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特許7391924ミニプログラムの制御方法、システム、サーバ及び端末機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-27
(45)【発行日】2023-12-05
(54)【発明の名称】ミニプログラムの制御方法、システム、サーバ及び端末機器
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/28 20190101AFI20231128BHJP
【FI】
G06F16/28
【請求項の数】 20
(21)【出願番号】P 2021164402
(22)【出願日】2021-10-06
(65)【公開番号】P2022003575
(43)【公開日】2022-01-11
【審査請求日】2021-10-06
(31)【優先権主張番号】202011287887.9
(32)【優先日】2020-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521208273
【氏名又は名称】阿波▲羅▼智▲聯▼(北京)科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】APOLLO INTELLIGENT CONNECTIVITY(BEIJING)TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】101, 1st Floor, Building 1, Yard 7, Ruihe West 2nd Road, Beijing Economic and Technological Development Zone, Beijing 100176, China
(74)【代理人】
【識別番号】100106297
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 克博
(72)【発明者】
【氏名】リ、 ミンドゥ
【審査官】三橋 竜太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-205524(JP,A)
【文献】特開平11-096099(JP,A)
【文献】特開2004-295722(JP,A)
【文献】特開2013-097424(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0012820(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
クラウドサーバに適用されるミニプログラムの制御方法であって、
端末機器から送信されたオーディオ情報を分析し、前記ミニプログラムの属性情報を取得するステップであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連するステップと、
前記属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信するステップと、
前記ミニプログラムサーバからフィードバックされた前記ページデータを受信し、前記ページデータ及び前記属性情報に従って目標ページを生成して、前記目標ページを端末機器に送信するステップと、を含み、
前記属性情報はフレームの意図、ページの意図及びスロット情報を含み、端末機器から送信されたオーディオ情報を分析し、前記ミニプログラムのページに関連する属性情報を取得するステップは、
前記オーディオ情報をテキスト情報に変換するステップと、
前記テキスト情報に対して意味分析を行い、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロットのスロット情報を取得するステップと、を含み、
前記クラウドサーバに少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報が記憶され、前記属性情報は、前記ミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、前記テキスト情報に対して意味分析を行い、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロットのスロット情報を取得した後、前記方法は、
前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてを各登録情報にマッチングするステップと、
いずれかの登録情報に前記フレームの意図、前記ページの意図、前記スロット情報が含まれる場合、前記いずれかの登録情報に従って前記アイデンティティを決定するステップと、を含む、ミニプログラムの制御方法。
【請求項2】
前記ページデータ及び前記属性情報に従って目標ページを生成するステップは、
ミニプログラムのフレームに関連する属性情報に従って、予め記憶された前記ミニプログラムのページフレームを決定するステップと、
前記ページデータを前記ページフレームに充填し、前記目標ページを生成するステップと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記フレームの意図はユニフォームリソースロケータを含み、ミニプログラムのフレームに関連する属性情報に従って、予め記憶された前記ミニプログラムのページフレームを決定するステップは、
前記ユニフォームリソースロケータに従って、前記クラウドサーバに記憶された前記ページフレームの位置情報を決定するステップと、
前記位置情報に従って前記クラウドサーバから前記ページフレームを呼び出すステップと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記いずれかの登録情報に従って前記アイデンティティを決定するステップは、
前記いずれかの登録情報に従って前記ミニプログラムに対応するサーバの情報を決定するステップと、
前記ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、前記ミニプログラムに対応するサーバから前記アイデンティティを取得するステップと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ページデータは、前記アイデンティティに基づいて前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定し、且つ前記スロット情報及び前記ページの意図に基づいて前記グローバルページデータから選択されたものである請求項1に記載の方法。
【請求項6】
端末機器に適用されるミニプログラムの制御方法であって、
ユーザから入力されたオーディオ情報を受信するステップであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用されるステップと、
前記オーディオ情報をクラウドサーバに送信するステップであって、前記オーディオ情報は前記ミニプログラムの属性情報を取得するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連し、且つ前記ミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用され、前記ページデータは前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用されるステップと、
前記目標ページを受信して出力するステップと、を含み、
前記属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含み、
前記属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含む、ミニプログラムの制御方法。
【請求項7】
ミニプログラムサーバに適用されるミニプログラムの制御方法であって、
クラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信するステップであって、前記リクエストに前記ミニプログラムの属性情報が運ばれ、前記属性情報は前記ミニプログラムを起動するためのオーディオ情報を分析することによって取得され、且つ前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連するステップと、
前記属性情報に従って前記ページデータを決定して前記クラウドサーバにフィードバックするステップであって、前記ページデータは、前記属性情報に従って前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用されるステップと、を含み、
前記属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含み、
前記属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含む、ミニプログラムの制御方法。
【請求項8】
前記目標ページは、前記ページデータをページフレームに充填して生成されたものであり、且つ前記ページフレームはミニプログラムのフレームに関連する属性情報に基づいて決定されたものである請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記属性情報に従って前記ページデータを決定して前記クラウドサーバにフィードバックするステップは、
前記アイデンティティに従って前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定するステップと、
前記スロット情報及び前記ページの意図に従って前記グローバルページデータから前記ページデータを選択して前記クラウドサーバにフィードバックするステップと、を含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
クラウドサーバであって、
端末機器から送信されたオーディオ情報を受信するための第1受信モジュールであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される第1受信モジュールと、
前記オーディオ情報を分析して、前記ミニプログラムの属性情報を取得するための分析モジュールであって、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連する分析モジュールと、
前記属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信するための第1送信モジュールと、
前記ミニプログラムサーバからフィードバックされた前記ページデータを受信するための第2受信モジュールと、
前記ページデータ及び前記属性情報に従って目標ページを生成するための生成モジュールと、
前記目標ページを端末機器に送信するための第2送信モジュールと、を備え、
前記属性情報はフレームの意図、ページの意図及びスロット情報を含み、前記分析モジュールは、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換し、前記テキスト情報に対して意味分析を行い、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロットのスロット情報を取得するために使用され、
前記クラウドサーバに少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報が記憶され、前記属性情報は、前記ミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、前記分析モジュールは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてを各登録情報にマッチングし、いずれかの登録情報に前記フレームの意図、前記ページの意図、前記スロット情報が含まれる場合、前記いずれかの登録情報に従って前記アイデンティティを決定するために使用されるクラウドサーバ。
【請求項11】
前記生成モジュールは、ミニプログラムのフレームに関連する属性情報に従って、予め記憶された前記ミニプログラムのページフレームを決定し、前記ページデータを前記ページフレームに充填し、前記目標ページを生成するために使用される請求項10に記載のクラウドサーバ。
【請求項12】
前記フレームの意図はユニフォームリソースロケータを含み、前記分析モジュールは、前記ユニフォームリソースロケータに従って、前記クラウドサーバに記憶された前記ページフレームの位置情報を決定し、前記位置情報に従って前記クラウドサーバから前記ページフレームを呼び出すために使用される請求項11に記載のクラウドサーバ。
【請求項13】
前記分析モジュールは、前記いずれかの登録情報に従って前記ミニプログラムに対応するサーバの情報を決定し、前記ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、前記ミニプログラムに対応するサーバから前記アイデンティティを取得するために使用される請求項10に記載のクラウドサーバ。
【請求項14】
前記ページデータは、前記アイデンティティに基づいて前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定し、且つ前記スロット情報及び前記ページの意図に基づいて前記グローバルページデータから選択されたものである請求項10に記載のクラウドサーバ。
【請求項15】
ユーザから入力されたオーディオ情報を受信するための第3受信モジュールであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される第3受信モジュールと、
前記オーディオ情報をクラウドサーバに送信するための第3送信モジュールであって、前記オーディオ情報は前記ミニプログラムの属性情報を取得するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連し、且つ前記ミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用され、前記ページデータは前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される第3送信モジュールと、
前記目標ページを受信するための第4受信モジュールと、
前記目標ページを出力するための出力モジュールと、を備え、
前記属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含み、
前記属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含む、端末機器。
【請求項16】
クラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信するための第5受信モジュールであって、前記リクエストに前記ミニプログラムの属性情報が運ばれ、前記属性情報は前記ミニプログラムを起動するためのオーディオ情報を分析することによって取得され、且つ前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連する第5受信モジュールと、
前記属性情報に従って前記ページデータを決定するための決定モジュールであって、前記ページデータは、前記属性情報に従って前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される決定モジュールと、
前記クラウドサーバに前記ページデータをフィードバックするためのフィードバックモジュールと、を備え、
前記属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含み、
前記属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含むミニプログラムサーバ。
【請求項17】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を備え、
前記メモリに前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令は前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行することができるようにし、又は、
前記少なくとも1つのプロセッサが請求項6に記載の方法を実行することができるようにし、又は、
前記少なくとも1つのプロセッサが請求項7~9のいずれか1項に記載の方法を実行することができるようにする電子機器。
【請求項18】
コンピュータ命令が記憶された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ命令は、コンピュータに請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行させるために使用され、又は、
前記コンピュータ命令は、コンピュータに請求項6に記載の方法を実行させるために使用され、又は、
前記コンピュータ命令は、コンピュータに請求項7~9のいずれか1項に記載の方法を実行させるために使用される非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項19】
請求項10~14のいずれか1項に記載のクラウドサーバと、
請求項15に記載の端末機器と、
請求項16に記載のミニプログラムサーバと、を備えるミニプログラムの制御システム。
【請求項20】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されるとき、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実現し、又は、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されるとき、請求項6に記載の方法を実現し、又は、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されるとき、請求項7~9のいずれか1項に記載の方法を実現するコンピュータプログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、コンピュータ技術及びデータ処理技術における人工知能技術、音声技術、クラウド技術、自動運転技術及び情報フロー技術に関し、特にミニプログラムの制御方法、システム、サーバ、端末機器、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ミニプログラム技術及び端末技術の迅速な発展に伴って、ミニプログラムは幅広く端末機器に適用され、ユーザの異なるニーズを満たす。
【0003】
従来の技術において、一般的に、ユーザにより手動でミニプログラムを開く必要があり、その後、ユーザは、音声又はテキストによってミニプログラムとのインタラクションを実現することができる。
【0004】
しかしながら、手動でミニプログラムを開く方法は単一であり、且つ簡便性が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、ミニプログラムを開く際の柔軟性を向上させるためのミニプログラムの制御方法、システム、サーバ、端末機器、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の第1態様によれば、クラウドサーバに適用されるミニプログラムの制御方法を提供し、
端末機器から送信されたオーディオ情報を分析し、前記ミニプログラムの属性情報を取得するステップであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連するステップと、
前記属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信するステップと、
前記ミニプログラムサーバからフィードバックされた前記ページデータを受信し、前記ページデータ及び前記属性情報に従って目標ページを生成して、前記目標ページを端末機器に送信するステップと、を含む。
【0007】
本実施例において、クラウドサーバと端末機器との間のインタラクション、及びクラウドサーバとミニプログラムサーバとの間のインタラクションを通じて、音声でミニプログラムの起動を制御することを実現し、ミニプログラムの起動の柔軟性及び多様性を実現し、且つミニプログラムの起動の簡便性を向上させる技術的効果を奏する。
【0008】
本願の第2態様によれば、端末機器に適用されるミニプログラムの制御方法を提供し、
ユーザから入力されたオーディオ情報を受信するステップであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用されるステップと、
前記オーディオ情報をクラウドサーバに送信するステップであって、前記オーディオ情報は前記ミニプログラムの属性情報を取得するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連し、且つ前記ミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用され、前記ページデータは前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用されるステップと、
前記目標ページを受信して出力するステップと、を含む。
【0009】
本願の第3態様によれば、ミニプログラムサーバに適用されるミニプログラムの制御方法を提供し、
クラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信するステップであって、前記リクエストに前記ミニプログラムの属性情報が運ばれ、前記属性情報は前記ミニプログラムを起動するためのオーディオ情報を分析することによって取得され、且つ前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連するステップと、
前記属性情報に従って前記ページデータを決定して前記クラウドサーバにフィードバックするステップであって、前記ページデータは、前記属性情報に従って前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用されるステップと、を含む。
【0010】
本願の第4態様によれば、クラウドサーバを提供し、
端末機器から送信されたオーディオ情報を受信するための第1受信モジュールであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される第1受信モジュールと、
前記オーディオ情報を分析して、前記ミニプログラムの属性情報を取得するための分析モジュールであって、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連する分析モジュールと、
前記属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信するための第1送信モジュールと、
前記ミニプログラムサーバからフィードバックされた前記ページデータを受信するための第2受信モジュールと、
前記ページデータ及び前記属性情報に従って目標ページを生成するための生成モジュールと、
前記目標ページを端末機器に送信するための第2送信モジュールと、を備える。
【0011】
本願の第5態様によれば、端末機器を提供し、
ユーザから入力されたオーディオ情報を受信するための第3受信モジュールであって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される第3受信モジュールと、
前記オーディオ情報をクラウドサーバに送信するための第3送信モジュールであって、前記オーディオ情報は前記ミニプログラムの属性情報を取得するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連し、且つ前記ミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用され、前記ページデータは前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される第3送信モジュールと、
前記目標ページを受信するための第4受信モジュールと、
前記目標ページを出力するための出力モジュールと、を備える。
【0012】
本願の第6態様によれば、ミニプログラムサーバを提供し、
クラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信するための第5受信モジュールであって、前記リクエストに前記ミニプログラムの属性情報が運ばれ、前記属性情報は前記ミニプログラムを起動するためのオーディオ情報を分析することによって取得され、且つ前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連する第5受信モジュールと、
前記属性情報に従って前記ページデータを決定するための決定モジュールであって、前記ページデータは、前記属性情報に従って前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される決定モジュールと、
前記クラウドサーバに前記ページデータをフィードバックするためのフィードバックモジュールと、を備える。
【0013】
本願の第7態様によれば、電子機器を提供し、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を備え、
前記メモリに前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令は前記少なくとも1つのプロセッサによって実行され、前記少なくとも1つのプロセッサが上記第1態様に記載の方法を実行することができるようにし、又は、前記少なくとも1つのプロセッサが上記第2態様に記載の方法を実行することができるようにし、又は、前記少なくとも1つのプロセッサが上記第3態様に記載の方法を実行することができるようにする。
【0014】
本願の第8態様によれば、コンピュータ命令が記憶された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに上記第1態様に記載の方法を実行させるために使用され、又は、前記コンピュータ命令は、コンピュータに上記第2態様に記載の方法を実行させるために使用され、又は、前記コンピュータ命令は、コンピュータに上記第3態様に記載の方法を実行させるために使用される。
【0015】
本願の第9態様によれば、ミニプログラムの制御システムを提供し、
第4態様に記載のクラウドサーバと、
第5態様に記載の端末機器と、
第6態様に記載のミニプログラムサーバと、を備える。
【0016】
本願の第10の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、当該コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することによって、前記電子機器に上記第1の態様に記載の方法を実行させ、又は、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することによって、前記電子機器に上記第2の態様に記載の方法を実行させ、又は前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することによって、前記電子機器に上記第3の態様に記載の方法を実行させる。
【0017】
本願によれば、端末機器から送信されたオーディオ情報を分析し、ミニプログラムの属性情報を取得し、オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用され、属性情報はミニプログラムのフレーム及びページに関連し、属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信し、ミニプログラムサーバからフィードバックされたページデータを受信し、且つページデータ及び属性情報に従って目標ページを生成し、目標ページを端末機器に送信し、端末機器により目標ページを出力するようにするという技術的解決手段は、手動でミニプログラムを起動することでミニプログラムの制御方法が単一で、柔軟性が低いという関連技術における問題を回避し、ミニプログラムの起動制御の多様性及び柔軟性という技術的効果を実現し、ミニプログラムの起動制御の簡便性を向上させ、特に車載シーンに対して、運転者の両手を解放し、運転の安全性と信頼性を向上させることができる技術的効果を奏する。
【0018】
なお、この部分に記載されている内容は、本願の実施例の肝心な又は重要な特徴を特定することを意図しておらず、本願の範囲を限定するものでもない。本願の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図面は、本技術的手段をよりよく理解するために使用され、本願を限定するものではない。
図1】本願の第1実施例による模式図である。
図2】本願の第2実施例による模式図である。
図3】本願の第3実施例による模式図である。
図4】本願の第4実施例による模式図である。
図5】本願の第5実施例による模式図である。
図6】本願の第6実施例による模式図である。
図7】本願の第7実施例による模式図である。
図8】本願の第8実施例による模式図である。
図9】本願の第9実施例による模式図である。
図10】本願の第10実施例による模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を組み合わせて本願の例示的な実施例を説明し、理解を容易にするために、その中には本願の実施例の様々な詳細事項が含まれており、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本願の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができる。同様に、わかりやすくかつ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。
【0021】
図1は本願の第1実施例による模式図であり、図1に示すように、本実施例によるミニプログラムの制御方法の適用シーンは、ユーザ100、端末機器200(図1には車両に搭載される車載端末を例として模式的に示している)、クラウドサーバ300及びミニプログラムサーバ400を含む。
【0022】
例として、端末機器200は、ミニプログラムを実行することができ、オーディオ情報を入力することができ、且つページを出力することができる電子機器を特徴付けるために使用される。
【0023】
例えば、端末機器は、携帯電話(又は「セルラ」電話)などの携帯端末、及び携帯端末を有するコンピュータであってもよく、例えば、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵又は車載の携帯装置であってもよく、それらはワイヤレスアクセスネットワークと言語及び/又はデータを交換し、端末機器は、さらにパーソナル通信サービス(Personal Communication Service,PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol,SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop,WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレットコンピュータ、ワイヤレスモデム(modem)、ハンドヘルドデバイス(handset)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、マシンタイプの通信(Machine Type Communication,MTC)端末などの機器であってもよく、端末機器は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者ステーション(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、移動体(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、遠隔端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザ機器(User Device or User Equipment)などと呼ばれてもよく、ここで限定されない。
【0024】
例として、クラウドサーバ300は、クラウドプラットホームに設けられたサーバを特徴付けるために使用でき、且つクラウドサーバは、独立して設けられたサーバ(図1に示す)を含んでもよいし、サーバクラスタを含んでもよい。
【0025】
同様に、ミニプログラムサーバ400は、端末機器によって実行されるミニプログラムに対応するサーバを特徴付けるために使用され、且つミニプログラムサーバは、独立して設けられたサーバを含んでもよいし、図1に示すようなサーバクラスタを含んでもよい。
【0026】
図1に示すような適用シーンでは、ユーザ100がミニプログラムを使用する必要がある場合、例えば、ユーザが映画のチケットを購入するために、映画のチケットを購入するミニプログラムを使用する必要がある場合、ユーザ100は、音声で端末機器200にオーディオ情報を入力することができ、当該オーディオ情報は、映画のチケットを購入するミニプログラムを起動するように指示するために使用できる。
【0027】
これに応じて、端末機器200はユーザ100から入力されたオーディオ情報を受信することができる。例えば、端末機器200は、マイクロフォンなどのオーディオ情報収集コンポーネントを含むことができ、端末機器200はマイクロフォンを介してユーザ100から入力されたオーディオ情報を収集することができる。
【0028】
端末機器200はオーディオ情報をクラウドサーバ300に送信することができる。
【0029】
これに応じて、クラウドサーバ300は、オーディオ情報を受信することができ、オーディオ情報を分析して、ユーザ100が使用する必要のあるミニプログラムが映画のチケットを購入するミニプログラムであると決定することができる。
【0030】
クラウドサーバ300はミニプログラムサーバ400とインタラクションでき、例えば、クラウドサーバ300は、オーディオ情報に基づいてユーザが使用する必要のあるミニプログラムが映画のチケットを購入するミニプログラムであると決定した場合、ミニプログラムサーバ400から映画のチケットを購入するミニプログラムに関連するページデータを取得することができ、且つページデータに基づいて映画のチケットを購入するミニプログラムに対応するページを生成して、端末機器200にページを送信することができる。
【0031】
これに応じて、端末機器200はクラウドサーバ300から送信されたページを受信し、ページを表示することができ、それにより、ユーザ100はミニプログラムを使用して、映画のチケットを購入するニーズを達成することができる。
【0032】
なお、上記適用シーンは、本実施例のミニプログラムの制御方法が適用する可能性のある適用シーンを例示的に説明するためのものに過ぎず、本実施例の適用シーンを限定するためのものとして理解されるべきではなく、且つ上記の例におけるミニプログラムは、具体的に使用する時に適用可能なミニプログラムを例示的に説明するためのものに過ぎず、ミニプログラムのタイプを限定するためのものとして理解されるべきではない。
【0033】
関連技術において、ユーザは主にタッチスクリーンを介して端末機器にタッチスクリーン命令を入力し、タッチスクリーン命令は、ユーザがタッチした場所に対応するミニプログラムを指示するために使用され、これに応じて、端末機器はタッチスクリーン命令を受信し、且つタッチスクリーン命令に従ってミニプログラムサーバからミニプログラムに対応するページを取得して出力する。
【0034】
しかしながら、関連技術における手段を使用すれば、ユーザは手動でミニプログラムを起動する必要があり、スマート化を欠いており、特に端末機器が車載端末である場合、即ち運転シーンでユーザがミニプログラムを起動する必要がある場合、車両安全事故を引き起こす可能性がある短所が存在するため、如何にユーザの両手を解放して、ミニプログラム制御のスマート化を向上させるかは、早急に解決すべき問題になっている。
【0035】
本願の発明者は、創造的な労働を経て、本願の発明構想を得た。即ち、端末機器によりユーザから入力されたオーディオ情報を受信し、オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用され、端末機器とクラウドサーバとの間のインタラクション、及びクラウドサーバとミニプログラムサーバとの間のインタラクションを通じて、オーディオ情報に基づいて端末機器にミニプログラムに対応するページを出力することを実現し、ミニプログラムの制御のスマート化の効果を実現する。
【0036】
以下、具体的な実施例を通じて本願の技術的解決手段及び本願の技術的解決手段が如何に上記技術的問題を解決するかについて詳細に説明する。以下のいくつかの具体的な実施例を互いに組み合わせることができ、同様な又は類似する概念又は過程について、一部の実施例では繰り返して説明しない。以下、図面を参照しながら、本願の実施例を説明する。
【0037】
本願は、ミニプログラムの制御方法を提供し、コンピュータ分野における人工知能、自動運転、音声技術及びクラウド技術分野に適用され、音声でミニプログラムを制御するスマート化の効果を奏するようにする。
【0038】
図2は本願の第2実施例による模式図であり、図2に示すように、本実施例によるミニプログラムの制御方法は、以下のステップを含む。
【0039】
S101において、クラウドサーバは端末機器から送信されたオーディオ情報を受信し、オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される。
【0040】
例として、ミニプログラムは、端末機器を介してダウンロードせずに、端末機器に基づいて直接使用可能なアプリケーションを特徴付けるために使用できる。つまり、ミニプログラムは、端末機器で実行されることができ、且つダウンロードする必要がないアプリケーションである。
【0041】
一例において、端末機器は、そのバックグラウンドでアプリケーション(Application,APP)を実行することができ、クラウドサーバが受信したのは端末機器のバックグラウンドで実行されるアプリケーションから送信されたオーディオ情報である。
【0042】
他の例において、端末機器は、そのフォアグラウンドでアプリケーションを実行することができ、クラウドサーバが受信したのは端末機器のフォアグラウンドで実行されるアプリケーションから送信されたオーディオ情報である。
【0043】
本実施例における「フォアグラウンド」と「バックグラウンド」は相対的な概念であり、フォアグラウンドで実行されるアプリケーションは、当該アプリケーションが開き状態にあり、閉じられておらず、ユーザによって操作されていないが、同様に、端末機器のランダムアクセスメモリを占有しているものとして理解することができ、バックグラウンドで実行されるアプリケーションは、開いた後、再度開いたり、再度実行したり、再度ログインしたりすることなく、引き続き使用でき、ユーザがそれを操作しないが、常に実行状態にあるからである。これに応じて、フォアグラウンドで実行されるアプリケーションは、当該アプリケーションが開き状態にあり、且つ現在ユーザによって操作されている状態にあるものとして理解することができる。
【0044】
オーディオ情報は音声に関連する情報を特徴付けるために使用でき、且つ本実施例において、オーディオ情報は、具体的に、端末機器でミニプログラムを起動するように指示する音声に関連する情報を特徴付けるために使用できる。例えば、オーディオ情報は、「XXミニプログラム(ミニプログラムの名称)を起動する」などのミニプログラムの名称を含むオーディオ情報であってもよいし、「2枚のXX映画のチケットを購入する(即ち映画のチケットサービスをサポートするミニプログラムである)」などのミニプログラムの用途を含むオーディオ情報であってもよい。
【0045】
S102において、クラウドサーバはオーディオ情報を分析し、ミニプログラムの属性情報を取得し、属性情報はミニプログラムのフレーム及びページに関連する。
【0046】
例として、クラウドサーバには、自然言語処理(Natural Langunge Possns,NLP)機能を備えるコンポーネントを設けることができ、NLP機能のコンポーネントに基づいてオーディオ情報を分析して、属性情報を取得する。また、属性情報は2つの次元から理解でき、1つの次元はミニプログラムのフレームに関連する情報であり、もう1つの次元はミニプログラムのページに関連する情報である。
【0047】
S103において、クラウドサーバは属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信する。
【0048】
例として、クラウドサーバは属性情報を含むリクエストを生成して、ミニプログラムサーバに当該リクエストを送信することができ、当該リクエストはミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用される。
【0049】
S104において、クラウドサーバはミニプログラムサーバからフィードバックされたページデータを受信し、且つページデータ及び属性情報に従って目標ページを生成する。
【0050】
なお、クラウドサーバはミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信した後、ミニプログラムサーバはクラウドサーバのリクエストをフィードバックすることができ、例えば、ページデータをフィードバックし、クラウドサーバはページデータと属性情報に基づいてオーディオ情報に対応する目標ページを生成することができる。
【0051】
例えば、上記の実施例における映画のチケットを購入するミニプログラムの例を参照し、クラウドサーバはミニプログラムサーバに映画のチケットを購入するミニプログラムのページデータを取得するリクエストを送信した後、ミニプログラムサーバはクラウドサーバのリクエストに対してフィードバックすることができ、即ち映画のチケットを購入するミニプログラムのページデータをフィードバックし、クラウドサーバは属性情報と映画のチケットを購入するミニプログラムのページデータに基づいて、「2枚のXX映画のチケットを購入する」に対応するミニプログラムのページ(即ち目標ページ)を生成することができる。
【0052】
S105において、クラウドサーバは目標ページを端末機器に送信し、目標ページは端末機器によって出力されるために使用される。
【0053】
なお、本実施例において、端末機器、クラウドサーバ及びミニプログラムサーバの間のインタラクションを通じて、音声でミニプログラムに対応する目標ページを生成することを実現し、且つ目標ページの出力を実現することができ、それにより、音声でミニプログラムを起動することを実現し、さらに、ミニプログラムの起動のスマート化及び柔軟性を実現し、特に運転シーンについて、関連技術において、ユーザが手動でミニプログラムを起動することで、車両運転安全上のリスクを引き起こす短所を回避し、人力の解放を実現し、且つ車両走行の安全性と信頼性を向上させる技術的効果を奏する。
【0054】
図3は本願の第3実施例による模式図であり、図3に示すように、本実施例によるミニプログラムの制御方法は、以下のステップを含む。
【0055】
S201において、端末機器はユーザから入力されたオーディオ情報を受信し、オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される。
【0056】
上記の例を組み合わせて、端末機器は、マイクロフォンなどのオーディオ情報収集コンポーネントを含むことができ、端末機器はマイクロフォンを介してユーザから入力されたオーディオ情報を収集することができる。
【0057】
S202において、端末機器はオーディオ情報をクラウドサーバに送信する。
【0058】
これに応じて、クラウドサーバは端末機器から送信されたオーディオ情報を受信する。
【0059】
S203において、クラウドサーバはオーディオ情報を分析し、ミニプログラムの属性情報を取得し、属性情報はミニプログラムのフレーム及びページに関連する。
【0060】
いくつかの実施例において、S203は、以下のステップを含んでもよい。
【0061】
ステップ1において、オーディオ情報をテキスト情報に変換する。
【0062】
上記の例を組み合わせて、クラウドサーバにはNLP機能を備えるコンポーネントを設けることができ、NLP機能のコンポーネントに基づいてオーディオ情報をテキスト情報に変換する。
【0063】
ステップ2において、テキスト情報に対して意味分析を行い、ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及びページの意図に対応するスロットのスロット情報を取得する。
【0064】
例として、NLP機能のコンポーネントは、テキスト情報に対して文法分析、意味表現、意味関係、字句分析及び意味分析などの操作を行うことができ、それによりテキスト情報に対応する属性情報を取得する。
【0065】
例えば、テキスト情報が「XXミニプログラムから2枚のXX映画のチケットを購入する」である場合、クラウドサーバはNLP機能に基づいて当該テキスト情報を分析し、得られたフレームの意図はXXミニプログラムのフレームであり、得られたページの意図は映画のチケットを購入するページであり、得られたスロット情報は2枚とXX映画である。
【0066】
S204において、クラウドサーバは属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信する。
【0067】
これに応じて、ミニプログラムサーバはクラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信し、リクエストに前記ミニプログラムの属性情報が運ばれる。
【0068】
S205において、ミニプログラムサーバは属性情報に従ってページデータを決定し、ページデータは、属性情報に従ってミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される。
【0069】
いくつかの実施例において、クラウドサーバからミニプログラムサーバに送信された属性情報はミニプログラムのフレームに関連する属性情報を含み、ミニプログラムのページに関連する属性情報を含んでもよく、クラウドサーバはミニプログラムのフレームに関連する属性情報に基づいてミニプログラムのすべてのページデータを決定し、ミニプログラムのページに関連する属性情報に従って、ミニプログラムのすべてのページデータからミニプログラムのページに関連する属性情報に対応するページデータ(当該ページデータはS205で決定されたページデータであり、且つ目標ページを生成するために使用される)を選択することができる。
【0070】
例えば、上記の例を組み合わせて、属性情報がフレームの意図(例えばフレームの意図はXXミニプログラムのフレームである)、ページの意図(例えばページの意図は映画のチケットを購入するページである)及びスロット情報(例えばスロット情報は2枚とXX映画である)を含む場合、ミニプログラムサーバはフレームの意図に従ってXXミニプログラムのすべてのページデータを決定し、且つ映画のチケットを購入するページの意図に従ってXXミニプログラムのすべてのページデータから、映画のチケットを購入するページに対応するページデータを選択し、映画のチケットを購入するページに対応するページデータから、2枚のXX映画に対応するページデータ(当該ページデータはS205で決定されたページデータであり、且つ目標ページを生成するために使用される)を選択することができる。
【0071】
他のいくつかの実施例において、クラウドサーバからミニプログラムサーバに送信された属性情報がページの意図及びスロット情報などのミニプログラムのページに関連する属性情報を含む場合、クラウドサーバはページの意図に基づいてページの意図に関連するすべてのページデータを決定し、且つページの意図に関連するすべてのページデータから、スロット情報に対応するページデータ(当該ページデータはS205で決定されたページデータであり、且つ目標ページを生成するために使用される)を選択することができる。
【0072】
例えば、上記の例を組み合わせて、属性情報がページの意図(例えばページの意図は映画のチケットを購入するページである)及びスロット情報(例えばスロット情報は2枚とXX映画である)を含む場合、ミニプログラムサーバは映画のチケットを購入するページの意図に従ってすべてのページデータから、映画のチケットを購入するページに対応するページデータを選択し、映画のチケットを購入するページに対応するページデータから、2枚のXX映画に対応するページデータ(当該ページデータはS205で決定されたページデータであり、且つ目標ページを生成するために使用される)を選択することができる。
【0073】
S206において、ミニプログラムサーバはクラウドサーバにページデータを送信する。
【0074】
これに応じて、クラウドサーバはミニプログラムサーバから送信されたページデータを受信する。
【0075】
S207において、クラウドサーバはページデータ及び属性情報に従って目標ページを生成する。
【0076】
いくつかの実施例において、フレームの意図はユニフォームリソースロケータ(Uniform Resource Locator,URL)を含み、S207は、以下のステップを含んでもよい。
【0077】
ステップ1において、ユニフォームリソースロケータに従って、クラウドサーバに記憶されたページフレームの位置情報を決定する。
【0078】
例として、クラウドサーバは予め各ミニプログラムのそれぞれに対応するサーバとインタラクションし、且つ購読関係を確立し、購読関係は、クラウドサーバが各ミニプログラムをデプロイすることができ、例えば各ミニプログラムのフレームを記憶し、各ミニプログラムのそれぞれに対応するページを生成できるなどを特徴付けるために使用できる。
【0079】
いくつかの実施例において、クラウドサーバは購読関係を確立したミニプログラムのページフレームを記憶することができ、各ミニプログラムのそれぞれに対応するユニフォームリソースロケータと記憶位置との間のマッピング関係を確立することができる。これに応じて、クラウドサーバがオーディオ情報を分析し、属性情報を取得した場合、属性情報におけるユニフォームリソースロケータに基づいて構築されたマッピング関係から位置情報を決定することができる。且つ、マッピング関係は、具体的にキー値(Key-Value)によって記憶して実現されることができる。
【0080】
なお、クラウドサーバが各ミニプログラムのそれぞれに対応するサーバとインタラクションし、購読関係を確立した場合、一例において、各ミニプログラムのサーバは予め設定された設定ページの意図及びスロットの方法に基づいて、ミニプログラムに対するデプロイを実現し、クラウドサーバのミニプログラムに対するデプロイを実現することができ、他の例において、各ミニプログラムに対応するサーバは、いずれも異なるページのそれぞれに対応する意図(垂直意図と呼ばれることができる)及び各意図のそれぞれに対応するスロットを設定することができ、これに応じて、クラウドサーバは各ミニプログラムのそれぞれの意図及びスロットの特徴に基づいてミニプログラムをデプロイすることにより、デプロイされたページの意図及びスロットの柔軟性の技術的効果を実現することができる。
【0081】
ステップ2において、位置情報に従ってクラウドサーバからページフレームを呼び出す。
【0082】
上記例に基づいて、クラウドサーバがユニフォームリソースロケータに基づいて位置情報を決定した場合、当該位置情報で指示された位置に記憶されたミニプログラムに対応するページフレームを呼び出すことができる。
【0083】
なお、本実施例において、ユニフォームリソースロケータに基づいてクラウドサーバに記憶されたミニプログラムのページフレームの位置情報を決定し、且つ位置情報に基づいてページフレームを呼び出すことで、ページフレームを呼び出す際の柔軟性及び正確さの技術的効果を実現することができる。
【0084】
ステップ3において、ページデータをページフレームに充填し、目標ページを生成する。
【0085】
例として、クラウドサーバがページフレームを呼び出し、且つミニプログラムサーバから送信されたページデータを受信した場合、ページデータに基づいてページフレームを調整し、且つレンダリングなどの操作を行うことにより、目標ページを生成することができる。
【0086】
なお、本実施例において、ページフレーム及びページデータをそれぞれ決定し、ページデータをページフレームに充填し、目標ページ(即ちミニプログラムに対応するページ)を取得することで、音声でミニプログラムを起動することを実現し、ミニプログラムが起動される際の柔軟性及び多様性の技術的効果を実現することができる。
【0087】
S208において、クラウドサーバは目標ページを端末機器に送信する。
【0088】
これに応じて、端末機器はクラウドサーバから送信された目標ページを受信する。
【0089】
S209において、端末機器は目標ページを出力する。
【0090】
例として、端末機器はディスプレイを含み、端末機器がクラウドサーバから送信された目標ページを受信した場合、ディスプレイに目標ページを表示するように制御することができる。
【0091】
ディスプレイはビデオを表示する装置、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)、発光ダイオード(Light Emitting Diode,LED)ディスプレイ及び有機発光(Organic Light Emitting Display,OLED)ディスプレイなどを特徴付けるために使用でき、本願の実施例において限定しない。
【0092】
図4は本願の第4実施例による模式図であり、図4に示すように、本実施例によるミニプログラムの制御方法は、以下のステップを含む。
【0093】
S301において、端末機器はユーザから入力されたオーディオ情報を受信し、オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される。
【0094】
例として、S301についての説明は、S201を参照でき、ここで繰り返して説明しない。
【0095】
S302において、端末機器はオーディオ情報をクラウドサーバに送信する。
【0096】
これに応じて、クラウドサーバは端末機器から送信されたオーディオ情報を受信する。
【0097】
S303において、クラウドサーバはオーディオ情報をテキスト情報に変換する。
【0098】
S304において、クラウドサーバはテキスト情報に対して意味分析を行い、ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及びページの意図に対応するスロットのスロット情報を取得する。
【0099】
例として、S303及びS304についての説明は、第3実施例におけるS203を参照でき、ここで繰り返して説明しない。
【0100】
S305において、クラウドサーバは、フレームの意図、ページの意図及びスロット情報のすべてを各登録情報にマッチングし、クラウドサーバに少なくとも1つのミニプログラムがクラウドサーバに登録される際に生成される登録情報が記憶される。
【0101】
第3実施例と比べて、本実施例のクラウドサーバに登録情報が記憶され、且つ登録情報はミニプログラムがクラウドサーバに登録される際に生成される登録情報であり、複数のミニプログラムがクラウドサーバに登録される際に生成される、そのそれぞれに対応する登録情報であってもよい。
【0102】
S306において、いずれかの登録情報にフレームの意図、ページの意図、スロット情報が含まれる場合、クラウドサーバはいずれかの登録情報に従ってミニプログラムのアイデンティティを決定し、属性情報はアイデンティティを含む。
【0103】
例として、各登録情報のいずれにも対応するフレームの意図、ページの意図及びスロット情報が含まれる場合、クラウドサーバは属性情報におけるフレームの意図、ページの意図及びスロット情報を、それぞれ各登録情報におけるフレームの意図、ページの意図及びスロット情報と比較することができ、複数の登録情報のうちのある登録情報に属性情報におけるフレームの意図、ページの意図及びスロット情報が含まれる場合、クラウドサーバは当該登録情報に従ってアイデンティティを決定する。
【0104】
なお、本実施例において、いずれのミニプログラムもクラウドサーバに登録して、そのそれぞれに対応する登録情報を生成することができ、登録情報によってアイデンティティを決定することで、後続でミニプログラムのページデータを迅速且つ確実に取得することを実現し、音声でミニプログラムの起動を制御する際の高効率性、信頼性及び正確さの技術的効果を実現することができる。
【0105】
いくつかの実施例において、S306は、以下のステップを含むことができる。
【0106】
ステップ1において、いずれかの登録情報に従ってミニプログラムに対応するサーバの情報を決定する。
【0107】
例として、ミニプログラムがクラウドサーバに登録され、且つ登録情報が生成された場合、クラウドサーバは、登録情報に基づいてミニプログラムの関連情報、例えばミニプログラムのサーバの情報を決定することができる。
【0108】
ステップ2において、ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、ミニプログラムに対応するサーバからアイデンティティを取得する。
【0109】
例として、クラウドサーバはミニプログラムに対応するサーバの情報を決定した後、ミニプログラムに対応するサーバにミニプログラムのアイデンティティを取得するリクエストを送信することができ、これに応じて、ミニプログラムに対応するサーバはクラウドサーバにアイデンティティをフィードバックすることができる。
【0110】
なお、本実施例において、いずれかの登録情報に従ってミニプログラムに対応するサーバの情報を決定することで、ミニプログラムに対応するサーバの情報を正確に位置決めすることを実現することができ、ミニプログラムに対応するサーバの情報に基づいて、ミニプログラムに対応するサーバからアイデンティティを決定することで、決定されたアイデンティティの正確さと信頼性の技術的効果を実現することができ、さらに、アイデンティティに基づいてページデータを正確に検索する技術的効果を実現することができる。
【0111】
S307において、クラウドサーバはフレームの意図に基づいてページフレームを決定する。
【0112】
例として、S307についての説明は、第3実施例におけるS207のステップ1及びステップ2を参照でき、ここで繰り返して説明しない。
【0113】
S308において、クラウドサーバはアイデンティティ、ページの意図及びスロット情報に基づいてミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信する。
【0114】
これに応じて、ミニプログラムサーバはページデータを取得するためのリクエストを受信する。
【0115】
S308において、ミニプログラムサーバはアイデンティティに基づいてミニプログラムのグローバルページデータを決定する。
【0116】
本実施例において、ミニプログラムサーバにより取得されたのはアイデンティティであるため、ミニプログラムサーバはアイデンティティに基づいてグローバルページデータを迅速且つ容易に決定することができる。
【0117】
S309において、ミニプログラムサーバはスロット情報及びページの意図に基づいて、グローバルページデータからページデータを選択する。
【0118】
例として、S309は、ミニプログラムサーバがグローバルページデータから、ページの意図に対応する一部のページデータを選択し、且つスロット情報に基づいて一部のページデータからページデータを選択することができることを含むことができる。
【0119】
なお、本実施例において、クラウドサーバにより登録情報に従ってアイデンティティを決定し、且つミニプログラムサーバによりアイデンティティ、スロット情報及びページの意図に基づいて、ページデータを決定することで、アイデンティティに基づいて全部のページデータを効率よく正確に決定することを実現し、音声でミニプログラムの起動の制御の効率と信頼性の技術的効果を実現することができる一方、第3実施例を組み合わせて分かるように、第3実施例において、フレームの意図に基づいて曖昧なページデータの決定を行うが、本実施例において、アイデンティティに基づいて正確なページデータの決定を実現する。
【0120】
S310において、ミニプログラムサーバはページデータをクラウドサーバに送信する。
【0121】
これに応じて、クラウドサーバはミニプログラムサーバから送信されたページデータを受信する。
【0122】
S311において、クラウドサーバはページデータをページフレームに充填し、目標ページを生成する。
【0123】
例として、S311についての説明は、第3実施例におけるS207のステップ3を参照でき、ここで繰り返して説明しない。
【0124】
S312において、クラウドサーバは目標ページを端末機器に送信する。
【0125】
これに応じて、端末機器はクラウドサーバから送信された目標ページを受信する。
【0126】
S313において、端末機器は目標ページを出力する。
【0127】
例として、S311についての説明は、第3実施例におけるS209を参照でき、ここで繰り返して説明しない。
【0128】
図5は本願の第5実施例による模式図であり、図5に示すように、本実施例によるミニプログラムの制御方法は、以下のステップを含む。
【0129】
S401において、端末機器はユーザから入力されたオーディオ情報を受信し、オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される。
【0130】
S402において、端末機器はオーディオ情報をクラウドサーバに送信し、オーディオ情報はミニプログラムの属性情報を取得するために使用され、属性情報はミニプログラムのフレーム及びページに関連し、且つミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用され、ページデータはミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される。
【0131】
S403において、端末機器は目標ページを受信して出力する。
【0132】
いくつかの実施例において、目標ページは、前記ページデータをページフレームに充填して生成されたものであり、且つ前記ページフレームはミニプログラムのフレームに関連する属性情報に基づいて決定されたものである。
【0133】
いくつかの実施例において、属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含む。
【0134】
いくつかの実施例において、フレームの意図はユニフォームリソースロケータを含み、前記ページフレームは、前記ユニフォームリソースロケータに基づいて前記クラウドサーバに記憶された前記ページフレームの位置情報を決定し、前記位置情報に従って呼び出される。
【0135】
いくつかの実施例において、属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含む。
【0136】
いくつかの実施例において、アイデンティティは、前記いずれかの登録情報に基づいて前記ミニプログラムに対応するサーバの情報を決定し、前記ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、前記ミニプログラムに対応するサーバから取得されたものである。
【0137】
いくつかの実施例において、ページデータは、前記アイデンティティに基づいて前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定し、且つ前記スロット情報及び前記ページの意図に基づいて前記グローバルページデータから選択されたものである。
【0138】
図6は本願の第6実施例による模式図であり、図6に示すように、本実施例によるミニプログラムの制御方法は、以下のステップを含む。
【0139】
S501において、ミニプログラムは、サーバクラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信し、リクエストにミニプログラムの属性情報が運ばれ、属性情報は、ミニプログラムを起動するためのオーディオ情報を分析することによって取得され、且つミニプログラムのフレーム及びページに関連する。
【0140】
S502において、ミニプログラムサーバは属性情報に従ってページデータを決定してクラウドサーバにフィードバックし、ページデータは、属性情報に従ってミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される。
【0141】
図7は本願の第7実施例による模式図であり、図7に示すように、本実施例によるクラウドサーバは、
端末機器から送信されたオーディオ情報を受信するための第1受信モジュール11であって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される第1受信モジュール11と、
前記オーディオ情報を分析して、前記ミニプログラムの属性情報を取得するための分析モジュール12であって、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連する分析モジュール12と、
前記属性情報に基づいて、ミニプログラムサーバにページデータを取得するリクエストを送信するための第1送信モジュール13と、
前記ミニプログラムサーバからフィードバックされた前記ページデータを受信するための第2受信モジュール14と、
前記ページデータ及び前記属性情報に従って目標ページを生成するための生成モジュール15と、
前記目標ページを端末機器に送信するための第2送信モジュール16と、を備える。
【0142】
いくつかの実施例において、前記生成モジュール15は、ミニプログラムのフレームに関連する属性情報に従って、予め記憶された前記ミニプログラムのページフレームを決定し、前記ページデータを前記ページフレームに充填し、前記目標ページを生成するために使用される。
【0143】
いくつかの実施例において、前記属性情報はフレームの意図、ページの意図及びスロット情報を含み、前記分析モジュール12は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換し、前記テキスト情報に対して意味分析を行い、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロットのスロット情報を取得するために使用される。
【0144】
いくつかの実施例において、前記フレームの意図はユニフォームリソースロケータを含み、前記分析モジュール12は、前記ユニフォームリソースロケータに従って、前記クラウドサーバに記憶された前記ページフレームの位置情報を決定し、前記位置情報に従って前記クラウドサーバから前記ページフレームを呼び出すために使用される。
【0145】
いくつかの実施例において、前記クラウドサーバに少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報が記憶され、前記属性情報は、前記ミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、前記分析モジュール12は、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてを各登録情報にマッチングし、いずれかの登録情報に前記フレームの意図、前記ページの意図、前記スロット情報が含まれる場合、前記いずれかの登録情報に従って前記アイデンティティを決定するために使用される。
【0146】
いくつかの実施例において、前記分析モジュール12は、前記いずれかの登録情報に従って前記ミニプログラムに対応するサーバの情報を決定し、前記ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、前記ミニプログラムに対応するサーバから前記アイデンティティを取得するために使用される。
【0147】
いくつかの実施例において、前記ページデータは、前記アイデンティティに基づいて前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定し、且つ前記スロット情報及び前記ページの意図に基づいて前記グローバルページデータから選択されたものである。
【0148】
図8は本願の第8実施例による模式図であり、図8に示すように、本実施例による端末機器は、
ユーザから入力されたオーディオ情報を受信するための第3受信モジュール21であって、前記オーディオ情報はミニプログラムを起動するように指示するために使用される第3受信モジュール21と、
前記オーディオ情報をクラウドサーバに送信するための第3送信モジュール22であって、前記オーディオ情報は前記ミニプログラムの属性情報を取得するために使用され、前記属性情報は前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連し、且つ前記ミニプログラムに対応するページデータを取得するために使用され、前記ページデータは前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される第3送信モジュール22と、
前記目標ページを受信するための第4受信モジュール23と、
前記目標ページを出力するための出力モジュール24と、を備える。
【0149】
いくつかの実施例において、前記目標ページは、前記ページデータをページフレームに充填して生成されたものであり、且つ前記ページフレームはミニプログラムのフレームに関連する属性情報に基づいて決定されたものである。
【0150】
いくつかの実施例において、前記属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含む。
【0151】
いくつかの実施例において、前記フレームの意図はユニフォームリソースロケータを含み、前記ページフレームは、前記ユニフォームリソースロケータに基づいて前記クラウドサーバに記憶された前記ページフレームの位置情報を決定し、前記位置情報に従って呼び出される。
【0152】
いくつかの実施例において、前記属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含む。
【0153】
いくつかの実施例において、前記アイデンティティは、登録情報に基づいて前記ミニプログラムに対応するサーバの情報を決定し、前記ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、前記ミニプログラムに対応するサーバから取得されたものである。
【0154】
いくつかの実施例において、前記ページデータは、前記アイデンティティに基づいて前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定し、且つ前記スロット情報及び前記ページの意図に基づいて前記グローバルページデータから選択されたものである。
【0155】
図9は本願の第9実施例による模式図であり、図9に示すように、本実施例によるミニプログラムサーバは、
クラウドサーバから送信された、ミニプログラムに対応するページデータを取得するためのリクエストを受信するための第5受信モジュール31であって、前記リクエストに前記ミニプログラムの属性情報が運ばれ、前記属性情報は前記ミニプログラムを起動するためのオーディオ情報を分析することによって取得され、且つ前記ミニプログラムのフレーム及びページに関連する第5受信モジュール31と、
前記属性情報に従って前記ページデータを決定するための決定モジュール32であって、前記ページデータは、前記属性情報に従って前記ミニプログラムに対応する目標ページを生成するために使用される決定モジュール32と、
前記クラウドサーバに前記ページデータをフィードバックするためのフィードバックモジュール33と、を備える。
【0156】
いくつかの実施例において、前記目標ページは、前記ページデータをページフレームに充填して生成されたものであり、且つ前記ページフレームはミニプログラムのフレームに関連する属性情報に基づいて決定されたものである。
【0157】
いくつかの実施例において、前記属性情報は、前記オーディオ情報をテキスト情報に変換して、前記テキスト情報に対して意味分析を行うことによって取得され、且つ前記属性情報は、前記ミニプログラムに対応するフレームを決定するための意図、ページの意図、及び前記ページの意図に対応するスロット情報を含む。
【0158】
いくつかの実施例において、前記フレームの意図はユニフォームリソースロケータを含み、前記ページフレームは、前記ユニフォームリソースロケータに基づいて前記クラウドサーバに記憶された前記ページフレームの位置情報を決定し、前記位置情報に従って呼び出される。
【0159】
いくつかの実施例において、前記属性情報はミニプログラムのアイデンティティをさらに含み、且つ前記ミニプログラムのアイデンティティは、前記フレームの意図、前記ページの意図及び前記スロット情報のすべてが各登録情報にマッチングすることに基づいて決定されたものであり、前記各登録情報は、少なくとも1つのミニプログラムが前記クラウドサーバに登録される際に生成される登録情報を含む。
【0160】
いくつかの実施例において、前記アイデンティティは、登録情報に基づいて前記ミニプログラムに対応するサーバの情報を決定し、前記ミニプログラムに対応するサーバの情報に従って、前記ミニプログラムに対応するサーバから取得されたものである。
【0161】
いくつかの実施例において、前記決定モジュール32は、前記アイデンティティに従って前記ミニプログラムのグローバルページデータを決定し、前記スロット情報及び前記ページの意図に従って前記グローバルページデータから前記ページデータを選択するために使用される。
【0162】
本願の実施例によれば、本願はミニプログラムの制御システムをさらに提供し、当該システムは、
上記のいずれか1つの実施例に記載のクラウドサーバ、例えば図7に示すようなクラウドサーバと、
上記のいずれか1つの実施例に記載の端末機器、例えば図8に示すような端末機器と、
上記のいずれか1つの実施例に記載のミニプログラムサーバ、例えば図9に示すようなミニプログラムサーバと、を備える。
【0163】
本願の実施例によれば、本願はコンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、当該コンピュータ可読記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ることができ、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムを実行することによって、当該電子機器に上記いずれかの実施例による手段を実行させる。
【0164】
本願の実施例によれば、本願は電子機器及び可読記憶媒体をさらに提供する。
【0165】
例として、電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタルプロセッサ、セルラ電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の類似するコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本願の実施を制限することを意図したものではない。
【0166】
図10は本願の第10実施例による模式図であり、図10に示すように、本実施例による電子機器は、1つ又は複数のプロセッサ101と、メモリ102と、高速インタフェース及び低速インタフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインタフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスで相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けることができる。プロセッサは、電子機器内で実行される命令を処理することができ、当該命令は、外部入力/出力装置(例えば、インタフェースに結合されたディスプレイデバイスなど)にグラフィカルユーザーインターフェイス(Graphical User Interface,GUI)の図形情報をディスプレイするためにメモリ内又はメモリに記憶されている命令を含む。他の実施形態では、必要に応じて、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、複数のメモリと一緒に使用することができる。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各機器は、一部の必要な操作(例えば、サーバアレイ、1グループのブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする)を提供することができる。図10では1つのプロセッサ101を例とする。
【0167】
メモリ102は、本願による非一時的なコンピュータ可読記憶媒体である。前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサに本願によるミニプログラムの制御方法を実行させるように、少なくとも1つのプロセッサによって実行できる命令が記憶されている。本願による非一時的なコンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータに本願によるミニプログラムの制御方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。
【0168】
メモリ102は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体として、本願の実施例におけるミニプログラムの制御方法に対応するプログラム命令/モジュールのような非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するために用いられることができる。プロセッサ101は、メモリ102に記憶されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち上記の方法の実施例におけるミニプログラムの制御方法を実現する。
【0169】
メモリ102は、プログラム記憶エリアとデータ記憶エリアとを含むことができ、プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶エリアは、ミニプログラムの制御方法による電子機器の使用によって作成されたデータなどを記憶することができる。なお、メモリ102は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、非一時的なメモリをさらに含むことができ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスである。いくつかの実施例において、メモリ102は、プロセッサ101に対して遠隔に設定されたメモリを選択的に含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介してミニプログラムの制御方法の電子機器に接続されることができる。上記のネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びその組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0170】
ミニプログラムの制御方法の電子機器は、入力装置103と出力装置104とをさらに含むことができる。プロセッサ101、メモリ102、入力装置103及び出力装置104は、バス又は他の方式を介して接続することができ、図10では、バスを介して接続することを例とする。
【0171】
入力装置103は、入力された数字又は文字情報を受信し、ミニプログラムの制御方法の電子機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置104は、ディスプレイデバイス、補助照明装置(例えば、LED)、及び触覚フィードバックデバイス(例えば、振動モータ)などを含むことができる。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスはタッチスクリーンであってもよい。
【0172】
本明細書で説明されるシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムで実施され、当該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも1つの入力装置、及び当該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
【0173】
これらのコンピューティングプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、高レベルのプロセス及び/又は対象指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語でこれらのコンピューティングプログラムを実施することができる。本明細書に使用されるような、「機械可読媒体」及び「コンピュータ可読媒体」の用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械可読信号である機械命令を受信する機械可読媒体を含む。「機械可読信号」の用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。
【0174】
ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上で、ここで説明されているシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形態(音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
【0175】
ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションする)、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ブロックチェーンベースのサーバネットワーク(Block-chain-based Service Network,BSN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)及びインターネットを含む。
【0176】
コンピューティングシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、かつ互いにクライアント-サーバの関係を有するコンピュータプログラムによって、クライアントとサーバとの関係が生成される。サーバはクラウドサーバであってもよく、クラウドコンピューティングサーバ又はクラウドホストとも呼ばれ、クラウドコンピューティングサービスシステムにおけるホスト製品の1つであり、従来の物理ホスト及び仮想プライベートサーバ(VPS,Virtual Private Server)サービスにおいて、管理の難しさが大きく、サービス拡張性が弱いという欠陥を解決する。
【0177】
上記に示される様々な形態のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができる。例えば、本願に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本願で開示されている技術的手段が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定しない。
【0178】
上記の発明を実施するための形態は、本願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができる。本願の精神と原則内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10