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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-04
(45)【発行日】2023-12-12
(54)【発明の名称】部分放電測定装置
(51)【国際特許分類】
   G01R 31/12 20200101AFI20231205BHJP
   G01R 31/34 20200101ALI20231205BHJP
【FI】
G01R31/12 A
G01R31/34 D
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020124889
(22)【出願日】2020-07-22
(65)【公開番号】P2022021382
(43)【公開日】2022-02-03
【審査請求日】2023-02-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000006105
【氏名又は名称】株式会社明電舎
(74)【代理人】
【識別番号】100086232
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 博通
(74)【代理人】
【識別番号】100092613
【弁理士】
【氏名又は名称】富岡 潔
(74)【代理人】
【識別番号】100104938
【弁理士】
【氏名又は名称】鵜澤 英久
(74)【代理人】
【識別番号】100210240
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 友幸
(72)【発明者】
【氏名】大石 和城
【審査官】田口 孝明
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-058166(JP,A)
【文献】特開2006-064461(JP,A)
【文献】特開2004-347424(JP,A)
【文献】特開2018-072304(JP,A)
【文献】特開平05-149994(JP,A)
【文献】特開2020-109398(JP,A)
【文献】特開2015-224888(JP,A)
【文献】特開2015-040763(JP,A)
【文献】実開昭55-051787(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
IPC G01R 31/12-31/20、
31/327-31/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空で円筒状に形成され、電源と測定対象とを結ぶケーブルを通した状態で設けられた貫通型の電極と、
前記電極に直列接続されたコンデンサと、
前記コンデンサに直列接続され接地された検出インピーダンスと、
前記検出インピーダンスで検出された信号を低周波成分の電圧波形と高周波成分の部分放電波形に波形分離する波形分離器と、
分離された前記電圧波形と前記部分放電波形に基づいて部分放電パターンを得る波形観測演算装置と、を備えたことを特徴とする部分放電測定装置。
【請求項2】
前記電極は、分割可能であることを特徴とする請求項1記載の部分放電測定装置。
【請求項3】
平板状または半円状に形成され、電源と測定対象とを結ぶケーブルに近接させた状態で設けられた電極と、
前記電極に直列接続されたコンデンサと、
前記コンデンサに直列接続され接地された検出インピーダンスと、
前記検出インピーダンスで検出された信号を低周波成分の電圧波形と高周波成分の部分放電波形に波形分離する波形分離器と、
分離された前記電圧波形と前記部分放電波形に基づいて部分放電パターンを得る波形観測演算装置と、を備えたことを特徴とする部分放電測定装置。
【請求項4】
前記波形分離器は、
ハイパスフィルタにより高周波成分の前記部分放電波形を抽出し、ローパスフィルタにより低周波成分の前記電圧波形を抽出することを特徴とする請求項1~3のうち何れかに記載の部分放電測定装置。
【請求項5】
前記電極は、三相の前記ケーブルの束に対して一括して設けられたことを特徴とする請求項1~4のうち何れかに記載の部分放電測定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機(高圧、低圧)及び静止機器(高圧、低圧)から発生する部分放電を検出する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の部分放電測定装置の一例を図10(a)に示す。図10(a)に示すように、電源ライン10と発電機等20との間に、3相(U,V,W)のケーブル(例えば、高圧ケーブル:以下、高圧ケーブルと称する)31,32,33が敷設されている。各高圧ケーブル31,32,33は、高電圧プローブ41,42,43を介して接地される。各高電圧プローブ41,42,43で検出された電源電圧V-U,V-V,V-Wが計測器50へ出力される。
【0003】
各高圧ケーブル31,32,33は、さらに、コンデンサCと検出インピーダンスZを順に接続して接地され、各検出インピーダンスZで検出された信号U-pulse,V-pulse,W-pulseが計測器50へ出力される。
【0004】
計測器50は、高電圧プローブ41,42,43で検出された電源電圧V-U,V-V,V-Wおよび検出インピーダンスZで検出された信号U-pulse,V-pulse,W-pulseに基づいて、高周波成分である部分放電波形と低周波成分である電圧波形を分離する。図10(a)において、電圧波形は正弦波として、部分放電波形は縦線として示している。
【0005】
また、従来の部分放電測定装置は、図10(b)に示すように、コンデンサCと検出インピーダンスZを備えた部分放電検出手段と、計測器50と、で構成される場合もある。
【0006】
ここで、部分放電は、発電機等20において、運転ストレスによって固定子巻線の絶縁層に亀裂や剥離などの劣化が生じた場合、劣化部に発生するものである。部分放電を検出することにより、絶縁の劣化状態を把握できるが、部分放電は運転に伴う電波雑音(ノイズ)に埋もれているので、部分放電をノイズと識別する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開2018-72304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図10(a),(b)に示すように、特にコンデンサCは高圧ケーブルに直接接続されて使用される。これは高電圧機器内部で発生する部分放電が主に高圧ケーブルに直接接続されている高電圧側で発生し、かつ部分放電発生箇所から近いため大きな部分放電信号が得られやすいといった理由による。
【0009】
しかし、コンデンサCは高圧ケーブルの導体に直接接続しなければならず、取付後の絶縁被覆処理など高電圧に長時間耐えうる絶縁処理を施さなければならないといった問題がある。
【0010】
以上示したようなことから、部分放電測定装置において、コンデンサに対して高電圧に長時間耐えうる絶縁処理を施すことを不要にすることが課題となる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、中空で円筒状に形成され、電源と測定対象とを結ぶケーブルを通した状態で設けられた貫通型の電極と、前記電極に直列接続されたコンデンサと、前記コンデンサに直列接続され接地された検出インピーダンスと、前記検出インピーダンスで検出された信号を低周波成分の電圧波形と高周波成分の部分放電波形に波形分離する波形分離器と、分離された前記電圧波形と前記部分放電波形に基づいて部分放電パターンを得る波形観測演算装置と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、その一態様として、前記電極は、分割可能であることを特徴とする。
【0013】
また、他の態様として、平板状または半円状に形成され、電源と測定対象とを結ぶケーブルに近接または当接させた状態で設けられた電極と、前記電極に直列接続されたコンデンサと、前記コンデンサに直列接続され接地された検出インピーダンスと、前記検出インピーダンスで検出された信号を低周波成分の電圧波形と高周波成分の部分放電波形に波形分離する波形分離器と、分離された前記電圧波形と前記部分放電波形に基づいて部分放電パターンを得る波形観測演算装置と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
また、その一態様として、前記波形分離器は、ハイパスフィルタにより高周波成分の前記部分放電波形を抽出し、ローパスフィルタにより低周波成分の前記電圧波形を抽出することを特徴とする。
【0015】
また、その一態様として、前記電極は、三相の前記ケーブルの束に対して一括して設けられたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、部分放電測定装置において、コンデンサに対して高電圧に長時間耐えうる絶縁処理を施すことを不要にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】実施形態における部分放電測定装置を示す概略図。
図2】部分放電検出手段の等価回路を示す図。
図3】計算に用いた部分放電測定装置の等価回路を示す図(AC50Hz、6350V)。
図4】計算結果を示す図(AC50Hz、6350V)。
図5】計算に用いた部分放電測定装置の等価回路を示す図(DC、8980V)。
図6】計算結果を示す図(DC、8980V)。
図7】計算に用いた部分放電測定装置の等価回路を示す図(三相電源、AC50Hz、6350Vrms)。
図8】計算結果を示す図(三相電源、AC50Hz、6350Vrms)。
図9】劣化したバーコイルを用いた測定実施例を示す図。
図10】従来の部分放電測定装置を示す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本願発明における部分放電測定装置の実施形態を図1図9に基づいて詳述する。
【0019】
[実施形態]
図1に本実施形態における部分放電測定装置の概略図を示す。本実施形態の部分放電測定装置は、部分放電検出手段60と、波形分離手段80と、波形観測演算装置90と、を備える。本実施形態における部分放電測定装置は、測定対象の停止中(オフライン)のみではなく、測定対象の運転稼働中(オンライン)においても部分放電を測定することを可能としたものである。測定対象は、例えば、回転機(高圧、低圧)や静止機器(高圧、低圧)が挙げられる。
【0020】
部分放電検出手段60は、貫通型電極70と、コンデンサCと、検出インピーダンスZと、を備える。
【0021】
貫通型電極70は、中空で円筒状に形成され、電源と測定対象とを結ぶ高圧ケーブルを通した状態で設けられる。貫通型電極70はU,V,W相の高圧ケーブルを通す形状である。高圧ケーブルに容易に設けるために、貫通型電極70を分割可能な型でもよい。また、貫通型電極70に代えて、平板状または湾曲した半円状に形成された電極を用いても良い。この電極の場合は、高圧ケーブルに近接または当接させた状態で設けられる。
【0022】
主な耐電圧性能は高圧ケーブルの絶縁被覆およびコンデンサCが負担するため、特に貫通型電極70の耐電圧特性は不要で、高圧ケーブルの絶縁被覆表面に接触しても問題ない。ただし、高圧ケーブルの絶縁被覆損傷を避けるため、高圧ケーブルの絶縁被覆表面から数mm以上の空間を設けるか、ゴムなどの応力緩衝材で隙間を埋める。また、計器用変流器に関する規格や内線規程に従った空間距離を取ってもよい。
【0023】
貫通型電極70の材質は電気伝導性の良い材料であればよく、例えば銅とする。表面は塗装や絶縁材巻き付けなど絶縁性、耐腐食性を付与する。
【0024】
コンデンサCは貫通型電極70に直列接続され、高電圧に対する耐電圧を確保できる仕様とする。また、静電容量は10~1000pFのいずれでもよいが、貫通型電極70と高圧ケーブルとの間の静電容量を考慮して設定する。
【0025】
検出インピーダンスZは、コンデンサCに直列接続され、接地される。検出インピーダンスZは抵抗と並列にアレスタ(サージアブソーバー)を組み合わせた構成とする。抵抗値はローパスフィルタLPFを介して入力した信号が波形観測演算装置90で判別できる値にする(例えば10kΩ~500kΩ)。
【0026】
波形分離手段80は、ハイパスフィルタHPFとローパスフィルタLPFから成る。
【0027】
ハイパスフィルタHPFによって部分放電波形のみを取り出す。カットオフ周波数は周囲のノイズ環境によって調整する(例えば、カットオフ周波数5MHz以上)。
【0028】
ローパスフィルタLPFによって電圧信号(電圧波形)のみを取り出す。カットオフ周波数は周囲のノイズ環境によって調整する(例えば、カットオフ周波数5MHz以下)。
【0029】
波形観測演算装置90は、分離した2波形を観測して合成し、部分放電パターンを得る。カットオフ周波数5MHzは周辺機器から伝搬してくる立ち上がり時間50ns/立下り時間50nsのインバータサージ電圧が繰り返し印加されると仮定した場合、その波形の周波数は5MHzであることから、この周波数帯域をノイズとして取り除くために決めた値である。
【0030】
部分放電検出手段60については図2の等価回路を用いて説明する。貫通型電極70とU,V,W相の高圧ケーブルとの間の静電容量をCair、絶縁抵抗をRair、コンデンサCの静電容量をCvc、絶縁抵抗をRvc、検出インピーダンスZの抵抗をRdetect、高圧ケーブルの対地間電圧をV、検出インピーダンスZの出力電圧をVoutとする。また、貫通型電極70とコンデンサCの合成抵抗をR、合成静電容量をC、商用周波数(50Hz又は60Hz)の時のインピーダンスをZとする。
【0031】
合成抵抗R、合成静電容量C、インピーダンスZは以下の式で計算できる。
【0032】
【数1】
【0033】
出力電圧Voutは商用周波数の場合はインピーダンスZと検出インピーダンスの抵抗Rdetectの比で決まる電圧波形、高圧ケーブルが直流の場合は合成抵抗Rと検出インピーダンスの抵抗Rdetectの比で決まる電圧波形と、貫通型電極70を介して伝搬される部分放電波形と、が重ね合わされた波形として出力される。
【0034】
出力電圧Voutの電圧波形はハイパスフィルタHPFとローパスフィルタLPFを介して部分放電波形と電圧波形とに分離され、波形観測演算装置90に入力し、部分放電パターンを得る。
【0035】
具体的な動作例として、表1に示す値を用いてシミュレーションを行った。ここで使用したソフトウェアはPSIM Demo Version 11.0.2 (Powersim Inc)である。
【0036】
【表1】
【0037】
単相電源に適用した計算例を図3図6に示す。図3は、電源電圧Vを、AC50Hz、6350Vとした場合の等価回路である。貫通型電極70の絶縁抵抗Rair、静電容量Cair、コンデンサCの絶縁抵抗Rvc、静電容量Cvc、検出インピーダンスZの抵抗Rdetect、ハイパスフィルタHPF、ローパスフィルタLPFは表1の条件としている。部分放電波形Surgeは、表1の模擬PD信号の条件としている。なお、図3中の「e3」,「e6」,「e-12」はそれぞれ103,106,10-12とする。
【0038】
波形観測演算装置90は、入力Aに高圧ケーブルに対地間電圧V、入力Bに出力電圧Vout、入力CにハイパスフィルタHPFを介した部分放電信号、入力DにローパスフィルタLPFを介した電圧信号が入力される。
【0039】
図4は、図3の等価回路の時の計算結果であり、波形観測演算装置90の入力A,B,C,Dに入力された信号を示している。電源電圧6350Vに対し、Rdetect/Z≒1/2000だけ低い電圧が出力電圧Voutとして出力される。この信号をハイパスフィルタHPF、ローパスフィルタLPFに通すことによって部分放電波形と電圧波形とに分離できる。
【0040】
図5は、電源電圧VDC1がDC、8980Vの時の等価回路である。その他の条件は表1、図3と同様である。
【0041】
図6は、図5の等価回路の時の計算結果である。直流電源電圧8980Vに対し、Rdetect/R≒1/9000だけ低い電圧が出力電圧Voutとして出力される。この信号をハイパスフィルタHPF、ローパスフィルタLPFに通すことによって部分放電波形と直流電圧波形とに分離できる。
【0042】
三相電源に適用した場合の計算結果を図7図8に示す。図7は、電源電圧Vを、AC50Hz、6350Vとした場合の等価回路である。
【0043】
部分放電信号波形Surge_Uは1V、500Hz、デューティ比0.02、部分放電波形Surge_Vは2V、1kHz、デューティ比0.01、部分放電波形Surge_Wは3V、2kHz、デューティ比0.01で与えている。
【0044】
貫通型電極70に三相交流の電線を通す場合、貫通型電極70の等価回路はU,V,Wの3分割となる。分割された1つ1つの貫通型電極70部分の絶縁抵抗は1740MΩ、静電容量は5.33pFとなる。3回路を合成すると表1の値と同じになる。その他は、図3図5と同様である。
【0045】
図8は、図7の等価回路の時の計算結果である。三相交流の場合は平衡状態であればU,V,Wの電圧を合成すると0Vとなる。従って、出力電圧Voutには部分放電波形のみが観測される。これをハイパスフィルタHPFに通すと部分放電波形が、ローパスフィルタLPFを通すと三相交流電源の中性点電位(0V)が得られる。
【0046】
図9で示すように、劣化させた11kV級固定子絶縁のバーコイル3本に高電圧の三相電圧(線間11kV、対地間6.35kV)を供給し、電源側の高圧ケーブルU,V,Wを束にして一括して貫通型電極70に通した状態での部分放電を測定した。この時、U,V,Wの高圧ケーブルと、貫通型電極70とコンデンサCとの間の絶縁抵抗Rは1436MΩ、静電容量Cは19pF、AC50Hzでのインピーダンスは167MΩである。
【0047】
電圧は観測できないが、電源の相順がU→W→Vであり、かつU相を基準に測定しているため、最初の部分放電パターンはU相、2つ目の部分放電パターンはW相、3つ目の部分放電パターンはV相と判断でき、かつ各相で部分放電パターンが異なっていることが判断できる。
【0048】
なお、図9の位相-放電量のパターンは基準となるU相における1サイクル分(位相:0~360°)の測定データを50回重ね書きしたものであり、測定装置としてSPARKS INSTRUMENTS社のPartial Discharge Analyzer(型式:TMS-6141)を使い、ハイパスフィルタ:5MHz、ローパスフィルタ:800kHzに設定した時のデータである。
【0049】
以上示したように、本実施形態によれば、ケーブルには貫通型電極70が設けられるため、コンデンサCはケーブルの導体に直接接続する必要がなく、取付後の絶縁被覆処理など高電圧に長時間耐えうる絶縁処理を施すことが不要となる。
【0050】
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
【符号の説明】
【0051】
C…コンデンサ
Z…検出インピーダンス
60…部分放電検出手段
70…貫通型電極
HPF…ハイパスフィルタ
LPF…ローパスフィルタ
80…波形分離器
90…波形観測演算装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10