(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-27
(45)【発行日】2023-12-05
(54)【発明の名称】産業用機械の保守・診断システム
(51)【国際特許分類】
B25J 19/06 20060101AFI20231128BHJP
G05B 19/18 20060101ALI20231128BHJP
G06F 3/01 20060101ALI20231128BHJP
G06F 3/0481 20220101ALI20231128BHJP
【FI】
B25J19/06
G05B19/18 X
G06F3/01 510
G06F3/0481
(21)【出願番号】P 2019028028
(22)【出願日】2019-02-20
【審査請求日】2021-12-09
(73)【特許権者】
【識別番号】390008235
【氏名又は名称】ファナック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100165157
【氏名又は名称】芝 哲央
(74)【代理人】
【識別番号】100160794
【氏名又は名称】星野 寛明
(72)【発明者】
【氏名】井上 幸三
【審査官】神山 貴行
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-154085(JP,A)
【文献】特開平03-068002(JP,A)
【文献】特開2018-181232(JP,A)
【文献】特開2001-142512(JP,A)
【文献】特開2002-091528(JP,A)
【文献】特開2006-085328(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25J 1/00-21/02
G05B 19/18-19/416
G05B 19/42-19/46
G06F 3/01
G06F 3/048-3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
産業用機械の保守又は診断を行うためのシステムであって、
前記産業用機械の側から取得した情報に基づいて前記産業用機械の保守又は診断を要する箇所を特定する保守・診断箇所特定部と、
データベースに蓄積された保守又は診断に関する情報に基づき、前記産業用機械の保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を示すフローチャートを作成する保守・診断フローチャート作成部と、
前記保守・診断
箇所特定部で特定した箇所と前記保守・診断フローチャート作成部で作成したフローチャートとを関連付けするフローチャート関連付け部と、
前記フローチャートに従って保守又は診断に必要な情報を表示する表示部と、
保守又は診断の操作時の音と映像の情報を記録する操作時状況記録部と、
前記操作時状況記録部で記録した前記音と映像の情報を前記フローチャートに関連づける操作時状況フローチャート関連付け部とを備える、
産業用機械の保守・診断システム。
【請求項2】
前記データベースに蓄積された保守又は診断に関する情報と前記音と映像の情報の記録を関連付けるデータベース関連付け部を更に備えた請求項1に記載の産業用機械の保守・診断システム。
【請求項3】
前記保守・診断フローチャート作成部が、すでに作成した前記フローチャートに新たなフローを追加したフローチャートを作成する、請求項1または2に記載の産業用機械の保守・診断システム。
【請求項4】
オペレータが前記表示部に表示された前記保守又は診断に必要な情報に従って対話的に操作を行い、前記フローチャートに従って前記産業用機械の保守又は診断を要する原因を特定する保守・診断原因特定部を備える、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の産業用機械の保守・診断システム。
【請求項5】
AR装置を備え、
前記表示部は、前記AR装置によって、オペレータが操作する実際の産業用機械の仮想現実映像を表示し、前記仮想現実映像に関連付けて、前記保守又は診断を要する箇所と前記保守又は診断に必要な情報を表示する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の産業用機械の保守・診断システム。
【請求項6】
前記表示部で表示される画像及び/又は映像を遠隔地で同時に表示する遠隔表示部と、
前記遠隔表示部で表示された画像及び/又は映像を見ながら、遠隔地の入力デバイスによって前記表示部の画像及び/又は映像に表示の追加を行う追加表示機能部とを備える、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の産業用機械の保守・診断システム。
【請求項7】
前記表示部で表示され
る産業用機械の前記仮想現実映像の姿勢に合わせ、該産業用機械の内部構造を前記表示部で表示させる内部構造追加表示機能部を備える、請求項
5に記載の産業用機械の保守・診断システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、産業用機械の保守・診断システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、産業用機械のアラーム診断(保守を含む)を行う際に、スマートグラス等のウェアラブルなHMD(Head Mounted Display;ヘッドマウントディスプレイ)、やAR(Augmented Reality:仮想現実/拡張現実)技術を使い、機械の状態や診断等の操作の方法をスクリーンに現実画像と重状表示し、オペレータの保守、診断を支援するシステムが提案、実用化されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ヘッドマウント装置と情報処理装置とを備えるシステムであって、情報処理装置が、ヘッドマウント装置との間で通信を行う第1の通信部と、ヘッドマウント装置に関連付けられた装置又は作業に関連して異常状態を示す情報が検出されたか否かを判定する判定部とを備え、第1の通信部が、判定部が検出した判定の結果を表す情報をヘッドマウント装置へ送信し、ヘッドマウント装置が、表示部と、情報処理装置との間で通信を行う第2の通信部とを備え、第2の通信部は、情報処理装置が送信した判定の結果を受信し、表示部は、第2の通信部が受信した判定の結果を表す情報を表示するように構成したシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、上記のような従来の産業用機械の保守・診断システムにおいては、単にテーブルの参照表示を行うだけであったりするなど、参照するデータの作成方法や探索方法、AR装置などへの適用方法に関する技術が十分とは言えない。
【0006】
また、各種産業用機械への保守・診断操作に適用するために、データベース、アラームの原因特定、保守の手法等を実用化レベルで構築することに、多大な時間と労力が必要であるなどの問題もあった。
【0007】
このため、例えば、ヘッドマウントディスプレイやAR技術などを使って、より効率的、効果的に産業用機械の保守・診断を行える手法、手段の開発が強く望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様は、産業用機械の保守又は診断を行うためのシステムであって、前記産業用機械の側から取得した情報に基づいて前記産業用機械の保守又は診断を要する箇所を特定する保守・診断箇所特定部と、データベースに蓄積された保守又は診断に関する情報に基づき、前記産業用機械の保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を示すフローチャートを作成する保守・診断フローチャート作成部と、前記保守・診断情報特定部で特定した箇所と前記保守・診断フローチャート作成部で作成したフローチャートとを関連付けするフローチャート関連付け部と、前記フローチャートに従って保守又は診断に必要な情報を表示する表示部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、データベースに蓄積された保守又は診断に関する情報に基づき、産業用機械の保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を示すフローチャートを作成し、保守又は診断を要する箇所に関連付けしたフローチャートに従って保守又は診断に必要な情報を表示することができる。
【0010】
これにより、オペレータに対し、保守又は診断に必要な情報を容易に作成、表示することができ、オペレータがこの情報に基づいて(この情報を利用して)、効率的且つ効果的に産業用機械の保守・診断を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムを示す図である。
【
図2】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムを示すブロック図である。
【
図3】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムで作成されるフローチャートの一例を示す図である。
【
図4】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムで作成されるフローチャートの一例を示す図である。
【
図5】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムの表示部で表示される情報の一例を示す図である。
【
図6】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムの表示部で表示される情報の一例を示す図である。
【
図7】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムで作成されるフローチャートの一例を示す図である。
【
図8】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムの変更例を示す図である。
【
図9】一実施形態の産業用機械の保守・診断システムの変更例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、
図1から
図9を参照し、一実施形態に係る産業用機械の保守・診断システムについて説明する。
【0013】
ここで、本実施形態は、例えば、ロボット、CNC装置、CNC工作機械などの産業用機械に対するオペレータなどによる保守、操作、アラーム診断を支援するための産業用機械の保守・診断システムに関するものである。
【0014】
また、本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAは、例えば、
図1に示すように、スマートグラス等のウェアラブルなHMD(ヘッドマウントディスプレイ)(1)を表示部(2)として用い、さらに、AR(仮想現実/拡張現実)技術、AR装置を用いて機械の状態(仮想現実画像/映像3)や診断の操作方法など(符号4)をHMD(1)に実際の産業用機械(5)の現実画像/映像と重状表示し、オペレータ(使用者)Mによる保守や診断を支援するように構成されている。
【0015】
具体的に、まず、実機のロボット(実ロボット:産業用機械)5と、実ロボット5を制御する制御装置6と、制御装置6に有線又は無線で接続され、実ロボット5を含むシーンを撮像して得た映像(画像)3を取り込んでリアルタイムに表示する機能を備えた表示装置(本実施形態では、仮想現実(AR)対応ディスプレイ)1、2とを備えている。
【0016】
本実施形態の表示装置1は、前述の通り、オペレータMが装着するHMDであり、HMDに設けられたカメラを実ロボット5及び制御装置6に向けることにより、実ロボット5(及び制御装置6)を含むシーンを撮像し、このシーンの映像をリアルタイムで取得(キャプチャ)することができる。オペレータMは、取得した映像を拡張現実化して表示部(ディスプレイ)2に表示した画像/映像を視認することができる。
なお、本実施形態では、HMD、ARを用いるものとして説明を行うが、必ずしもこれに限定する必要はない。また、産業用機械がロボットであるものとして説明を行うがこれも限定を必要としない。
【0017】
一方、本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAは、
図1及び
図2に示すように、例えば、実ロボット5(及び制御装置6)の側から取得した各種センサやインジケータなど情報に基づいて実ロボット5の保守又は診断を要する箇所(例えば、
図1の符号R)を特定する保守・診断箇所特定部10と、データベース11に蓄積された保守又は診断に関する情報に基づき、実ロボット5の保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を示すフローチャートを作成する保守・診断フローチャート作成部12と、保守・診断情報特定部10で特定した箇所Rと保守・診断フローチャート作成部12で作成したフローチャートとを関連付けするフローチャート関連付け部13と、フローチャートに従って保守又は診断に必要な情報を表示する表示部のHMD1、2とを備えている。
【0018】
また、オペレータMがHMD1、2に表示された保守又は診断に必要な情報に従って対話的に操作を行い、フローチャートに従って実ロボット5の保守又は診断を要する原因を特定する保守・診断原因特定部14を備えている。
【0019】
さらに、表示部のHMD1、2は、AR装置によって、オペレータMが操作する実ロボット5の仮想現実映像(画像含む)3を表示し、仮想現実映像3に関連付けて、保守又は診断を要する箇所Rと保守又は診断に必要な情報4を表示する。
【0020】
ここで、フローチャート15は、例えば、
図3に示すようなものであり、本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAでは、保守・診断箇所特定部10によって、各種センサやインジケータなどからアラーム情報が取得され、実ロボット5の保守又は診断を要する箇所Rがアラーム番号として特定されると、データベース11に蓄積された保守又は診断に関する情報と照らし合わされ、保守・診断フローチャート作成部12が、実ロボット5の保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を判断するための判断要素(判断1、判断2)を設定する。
【0021】
さらに、実ロボット5の保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を示す判断要素までのフローチャート15を作成すると、フローチャート関連付け部13が、保守・診断情報特定部10で特定した箇所Rと保守・診断フローチャート作成部12で作成したフローチャート15とを関連付けし、保守・診断原因特定部14がフローチャート15の判断要素ごとに実ロボット5の保守又は診断を要する原因(原因1、原因2、原因3)を特定/設定する。
【0022】
このとき、本実施形態では、オペレータMがHMD1、2に表示された保守又は診断に必要な情報4に従って対話的に操作を行い、フローチャート15の判断要素(判断1、判断2)、実ロボット5の保守又は診断を要する原因を特定/設定(原因1、原因2、原因3)する。
【0023】
より具体的に、
図4は、ブレーキ異常のアラーム情報が取得された場合に作成されるフローチャート11及び要素対応テーブルの一例を示している。
【0024】
保守・診断フローチャート作成部12などによるこのフローチャート15の作成時には、まず、ブレーキ異常のアラーム1の情報が取得されると(Step1)、これに対応したデータベース11の情報に基づいて、コネクタを抜く操作1の指示を出し(Step2)、アラーム1が解消されたか否かの判断要素(判断1:Step3)のフローが作成される。
【0025】
判断1でアラームが解消されない場合には、コネクタを抜く操作3の指示を出し(Step4)、アラーム1が解消されたか否かの判断要素(判断2:Step5)のフローが作成される。
【0026】
判断1でアラームが解消された場合には、原因と考えられるアンプの交換の操作2の指示を出し(Step6)、アラーム1が解消されたか否かの判断要素(判断3:Step7)のフローが作成される。
【0027】
判断2でアラームが解消された場合には、原因と考えられるモータの交換の操作4の指示を出し(Step8)、判断2でアラームが解消されない場合には、原因と考えられるハーネスの交換の操作5の指示を出し(Step9)、アラーム1が解消されたか否かの判断要素(判断3:Step7)へのフローが作成される。
【0028】
アラーム1が解消されたか否かの判断3(Step7)でアラーム1が解消されない場合には、サービスへの連絡の操作6の指示を出し(Step10)、終了する(Step11)。アラーム1が解消された場合には、そのまま終了する(Step11)。
【0029】
このようなフローチャート15が作成され、本実施形態では、オペレータMが、フローチャート15の操作1の指示として、
図5に示すような画像をHMD1、2で視認する。
また、オペレータMは、フローチャート15の判断1、操作2の判断/操作指示の際に、
図6に示すような画像をHMD1、2で視認し、これらの情報に従って対話的に操作を行ってゆく。
【0030】
したがって、本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAにおいては、データベース11に蓄積された保守又は診断に関する情報に基づき、ロボット5などの保守手順、又はアラームが発生した際の診断・解決手順を示すフローチャート15を作成し、保守又は診断を要する箇所Rに関連付けしたフローチャート15に従って保守又は診断に必要な情報を表示することができる。
【0031】
また、アラーム原因の探索を視覚的にわかりやすいフローチャート15で簡単に記述でき、フローと表示画面及び視覚情報を簡単な操作で関連づけることができる。これにより、ロボット5などのアラーム探索や保守を行うデータベース11を簡単に作成することが可能になる。
【0032】
よって、本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAによれば、オペレータMなどに対し、保守又は診断に必要な情報を容易に作成、表示することができ、オペレータMなどがこの情報に基づいて(この情報を利用して)、効率的且つ効果的にロボット5などの保守・診断を行うことが可能になる。
【0033】
ここで、本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAにおいては、
図2に示すように、保守又は診断の操作時の音と映像の情報を記録する操作時状況記録部16と、データベース11に音と映像の記録を関連付けるデータベース関連付け部17と、操作時状況記録部16で記録した音と映像の情報をフローチャート15に関連づける操作時状況フローチャート関連付け部18とを備え、保守・診断フローチャート作成部12が、例えば、
図7に示すように、音と映像の情報を関連付け、新たなフローを追加したフローチャート15を作成するように構成してもよい。
【0034】
この場合には、例えば、原因を特定して保守(メンテナンス)を行った後に操作してもアラームが解消されないような場合に、その保守、診断の操作時の音と映像の実際の操作記録をアラーム診断及び保守情報に追加し、診断情報の蓄積を行うことができる。そして、原因を特定して保守を行った後に操作してもアラームが解消されないような場合に、保守、診断の操作時の音と映像の情報を基にしたフローチャート15を追加作成することで、アラームなどの原因をより正確に捉えることが可能になる。
【0035】
本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAにおいては、
図2、
図8に示すように、表示部のHMD1、2で表示される画像及び/又は映像を遠隔地で同時に表示する遠隔表示部19と、遠隔表示部19で表示された画像及び/又は映像を見ながら、遠隔地の入力デバイスによって保守員M’などが画像及び/又は映像に表示の追加(例えば、
図8の符号R’)を行う追加表示機能部20とを備えてもよい。
【0036】
この場合には、例えば、遠隔地にいる熟練技術者などの保守員M’も情報を共有でき、保守、診断に対して的確な指示、検討を行うことが可能になる。また、ネットワークに繋がっているロボット5など産業用機械の保守情報を複数の産業用機械の間で共有することも可能になる。
【0037】
本実施形態の産業用機械の保守・診断システムAにおいては、
図2、
図9に示すように、HMD1、2などの表示部で表示されるロボット5などの姿勢に合わせ、このロボット5などの内部構造5aをHMD1、2などの表示部で表示させる内部構造追加表示機能部21を備えてもよい。
【0038】
この場合には、ロボット5などの内部構造5aを仮想現実画像/映像3に投影するなどしてオペレータMなどが判断等を行うことが可能になる。これにより、例えば、ロボット5などの姿勢によって保守、診断位置が変わる場所や見えない場所などであっても、より的確に保守、診断を要する箇所Rを特定/設定することが可能になる。また、内部構造5aと照らし合わせながら保守、診断を行えるため、保守、診断の精度、保守、診断を要する箇所の特定精度を大幅に向上させることが可能になる。
【符号の説明】
【0039】
1 HMD(表示装置:表示部)
2 表示部(表示装置)
3 仮想現実画像/映像
4 保守又は診断に必要な情報
5 ロボット(産業用機械)
5a 内部構造
6 制御装置
10 保守・診断箇所特定部
11 データベース
12 保守・診断フローチャート作成部
13 フローチャート関連付け部
14 保守・診断原因特定部
15 フローチャート
16 操作時状況記録部
17 データベース関連付け部
18 操作時状況フローチャート関連付け部
19 遠隔表示部
20 追加表示機能部
21 内部構造追加表示機能部
A 産業用機械の保守・診断システム
M オペレータ(使用者)
M’ 保守員
R 保守又は診断を要する箇所
R’ 保守又は診断を要する箇所