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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-29
(45)【発行日】2023-12-07
(54)【発明の名称】弁構造体
(51)【国際特許分類】
   F16K 27/00 20060101AFI20231130BHJP
【FI】
F16K27/00 B
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020001248
(22)【出願日】2020-01-08
(65)【公開番号】P2021110352
(43)【公開日】2021-08-02
【審査請求日】2022-12-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000101514
【氏名又は名称】アドバンス電気工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098545
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100189717
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 貴章
(72)【発明者】
【氏名】貝谷 尚子
【審査官】加藤 昌人
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-82358(JP,A)
【文献】特表2010-533274(JP,A)
【文献】特表2002-506181(JP,A)
【文献】特開2016-205409(JP,A)
【文献】特開2001-116162(JP,A)
【文献】特表2006-521522(JP,A)
【文献】特開2008-267428(JP,A)
【文献】特開2016-223533(JP,A)
【文献】国際公開第2005/008107(WO,A2)
【文献】特開2014-29166(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 27/00-27/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1流路を内部に形成し前記第1流路を開閉する第1弁体を前記内部に配置する第1弁箱ブロックと、
前記第1弁体を動作させる第1弁体動作部材を内部に備える第1駆動部ブロックと、
第2流路を内部に形成し前記第2流路を開閉する第2弁体を前記内部に配置する第2弁箱ブロックと、
前記第2弁体を動作させる第2弁体動作部材を内部に備える第2駆動部ブロックと、
前記第1弁箱ブロックから突出させた第1接続口と、
前記第2弁箱ブロックから突出させた第2接続口と
を有し、
前記第1接続口と前記第2接続口とをつなぐことで前記第1流路と前記第2流路とを連通する弁構造体であって、
前記第1弁箱ブロックには第1ボルトを挿入する第1弁箱用ボルト挿通孔を形成し、
前記第1駆動部ブロックには前記第1ボルトを挿入して前記第1ボルトを固定する第1駆動部用ボルト固定孔を形成し、
前記第2弁箱ブロックには第2ボルトを挿入する第2弁箱用ボルト挿通孔を形成し、
前記第2駆動部ブロックには前記第2ボルトを挿入して前記第2ボルトを固定する第2駆動部用ボルト固定孔を形成し、
前記第1ボルトによって、前記第1弁箱ブロックと前記第1駆動部ブロックとを固定し、
前記第2ボルトによって、前記第2弁箱ブロックと前記第2駆動部ブロックとを固定し、
前記第1接続口と前記第2接続口とをクランプ部材により固定する
ことを特徴とする弁構造体。
【請求項2】
前記クランプ部材には、前記第1ボルトを挿通して前記第1ボルトを保持する第1ボルト保持部と、前記第2ボルトを挿通して前記第2ボルトを保持する第2ボルト保持部とを形成し、
前記第1ボルトによって前記クランプ部材を、前記第1弁箱ブロックと前記第1駆動部ブロックとに固定し、
前記第2ボルトによって前記クランプ部材を、前記第2弁箱ブロックと前記第2駆動部ブロックとに固定し、
前記第1弁箱用ボルト挿通孔、前記第1駆動部用ボルト固定孔、前記第1ボルト保持部、前記第2弁箱用ボルト挿通孔、前記第2駆動部用ボルト固定孔、及び前記第2ボルト保持部を、それぞれ一対形成し、
前記第1ボルト及び前記第2ボルトを、それぞれ一対有し、
一方の前記第1ボルトを、一方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔、一方の前記第1駆動部用ボルト固定孔、及び一方の前記第1ボルト保持部に配置し、
他方の前記第1ボルトを、他方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔、他方の前記第1駆動部用ボルト固定孔、及び他方の前記第1ボルト保持部に配置し、
一方の前記第2ボルトを、一方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔、一方の前記第2駆動部用ボルト固定孔、及び一方の前記第2ボルト保持部に配置し、
他方の前記第2ボルトを、他方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔、他方の前記第2駆動部用ボルト固定孔、及び他方の前記第2ボルト保持部に配置する
ことを特徴とする請求項1に記載の弁構造体。
【請求項3】
前記第1ボルトを挿通して前記第1ボルトを保持する第1ボルト保持部と、前記第2ボルトを挿通して前記第2ボルトを保持する第2ボルト保持部とを形成した押さえ板材を設け、
前記押さえ板材で前記クランプ部材を押さえ込んで、前記第1ボルトによって前記押さえ板材を、前記第1弁箱ブロックと前記第1駆動部ブロックとに固定し、
前記押さえ板材で前記クランプ部材を押さえ込んで、前記第2ボルトによって前記押さえ板材を、前記第2弁箱ブロックと前記第2駆動部ブロックとに固定し、
前記第1弁箱用ボルト挿通孔、前記第1駆動部用ボルト固定孔、前記第1ボルト保持部、前記第2弁箱用ボルト挿通孔、前記第2駆動部用ボルト固定孔、及び前記第2ボルト保持部を、それぞれ一対形成し、
前記第1ボルト及び前記第2ボルトを、それぞれ一対有し、
一方の前記第1ボルトを、一方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔、一方の前記第1駆動部用ボルト固定孔、及び一方の前記第1ボルト保持部に配置し、
他方の前記第1ボルトを、他方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔、他方の前記第1駆動部用ボルト固定孔、及び他方の前記第1ボルト保持部に配置し、
一方の前記第2ボルトを、一方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔、一方の前記第2駆動部用ボルト固定孔、及び一方の前記第2ボルト保持部に配置し、
他方の前記第2ボルトを、他方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔、他方の前記第2駆動部用ボルト固定孔、及び他方の前記第2ボルト保持部に配置する
ことを特徴とする請求項1に記載の弁構造体。
【請求項4】
前記第1接続口には第1フランジ部を形成し、
前記第2接続口には第2フランジ部を形成し、
一対の前記第1ボルト保持部の間に、前記第1フランジ部に当接する第1固定部を形成し、
一対の前記第2ボルト保持部の間に、前記第2フランジ部に当接する第2固定部を形成し、
前記第1固定部と前記第2固定部との間に、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部とを位置させることで前記第1接続口と前記第2接続口とを固定する
ことを特徴とする請求項2に記載の弁構造体。
【請求項5】
一対の前記第1ボルト保持部によって前記第1フランジ部のガイダーを形成し、
一対の前記第2ボルト保持部によって前記第2フランジ部のガイダーを形成する
ことを特徴とする請求項4に記載の弁構造体。
【請求項6】
前記第1固定部及び前記第2固定部を円弧状に形成する
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の弁構造体。
【請求項7】
前記第1フランジ部と前記第2フランジ部とを挟み込む第2クランプ部材を設け、
前記第1固定部及び前記第2固定部を、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部の一方側に配置し、
前記第2クランプ部材を、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部の他方側に配置する
ことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の弁構造体。
【請求項8】
前記第1弁箱用ボルト挿通孔の一方には第1弁箱クランプ側当接面を形成し、
前記第1弁箱用ボルト挿通孔の他方には第1弁箱駆動部側当接面を形成し、
前記第1駆動部用ボルト固定孔の開口には第1駆動部弁箱側当接面を形成し、
前記第1ボルト保持部の一方には前記第1ボルトの第1ボルト頭部当接面を形成し、
前記第1ボルト保持部の他方には第1ボルト保持部弁箱側当接面を形成し、
前記第2弁箱用ボルト挿通孔の一方には第2弁箱クランプ側当接面を形成し、
前記第2弁箱用ボルト挿通孔の他方には第2弁箱駆動部側当接面を形成し、
前記第2駆動部用ボルト固定孔の開口には第2駆動部弁箱側当接面を形成し、
前記第2ボルト保持部の一方には前記第2ボルトの第2ボルト頭部当接面を形成し、
前記第2ボルト保持部の他方には第2ボルト保持部弁箱側当接面を形成し、
前記第1弁箱クランプ側当接面と前記第1ボルト保持部弁箱側当接面とを突き合わせ、
前記第1弁箱駆動部側当接面と前記第1駆動部弁箱側当接面とを突き合わせ、
前記第2弁箱クランプ側当接面と前記第2ボルト保持部弁箱側当接面とを突き合わせ、
前記第2弁箱駆動部側当接面と前記第2駆動部弁箱側当接面とを突き合わせる
ことを特徴とする請求項2に記載の弁構造体。
【請求項9】
前記第1弁箱ブロックから突出させた第1流路口と、
前記第2弁箱ブロックから突出させた第2流路口と
を有し、
前記クランプ部材には、
前記第1流路口に当接する第1流路口当接面と、
前記第2流路口に当接する第2流路口当接面と
を形成する
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の弁構造体。
【請求項10】
前記第1流路口当接面と、前記第2流路口当接面とを円弧状に形成する
ことを特徴とする請求項9に記載の弁構造体。
【請求項11】
前記第1弁箱ブロック及び前記第2弁箱ブロックの少なくとも一方には、複数の弁体と、前記弁体にそれぞれ対応する複数の流路口とを備え、
前記第1駆動部ブロック及び前記第2駆動部ブロックには、前記弁体にそれぞれ対応する複数の弁体動作部材を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の弁構造体。
【請求項12】
前記第1流路口と前記第2流路口には、それぞれ異なる薬液を導入する
ことを特徴とする請求項9に記載の弁構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1から特許文献4には、複数の流路口を切り替えることで異なる流体を供給できる弁構造体が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平10-292871号公報
【文献】特開2001-182860号公報
【文献】特開2002-276837号公報
【文献】特開2004-76787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1から特許文献4で提案されている弁構造体は、いずれも、流路とこの流路を開閉する弁体とを内部に備える弁箱ブロックと、弁体を動作させる弁体動作部材を内部に備える駆動部ブロックとをボルトによって固定するものではない。
更に、特許文献1は、単一の弁箱ブロックに複数の弁体を備えており、複数の弁箱ブロックを接続するものではない。
また、特許文献2は、弁構造体を複数ブロックで構成しているが、これらのブロック同士をボルトで固定するものではなく、クランプ部材を用いないものである。
また、特許文献3は、弁箱ブロックと駆動部ブロックは一体として弁ブロック体として形成されており、それぞれの弁ブロック体は、共通のベース部材に取り付けるものである。
また、特許文献4は、特許文献1と同様に、単一の弁箱ブロックに複数の弁体を備えており、複数の弁箱ブロックを接続するものではない。
【0005】
本発明は、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及び第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定をボルトで行う際に、第1弁箱ブロックの第1接続口と第2弁箱ブロックの第2接続口との固定も行える弁構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明の弁構造体は、第1流路112を内部に形成し前記第1流路112を開閉する第1弁体Aを前記内部に配置する第1弁箱ブロック110と、前記第1弁体Aを動作させる第1弁体動作部材121を内部に備える第1駆動部ブロック120と、第2流路212を内部に形成し前記第2流路212を開閉する第2弁体Aを前記内部に配置する第2弁箱ブロック210と、前記第2弁体Aを動作させる第2弁体動作部材221を内部に備える第2駆動部ブロック220と、前記第1弁箱ブロック110から突出させた第1接続口111と、前記第2弁箱ブロック210から突出させた第2接続口211a、211bとを有し、前記第1接続口111と前記第2接続口211a、211bとをつなぐことで前記第1流路112と前記第2流路212とを連通する弁構造体であって、前記第1弁箱ブロック110には第1ボルト130を挿入する第1弁箱用ボルト挿通孔113を形成し、前記第1駆動部ブロック120には前記第1ボルト130を挿入して前記第1ボルト130を固定する第1駆動部用ボルト固定孔123を形成し、前記第2弁箱ブロック210には第2ボルト230を挿入する第2弁箱用ボルト挿通孔213を形成し、前記第2駆動部ブロック220には前記第2ボルト230を挿入して前記第2ボルト230を固定する第2駆動部用ボルト固定孔223を形成し、前記第1ボルト130によって、前記第1弁箱ブロック110と、前記第1駆動部ブロック120とを固定し、前記第2ボルト230によって、前記第2弁箱ブロック210と、前記第2駆動部ブロック220とを固定し、前記第1接続口111と前記第2接続口211a、211bとをクランプ部材10により固定することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の弁構造体において、前記クランプ部材10には、前記第1ボルト130を挿通して前記第1ボルト130を保持する第1ボルト保持部11と、前記第2ボルト230を挿通して前記第2ボルト230を保持する第2ボルト保持部12とを形成し、前記第1ボルト130によって前記クランプ部材10を、前記第1弁箱ブロック110と前記第1駆動部ブロック120とに固定し、前記第2ボルト230によって前記クランプ部材10を、前記第2弁箱ブロック210と前記第2駆動部ブロック220とに固定し、前記第1弁箱用ボルト挿通孔113、前記第1駆動部用ボルト固定孔123、前記第1ボルト保持部11、前記第2弁箱用ボルト挿通孔213、前記第2駆動部用ボルト固定孔223、及び前記第2ボルト保持部12を、それぞれ一対形成し、前記第1ボルト130及び前記第2ボルト230を、それぞれ一対有し、一方の前記第1ボルト130aを、一方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔113a、一方の前記第1駆動部用ボルト固定孔123a、及び一方の前記第1ボルト保持部11aに配置し、他方の前記第1ボルト130bを、他方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔113b、他方の前記第1駆動部用ボルト固定孔123b、及び他方の前記第1ボルト保持部11bに配置し、一方の前記第2ボルト230a、230bを、一方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔213a、213b、一方の前記第2駆動部用ボルト固定孔223a、223b、及び一方の前記第2ボルト保持部12a、12bに配置し、他方の前記第2ボルト240a、240bを、他方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔214a、214b、他方の前記第2駆動部用ボルト固定孔224a、224b、及び他方の前記第2ボルト保持部21a、21bに配置することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載の弁構造体において、前記第1ボルト130を挿通して前記第1ボルト130を保持する第1ボルト保持部11と、前記第2ボルト230を挿通して前記第2ボルト230を保持する第2ボルト保持部12とを形成した押さえ板材を設け、前記押さえ板材で前記クランプ部材10を押さえ込んで、前記第1ボルト130によって前記押さえ板材を、前記第1弁箱ブロック110と前記第1駆動部ブロック120とに固定し、前記押さえ板材で前記クランプ部材10を押さえ込んで、前記第2ボルト230によって前記押さえ板材を、前記第2弁箱ブロック210と前記第2駆動部ブロック220とに固定し、前記第1弁箱用ボルト挿通孔113、前記第1駆動部用ボルト固定孔123、前記第1ボルト保持部11、前記第2弁箱用ボルト挿通孔213、前記第2駆動部用ボルト固定孔223、及び前記第2ボルト保持部12を、それぞれ一対形成し、前記第1ボルト130及び前記第2ボルト230を、それぞれ一対有し、一方の前記第1ボルト130を、一方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔113、一方の前記第1駆動部用ボルト固定孔123、及び一方の前記第1ボルト保持部11に配置し、他方の前記第1ボルト130を、他方の前記第1弁箱用ボルト挿通孔113、他方の前記第1駆動部用ボルト固定孔123、及び他方の前記第1ボルト保持部11に配置し、一方の前記第2ボルト230を、一方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔213、一方の前記第2駆動部用ボルト固定孔223、及び一方の前記第2ボルト保持部12に配置し、他方の前記第2ボルト230を、他方の前記第2弁箱用ボルト挿通孔213、他方の前記第2駆動部用ボルト固定孔223、及び他方の前記第2ボルト保持部12に配置することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2に記載の弁構造体において、前記第1接続口111には第1フランジ部114を形成し、前記第2接続口211a、211bには第2フランジ部218a、218bを形成し、一対の前記第1ボルト保持部11a、11bの間に、前記第1フランジ部114に当接する第1固定部13を形成し、一対の前記第2ボルト保持部12a、12bの間に、前記第2フランジ部218a、218bに当接する第2固定部14を形成し、前記第1固定部13と前記第2固定部14との間に、前記第1フランジ部114と前記第2フランジ部218a、218bとを位置させることで前記第1接続口111と前記第2接続口211a、211bとを固定することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の弁構造体において、一対の前記第1ボルト保持部11a、11bによって前記第1フランジ部114のガイダーを形成し、一対の前記第2ボルト保持部12a、12bによって前記第2フランジ部218a、218bのガイダーを形成することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項4又は請求項5に記載の弁構造体において、前記第1固定部13及び前記第2固定部14を円弧状に形成することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の弁構造体において、前記第1フランジ部114と前記第2フランジ部218a、218bとを挟み込む第2クランプ部材51を設け、前記第1固定部13及び前記第2固定部14を、前記第1フランジ部114及び前記第2フランジ部218a、218bの一方側に配置し、前記第2クランプ部材51を、前記第1フランジ部114及び前記第2フランジ部218a、218bの他方側に配置することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項2に記載の弁構造体において、前記第1弁箱用ボルト挿通孔113の一方には第1弁箱クランプ側当接面115を形成し、前記第1弁箱用ボルト挿通孔113の他方には第1弁箱駆動部側当接面116を形成し、前記第1駆動部用ボルト固定孔123の開口には第1駆動部弁箱側当接面125を形成し、前記第1ボルト保持部11の一方には前記第1ボルト130の第1ボルト頭部当接面16を形成し、前記第1ボルト保持部11の他方には第1ボルト保持部弁箱側当接面17を形成し、前記第2弁箱用ボルト挿通孔213の一方には第2弁箱クランプ側当接面215を形成し、前記第2弁箱用ボルト挿通孔213の他方には第2弁箱駆動部側当接面216を形成し、前記第2駆動部用ボルト固定孔223の開口には第2駆動部弁箱側当接面225を形成し、前記第2ボルト保持部12の一方には前記第2ボルト230の第2ボルト頭部当接面を形成し、前記第2ボルト保持部12の他方には第2ボルト保持部弁箱側当接面19を形成し、前記第1弁箱クランプ側当接面115と前記第1ボルト保持部弁箱側当接面17とを突き合わせ、前記第1弁箱駆動部側当接面116と前記第1駆動部弁箱側当接面125とを突き合わせ、前記第2弁箱クランプ側当接面215と前記第2ボルト保持部弁箱側当接面19とを突き合わせ、前記第2弁箱駆動部側当接面216と前記第2駆動部弁箱側当接面225とを突き合わせることを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の弁構造体において、前記第1弁箱ブロック110から突出させた第1流路口117と、前記第2弁箱ブロック210から突出させた第2流路口217とを有し、前記クランプ部材10には、前記第1流路口117に当接する第1流路口当接面17aと、前記第2流路口217に当接する第2流路口当接面19aとを形成することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の弁構造体において、前記第1流路口当接面17aと、前記第2流路口当接面19aとを円弧状に形成することを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の弁構造体において、前記第1弁箱ブロック110及び前記第2弁箱ブロック210の少なくとも一方には、複数の弁体Aと、前記弁体Aにそれぞれ対応する複数の流路口とを備え、前記第1駆動部ブロック120及び前記第2駆動部ブロック220には、前記弁体Aにそれぞれ対応する複数の弁体動作部材121、221、321を備えることを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項9に記載の弁構造体において、前記第1流路口117と前記第2流路口217には、それぞれ異なる薬液a、b、cを導入することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の弁構造体によれば、クランプ部材は、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及び第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定に用いることができるとともに、クランプ部材と第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及びクランプ部材と第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定によって、第1接続口と第2接続口との固定を行える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例による弁構造体を示す分解斜視図
図2】同弁構造体を構成する弁箱ブロックとクランプ部材とを示す斜視図
図3】同弁構造体を構成する弁箱ブロックを示す正面図
図4】同弁構造体を構成する第2クランプ部材の取り付けを示す斜視図
図5】同弁構造体を構成する弁箱ブロックの外形形状を説明するための斜視図
図6】同弁構造体を構成する駆動部ブロック及びクランプ部材の外形形状を説明するための斜視図
図7】同弁構造体の正面図
図8】同弁構造体の内部構造を説明するための一部断面図
図9】ボルト固定前後を示す図
図10】本発明の他の実施例による弁構造体を示す分解斜視図
図11】本実施例による弁構造体を構成する弁箱ブロックとクランプ部材とを示す斜視図
図12】本実施例による弁構造体を構成する駆動部ブロック及びクランプ部材の外形形状を説明するための斜視図
図13】本実施例による弁構造体の正面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1の実施の形態による弁構造体は、第1弁箱ブロックには第1ボルトを挿入する第1弁箱用ボルト挿通孔を形成し、第1駆動部ブロックには第1ボルトを挿入して第1ボルトを固定する第1駆動部用ボルト固定孔を形成し、第2弁箱ブロックには第2ボルトを挿入する第2弁箱用ボルト挿通孔を形成し、第2駆動部ブロックには第2ボルトを挿入して第2ボルトを固定する第2駆動部用ボルト固定孔を形成し、第1ボルトによって、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとを固定し、第2ボルトによって、第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとを固定、第1接続口と第2接続口とをクランプ部材により固定するものである。本実施の形態によれば、第1ボルトを、第1弁箱用ボルト挿通孔に挿入して第1駆動部用ボルト固定孔で固定し、第2ボルトを、第2弁箱用ボルト挿通孔に挿入して第2駆動部用ボルト固定孔で固定することで、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとが固定できるとともに第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとが固定でき、更にクランプ部材によって第1接続口と第2接続口とを固定できる。
【0010】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による弁構造体において、クランプ部材には、第1ボルトを挿通して第1ボルトを保持する第1ボルト保持部と、第2ボルトを挿通して第2ボルトを保持する第2ボルト保持部とを形成し、第1ボルトによってクランプ部材を、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとに固定し、第2ボルトによってクランプ部材を、第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとに固定し、第1弁箱用ボルト挿通孔、第1駆動部用ボルト固定孔、第1ボルト保持部、第2弁箱用ボルト挿通孔、第2駆動部用ボルト固定孔、及び第2ボルト保持部を、それぞれ一対形成し、第1ボルト及び第2ボルトを、それぞれ一対有し、一方の第1ボルトを、一方の第1弁箱用ボルト挿通孔、一方の第1駆動部用ボルト固定孔、及び一方の第1ボルト保持部に配置し、他方の第1ボルトを、他方の第1弁箱用ボルト挿通孔、他方の第1駆動部用ボルト固定孔、及び他方の第1ボルト保持部に配置し、一方の第2ボルトを、一方の第2弁箱用ボルト挿通孔、一方の第2駆動部用ボルト固定孔、及び一方の第2ボルト保持部に配置し、他方の第2ボルトを、他方の第2弁箱用ボルト挿通孔、他方の第2駆動部用ボルト固定孔、及び他方の第2ボルト保持部に配置するものである。本実施の形態によれば、クランプ部材を第1弁箱ブロックと第2弁箱ブロックとに固定することで第1接続口と第2接続口とが固定できる。従って、クランプ部材は、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及び第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定に用いることができるとともに、クランプ部材と第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及びクランプ部材と第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定によって、第1接続口と第2接続口との固定を行える。また、一対の第1ボルト及び一対の第2ボルトを用いることで、クランプ部材と第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及びクランプ部材と第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定を強固に行え、第1接続口と第2接続口との固定も強固に行える。
【0011】
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態による弁構造体において、第1ボルトを挿通して第1ボルトを保持する第1ボルト保持部と、第2ボルトを挿通して第2ボルトを保持する第2ボルト保持部とを形成した押さえ板材を設け、押さえ板材でクランプ部材を押さえ込んで、第1ボルトによって押さえ板材を、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとに固定し、押さえ板材でクランプ部材を押さえ込んで、第2ボルトによって押さえ板材を、第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとに固定し、第1弁箱用ボルト挿通孔、第1駆動部用ボルト固定孔、第1ボルト保持部、第2弁箱用ボルト挿通孔、第2駆動部用ボルト固定孔、及び第2ボルト保持部を、それぞれ一対形成し、第1ボルト及び第2ボルトを、それぞれ一対有し、一方の第1ボルトを、一方の第1弁箱用ボルト挿通孔、一方の第1駆動部用ボルト固定孔、及び一方の第1ボルト保持部に配置し、他方の第1ボルトを、他方の第1弁箱用ボルト挿通孔、他方の第1駆動部用ボルト固定孔、及び他方の第1ボルト保持部に配置し、一方の第2ボルトを、一方の第2弁箱用ボルト挿通孔、一方の第2駆動部用ボルト固定孔、及び一方の第2ボルト保持部に配置し、他方の第2ボルトを、他方の第2弁箱用ボルト挿通孔、他方の第2駆動部用ボルト固定孔、及び他方の第2ボルト保持部に配置するものである。本実施の形態によれば、押さえ板材を第1弁箱ブロックと第2弁箱ブロックとに固定することで、クランプ部材と第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及びクランプ部材と第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定が行え、更に第1接続口と第2接続口との固定を行える。また、一対の第1ボルト及び一対の第2ボルトを用いることで、クランプ部材と第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとの固定、及びクランプ部材と第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとの固定を強固に行え、第1接続口と第2接続口との固定も強固に行える。
【0012】
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態による弁構造体において、第1接続口には第1フランジ部を形成し、第2接続口には第2フランジ部を形成し、一対の第1ボルト保持部の間に、第1フランジ部に当接する第1固定部を形成し、一対の第2ボルト保持部の間に、第2フランジ部に当接する第2固定部を形成し、第1固定部と第2固定部との間に、第1フランジ部と第2フランジ部とを位置させることで第1接続口と第2接続口とを固定するものである。本実施の形態によれば、第1固定部と第2固定部とによって第1フランジ部と第2フランジ部とを挟み込むため強固な固定を行える。
【0013】
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による弁構造体において、一対の第1ボルト保持部によって第1フランジ部のガイダーを形成し、一対の第2ボルト保持部によって第2フランジ部のガイダーを形成するものである。本実施の形態によれば、一対の第1ボルト保持部及び一対の第2ボルト保持部が第1フランジ部及び第2フランジ部のガイダーとなることで、第1フランジ部と第2フランジ部とを第1固定部と第2固定部との間に導きやすい。
【0014】
本発明の第6の実施の形態は、第4又は第5の実施の形態による弁構造体において、第1固定部及び第2固定部を円弧状に形成するものである。本実施の形態によれば、第1固定部及び第2固定部を第1フランジ部及び第2フランジ部に沿って配置できる。
【0015】
本発明の第7の実施の形態は、第4から第6のいずれかの実施の形態による弁構造体において、第1フランジ部と第2フランジ部とを挟み込む第2クランプ部材を設け、第1固定部及び第2固定部を、第1フランジ部及び第2フランジ部の一方側に配置し、第2クランプ部材を、第1フランジ部及び第2フランジ部の他方側に配置するものである。本実施の形態によれば、第2クランプ部材を用いることで更に強固に固定できる。
【0016】
本発明の第8の実施の形態は、第2の実施の形態による弁構造体において、第1弁箱用ボルト挿通孔の一方には第1弁箱クランプ側当接面を形成し、第1弁箱用ボルト挿通孔の他方には第1弁箱駆動部側当接面を形成し、第1駆動部用ボルト固定孔の開口には第1駆動部弁箱側当接面を形成し、第1ボルト保持部の一方には第1ボルトの第1ボルト頭部当接面を形成し、第1ボルト保持部の他方には第1ボルト保持部弁箱側当接面を形成し、第2弁箱用ボルト挿通孔の一方には第2弁箱クランプ側当接面を形成し、第2弁箱用ボルト挿通孔の他方には第2弁箱駆動部側当接面を形成し、第2駆動部用ボルト固定孔の開口には第2駆動部弁箱側当接面を形成し、第2ボルト保持部の一方には第2ボルトの第2ボルト頭部当接面を形成し、第2ボルト保持部の他方には第2ボルト保持部弁箱側当接面を形成し、第1弁箱クランプ側当接面と第1ボルト保持部弁箱側当接面とを突き合わせ、第1弁箱駆動部側当接面と第1駆動部弁箱側当接面とを突き合わせ、第2弁箱クランプ側当接面と第2ボルト保持部弁箱側当接面とを突き合わせ、第2弁箱駆動部側当接面と第2駆動部弁箱側当接面とを突き合わせるものである。本実施の形態によれば、第1弁箱用ボルト挿通孔の一方に形成する第1弁箱クランプ側当接面と、第1ボルト保持部の他方に形成する第1ボルト保持部弁箱側当接面とを突き合わせ、第2弁箱用ボルト挿通孔の一方に形成する第2弁箱クランプ側当接面と、第2ボルト保持部の他方に形成する第2ボルト保持部弁箱側当接面とを突き合わせることで、クランプ部材を第1弁箱ブロック及び第2弁箱ブロックに強固に固定できる。また、第1駆動部用ボルト固定孔の開口に形成する第1駆動部弁箱側当接面と、第1弁箱用ボルト挿通孔の他方に形成する第1弁箱駆動部側当接面とを突き合わせることで、第1弁箱ブロックと第1駆動部ブロックとを強固に固定できる。また、第2駆動部用ボルト固定孔の開口に形成する第2駆動部弁箱側当接面と、第2弁箱用ボルト挿通孔の他方に形成する第2弁箱駆動部側当接面とを突き合わせることで、第2弁箱ブロックと第2駆動部ブロックとを強固に固定できる。
【0017】
本発明の第9の実施の形態は、第1から第8のいずれかの実施の形態による弁構造体において、第1弁箱ブロックから突出させた第1流路口と、第2弁箱ブロックから突出させた第2流路口とを有し、クランプ部材には、第1流路口に当接する第1流路口当接面と、第2流路口に当接する第2流路口当接面とを形成するものである。本実施の形態によれば、クランプ部材が第1流路口当接面と第2流路口当接面とを有することで、クランプ部材を第1弁箱ブロック及び第2弁箱ブロックに更に強固に固定できる。また、第1流路口当接面と第2流路口当接面とを形成することで、クランプ部材の幅寸法を狭くできるため、第1弁箱ブロックと第2弁箱ブロックとを近接させやすく、第1弁箱ブロックと第2弁箱ブロックとを近接させることで、第1接続口及び第2接続口を短くできる。
【0018】
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態による弁構造体において、第1流路口当接面と、第2流路口当接面とを円弧状に形成するものである。本実施の形態によれば、第1流路口当接面及び第2流路口当接面を第1流路口及び第2流路口に沿って配置できる。
【0019】
本発明の第11の実施の形態は、第1から第10のいずれかの実施の形態による弁構造体において、第1弁箱ブロック及び第2弁箱ブロックの少なくとも一方には、複数の弁体と、弁体にそれぞれ対応する複数の流路口とを備え、第1駆動部ブロック及び第2駆動部ブロックには、弁体にそれぞれ対応する複数の弁体動作部材を備えるものである。本実施の形態によれば、複数の流路口を備えることで、例えば異なる薬液を導入できる。
【0020】
本発明の第12の実施の形態は、第9の実施の形態による弁構造体において、第1流路口と第2流路口には、それぞれ異なる薬液を導入するものである。本実施の形態によれば、異なる薬液を切り替えて導入できるため基板処理装置に適している。
【実施例
【0021】
以下本発明の一実施例による弁構造体について説明する。
図1は本実施例による弁構造体を示す分解斜視図、図2は本実施例による弁構造体を構成する弁箱ブロックとクランプ部材とを示す斜視図、図3は本実施例による弁構造体を構成する弁箱ブロックを示す正面図、図4は本実施例による弁構造体を構成する第2クランプ部材の取り付けを示す斜視図、図5は本実施例による弁構造体を構成する弁箱ブロックの外形形状を説明するための斜視図、図6は本実施例による弁構造体を構成する駆動部ブロック及びクランプ部材の外形形状を説明するための斜視図、図7は本実施例による弁構造体の正面図、図8は本実施例による弁構造体の内部構造を説明するための一部断面図、図9はボルト固定前後を示す図である。
【0022】
本実施例による弁構造体は、第1弁体A(図8参照)を内部に配置する第1弁箱ブロック110と、第1弁体Aを動作させる第1弁体動作部材121を内部に備える第1駆動部ブロック120と、第2弁体A(図8参照)を内部に配置する第2弁箱ブロック210と、第2弁体Aを動作させる第2弁体動作部材221を内部に備える第2駆動部ブロック220と、第1弁箱ブロック110、第1駆動部ブロック120、第2弁箱ブロック210、及び第2駆動部ブロック220を連結するクランプ部材10とを備えている。
【0023】
図1に示す弁構造体は、第3弁体A(図8参照)を内部に配置する第3弁箱ブロック310と、第3弁体Aを動作させる第3弁体動作部材321を内部に備える第3駆動部ブロック320と、第2弁箱ブロック210、第2駆動部ブロック220、第3弁箱ブロック310、及び第3駆動部ブロック320を連結するクランプ部材20とを更に備えている。
第1弁箱ブロック110には、第1弁箱ブロック110から突出させた第1接続口111を有し、第2弁箱ブロック210には、第2弁箱ブロック210から突出させた第2接続口211a、211bを有し、第3弁箱ブロック310には、第3弁箱ブロック310から突出させた第3接続口311を有している。
【0024】
図2に示すように、第1弁箱ブロック110の内部には第1流路112が形成され、第2弁箱ブロック210の内部には第2流路212が形成され、第3弁箱ブロック310の内部には第3流路312が形成されている。
第1流路112は第1弁体Aによって開閉され、第2流路212は第2弁体Aによって開閉され、第3流路312は第3弁体Aによって開閉される。
第1接続口111と第2接続口211aとをつなぐことで第1流路112と第2流路212とが連通し、第2接続口211bと第3接続口311とをつなぐことで第2流路212と第3流路312とが連通する。
【0025】
第1弁箱ブロック110には、第1ボルト130を挿入する第1弁箱用ボルト挿通孔113を形成している。第1弁箱用ボルト挿通孔113として、一対の第1弁箱用ボルト挿通孔113a、113bが形成されている。一対の第1弁箱用ボルト挿通孔113a、113bには、第1ボルト130として、それぞれ第1ボルト130a、130bが挿入される。第1ボルト130a、130bは、一対の第1弁箱用ボルト挿通孔113a、113bに挿入された状態では、第1接続口111の両側に配置される。
第1駆動部ブロック120には、第1ボルト130を挿入して第1ボルト130を固定する第1駆動部用ボルト固定孔123を形成している。第1駆動部用ボルト固定孔123として、一対の第1駆動部用ボルト固定孔123a、123bが形成されている。一対の第1駆動部用ボルト固定孔123a、123bには、それぞれ第1ボルト130a、130bが挿入固定される。
【0026】
第2弁箱ブロック210には、一方の第2ボルト230を挿入する一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213を形成している。一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213として、一対の一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213a、213bが形成されている。一対の一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213a、213bには、一方の第2ボルト230として、それぞれ一方の第2ボルト230a、230bが挿入される。一方の第2ボルト230a、230bは、一対の一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213a、213bに挿入された状態では、第2接続口211aの両側に配置される。
第2駆動部ブロック220には、一方の第2ボルト230を挿入して一方の第2ボルト230を固定する一方の第2駆動部用ボルト固定孔223を形成している。一方の第2駆動部用ボルト固定孔223として、一対の一方の第2駆動部用ボルト固定孔223a、223bが形成されている。一対の一方の第2駆動部用ボルト固定孔223a、223bには、それぞれ一方の第2ボルト230a、230bが挿入固定される。
【0027】
第2弁箱ブロック210には、他方の第2ボルト240を挿入する他方の第2弁箱用ボルト挿通孔214を形成している。他方の第2弁箱用ボルト挿通孔214として、一対の他方の第2弁箱用ボルト挿通孔214a、214bが形成されている。一対の他方の第2弁箱用ボルト挿通孔214a、214bには、他方の第2ボルト240として、それぞれ他方の第2ボルト240a、240bが挿入される。他方の第2ボルト240a、240bは、一対の他方の第2弁箱用ボルト挿通孔214a、214bに挿入された状態では、第2接続口211bの両側に配置される。
第2駆動部ブロック220には、他方の第2ボルト240を挿入して他方の第2ボルト240を固定する他方の第2駆動部用ボルト固定孔224を形成している。他方の第2駆動部用ボルト固定孔224として、一対の他方の第2駆動部用ボルト固定孔224a、224bが形成されている。一対の他方の第2駆動部用ボルト固定孔224a、224bには、それぞれ他方の第2ボルト240a、240bが挿入固定される。
【0028】
第3弁箱ブロック310には、第3ボルト330を挿入する第3弁箱用ボルト挿通孔313を形成している。第3弁箱用ボルト挿通孔313として、一対の第3弁箱用ボルト挿通孔313a、313bが形成されている。一対の第3弁箱用ボルト挿通孔313a、313bには、第3ボルト330として、それぞれ第3ボルト330a、330bが挿入される。第3ボルト330a、330bは、一対の第3弁箱用ボルト挿通孔313a、313bに挿入された状態では、第2接続口211bの両側に配置される。
第3駆動部ブロック320には、第3ボルト330を挿入して第3ボルト330を固定する第3駆動部用ボルト固定孔323を形成している。第3駆動部用ボルト固定孔323として、一対の第3駆動部用ボルト固定孔323a、323bが形成されている。一対の第3駆動部用ボルト固定孔323a、323bには、それぞれ第3ボルト330a、330bが挿入固定される。
【0029】
一方のクランプ部材10は、第1接続口111と第2接続口211aとを固定する。なお、固定にあたっては、クランプ部材10が第1接続口111と第2接続口211aとに圧入され、クランプ部材10によって第1接続口111と第2接続口211aとの接触面圧を保持することが好ましい。第1接続口111と第2接続口211aとはガスケットを用いて圧入することが好ましい。
一方のクランプ部材10には、第1ボルト130を挿通して第1ボルト130を保持する第1ボルト保持部11と、一方の第2ボルト230を挿通して一方の第2ボルト230を保持する第2ボルト保持部12とを形成している。
第1ボルト保持部11として、一対の第1ボルト保持部11a、11bが形成されている。一対の第1ボルト保持部11a、11bには、それぞれ第1ボルト130a、130bが挿入される。第1ボルト130a、130bによって一方のクランプ部材10を第1弁箱ブロック110に取り付けた状態では、一対の第1ボルト保持部11a、11bは第1接続口111の両側に配置される。
第2ボルト保持部12として、一対の第2ボルト保持部12a、12bが形成されている。一対の第2ボルト保持部12a、12bには、それぞれ一方の第2ボルト230a、230bが挿入される。一方の第2ボルト230a、230bによって一方のクランプ部材10を第2弁箱ブロック210に取り付けた状態では、一対の第2ボルト保持部12a、12bは第2接続口211aの両側に配置される。
【0030】
このように、一方のクランプ部材10と、第1弁箱ブロック110と、第1駆動部ブロック120とは第1ボルト130によって固定され、一方のクランプ部材10と、第2弁箱ブロック210と、第2駆動部ブロック220とは一方の第2ボルト230によって固定される。
【0031】
他方のクランプ部材20は、第2接続口211bと第3接続口311とを固定する。なお、固定にあたっては、クランプ部材20が第2接続口211bと第3接続口311とに圧入され、クランプ部材20によって第2接続口211bと第3接続口311との接触面圧を保持することが好ましい。第2接続口211bと第3接続口311とはガスケットを用いて圧入することが好ましい。
他方のクランプ部材20には、他方の第2ボルト240を挿通して他方の第2ボルト240を保持する第2ボルト保持部21と、第3ボルト330を挿通して第3ボルト330を保持する第3ボルト保持部22とを形成している。
第2ボルト保持部21として、一対の第2ボルト保持部21a、21bが形成されている。一対の第2ボルト保持部21a、21bには、それぞれ他方の第2ボルト240a、240bが挿入される。他方の第2ボルト240a、240bによって他方のクランプ部材20を第2弁箱ブロック210に取り付けた状態では、一対の第2ボルト保持部21a、21bは第2接続口211bの両側に配置される。
第3ボルト保持部22として、一対の第3ボルト保持部22a、22bが形成されている。一対の第3ボルト保持部22a、22bには、それぞれ第3ボルト330a、330bが挿入される。第3ボルト330a、330bによって他方のクランプ部材20を第3弁箱ブロック310に取り付けた状態では、一対の第3ボルト保持部22a、22bは第3接続口311の両側に配置される。
【0032】
このように、他方のクランプ部材20と、第2弁箱ブロック210と、第2駆動部ブロック220とは他方の第2ボルト240によって固定され、他方のクランプ部材20と、第3弁箱ブロック310と、第3駆動部ブロック320とは第3ボルト330によって固定される。
【0033】
図3(a)は3つの弁箱ブロックを示し、図3(b)はこれらの弁箱ブロックの接続口同士を圧入して接続した状態を示している。
図3に示すように、第1接続口111には第1フランジ部114を形成し、第2接続口211aには第2フランジ部218aを形成し、第2接続口211bには第2フランジ部218bを形成し、第3接続口311には第3フランジ部314を形成している。
一方、図1及び図2に示すように、一方のクランプ部材10には、一対の第1ボルト保持部11a、11bの間に、第1フランジ部114に当接する第1固定部13を形成し、一対の第2ボルト保持部12a、12bの間に、第2フランジ部218aに当接する第2固定部14を形成している。
また、他方のクランプ部材20には、一対の第2ボルト保持部21a、21bの間に、第2フランジ部218bに当接する第2固定部23を形成し、一対の第3ボルト保持部22a、22bの間に、第3フランジ部314に当接する第3固定部24を形成している。
【0034】
一方のクランプ部材10は、第1固定部13と第2固定部14との間に、第1フランジ部114と第2フランジ部218aとを位置させることで第1接続口111と第2接続口211aとを固定する。
このように、一方のクランプ部材10は、第1固定部13と第2固定部14とによって第1フランジ部114と第2フランジ部218aとを挟み込むため強固な固定を行える。
また、第1固定部13及び第2固定部14を円弧状に形成している。第1固定部13及び第2固定部14を円弧状に形成することで、第1固定部13及び第2固定部14を第1フランジ部114及び第2フランジ部218aに沿って配置できる。
【0035】
一対の第1ボルト保持部11a、11bは第1フランジ部114のガイダーを形成し、一対の第2ボルト保持部12a、12bは第2フランジ部218aのガイダーを形成する。
このように、一対の第1ボルト保持部11a、11b及び一対の第2ボルト保持部12a、12bが第1フランジ部114及び第2フランジ部218aのガイダーとなることで、第1フランジ部114と第2フランジ部218aとを第1固定部13と第2固定部14との間に導きやすい。
【0036】
また、他方のクランプ部材20は、第2固定部23と第3固定部24との間に、第2フランジ部218bと第3フランジ部314aとを位置させることで第2接続口211bと第3接続口311とを固定する。
このように、他方のクランプ部材20は、第2固定部23と第3固定部24とによって第2フランジ部218bと第3フランジ部314とを挟み込むため強固な固定を行える。
また、第2固定部23及び第3固定部24を円弧状に形成している。第2固定部23及び第3固定部24を円弧状に形成することで、第2固定部23及び第3固定部24を第2フランジ部218b及び第3フランジ部314に沿って配置できる。
【0037】
一対の第2ボルト保持部21a、21bは第2フランジ部218bのガイダーを形成し、一対の第3ボルト保持部22a、22bは第3フランジ部314のガイダーを形成する。
このように、一対の第2ボルト保持部21a、21b及び一対の第3ボルト保持部22a、22bが第2フランジ部218b及び第3フランジ部314のガイダーとなることで、第2フランジ部218bと第3フランジ部314とを第2固定部23と第3固定部24との間に導きやすい。
なお、本実施例では、第1接続口111を雄型、第2接続口211aを雌型として、第1接続口111を第2接続口211aに圧入接続し、第2接続口211bを雄型、第3接続口311aを雌型として、第2接続口211bを第3接続口311に圧入接続しているが、第1接続口111、第2接続口211a、211b、及び第3接続口311を同形状とし、ガスケットを用いて圧入接続してもよい。
【0038】
図4(a)は弁箱ブロックの接続口同士を圧入して接続した状態を示し、図4(b)は接続口同士を圧入した弁箱ブロックに第2クランプ部材を取り付けた状態を示している。
図1及び図4に示すように、第1フランジ部114と第2フランジ部218aとを挟み込む第2クランプ部材51、及び第2フランジ部218bと第3フランジ部314とを挟み込む第2クランプ部材52を設けることが好ましい。
【0039】
第2クランプ部材51、52は、図4(a)に示すように、正面から第1フランジ部114、第2フランジ部218a、214b、及び第3フランジ部314に取り付け、その後に図4(b)に示すように、第1フランジ部114、第2フランジ部218a、218b、及び第3フランジ部314に沿って上方位置に移動させる。
なお、第2クランプ部材51、52は、第1フランジ部114、第2フランジ部218a、218b、及び第3フランジ部314に圧入され、第2クランプ部材51、52によって、第1フランジ部114と第2フランジ部218aとの接触面圧、及び第2フランジ部218bと第3フランジ部314との接触面圧を保持することが好ましい。
【0040】
第1フランジ部114、第2フランジ部218a、218b、及び第3フランジ部314には、下方から第1固定部13、第2固定部14、23、及び第3固定部24が配置される。
従って、第1固定部13、第2固定部14、23、及び第3固定部24を、第1フランジ部114、第2フランジ部218a、218b、及び第3フランジ部314の一方側に配置し、第2クランプ部材51、52を、第1フランジ部114、第2フランジ部218a、218b、及び第3フランジ部314の他方側に配置することができ、クランプ部材10、20に加えて第2クランプ部材51、52を用いることで更に強固に固定できる。
【0041】
図5を用いて弁箱ブロックの外形形状について以下に説明する。
図5(a)に示すように、第1弁箱ブロック110は、第1弁箱用ボルト挿通孔113の一方に第1弁箱クランプ側当接面115を形成し、第2弁箱ブロック210は、一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213、214の一方に第2弁箱クランプ側当接面215を形成し、第3弁箱ブロック310は、第3弁箱用ボルト挿通孔313の一方に第3弁箱クランプ側当接面315を形成している。
また、図5(b)に示すように、第1弁箱ブロック110は、第1弁箱用ボルト挿通孔113の他方に第1弁箱駆動部側当接面116を形成し、第2弁箱ブロック210は、一方の第2弁箱用ボルト挿通孔213、214の他方に第2弁箱駆動部側当接面216を形成し、第3弁箱ブロック310は、第3弁箱用ボルト挿通孔313の他方に第3弁箱駆動部側当接面316を形成している。
第1弁箱ブロック110には、第1弁箱ブロック110から突出させた第1流路口117を有し、第2弁箱ブロック210には、第2弁箱ブロック210から突出させた第2流路口217を有し、第3弁箱ブロック310には、第3弁箱ブロック310から突出させた第3流路口317を有している。
【0042】
図6を用いて駆動部ブロックの外形形状とクランプ部材の外形形状について以下に説明する。
第1駆動部ブロック120は、第1駆動部用ボルト固定孔123の開口に第1駆動部弁箱側当接面125を形成し、第2駆動部ブロック220は、一方の第2駆動部用ボルト固定孔223の開口に第2駆動部弁箱側当接面225を形成し、第3駆動部ブロック320は、第3駆動部用ボルト固定孔323の開口に第3駆動部弁箱側当接面325を形成している。
一方のクランプ部材10は、第1ボルト保持部11の一方に第1ボルト130の第1ボルト頭部当接面16を形成し、第1ボルト保持部11の他方に第1ボルト保持部弁箱側当接面17を形成し、第2ボルト保持部12の一方に一方の第2ボルト230の第2ボルト頭部当接面18を形成し、第2ボルト保持部12の他方に第2ボルト保持部弁箱側当接面19を形成している。
【0043】
他方のクランプ部材20は、第2ボルト保持部21の一方に他方の第2ボルト240の第2ボルト頭部当接面26を形成し、第2ボルト保持部21の他方に第2ボルト保持部弁箱側当接面27を形成し、第3ボルト保持部22の一方に第3ボルト330の第3ボルト頭部当接面28を形成し、第3ボルト保持部22の他方に第3ボルト保持部弁箱側当接面29を形成している。
また、一方のクランプ部材10は、第1流路口117に当接する第1流路口当接面17aと、第2流路口217に当接する第2流路口当接面19aとを形成し、他方のクランプ部材20は、第2流路口217に当接する第2流路口当接面27aと、第3流路口317に当接する第3流路口当接面29aとを形成している。
第1流路口当接面17a、第2流路口当接面19a、第2流路口当接面27a、及び第3流路口当接面29aは、第1流路口117、第2流路口217、及び第3流路口317の外周面に当接するように円弧状に形成している。
【0044】
なお、本実施例では、第1ボルト頭部当接面16と第2ボルト頭部当接面18とは同一高さの平面として形成し、第1ボルト保持部弁箱側当接面17と第2ボルト保持部弁箱側当接面19とは同一高さの平面として形成し、第2ボルト頭部当接面26と第3ボルト頭部当接面28とは同一高さの平面として形成し、第2ボルト保持部弁箱側当接面27と第3ボルト保持部弁箱側当接面29とは同一高さの平面として形成している。
【0045】
図7を用いて弁箱ブロック、駆動部ブロック、及びクランプ部材の突き合わせについて以下に説明する。
第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120とは、第1弁箱駆動部側当接面116と第1駆動部弁箱側当接面125とを突き合わせ、第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とは、第2弁箱駆動部側当接面216と第2駆動部弁箱側当接面225とを突き合わせ、第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320とは、第3弁箱駆動部側当接面316と第3駆動部弁箱側当接面325とを突き合わせる。
【0046】
一方のクランプ部材10と第1弁箱ブロック110とは、第1ボルト保持部弁箱側当接面17と第1弁箱クランプ側当接面115とを突き合わせ、一方のクランプ部材10と第2弁箱ブロック210とは、第2ボルト保持部弁箱側当接面19と第2弁箱クランプ側当接面215とを突き合わせる。
他方のクランプ部材20と第2弁箱ブロック210とは、第2ボルト保持部弁箱側当接面27と第2弁箱クランプ側当接面215とを突き合わせ、他方のクランプ部材20と第3弁箱ブロック310とは、第3ボルト保持部弁箱側当接面29と第3弁箱クランプ側当接面315とを突き合わせる。
また、一方のクランプ部材10の第1流路口当接面17aは第1流路口117に突き合わせ、一方のクランプ部材10の第2流路口当接面19aは第2流路口217に突き合わせる。他方のクランプ部材20の第2流路口当接面27aは第2流路口217に突き合わせ、他方のクランプ部材20の第3流路口当接面29aは第3流路口317に突き合わせる。
【0047】
このように、第1弁箱クランプ側当接面115と第1ボルト保持部弁箱側当接面17とを突き合わせ、第2弁箱クランプ側当接面215と第2ボルト保持部弁箱側当接面19とを突き合わせることで、一方のクランプ部材10を第1弁箱ブロック110及び第2弁箱ブロック210に強固に固定できる。
同様に、第2弁箱クランプ側当接面215と第2ボルト保持部弁箱側当接面27とを突き合わせ、第3弁箱クランプ側当接面315と第3ボルト保持部弁箱側当接面29とを突き合わせることで、他方のクランプ部材20を第2弁箱ブロック210及び第3弁箱ブロック310に強固に固定できる。
また、第1駆動部弁箱側当接面125と第1弁箱駆動部側当接面116とを突き合わせることで第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120とを強固に固定できる。
同様に、第2駆動部弁箱側当接面225と第2弁箱駆動部側当接面216とを突き合わせることで第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とを強固に固定できる。
同様に、第3駆動部弁箱側当接面325と第3弁箱駆動部側当接面316とを突き合わせることで第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320とを強固に固定できる。
【0048】
また、一方のクランプ部材10が第1流路口当接面17aと第2流路口当接面19aとを有することで、一方のクランプ部材10を第1弁箱ブロック110及び第2弁箱ブロック210に更に強固に固定できる。また、第1流路口当接面17aと第2流路口当接面19aとを形成することでクランプ部材10の幅寸法を狭くできるため、第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とを近接させやすく、第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とを近接させることで、第1接続口111及び第2接続口211aを短くできる。
同様に、他方のクランプ部材20が第2流路口当接面27aと第3流路口当接面29aとを有することで、他方のクランプ部材20を第2弁箱ブロック210及び第3弁箱ブロック310に更に強固に固定できる。また、第2流路口当接面27aと第3流路口当接面29aとを形成することでクランプ部材20の幅寸法を狭くできるため、第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とを近接させやすく、第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とを近接させることで、第2接続口211b及び第3接続口311を短くできる。
【0049】
図8に示すように、第1駆動部ブロック120A、第2駆動部ブロック220A、及び第3駆動部ブロック320Aは、電磁弁式、エアー操作弁式、又は手動操作弁式など、いずれの駆動方式でもよく、第1弁箱ブロック110A、第2弁箱ブロック210A、及び第3弁箱ブロック310Aの内部には、それぞれの駆動方式に対応した弁体Aが配置される。
【0050】
図9に示すように、第1流路口117に薬液aを導入し、第2流路口217に薬液bを導入し、第3流路口317に薬液cを導入し、これらの薬液a、b、cを切り替えて処理液として導出させることで、基板処理装置として用いることができる。
【0051】
なお、本実施例では、第1弁箱ブロック110、第2弁箱ブロック210、及び第3弁箱ブロック310は、一つの弁体Aを備えたものを示したが、複数の弁体Aと、それらの弁体Aに対応する複数の流路口を備えたものであってもよい。
【0052】
以上のように、本実施例によれば、第1ボルト130を、第1弁箱用ボルト挿通孔113に挿入し、第1ボルト保持部11で保持するとともに第1駆動部用ボルト固定孔123で固定し、第2ボルト230を、第2弁箱用ボルト挿通孔213に挿入し、第2ボルト保持部12で保持するとともに第2駆動部用ボルト固定孔223で固定することで、第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120とが固定できるとともに第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とが固定でき、更にクランプ部材10を第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とに固定できる。そして、クランプ部材10を第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とに固定することで第1接続口111と第2接続口211aとが固定できる。従って、クランプ部材10は、第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120との固定、及び第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定に用いることができるとともに、クランプ部材10と第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120との固定、及びクランプ部材10と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定によって、第1接続口111と第2接続口211aとの固定を行える。
また、同様に、第2ボルト240を、第2弁箱用ボルト挿通孔214に挿入し、第2ボルト保持部21で保持するとともに他方の第2駆動部用ボルト固定孔224で固定し、第3ボルト330を、第3弁箱用ボルト挿通孔313に挿入し、第3ボルト保持部22で保持するとともに第3駆動部用ボルト固定孔323で固定することで、第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とが固定できるとともに第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320とが固定でき、更にクランプ部材20を第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とに固定できる。そして、クランプ部材20を第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とに固定することで第2接続口211bと第3接続口311とが固定できる。従って、クランプ部材20は、第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定、及び第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320との固定に用いることができるとともに、クランプ部材20と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定、及びクランプ部材20と第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320との固定によって第2接続口211bと第3接続口311との固定を行える。
【0053】
また、本実施例によれば、一対の第1ボルト130及び一対の第2ボルト230を用いることで、クランプ部材10と第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120との固定、及びクランプ部材10と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定を強固に行え、第1接続口111と第2接続口211aとの固定も強固に行える。
また、同様に、一対の第2ボルト240及び一対の第3ボルト330を用いることで、クランプ部材20と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定、及びクランプ部材20と第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320との固定を強固に行え、第2接続口211bと第3接続口311との固定も強固に行える。
【0054】
以下本発明の他の実施例による弁構造体について説明する。
図10は本実施例による弁構造体を示す分解斜視図、図11は本実施例による弁構造体を構成する弁箱ブロックとクランプ部材とを示す斜視図、図12は本実施例による弁構造体を構成する駆動部ブロック及びクランプ部材の外形形状を説明するための斜視図、図13は本実施例による弁構造体の正面図である。なお、上記実施例と同一機能部材には同一符号を付して説明を一部省略する。
【0055】
図10及び図11に示すように、本実施例においても、一方のクランプ部材10は、第1接続口111と第2接続口211aとを固定する。なお、固定にあたっては、クランプ部材10が第1接続口111と第2接続口211aとに圧入され、クランプ部材10によって第1接続口111と第2接続口211aとの接触面圧を保持することが好ましい。第1接続口111と第2接続口211aとはガスケットを用いて圧入することが好ましい。
【0056】
また、本実施例においても、他方のクランプ部材20は、第2接続口211bと第3接続口311とを固定する。なお、固定にあたっては、クランプ部材20が第2接続口211bと第3接続口311とに圧入され、クランプ部材20によって第2接続口211bと第3接続口311との接触面圧を保持することが好ましい。第2接続口211bと第3接続口311とはガスケットを用いて圧入することが好ましい。
本実施例では、第1ボルト130を挿通して第1ボルト130を保持する第1ボルト保持部11と、一方の第2ボルト230を挿通して一方の第2ボルト230を保持する第2ボルト保持部12と、他方の第2ボルト240を挿通して他方の第2ボルト240を保持する第2ボルト保持部21と、第3ボルト330を挿通して第3ボルト330を保持する第3ボルト保持部22とを、ボルト頭部接面部材60に形成している。
なお、ボルト頭部接面部材60を、第1ボルト保持部11と第2ボルト保持部12とを形成する一方のボルト頭部接面部材と、第2ボルト保持部21と第3ボルト保持部22とを形成する他方のボルト頭部接面部材とで構成してもよい。
【0057】
本実施例においても、一方のクランプ部材10と、第1弁箱ブロック110と、第1駆動部ブロック120とは第1ボルト130によって固定され、一方のクランプ部材10と、第2弁箱ブロック210と、第2駆動部ブロック220とは一方の第2ボルト230によって固定される。
また、他方のクランプ部材20と、第2弁箱ブロック210と、第2駆動部ブロック220とは他方の第2ボルト240によって固定され、他方のクランプ部材20と、第3弁箱ブロック310と、第3駆動部ブロック320とは第3ボルト330によって固定される。
【0058】
図12及び図13に示すように、本実施例においても、第1駆動部ブロック120は、第1駆動部用ボルト固定孔123の開口に第1駆動部弁箱側当接面125を形成し、第2駆動部ブロック220は、一方の第2駆動部用ボルト固定孔223の開口に第2駆動部弁箱側当接面225を形成し、第3駆動部ブロック320は、第3駆動部用ボルト固定孔323の開口に第3駆動部弁箱側当接面325を形成している。
【0059】
なお、本実施例においては、ボルト頭部接面部材60は、第1ボルト保持部11の一方に第1ボルト130の第1ボルト頭部当接面16を形成し、第2ボルト保持部12の一方に一方の第2ボルト230の第2ボルト頭部当接面18を形成し、第2ボルト保持部21の一方に他方の第2ボルト240の第2ボルト頭部当接面26を形成し、第3ボルト保持部22の一方に第3ボルト330の第3ボルト頭部当接面28を形成している。
また、ボルト頭部接面部材60は、第1ボルト保持部11の他方、第2ボルト保持部12の他方、第2ボルト保持部21の他方、及び第3ボルト保持部22の他方に、クランプ部材側当接面61を形成している。
【0060】
本実施例では、一方のクランプ部材10の一方には、ボルト頭部接面部材側当接面15を形成し、一方のクランプ部材10の他方には、第1ボルト保持部弁箱側当接面17、及び第2ボルト保持部弁箱側当接面19を形成している。
また本実施例では、他方のクランプ部材20の一方には、ボルト頭部接面部材側当接面25を形成し、他方のクランプ部材20の他方には、第2ボルト保持部弁箱側当接面27、及び第3ボルト保持部弁箱側当接面29を形成している。
【0061】
また、本実施例においても、一方のクランプ部材10は、第1流路口117に当接する第1流路口当接面17aと、第2流路口217に当接する第2流路口当接面19aとを形成し、他方のクランプ部材20は、第2流路口217に当接する第2流路口当接面27aと、第3流路口317に当接する第3流路口当接面29aとを形成している。
第1流路口当接面17a、第2流路口当接面19a、第2流路口当接面27a、及び第3流路口当接面29aは、第1流路口117、第2流路口217、及び第3流路口317の外周面に当接するように円弧状に形成している。
【0062】
なお、本実施例では、第1ボルト頭部当接面16と第2ボルト頭部当接面18とは同一高さの平面として形成し、第1ボルト保持部弁箱側当接面17と第2ボルト保持部弁箱側当接面19とは同一高さの平面として形成し、第2ボルト頭部当接面26と第3ボルト頭部当接面28とは同一高さの平面として形成し、第2ボルト保持部弁箱側当接面27と第3ボルト保持部弁箱側当接面29とは同一高さの平面として形成している。
【0063】
図13に示すように、第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120とは、第1弁箱駆動部側当接面116と第1駆動部弁箱側当接面125とを突き合わせ、第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とは、第2弁箱駆動部側当接面216と第2駆動部弁箱側当接面225とを突き合わせ、第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320とは、第3弁箱駆動部側当接面316と第3駆動部弁箱側当接面325とを突き合わせる。
【0064】
一方のクランプ部材10と第1弁箱ブロック110とは、第1ボルト保持部弁箱側当接面17と第1弁箱クランプ側当接面115とを突き合わせ、一方のクランプ部材10と第2弁箱ブロック210とは、第2ボルト保持部弁箱側当接面19と第2弁箱クランプ側当接面215とを突き合わせる。
他方のクランプ部材20と第2弁箱ブロック210とは、第2ボルト保持部弁箱側当接面27と第2弁箱クランプ側当接面215とを突き合わせ、他方のクランプ部材20と第3弁箱ブロック310とは、第3ボルト保持部弁箱側当接面29と第3弁箱クランプ側当接面315とを突き合わせる。
また、一方のクランプ部材10の第1流路口当接面17aは第1流路口117に突き合わせ、一方のクランプ部材10の第2流路口当接面19aは第2流路口217に突き合わせる。他方のクランプ部材20の第2流路口当接面27aは第2流路口217に突き合わせ、他方のクランプ部材20の第3流路口当接面29aは第3流路口317に突き合わせる。
【0065】
このように、第1弁箱クランプ側当接面115と第1ボルト保持部弁箱側当接面17とを突き合わせ、第2弁箱クランプ側当接面215と第2ボルト保持部弁箱側当接面19とを突き合わせることで、一方のクランプ部材10を第1弁箱ブロック110及び第2弁箱ブロック210に強固に固定できる。
同様に、第2弁箱クランプ側当接面215と第2ボルト保持部弁箱側当接面27とを突き合わせ、第3弁箱クランプ側当接面315と第3ボルト保持部弁箱側当接面29とを突き合わせることで、他方のクランプ部材20を第2弁箱ブロック210及び第3弁箱ブロック310に強固に固定できる。
また、第1駆動部弁箱側当接面125と第1弁箱駆動部側当接面116とを突き合わせることで第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120とを強固に固定できる。
同様に、第2駆動部弁箱側当接面225と第2弁箱駆動部側当接面216とを突き合わせることで第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とを強固に固定できる。
同様に、第3駆動部弁箱側当接面325と第3弁箱駆動部側当接面316とを突き合わせることで第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320とを強固に固定できる。
【0066】
また、一方のクランプ部材10が第1流路口当接面17aと第2流路口当接面19aとを有することで、一方のクランプ部材10を第1弁箱ブロック110及び第2弁箱ブロック210に更に強固に固定できる。また、第1流路口当接面17aと第2流路口当接面19aとを形成することでクランプ部材10の幅寸法を狭くできるため、第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とを近接させやすく、第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とを近接させることで、第1接続口111及び第2接続口211aを短くできる。
同様に、他方のクランプ部材20が第2流路口当接面27aと第3流路口当接面29aとを有することで、他方のクランプ部材20を第2弁箱ブロック210及び第3弁箱ブロック310に更に強固に固定できる。また、第2流路口当接面27aと第3流路口当接面29aとを形成することでクランプ部材20の幅寸法を狭くできるため、第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とを近接させやすく、第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とを近接させることで、第2接続口211b及び第3接続口311を短くできる。
【0067】
以上のように、本実施例によれば、第1ボルト130を、第1弁箱用ボルト挿通孔113に挿入し、第1ボルト保持部11で保持するとともに第1駆動部用ボルト固定孔123で固定し、第2ボルト230を、第2弁箱用ボルト挿通孔213に挿入し、第2ボルト保持部12で保持するとともに第2駆動部用ボルト固定孔223で固定することで、第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120とが固定できるとともに第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とが固定でき、更にクランプ部材10を第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とに固定できる。そして、クランプ部材10を第1弁箱ブロック110と第2弁箱ブロック210とに固定することで第1接続口111と第2接続口211aとが固定できる。従って、クランプ部材10及びボルト頭部接面部材60は、第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120との固定、及び第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定に用いることができるとともに、クランプ部材10と第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120との固定、及びクランプ部材10と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定によって、第1接続口111と第2接続口211aとの固定を行える。
また、同様に、第2ボルト240を、第2弁箱用ボルト挿通孔214に挿入し、第2ボルト保持部21で保持するとともに他方の第2駆動部用ボルト固定孔224で固定し、第3ボルト330を、第3弁箱用ボルト挿通孔313に挿入し、第3ボルト保持部22で保持するとともに第3駆動部用ボルト固定孔323で固定することで、第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220とが固定できるとともに第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320とが固定でき、更にクランプ部材20を第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とに固定できる。そして、クランプ部材20を第2弁箱ブロック210と第3弁箱ブロック310とに固定することで第2接続口211bと第3接続口311とが固定できる。従って、クランプ部材20及びボルト頭部接面部材60は、第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定、及び第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320との固定に用いることができるとともに、クランプ部材20と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定、及びクランプ部材20と第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320との固定によって第2接続口211bと第3接続口311との固定を行える。
【0068】
また、本実施例によれば、一対の第1ボルト130及び一対の第2ボルト230を用いることで、クランプ部材10と第1弁箱ブロック110と第1駆動部ブロック120との固定、及びクランプ部材10と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定を強固に行え、第1接続口111と第2接続口211aとの固定も強固に行える。
また、同様に、一対の第2ボルト240及び一対の第3ボルト330を用いることで、クランプ部材20と第2弁箱ブロック210と第2駆動部ブロック220との固定、及びクランプ部材20と第3弁箱ブロック310と第3駆動部ブロック320との固定を強固に行え、第2接続口211bと第3接続口311との固定も強固に行える。
【産業上の利用可能性】
【0069】
本発明によれば、弁箱ブロック及び駆動部ブロックを任意の個数で連結ができ、極めて高い清浄度と短時間での薬液切り替え能力が要求される半導体洗浄装置に適している。
【符号の説明】
【0070】
10、20 クランプ部材
11、11a、11b 第1ボルト保持部
12、12a、12b、21、21a、21b 第2ボルト保持部
13 第1固定部
14、23 第2固定部
15 ボルト頭部接面部材側当接面
16 第1ボルト頭部当接面
17 第1ボルト保持部弁箱側当接面
17a 第1流路口当接面
18、26 第2ボルト頭部当接面
19、27 第2ボルト保持部弁箱側当接面
19a、27a 第2流路口当接面
22、22a、22b 第3ボルト保持部
24 第3固定部
25 ボルト頭部接面部材側当接面
28 第3ボルト頭部当接面
29 第3ボルト保持部弁箱側当接面
29a 第3流路口当接面
51、52 第2クランプ部材
60 ボルト頭部接面部材
61 クランプ部材側当接面
110 第1弁箱ブロック
111 第1接続口
112 第1流路
113、113a、113b 第1弁箱用ボルト挿通孔
114 第1フランジ部
115 第1弁箱クランプ側当接面
116 第1弁箱駆動部側当接面
117 第1流路口
120、120A 第1駆動部ブロック
121 第1弁体動作部材
123、123a、123b 第1駆動部用ボルト固定孔
125 第1駆動部弁箱側当接面
130、130a、130b 第1ボルト
210 第2弁箱ブロック
211a、211b 第2接続口
212 第2流路
213、213a、213b、214、214a、214b 第2弁箱用ボルト挿通孔
215 第2弁箱クランプ側当接面
216 第2弁箱駆動部側当接面
217 第2流路口
218a、218b 第2フランジ部
220、220A 第2駆動部ブロック
221 第2弁体動作部材
223、223a、223b、224、224a、224b 第2駆動部用ボルト固定孔
225 第2駆動部弁箱側当接面
230、230a、230b、240、240a、240b 第2ボルト
310 第3弁箱ブロック
311 第3接続口
312 第3流路
313、313a、313b 第3弁箱用ボルト挿通孔
314 第3フランジ部
315 第3弁箱クランプ側当接面
316 第3弁箱駆動部側当接面
317 第3流路口
320、320A 第3駆動部ブロック
321 第3弁体動作部材
323、323a、323b 第3駆動部用ボルト固定孔
325 第3駆動部弁箱側当接面
330、330a、330b 第3ボルト
A 弁体、第1弁体、第2弁体、第3弁体
薬液 a、b、c
図1
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