2:1~約2.4:1、または約2.2:1~約2.4:1である。いくつかの実施形態では、層状複水酸化物と導電性骨格との質量比は、約0.2:1、約0.4:1、約0.6:1、約0.8:1、約1:1、約1.2:1、約1.4:1、約1.6:1、約1.8:1、約2:1、約2.2:1、または約2.4:1である。
【0136】
いくつかの実施形態では、第1の集電体は、導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。いくつかの実施形態では、集電体は、電極内の活物質に沿って導電経路を提供する導電性材料の格子またはシートである。
【0137】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約500F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、または約2,000F/g~約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は約1,150F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、または約2,250F/gの容量を有する。
【0138】
いくつかの実施形態では、第1の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第1の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0139】
いくつかの実施形態では、第2の電極は水酸化物および第2の集電体を含む。
【0140】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化アルミニウム、水酸化アンモニウム、水酸化ヒ素、水酸化バリウム、水酸化ベリリウム、水酸化ビスマス(III)、水酸化ホウ素、水酸化カドミウム、水酸化カルシウム、水酸化セリウム(III)、水酸化セシウム、水酸化クロム(II)、水酸化クロム(III)、水酸化クロム(V)、水酸化クロム(VI)、水酸化コバルト(II)、水酸化コバルト(III)、水酸化銅(I)、水酸化銅(II)、水酸化ガリウム(II)、水酸化ガリウム(III)、水酸化金(I)、水酸化金(III)、水酸化インジウム(I)、水酸化インジウム(II)、水酸化インジウム(III)、水酸化イリジウム(III)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)、水酸化ランタン、水酸化鉛(II)、水酸化鉛(IV)、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化マンガン(II)、水酸化マンガン(III)、水酸化マンガン(IV)、水酸化マンガン(VII)、水酸化水銀(I)、水酸化水銀(II)、水酸化モリブデン、水酸化ネオジム、オキソ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル(II)、水酸化ニッケル(III)、水酸化ニオブ、水酸化オスミウム(IV)、水酸化パラジウム(II)、水酸化パラジウム(IV)、水酸化白金(II)、水酸化白金(IV)、水酸化プルトニウム(IV)、水酸化カリウム、水酸化ラジウム、水酸化ルビジウム、水酸化ルテニウム(III)、水酸化スカンジウム、水酸化ケイ素、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水酸化ストロンチウム、水酸化タンタル(V)、水酸化テクネチウム(II)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化タリウム(I)、水酸化タリウム(III)、水酸化トリウム、水酸化スズ(II)、水酸化スズ(IV)、水酸化チタン(II)、水酸化チタン(III)、水酸化チタン(IV)、水酸化タングステン(II)、水酸化ウラニル、水酸化バナジウム(II)、水酸化バナジウム(III)、水酸化バナジウム(V)、水酸化イッテルビウム、水酸化イットリウム、水酸化亜鉛、水酸化ジルコニウムを含む。
【0141】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化物ナノフレーク、水酸化物ナノ粒子、水酸化ナノ粉末、水酸化物ナノフラワー、水酸化物ナノドット、水酸化物ナノロッド、水酸化物ナノチェーン、水酸化物ナノファイバー、水酸化物ナノ粒子、水酸化物ナノプレートレット、水酸化物ナノリボン、水酸化物ナノリング、水酸化物ナノシート、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(IV)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)を含む。
【0142】
いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)ナノフレークを含む。
【0143】
いくつかの実施形態では、水酸化物は第2の集電体上に堆積する。いくつかの実施形態では、第2の集電体は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0144】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約500F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g~約750F/g、約500F/g~約1,000F/g、約500F/g~約1,250F/g、約500F/g~約1,500F/g、約500F/g~約1,750F/g、約500F/g~約2,000F/g、約500F/g~約2,250F/g、約500F/g~約2,500F/g、約750F/g~約1,000F/g、約750F/g~約1,250F/g、約750F/g~約1,500F/g、約750F/g~約1,750F/g、約750F/g~約2,000F/g、約750F/g~約2,250F/g、約750F/g~約2,500F/g、約1,000F/g~約1,250F/g、約1,000F/g~約1,500F/g、約1,000F/g~約1,750F/g、約1,000F/g~約2,000F/g、約1,000F/g~約2,250F/g、約1,000F/g~約2,500F/g、約1,250F/g~約1,500F/g、約1,250F/g~約1,750F/g、約1,250F/g~約2,000F/g、約1,250F/g~約2,250F/g、約1,250F/g~約2,500F/g、約1,500F/g~約1,750F/g、約1,500F/g~約2,000F/g、約1,500F/g~約2,250F/g、約1,500F/g~約2,500F/g、約1,750F/g~約2,000F/g、約1,750F/g~約2,250F/g、約1,750F/g~約2,500F/g、約2,000F/g~約2,250F/g、約2,000F/g~約2,500F/g、または約2,250F/g~約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約500F/g、約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約750F/g、約1,000F/g、約1,250F/g、約1,500F/g、約1,750F/g、約2,000F/g、約2,250F/g、または約2,500F/gの容量を有する。
【0145】
いくつかの実施形態では、第2の電極は約30mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は少なくとも約30mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は最大で約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g~約40mAh/g、約30mAh/g~約50mAh/g、約30mAh/g~約60mAh/g、約30mAh/g~約70mAh/g、約30mAh/g~約80mAh/g、約30mAh/g~約90mAh/g、約30mAh/g~約100mAh/g、約30mAh/g~約110mAh/g、約30mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約110mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約110mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約110mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約110mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約110mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約110mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約110mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、または約110mAh/g~約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、約30mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、第2の電極は、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約110mAh/g、または約120mAh/gの重量比容量を有する。
【0146】
いくつかの実施形態では、第1の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極は、負極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第2の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第2の電極は、負極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極と第2の電極は同じである。
【0147】
電解質は、溶媒中に溶解される場合、導電性溶液を生成する物質である。いくつかの実施形態では、電解質は水性電解質を含む。いくつかの実施形態では、電解質はアルカリ性電解質を含む。いくつかの実施形態では、電解質は塩基および導電性添加剤を含む。
【0148】
いくつかの実施形態では、塩基は強塩基を含む。いくつかの実施形態では、強塩基は、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ルビジウム、水酸化セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム、水酸化バリウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は水酸化カリウムを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は水酸化カルシウムを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は水酸化ナトリウムを含む。
【0149】
いくつかの実施形態では、導電性添加剤は遷移金属酸化物を含む。いくつかの実施形態では、遷移金属酸化物は、酸化ナトリウム(I)、酸化カリウム(I)、酸化鉄(II)、酸化マグネシウム(II)、酸化カルシウム(II)、酸化クロム(III)、酸化銅(I)、酸化亜鉛(II)、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は半導体材料を含む。いくつかの実施形態では、半導体材料は、塩化第一銅、リン化カドミウム、ヒ化カドミウム、アンチモン化カドミウム、リン化亜鉛、ヒ化亜鉛、アンチモン化亜鉛、セレン化カドミウム、硫化カドミウム、テルル化カドミウム、セレン化亜鉛、硫化亜鉛、テルル化亜鉛、酸化亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は酸化ナトリウム(I)を含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は酸化鉄(II)を含む。いくつかの実施形態では、導電性添加剤は酸化亜鉛を含む。
【0150】
いくつかの実施形態では、電解質は約1M~約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は少なくとも約1Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は最大で約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、約1M~約2M、約1M~約3M、約1M~約4M、約1M~約5M、約1M~約6M、約1M~約7M、約1M~約8M、約1M~約9M、約1M~約10M、約1M~約11M、約1M~約12M、約2M~約3M、約2M~約4M、約2M~約5M、約2M~約6M、約2M~約7M、約2M~約8M、約2M~約9M、約2M~約10M、約2M~約11M、約2M~約12M、約3M~約4M、約3M~約5M、約3M~約6M、約3M~約7M、約3M~約8M、約3M~約9M、約3M~約10M、約3M~約11M、約3M~約12M、約4M~約5M、約4M~約6M、約4M~約7M、約4M~約8M、約4M~約9M、約4M~約10M、約4M~約11M、約4M~約12M、約5M~約6M、約5M~約7M、約5M~約8M、約5M~約9M、約5M~約10M、約5M~約11M、約5M~約12M、約6M~約7M、約6M~約8M、約6M~約9M、約6M~約10M、約6M~約11M、約6M~約12M、約7M~約8M、約7M~約9M、約7M~約10M、約7M~約11M、約7M~約12M、約8M~約9M、約8M~約10M、約8M~約11M、約8M~約12M、約9M~約10M、約9M~約11M、約9M~約12M、約10M~約11M、約10M~約12M、または約11M~約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、約1M、約2M、約3M、約4M、約5M、約6M、約7M、約8M、約9M、約10M、約11M、または約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、少なくとも約2M、約3M、約4M、約5M、約6M、約7M、約8M、約9M、約10M、約11M、または約12Mの濃度を有する。いくつかの実施形態では、電解質は、最大で約1M、約2M、約3M、約4M、約5M、約6M、約7M、約8M、約9M、約10M、または約11Mの濃度を有する。
【0151】
いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイス内の電解質の特定の選択により、非常に高いエネルギー密度が可能になる。
【0152】
いくつかの実施形態では、セパレータは、第1の電極と第2の電極との間の設定距離を維持して、電気的短絡を防ぎ、同時にイオン性電荷キャリアの輸送を可能にする。いくつかの実施形態では、セパレータは、第1の電極と第2の電極との間に配置される透過性膜を含む。いくつかの実施形態では、セパレータは、不織繊維、ポリマー膜、セラミック、天然材料、支持液膜またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、不織繊維は、綿、ナイロン、ポリエステル、ガラス、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、ポリマー膜は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(テトラフルオロエチレン)、ポリ塩化ビニル、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、天然素材は、ゴム、アスベスト、木材、またはこれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、支持液膜は、微孔性セパレータ内に含まれる固相および液相を含む。
【0153】
いくつかの実施形態では、セパレータは、一方向に配向した繊維、ランダムに配向した繊維、またはそれらの任意の組み合わせのシート、ウェブ、またはマットを含む。いくつかの実施形態では、セパレータは単一の層を含む。いくつかの実施形態では、セパレータは複数の層を含む。
【0154】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、Zn-Fe LDH/3DGAを含む第1の電極と、Ni(OH)2を含む第2の電極と、ZnO飽和KOHを含む電解質と、を含む。これらの実施形態では、第1の電極内の電気化学反応は、次のように定義される。
Zn(OH)2+OH-=ZnOOH+H2O+e-
Fe(OH)2+OH-=FeOOH+H2O+e-
【0155】
これらの実施形態では、第2の電極内の電気化学反応は、次のように定義される。
Ni(OH)2+OH-=NiOOH+H2O+e-
【0156】
これらの実施形態では、電解質内の電気化学反応は、次のように定義される。
ZnO+H2O+2e-=ZnO+2OH-
【0157】
いくつかの実施形態では、これらの反応の組み合わせにより、エネルギー貯蔵デバイスは、レドックス反応とイオン吸着の両方によってエネルギーを貯蔵することができ、そしてそれは高電圧で動作し、1つのデバイスでバッテリーの容量とスーパーキャパシタの電力性能の両方を示す。
【0158】
エネルギー貯蔵デバイスの性能
図20Bおよび以下の表3に示すように、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、現在利用可能なエネルギー貯蔵デバイス、例えばリチウムイオンエネルギーデバイス、鉛酸エネルギーデバイス、ニッケルカドミウムエネルギーデバイス、ニッケル金属水素化物エネルギーデバイス、およびニッケル亜鉛エネルギーデバイスと比較して、優れた重量比エネルギー密度、充電レート、および充電時間を示す。
【表3】
【0159】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約400Wh/kg~約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約400Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約400Wh/kg~約500Wh/kg、約400Wh/kg~約600Wh/kg、約400Wh/kg~約700Wh/kg、約400Wh/kg~約800Wh/kg、約400Wh/kg~約900Wh/kg、約400Wh/kg~約1,000Wh/kg、約400Wh/kg~約1,100Wh/kg、約400Wh/kg~約1,200Wh/kg、約400Wh/kg~約1,300Wh/kg、約400Wh/kg~約1,400Wh/kg、約400Wh/kg~約1,600Wh/kg、約500Wh/kg~約600Wh/kg、約500Wh/kg~約700Wh/kg、約500Wh/kg~約800Wh/kg、約500Wh/kg~約900Wh/kg、約500Wh/kg~約1,000Wh/kg、約500Wh/kg~約1,100Wh/kg、約500Wh/kg~約1,200Wh/kg、約500Wh/kg~約1,300Wh/kg、約500Wh/kg~約1,400Wh/kg、約500Wh/kg~約1,600Wh/kg、約600Wh/kg~約700Wh/kg、約600Wh/kg~約800Wh/kg、約600Wh/kg~約900Wh/kg、約600Wh/kg~約1,000Wh/kg、約600Wh/kg~約1,100Wh/kg、約600Wh/kg~約1,200Wh/kg、約600Wh/kg~約1,300Wh/kg、約600Wh/kg~約1,400Wh/kg、約600Wh/kg~約1,600Wh/kg、約700Wh/kg~約800Wh/kg、約700Wh/kg~約900Wh/kg、約700Wh/kg~約1,000Wh/kg、約700Wh/kg~約1,100Wh/kg、約700Wh/kg~約1,200Wh/kg、約700Wh/kg~約1,300Wh/kg、約700Wh/kg~約1,400Wh/kg、約700Wh/kg~約1,600Wh/kg、約800Wh/kg~約900Wh/kg、約800Wh/kg~約1,000Wh/kg、約800Wh/kg~約1,100Wh/kg、約800Wh/kg~約1,200Wh/kg、約800Wh/kg~約1,300Wh/kg、約800Wh/kg~約1,400Wh/kg、約800Wh/kg~約1,600Wh/kg、約900Wh/kg~約1,000Wh/kg、約900Wh/kg~約1,100Wh/kg、約900Wh/kg~約1,200Wh/kg、約900Wh/kg~約1,300Wh/kg、約900Wh/kg~約1,400Wh/kg、約900Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,100Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,200Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,300Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,000Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,200Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,300Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,100Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,200Wh/kg~約1,300Wh/kg、約1,200Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,200Wh/kg~約1,600Wh/kg、約1,300Wh/kg~約1,400Wh/kg、約1,300Wh/kg~約1,600Wh/kg、または約1,400Wh/kg~約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約400Wh/kg、約500Wh/kg、約600Wh/kg、約700Wh/kg、約800Wh/kg、約900Wh/kg、約1,000Wh/kg、約1,100Wh/kg、約1,200Wh/kg、約1,300Wh/kg、約1,400Wh/kg、または約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約500Wh/kg、約600Wh/kg、約700Wh/kg、約800Wh/kg、約900Wh/kg、約1,000Wh/kg、約1,100Wh/kg、約1,200Wh/kg、約1,300Wh/kg、約1,400Wh/kg、または約1,600Wh/kgの活物質比エネルギー密度を有する。
【0160】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Wh/kg~約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約200Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Wh/kg~約250Wh/kg、約200Wh/kg~約300Wh/kg、約200Wh/kg~約350Wh/kg、約200Wh/kg~約400Wh/kg、約200Wh/kg~約450Wh/kg、約200Wh/kg~約500Wh/kg、約200Wh/kg~約550Wh/kg、約200Wh/kg~約600Wh/kg、約200Wh/kg~約650Wh/kg、約200Wh/kg~約700Wh/kg、約200Wh/kg~約800Wh/kg、約250Wh/kg~約300Wh/kg、約250Wh/kg~約350Wh/kg、約250Wh/kg~約400Wh/kg、約250Wh/kg~約450Wh/kg、約250Wh/kg~約500Wh/kg、約250Wh/kg~約550Wh/kg、約250Wh/kg~約600Wh/kg、約250Wh/kg~約650Wh/kg、約250Wh/kg~約700Wh/kg、約250Wh/kg~約800Wh/kg、約300Wh/kg~約350Wh/kg、約300Wh/kg~約400Wh/kg、約300Wh/kg~約450Wh/kg、約300Wh/kg~約500Wh/kg、約300Wh/kg~約550Wh/kg、約300Wh/kg~約600Wh/kg、約300Wh/kg~約650Wh/kg、約300Wh/kg~約700Wh/kg、約300Wh/kg~約800Wh/kg、約350Wh/kg~約400Wh/kg、約350Wh/kg~約450Wh/kg、約350Wh/kg~約500Wh/kg、約350Wh/kg~約550Wh/kg、約350Wh/kg~約600Wh/kg、約350Wh/kg~約650Wh/kg、約350Wh/kg~約700Wh/kg、約350Wh/kg~約800Wh/kg、約400Wh/kg~約450Wh/kg、約400Wh/kg~約500Wh/kg、約400Wh/kg~約550Wh/kg、約400Wh/kg~約600Wh/kg、約400Wh/kg~約650Wh/kg、約400Wh/kg~約700Wh/kg、約400Wh/kg~約800Wh/kg、約450Wh/kg~約500Wh/kg、約450Wh/kg~約550Wh/kg、約450Wh/kg~約600Wh/kg、約450Wh/kg~約650Wh/kg、約450Wh/kg~約700Wh/kg、約450Wh/kg~約800Wh/kg、約500Wh/kg~約550Wh/kg、約500Wh/kg~約600Wh/kg、約500Wh/kg~約650Wh/kg、約500Wh/kg~約700Wh/kg、約500Wh/kg~約800Wh/kg、約550Wh/kg~約600Wh/kg、約550Wh/kg~約650Wh/kg、約550Wh/kg~約700Wh/kg、約550Wh/kg~約800Wh/kg、約600Wh/kg~約650Wh/kg、約600Wh/kg~約700Wh/kg、約600Wh/kg~約800Wh/kg、約650Wh/kg~約700Wh/kg、約650Wh/kg~約800Wh/kg、または約700Wh/kg~約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Wh/kg、約250Wh/kg、約300Wh/kg、約350Wh/kg、約400Wh/kg、約450Wh/kg、約500Wh/kg、約550Wh/kg、約600Wh/kg、約650Wh/kg、約700Wh/kg、または約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約250Wh/kg、約300Wh/kg、約350Wh/kg、約400Wh/kg、約450Wh/kg、約500Wh/kg、約550Wh/kg、約600Wh/kg、約650Wh/kg、約700Wh/kg、または約800Wh/kgの総重量比エネルギー密度を有する。
【0161】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約300Wh/L~約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約300Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約300Wh/L~約400Wh/L、約300Wh/L~約500Wh/L、約300Wh/L~約600Wh/L、約300Wh/L~約700Wh/L、約300Wh/L~約800Wh/L、約300Wh/L~約900Wh/L、約300Wh/L~約1,000Wh/L、約300Wh/L~約1,100Wh/L、約300Wh/L~約1,200Wh/L、約300Wh/L~約1,300Wh/L、約300Wh/L~約1,500Wh/L、約400Wh/L~約500Wh/L、約400Wh/L~約600Wh/L、約400Wh/L~約700Wh/L、約400Wh/L~約800Wh/L、約400Wh/L~約900Wh/L、約400Wh/L~約1,000Wh/L、約400Wh/L~約1,100Wh/L、約400Wh/L~約1,200Wh/L、約400Wh/L~約1,300Wh/L、約400Wh/L~約1,500Wh/L、約500Wh/L~約600Wh/L、約500Wh/L~約700Wh/L、約500Wh/L~約800Wh/L、約500Wh/L~約900Wh/L、約500Wh/L~約1,000Wh/L、約500Wh/L~約1,100Wh/L、約500Wh/L~約1,200Wh/L、約500Wh/L~約1,300Wh/L、約500Wh/L~約1,500Wh/L、約600Wh/L~約700Wh/L、約600Wh/L~約800Wh/L、約600Wh/L~約900Wh/L、約600Wh/L~約1,000Wh/L、約600Wh/L~約1,100Wh/L、約600Wh/L~約1,200Wh/L、約600Wh/L~約1,300Wh/L、約600Wh/L~約1,500Wh/L、約700Wh/L~約800Wh/L、約700Wh/L~約900Wh/L、約700Wh/L~約1,000Wh/L、約700Wh/L~約1,100Wh/L、約700Wh/L~約1,200Wh/L、約700Wh/L~約1,300Wh/L、約700Wh/L~約1,500Wh/L、約800Wh/L~約900Wh/L、約800Wh/L~約1,000Wh/L、約800Wh/L~約1,100Wh/L、約800Wh/L~約1,200Wh/L、約800Wh/L~約1,300Wh/L、約800Wh/L~約1,500Wh/L、約900Wh/L~約1,000Wh/L、約900Wh/L~約1,100Wh/L、約900Wh/L~約1,200Wh/L、約900Wh/L~約1,300Wh/L、約900Wh/L~約1,500Wh/L、約1,000Wh/L~約1,100Wh/L、約1,000Wh/L~約1,200Wh/L、約1,000Wh/L~約1,300Wh/L、約1,000Wh/L~約1,500Wh/L、約1,100Wh/L~約1,200Wh/L、約1,100Wh/L~約1,300Wh/L、約1,100Wh/L~約1,500Wh/L、約1,200Wh/L~約1,300Wh/L、約1,200Wh/L~約1,500Wh/L、または約1,300Wh/L~約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約300Wh/L、約400Wh/L、約500Wh/L、約600Wh/L、約700Wh/L、約800Wh/L、約900Wh/L、約1,000Wh/L、約1,100Wh/L、約1,200Wh/L、約1,300Wh/L、または約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約400Wh/L、約500Wh/L、約600Wh/L、約700Wh/L、約800Wh/L、約900Wh/L、約1,000Wh/L、約1,100Wh/L、約1,200Wh/L、約1,300Wh/L、または約1,500Wh/Lの総体積比エネルギー密度を有する。
【0162】
いくつかの実施形態では、
図20Cに示すように、エネルギー貯蔵デバイスは、約75Wh/kg~約270Wh/kgの活物質比出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約140kW/kgの活物質比出力密度を有する。対照的に、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、および鉛蓄電池の総エネルギー密度は200Wh/kg未満である。さらに対照的に、高出力リチウムイオン電池のエネルギー密度は100Wh/kg未満であり、市販のスーパーキャパシタは40Wh/kg未満のエネルギー密度を示す。
【0163】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約30kW/kg~約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約30kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約30kW/kg~約40kW/kg、約30kW/kg~約50kW/kg、約30kW/kg~約60kW/kg、約30kW/kg~約70kW/kg、約30kW/kg~約80kW/kg、約30kW/kg~約90kW/kg、約30kW/kg~約100kW/kg、約30kW/kg~約110kW/kg、約30kW/kg~約120kW/kg、約40kW/kg~約50kW/kg、約40kW/kg~約60kW/kg、約40kW/kg~約70kW/kg、約40kW/kg~約80kW/kg、約40kW/kg~約90kW/kg、約40kW/kg~約100kW/kg、約40kW/kg~約110kW/kg、約40kW/kg~約120kW/kg、約50kW/kg~約60kW/kg、約50kW/kg~約70kW/kg、約50kW/kg~約80kW/kg、約50kW/kg~約90kW/kg、約50kW/kg~約100kW/kg、約50kW/kg~約110kW/kg、約50kW/kg~約120kW/kg、約60kW/kg~約70kW/kg、約60kW/kg~約80kW/kg、約60kW/kg~約90kW/kg、約60kW/kg~約100kW/kg、約60kW/kg~約110kW/kg、約60kW/kg~約120kW/kg、約70kW/kg~約80kW/kg、約70kW/kg~約90kW/kg、約70kW/kg~約100kW/kg、約70kW/kg~約110kW/kg、約70kW/kg~約120kW/kg、約80kW/kg~約90kW/kg、約80kW/kg~約100kW/kg、約80kW/kg~約110kW/kg、約80kW/kg~約120kW/kg、約90kW/kg~約100kW/kg、約90kW/kg~約110kW/kg、約90kW/kg~約120kW/kg、約100kW/kg~約110kW/kg、約100kW/kg~約120kW/kg、または約110kW/kg~約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約30kW/kg、約40kW/kg、約50kW/kg、約60kW/kg、約70kW/kg、約80kW/kg、約90kW/kg、約100kW/kg、約110kW/kg、または約120kW/kgの総出力密度を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約40kW/kg、約50kW/kg、約60kW/kg、約70kW/kg、約80kW/kg、約90kW/kg、約100kW/kg、約110kW/kg、または約120kW/kgの総出力密度を有する。
【0164】
対照的に、リチウムイオン電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、および鉛蓄電池の総出力密度は10kW/kg未満である。
【0165】
いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、同じ条件下で試験された市販のエネルギー貯蔵デバイスよりも優れた容量を示す。いくつかの実施形態では、本明細書に記載のデバイスの化学物質、活物質、および電解質の特定の組み合わせは、高電圧で動作し、ならびに1つのデバイスでバッテリーの容量およびスーパーキャパシタの電力性能の両方を示すエネルギー貯蔵デバイスを形成する。いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、従来のリチウムイオン電池よりも多くの電荷を貯蔵する。
【0166】
さらに、
図20Aは、本明細書に記載の例示的なエネルギー貯蔵デバイスの容量および動作電圧が、現在のエネルギー貯蔵デバイスを大幅に上回ることを示している。
【0167】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、約2,000mAh~約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、少なくとも約2,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、最大で約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、約2,000mAh~約2,500mAh、約2,000mAh~約3,000mAh、約2,000mAh~約3,500mAh、約2,000mAh~約4,000mAh、約2,000mAh~約4,500mAh、約2,000mAh~約5,000mAh、約2,000mAh~約5,500mAh、約2,000mAh~約6,000mAh、約2,000mAh~約7,000mAh、約2,000mAh~約8,000mAh、約2,000mAh~約10,000mAh、約2,500mAh~約3,000mAh、約2,500mAh~約3,500mAh、約2,500mAh~約4,000mAh、約2,500mAh~約4,500mAh、約2,500mAh~約5,000mAh、約2,500mAh~約5,500mAh、約2,500mAh~約6,000mAh、約2,500mAh~約7,000mAh、約2,500mAh~約8,000mAh、約2,500mAh~約10,000mAh、約3,000mAh~約3,500mAh、約3,000mAh~約4,000mAh、約3,000mAh~約4,500mAh、約3,000mAh~約5,000mAh、約3,000mAh~約5,500mAh、約3,000mAh~約6,000mAh、約3,000mAh~約7,000mAh、約3,000mAh~約8,000mAh、約3,000mAh~約10,000mAh、約3,500mAh~約4,000mAh、約3,500mAh~約4,500mAh、約3,500mAh~約5,000mAh、約3,500mAh~約5,500mAh、約3,500mAh~約6,000mAh、約3,500mAh~約7,000mAh、約3,500mAh~約8,000mAh、約3,500mAh~約10,000mAh、約4,000mAh~約4,500mAh、約4,000mAh~約5,000mAh、約4,000mAh~約5,500mAh、約4,000mAh~約6,000mAh、約4,000mAh~約7,000mAh、約4,000mAh~約8,000mAh、約4,000mAh~約10,000mAh、約4,500mAh~約5,000mAh、約4,500mAh~約5,500mAh、約4,500mAh~約6,000mAh、約4,500mAh~約7,000mAh、約4,500mAh~約8,000mAh、約4,500mAh~約10,000mAh、約5,000mAh~約5,500mAh、約5,000mAh~約6,000mAh、約5,000mAh~約7,000mAh、約5,000mAh~約8,000mAh、約5,000mAh~約10,000mAh、約5,500mAh~約6,000mAh、約5,500mAh~約7,000mAh、約5,500mAh~約8,000mAh、約5,500mAh~約10,000mAh、約6,000mAh~約7,000mAh、約6,000mAh~約8,000mAh、約6,000mAh~約10,000mAh、約7,000mAh~約8,000mAh、約7,000mAh~約10,000mAh、または約8,000mAh~約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、約2,000mAh、約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、約8,000mAh、または約10,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.7Vの電圧で、少なくとも約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、約8,000mAh、または約10,000mAhのセル比容量を有する。
【0168】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、約2,000mAh~約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、少なくとも約2,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、最大で約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、約2,000mAh~約2,500mAh、約2,000mAh~約3,000mAh、約2,000mAh~約3,500mAh、約2,000mAh~約4,000mAh、約2,000mAh~約4,500mAh、約2,000mAh~約5,000mAh、約2,000mAh~約5,500mAh、約2,000mAh~約6,000mAh、約2,000mAh~約7,000mAh、約2,000mAh~約8,000mAh、約2,500mAh~約3,000mAh、約2,500mAh~約3,500mAh、約2,500mAh~約4,000mAh、約2,500mAh~約4,500mAh、約2,500mAh~約5,000mAh、約2,500mAh~約5,500mAh、約2,500mAh~約6,000mAh、約2,500mAh~約7,000mAh、約2,500mAh~約8,000mAh、約3,000mAh~約3,500mAh、約3,000mAh~約4,000mAh、約3,000mAh~約4,500mAh、約3,000mAh~約5,000mAh、約3,000mAh~約5,500mAh、約3,000mAh~約6,000mAh、約3,000mAh~約7,000mAh、約3,000mAh~約8,000mAh、約3,500mAh~約4,000mAh、約3,500mAh~約4,500mAh、約3,500mAh~約5,000mAh、約3,500mAh~約5,500mAh、約3,500mAh~約6,000mAh、約3,500mAh~約7,000mAh、約3,500mAh~約8,000mAh、約4,000mAh~約4,500mAh、約4,000mAh~約5,000mAh、約4,000mAh~約5,500mAh、約4,000mAh~約6,000mAh、約4,000mAh~約7,000mAh、約4,000mAh~約8,000mAh、約4,500mAh~約5,000mAh、約4,500mAh~約5,500mAh、約4,500mAh~約6,000mAh、約4,500mAh~約7,000mAh、約4,500mAh~約8,000mAh、約5,000mAh~約5,500mAh、約5,000mAh~約6,000mAh、約5,000mAh~約7,000mAh、約5,000mAh~約8,000mAh、約5,500mAh~約6,000mAh、約5,500mAh~約7,000mAh、約5,500mAh~約8,000mAh、約6,000mAh~約7,000mAh、約6,000mAh~約8,000mAh、または約7,000mAh~約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、約2,000mAh、約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、または約8,000mAhのセル比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1.5Vの電圧で、少なくとも約2,500mAh、約3,000mAh、約3,500mAh、約4,000mAh、約4,500mAh、約5,000mAh、約5,500mAh、約6,000mAh、約7,000mAh、または約8,000mAhのセル比容量を有する。
【0169】
対照的に、リチウムイオン電池、アルカリスーパーキャパシタ、ニッケルカドミウム電池、およびニッケル水素電池は、それぞれ2.2V~3.8V、1.3V~1.6V、1.15~1.25、および1.1V~1.25Vの動作電圧で、それぞれ50mAh、20mAh、1,000mAh、および2,600mAh未満の容量を有する。
【0170】
つまり、本明細書に記載のデバイスの化学物質、活物質、電解質の特定の組み合わせは、高電圧で動作し、ならびに1つのデバイスで電池の容量およびスーパーキャパシタの電力性能の両方を示すエネルギー貯蔵デバイスを形成する。本明細書に記載のエネルギー貯蔵デバイスの優れた電気的性能は、高速で信頼できる電荷の貯蔵および分配することを可能にする。
【0171】
図16および以下の表4によると、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、非常に有利な比容量および充電レートを示す。
【表4】
【0172】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約1Cの放電レートで、約250mAh/g~約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1Cの放電レートで、少なくとも約250mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1Cの放電レートで、最大で約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1Cの放電レートで、250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約400mAh/g、約250mAh/g~約450mAh/g、約250mAh/g~約500mAh/g、約250mAh/g~約550mAh/g、約250mAh/g~約600mAh/g、約250mAh/g~約650mAh/g、約250mAh/g~約700mAh/g、約250mAh/g~約800mAh/g、約250mAh/g~約1,000mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約400mAh/g、約300mAh/g~約450mAh/g、約300mAh/g~約500mAh/g、約300mAh/g~約550mAh/g、約300mAh/g~約600mAh/g、約300mAh/g~約650mAh/g、約300mAh/g~約700mAh/g、約300mAh/g~約800mAh/g、約300mAh/g~約1,000mAh/g、約350mAh/g~約400mAh/g、約350mAh/g~約450mAh/g、約350mAh/g~約500mAh/g、約350mAh/g~約550mAh/g、約350mAh/g~約600mAh/g、約350mAh/g~約650mAh/g、約350mAh/g~約700mAh/g、約350mAh/g~約800mAh/g、約350mAh/g~約1,000mAh/g、約400mAh/g~約450mAh/g、約400mAh/g~約500mAh/g、約400mAh/g~約550mAh/g、約400mAh/g~約600mAh/g、約400mAh/g~約650mAh/g、約400mAh/g~約700mAh/g、約400mAh/g~約800mAh/g、約400mAh/g~約1,000mAh/g、約450mAh/g~約500mAh/g、約450mAh/g~約550mAh/g、約450mAh/g~約600mAh/g、約450mAh/g~約650mAh/g、約450mAh/g~約700mAh/g、約450mAh/g~約800mAh/g、約450mAh/g~約1,000mAh/g、約500mAh/g~約550mAh/g、約500mAh/g~約600mAh/g、約500mAh/g~約650mAh/g、約500mAh/g~約700mAh/g、約500mAh/g~約800mAh/g、約500mAh/g~約1,000mAh/g、約550mAh/g~約600mAh/g、約550mAh/g~約650mAh/g、約550mAh/g~約700mAh/g、約550mAh/g~約800mAh/g、約550mAh/g~約1,000mAh/g、約600mAh/g~約650mAh/g、約600mAh/g~約700mAh/g、約600mAh/g~約800mAh/g、約600mAh/g~約1,000mAh/g、約650mAh/g~約700mAh/g、約650mAh/g~約800mAh/g、約650mAh/g~約1,000mAh/g、約700mAh/g~約800mAh/g、約700mAh/g~約1,000mAh/g、または約800mAh/g~約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1Cの放電レートで、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、約800mAh/g、または約1,000mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1Cの放電レートで、少なくとも約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、約800mAh/g、または約1,000mAh/gの重量比容量を有する。
【0173】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約2Cの放電レートで、約250mAh/g~約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約2Cの放電レートで、少なくとも約250mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約2Cの放電レートで、最大で約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約2Cの放電レートで、約250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約400mAh/g、約250mAh/g~約450mAh/g、約250mAh/g~約500mAh/g、約250mAh/g~約550mAh/g、約250mAh/g~約600mAh/g、約250mAh/g~約650mAh/g、約250mAh/g~約700mAh/g、約250mAh/g~約800mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約400mAh/g、約300mAh/g~約450mAh/g、約300mAh/g~約500mAh/g、約300mAh/g~約550mAh/g、約300mAh/g~約600mAh/g、約300mAh/g~約650mAh/g、約300mAh/g~約700mAh/g、約300mAh/g~約800mAh/g、約350mAh/g~約400mAh/g、約350mAh/g~約450mAh/g、約350mAh/g~約500mAh/g、約350mAh/g~約550mAh/g、約350mAh/g~約600mAh/g、約350mAh/g~約650mAh/g、約350mAh/g~約700mAh/g、約350mAh/g~約800mAh/g、約400mAh/g~約450mAh/g、約400mAh/g~約500mAh/g、約400mAh/g~約550mAh/g、約400mAh/g~約600mAh/g、約400mAh/g~約650mAh/g、約400mAh/g~約700mAh/g、約400mAh/g~約800mAh/g、約450mAh/g~約500mAh/g、約450mAh/g~約550mAh/g、約450mAh/g~約600mAh/g、約450mAh/g~約650mAh/g、約450mAh/g~約700mAh/g、約450mAh/g~約800mAh/g、約500mAh/g~約550mAh/g、約500mAh/g~約600mAh/g、約500mAh/g~約650mAh/g、約500mAh/g~約700mAh/g、約500mAh/g~約800mAh/g、約550mAh/g~約600mAh/g、約550mAh/g~約650mAh/g、約550mAh/g~約700mAh/g、約550mAh/g~約800mAh/g、約600mAh/g~約650mAh/g、約600mAh/g~約700mAh/g、約600mAh/g~約800mAh/g、約650mAh/g~約700mAh/g、約650mAh/g~約800mAh/g、または約700mAh/g~約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約2Cの放電レートで、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、または約800mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約2Cの放電レートで、少なくとも約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、約650mAh/g、約700mAh/g、または約800mAh/gの重量比容量を有する。
【0174】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10Cの放電レートで、約150mAh/g~約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10Cの放電レートで、少なくとも約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10Cの放電レートで、最大で約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10Cの放電レートで、約150mAh/g~約200mAh/g、約150mAh/g~約250mAh/g、約150mAh/g~約300mAh/g、約150mAh/g~約350mAh/g、約150mAh/g~約400mAh/g、約150mAh/g~約450mAh/g、約150mAh/g~約500mAh/g、約150mAh/g~約550mAh/g、約150mAh/g~約600mAh/g、約150mAh/g~約650mAh/g、約200mAh/g~約250mAh/g、約200mAh/g~約300mAh/g、約200mAh/g~約350mAh/g、約200mAh/g~約400mAh/g、約200mAh/g~約450mAh/g、約200mAh/g~約500mAh/g、約200mAh/g~約550mAh/g、約200mAh/g~約600mAh/g、約200mAh/g~約650mAh/g、約250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約400mAh/g、約250mAh/g~約450mAh/g、約250mAh/g~約500mAh/g、約250mAh/g~約550mAh/g、約250mAh/g~約600mAh/g、約250mAh/g~約650mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約400mAh/g、約300mAh/g~約450mAh/g、約300mAh/g~約500mAh/g、約300mAh/g~約550mAh/g、約300mAh/g~約600mAh/g、約300mAh/g~約650mAh/g、約350mAh/g~約400mAh/g、約350mAh/g~約450mAh/g、約350mAh/g~約500mAh/g、約350mAh/g~約550mAh/g、約350mAh/g~約600mAh/g、約350mAh/g~約650mAh/g、約400mAh/g~約450mAh/g、約400mAh/g~約500mAh/g、約400mAh/g~約550mAh/g、約400mAh/g~約600mAh/g、約400mAh/g~約650mAh/g、約450mAh/g~約500mAh/g、約450mAh/g~約550mAh/g、約450mAh/g~約600mAh/g、約450mAh/g~約650mAh/g、約500mAh/g~約550mAh/g、約500mAh/g~約600mAh/g、約500mAh/g~約650mAh/g、約550mAh/g~約600mAh/g、約550mAh/g~約650mAh/g、または約600mAh/g~約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10Cの放電レートで、約150mAh/g、約200mAh/g、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、または約650mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10Cの放電レートで、少なくとも約200mAh/g、約250mAh/g、約300mAh/g、約350mAh/g、約400mAh/g、約450mAh/g、約500mAh/g、約550mAh/g、約600mAh/g、または約650mAh/gの重量比容量を有する。
【0175】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約60Cの放電レートで、約90mAh/g~約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約60Cの放電レートで、少なくとも約90mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約60Cの放電レートで、最大で約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約60Cの放電レートで、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約125mAh/g、約90mAh/g~約150mAh/g、約90mAh/g~約175mAh/g、約90mAh/g~約200mAh/g、約90mAh/g~約225mAh/g、約90mAh/g~約250mAh/g、約90mAh/g~約275mAh/g、約90mAh/g~約300mAh/g、約90mAh/g~約325mAh/g、約90mAh/g~約350mAh/g、約100mAh/g~約125mAh/g、約100mAh/g~約150mAh/g、約100mAh/g~約175mAh/g、約100mAh/g~約200mAh/g、約100mAh/g~約225mAh/g、約100mAh/g~約250mAh/g、約100mAh/g~約275mAh/g、約100mAh/g~約300mAh/g、約100mAh/g~約325mAh/g、約100mAh/g~約350mAh/g、約125mAh/g~約150mAh/g、約125mAh/g~約175mAh/g、約125mAh/g~約200mAh/g、約125mAh/g~約225mAh/g、約125mAh/g~約250mAh/g、約125mAh/g~約275mAh/g、約125mAh/g~約300mAh/g、約125mAh/g~約325mAh/g、約125mAh/g~約350mAh/g、約150mAh/g~約175mAh/g、約150mAh/g~約200mAh/g、約150mAh/g~約225mAh/g、約150mAh/g~約250mAh/g、約150mAh/g~約275mAh/g、約150mAh/g~約300mAh/g、約150mAh/g~約325mAh/g、約150mAh/g~約350mAh/g、約175mAh/g~約200mAh/g、約175mAh/g~約225mAh/g、約175mAh/g~約250mAh/g、約175mAh/g~約275mAh/g、約175mAh/g~約300mAh/g、約175mAh/g~約325mAh/g、約175mAh/g~約350mAh/g、約200mAh/g~約225mAh/g、約200mAh/g~約250mAh/g、約200mAh/g~約275mAh/g、約200mAh/g~約300mAh/g、約200mAh/g~約325mAh/g、約200mAh/g~約350mAh/g、約225mAh/g~約250mAh/g、約225mAh/g~約275mAh/g、約225mAh/g~約300mAh/g、約225mAh/g~約325mAh/g、約225mAh/g~約350mAh/g、約250mAh/g~約275mAh/g、約250mAh/g~約300mAh/g、約250mAh/g~約325mAh/g、約250mAh/g~約350mAh/g、約275mAh/g~約300mAh/g、約275mAh/g~約325mAh/g、約275mAh/g~約350mAh/g、約300mAh/g~約325mAh/g、約300mAh/g~約350mAh/g、または約325mAh/g~約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約60Cの放電レートで、約90mAh/g、約100mAh/g、約125mAh/g、約150mAh/g、約175mAh/g、約200mAh/g、約225mAh/g、約250mAh/g、約275mAh/g、約300mAh/g、約325mAh/g、または約350mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約60Cの放電レートで、少なくとも約100mAh/g、約125mAh/g、約150mAh/g、約175mAh/g、約200mAh/g、約225mAh/g、約250mAh/g、約275mAh/g、約300mAh/g、約325mAh/g、または約350mAh/gの重量比容量を有する。
【0176】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約100Cの放電レートで、約60mAh/g~約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約100Cの放電レートで、少なくとも約60mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約100Cの放電レートで、最大で約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約100Cの放電レートで、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約140mAh/g、約60mAh/g~約160mAh/g、約60mAh/g~約180mAh/g、約60mAh/g~約200mAh/g、約60mAh/g~約220mAh/g、約60mAh/g~約240mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約140mAh/g、約80mAh/g~約160mAh/g、約80mAh/g~約180mAh/g、約80mAh/g~約200mAh/g、約80mAh/g~約220mAh/g、約80mAh/g~約240mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約140mAh/g、約100mAh/g~約160mAh/g、約100mAh/g~約180mAh/g、約100mAh/g~約200mAh/g、約100mAh/g~約220mAh/g、約100mAh/g~約240mAh/g、約120mAh/g~約140mAh/g、約120mAh/g~約160mAh/g、約120mAh/g~約180mAh/g、約120mAh/g~約200mAh/g、約120mAh/g~約220mAh/g、約120mAh/g~約240mAh/g、約140mAh/g~約160mAh/g、約140mAh/g~約180mAh/g、約140mAh/g~約200mAh/g、約140mAh/g~約220mAh/g、約140mAh/g~約240mAh/g、約160mAh/g~約180mAh/g、約160mAh/g~約200mAh/g、約160mAh/g~約220mAh/g、約160mAh/g~約240mAh/g、約180mAh/g~約200mAh/g、約180mAh/g~約220mAh/g、約180mAh/g~約240mAh/g、約200mAh/g~約220mAh/g、約200mAh/g~約240mAh/g、または約220mAh/g~約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約100Cの放電レートで、約60mAh/g、約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約140mAh/g、約160mAh/g、約180mAh/g、約200mAh/g、約220mAh/g、または約240mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約100Cの放電レートで、少なくとも約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約140mAh/g、約160mAh/g、約180mAh/g、約200mAh/g、約220mAh/g、または約240mAh/gの重量比容量を有する。
【0177】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約160Cの放電レートで、約45mAh/g~約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約160Cの放電レートで、少なくとも約45mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約160Cの放電レートで、最大で約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約160Cの放電レートで、約45mAh/g~約50mAh/g、約45mAh/g~約60mAh/g、約45mAh/g~約70mAh/g、約45mAh/g~約80mAh/g、約45mAh/g~約100mAh/g、約45mAh/g~約120mAh/g、約45mAh/g~約130mAh/g、約45mAh/g~約140mAh/g、約45mAh/g~約150mAh/g、約45mAh/g~約160mAh/g、約45mAh/g~約180mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約130mAh/g、約50mAh/g~約140mAh/g、約50mAh/g~約150mAh/g、約50mAh/g~約160mAh/g、約50mAh/g~約180mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約130mAh/g、約60mAh/g~約140mAh/g、約60mAh/g~約150mAh/g、約60mAh/g~約160mAh/g、約60mAh/g~約180mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約130mAh/g、約70mAh/g~約140mAh/g、約70mAh/g~約150mAh/g、約70mAh/g~約160mAh/g、約70mAh/g~約180mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約130mAh/g、約80mAh/g~約140mAh/g、約80mAh/g~約150mAh/g、約80mAh/g~約160mAh/g、約80mAh/g~約180mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約130mAh/g、約100mAh/g~約140mAh/g、約100mAh/g~約150mAh/g、約100mAh/g~約160mAh/g、約100mAh/g~約180mAh/g、約120mAh/g~約130mAh/g、約120mAh/g~約140mAh/g、約120mAh/g~約150mAh/g、約120mAh/g~約160mAh/g、約120mAh/g~約180mAh/g、約130mAh/g~約140mAh/g、約130mAh/g~約150mAh/g、約130mAh/g~約160mAh/g、約130mAh/g~約180mAh/g、約140mAh/g~約150mAh/g、約140mAh/g~約160mAh/g、約140mAh/g~約180mAh/g、約150mAh/g~約160mAh/g、約150mAh/g~約180mAh/g、または約160mAh/g~約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約160Cの放電レートで、約45mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、約150mAh/g、約160mAh/g、または約180mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約160Cの放電レートで、少なくとも約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、約150mAh/g、約160mAh/g、または約180mAh/gの重量比容量を有する。
【0178】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Cの放電レートで、約35mAh/g~約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Cの放電レートで、少なくとも約35mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Cの放電レートで、最大で約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Cの放電レートで、約35mAh/g~約40mAh/g、約35mAh/g~約50mAh/g、約35mAh/g~約60mAh/g、約35mAh/g~約70mAh/g、約35mAh/g~約80mAh/g、約35mAh/g~約90mAh/g、約35mAh/g~約100mAh/g、約35mAh/g~約120mAh/g、約35mAh/g~約130mAh/g、約35mAh/g~約140mAh/g、約35mAh/g~約150mAh/g、約40mAh/g~約50mAh/g、約40mAh/g~約60mAh/g、約40mAh/g~約70mAh/g、約40mAh/g~約80mAh/g、約40mAh/g~約90mAh/g、約40mAh/g~約100mAh/g、約40mAh/g~約120mAh/g、約40mAh/g~約130mAh/g、約40mAh/g~約140mAh/g、約40mAh/g~約150mAh/g、約50mAh/g~約60mAh/g、約50mAh/g~約70mAh/g、約50mAh/g~約80mAh/g、約50mAh/g~約90mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約120mAh/g、約50mAh/g~約130mAh/g、約50mAh/g~約140mAh/g、約50mAh/g~約150mAh/g、約60mAh/g~約70mAh/g、約60mAh/g~約80mAh/g、約60mAh/g~約90mAh/g、約60mAh/g~約100mAh/g、約60mAh/g~約120mAh/g、約60mAh/g~約130mAh/g、約60mAh/g~約140mAh/g、約60mAh/g~約150mAh/g、約70mAh/g~約80mAh/g、約70mAh/g~約90mAh/g、約70mAh/g~約100mAh/g、約70mAh/g~約120mAh/g、約70mAh/g~約130mAh/g、約70mAh/g~約140mAh/g、約70mAh/g~約150mAh/g、約80mAh/g~約90mAh/g、約80mAh/g~約100mAh/g、約80mAh/g~約120mAh/g、約80mAh/g~約130mAh/g、約80mAh/g~約140mAh/g、約80mAh/g~約150mAh/g、約90mAh/g~約100mAh/g、約90mAh/g~約120mAh/g、約90mAh/g~約130mAh/g、約90mAh/g~約140mAh/g、約90mAh/g~約150mAh/g、約100mAh/g~約120mAh/g、約100mAh/g~約130mAh/g、約100mAh/g~約140mAh/g、約100mAh/g~約150mAh/g、約120mAh/g~約130mAh/g、約120mAh/g~約140mAh/g、約120mAh/g~約150mAh/g、約130mAh/g~約140mAh/g、約130mAh/g~約150mAh/g、または約140mAh/g~約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Cの放電レートで、約35mAh/g、約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、または約150mAh/gの重量比容量を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約200Cの放電レートで、少なくとも約40mAh/g、約50mAh/g、約60mAh/g、約70mAh/g、約80mAh/g、約90mAh/g、約100mAh/g、約120mAh/g、約130mAh/g、約140mAh/g、または約150mAh/gの重量比容量を有する。
【0179】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約5mAh/g~約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約5mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは最大で約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約5mAh/g~約10mAh/g、約5mAh/g~約20mAh/g、約5mAh/g~約50mAh/g、約5mAh/g~約100mAh/g、約5mAh/g~約200mAh/g、約5mAh/g~約500mAh/g、約5mAh/g~約1,000mAh/g、約5mAh/g~約1,200mAh/g、約5mAh/g~約1,600mAh/g、約10mAh/g~約20mAh/g、約10mAh/g~約50mAh/g、約10mAh/g~約100mAh/g、約10mAh/g~約200mAh/g、約10mAh/g~約500mAh/g、約10mAh/g~約1,000mAh/g、約10mAh/g~約1,200mAh/g、約10mAh/g~約1,600mAh/g、約20mAh/g~約50mAh/g、約20mAh/g~約100mAh/g、約20mAh/g~約200mAh/g、約20mAh/g~約500mAh/g、約20mAh/g~約1,000mAh/g、約20mAh/g~約1,200mAh/g、約20mAh/g~約1,600mAh/g、約50mAh/g~約100mAh/g、約50mAh/g~約200mAh/g、約50mAh/g~約500mAh/g、約50mAh/g~約1,000mAh/g、約50mAh/g~約1,200mAh/g、約50mAh/g~約1,600mAh/g、約100mAh/g~約200mAh/g、約100mAh/g~約500mAh/g、約100mAh/g~約1,000mAh/g、約100mAh/g~約1,200mAh/g、約100mAh/g~約1,600mAh/g、約200mAh/g~約500mAh/g、約200mAh/g~約1,000mAh/g、約200mAh/g~約1,200mAh/g、約200mAh/g~約1,600mAh/g、約500mAh/g~約1,000mAh/g、約500mAh/g~約1,200mAh/g、約500mAh/g~約1,600mAh/g、約1,000mAh/g~約1,200mAh/g、約1,000mAh/g~約1,600mAh/g、または約1,200mAh/g~約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約5mAh/g、約10mAh/g、約20mAh/g、約50mAh/g、約100mAh/g、約200mAh/g、約500mAh/g、約1,000mAh/g、約1,200mAh/g、または約1,600mAh/gの充電レートを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約10mAh/g、約20mAh/g、約50mAh/g、約100mAh/g、約200mAh/g、約500mAh/g、約1,000mAh/g、約1,200mAh/g、または約1,600mAh/gの充電レートを有する。
【0180】
いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、優れたレート能力および最大約847Cの超高速充放電レートを示す。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは約100C~約1600Cの充電レートを有する。充電レート、またはCレートは、エネルギー貯蔵デバイスがその最大容量と比較して充電されるレートの基準である。0.5C、1C、および200Cの充電レートを有するエネルギー貯蔵デバイスは、完全に充電するのにそれぞれ2時間、1時間、18秒かかる。
【0181】
いくつかの実施形態では、本開示のエネルギー貯蔵デバイスは、従来の電池を充電するのに必要な時間と比較して、ほんの数秒で再充電されることができる。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1.5秒~約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約1.5秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1.5秒~約2秒、約1.5秒~約5秒、約1.5秒~約10秒、約1.5秒~約20秒、約1.5秒~約50秒、約1.5秒~約100秒、約1.5秒~約200秒、約1.5秒~約500秒、約1.5秒~約1,000秒、約1.5秒~約2,000秒、約1.5秒~約3,000秒、約2秒~約5秒、約2秒~約10秒、約2秒~約20秒、約2秒~約50秒、約2秒~約100秒、約2秒~約200秒、約2秒~約500秒、約2秒~約1,000秒、約2秒~約2,000秒、約2秒~約3,000秒、約5秒~約10秒、約5秒~約20秒、約5秒~約50秒、約5秒~約100秒、約5秒~約200秒、約5秒~約500秒、約5秒~約1,000秒、約5秒~約2,000秒、約5秒~約3,000秒、約10秒~約20秒、約10秒~約50秒、約10秒~約100秒、約10秒~約200秒、約10秒~約500秒、約10秒~約1,000秒、約10秒~約2,000秒、約10秒~約3,000秒、約20秒~約50秒、約20秒~約100秒、約20秒~約200秒、約20秒~約500秒、約20秒~約1,000秒、約20秒~約2,000秒、約20秒~約3,000秒、約50秒~約100秒、約50秒~約200秒、約50秒~約500秒、約50秒~約1,000秒、約50秒~約2,000秒、約50秒~約3,000秒、約100秒~約200秒、約100秒~約500秒、約100秒~約1,000秒、約100秒~約2,000秒、約100秒~約3,000秒、約200秒~約500秒、約200秒~約1,000秒、約200秒~約2,000秒、約200秒~約3,000秒、約500秒~約1,000秒、約500秒~約2,000秒、約500秒~約3,000秒、約1,000秒~約2,000秒、約1,000秒~約3,000秒、または約2,000秒~約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約1.5秒、約2秒、約5秒、約10秒、約20秒、約50秒、約100秒、約200秒、約500秒、約1,000秒、約2,000秒、または約3,000秒の再充電時間を有している。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約1.5秒、約2秒、約5秒、約10秒、約20秒、約50秒、約100秒、約200秒、約500秒、約1,000秒、約2,000秒、または約3,000秒の再充電時間を有している。
【0182】
18650型は、エネルギー貯蔵デバイスのサイズを、直径が約16mm、長さが約65mmの円筒形として定義する。
【0183】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、18650型では約2ミリオーム~約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、18650型では少なくとも約2ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは18650型では最大で約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、18650型では、約2ミリオーム~約2.5ミリオーム、約2ミリオーム~約3ミリオーム、約2ミリオーム~約3.5ミリオーム、約2ミリオーム~約4ミリオーム、約2ミリオーム~約4.5ミリオーム、約2ミリオーム~約5ミリオーム、約2ミリオーム~約6ミリオーム、約2ミリオーム~約7ミリオーム、約2ミリオーム~約8ミリオーム、約2ミリオーム~約10ミリオーム、約2.5ミリオーム~約3ミリオーム、約2.5ミリオーム~約3.5ミリオーム、約2.5ミリオーム~約4ミリオーム、約2.5ミリオーム~約4.5ミリオーム、約2.5ミリオーム~約5ミリオーム、約2.5ミリオーム~約6ミリオーム、約2.5ミリオーム~約7ミリオーム、約2.5ミリオーム~約8ミリオーム、約2.5ミリオーム~約10ミリオーム、約3ミリオーム~約3.5ミリオーム、約3ミリオーム~約4ミリオーム、約3ミリオーム~約4.5ミリオーム、約3ミリオーム~約5ミリオーム、約3ミリオーム~約6ミリオーム、約3ミリオーム~約7ミリオーム、約3ミリオーム~約8ミリオーム、約3ミリオーム~約10ミリオーム、約3.5ミリオーム~約4ミリオーム、約3.5ミリオーム~約4.5ミリオーム、約3.5ミリオーム~約5ミリオーム、約3.5ミリオーム~約6ミリオーム、約3.5ミリオーム~約7ミリオーム、約3.5ミリオーム~約8ミリオーム、約3.5ミリオーム~約10ミリオーム、約4ミリオーム~約4.5ミリオーム、約4ミリオーム~約5ミリオーム、約4ミリオーム~約6ミリオーム、約4ミリオーム~約7ミリオーム、約4ミリオーム~約8ミリオーム、約4ミリオーム~約10ミリオーム、約4.5ミリオーム~約5ミリオーム、約4.5ミリオーム~約6ミリオーム、約4.5ミリオーム~約7ミリオーム、約4.5ミリオーム~約8ミリオーム、約4.5ミリオーム~約10ミリオーム、約5ミリオーム~約6ミリオーム、約5ミリオーム~約7ミリオーム、約5ミリオーム~約8ミリオーム、約5ミリオーム~約10ミリオーム、約6ミリオーム~約7ミリオーム、約6ミリオーム~約8ミリオーム、約6ミリオーム~約10ミリオーム、約7ミリオーム~約8ミリオーム、約7ミリオーム~約10ミリオーム、または約8ミリオーム~約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、18650型では、約2ミリオーム、約2.5ミリオーム、約3ミリオーム、約3.5ミリオーム、約4ミリオーム、約4.5ミリオーム、約5ミリオーム、約6ミリオーム、約7ミリオーム、約8ミリオーム、または約10ミリオームの等価直列抵抗を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、18650型では、最大で約2ミリオーム、約2.5ミリオーム、約3ミリオーム、約3.5ミリオーム、約4ミリオーム、約4.5ミリオーム、約5ミリオーム、約6ミリオーム、約7ミリオーム、または約8ミリオームの等価直列抵抗を有する。
【0184】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約500サイクル~約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは少なくとも約500サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、最大で約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約500サイクル~約600サイクル、約500サイクル~約700サイクル、約500サイクル~約800サイクル、約500サイクル~約1,000サイクル、約500サイクル~約2,000サイクル、約500サイクル~約3,000サイクル、約500サイクル~約5,000サイクル、約500サイクル~約6,000サイクル、約500サイクル~約7,000サイクル、約500サイクル~約8,000サイクル、約500サイクル~約10,000サイクル、約600サイクル~約700サイクル、約600サイクル~約800サイクル、約600サイクル~約1,000サイクル、約600サイクル~約2,000サイクル、約600サイクル~約3,000サイクル、約600サイクル~約5,000サイクル、約600サイクル~約6,000サイクル、約600サイクル~約7,000サイクル、約600サイクル~約8,000サイクル、約600サイクル~約10,000サイクル、約700サイクル~約800サイクル、約700サイクル~約1,000サイクル、約700サイクル~約2,000サイクル、約700サイクル~約3,000サイクル、約700サイクル~約5,000サイクル、約700サイクル~約6,000サイクル、約700サイクル~約7,000サイクル、約700サイクル~約8,000サイクル、約700サイクル~約10,000サイクル、約800サイクル~約1,000サイクル、約800サイクル~約2,000サイクル、約800サイクル~約3,000サイクル、約800サイクル~約5,000サイクル、約800サイクル~約6,000サイクル、約800サイクル~約7,000サイクル、約800サイクル~約8,000サイクル、約800サイクル~約10,000サイクル、約1,000サイクル~約2,000サイクル、約1,000サイクル~約3,000サイクル、約1,000サイクル~約5,000サイクル、約1,000サイクル~約6,000サイクル、約1,000サイクル~約7,000サイクル、約1,000サイクル~約8,000サイクル、約1,000サイクル~約10,000サイクル、約2,000サイクル~約3,000サイクル、約2,000サイクル~約5,000サイクル、約2,000サイクル~約6,000サイクル、約2,000サイクル~約7,000サイクル、約2,000サイクル~約8,000サイクル、約2,000サイクル~約10,000サイクル、約3,000サイクル~約5,000サイクル、約3,000サイクル~約6,000サイクル、約3,000サイクル~約7,000サイクル、約3,000サイクル~約8,000サイクル、約3,000サイクル~約10,000サイクル、約5,000サイクル~約6,000サイクル、約5,000サイクル~約7,000サイクル、約5,000サイクル~約8,000サイクル、約5,000サイクル~約10,000サイクル、約6,000サイクル~約7,000サイクル、約6,000サイクル~約8,000サイクル、約6,000サイクル~約10,000サイクル、約7,000サイクル~約8,000サイクル、約7,000サイクル~約10,000サイクル、または約8,000サイクル~約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約500サイクル、約600サイクル、約700サイクル、約800サイクル、約1,000サイクル、約2,000サイクル、約3,000サイクル、約5,000サイクル、約6,000サイクル、約7,000サイクル、約8,000サイクル、または約10,000サイクルの充放電寿命を有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、少なくとも約600サイクル、約700サイクル、約800サイクル、約1,000サイクル、約2,000サイクル、約3,000サイクル、約5,000サイクル、約6,000サイクル、約7,000サイクル、約8,000サイクル、または約10,000サイクルの充放電寿命を有する。
【0185】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に約10%~約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に少なくとも約10%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に最大で約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約16%、約10%~約18%、約10%~約20%、約10%~約22%、約10%~約24%、約10%~約26%、約10%~約28%、約10%~約30%、約12%~約14%、約12%~約16%、約12%~約18%、約12%~約20%、約12%~約22%、約12%~約24%、約12%~約26%、約12%~約28%、約12%~約30%、約14%~約16%、約14%~約18%、約14%~約20%、約14%~約22%、約14%~約24%、約14%~約26%、約14%~約28%、約14%~約30%、約16%~約18%、約16%~約20%、約16%~約22%、約16%~約24%、約16%~約26%、約16%~約28%、約16%~約30%、約18%~約20%、約18%~約22%、約18%~約24%、約18%~約26%、約18%~約28%、約18%~約30%、約20%~約22%、約20%~約24%、約20%~約26%、約20%~約28%、約20%~約30%、約22%~約24%、約22%~約26%、約22%~約28%、約22%~約30%、約24%~約26%、約24%~約28%、約24%~約30%、約26%~約28%、約26%~約30%、または約28%~約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約22%、約24%、約26%、約28%、または約30%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、約10,000サイクル後に最大で約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約22%、約24%、約26%、または約28%減少する、容量、出力密度、およびエネルギー密度のうちの少なくとも1つを有する。
【0186】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、Zn-Fe LDH/3DGAを含む第1の電極と、Ni(OH)
2を含む第2の電極と、を備える。第1の電極および第2の電極のそれぞれの性能特性は、Zn-Fe LDH/3DGAを含む例示的な第1の電極およびNi(OH)
2を含む例示的な第2の電極を備える3Eセルエネルギー貯蔵デバイスの
図14AのCVのグラフに示される。
【0187】
いくつかの実施形態では、エネルギー貯蔵デバイスは、Zn-Fe LDH/3DGAを含む第1の電極と、Ni(OH)
2を含む第2の電極と、ZnO飽和KOH溶液を含む電解質と、を備える。10mV/sのスキャン速度における、Zn-Fe LDH/3DGAを含む第1の電極と、Ni(OH)
2を含む第2の電極と、ZnO飽和KOH溶液を含む電解質と、を備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの性能特性は
図14BのCVのグラフに示される。さらに、1C~4C、10C~80C、100C~200C、および1C~200Cの放電レートにおける、Zn-Fe LDH/3DGAを含む第1の電極と、Ni(OH)
2を含む第2の電極と、ZnO飽和KOH溶液を含む電解質と、を備える例示的なエネルギー貯蔵デバイスの性能特性は、
図15A~Dのガルバニック充放電(GCD)グラフに示される。
図15A~Dに示すように、例示的なエネルギー貯蔵デバイスは、安定した放電レートを示し、放電全体にわたって高エネルギーおよび高出力を可能にする。
【0188】
さらに
図17は、Zn-Fe LDH/3DGAを含む第1の電極と、Ni(OH)
2を含む第2の電極と、ZnO飽和KOH溶液を含む電解質と、を備えるエネルギー貯蔵デバイスのナイキストプロットを示す。
【0189】
3Eセル内にNi(OH)
2および3.0M KOHを含む例示的な第2の電極の性能特性は、
図18Aのナイキストプロット、
図18Bの高周波インピーダンススペクトルによってさらに特徴付けられる。
【0190】
最後に、
図19は、
図17の実験的電気化学インピーダンス分光法(EIS)測定に適合された等価回路の図である。
図19の図による等価回路特性は、以下の表5に記載される。
【表5】
【0191】
第1の電極の形成方法
本明細書では、特定の実施形態において、溶液を形成することと、溶液を攪拌することと、溶液を加熱することと、溶液を冷却することと、溶液を溶媒ですすぐことと、溶液を凍結乾燥することと、を含む第1の電極を形成する方法が記載されている。
【0192】
いくつかの実施形態では、溶液は、還元剤、潮解液、および炭素系分散体を含む。いくつかの実施形態では、還元剤は、尿素、クエン酸、アスコルビン酸、ヒドラジン水和物、ヒドロキノン、水素化ホウ素ナトリウム、臭化水素、ヨウ化水素、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、強塩基は尿素を含む。いくつかの実施形態では、強塩基はヒドロキノンを含む。いくつかの実施形態では、強塩基はアスコルビン酸を含む。
【0193】
いくつかの実施形態では、潮解液は塩を含む。いくつかの実施形態では、塩は、クエン酸塩、塩化物塩、硝酸塩、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、クエン酸塩は、クエン酸亜鉛(III)、クエン酸亜鉛(III)六水和物、クエン酸鉄(III)、クエン酸鉄(III)六水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、塩化物塩は、塩化亜鉛(III)、硝酸亜鉛(III)六水和物、塩化鉄(III)、塩化鉄(III)六水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、硝酸塩は、硝酸亜鉛(III)、硝酸亜鉛(III)六水和物、硝酸鉄(III)、硝酸鉄(III)六水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、潮解液は硝酸亜鉛(III)六水和物を含む。いくつかの実施形態では、潮解液は硝酸鉄(III)を含む。いくつかの実施形態では、潮解液は硝酸亜鉛(II)六水和物を含む。
【0194】
いくつかの実施形態では、炭素系分散体は、カーボン系発泡体、カーボン系エアロゲル、カーボン系ヒドロゲル、カーボン系イオノゲル、カーボン系ナノシート、カーボンナノチューブ、カーボンナノシート、カーボンクロス、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体は、グラフェン、酸化グラフェン、グラファイト、活性炭、カーボンブラック、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体はカーボンナノチューブを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体は酸化グラフェンを含む。いくつかの実施形態では、炭素系分散体は活性炭を含む。
【0195】
いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は約30%~約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は少なくとも約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は最大で約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、約30%~約35%、約30%~約40%、約30%~約45%、約30%~約50%、約30%~約55%、約30%~約60%、約30%~約65%、約30%~約70%、約30%~約75%、約30%~約80%、約30%~約90%、約35%~約40%、約35%~約45%、約35%~約50%、約35%~約55%、約35%~約60%、約35%~約65%、約35%~約70%、約35%~約75%、約35%~約80%、約35%~約90%、約40%~約45%、約40%~約50%、約40%~約55%、約40%~約60%、約40%~約65%、約40%~約70%、約40%~約75%、約40%~約80%、約40%~約90%、約45%~約50%、約45%~約55%、約45%~約60%、約45%~約65%、約45%~約70%、約45%~約75%、約45%~約80%、約45%~約90%、約50%~約55%、約50%~約60%、約50%~約65%、約50%~約70%、約50%~約75%、約50%~約80%、約50%~約90%、約55%~約60%、約55%~約65%、約55%~約70%、約55%~約75%、約55%~約80%、約55%~約90%、約60%~約65%、約60%~約70%、約60%~約75%、約60%~約80%、約60%~約90%、約65%~約70%、約65%~約75%、約65%~約80%、約65%~約90%、約70%~約75%、約70%~約80%、約70%~約90%、約75%~約80%、約75%~約90%、または約80%~約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、または約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、少なくとも約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、または約90%である。いくつかの実施形態では、溶液中の還元剤の質量百分率は、最大で約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、または約80%である。
【0196】
いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は約5%~約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は少なくとも約5%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は最大で約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、約5%~約6%、約5%~約8%、約5%~約10%、約5%~約12%、約5%~約14%、約5%~約16%、約5%~約18%、約5%~約20%、約5%~約25%、約5%~約30%、約6%~約8%、約6%~約10%、約6%~約12%、約6%~約14%、約6%~約16%、約6%~約18%、約6%~約20%、約6%~約25%、約6%~約30%、約8%~約10%、約8%~約12%、約8%~約14%、約8%~約16%、約8%~約18%、約8%~約20%、約8%~約25%、約8%~約30%、約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約16%、約10%~約18%、約10%~約20%、約10%~約25%、約10%~約30%、約12%~約14%、約12%~約16%、約12%~約18%、約12%~約20%、約12%~約25%、約12%~約30%、約14%~約16%、約14%~約18%、約14%~約20%、約14%~約25%、約14%~約30%、約16%~約18%、約16%~約20%、約16%~約25%、約16%~約30%、約18%~約20%、約18%~約25%、約18%~約30%、約20%~約25%、約20%~約30%、または約25%~約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、約5%、約6%、約8%、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約25%、または約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、少なくとも約6%、約8%、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約25%、または約30%である。いくつかの実施形態では、溶液中の潮解液の質量百分率は、最大で約5%、約6%、約8%、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、または約25%である。
【0197】
いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百率は約10%~約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は少なくとも約10%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は最大で約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、約10%~約12%、約10%~約14%、約10%~約16%、約10%~約18%、約10%~約20%、約10%~約24%、約10%~約28%、約10%~約32%、約10%~約34%、約10%~約40%、約12%~約14%、約12%~約16%、約12%~約18%、約12%~約20%、約12%~約24%、約12%~約28%、約12%~約32%、約12%~約34%、約12%~約40%、約14%~約16%、約14%~約18%、約14%~約20%、約14%~約24%、約14%~約28%、約14%~約32%、約14%~約34%、約14%~約40%、約16%~約18%、約16%~約20%、約16%~約24%、約16%~約28%、約16%~約32%、約16%~約34%、約16%~約40%、約18%~約20%、約18%~約24%、約18%~約28%、約18%~約32%、約18%~約34%、約18%~約40%、約20%~約24%、約20%~約28%、約20%~約32%、約20%~約34%、約20%~約40%、約24%~約28%、約24%~約32%、約24%~約34%、約24%~約40%、約28%~約32%、約28%~約34%、約28%~約40%、約32%~約34%、約32%~約40%、または約34%~約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約24%、約28%、約32%、約34%、または約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、少なくとも約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約24%、約28%、約32%、約34%、または約40%である。いくつかの実施形態では、溶液中の炭素系分散体の質量百分率は、最大で約10%、約12%、約14%、約16%、約18%、約20%、約24%、約28%、約32%、または約34%である。
【0198】
いくつかの実施形態では、溶液を約10分~約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を少なくとも約10分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を最大で約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を約10分~約15分、約10分~約20分、約10分~約25分、約10分~約30分、約10分~約35分、約10分~約40分、約10分~約45分、約10分~約50分、約10分~約55分、約10分~約60分、約15分~約20分、約15分~約25分、約15分~約30分、約15分~約35分、約15分~約40分、約15分~約45分、約15分~約50分、約15分~約55分、約15分~約60分、約20分~約25分、約20分~約30分、約20分~約35分、約20分~約40分、約20分~約45分、約20分~約50分、約20分~約55分、約20分~約60分、約25分~約30分、約25分~約35分、約25分~約40分、約25分~約45分、約25分~約50分、約25分~約55分、約25分~約60分、約30分~約35分、約30分~約40分、約30分~約45分、約30分~約50分、約30分~約55分、約30分~約60分、約35分~約40分、約35分~約45分、約35分~約50分、約35分~約55分、約35分~約60分、約40分~約45分、約40分~約50分、約40分~約55分、約40分~約60分、約45分~約50分、約45分~約55分、約45分~約60分、約50分~約55分、約50分~約60分、または約55分~約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を約10分、約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、約55分、または約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を少なくとも約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、約55分、または約60分間攪拌する。いくつかの実施形態では、溶液を最大で約10分、約15分、約20分、約25分、約30分、約35分、約40分、約45分、約50分、または約55分間攪拌する。
【0199】
いくつかの実施形態では、溶液は、オートクレーブ、オーブン、火、ブンゼンバーナー、熱交換器、マイクロ波、またはそれらの任意の組み合わせによって加熱される。
【0200】
いくつかの実施形態では、溶液は約80℃~約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は少なくとも約80℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は最大で約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約80℃~約100℃、約80℃~約120℃、約80℃~約140℃、約80℃~約160℃、約80℃~約180℃、約80℃~約200℃、約80℃~約240℃、約80℃~約280℃、約80℃~約320℃、約80℃~約360℃、約100℃~約120℃、約100℃~約140℃、約100℃~約160℃、約100℃~約180℃、約100℃~約200℃、約100℃~約240℃、約100℃~約280℃、約100℃~約320℃、約100℃~約360℃、約120℃~約140℃、約120℃~約160℃、約120℃~約180℃、約120℃~約200℃、約120℃~約240℃、約120℃~約280℃、約120℃~約320℃、約120℃~約360℃、約140℃~約160℃、約140℃~約180℃、約140℃~約200℃、約140℃~約240℃、約140℃~約280℃、約140℃~約320℃、約140℃~約360℃、約160℃~約180℃、約160℃~約200℃、約160℃~約240℃、約160℃~約280℃、約160℃~約320℃、約160℃~約360℃、約180℃~約200℃、約180℃~約240℃、約180℃~約280℃、約180℃~約320℃、約180℃~約360℃、約200℃~約240℃、約200℃~約280℃、約200℃~約320℃、約200℃~約360℃、約240℃~約280℃、約240℃~約320℃、約240℃~約360℃、約280℃~約320℃、約280℃~約360℃、または約320℃~約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約80℃、約100℃、約120℃、約140℃、約160℃、約180℃、約200℃、約240℃、約280℃、約320℃、または約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、少なくとも約100℃、約120℃、約140℃、約160℃、約180℃、約200℃、約240℃、約280℃、約320℃、または約360℃の温度で加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は最大で約80℃、約100℃、約120℃、約140℃、約160℃、約180℃、約200℃、約240℃、約280℃、または約320℃の温度で加熱される。
【0201】
いくつかの実施形態では、溶液は約4時間~約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は少なくとも約4時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は最大で約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約4時間~約5時間、約4時間~約6時間、約4時間~約7時間、約4時間~約8時間、約4時間~約9時間、約4時間~約10時間、約4時間~約11時間、約4時間~約12時間、約4時間~約13時間、約4時間~約14時間、約4時間~約16時間、約5時間~約6時間、約5時間~約7時間、約5時間~約8時間、約5時間~約9時間、約5時間~約10時間、約5時間~約11時間、約5時間~約12時間、約5時間~約13時間、約5時間~約14時間、約5時間~約16時間、約6時間~約7時間、約6時間~約8時間、約6時間~約9時間、約6時間~約10時間、約6時間~約11時間、約6時間~約12時間、約6時間~約13時間、約6時間~約14時間、約6時間~約16時間、約7時間~約8時間、約7時間~約9時間、約7時間~約10時間、約7時間~約11時間、約7時間~約12時間、約7時間~約13時間、約7時間~約14時間、約7時間~約16時間、約8時間~約9時間、約8時間~約10時間、約8時間~約11時間、約8時間~約12時間、約8時間~約13時間、約8時間~約14時間、約8時間~約16時間、約9時間~約10時間、約9時間~約11時間、約9時間~約12時間、約9時間~約13時間、約9時間~約14時間、約9時間~約16時間、約10時間~約11時間、約10時間~約12時間、約10時間~約13時間、約10時間~約14時間、約10時間~約16時間、約11時間~約12時間、約11時間~約13時間、約11時間~約14時間、約11時間~約16時間、約12時間~約13時間、約12時間~約14時間、約12時間~約16時間、約13時間~約14時間、約13時間~約16時間、または約14時間~約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、または約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、少なくとも約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、約14時間、または約16時間加熱される。いくつかの実施形態では、溶液は、最大で約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、約8時間、約9時間、約10時間、約11時間、約12時間、約13時間、または約14時間加熱される。
【0202】
いくつかの実施形態では、溶媒は、脱イオン水、アセトン、水、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、溶液は凍結乾燥される。いくつかの実施形態では、溶液は真空下で凍結乾燥される。
【0203】
いくつかの実施形態では、第1の電極は、正極として使用されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の電極は、負極として使用されるように構成される。
【0204】
第2の電極の形成方法
本明細書では、特定の実施形態において、酸中で導電性骨格を処理することによって第2の集電体を形成することと、第2の集電体を洗浄することと、水酸化物を第2の集電体上に堆積させることとを含む、第2の電極を形成する方法が記載されている。
【0205】
いくつかの実施形態では、第2の集電体は導電性発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、アルミニウム発泡体、カーボン発泡体、グラフェン発泡体、グラファイト発泡体、銅発泡体、ニッケル発泡体、パラジウム発泡体、白金発泡体、鋼発泡体、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラフェン発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はグラファイト発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は銅発泡体を含む。いくつかの実施形態では、導電性発泡体はニッケル発泡体を含む。
【0206】
いくつかの実施形態では酸は強酸を含む。いくつかの実施形態では、酸は、過塩素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、メタンスルフォン酸、p-トルエンスルフォン酸、塩酸、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、酸は臭化水素酸を含む。いくつかの実施形態では、酸は塩酸を含む。
【0207】
いくつかの実施形態では、酸の濃度は約1M~約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は少なくとも約1Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は最大で約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、約1M~約1.5M、約1M~約2M、約1M~約2.5M、約1M~約3M、約1M~約3.5M、約1M~約4M、約1M~約4.5M、約1M~約5M、約1M~約5.5M、約1M~約6M、約1.5M~約2M、約1.5M~約2.5M、約1.5M~約3M、約1.5M~約3.5M、約1.5M~約4M、約1.5M~約4.5M、約1.5M~約5M、約1.5M~約5.5M、約1.5M~約6M、約2M~約2.5M、約2M~約3M、約2M~約3.5M、約2M~約4M、約2M~約4.5M、約2M~約5M、約2M~約5.5M、約2M~約6M、約2.5M~約3M、約2.5M~約3.5M、約2.5M~約4M、約2.5M~約4.5M、約2.5M~約5M、約2.5M~約5.5M、約2.5M~約6M、約3M~約3.5M、約3M~約4M、約3M~約4.5M、約3M~約5M、約3M~約5.5M、約3M~約6M、約3.5M~約4M、約3.5M~約4.5M、約3.5M~約5M、約3.5M~約5.5M、約3.5M~約6M、約4M~約4.5M、約4M~約5M、約4M~約5.5M、約4M~約6M、約4.5M~約5M、約4.5M~約5.5M、約4.5M~約6M、約5M~約5.5M、約5M~約6M、または約5.5M~約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、約1M、約1.5M、約2M、約2.5M、約3M、約3.5M、約4M、約4.5M、約5M、約5.5M、または約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、少なくとも約1.5M、約2M、約2.5M、約3M、約3.5M、約4M、約4.5M、約5M、約5.5M、または約6Mである。いくつかの実施形態では、酸の濃度は、最大で約1M、約1.5M、約2M、約2.5M、約3M、約3.5M、約4M、約4.5M、約5M、または約5.5Mである。
【0208】
いくつかの実施形態では、導電性発泡体は約1分~約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は少なくとも約1分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は最大で約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、約1分~約2分、約1分~約4分、約1分~約6分、約1分~約8分、約1分~約10分、約1分~約14分、約1分~約18分、約1分~約22分、約1分~約26分、約1分~約30分、約2分~約4分、約2分~約6分、約2分~約8分、約2分~約10分、約2分~約14分、約2分~約18分、約2分~約22分、約2分~約26分、約2分~約30分、約4分~約6分、約4分~約8分、約4分~約10分、約4分~約14分、約4分~約18分、約4分~約22分、約4分~約26分、約4分~約30分、約6分~約8分、約6分~約10分、約6分~約14分、約6分~約18分、約6分~約22分、約6分~約26分、約6分~約30分、約8分~約10分、約8分~約14分、約8分~約18分、約8分~約22分、約8分~約26分、約8分~約30分、約10分~約14分、約10分~約18分、約10分~約22分、約10分~約26分、約10分~約30分、約14分~約18分、約14分~約22分、約14分~約26分、約14分~約30分、約18分~約22分、約18分~約26分、約18分~約30分、約22分~約26分、約22分~約30分、または約26分~約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、約1分、約2分、約4分、約6分、約8分、約10分、約14分、約18分、約22分、約26分、または約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、少なくとも約2分、約4分、約6分、約8分、約10分、約14分、約18分、約22分、約26分、または約30分間処理される。いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、最大で約1分、約2分、約4分、約6分、約8分、約10分、約14分、約18分、約22分、または約26分間処理される。
【0209】
いくつかの実施形態では、導電性発泡体は、脱イオン水、アセトン、水、またはそれらの任意の組み合わせで洗浄される。
【0210】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化アルミニウム、水酸化アンモニウム、水酸化ヒ素、水酸化バリウム、水酸化ベリリウム、水酸化ビスマス(III)、水酸化ホウ素、水酸化カドミウム、水酸化カルシウム、水酸化セリウム(III)、水酸化セシウム、水酸化クロム(II)、水酸化クロム(III)、水酸化クロム(V)、水酸化クロム(VI)、水酸化コバルト(II)、水酸化コバルト(III)、水酸化銅(I)、水酸化銅(II)、水酸化ガリウム(II)、水酸化ガリウム(III)、水酸化金(I)、水酸化金(III)、水酸化インジウム(I)、水酸化インジウム(II)、水酸化インジウム(III)、水酸化イリジウム(III)、水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)、水酸化ランタン、水酸化鉛(II)、水酸化鉛(IV)、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化マンガン(II)、水酸化マンガン(III)、水酸化マンガン(IV)、水酸化マンガン(VII)、水酸化水銀(I)、水酸化水銀(II)、水酸化モリブデン、水酸化ネオジム、オキソ水酸化ニッケル、水酸化ニッケル(II)、水酸化ニッケル(III)、水酸化ニオブ、水酸化オスミウム(IV)、水酸化パラジウム(II)、水酸化パラジウム(IV)、水酸化白金(II)、水酸化白金(IV)、水酸化プルトニウム(IV)、水酸化カリウム、水酸化ラジウム、水酸化ルビジウム、水酸化ルテニウム(III)、水酸化スカンジウム、水酸化ケイ素、水酸化銀、水酸化ナトリウム、水酸化ストロンチウム、水酸化タンタル(V)、水酸化テクネチウム(II)、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化タリウム(I)、水酸化タリウム(III)、水酸化トリウム、水酸化スズ(II)、水酸化スズ(IV)、水酸化チタン(II)、水酸化チタン(III)、水酸化チタン(IV)、水酸化タングステン(II)、水酸化ウラニル、水酸化バナジウム(II)、水酸化バナジウム(III)、水酸化バナジウム(V)、水酸化イッテルビウム、水酸化イットリウム、水酸化亜鉛、水酸化ジルコニウム、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(II)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化パラジウム(IV)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)を含む。
【0211】
いくつかの実施形態では、水酸化物は、水酸化物ナノフレーク、水酸化物ナノ粒子、水酸化ナノ粉末、水酸化物ナノフラワー、水酸化物ナノドット、水酸化物ナノロッド、水酸化物ナノチェーン、水酸化物ナノファイバー、水酸化物ナノ粒子、水酸化物ナノプレートレット、水酸化物ナノリボン、水酸化物ナノリング、水酸化物ナノシート、またはそれらの組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化物ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化物ナノフレークを含む。
【0212】
いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化コバルト(III)ナノシートを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(III)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(I)ナノフレークを含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化銅(II)ナノ粉末を含む。いくつかの実施形態では、水酸化物は水酸化ニッケル(II)ナノフレークを含む。
【0213】
いくつかの実施形態では、第2の集電体上に水酸化物を堆積させることは、電気化学堆積、エレクトロコーティング、電気泳動堆積、マイクロ波合成、光熱堆積、熱分解レーザー堆積、水熱合成、またはそれらの任意の組み合わせにより第2の集電体上に水酸化物を堆積させることを含む。いくつかの実施形態では、電気化学堆積はサイクリックボルタンメトリーを含むいくつかの実施形態では、サイクリックボルタンメトリーは、連続的電位掃引を第2の集電体に適用することを含む。いくつかの実施形態では、第2の集電体に連続的電位掃引を行うことは、触媒内の第2の集電体に連続的電位掃引を行うことを含む。
【0214】
いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は約-2.4V~約-0.3Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は少なくとも約-2.4Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は最大で約-0.3Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約-0.3V~約-0.5V、約-0.3V~約-0.9V、約-0.3V~約-1.1V、約-0.3V~約-1.3V、約-0.3V~約-1.5V、約-0.3V~約-1.7V、約-0.3V~約-1.9V、約-0.3V~約-2.1V、約-0.3V~約-2.3V、約-0.3V~約-2.4V、約-0.5V~約-0.9V、約-0.5V~約-1.1V、約-0.5V~約-1.3V、約-0.5V~約-1.5V、約-0.5V~約-1.7V、約-0.5V~約-1.9V、約-0.5V~約-2.1V、約-0.5V~約-2.3V、約-0.5V~約-2.4V、約-0.9V~約-1.1V、約-0.9V~約-1.3V、約-0.9V~約-1.5V、約-0.9V~約-1.7V、約-0.9V~約-1.9V、約-0.9V~約-2.1V、約-0.9V~約-2.3V、約-0.9V~約-2.4V、約-1.1V~約-1.3V、約-1.1V~約-1.5V、約-1.1V~約-1.7V、約-1.1V~約-1.9V、約-1.1V~約-2.1V、約-1.1V~約-2.3V、約-1.1V~約-2.4V、約-1.3V~約-1.5V、約-1.3V~約-1.7V、約-1.3V~約-1.9V、約-1.3V~約-2.1V、約-1.3V~約-2.3V、約-1.3V~約-2.4V、約-1.5V~約-1.7V、約-1.5V~約-1.9V、約-1.5V~約-2.1V、約-1.5V~約-2.3V、約-1.5V~約-2.4V、約-1.7V~約-1.9V、約-1.7V~約-2.1V、約-1.7V~約-2.3V、約-1.7V~約-2.4V、約-1.9V~約-2.1V、約-1.9V~約-2.3V、約-1.9V~約-2.4V、約-2.1V~約-2.3V、約-2.1V~約-2.4V、または約-2.3V~約-2.4Vの電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vの第2の集電体への電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、少なくとも約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vの第2の集電体への電圧で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、最大で約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、または約-2.1V、約-2.3Vの第2の集電体への電圧で実行される。
【0215】
いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約50mV/s~約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、少なくとも約50mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、最大で約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約50mV/s~約60mV/s、約50mV/s~約70mV/s、約50mV/s~約80mV/s、約50mV/s~約90mV/s、約50mV/s~約100mV/s、約50mV/s~約110mV/s、約50mV/s~約120mV/s、約50mV/s~約130mV/s、約50mV/s~約140mV/s、約50mV/s~約160mV/s、約50mV/s~約175mV/s、約60mV/s~約70mV/s、約60mV/s~約80mV/s、約60mV/s~約90mV/s、約60mV/s~約100mV/s、約60mV/s~約110mV/s、約60mV/s~約120mV/s、約60mV/s~約130mV/s、約60mV/s~約140mV/s、約60mV/s~約160mV/s、約60mV/s~約175mV/s、約70mV/s~約80mV/s、約70mV/s~約90mV/s、約70mV/s~約100mV/s、約70mV/s~約110mV/s、約70mV/s~約120mV/s、約70mV/s~約130mV/s、約70mV/s~約140mV/s、約70mV/s~約160mV/s、約70mV/s~約175mV/s、約80mV/s~約90mV/s、約80mV/s~約100mV/s、約80mV/s~約110mV/s、約80mV/s~約120mV/s、約80mV/s~約130mV/s、約80mV/s~約140mV/s、約80mV/s~約160mV/s、約80mV/s~約175mV/s、約90mV/s~約100mV/s、約90mV/s~約110mV/s、約90mV/s~約120mV/s、約90mV/s~約130mV/s、約90mV/s~約140mV/s、約90mV/s~約160mV/s、約90mV/s~約175mV/s、約100mV/s~約110mV/s、約100mV/s~約120mV/s、約100mV/s~約130mV/s、約100mV/s~約140mV/s、約100mV/s~約160mV/s、約100mV/s~約175mV/s、約110mV/s~約120mV/s、約110mV/s~約130mV/s、約110mV/s~約140mV/s、約110mV/s~約160mV/s、約110mV/s~約175mV/s、約120mV/s~約130mV/s、約120mV/s~約140mV/s、約120mV/s~約160mV/s、約120mV/s~約175mV/s、約130mV/s~約140mV/s、約130mV/s~約160mV/s、約130mV/s~約175mV/s、約140mV/s~約160mV/s、約140mV/s~約175 mV/s、または約160mV/s~約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、約50mV/s、約60mV/s、約70mV/s、約80mV/s、約90mV/s、約100mV/s、約110mV/s、約120mV/s、約130mV/s、約140mV/s、約160mV/s、または約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、少なくとも約60mV/s、約70mV/s、約80mV/s、約90mV/s、約100mV/s、約110mV/s、約120mV/s、約130mV/s、約140mV/s、約160mV/s、または約175mV/sのスキャン速度で実行される。いくつかの実施形態では、連続的電位掃引は、最大で約50mV/s、約60mV/s、約70mV/s、約80mV/s、約90mV/s、約100mV/s、約110mV/s、約120mV/s、約130mV/s、約140mV/s、または約160mV/sのスキャン速度で実行される。
【0216】
いくつかの実施形態では、触媒は、酢酸ニッケル、塩化ニッケル、硫酸ニッケル(II)アンモニウム六水和物、炭酸ニッケル、酢酸ニッケル(II)、酢酸ニッケル(II)四水和物、臭化ニッケル(II)2-メトキシエチル、臭化ニッケル(II)、臭化ニッケル(II)水和物、臭化ニッケル(II)三水和物、炭酸ニッケル(II)、炭酸ニッケル(II)水酸化物四水和物、塩化ニッケル(II)、塩化ニッケル(II)六水和物、塩化ニッケル(II)水和物、シクロヘキサン酪酸ニッケル(II)、フッ化ニッケル(II)、ヘキサフルオロケイ酸ニッケル(II)六水和物、水酸化ニッケル(II)、ヨウ化ニッケル(II)無水物、ヨウ化ニッケル(II)、硝酸ニッケル(II)六水和物、シュウ酸ニッケル(II)二水和物、過塩素酸ニッケル(II)六水和物、スルファミン酸ニッケル(II)四水和物、硫酸ニッケル(II)、硫酸ニッケル(II)七水和物、カリウムニッケル(IV)パラペリオデート、テトラシアン化ニッケル(II)カリウム水和物、またはそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施形態では、触媒は炭酸ニッケルを含む。いくつかの実施形態では、触媒は硝酸ニッケル(II)を含む。いくつかの実施形態では、触媒は酢酸ニッケルを含む。
【0217】
いくつかの実施形態では、触媒は約50mM~約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は少なくとも約50mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は最大で約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、約50mM~約60mM、約50mM~約70mM、約50mM~約80mM、約50mM~約90mM、約50mM~約100mM、約50mM~約120mM、約50mM~約140mM、約50mM~約160mM、約50mM~約180mM、約50mM~約200mM、約60mM~約70mM、約60mM~約80mM、約60mM~約90mM、約60mM~約100mM、約60mM~約120mM、約60mM~約140mM、約60mM~約160mM、約60mM~約180mM、約60mM~約200mM、約70mM~約80mM、約70mM~約90mM、約70mM~約100mM、約70mM~約120mM、約70mM~約140mM、約70mM~約160mM、約70mM~約180mM、約70mM~約200mM、約80mM~約90mM、約80mM~約100mM、約80mM~約120mM、約80mM~約140mM、約80mM~約160mM、約80mM~約180mM、約80mM~約200mM、約90mM~約100mM、約90mM~約120mM、約90mM~約140mM、約90mM~約160mM、約90mM~約180mM、約90mM~約200mM、約100mM~約120mM、約100mM~約140mM、約100mM~約160mM、約100mM~約180mM、約100mM~約200mM、約120mM~約140mM、約120mM~約160mM、約120mM~約180mM、約120mM~約200mM、約140mM~約160mM、約140mM~約180mM、約140mM~約200mM、約160mM~約180mM、約160mM~約200mM、または約180mM~約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、約50mM、約60mM、約70mM、約80mM、約90mM、約100mM、約120mM、約140mM、約160mM、約180mM、または約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、少なくとも約60mM、約70mM、約80mM、約90mM、約100mM、約120mM、約140mM、約160mM、約180mM、または約200mMの濃度を有する。いくつかの実施形態では、触媒は、最大で約50mM、約60mM、約70mM、約80mM、約90mM、約100mM、約120mM、約140mM、約160mM、または約180mMの濃度を有する。
【0218】
いくつかの実施形態では、電気化学堆積は、第2の集電体に定電圧を印加することを含む。いくつかの実施形態では、定電圧は約-2.4V~約-0.3Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は少なくとも約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は最大で約-0.3Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、約-0.3V~約-0.5V、約-0.3V~約-0.9V、約-0.3V~約-1.1V、約-0.3V~約-1.3V、約-0.3V~約-1.5V、約-0.3V~約-1.7V、約-0.3V~約-1.9V、約-0.3V~約-2.1V、約-0.3V~約-2.3V、約-0.3V~約-2.4V、約-0.5V~約-0.9V、約-0.5V~約-1.1V、約-0.5V~約-1.3V、約-0.5V~約-1.5V、約-0.5V~約-1.7V、約-0.5V~約-1.9V、約-0.5V~約-2.1V、約-0.5V~約-2.3V、約-0.5V~約-2.4V、約-0.9V~約-1.1V、約-0.9V~約-1.3V、約-0.9V~約-1.5V、約-0.9V~約-1.7V、約-0.9V~約-1.9V、約-0.9V~約-2.1V、約-0.9V~約-2.3V、約-0.9V~約-2.4V、約-1.1V~約-1.3V、約-1.1V~約-1.5V、約-1.1V~約-1.7V、約-1.1V~約-1.9V、約-1.1V~約-2.1V、約-1.1V~約-2.3V、約-1.1V~約-2.4V、約-1.3V~約-1.5V、約-1.3V~約-1.7V、約-1.3V~約-1.9V、約-1.3V~約-2.1V、約-1.3V~約-2.3V、約-1.3V~約-2.4V、約-1.5V~約-1.7V、約-1.5V~約-1.9V、約-1.5V~約-2.1V、約-1.5V~約-2.3V、約-1.5V~約-2.4V、約-1.7V~約-1.9V、約-1.7V~約-2.1V、約-1.7V~約-2.3V、約-1.7V~約-2.4V、約-1.9V~約-2.1V、約-1.9V~約-2.3V、約-1.9V~約-2.4V、約-2.1V~約-2.3V、約-2.1V~約-2.4V、または約-2.3V~約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、少なくとも約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、約-2.3V、または約-2.4Vである。いくつかの実施形態では、定電圧は、最大で約-0.3V、約-0.5V、約-0.9V、約-1.1V、約-1.3V、約-1.5V、約-1.7V、約-1.9V、約-2.1V、または約-2.3Vである。
【0219】
いくつかの実施形態では、水熱合成は、第2の集電体を水溶液に沈めることを含む。いくつかの実施形態では、水溶液は、酢酸塩、塩化物、硝酸塩、還元剤、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0220】
いくつかの実施形態では、酢酸塩は、酢酸アルミニウム、アセト酒石酸アルミニウム、二酢酸アルミニウム、亜硫酸アルミニウム、三酢酸アルミニウム、酢酸アンモニウム、酢酸アンチモン(III)、酢酸バリウム、塩基性酢酸ベリリウム、酢酸ビスマス(III)、酢酸カドミウム、酢酸セシウム、酢酸カルシウム、酢酸カルシウムマグネシウム、カモスタット、酢酸クロム水酸化物、酢酸クロム(II)、臭化クリジニウム、酢酸コバルト(II)、酢酸銅(II)、デスマーチンペルヨージナン(ジアセトキシヨード)ベンゼン、酢酸鉄(II)、酢酸鉄(III)、酢酸鉛(II)、酢酸鉛(IV)、酢酸リチウム、酢酸マグネシウム、酢酸マンガン(II)、酢酸マンガン(III)、酢酸水銀(II)、酢酸メトキシエチル水銀、酢酸モリブデン(II)、ネキセリジン、酢酸ニッケル(II)、酢酸パラジウム(II)、パリグリーン、酢酸白金(II)、酢酸カリウム、プロパニド、酢酸ロジウム(II)、サトラプラチン、酢酸銀、酢酸ナトリウム、クロロ酢酸ナトリウム、二酢酸ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、酢酸タリウム、チラペルチン、トリアムシノロンヘキサアセトニド、酢酸トリエチルアンモニウム、酢酸ウラニル、酢酸ウラニル亜鉛、白色触媒、酢酸亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0221】
いくつかの実施形態では、塩化物は、三塩化アルミニウム、塩化アンモニウム、塩化バリウム、塩化バリウム二水和物、塩化カルシウム、塩化カルシウム二水和物、塩化コバルト(II)六水和物、塩化コバルト(III)、塩化銅(II)、塩化銅(II)二水和物、塩化鉄(II)、塩化鉄(III)、塩化鉄(III)六水和物、塩化鉛(II)、塩化鉛(IV)、塩化マグネシウム、塩化マグネシウム六水和物、塩化マンガン(II)四水和物、塩化マンガン(IV)、塩化水銀(I)、塩化ニッケル(II)六水和物、塩化ニッケル(III)、五塩化リン、三塩化リン、塩化カリウム、塩化銀、塩化ナトリウム、塩化ストロンチウム、六塩化硫黄、塩化スズ(IV)五水和物、塩化亜鉛、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0222】
いくつかの実施形態では、硝酸塩は、硝酸アルミニウム、硝酸バリウム、硝酸ベリリウム、硝酸カドミウム、硝酸カルシウム、硝酸セシウム、硝酸クロム、硝酸コバルト、硝酸第二銅、ジシクロヘキシルアンモニウム亜硝酸塩、硝酸ジジム、硝酸エコナゾール、硝酸第二鉄、硝酸ガリウム、硝酸グアニジン、硝酸ランタン六水和物、硝酸鉛、硝酸リチウム、硝酸マグネシウム、硝酸マンガン、硝酸第二水銀、硝酸第一水銀、硝酸ニッケル、亜硝酸ニッケル、亜硝酸カリウム、硝酸銀、硝酸ナトリウム、硝酸ストロンチウム、硝酸タリウム、硝酸ウラニル、亜硝酸アンモニウム亜鉛、硝酸亜鉛、硝酸ジルコニウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0223】
いくつかの実施形態では、還元剤は、尿素、クエン酸、アスコルビン酸、ヒドラジン水和物、ヒドロキノン、水素化ホウ素ナトリウム、臭化水素、ヨウ化水素、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
【0224】
いくつかの実施形態では、熱分解は約150℃~約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は少なくとも約150℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は最大で約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、約150℃~約200℃、約150℃~約250℃、約150℃~約300℃、約150℃~約350℃、約150℃~約400℃、約200℃~約250℃、約200℃~約300℃、約200℃~約350℃、約200℃~約400℃、約250℃~約300℃、約250℃~約350℃、約250℃~約400℃、約300℃~約350℃、約300℃~約400℃、または約350℃~約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、約150℃、約200℃、約250℃、約300℃、約350℃、または約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、少なくとも約200℃、約250℃、約300℃、約350℃、または約400℃の温度で行われる。いくつかの実施形態では、熱分解は、最大で約150℃、約200℃、約250℃、約300℃、または約350℃の温度で行われる。
【0225】
用語と定義
別段の定義がない限り、本明細書で使用する全ての技術用語は、本開示が属する当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
【0226】
本明細書で使用する場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈から判断して明らかに他の意味に解釈すべき場合を除いて、複数形の言及を含む。本明細書における「または」への言及は、特に明記しない限り、「および/または」を包含することが意図されている。
【0227】
本明細書で使用する用語「約」は、その中の増分を含めて、約10%、5%、または1%記載された量に近い量を指す。
【0228】
本明細書で使用する用語「活物質比」は、ケーシング材料を含まない、電極またはエネルギー貯蔵デバイスの活物質のみに基づく特性を指す。
【0229】
本明細書で使用する用語「セル比」は、任意のケーシング材料を含む、電極またはエネルギー貯蔵デバイスの全体に基づく特性を指す。
【0230】
本明細書で使用する用語「充放電寿命」は、エネルギー貯蔵の定格容量が約80%減少する充放電サイクルの数を指す。
【0231】
本明細書で使用する用語「3D」は、三次元を指す。
【0232】
本明細書で使用する用語「GO」は、酸化グラフェンを指す。
【0233】
本明細書で使用する用語「GA」は、グラフェンエアロゲルを指す。
【0234】
本明細書で使用する用語「3DGA」は、三次元グラフェンエアロゲルを指す。
【0235】
本明細書で使用する用語「凍結乾燥(freeze-drying)」は、凍結乾燥(lyophilisation)、凍結乾燥(lyophilization)、または凍結乾燥(cryodesiccation)としても公知であり、材料を凍結させ、周囲圧力を低下させて材料内の凍結流体を固相から気相へ直接昇華させる脱水処理のプロセスを指す。
【0236】
本明細書で使用する用語「LDH」は、層状複水酸化物を指す。いくつかの実施形態では、LDHは、一般的な層シークエンス[AcBZAcB]nを有する層状構造を特徴とするイオン性固体の種類であり、ここで、cは金属カチオンの層を表し、AおよびBは水酸化物(HO-)アニオンの層であり、Zは他の陰イオンおよび中性分子の層である。
【実施例】
【0237】
非限定的な実施例
例示的な第1の電極
実施形態1:第1の電極は、マンガン-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGAを含む導電性骨格、およびグラファイト発泡体を含む集電体を含む。
【0238】
実施形態2:第1の電極は、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラフェン発泡体を含む導電性骨格、および銅発泡体を含む集電体を含む。
【0239】
実施形態3:第1の電極は、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGAを含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む集電体を含む。
【0240】
実施形態4:第1の電極は、クロム-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラファイトイオノゲルを含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む集電体を含む。
【0241】
実施形態5:第1の電極は、ニッケル-アルミニウム層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGA発泡体を含む導電性骨格、およびグラファイト発泡体を含む集電体を含む。
【0242】
実施形態6:第1の電極は、リチウム-アルミニウム層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラフェン発泡体を含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む集電体を含む。
【0243】
実施形態7:第1の電極は、ニッケル-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラファイトイオノゲルを含む導電性骨格、および銅発泡体を含む集電体を含む。
【0244】
実施形態8:第1の電極は、亜鉛-コバルト層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGAを含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む集電体を含む。
例示的なエネルギー貯蔵デバイス
【0245】
実施形態9:エネルギー貯蔵デバイスは、マンガン-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラフェンイオノゲルを含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む第1の集電体を含む第1電極と、水酸化銅(II)を含む水酸化物、およびニッケル発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、3M酸化鉄(II)飽和水酸化カリウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0246】
実施形態10:エネルギー貯蔵デバイスは、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラフェン発泡体を含む導電性骨格、および銅発泡体を含む集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケル(II)を含む水酸化物、およびニッケル発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、6M酸化亜鉛(II)飽和水酸化ナトリウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0247】
実施形態11:エネルギー貯蔵デバイスは、亜鉛-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGAを含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む第1の集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケル(II)を含む水酸化物、およびニッケル発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、6M酸化亜鉛(II)飽和水酸化ナトリウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0248】
実施形態12:エネルギー貯蔵デバイスは、クロム-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、カーボンクロスを含む導電性骨格、およびグラフェン発泡体を含む第1の集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケルを含む水酸化物、およびカーボン発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、5M酸化銅(I)飽和水酸化カルシウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0249】
実施形態13:エネルギー貯蔵デバイスは、ニッケル-アルミニウム層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGA発泡体を含む導電性骨格、およびグラファイト発泡体を含む集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケルを含む水酸化物、およびカーボン発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、5M酸化銅(I)飽和水酸化カルシウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0250】
実施形態14:エネルギー貯蔵デバイスは、リチウム-アルミニウム層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラフェン発泡体を含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケルを含む水酸化物、およびカーボン発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、5M酸化銅(I)飽和水酸化カルシウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0251】
実施形態15:エネルギー貯蔵デバイスは、ニッケル-鉄層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、グラファイトイオノゲルを含む導電性骨格、および銅発泡体を含む集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケルを含む水酸化物、およびカーボン発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、5M酸化銅(I)飽和水酸化カルシウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0252】
実施形態16:エネルギー貯蔵デバイスは、亜鉛-コバルト層状複水酸化物を含む層状複水酸化物、3DGAを含む導電性骨格、およびニッケル発泡体を含む集電体を含む第1の電極と、水酸化ニッケルを含む水酸化物、およびカーボン発泡体を含む第2の集電体を含む第2の電極と、セパレータと、5M酸化銅(I)飽和水酸化カルシウム溶液を含む電解質と、を備える。
【0253】
例示的な第1の電極の作製
実施形態17:GOは改良ハマー法によって作製され、混合によって水中に分散された。第1の電極は、ヒドロキノン、硝酸亜鉛(II)六水和物、およびクエン酸鉄(III)をGO水性分散液に連続的に添加して、複合ヒドロゲルを形成することによって作製された。次に、複合ヒドロゲルを撹拌して均質な混合物を形成し、オーブン内に密封した。室温に冷却した後、複合ヒドロゲルを水に浸してあらゆる不純物を除去し、凍結乾燥した。
【0254】
実施形態18:GOは改良ハマー法によって作製され、超音波処理により水中に分散された。第1の電極は、尿素、硝酸亜鉛(II)六水和物、および硝酸鉄(III)をGO水性分散液中に連続的に添加して、複合ヒドロゲルを形成することによって作製された。そして、複合ヒドロゲルを撹拌して均質な混合物を形成し、テフロン(登録商標)ライニングのオートクレーブ内に密封した。室温に自然冷却させた後、複合ヒドロゲルを脱イオン水に浸してあらゆる不純物を除去し、真空下で凍結乾燥した。
【0255】
実施形態19:GOは改良ハマー法によって作製され、超音波処理により水中に分散された。第1の電極は、尿素、硝酸鉄(II)六水和物、およびクエン酸鉄(III)をGO水性分散液中に連続的に添加して、複合ヒドロゲルを形成することによって作製された。次に、複合ヒドロゲルを加熱し、室温まで冷却し、アセトンに浸してあらゆる不純物を除去し、真空下で凍結乾燥した。
【0256】
例示的な第2の電極の作製
実施形態20:電極を、プラチナプレートの対向電極およびAg/AgCl参照電極を備える3電極セルで、ニッケル発泡体基材を塩酸溶液で処理して表面酸化物層を除去し、基材を脱イオン水で完全に洗浄し、硝酸ニッケル(II)六水和物の水溶液中での連続的電位掃引によるサイクリックボルタンメトリーにより基材上へ水酸化ニッケル(II)を電着させることにより作製した。
【0257】
実施形態21:電極を、プラチナプレート対向電極およびAg/AgCl参照電極を備える3電極セルで、カーボン発泡体基材を臭化水素酸溶液で処理し、炭酸ニッケル水溶液中での連続的電位掃引によるサイクリックボルタンメトリーにより基材上に水酸化銅(II)を電着させることにより作製した。