特許7392575IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像診断装置に関し、特に、寝台に横たわった被検者の診断対象部位を撮像する画像診断装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、特許文献1に明記されていないが、特許文献1のようなPET装置(画像診断装置)では、被検者を撮影する作業者が撮影ユニット(撮像部)を移動させるための操作を行うことによって、撮影ユニットの移動が行われると考えられる。しかしながら、特許文献1に記載のPET装置では、撮影ユニットを頭部(診断対象部位)を撮影するための位置から乳房(診断対象部位)を撮影するための位置に移動させる際に、ヘッドレスト(支持部材)の取外しが作業者によって行われるので、ヘッドレストに被検者の頭部が配置されている状態やヘッドレストを取り外していない状態で、作業者が、撮影ユニットを移動させるための操作を誤って行ってしまう場合がある。この場合、被検者の頭部やヘッドレストが撮影ユニットに巻き込まれたり衝突することよって、被検者の安全性が低下したり、ヘッドレストや撮影ユニット等の装置の破損や故障が生じてしまう可能性がある。また、特許文献1のようなPET装置では、撮影ユニットを頭部を撮影するための位置と乳房を撮影するための位置との間で移動させるので、被検者の部位(たとえば、手)や被検者を撮影する作業者の部位(たとえば、手)が撮影ユニットの移動経路に存在している状態で、作業者が、撮影ユニットを移動させるための操作を誤って行ってしまう場合がある。この場合、被検者の部位や作業者の部位が、撮影ユニットに巻き込まれたり衝突することよって、被検者および作業者の安全性が低下したり、撮影ユニット等の装置の破損や故障が生じてしまう可能性がある。このため、被検者の頭部(診断対象部位)を支持するヘッドレスト(支持部材)の取付けおよび取外しが作業者によって行われるとともに、撮影ユニット(撮像部)が移動する構成において、被検者および作業者の安全性が低下したり装置の破損や故障が生じてしまうのを抑制することが可能な画像診断装置が望まれている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、この発明の第1の局面における画像診断装置は、被検者が横たわるための寝台と、寝台に横たわった被検者の診断対象部位を撮像する撮像部と、撮像部を移動させるための所定の操作を受け付ける操作部と、寝台に対して撮像部を移動させる駆動部と、撮像部の移動経路において、撮像部により診断対象部位を撮像する際に、診断対象部位を支持するように取り付けられるとともに、撮像部が配置される撮像位・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の局面における画像診断装置は、のように、撮像部を移動させるための所定の操作を受け付ける操作部を備え、制御部は、撮像部が撮像位置に配置されている状態において、支持部材が寝台と撮像部との間に跨る方向とは異なる方向に撮像部を移動させるための所定の操作を操作部が受け付けた際に、検知部により支持部材の存在が検知されている場合に、非駆動制御と、移動経路において支持部材が存在していることを報知する報知制御とのうちの少なくとも一方の制御を行うように構成されている。これにより、撮像部が配置される撮像位置において、支持部材が、寝台と撮像部との間に跨って配置されている状態において、撮像部が寝台と撮像部との間に跨る方向とは異なる方向に移動することに起因して、撮像部の支持部材に対する衝突や巻き込み、および、支持部材に支持された診断対象部位に対する衝突や巻き込みが生じるのを防止することができる。
また、第2の局面における画像診断装置は、のように、支持部材は、撮像部により診断対象部位を撮像する際に、撮像部が配置される撮像位置において、所定の位置に配置されるように構成され、検知部は、支持部材が所定の位置に配置されているか否かを検知するように構成され、制御部は、検知部により支持部材が所定の位置に配置されていることが検知されている場合に、非駆動制御と、支持部材が所定の位置に配置されていることを報知する報知制御とのうちの少なくとも一方の制御を行うように構成されている。これにより、制御部は、支持部材が所定の位置に配置された状態において、撮像部の支持部材に対する衝突や巻き込み、および、支持部材に支持された診断対象部位に対する衝突や巻き込みが生じる可能性がある場合に、非駆動制御と報知制御とのうちの少なくとも一方の制御を行うことができる。
また、第3の局面における画像診断装置は、のように、移動経路において、寝台と撮像部との間に隙間が存在するように構成されており、検知部は、隙間に被検者の部位と作業者の部位とのうちの少なくともいずれかが存在しているか否かを検知し、制御部は、経路上物体検知部により隙間に被検者の部位と作業者の部位とのうちの少なくともいずれかが存在していることが検知されている場合に、非駆動制御と、隙間に被検者の部位と作業者の部位とのうちの少なくともいずれかが存在していることを報知する報知制御とのうちの少なくとも一方の制御を行うように構成されている。これにより、制御部は、隙間に被検者の部位と作業者の部位とのうちの少なくともいずれかが存在することにより、撮像部の被検者の部位に対する衝突や巻き込み、および、作業者の部位に対する衝突や巻き込みが生じる可能性がある場合に、非駆動制御と報知制御とのうちの少なくとも一方の制御を行うことができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 一実施形態による画像診断装置を示した斜視図である。
【図2】 一実施形態による画像診断装置の制御に関するブロック図である。
【図3】 一実施形態による画像診断装置における被検者の頭部の撮像を説明するための図である。
【図4】 一実施形態による画像診断装置における被検者の乳房の撮像を説明するための図である。
【図5】 一実施形態による画像診断装置における撮像部の移動に関する制御フローを示した第1の図である。
【図6】 一実施形態による画像診断装置における撮像部の移動に関する制御フローを示した第2の図である。
【図7】 一実施形態による画像診断装置における撮像部の移動に関する制御フローを示した第3の図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10 寝台 20 撮像部 30 駆動部 41 (撮像部の)移動経路 42 (寝台と撮像部との間に存在する)隙間 51 操作部 52 表示部 53 制御部 70 支持部材 71 ヘッドレスト(第1支持部材) 72 アタッチメント(第2支持部材) 80 検知部 81 ヘッドレスト検知部(第1検知部) 82 アタッチメント検知部(第2検知部) 83 経路上物体検知部(第3検知部) 100 画像診断装置 200 被検者 210 診断対象部位 211 被検者の頭部(第1の診断対象部位) 212 被検者の乳房(第2の診断対象部位) P10 撮像位置 P11 頭部撮像位置(第1撮像位置) P12 乳房撮像位置(第2撮像位置) P20 (所定の)位置 P21 ヘッドレスト所定位置(第1位置) P22 アタッチメント所定位置(第2位置)

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