【図1】
図1は、アツバノリ属の抽出フローである。
【図2】
図2は、細胞内のメラニン含有量に対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示す。
【図3】
図3は、ゼブラフィッシュの魚体色素に対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示す。ゼブラフィッシュの胚本体に、受精から9時間後にアツバノリ属抽出物EHを投与し、48時間浸漬したあと、仔魚を取り出して魚体を撮影及び分析した。また、5.4mg/mLのアルブチン及び30.4μg/mLのPTUをポジティブコントロール群とした。画像定量ソフトを用いて魚体の腹部をマークし、各群のゼブラフィッシュのメラニン生成発現量を解析した。その結果、EH(100μg/mL)はゼブラフィッシュのメラニン生成を抑制可能であり、美白活性を有することが示された。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、コントロール群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示す。
【図4】
図4は、リポ多糖(LPS)誘導型のiNOSに対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示す。10ng/mLのリポ多糖でRaw264.7細胞に炎症反応を誘発し、20μg/mL、50μg/mL及び100μg/mLのアツバノリ属抽出物EHを加えて16時間培養した。また、10μMのデキサメタゾン(Dex)をポジティブコントロール群とした。ウエスタンブロッティングで炎症性因子iNOSの発現量を分析した結果、EHがiNOSを顕著に抑制可能なことが示された。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、LPS群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示す。
【図5】
図5は、リポ多糖(LPS)誘導型のCOX-2に対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示す。10ng/mLのリポ多糖でRaw264.7細胞に炎症反応を誘発し、20μg/mL、50μg/mL及び100μg/mLのアツバノリ属抽出物EHを加えて16時間培養した。また、10μMのデキサメタゾン(Dex)をポジティブコントロール群とした。ウエスタンブロッティングで炎症性因子COX-2の発現量を分析した結果、EHがCOX-2を顕著に抑制可能なことが示された。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、LPS群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示す。
【図6】
図6は、アトピー性皮膚炎を罹患したマウスの皮膚外観に対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示す。図中の(A)は、DNCBでアトピー性皮膚炎を誘発し、マウスの皮膚にアトピー性皮膚炎の症状が発現したあと、毎日の薬物塗布を開始して、治療1日目、7日目、12日目にDNCB誘発アトピー性皮膚炎のマウスの皮膚外観をそれぞれ撮影したものを示している。なお、スケールバー=1cmである。その結果、AD群と比較して、EHL群(低投与量群)とEHH群(高投与量群)は、いずれもアトピー性皮膚炎の症状を緩やかにする効果を有しており、表皮の浮腫、赤み、乾燥及びかさぶた等の現象がいずれも緩和された。図中の(B)は、治療12日目のアツバノリ属抽出物EHによるアトピー性皮膚炎症状緩和の臨床皮膚炎スコアを示している。EHによるアトピー性皮膚炎症状の緩和を臨床皮膚炎スコアで評価した。このとき、4つの皮膚表面症状として、紅斑/出血、浮腫、表皮剥離/びらん、乾燥を用いて皮膚炎の重大性を評価した。そして、各種症状の重症度に応じて0~3点をそれぞれ付与し、点数が高いほど重症とした。皮膚炎の総スコアは4種類の点数の合計とし、最高で12点であった。点数が高いほど皮膚炎の重症度は深刻であった。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、AD群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示し、ADV群と比較して有意差を有していたものを#で示している。
【図7】
図7は、血清中IgEに対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示す。動物を殺処分する前に血液を採取し、血清中のIgEを検出した。DNCB誘発アトピー性皮膚炎によりIgEは上昇したが、アツバノリ属抽出物EHを塗布することでIgEは低下した。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、AD群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示し、ADV群と比較して有意差を有していたものを#で示している。
【図8】
図8は、DNCB誘発で腫大した脾臓重量に対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示している。動物の殺処分時に脾臓組織を採取し、撮影及び計量した。DNCB誘発アトピー性皮膚炎により脾臓組織は腫大したが、アツバノリ属抽出物EHを塗布することで脾臓の重量は減少した。なお、スケールバー=1cmである。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、AD群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示し、ADV群と比較して有意差を有していたものを#で示している。
【図9】
図9は、DNCB誘発で腫大したリンパ節重量に対するアツバノリ属抽出物EHの影響を示している。動物の殺処分時にリンパ節組織を採取し、撮影及び計量した。DNCB誘発アトピー性皮膚炎によりリンパ節組織は腫大したが、アツバノリ属抽出物EHを塗布することでリンパ節の重量は減少した。なお、スケールバー=0.5cmである。データは、平均値±平均値の標準誤差(mean±SEM)を示している。また、AD群と比較して有意差を有していたもの(P<0.05)を*で示し、ADV群と比較して有意差を有していたものを#で示している。