(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-27
(45)【発行日】2023-12-05
(54)【発明の名称】プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 20/24 20120101AFI20231128BHJP
【FI】
G06Q20/24
(21)【出願番号】P 2020055003
(22)【出願日】2020-03-25
【審査請求日】2023-01-23
(73)【特許権者】
【識別番号】302064762
【氏名又は名称】株式会社日本総合研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】梶原 穂高
【審査官】星野 裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-238063(JP,A)
【文献】特開2015-197699(JP,A)
【文献】特開2012-203715(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザのクレジットカードの利用明細を取得し、
複数の前記利用明細を所定の集約条件に従って集約した一又は複数の集約明細と、該集約明細を確認済みであるか否かを入力するためのオブジェクトとを一覧で表示部に表示し、
前記オブジェクトへの操作入力に基づき、前記集約明細において集約された各前記利用明細のステータスを確認済みに更新する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項2】
前記複数の利用明細を一覧で示す明細一覧を表示し、
前記利用明細を集約する際の前記集約条件の種類を表示し、
前記集約条件の種類を選択する選択入力を受け付け、
前記集約条件の種類の選択入力を受け付けた場合、選択された前記集約条件の種類に基づいて集約した前記集約明細を、前記集約条件と前記オブジェクトとの対の形式で、一覧で表示する
ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記利用明細のステータスが確認済みに更新された場合、該利用明細を前記明細一覧から消去する
ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記複数の利用明細を複数の分析基準夫々で分析し、前記クレジットカードの利用傾向に合わない前記利用明細を抽出し、
前記利用明細を抽出した際の前記分析基準に応じて、ユーザが注意すべき前記集約条件の種類を判定し、
判定した前記集約条件の種類と対応付けて、所定のアラートを表示する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記クレジットカードを利用した曜日又は時間帯を指定する指定入力を受け付け、
指定された曜日又は時間帯に利用日時が該当する前記利用明細を抽出し、
抽出した前記利用明細を前記集約条件に従って集約した前記集約明細を一覧で表示する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項6】
一覧で表示した各前記集約明細から何れかを選択する選択入力を受け付け、
前記集約明細の選択入力を受け付けた場合、選択された前記集約明細において集約された一又は複数の前記利用明細と、該利用明細を確認済みであるか否かを入力するための第2オブジェクトとを一覧で表示し、
前記第2オブジェクトへの操作入力に基づき、前記利用明細のステータスを確認済みに更新する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項7】
前記集約条件は、前記クレジットカードを利用した加盟店、又は該加盟店の所在地域である
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項8】
ステータスが確認済みに更新されていない前記利用明細を、前記クレジットカードを提供するカード会社に通知する
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項9】
複数の前記クレジットカード夫々の前記利用明細を取得し、
各前記クレジットカードの前記利用明細を集約した前記集約明細を一覧で表示し、
前記集約明細に対応する前記オブジェクトへの操作入力に基づき、前記集約明細において集約された各前記クレジットカードの前記利用明細のステータスを確認済みに更新する
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項10】
ユーザのクレジットカードの利用明細を取得し、
複数の前記利用明細を所定の集約条件に従って集約した一又は複数の集約明細と、該集約明細を確認済みであるか否かを入力するためのオブジェクトとを一覧で表示部に表示し、
前記オブジェクトへの操作入力に基づき、前記集約明細において集約された各前記利用明細のステータスを確認済みに更新する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項11】
ユーザのクレジットカードの利用明細を取得する取得部と、
複数の前記利用明細を所定の集約条件に従って集約した一又は複数の集約明細と、該集約明細を確認済みであるか否かを入力するためのオブジェクトとを一覧で表示する表示部と、
前記オブジェクトへの操作入力に基づき、前記集約明細において集約された各前記利用明細のステータスを確認済みに更新する更新部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、クレジットカードの利用明細をカード会社のホームページや専用アプリケーションで確認可能とするWeb照会サービスが提供されており、このWeb照会サービスの利用を促進する種々の手法が提案されている。例えば特許文献1には、一定期間のクレジットカードの利用合計金額に応じてクーポン等の付加情報をユーザに付与し、付加情報をWeb明細と共に表示するWeb明細表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、クレジットカードの利用回数が多くなると、照会時に表示される利用明細が多くなり、確認自体が煩わしくなりやすい。特許文献1に係る発明は、付加情報を与えることでWeb明細の利用を促しているものの、確認自体を容易にするには至っていない。
【0005】
一つの側面では、クレジットカードの利用明細の確認を容易にすることができるプログラム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの側面に係るプログラムは、ユーザのクレジットカードの利用明細を取得し、複数の前記利用明細を所定の集約条件に従って集約した一又は複数の集約明細と、該集約明細を確認済みであるか否かを入力するためのオブジェクトとを一覧で表示部に表示し、前記オブジェクトへの操作入力に基づき、前記集約明細において集約された各前記利用明細のステータスを確認済みに更新する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面では、クレジットカードの利用明細の確認を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】明細照会システムの構成例を示す説明図である。
【
図4】会員DB、明細DB、加盟店DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
【
図11】端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【
図12】実施の形態2に係るメニュー画面の一例を示す説明図である。
【
図13】実施の形態2に係る端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【
図14】実施の形態3に係る明細画面の一例を示す説明図である。
【
図15】実施の形態3に係る集約画面の一例を示す説明図である。
【
図16】実施の形態3に係る端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、明細照会システムの構成例を示す説明図である。本実施の形態では、クレジットカードの利用明細を照会可能な明細照会システムについて説明する。明細照会システムは、端末1、1、1…及びサーバ2を含む。端末1及びサーバ2は、インターネット等のネットワークNに通信接続されている。
【0010】
端末1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等である。端末1はクレジットカードの会員であるユーザが使用する端末装置であり、後述のように、クレジットカードの利用明細を一覧表示してユーザに提示する。
【0011】
サーバ2は、クレジットカードの利用明細を管理する管理装置であり、クレジットカード会社のサーバコンピュータである。サーバ2は、クレジットカードの会員である各ユーザに利用明細のWeb紹介サービスを提供し、各ユーザの端末1において利用明細を閲覧可能とする。
【0012】
本実施の形態で端末1は、サーバ2からクレジットカードの利用明細を取得して表示し、表示した利用明細の確認をユーザに促す。ここで端末1は、後述するように、各利用明細に対してチェックの入力を受け付けることで、利用明細を確認したか否かをユーザに入力させる(
図5参照)。
【0013】
さらに本実施の形態では、利用明細を所定の集約条件に従って集約し、集約した各集約明細を一覧表示する(
図7等参照)。そして端末1は、各集約明細に対するチェックの入力を受け付ける。これにより端末1は、集約明細において集約された各利用明細のステータスを一斉に確認済みに更新し、ユーザによる利用明細の確認を容易とする。
【0014】
図2は、端末1の構成例を示すブロック図である。端末1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、表示部14、入力部15、及び補助記憶部16を備える。
制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部16に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。表示部14は、液晶ディスプレイ等の表示画面であり、画像を表示する。入力部15は、タッチパネル、メカニカルキー等の操作インターフェイスであり、ユーザから操作入力を受け付ける。補助記憶部16は、大容量メモリ等の不揮発性記憶領域であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP、その他のデータを記憶している。
【0015】
なお、端末1は、CD(Compact Disk)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の可搬型記憶媒体1aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体1aからプログラムPを読み取って実行するようにしても良い。あるいは端末1は、半導体メモリ1bからプログラムPを読み込んでも良い。
【0016】
図3は、サーバ2の構成例を示すブロック図である。サーバ2は、制御部21、主記憶部22、通信部23、及び補助記憶部24を備える。
制御部21は、一又は複数のCPU、MPU、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置を有し、補助記憶部24に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、種々の情報処理、制御処理等を行う。主記憶部22は、RAM等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部23は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。
【0017】
補助記憶部24は、大容量メモリ、ハードディスク等の不揮発性記憶領域であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラム、その他のデータを記憶している。また、補助記憶部24は、会員DB241、明細DB242、加盟店DB243を記憶している。会員DB241は、クレジットカードの会員である各ユーザの情報を格納するデータベースである。明細DB242は、クレジットカードの利用明細を格納するデータベースである。加盟店DB243は、クレジットカードの各加盟店の情報を格納するデータベースである。
【0018】
なお、補助記憶部24はサーバ2に接続された外部記憶装置であってもよい。また、サーバ2は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであっても良く、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。
【0019】
図4は、会員DB241、明細DB242、加盟店DB243のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
会員DB241は、会員ID列、氏名列、カード番号列を含む。会員ID列は、各ユーザを識別するための会員IDを記憶している。氏名列、カード番号列はそれぞれ、会員IDと対応付けて、ユーザの氏名、及びクレジットカードのカード番号を記憶している。
【0020】
明細DB242は、日時列、カード番号列、加盟店列、利用区分列、支払回数列、金額列、ステータス列を含む。日時列は、クレジットカードの利用日時を記憶している。カード番号列、加盟店列、利用区分列、支払回数列、金額列、及びステータス列はそれぞれ、利用日時と対応付けて、利用されたクレジットカードのカード番号、利用加盟店、利用区分(一括払い又は分割払いの別)、支払回数、利用金額、及びステータスを記憶している。ステータスは、利用明細をユーザが確認済みであるか否かを表すフラグであり、端末1における操作によって更新される。
【0021】
加盟店DB243は、加盟店ID列、加盟店列、所在列を含む。加盟店ID列は、各加盟店を識別するための加盟店IDを記憶している。加盟店列、及び所在列はそれぞれ、加盟店IDと対応付けて、加盟店の名称、及び加盟店の所在地を記憶している。
【0022】
図5は、明細画面の一例を示す説明図である。
図5では、端末1の表示画面であって、クレジットカードの利用明細を一覧表示する明細画面を例示してある。以下では本実施の形態の概要について説明する。
【0023】
例えば端末1には、クレジットカードの利用明細を照会するためのアプリケーションプログラムが予めインストールされており、当該アプリケーションを実行することで以下の処理を行う。例えば端末1はまず、サーバ2からユーザのクレジットカードの利用明細を取得して、
図5に示す明細画面を表示する。明細画面は、クレジットカードの利用明細を一覧で表示する画面である。例えば端末1は、年月選択欄51で選択された年月におけるクレジットカードの利用明細を明細一覧50に表示する。また、その他に端末1は、選択された年月におけるクレジットカードの合計利用金額の推移を示すグラフを表示する。
【0024】
明細一覧50は、クレジットカードの利用日、利用した加盟店の名称、利用金額などを含む。さらに端末1は、各利用明細と対応付けて、チェック欄52を明細一覧50に表示する。チェック欄52は、ユーザから操作入力を受け付けるためのオブジェクトであり、対応する利用明細を確認したか否か、チェックの入力を受け付けるための操作欄である。
【0025】
ユーザはチェック欄52にチェックをすることで、利用明細を確認したことを記録する。チェック欄52への入力を受け付けた場合、端末1は、利用明細のステータスを確認済みに更新する。この場合、チェック欄52にはチェックマークが表示され、確認済みであることが記録される。
【0026】
一方で、クレジットカードの利用回数が多い場合、明細一覧50に表示される利用明細の数が多くなり、ユーザが自らの記憶に照らし合わせて確認する場合に、その確認が容易でなくなる。そこで本実施の形態では、利用明細を所定の集約条件に従って集約し、ユーザによる確認を容易とする。
【0027】
図6は、メニュー画面の一例を示す説明図である。例えば端末1は、明細画面に含まれる集約ボタン53への操作入力を受け付けた場合、
図6に示すメニュー画面をポップアップ表示する。メニュー画面は、利用明細の集約条件の種類を表示する画面である。本実施の形態では、「加盟店別」、「地域別」、及び「日・週・月別」の3種類の集約条件がメニューとして用意されており、ユーザが選択した集約条件に従って、年月選択欄51で選択済みの年月の利用明細を集約する。
【0028】
なお、上記の集約条件の種類は一例であって、例えばクレジットカードで購入した商品の種類別(例えば食品、生活用品、衣服等)に利用明細を集約してもよく、その集約条件の種類は特に限定されない。
【0029】
図7~
図10は、集約画面の一例を示す説明図である。端末1は、
図6のメニュー画面で選択された集約条件に従い、一又は複数の利用明細を集約した集約明細を生成する。そして端末1は、各集約明細を一覧で表示する集約画面を表示する。
【0030】
なお、本実施の形態では端末1が集約明細を生成するものとして説明するが、サーバ2が集約明細を生成して端末1に出力するものとしてもよい。すなわち、集約明細を生成する処理主体は端末1に限定されない。
【0031】
図7は、クレジットカードを利用した加盟店別に利用明細を集約した集約画面を例示している。メニュー画面で「加盟店別」が選択された場合、端末1は、クレジットカードの利用先である加盟店別に利用金額及び利用件数を集計し、集計条件である加盟店名と対にした形式で、各加盟店での利用金額及び利用件数を示す集約明細一覧70を表示する。また、端末1は、加盟店別に、各日付におけるクレジットカードの利用金額を示すグラフを表示する。
【0032】
また、端末1は、集約明細一覧70の上部に、全日タブ71、平日タブ72、休日タブ73、個別指定タブ74、及び未チェックタブ75を表示する。端末1は、各タブへの操作入力を受け付けた場合、操作されたタブに応じた月内の利用明細を抽出(ソート)し、抽出した利用明細を集約して集約明細一覧70に集約明細を表示する。
【0033】
全日タブ71、平日タブ72、及び休日タブ73は、集約する利用明細を、クレジットカードを利用した曜日及び時間帯に応じて抽出するための操作タブである。全日タブ71への操作入力を受け付けた場合、月内の全ての利用明細が集約される。平日タブ72への操作入力を受け付けた場合、月内の利用明細のうち、利用日時が平日かつ昼間(例えば午前9時から午後6時まで)の利用明細が集約される。休日タブ73への操作入力を受け付けた場合、利用日時が休日又は平日夜間(例えば午後6時から午前9時まで)の利用明細が集約される。端末1は、全日タブ71、平日タブ72、又は休日タブ73への操作入力に応じて、操作されたタブに対応する曜日及び時間帯の利用明細を抽出し、抽出した利用明細を集約して集約明細一覧70に集約明細を表示する。
【0034】
個別指定タブ74は、抽出する利用明細の対象期間を個別に指定するための操作タブである。個別指定タブ74への操作入力を受け付けた場合、ユーザから対象期間の指定入力を受け付け、指定された期間内の利用明細が集約される。端末1は、集約した各集約明細を集約明細一覧70に表示する。
【0035】
未チェックタブ75は、ステータスがチェック済みであるか否かに応じて利用明細を抽出するための操作タブである。未チェックタブ75への操作入力を受け付けた場合、ステータスが確認済みでない利用明細、すなわち未チェックの利用明細が集約される。上記と同様に、端末1は、集約した各集約明細を集約明細一覧70に表示する。
【0036】
また、端末1は、各タブへの操作入力に連動して、画面下部のグラフも変動する。具体的には、端末1は、操作されたタブに応じて抽出された利用明細の利用金額を、加盟店別、かつ日付別に集計して表示する。
【0037】
また、明細画面と同様に、端末1は、各集約明細と対にした形式で、チェックの入力を受け付けるためのチェック欄76を表示する。チェック欄76への入力を受け付けた場合、端末1は、チェックされた集約明細において集約されている一又は複数の利用明細のステータスを、一斉に確認済みに更新する。
図7の例では、「飲食店A」の集約明細についてチェックが入力されている。この場合、端末1は、「飲食店A」が利用先である利用明細のステータスを一斉に更新する。集約画面においてチェック欄76への入力を受け付けた場合、元の明細画面についてもステータスが自動更新され、チェック欄52にチェックマークが付される(
図5参照)。
【0038】
なお、例えば端末1は、ステータスが確認済みに更新された利用明細を、明細画面で表示する明細一覧50から消去してもよい。これにより、明細画面に表示される利用明細が削減され、ユーザが利用明細を確認する負担が軽減される。
【0039】
また、上記では個々の集約明細と対応付けてチェック欄76を表示し、一つひとつの集約明細に対して逐一チェックの入力を受け付けるものとしたが、例えば全ての集約明細をチェックするためのチェック欄を設けるなどして、全ての集約明細のチェックを一度に入力可能としてもよい。このように、チェック欄(オブジェクト)は各集約明細と一対一の関係でなくともよい。
【0040】
端末1は、更新された各利用明細のステータスをサーバ2に通知する。この場合、端末1は単にステータスを通知してサーバ2と同期するだけでもよいが、各利用明細のステータスに応じた通知を行うと好適である。例えば端末1は、ステータスが確認済みに更新されていない利用明細、すなわち未チェックとなっている利用明細を、不正利用の疑いがある利用明細としてサーバ2に通知する。これにより、ユーザの記憶にない利用明細をサーバ2(クレジットカード会社)に対して簡単にカード会社宛に通知(通報)することができる。
【0041】
なお、上記ではチェック欄52、76へのチェック結果に応じて通知を行ったが、例えばチェック欄52、76とは別に通報用のチェック欄を設け、ユーザが主体的に通報できるようにしてもよい。
【0042】
また、端末1は集約画面において、各集約明細で集約されている利用明細を個別に確認可能としてもよい。
図8は、
図7の集約画面において、各加盟店の利用明細を個別に表示する様子を図示している。例えば端末1は、各集約明細に対応するテキスト(下線付きで図示)への操作入力を受け付けた場合、指定された集約明細において集約されている一又は複数の利用明細を、ポップアップで一覧表示する。
図8では、「飲食店A」への操作入力を受け付けたことで、「飲食店A」でのクレジットカードの利用明細をポップアップ表示している。端末1は、ポップアップされた画面内に利用明細を一覧表示すると同時に、各利用明細に対応して、利用明細を確認済みであるか否かを入力(チェック)するためのチェック欄81(第2オブジェクト)を表示する。これにより、集約明細として表示される利用金額や件数の集計値だけでは確認が困難な場合に、その内訳を簡単に閲覧することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0043】
図9は、加盟店の所在地域別に利用明細を集約した集約画面を例示している。
図6のメニュー画面で「地域別」が選択された場合、端末1は、クレジットカードの利用先である加盟店の所在地域毎に利用金額及び利用件数を集計し、各地域での利用金額及び利用件数を示す集約明細を一覧で表示する。
【0044】
例えば端末1は、
図9に示すように、市町村別に利用明細を集約して集約明細を生成する。なお、EC(Electronic Commerce)サイトのように一定の所在地を持たない加盟店である場合、地域名が「その他」として集約される。端末1は、地域別に集約した集約明細一覧70を表示し、
図7と同様に、チェック欄76を表示する。また、加盟店別の集約画面と同様に、地域別に利用金額の推移を示すグラフを表示する。また、全日タブ71、平日タブ72等を表示して利用明細のソート可能とする。チェック欄76への操作入力を受け付けた場合、端末1は、集約されている利用明細のステータスを一斉更新する。
【0045】
図10は、クレジットカードの利用日時に応じて利用明細を集約した集約画面を例示している。
図6のメニュー画面で「日・週・月別」が選択された場合、端末1は、クレジットカードの利用日時に応じて利用金額及び利用件数を集計し、集計した利用金額及び利用件数を示す集約明細を一覧で表示する。
【0046】
例えば端末1は、画面上部に期間指定欄101を表示し、集計対象とする期間の指定入力を受け付ける。端末1は、指定された期間の利用明細を月及び週別に区分する。さらに端末1は、各月及び週の利用明細を、平日かつ昼間(例えば午前9時から午後6時まで)の利用明細と、休日又は平日夜間(例えば午後6時から午前9時まで)の利用明細とに区分する。端末1は、区分された期間別に利用金額及び利用件数を集計し、期間別の集約明細として表示する。また、端末1は各集約明細と対応付けてチェック欄76を表示し、チェックの入力を受け付ける。
【0047】
上述の如く、端末1は、クレジットカードの利用明細を加盟店や所在地域などに応じて集約し、集約明細へのチェックの入力を受け付けることで各利用明細のステータスを確認済みに更新する。これにより、ユーザは個別の利用明細について逐一確認することなく、容易にチェックをすることができる。
【0048】
図11は、端末1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図11に基づき、端末1が実行する処理内容について説明する。
端末1の制御部11は、クレジットカードの利用明細をサーバ2から取得する(ステップS11)。制御部11は、取得した利用明細の一覧を示す明細画面を表示する(ステップS12)。制御部11は、明細画面において各利用明細を確認したか否かのチェックの入力を受け付け、入力に応じて各利用明細のステータスを確認済みに更新する(ステップS13)。
【0049】
制御部11は、ユーザからの操作入力に応じて利用明細を集約するか否かを判定する(ステップS14)。集約すると判定した場合(S14:YES)、制御部11は、集約条件の種類を示すメニュー画面を表示し、集約条件の種類の選択入力を受け付ける(ステップS15)。制御部11は、選択された集約条件の種類に基づいて利用明細を集約し、一又は複数の利用明細が集約された各集約明細を一覧で示す集約画面を表示する(ステップS16)。具体的には、制御部11は、各集約明細を、その集約条件(加盟店、地域、利用日時等)と、チェック欄76との対の形にした集約明細一覧70を表示する。
【0050】
制御部11は、集約明細一覧70の上部に表示する操作タブへの操作入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS17)。タブへの操作入力を受け付けたと判定した場合(S17:YES)、制御部11は、操作されたタブに応じて利用明細を抽出し、抽出した利用明細を集約した集約明細を一覧表示する(ステップS18)。具体的には、制御部11は、タブへの操作入力に応じて、クレジットカードを利用した曜日及び時間帯、ユーザが個別に指定する対象期間、又は未チェックであるか否かに応じて利用明細を抽出する。制御部11は、抽出した利用明細を、ステップS15で選択された集約条件に従って集約明細を生成し、集約明細一覧70に集約明細を表示する。
【0051】
ステップS18の処理を実行後、又はステップS17でNOの場合、制御部11は、各集約明細から何れかを選択する選択入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS19)。集約明細の選択入力を受け付けたと判定した場合(S19:YES)、制御部11は、選択された集約明細において集約されている一又は複数の利用明細を一覧表示する(ステップS20)。具体的には、制御部11は、集約明細において集約されている各利用明細を一覧でポップアップ表示すると共に、各利用明細に対応して、確認済みであるか否かを入力するためのチェック欄81(第2オブジェクト)を表示する。
【0052】
ステップS20の処理を実行後、又はステップS19でNOの場合、制御部11は、チェック欄76、81への入力を受け付ける(ステップS21)。チェック欄76、81への入力を受け付けた場合、制御部11は、対応する集約明細で集約された一又は複数の利用明細それぞれのステータスを確認済みに更新する(ステップS22)。
【0053】
ステップS22の処理を実行後、又はステップS14でNOの場合、制御部11は、各利用明細のステータスをサーバ2に通知する(ステップS23)。この場合に制御部11は、ステータスが確認済みに更新されていない利用明細、すなわち未チェックの利用明細を、不正利用の疑いがある利用明細としてサーバ2に通知してもよい。制御部11は一連の処理を終了する。
【0054】
以上より、本実施の形態1によれば、複数の利用明細を集約した集約明細を提示し、チェックの入力を受け付けて各利用明細のステータスを一斉に更新することで、利用明細の確認を容易とすることができる。
【0055】
また、本実施の形態1によれば、複数の集約条件を用意し、ユーザに集約条件の種類を選択させて集約明細を生成することで、所望の集約明細をユーザに提示し、確認をより容易とすることができる。
【0056】
また、本実施の形態1によれば、ステータスが確認済みに更新された場合に、明細一覧50から確認済みの利用明細を消去することで、利用明細を個別に確認するユーザの負担を軽減することができる。
【0057】
また、本実施の形態1によれば、ユーザが選択した集約明細で集約されている各利用明細を提示し、チェックを可能とすることで、集約明細の内訳を簡単に確認することができる。
【0058】
また、本実施の形態1によれば、平日タブ72や休日タブ73への操作入力に応じて曜日及び時間帯の指定入力を受け付け、指定された曜日及び時間帯の利用明細を抽出して集約明細を生成することで、曜日及び時間帯に応じた利用件数や利用金額を確認することができ、ユーザの利便性を高めることができる。
【0059】
また、本実施の形態1によれば、加盟店、あるいは加盟店の所在地域などの単位で利用明細を集約することで、ユーザが確認する上で好適な集約明細を生成することができる。
【0060】
また、本実施の形態1によれば、未チェックの利用明細をカード会社に通知することで、例えば不正利用の疑いがある利用明細をカード会社に報知することができる。
【0061】
(実施の形態2)
本実施の形態では、ユーザによるクレジットカードの利用傾向を分析し、利用傾向に合わない利用明細を抽出してユーザに提示する形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
【0062】
なお、以下の説明では便宜上、クレジットカードの利用傾向を分析する主体が端末1であるものとして説明するが、サーバ2が各ユーザのクレジットカードの利用傾向を分析し、分析結果を端末1に提供してもよい。
【0063】
端末1は、ユーザのクレジットカードの各利用明細から、そのクレジットカードの利用傾向を分析する。例えば端末1は、クレジットカードの利用加盟店、加盟店の所在地域、利用日時、利用金額、利用件数等を分析基準として、クレジットカードの利用傾向を分析する。そして端末1は、普段の利用傾向に合わない利用明細、例えば不正利用の疑いのある利用明細を抽出してユーザに提示する。なお、以下の説明では便宜上、抽出される利用明細を「要注意明細」と呼ぶ。
【0064】
例えば端末1は、クレジットカードの利用日時及び加盟店の所在地域に基づいて分析を行い、一定期の時間内(例えば同日)に所定距離以上離れた地域でクレジットカードが利用されたか否かを判定する。所定距離以上離れた地域でクレジットカードが利用されたと判定した場合、端末1は、該当する利用明細を要注意明細として抽出する。
【0065】
また、例えば端末1は、利用日時、利用加盟店、及び利用件数に基づいて分析を行い、一定の時間内(例えば同日)に同一加盟店で所定回数以上(例えば10回以上)利用されたか否かを判定する。所定回数以上利用されたと判定した場合、端末1は、該当する利用明細を要注意明細として抽出する。
【0066】
また、例えば端末1は、利用加盟店及び利用金額に基づいて分析を行い、ユーザが普段利用している加盟店とは異なる加盟店(例えばユーザが普段利用しているECサイトとは異なるECサイト)で所定額以上利用したか否かを判定する。異なる加盟店で所定額以上利用したと判定した場合、端末1は、該当する利用明細を要注意明細として抽出する。
【0067】
端末1は、上記で例示した各分析方法を用いて要注意明細を抽出する。なお、上記の分析方法は何れも例示であって、端末1は、複数の分析基準それぞれで分析を行い、複数の利用明細から要注意明細を抽出可能であればよい。
【0068】
端末1は、抽出した要注意明細をユーザに提示する。この場合、端末1は要注意明細をそのままアラートしてもよいが、本実施の形態では、実施の形態1で説明した利用明細の集約条件の種類と関連付けてアラート表示を行う。
【0069】
図12は、実施の形態2に係るメニュー画面の一例を示す説明図である。
図12では、利用明細の集約条件の種類に関連付けて、ユーザへのアラートを表すアイコン121をメニュー画面に表示する様子を図示している。端末1は、上記で例示した利用明細の分析結果に応じて、ユーザが注意すべき集約条件の種類をアイコン121で提示し、ユーザに確認を促す。なお、以下の説明では便宜上、アイコン121が付される注意すべき集約条件の種類を「要注意集約条件」と呼ぶ。
【0070】
端末1は、要注意明細を抽出した際の分析基準と、各集約条件とを比較し、ユーザが注意すべき要注意集約条件を判定する。具体的には、端末1は、要注意明細を抽出する際に、加盟店、加盟店の所在地域、あるいはクレジットカードの利用日時を分析基準としたか否かに応じて、要注意集約条件を判定する。例えば端末1は、所定距離以上離れた地域でクレジットカードが利用されたか否かを判定することで要注意明細を抽出した場合、「地域別」を要注意集約条件と判定する。端末1は、要注意集約条件である「地域別」にアイコン121を付して表示する。
【0071】
上述の処理によって、ユーザはどの集約条件に着目して確認を行えば良いか判断することができ、利用明細の確認をより好適に支援することができる。
【0072】
図13は、実施の形態2に係る端末1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。利用明細を集約すると判定した場合(S14:YES)、端末1は以下の処理を実行する。
端末1の制御部11は、ユーザのクレジットカードの利用傾向を分析し、ユーザが確認すべき要注意明細を抽出する(ステップS201)。例えば制御部11は、上述の如く、クレジットカードの利用加盟店、加盟店の所在地域、利用日時、利用金額、利用件数等を分析基準として要注意明細を抽出する。
【0073】
制御部11は、要注意明細を抽出する際の分析基準に基づき、ユーザが注意すべき要注意集約条件を判定する(ステップS202)。具体的には、制御部11は、分析の際に加盟店、加盟店の所在地域、又は利用日時を基準としたか否かに応じて、要注意集約条件を判定する。
【0074】
制御部11は、利用明細の集約条件の種類を示すメニュー画面を表示し、集約条件の種類の選択入力を受け付ける(ステップS203)。この場合に制御部11は、ステップS202と対応付けて、所定のアラート表示を行う。制御部11は、処理をステップS16に移行する。
【0075】
以上より、本実施の形態2によれば、ユーザの普段の利用傾向に合わない利用明細を自動的に抽出し、ユーザにアラートすることができる。
【0076】
(実施の形態3)
本実施の形態では、複数のクレジットカードの利用明細を集約し、各クレジットカードの利用明細のステータスを一斉に更新可能とする形態について説明する。
【0077】
図14は、実施の形態3に係る明細画面の一例を示す説明図である。本実施の形態に係る明細画面は、ユーザが所持する複数のクレジットカードの内、何れかのクレジットカードを指定するためのカード指定欄141を含む。端末1は、ユーザが所持する各クレジットカードの利用明細をサーバ2から取得し、明細画面で閲覧可能とする。カード指定欄141でクレジットカードが指定された場合、端末1は、指定されたクレジットカードの明細一覧50を表示する。なお、一枚のクレジットカードだけでなく、複数のクレジットカードの利用明細を明細画面において同時に表示可能としてもよい。
【0078】
図15は、実施の形態3に係る集約画面の一例を示す説明図である。本実施の形態に係る集約画面は、複数のクレジットカードの内、集約対象とする一又は複数のクレジットカードを指定するためのラジオボタン151を含む。端末1は、ラジオボタン151への操作入力に応じて、集約対象とするクレジットカードの指定入力を受け付ける。複数のクレジットカードが指定された場合、端末1は、指定された複数のクレジットカードそれぞれの利用明細を集約条件に従って集約し、集約明細を生成する。
【0079】
例えば端末1は、
図15に示すように、クレジットカード別に集約明細を生成し、各集約明細を同一の集約明細一覧70に表示する。なお、端末1はクレジットカード別ではなく、複数のクレジットカードの利用明細を同じ集約明細として集約してもよい。
【0080】
明細画面及び集計画面それぞれにおいて、実施の形態1と同様に、チェック欄52、76が表示される。チェック欄52、76への操作入力に応じて、各利用明細のステータスが更新される。集計画面においてチェック欄76への操作入力を受け付けた場合、各クレジットカードの利用明細のステータスが一斉に更新される。
【0081】
端末1は、更新された利用明細のステータスをサーバ2に通知する。この場合に端末1は、各クレジットカードの利用明細のステータスに応じて、不正利用の疑いがあるクレジットカードを特定してサーバ2に通知してもよい。例えば端末1は、クレジットカード毎に、未チェックとなっている利用明細の数、あるいは未チェックとなっている利用明細の割合を算出し、算出した値が一定値以上のクレジットカードを特定する。そして端末1は、特定したクレジットカードを、不正利用の疑いがあるクレジットカードとしてサーバ2に通知する。これにより、ユーザの記憶にない利用が多いクレジットカードをカード会社へ容易に通知(通報)することができる。
【0082】
図16は、実施の形態3に係る端末1が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。サーバ2から利用明細を取得した後(ステップS11)、端末1は以下の処理を実行する。
端末1の制御部11は、利用明細を表示するクレジットカードの指定入力を受け付ける(ステップS301)。制御部11は、指定されたクレジットカードの利用明細を一覧で示す明細画面を表示する(ステップS302)。制御部11は処理をステップS13に移行する。
【0083】
メニュー画面を表示して集約条件の種類の選択入力を受け付けた後(ステップS15)、制御部11は、利用明細を集約する一又は複数のクレジットカードを指定する指定入力を受け付ける(ステップS303)。制御部11は、指定された一又は複数のクレジットカードの利用明細を集約した集約明細を一覧で示す集約画面を表示する(ステップS304)。制御部11は、処理をステップS17に移行する。
【0084】
ステップS22の処理を実行後、又はステップS14でNOの場合、制御部11は、各クレジットカードの利用明細のステータスから、未チェックの利用明細の数又は割合が一定値以上のクレジットカードを特定する(ステップS305)。制御部11は、各利用明細のステータスと、ステップS305で特定したクレジットカードとをサーバ2に通知する(ステップS306)。例えば制御部11は、ステップS305で特定したクレジットカードを、不正利用の疑いがあるクレジットカードとしてサーバ2に通知する。制御部11は一連の処理を終了する。
【0085】
以上より、本実施の形態3によれば、複数のクレジットカードの利用明細の確認を同時に行うことができる。
【0086】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0087】
1 端末
11 制御部
12 主記憶部
13 通信部
14 表示部
15 入力部
16 補助記憶部
P プログラム
2 サーバ
21 制御部
22 主記憶部
23 通信部
24 補助記憶部
241 会員DB
242 明細DB
243 加盟店DB