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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-29
(45)【発行日】2023-12-07
(54)【発明の名称】棚
(51)【国際特許分類】
   A47B 96/02 20060101AFI20231130BHJP
【FI】
A47B96/02 C
A47B96/02 B
A47B96/02 G
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020078625
(22)【出願日】2020-04-27
(65)【公開番号】P2021171396
(43)【公開日】2021-11-01
【審査請求日】2023-02-01
(73)【特許権者】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100165157
【弁理士】
【氏名又は名称】芝 哲央
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100160794
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 寛明
(72)【発明者】
【氏名】藤原 未帆
【審査官】七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3207754(JP,U)
【文献】特開2000-33020(JP,A)
【文献】特開2019-129929(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 96/02
A47B 96/06
A01K 29/00
H01F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
設置面に対して取付け及び取り外し自在に固定される固定部と、
前記固定部から遠ざかる方へ突出し、所定の荷重を受ける荷重受け部と、
前記荷重受け部が前記固定部に接合される接合部と、を備え、
前記接合部は、前記固定部よりも小さい弾性率を有する素材で構成される、棚。
【請求項2】
前記荷重受け部は、前記固定部から一つ以上突出するように配置される、請求項1に記載の棚。
【請求項3】
前記荷重受け部は、前記設置面に複数配置され、隣接する前記棚同士を連結する連結部をさらに有する、請求項2に記載の棚。
【請求項4】
前記荷重受け部は、透明部材を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の棚。
【請求項5】
前記荷重受け部は、筒状部を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の棚。
【請求項6】
前記固定部及び前記荷重受け部は、異なる素材で構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載の棚。
【請求項7】
前記固定部及び前記荷重受け部は、それぞれが芯材及び前記芯材の周囲に設けられる前記芯材よりも剛性の低い表面材を有し、
前記接合部は、前記芯材及び前記表面材と異なる弾性部材により構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載の棚。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の棚と、
壁面に沿って配置され、前記棚が位置を変更可能に取り付けられる設置面部と、を備える棚装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、棚に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、物品を載せる荷重受け部を有し、壁面等に位置を自在に取り付け及び取り外しすることができる棚が知られている。棚は、壁面等に接する部分に磁性体を設けて、磁性を有する壁面に取り付け取り外し自在に構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2004-49336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷重受け部は、壁面から遠ざかる方に突出して配置されるため、荷重受け部にかかる荷重が大きいと、棚が壁面からずれてしまう懸念がある。位置を変更可能な棚を、ずれにくく、落下しにくく構成することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、設置面に対して取付け及び取り外し自在に固定される固定部と、前記固定部から遠ざかる方へ突出し、所定の荷重を受ける荷重受け部と、前記荷重受け部が前記固定部に接合される接合部と、を備え、前記接合部は、前記固定部よりも小さい弾性率を有する素材で構成される、棚に関する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】第1実施形態に係る棚装置を示す図である。
図2A】第1実施形態に係る棚の斜視図である。
図2B】第1実施形態に係る棚装置の部分側面断面図である。
図2C】第1実施形態に係る棚装置の使用状態を説明する図である。
図3A】第1実施形態の変形例に係る棚装置の部分側面断面図である。
図3B】第1実施形態の他の変形例に係る棚装置の部分側面断面図である。
図4】第2実施形態に係る棚装置の側面断面図である。
図5A】第3実施形態に係る棚の斜視図である。
図5B】第3実施形態に係る棚装置の部分側面断面図である。
図6A】第4実施形態に係る棚の斜視図である。
図6B】第4実施形態に係る棚の側面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の棚装置1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。棚装置1は、室内の壁面9に取り付けられ、物や動物等が載る部分の配置を自在に変更可能に構成される。本実施形態では、棚装置1は、例えば猫等の動物が載るキャットウォークである。図1に示すように、棚装置1は、本開示における設置面としての設置面部2と、棚3と、を有する。
【0008】
設置面部2は、壁面9に沿って設置される板である。図2Bに示すように、設置面部2は、板状の基材21の上に化粧材22を貼り付けて構成され、板面と所定の厚みを有する。基材21は、例えば鉄板であり、磁性体で形成される板材である。設置面部2は、壁面9の面積や、棚装置1を設置したい場所に合わせて切断され、壁面9にビス等で固定される。
【0009】
棚3は、設置面部2に対して位置を変更可能に配置される。棚3は、物を載置したり、猫等の動物が載ったりできるように構成される。棚3は、固定部31と、荷重受け部32と、接合部33と、連結部4と、を有する。図2A及び図2Bに示すように、棚3は側面視略L字状に形成され、二枚の板状の部材が略垂直に接合されたような形状を有する。
【0010】
固定部31は、設置面部2に対して取付け及び取り外し自在に固定される。固定部31は、設置面部2に沿って配置され、設置面部2に当接する面を有する。固定部31は、長方形の板状に形成されている。固定部31は、長手方向が設置面部2の左右方向に沿うように配置される。図2Bに示すように、固定部31は、磁性シート311及び表面材312を有する。磁性シート311は、シート状の磁石であり、固定部31における設置面部2に当接する面に配置される。磁性シート311と、設置面部2の磁性体が引き合うことにより、固定部31が設置面部2にくっつき、取り付けられる。表面材312は、固定部31の表面に配置される所定の厚みのある板状部材であり、発泡ウレタン樹脂で構成される。磁性シート311及び表面材312は、接着又は一体成型により接合される。
【0011】
荷重受け部32は、固定部31から遠ざかる方へ延出する長方形の板状の部材である。荷重受け部32が物品や動物等から所定の荷重を受ける部分となる。荷重受け部32は、固定部31及び設置面部2に対して略垂直方向に延びる。荷重受け部32は、固定部31と異なる素材で構成され、固定部31よりも小さい弾性率を有する。言い換えれば、荷重受け部32は、固定部31よりも柔らかく撓みやすい。荷重受け部32は固定部31の表面材312と異なる弾性率の発泡ウレタン樹脂で構成される。
【0012】
荷重受け部32及び表面材312が発泡ウレタン樹脂で構成されているため、棚3を軽量にすることができ、落下を防止しやすい。図2Aに示すように、荷重受け部32及び表面材312は、表面の角の部分が面取りされている。仮に棚3が落下した場合でも、荷重受け部32及び表面材312は床や周囲を傷つけにくく、猫がぶつかっても怪我をしにくい。
【0013】
接合部33は、荷重受け部32が固定部31に接合される基端の部分である。接合部33は、荷重受け部32の基端と固定部31とが二段階成形により接合されることで形成される。荷重受け部32と固定部31とが異なる素材で構成され、荷重受け部32の方の弾性率が小さいことから、接合部33の弾性率は、固定部31の弾性率よりも小さくなっている。
【0014】
図2Cに示すように、荷重受け部32の弾性率が固定部31よりも小さく、よって、接合部33の弾性率が固定部31よりも小さく構成されていると、荷重受け部32の上に物が載置されたり猫が飛び乗ったりしたときに、荷重受け部32が弾性変形しやすくなり、荷重を受けた矢印方向へ追従して変形する。荷重受け部32が変形するとき、荷重受け部32にかかる力は接合部33においてもっとも大きくなる。接合部33の弾性率は固定部31よりも小さいので、荷重受け部32及び接合部33が変形することで、固定部31にかかる荷重が分散して低減される。特に、猫が棚3に飛び乗った場合に、飛び乗った瞬間に大きな荷重がかかる。しかし、荷重受け部32及び接合部33が変形することにより、そのような瞬間的にかかる大きな荷重を分散できるので、棚3の落下が防止される。
【0015】
以上の棚3は、図1に示すように、設置面部2に複数配置される。棚3は、設置面部2に磁性によって取り付けられることから、使用者の所望の位置に配置することができ、配置を変更することができる。棚3は、上下方向に異なる位置に配置されてもよく、左右方向に異なる位置に配置してもよい。
【0016】
連結部4は、棚3を設置面部2に複数配置した場合に、隣接する棚3同士を連結する部材である。連結部4は、長尺部材41及び接続部42を有する(図示せず)。長尺部材41は、隣接する棚3同士を連結する細長い部材で構成される。長尺部材41は、猫が棚3と棚3の間を歩いて渡ることができるよう連結することができれば、素材や形状は特に限定されない。例えば、長尺部材41は、二本の紐状又は鎖状の長尺部材41を、互いに間を空けて配置し、二本の長尺部材41の間を複数の短冊状の板で接続した梯子状に形成されたものであってよい。接続部42は、長尺部材41を棚3に接続する構成部である。接続部42は、長尺部材41を棚3に留めるクリップ等あってもよい。接続部42は、棚3の端部に突起を形成し、長尺部材41の端部に環状の部材を設けて突起に係止させるような構成にしてもよい。
【0017】
第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。棚3を、設置面部2に対して取付け及び取り外し自在に固定される固定部31と、固定部31から遠ざかる方へ突出し、所定の荷重を受ける荷重受け部32と、荷重受け部32が固定部31に接合される接合部33と、を含んで構成した。接合部33を、固定部31よりも小さい弾性率を有する素材で構成した。荷重受け部32で受ける荷重は、接合部33に最も大きくかかる。接合部33の弾性率が固定部31よりも小さいことで、接合部33は変形しやすくなる。このため、荷重受け部32が受けた荷重は、接合部33が変形することで分散する。その結果、荷重受け部32から固定部31に伝わる荷重は低減され、小さくなる。固定部31は、設置面部2に沿って取り付けられているので、固定部31にかかる荷重が低減されると、棚3が設置面部2に取り外し自在に取り付けられていても、棚3の位置がずれたり落下したりすることを防止することができる。
【0018】
第1実施形態によれば、棚3を、設置面部2に複数配置し、隣接する棚3同士を連結する連結部4をさらに含んで構成した。棚3同士を連結部4で連結することで、猫が隣接する棚3に移りやすくなる。棚3に物品を載置して使用する場合も、連結部4に物を引っかけて使用することが可能になり、利便性が高まる。
【0019】
図3A及び図3Bは、第1実施形態の変形例に係る棚3A、3Bを示す。以降の説明において、共通する構成については説明を省略し、共通する符号を用いて説明する。図3Aに示すように、荷重受け部32Aは、固定部31の上下方向における中央部から突出していてよい。荷重受け部32Aに荷重がかかった際に、固定部31が設置面部2から剥離するのは、固定部31の上部からである。図3Aに係る変形例によれば、荷重を受ける位置と剥離が生じる位置をずらすことで、剥離を生じにくくさせることができる。
【0020】
図3Bに示すように、荷重受け部32Bは、固定部31から一つ以上突出するように配置されていてよい。例えば、側面視コ字状を形成するよう上下に配置されてよい。荷重受け部32が二段配置されていることで、物を載せる棚3Bとしての利便性が向上する。棚装置1Bをキャットウォークとして用いた場合は、上下の荷重受け部32Bの間に猫が入ることもでき、上方の荷重受け部32Bの上に載ることもでき、猫の興味を引くことができる。図3Bでは、側面視コ字状を例示しているが、荷重受け部32Bの数は限定されない。二以上あってもよい。
【0021】
次に、図4を参照して第2実施形態に係る棚装置1Cについて説明する。図4に示すように、第2実施形態の棚装置1Cでは、固定部31Cと荷重受け部32Cとが同じ素材で構成されており、接合部33Cが弾性部材により構成されている点で、第1実施形態と異なる。
【0022】
固定部31Cは、磁性シート311及び表面材312Cに加えて、芯材313を有する。芯材313は、磁性シート311の表面側に、磁性シート311を覆うように配置される。芯材313は、例えばアルミ等の軽量の金属で構成される。表面材312Cは、磁性シート311及び芯材313の棚3における表面側に配置される。表面材312Cは、芯材313の周囲に設けられる。表面材312Cは、例えば発泡ウレタン樹脂を含んで構成され、芯材313よりも剛性の低い部材である。表面材312Cは、発泡ウレタン樹脂又はフェルト生地のいずれかで構成されるか、又はその両方で構成されていてもよい。
【0023】
荷重受け部32Cは、固定部31Cに用いられている部材とそれぞれが同じ素材で構成された芯材321と、表面材322と、を有する。芯材321は、アルミ製であり、表面材322は、発泡ウレタン樹脂等により構成される。
【0024】
接合部33Cは、荷重受け部32Cの基端側に配置され、荷重受け部32Cと固定部31Cとを接続する部材である。接合部33Cは、芯材313、321及び表面材312C、322とは異なる素材により構成される。接合部33Cは、板状の荷重受け部32Cの長手方向の一方から他方まで延びる細長い角柱型の弾性部材であり、具体的にはゴム製である。接合部33Cは、固定部31の芯材313の表面側から表面材312Cの表面側に至る厚さを有し、荷重受け部32Cの芯材321の基端部が挿入される溝を有する。接合部33Cは、溝に挿入された芯材321を挟持するように配置される。
【0025】
第2実施形態によれば、棚3Cは、金属製の芯材313、321が表面材312C、322の内部に配置されて形成されているので、棚3Cの強度が高まる。接合部33Cは、荷重受け部32Cが荷重を受けて変形した際に、最も荷重がかかる部分が弾性変形容易なゴム製であるため、荷重受け部32Cが受けた荷重を分散させる。このため、固定部31Cへ伝わる荷重が低減され、第1実施形態と同様の効果を奏する。
【0026】
図5Aは、第3実施形態に係る棚3Dを示す図であり、荷重受け部の形状の一例を示すものである。図5Aに示すように、棚3Dは、透明部材5を有してよい。透明部材5は、アクリル樹脂で形成されており、下方から上方が視認可能である。透明部材5は、上部が開口し、下方に膨出した浅い半球型に形成されている。透明部材5の形状は特に限定されるものではなく、板状に形成されていてもよい。
【0027】
透明部材5は、荷重受け部32Dの略中央側に配置され、その周囲から荷重受け部32の外縁まで発泡ウレタン樹脂が配置されている。透明部材5を構成するアクリル樹脂の方が、発泡ウレタン樹脂よりも剛性が高い。このため、荷重受け部32の周縁に配置された発泡ウレタン樹脂で、棚3Dが落下したりぶつかったりした際の衝撃を受けることができる。透明部材5が設けられていることにより、例えば猫が荷重受け部32Dに載った際に、使用者が下方から猫の様子を視認できる。猫は狭い空間に嵌まり込んで眠ることを好む習性があるので、半球型の透明部材5に嵌まり込んだ猫を視認できる。棚装置1Dに物品を載置して使用する場合でも、透明部材5により載置する物品を視認することが可能となるため、飾り棚としての利便性が高まる。
【0028】
図6Aは、第4実施形態に係る棚3Eを示す図であり、荷重受け部の形状の一例を示すものである。図6Aに示すように、棚3Eは、筒状部6を有してよい。筒状部6は、固定部31から遠ざかる方へ突出して設けられている。図6Bに示すように、筒状部6の側部表面の一部が固定部31に接合され、接合部33Eが形成される。筒状部6の内側の中空空間は、物を置いたり猫が入り込んだりすることができ、筒状部6の下方側部が第4実施形態に係る荷重を受ける荷重受け部32Eを構成する。第4実施形態によっても、猫の興味を引き、飽きを防止することができる。筒状部6に、物品を載置して使用することもできる。筒状部6は円筒形である。しかし、内部が中空に形成され、両端が開口していれば、断面の形状は限定されない。例えば、方形筒状であってもよい。
【0029】
本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、変形、改良等は本開示に含まれる。
上記実施形態では、磁性により設置面部2と固定部31が引き合って固定部31が設置面部2に着くことで、棚3の位置を設置面部2に対して変更可能に構成することを説明した。しかし、棚3を設置面に対して取付け及び取り外し自在にする構成は、これに限られない。例えば、荷重受け部の固定部に真空吸着する吸盤を配置して、吸盤により設置面部2に取り付けるように構成してもよい。あるいは、固定部に剥離可能で繰り返し接着可能な接着剤を設けてもよい。
【0030】
第1実施形態では、固定部31及び荷重受け部32は異なる発泡倍率のウレタン発泡樹脂で構成されている。固定部31及び荷重受け部32は、軽量かつ、ぶつかっても傷のつかない弾性を有することが好ましいが、素材は特に限定されない。
【0031】
第2実施形態では、接合部33Cはゴムにより形成されている。接合部33Cの形状及び素材は特に限定されない。例えば、接合部33Cは、コイル状の部材であってよい。コイル状の部材が、板状の荷重受け部32Cの長手方向に沿って配置され、荷重受け部32Cと固定部31Cとを接続する接続部材として機能するものであってもよい。
【0032】
上記実施形態では、棚装置1が鉄板を含む設置面部2を有し、棚3は設置面部2に取り付けられるものを例に説明した。しかし、棚は建物の壁面自体や、建物の他の構造物に取り付けられてもよい。固定部を固定することができれば、壁面や他の構造物も設置面に含まれる。
【0033】
棚を設置する場所は、室内に限られない。設置面部を設置可能な面を有していれば、屋外であってもよい。荷重受け部には、猫の爪とぎ等の備品を設けてもよい。動物が載る場合として猫を例に説明した。しかし、猫に限らず、オウムやフクロウ等であってもよく、動物の種類は限定されない。以上の実施形態は、適宜組み合わせて用いられてよい。
【符号の説明】
【0034】
1 棚装置、 2 設置面部(設置面)、 3 棚、 4 連結部、 5 透明部材、 6 筒状部、 9 壁面、 31 固定部、 32 荷重受け部、 33 接合部、 312 表面材、 313 芯材、 321 芯材、 322 表面材
図1
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図4
図5A
図5B
図6A
図6B