(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-04
(45)【発行日】2023-12-12
(54)【発明の名称】投票システム、投票方法及び投票プログラム
(51)【国際特許分類】
G07C 13/00 20060101AFI20231205BHJP
G06Q 50/34 20120101ALI20231205BHJP
【FI】
G07C13/00 A
G06Q50/34
(21)【出願番号】P 2019229066
(22)【出願日】2019-12-19
【審査請求日】2022-11-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】正慶 宗一郎
【審査官】中村 泰二郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-069589(JP,A)
【文献】特開2019-067449(JP,A)
【文献】特開平07-141447(JP,A)
【文献】特開2001-014505(JP,A)
【文献】特開2016-015109(JP,A)
【文献】特開2009-237682(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07C 13/00
G06Q 10/00-10/10,
30/00-30/08,
50/00-50/20,
50/26-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
投票端末に設けられ、ユーザが投票データを入力する入力部と、
前記投票端末に設けられ、
前記投票端末とネットワークを介して接続された投票装置を示す二次元コードを読み取る読み取り部と、
前記投票端末に設けられ、読み取った前記二次元コードが示す前記投票装置に前記投票データを送信する第1の通信部と、
前記投票装置に設けられ、前記投票データを受信する第2の通信部と、
前記投票装置に設けられ、前記投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す入金促進部と、
前記投票装置に設けられ、投票券を発券する発券部と、
前記投票端末及び前記投票装置と前記ネットワークを介して接続された投票データ収集サーバに設けられ、前記投票端末を特定する特定データと前記投票データとを紐付けたID(Identification)を発行するID発行部と、
を備え
、
前記ID発行部は、前記IDを示すデータを、前記特定データに基づいて前記投票端末に送信すると共に、前記読み取った二次元コードが示す投票装置に送信し、
前記読み取った二次元コードが示す投票装置の発券部は、前記IDを示すデータが書き込まれた投票券を発券する、投票システム。
【請求項2】
前記投票端末は、前記読み取り部として撮像部を備える携帯端末である、請求項
1に記載の投票システム。
【請求項3】
前記投票券を換金する場合に、前記投票券に書き込まれたデータが示すIDと前記投票端末に送信されたデータが示すIDとを照合する、請求項1又は2に記載の投票システム。
【請求項4】
投票端末がユーザに投票データの入力を促す工程と、
前記投票端末が投票装置を示す二次元コードを読み取り、読み取った前記二次元コードが示す前記投票装置に前記投票データを送信する工程と、
前記投票装置が受信した前記投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す工程と、
前記投票端末を特定する特定データと前記投票データとを紐付けたID(Identification)を発行する工程と、
前記IDを示すデータを前記投票端末及び前記読み取った二次元コードが示す投票装置に送信する工程と、
前記IDを示すデータが書き込まれた投票券を前記読み取った二次元コードが示す投票装置に設けられた発券部から発券する工程と、
を備える、投票方法。
【請求項5】
前記投票券を換金する場合に、前記投票券に書き込まれたデータが示すIDと前記投票端末に送信されたデータが示すIDとを照合する工程を備える、請求項4に記載の投票方法。
【請求項6】
投票端末がユーザに投票データの入力を促す処理と、
前記投票端末が投票装置を示す二次元コードを読み取り、読み取った前記二次元コードが示す前記投票装置に前記投票データを送信する処理と、
前記投票装置が受信した前記投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す処理と、
前記投票端末を特定する特定データと前記投票データとを紐付けたID(Identification)を発行する処理と、
前記IDを示すデータを前記投票端末及び前記読み取った二次元コードが示す投票装置に送信する処理と、
前記IDを示すデータが書き込まれた投票券を前記読み取った二次元コードが示す投票装置に設けられた発券部から発券する処理と、
をコンピュータに実行させる、投票プログラム。
【請求項7】
前記投票券を換金する場合に、前記投票券に書き込まれたデータが示すIDと前記投票端末に送信されたデータが示すIDとを照合する処理をコンピュータに実行させる、請求項6に記載の投票プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、投票システム、投票方法及び投票プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、競馬などの公営ギャンブルにおいて投票する場合、マークシートなどを用いることなく、携帯端末から投票することができるシステムが構築されている。例えば、特許文献1の投票システムは、携帯端末からの要求に応じて受付番号を割り付け、当該携帯端末に受付番号を交換したコードを返信し、自動発券機が携帯端末の表示部に表示されたコードを読み取ることで受付番号を取得し、さらに、受付番号に対応する購入予約情報を取得して当該購入予約情報に含まれる買い目情報に従って、発券を行う構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された投票システムは、携帯端末の表示部に表示されたコードを読み取るための読み取り装置を自動発券機毎に備える必要があり、コストが嵩む課題を有する。
【0005】
本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、当該課題の解決に寄与する投票システム、投票方法及び投票プログラムを提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の投票システムは、
投票端末に設けられ、ユーザが投票データを入力する入力部と、
前記投票端末に設けられ、投票装置を示す二次元コードを読み取る読み取り部と、
前記投票端末に設けられ、読み取った前記二次元コードが示す前記投票装置に前記投票データを送信する第1の通信部と、
前記投票装置に設けられ、前記投票データを受信する第2の通信部と、
前記投票装置に設けられ、前記投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す入金促進部と、
を備える。
【0007】
第2の態様の投票方法は、
投票端末がユーザに投票データの入力を促す工程と、
前記投票端末が投票装置を示す二次元コードを読み取り、読み取った前記二次元コードが示す前記投票装置に前記投票データを送信する工程と、
前記投票装置が受信した前記投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す工程と、
を備える。
【0008】
第3の態様の投票プログラムは、
投票端末がユーザに投票データの入力を促す処理と、
前記投票端末が投票装置を示す二次元コードを読み取り、読み取った前記二次元コードが示す前記投票装置に前記投票データを送信する処理と、
前記投票装置が受信した前記投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す処理と、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
上述の態様によれば、システム全体のコストの抑制に寄与可能な投票システム、投票方法及び投票プログラムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】実施の形態1の投票システムの構成を示すブロック図である。
【
図2】実施の形態1の投票方法の流れを示すフローチャート図である。
【
図3】実施の形態2の投票システムの構成を示すブロック図である。
【
図4】実施の形態2の投票方法の流れを示すフローチャート図である。
【
図5】投票システムに含まれるハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本開示を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0012】
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の投票システムの構成を説明する。
図1は、本実施の形態の投票システムの構成を示すブロック図である。投票システムは、例えば、競輪や競馬などの公営ギャンブル又はロトなどの宝くじなどを投票する際に好適である。
【0013】
図1に示すように、投票システム1は、投票端末2及び投票装置3を備えている。投票端末2は、ユーザ(投票者)が所有するスマートフォンやタブレットなどの携帯端末で構成することができ、入力部2a、読み取り部2b及び通信部2cを備えている。
【0014】
入力部2aは、ユーザが投票データを入力するための手段であり、例えば、投票端末2の表示装置及び当該表示装置に積層されたタッチパネルなどで構成することができる。ここで、投票データは、例えば、どの競争場の何番レースの買い目などを示すデータである。
【0015】
読み取り部2bは、投票装置3を示す二次元コードを読み取る手段であり、例えば、投票端末2に搭載されている撮像装置で構成することができる。ここで、二次元コードは、投票装置3とユニークに紐付けられたQR(Quick Response)コード(登録商標)などであり、投票装置3に表示、又は投票装置3の近傍に貼り付けられたステッカーなどに印刷されている。
【0016】
但し、二次元コードは、投票装置3とユニークに紐付けられたものであれば、QRコードに限定されない。通信部2cは、例えば、公衆回線などのネットワークを介して投票装置3と通信可能に接続されている。通信部2cは、読み取った二次元コードに基づいて、投票装置3に投票データを送信する。
【0017】
投票装置3は、公営ギャンブル場などの投票所に設置されている。投票装置3は、通信部3a及び入金促進部3bを備えている。通信部3aは、例えば、公衆回線などのネットワークを介して投票端末2と通信可能に接続されている。通信部3aは、投票端末2から送信された投票データを受信する。入金促進部3bは、例えば、投票装置3に設けられた表示装置や音声案内装置であり、投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す。
【0018】
次に、本実施の形態の投票方法の流れを説明する。
図2は、本実施の形態の投票方法の流れを示すフローチャート図である。先ず、投票端末2がユーザに投票データの入力を促し、ユーザが入力部2aを介して投票データを入力する(S1)。そして、ユーザが投票端末2を二次元コードに近づけると、読み取り部2bが二次元コードを読み取る(S2)。
【0019】
次に、投票端末2の通信部2cは、二次元コードに基づいて送信先である投票装置3を特定し、特定した投票装置3に投票データを送信する(S3)。そして、投票装置3の入金促進部3bは、通信部3aを介して投票データを受信すると、当該投票データに基づく投票に必要な費用の入金を促す(S4)。その後、ユーザが投票装置3に費用を入金すると投票が完了し、例えば、投票装置3から投票券が発券される。
【0020】
このように本実施の形態の投票システム1及び投票方法においては、投票端末2が投票装置3を示す二次元コードを読み取って、読み取った二次元コードに基づいて投票装置3を特定し、特定した投票装置3に投票データを送信する。そして、投票装置3は、受信した投票データに基づいて入金を促す。
【0021】
このとき、二次元コードを読み取る読み取り部として一般的な携帯端末に搭載されている撮像装置を用いることができ、しかも、投票装置3が二次元コードなどを読み取るための読み取り装置を備える必要がないため、投票システム1全体としてコストの低減に寄与できる。
【0022】
<実施の形態2>
図3は、本実施の形態の投票システムの構成を示すブロック図である。投票システム11は、実施の形態1の投票システム1をより好ましい形態として構成している。なお、以下の説明では、実施の形態1と重複する説明は省略し、実施の形態1の投票システム1と等しい要素には等しい符号を用いて説明する。
【0023】
図3に示すように、投票システム11は、投票端末12、投票装置13及び投票データ収集サーバ14を備えている。投票端末12は、実施の形態1の投票端末2と同様に、入力部2a、読み取り部2b及び通信部2cを備えている。
【0024】
ここで、本実施の形態の通信部2cは、例えば、公衆回線などのネットワークを介して投票データ収集サーバ14とデータを送受信可能に接続されており、投票データを投票データ収集サーバ14に送信する際に、当該投票データに加えて、特定した投票装置13を示すデータ及びIP(Internet Protocol)アドレスなどの投票端末12を特定する特定データを送信する。
【0025】
投票装置13は、通信部3a及び入金促進部3bに加えて、発券部13aを備えている。ここで、本実施の形態の通信部3aは、例えば、公衆回線などのネットワークを介して投票データ収集サーバ14とデータを送受信可能に接続されている。そして、入金促進部3bは、表示装置であり、投票データに基づく投票に必要な費用を表示して当該費用の入金を促すと共に、確認のために投票データを表示する。発券部13aは、投票装置13への入金が完了すると、詳細は後述するが、投票端末12を特定する特定データと投票データとが紐付けられたID(Identification)を示すデータを書き込んだ投票券を発行する。
【0026】
投票データ収集サーバ14は、通信部14a、投票データ処理部14b、ID発行部14c及びデータ格納部14dを備えている。通信部14aは、例えば、公衆回線などのネットワークを介して、投票端末12の通信部2c及び投票装置13の通信部3aと通信可能に接続されている。
【0027】
投票データ処理部14bは、通信部14aを介して受信した投票データに基づいて、投票に必要な費用を算出する。つまり、投票データ処理部14bは、例えば、各々の投票端末12などから送信される投票データに基づいてオッズなどを算出し、算出したオッズに基づいて投票に必要な費用を算出する。
【0028】
ID発行部14cは、通信部14aを介して受信した投票端末12を特定する特定データと投票データとを紐付けたIDを発行する。データ格納部14dは、投票データやIDを示すデータなどを格納する。
【0029】
次に、本実施の形態の投票方法の流れを説明する。
図4は、本実施の形態の投票方法の流れを示すフローチャート図である。先ず、投票端末12がユーザに投票データの入力を促し、ユーザが入力部2aを介して投票データを入力する(S11)。そして、ユーザが投票端末12を二次元コードに近づけると、読み取り部2bが二次元コードを読み取る(S12)。
【0030】
次に、投票端末12の通信部2cは、二次元コードに基づいて投票装置13を特定し、特定した投票装置13を示すデータ、投票データ及び投票端末12を特定する特定データを投票データ収集サーバ14に送信する(S13)。
【0031】
次に、投票データ収集サーバ14の通信部14aを介して投票装置3を示すデータ、投票データ及び投票端末12を特定する特定データを受信すると、投票データ処理部14bは、投票データに基づいて、投票に必要な費用を算出する(S14)。このとき、これらの投票装置3を示すデータ、費用を示すデータ、投票データ及び投票端末12を特定する特定データは、データ格納部14dに格納される。
【0032】
次に、投票データ収集サーバ14の通信部14aは、投票装置13を示すデータに基づいて、費用を示すデータ、投票データ及び投票端末12を特定する特定データを当該投票装置3に送信する(S15)。
【0033】
次に、投票装置13の通信部3aを介して費用を示すデータ、投票データ及び投票端末12を特定する特定データを受信すると、入金促進部3bは、費用を示すデータ及び投票データに基づいて、投票に必要な費用を表示して入金を促すと共に、確認のために投票データを表示する(S16)。
【0034】
次に、投票装置13の入金促進部3bは、予め設定された期間内に費用が入金されたか否かを判定し(S17)、費用が入金された場合(S17のYES)、通信部3aを介して費用が入金された旨のデータを投票端末12を特定する特定データと紐付けて投票データ収集サーバ14に送信する(S18)。
【0035】
次に、投票データ収集サーバ14の通信部14aを介して投票端末12の特定データと紐付けられた費用が入金された旨のデータを受信すると、ID発行部14cは、投票端末12を特定する特定データと投票データとを紐付けたIDを示すデータを発行し、通信部14aを介して投票端末12にIDを示すデータを送信すると共に、投票装置13にIDを示すデータを送信する(S19)。
【0036】
次に、投票装置13の通信部3aを介してIDを示すデータを受信すると、発券部13aは、投票データに加えてIDを書き込んだ投票券を発券する(S20)。一方、予め設定された期間内に費用が入金されない場合(S17のNO)、投票装置13の入金促進部3bは、入金を促す処理を終了する。
【0037】
このように本実施の形態の投票システム11及び投票方法は、投票券にIDを示すデータを書き込むと共に、投票端末12に当該IDを示すデータを送信するので、例えば、投票券を換金する場合に、投票券に書き込まれたデータが示すIDと投票端末12に送信されたデータが示すIDとを照合することができ、投票券を拾った人などの換金を抑制することができる。
【0038】
<他の実施の形態>
上述した実施の形態1及び2では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、各構成要素の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
【0039】
例えば、上記実施の形態の投票システムは、次のようなハードウェア構成を備えることができる。
図5は、投票システムに含まれるハードウェア構成の一例を示す図である。
【0040】
図5に示す装置21は、インターフェイス22と共に、プロセッサ23及びメモリ24を備える。上記実施の形態で説明した投票システムは、プロセッサ23がメモリ24に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現される。つまり、このプログラムは、プロセッサ23を上記実施の形態の投票システムとして機能させるためのプログラムである。
【0041】
上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータ(情報通知装置を含むコンピュータ)に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、この例は、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/Wを含む。さらに、この例は、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM、EPROM、フラッシュROM、RAM)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
【0042】
上記実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
【0043】
例えば、実施の形態2では、投票データ収集サーバ14が投票データ処理部14b及びID発行部14cを備えているが、投票装置が投票データ処理部14b及びID発行部14cを備え、投票データ収集サーバは専ら投票データを格納する機能を担ってもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 投票システム
2 投票端末、2a 入力部、2b 読み取り部、2c 通信部
3 投票装置、3a 通信部、3b 入金促進部
11 投票システム
12 投票端末
13 投票装置、13a 発券部
14 投票データ収集サーバ、14a 通信部、14b 投票データ処理部、14c ID発行部、14d データ格納部