IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ シャープ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-表示装置 図1
  • 特許-表示装置 図2
  • 特許-表示装置 図3
  • 特許-表示装置 図4
  • 特許-表示装置 図5
  • 特許-表示装置 図6
  • 特許-表示装置 図7
  • 特許-表示装置 図8
  • 特許-表示装置 図9
  • 特許-表示装置 図10
  • 特許-表示装置 図11
  • 特許-表示装置 図12
  • 特許-表示装置 図13
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-05
(45)【発行日】2023-12-13
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20231206BHJP
   G02F 1/1333 20060101ALI20231206BHJP
   H04N 5/64 20060101ALI20231206BHJP
【FI】
G09F9/00 304B
G09F9/00 350Z
G09F9/00 351
G02F1/1333
H04N5/64 541J
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2020009159
(22)【出願日】2020-01-23
(65)【公開番号】P2021117288
(43)【公開日】2021-08-10
【審査請求日】2022-09-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147304
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 知哉
(72)【発明者】
【氏名】岩田 大樹
【審査官】新井 重雄
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2006/080335(WO,A1)
【文献】特開2019-198017(JP,A)
【文献】特開2009-157131(JP,A)
【文献】特開2006-221058(JP,A)
【文献】特開2006-058587(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00
G02F 1/1333
H04N 5/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面に画像表示領域を含む表示パネルと、
前記表示パネルの前面側に位置し、前記画像表示領域と重なる領域に開口を有する前面側筐体と、
前記表示パネルの前面側とは反対側の背面側に位置し、前記前面側筐体と一対で前記表示パネルを囲む背面側筐体と、
前記背面側筐体のうち、露出している外側面とは反対側の内側面に取り付けられ、熱を発生する熱源体と、を備え
前記背面側筐体は、
金属材料を含有し、前記内側面を構成する基材部と、
前記基材部における前記内側面とは反対側の表面を覆い、前記外側面を構成する膜部と、を含み、
前記膜部は、前記基材部よりも熱伝導率が低い材料を含有する、表示装置。
【請求項2】
前記熱源体は、前記背面側筐体の前記内側面に対して対向する対向面を含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記熱源体の前記対向面は、前記背面側筐体の前記内側面に接触している、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前面に画像表示領域を含む表示パネルと、
前記表示パネルの前面側に位置し、前記画像表示領域と重なる領域に開口を有する前面側筐体と、
前記表示パネルの前面側とは反対側の背面側に位置し、前記前面側筐体と一対で前記表示パネルを囲む背面側筐体と、
前記背面側筐体のうち、露出している外側面とは反対側の内側面に取り付けられ、熱を発生する熱源体と、を備え、
前記熱源体は、前記背面側筐体の前記内側面に対して対向する対向面を含み、
前記熱源体の前記対向面は、前記背面側筐体の前記内側面に接触している、表示装置。
【請求項5】
前記熱源体の前記対向面と、前記背面側筐体の前記内側面との間に設けられ、前記熱源体からの熱を前記背面側筐体へ伝える熱伝導体を、さらに備え、
前記熱源体は、前記熱伝導体を介して、前記背面側筐体の前記内側面に取り付けられている、請求項2または4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記熱伝導体は、前記熱源体を前記背面側筐体へ粘接着している、請求項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示パネルは液晶パネルである、請求項1から6の何れか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
LED素子を、さらに備え、
前記熱源体は、前記LED素子である、請求項1から7の何れか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示パネルの背面側に位置し、前記表示パネルと重なる導光板を、さらに備え、
前記LED素子は、前記導光板の厚さ方向に伸びる側面に対向して配置されている、請求項8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記熱源体はICチップである、請求項1から7の何れか1項に記載の表示装置。
【請求項11】
さらに、自立させるスタンドを備える、請求項1から10の何れか1項に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示パネルを囲む一対の筐体である前面側筐体と背面側筐体とのうち、前面側筐体に、熱源である光源の基板が取り付けられた表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2013-148854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前面側筐体は、表示パネルの画像表示領域と重なる領域に開口が形成されているため、外気と接触する表面積が比較的小さい。このため、特許文献1に記載された表示装置によると、熱源である光源の基板が取り付けられた前面側筐体は、基板からの熱を十分に放熱できない虞がある。本開示の主な目的は、熱源からの熱を効率よく放熱できる表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一形態に係る表示装置は、前面に画像表示領域を含む表示パネルと、前記表示パネルの前面側に位置し、前記画像表示領域と重なる領域に開口を有する前面側筐体と、前記表示パネルの前面側とは反対側の背面側に位置し、前記前面側筐体と一対で前記表示パネルを囲む背面側筐体と、前記背面側筐体のうち、露出している外側面とは反対側の内側面に取り付けられ、熱を発生する熱源体と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】実施形態に係る表示装置の模式的な分解斜視図である。
図2】実施形態に係る表示装置における背面側筐体とパネルモジュールとの接続構造を概略的に示す断面図である。
図3】実施形態に係る表示装置における背面側筐体と第1回路部との接続構造を概略的に示す断面図である。
図4】実施形態に係る表示装置の光源部と背面側筐体との第1の取り付け構造を表す断面図である。
図5】実施形態に係る表示装置の光源部と背面側筐体との第2の取り付け構造を表す断面図である。
図6】第1の比較例に係る表示装置に用いられているICの放熱体の斜視図である。
図7】第2の比較例に係る横向きの表示装置の背面側の外観を表す図である。
図8】第3の比較例に係る縦向きの表示装置の背面側の外観を表す図である。
図9】実施形態に係る横向きの表示装置の背面側の外観を表す図である。
図10】実施形態に係る縦向きの表示装置の背面側の外観を表す図である。
図11】実施形態に係る表示装置の光源部と背面側筐体との第3の取り付け構造を表す断面図である。
図12】実施形態に係る表示装置の光源部と背面側筐体との第4の取り付け構造を表す断面図である。
図13】実施形態に係る表示装置の光源部と背面側筐体との第5の取り付け構造を表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に説明する実施形態は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態に限定されない。この実施形態以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0008】
図1は、実施形態に係る表示装置1の模式的な分解斜視図である。図2は、実施形態に係る表示装置1における背面側筐体4とパネルモジュール2との接続構造を概略的に示す断面図である。図3は、実施形態に係る表示装置1における背面側筐体4と第1回路部7との接続構造を概略的に示す断面図である。
【0009】
図1から図3に示すように、表示装置1は、例えば、パネルモジュール2と、前面側筐体3と、背面側筐体4と、スタンド5と、光源部6と、第1回路部7と、第2回路部8とを備えている。パネルモジュール2は、前面側から背面側へかけて並ぶ、表示パネル21、導光板22および支持板23を有する。
【0010】
表示装置1は、動画、静止画などの画像を表示するディスプレイ装置である。本実施形態では、表示装置1は、アンテナからのテレビ放送信号を受信する受信回路、受信したテレビ放送信号に基づいた映像を表示させる表示回路等を備えており、テレビ受信装置としても機能する。また、本実施形態の表示装置1は、例えば、台座等の設置面上に置かれる据え置き型のディスプレイ装置であって、表示装置1を自立させるためのスタンド5を更に備えている。
【0011】
なお、図1では、スタンド5の設置面に対し、パネルモジュール2は、長辺が略平行であり、短辺が略直交する向き(横向き)で、スタンド5に支持される場合を図示している。なお、パネルモジュール2は、横向きから90度回転させた縦向き(図8または10参照)に、スタンド5に支持されてもよい。縦向きは、スタンド5の設置面に対し、パネルモジュール2が、長辺が略直交し、短辺が略平行となる向きである。
【0012】
前面側筐体3および背面側筐体4は、パネルモジュール2と、光源部6と、第1回路部7と、第2回路部8とを、前面側筐体3および背面側筐体4により囲まれた内部の空間に収容する筐体である。
【0013】
前面側筐体3は、表示パネル21の前面側に位置し、表示パネル21を前面側から支持する。前面側筐体3には、表示パネル21における前面に設けられた画像表示領域21aと重なる領域に開口3aが形成されている。開口3aの面積は、画像表示領域21aと略同一である。すなわち、前面側筐体3は、表示パネル21における画像表示領域21aの周囲の領域である額縁領域と重なるように配置されている。前面側筐体3は、例えば、樹脂材料により形成されてもよいし、金属材料により形成されてもよい。
【0014】
背面側筐体4は、表示パネル21の前面側とは反対側の背面側に位置し、前面側筐体3と一対で表示パネル21を囲む。背面側筐体4は、表示パネル21の背面を覆い、前面側筐体3と一対で表示パネル21を背面側から支持する。
【0015】
一例として、背面側筐体4は、矩形板状の背面部41と、背面部41の縁から前面側へ屈曲する側面部42とを有する。そして、例えば、背面側筐体4のうち背面部41は、導光板22および支持板23を介して表示パネル21の背面を覆い、背面側筐体4のうち側面部42は、導光板22および支持板23それぞれの側面を一周に亘って覆う。側面部42は、背面部41から屈曲することで背面部41に対して起立して設けられている。
【0016】
また、例えば、背面部41の4辺のうち少なくとも1辺に沿って形成されている側面部42は、背面部41から屈曲するだけではなく、さらに、複数回屈曲した形状であってもよい。これにより、前面側筐体3および背面側筐体4が一対として組み合わさった構成の厚さ(前面側筐体3の外側面から背面側筐体4の外側面までの長さ)が薄くても、強度を上げることができる。図2および図3に示す例では、背面部41の4辺のうち下側の長辺に沿って形成されている側面部42は、背面部41の縁から屈曲して前面側筐体3へ近づく方向へ伸びる第1側面領域421と、第1側面領域421の縁から屈曲して前面側筐体3に対して略平行となるように伸びる第2側面領域422と、第2側面領域422の縁から屈曲して前面側筐体3から遠ざかる方向へ伸びる第3側面領域423とを有する。
【0017】
なお、背面部41と、側面部42とは、一体的に形成されていてもよいし、それぞれ別の材料を用いて形成されていてもよい。
【0018】
背面側筐体4のうち、表示装置1の外部の空間に露出している側の面を外側面4aと称し、反対側の表示パネル21に近い側の面を内側面4bと称する。外側面4aは、表示装置1が通常に使用されている際にユーザから視認される可能性がある面である。また、内側面4bは、表示装置1が通常に使用される際にユーザから視認される面ではなく、前面側筐体3と背面側筐体4とが分離されないと、ユーザから視認されない面である。
【0019】
なお、本実施形態において背面側筐体4は、前面側筐体3および背面側筐体4により囲まれた空間に収容された、熱を発する熱源体が取り付けられることで、当該取り付けられた熱源体からの熱を放熱する放熱部材として機能する。前面側筐体3および背面側筐体4それぞれの外側面の色は、特に限定されないが、例えば、黒色にすることで熱放射を高めることができる。
【0020】
背面側筐体4は、熱伝達率が高い材料により形成されていることが好ましい。背面側筐体4は、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス、または、それらを含む合金などの金属材料により形成されていてもよい。または、背面側筐体4は、樹脂材料により形成されていてもよい。
【0021】
また、背面側筐体4は、多層構造であってもよい。例えば、背面側筐体4は、内側面4bを構成する基材部と、基材部における内側面4bとは反対側の表面を覆って形成され、外側面4aを構成する膜部とを含む構成であってもよい。また、例えば、基材部は比較的熱伝導率が高いアルミニウムなどの金属材料を含有して構成され、膜部は基材部よりも熱伝導率が低い材料を含有して構成されていてもよい。これにより、背面側筐体4が熱源体からの熱を放熱している際、基材部の温度よりも、膜部の方が低温になる。このため、背面側筐体4が熱源体からの熱を放熱している際、ユーザが、背面側筐体4の外側面4aに触れたとしても、温度が高くてユーザが不快に感じることを抑制することができる。
【0022】
膜部は、例えば、基材部の表面に、塗料を吹き付けたり、フィルムを貼ったり、メッキを施したり等により形成することができる。
【0023】
表示パネル21は、例えば、液晶パネルである。表示パネル21は、駆動回路からの制御信号によって、光の透過率を変化させることで画像を画像表示領域21aに表示する。表示パネル21は、平面視が矩形状に形成されている。表示パネル21は、前面に画像表示領域21aを含み、画像表示領域21aに画像を表示するように構成されている。図1に示す例では、表示パネル21は、長辺が設置面に対して略平行であり、短辺が設置面に対して略直交する、横向きに設けられている。表示パネル21は、ねじ、ビスまたはリベット等の固定部材を用いて、前面側筐体3に固定されていてもよいし、支持板23に固定されていてもよい。
【0024】
導光板22は、表示パネル21の背面を覆うように配置されている。導光板22の両主面(前面側主面および背面側主面)のうち前面側主面は表示パネル21の背面と対向し、背面側主面は支持板23と対向する。導光板22は、光源部6から出射された光を導光し、前面側主面から面状に出射する。これにより、導光板22は、表示パネル21を、背面側から面状に照らす。導光板22は、例えば、透明な樹脂材料を用いて形成することができる。
【0025】
支持板23は、導光板22の背面を覆うように配置されており、導光板22を、背面側から支持する。支持板23は、導光板22を支持することができればよく、例えば、樹脂材料または金属材料などを用いて形成することができる。支持板23は、例えば、ねじ等を用いて、縁部分が前面側筐体3と固定されることで、前面側筐体3との間に、表示パネル21および導光板22を挟むことで、表示パネル21および導光板22を支持している。
【0026】
さらに、図2に示すように、例えば、支持板23は、背面側筐体4における内側面4bから突出するように設けられた複数の突出部43それぞれに、ねじ、ビスまたはリベットなどの固定部材53を用いて固定されてもよい。例えば、支持板23には、背面側筐体4における内側面4bから突出するように設けられた複数の突出部43それぞれと対向する位置に複数の貫通孔23aが形成されている。そして、各固定部材53は、支持板23のそれぞれの貫通孔23aを介して各突出部43と結合される。これにより、支持板23は背面側筐体4と機械的に固定される。
【0027】
図1から図3に示すように、光源部6は、例えば、複数のLED(light emitting diode)素子61と、複数のLED素子61を支持すると共に複数のLED素子61を駆動させる回路基板であるLED基板62とを有する。光源部6は、導光板22と共にバックライトを構成している。本実施形態では、当該バックライトは、導光板22のうち、導光板22の厚さ方向に伸びる面である側面に対向するように光源部6が配置された、いわゆるエッジライト型構造である。なお、表示装置1が備えるバックライトは、エッジライト型構造に限定されず、例えば、光源部6が導光板22の背面側に配置され、光源部6が導光板22を背面側から照らす、いわゆる直下型構造であってもよい。
【0028】
複数のLED素子61は、例えば、白色光などの光を出射する。複数のLED素子61から出射された光は、導光板22における複数のLED素子61と対向する側面から導光板22内部に導光され、導光板22の前面側主面から面状に出射されて、表示パネル21が照らされる。複数のLED素子61は、表示装置1において熱を発生する熱源体である。
【0029】
LED基板62は、電源回路から供給された電力を複数のLED素子61に供給することで、複数のLED素子61それぞれを駆動させる。LED基板62は、表示装置1において熱を発生する熱源体である。LED基板62の表面62aには、複数のLED素子61が実装されている。LED基板62の表面62aには、複数のLED素子61を実装するための複数の端子が形成されており、当該複数の端子に複数のLED素子61が電気的に接続されている。
【0030】
そして、熱源体であるLED基板62は、背面側筐体4に取り付けられている。ここで、外側面が露出する前面側筐体3および背面側筐体4のうち、前面側筐体3には、表示パネル21の画像表示領域21aと略同じ面積の開口3aを設ける必要がある。一方、背面側筐体4には、前面側筐体3とは異なり、画像表示領域21aと略同じ面積の開口を設ける必要がないため、背面側筐体4は、外側に露出する外側面4aの面積を、前面側筐体3と比べて広くとることができる。このため、上述のように、熱源体であるLED基板62を、背面側筐体4に取り付けることにより、前面側筐体3に取り付ける場合と比べて、前面側筐体3よりも外側に露出する面積が広い外側面4aを介して、LED基板62が発した熱を、効率よく放熱することができる。
【0031】
また、LED基板62は、背面側筐体4の内側面4bに対向する対向面である裏面62bを含む。換言すると、熱源体であるLED基板62は、裏面62bが、背面側筐体4の内側面4bと対向するように背面側筐体4に取り付けられている。これにより、LED基板62のうち裏面62bから、裏面62bに対向する内側面4bに効率よく熱を伝えることができる。この結果、LED基板62からの熱を効率よく、背面側筐体4に伝え、外側面4aから外部へ放熱することができる。
【0032】
図4は、実施形態に係る表示装置1の光源部6と背面側筐体4との第1の取り付け構造を表す断面図である。図4に示すように、例えば、LED基板62は、熱伝導体92を介して背面側筐体4の内側面4bに取り付けられている。
【0033】
熱伝導体92は、LED基板62の裏面62bと背面側筐体4の内側面4bとに接触し、LED基板62の裏面62bを背面側筐体4の内側面4bに固定する。熱伝導体92は、LED基板62の裏面62bを、背面側筐体4の内側面4bに粘接着(粘着または接着)し、熱伝導性がよい部材であればよい。熱伝導体92は、例えば、厚みが薄い両面テープ、または、部材全体的に粘着力を有する粘着剤などを用いることができる。熱伝導性がよい両面テープは、例えば、熱伝導性アクリルを用いて形成することができる。
【0034】
図5は、実施形態に係る表示装置1の光源部6と背面側筐体4との第2の取り付け構造を表す断面図である。図5に示すように、例えば、LED基板62は、熱伝導体92を介さず、直接、背面側筐体4の内側面4bと接触するように取り付けられていてもよい。図5に示すように、例えば、背面側筐体4に貫通孔4cが形成され、LED基板62における、貫通孔4cと重なる位置に貫通孔62cが形成される。そして、ねじ、ビスまたはリベットなどの固定部材55が、LED基板62の表面62a側から貫通孔62cおよび貫通孔4cを貫通するように設けられる。これにより、LED基板62の裏面62bと背面側筐体4の内側面4bとが接触して、LED基板62が背面側筐体4に、機械的に固定される。これにより、LED基板62が発した熱を、直接、背面側筐体4に伝えることができ、この結果、外側面4aから外部へ、より効率的に放熱することができる。
【0035】
図1および図3に示すように、第1回路部7および第2回路部8は、支持板23と背面側筐体4との間に配置されており、それぞれ背面側筐体4に取り付けられている。本実施形態では、第1回路部7および第2回路部8は、並んで配置されている。
【0036】
第1回路部7は、回路基板71と、IC(Integrated Circuit)72とを備えている。また、回路基板71には、抵抗、コンデンサおよびインダクタなどの電気部品が実装されている。
【0037】
第1回路部7は、例えば、表示パネル21に画像を表示させるための駆動回路を構成しており、接続ケーブルを介して表示パネル21と電気的に接続されている。IC(Integrated Circuit)72は、例えば、タイミングコントローラ等を構成しており、液晶パネルを駆動するように構成されている。IC72は、表示装置1の内部において熱を発生する熱源体である。IC72は、回路基板71の表面71aに実装されることで、回路基板71と電気的に接続されている。IC72は、回路基板71の表面71aに形成された端子と接続されている。なお、第1回路部7は、駆動回路とは異なる他の回路を構成していてもよいし、駆動回路と他の回路との複数の回路を構成していてもよい。また、IC72は、熱を発生させる熱源体の一例であり、タイミングコントローラなどの表示パネル21を駆動させるICではなく、他の用途として回路基板71に実装されたICであってもよい。
【0038】
第2回路部8は、矩形板状に形成されており、回路基板に、抵抗、コンデンサ、インダクタ、IC(Integrated Circuit)等の電気部品が実装されている。第2回路部8は、例えば、電源回路を構成しており、第1回路部7、表示パネル21、LED基板62それぞれとコネクタなどを介して電気的に接続され、それぞれに電力を供給する。また、第2回路部8は、商用電源から供給された交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを含んでもよい。なお、第2回路部8は電源回路に限定されず、他の回路を構成してもよい。
【0039】
図3に示すように、例えば、背面側筐体4は、内側面4bから突出する複数の突出部44を有し、回路基板71は、複数の突出部44それぞれに、ねじ、ビスまたはリベットなどの複数の固定部材54を用いて取り付けられていてもよい。例えば、回路基板71には、複数の突出部44それぞれと対向する位置に形成された複数の貫通孔71cが形成されている。そして、各固定部材54は、回路基板71の裏面71b側から各貫通孔71cを介して各突出部44と結合される。これにより、熱源体であるIC72が実装された回路基板71は、複数の突出部44に取り付けられる。
【0040】
また、本実施形態の表示装置1は、熱伝導体91を更に備えている。熱伝導体91は、IC72の頭頂面(背面側筐体4の内側面4bに対向する対向面)72aと背面側筐体4の内側面4bとの間に配置されている。
【0041】
すなわち、熱伝導体91は、IC72の頭頂面72aおよび背面側筐体4の内側面4bそれぞれと接触する。換言すると、IC72は、頭頂面72aが、背面側筐体4の内側面4bと対向するように、熱伝導体91を介して背面側筐体4に取り付けられている。
【0042】
これにより、IC72の頭頂面72aから放熱された熱を、熱伝導体91を介して、頭頂面72aに対向する内側面4bに効率よく伝えることができる。この結果、IC72からの熱を効率よく、背面側筐体4に伝え、外側面4aから外部へ放熱することができる。
【0043】
熱伝導体91は、熱伝導性が高い材料により形成することが好ましい。熱伝導体91は、例えば、放熱フィラーを含有したシリコン、または、セラミックなどを用いて形成することができる。この場合、複数の突出部44の高さ(背面側筐体4の内側面4bから突出する長さ)と、IC72などの熱源体の厚さ(回路基板71の表面71aから突出する長さ)および熱伝導体91の厚さと、が同じになる。
【0044】
熱伝導体91は、電気絶縁性を有しており、回路基板71に実装された複数の電気部品のうち、発熱量が比較的大きい電気部品であるIC72と接触するように配置されている。熱伝導体91は、IC72と背面側筐体4とに挟まれている。これにより、熱伝導体91は、IC72が発した熱を、効率よく、背面側筐体4へ逃がす。これにより、IC72が発した熱は、背面側筐体4の外側に放熱することができ、放熱性が向上する。
【0045】
なお、熱伝導体91は、IC72に換えて、またはIC72に加え、回路基板71に実装されている他の発熱量が比較的大きい電気部品(例えばFET(Field Effect Transistor)など)と、背面側筐体4との両方に接触していてもよい。これによっても、回路基板71に実装されている他の発熱量が比較的大きい電気部品が発した熱を、背面側筐体4の外側に放熱することができ、放熱性が向上する。
【0046】
なお、熱伝導体91は、電気絶縁性を有し、かつ、粘接着する材料により形成されることで、IC72などの熱源体を、背面側筐体4の内側面4bに固定してもよい。
【0047】
また、IC72、または、回路基板71に実装されている他の発熱量が比較的大きい電気部品である熱源体は、熱伝導体91を介さず、直接、背面側筐体4の内側面4bと接触していてもよい。これにより、IC72などの熱源体が発した熱を、背面側筐体4を介して外部に放熱することができる。この場合、複数の突出部44の高さ(背面側筐体4の内側面4bから突出する長さ)と、IC72などの熱源体の厚さ(回路基板71の表面71aから突出する長さ)と、が同じになる。
【0048】
図6は、第1の比較例に係る表示装置に用いられているICの放熱体の斜視図である。図6に示すように、第1の比較例に係る表示装置においては、表示パネルを駆動させるための駆動回路を構成する基板107に実装された、タイミングコントローラ等を構成するIC172の頭頂面に、IC172からの熱を放熱するため、ヒートシンクなどの放熱体175を設ける必要がある。放熱体175は1方向に伸びる複数の放熱フィンが形成されている。これにより、第1の比較例に係る表示装置では、IC172から発生した熱を、放熱体175に形成された放熱フィンに逃がす。
【0049】
一方、本実施形態に係る表示装置1は、図3に示したように、第1回路部7は、背面側筐体4に取り付けられているため、熱源体であるIC72から発生した熱を、背面側筐体4に伝えることができ、背面側筐体4の外側面4aから外部へ放熱することができる。このため、表示装置1では、IC72の頭頂面72aに、さらに、図6に示した放熱体175を設ける必要がない。このため、表示装置1によると、IC172の頭頂面に放熱体175が設けられた比較例に係る表示装置と比べて、厚さ(前面側筐体3の外側面と背面側筐体4の外側面4aとの距離)を薄くすることができる。
【0050】
また、一般的な液晶パネルモジュールは、製造されたあと、表示装置として組み立てられるまでの輸送時に破損することを防ぐために、液晶パネルモジュールのバックライトシャーシに、板状の補強部材が取り付けられる。しかし、このような補強部材を液晶パネルモジュールに取り付けてしまうと、表示装置の組み立て時に、液晶パネルモジュールの背面側に配置される各種の回路基板を設けるためのスペースが制限される。
【0051】
一方、本実施形態に係る表示装置1によると、図2に示したように、パネルモジュール2は、背面側に設けられた複数の突出部43を介して、背面側筐体4と固定されている。これにより、パネルモジュール2に、さらに、補強部材などを設ける必要がない。このため、第1回路部7および第2回路部8など、パネルモジュール2の背面側に配置される各種の回路基板を設けるためのスペースを確保することができる。このため、表示装置1によると、上述した一般的な表示装置と比べて、各種の回路基板の配置するための設計の自由度を向上させることができる。
【0052】
図7は、第2の比較例に係る横向きの表示装置101の背面側の外観を表す図である。表示装置101においては、背面側筐体104の外側面104aにスタンド105が固定されており、スタンド105が設置面に設置されている。背面側筐体104は、上側長辺および下側長辺が、スタンド105の設置面に対して平行であり、左右短辺が、スタンド105の設置面に対して直交する向き(横向きと称する)で、スタンド105に取り付けられている。
【0053】
表示装置101は、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた内部の領域に配置されたICなどの熱源体が、背面側筐体104に取り付けられていない構成である。このため、表示装置101では、熱源体が発生させた熱を、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた内部の領域から外部へ放熱するために、背面側筐体104に、複数のスリット104dが形成されている。
【0054】
熱源体によって温められた空気は上昇するため、複数のスリット104dは、背面側筐体104における上側長辺に沿って並んで形成される。そして、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた内部の領域に、外部から空気を取り込むために、上側長辺とは逆側の下側長辺に沿っても、複数のスリット104dが並んで形成される。このように、複数のスリット104dは、上下の長辺に沿って形成される。このため、表示装置1では、複数のスリット104dを介して、外部から、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた内部の領域へ、塵または埃などの異物が混入する可能性が高い。そして、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた内部の領域へ、塵または埃などの異物が混入し、内部に配置された各種の回路基板に付着する場合がある。
【0055】
図8は、第3の比較例に係る縦向きの表示装置101Aの背面側の外観を表す図である。表示装置101Aにおいては、図7に示した横向きに設置することも可能であり、さらに、図8に示すように、背面側筐体104を、横向きから90度回転させた縦向きに、スタンド105に取り付けて、設置面に設置することも可能であるとする。縦向きは、背面側筐体104が、上側短辺および下側短辺がスタンド105の設置面に対して平行であり、左右長辺が、スタンド105の設置面に対して直交する向きである。
【0056】
図8に示すように、背面側筐体104が横向きおよび縦向きに設置が可能な場合、左右長辺それぞれに沿って並ぶ複数のスリット104dに加え、さらに、上側短辺および下側短辺それぞれに沿って並ぶ複数のスリット104eを形成する必要がある。すなわち、図8に示す表示装置101Aでは、背面側筐体104の外側面104aの縁の一周に亘って、複数のスリット104d・104eが並んで形成されている。このため、さらに、複数のスリット104d・104eを介して、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた内部の領域へ、塵または埃などの異物が混入し、内部に配置された各種の回路基板に付着する可能性が高くなる。
【0057】
加えて、図8に示すように、背面側筐体104が横向きおよび縦向きに設置が可能な場合、前面側筐体および背面側筐体104に囲まれた領域内のICの頭頂面に設けられるヒートシンクなどの放熱体は、1方向にのみ伸びる放熱フィンが形成された放熱体175(図6)ではなく、縦方向に流れる空気の対流と横方向に流れる空気の対流との両方を妨げない形状のフィンが形成された放熱体(例えば切り欠きタイプのフィンが形成された放熱体、または、ピンタイプのフィンが形成された放熱体)を用いる必要がある。
【0058】
図9は、本実施形態に係る横向きの表示装置1の背面側の外観を表す図である。図10は、本実施形態に係る縦向きの表示装置1の背面側の外観を表す図である。
【0059】
本実施形態に係る表示装置1によると、図3などに示したように、前面側筐体3と背面側筐体4とにより囲まれた領域内の熱源体(例えば、LED基板62およびIC72など)は、背面側筐体4に取り付けられている。このため、前面側筐体3と背面側筐体4とにより囲まれた領域内の熱源体が発した熱は、背面側筐体4に伝わり、背面側筐体4全体として外側面4aから外部に放熱することができる。
【0060】
このため、図9および図10に示すように、表示装置1においては、背面側筐体4に、ねじ、ビスまたはリベットなどの固定部材を通すための貫通孔(例えば円形状の貫通孔)以外に、放熱のための貫通孔である矩形などのスリットが形成されていなくてもよい。すなわち、背面側筐体4が横向き(図9)または縦向き(図10)のいずれであっても、背面側筐体4の両長辺および両短辺に沿って、熱源体の熱を放熱するための、矩形などの複数のスリットが形成されていない構成としてもよい。
【0061】
これにより、前面側筐体3および背面側筐体4に囲まれた領域内に、外部から、放熱のためのスリットを介して異物などが混入することを防止することができる。
【0062】
また、表示装置1によると、前面側筐体3および背面側筐体4に囲まれた領域内のIC72の頭頂面72a(図3)などに、放熱体175(図6)を設けなくても、十分に放熱効果を得ることができる。
【0063】
なお、本実施形態では、図3などを用いて、熱源体であるLED基板62と、IC72との両方が、背面側筐体4に取り付けられている例を説明した。しかし、表示装置1においては、少なくとも1つの熱源体が、背面側筐体4に取り付けられていればよい。
【0064】
次に、図11から図13を用いて、光源部6と背面側筐体4との他の取り付け構造について説明する。
【0065】
図11は、実施形態に係る表示装置1の光源部6と背面側筐体4との第3の取り付け構造を表す断面図である。図11に示すように、背面側筐体4は、内側面4bに、内側面4bから突出する凸部47が形成されている場合がある。そして、凸部47を覆うように光源部6を背面側筐体4に取り付ける場合、凸部47を覆い、凸部47の高さ(凸部47が内側面4bから突出する長さ)よりも厚く、熱伝導性がよい粘着剤である熱伝導体93を設ける。熱伝導体93は、凸部47を覆い、LED基板62の裏面62bと、背面側筐体4の内側面4bとに接触し、LED基板62の裏面62bを背面側筐体4の内側面4bに固定する。これにより、光源部6が発した熱を、熱伝導体93を介して効率よく背面側筐体4に伝えることができる。
【0066】
図12は、実施形態に係る表示装置1の光源部6と背面側筐体4との第4の取り付け構造を表す断面図である。図12に示すように、LED基板62は、凸部47を有する背面側筐体4の内側面4bに、ねじ、ビスまたはリベットなどの固定部材55と、熱伝導体94とを用いて取り付けてもよい。熱伝導体94は、例えば、熱伝導性がよく、クッション性を有する(凸部47による段差を吸収するように変形する)材料を用いて形成することができる。
【0067】
熱伝導体94は、凸部47を覆い、LED基板62と背面側筐体4との間に設けられている。熱伝導体94は、LED基板62の裏面62bと、背面側筐体4の内側面4bとに接触し、LED基板62の裏面62bを背面側筐体4の内側面4bに固定する。また、例えば、熱伝導体94には、LED基板62における貫通孔62c、および、背面側筐体4における貫通孔4cそれぞれと重なる位置に、貫通孔94cが形成されている。そして、固定部材55が、LED基板62の表面62a側から、貫通孔62c、貫通孔94cおよび貫通孔4cを貫通するように設けられる。そして、熱伝導体94は、凸部47の高さ(凸部47が内側面4bから突出する長さ)よりも厚く形成される。これにより、光源部6が発した熱を、熱伝導体94を介して効率よく背面側筐体4に伝えることができる。
【0068】
図13は、実施形態に係る表示装置1の光源部6と背面側筐体4との第5の取り付け構造を表す断面図である。光源部6が備えるLED基板62は、L字形状であってもよい。図13に示すLED基板62は、背面側筐体4のうち背面部41の内側面4bに取り付けられている第1基板領域621と、第1基板領域621の縁から屈曲することで第1基板領域621に対して起立して設けられている第2基板領域622とを有する。このように、図8に示すLED基板62は、第1基板領域621および第2基板領域622が、断面における形状がL字となっている。
【0069】
LED基板62のうち、第1基板領域621の裏面62bは、背面部41の内側面4bと対向する。第1基板領域621は、背面部41に取り付けられている。
【0070】
第1基板領域621を背面部41に取り付ける方法は、第1基板領域621および背面部41を直接接触させて、ねじ、ビスまたはリベットなどの固定部材を用いて固定してもよい。または、第1基板領域621と背面部41との間に、熱伝導性がよい、両面テープまたは粘着剤などの熱伝導体を配置し、当該熱伝導体により粘接着させることで、第1基板領域621と背面部41とを固定してもよい。
【0071】
LED基板62のうち、第2基板領域622は、第1基板領域621と接続されている端部から逆側の端部にかけて導光板22に近づくように伸び、当該逆側の端部近傍における表面62aの一部領域は、導光板22の側面と対向する。そして、第2基板領域622の表面62aにおける、導光板22の側面と対向する領域に、複数のLED素子61が実装されている。このような光源部6によっても、複数のLED素子61から出射した光を、導光板22の側面から導光板22の内部へ入射させることができ、その結果、導光板22によって表示パネル21を背面側から照らすことができる。
【0072】
図13に示す光源部6によると、LED基板62を屈曲した形状とすることで、背面側筐体4における、側面部42と背面部41とのうち、面積が大きい背面部41に取り付けることができる。これにより、熱源体であるLED素子61が発する熱を効率よく、背面側筐体4の外側面4aから放熱することができる。加えて、光源部6および導光板22を、複数のLED素子61が、導光板22の側面と対向するように配置された、いわゆるエッジライト型構造を実現することができる。
【0073】
なお、表示装置1において、前面側筐体3と背面側筐体4とが、ねじ、ビスまたはリベットなどの複数の固定部材55を用いて取り付けられていてもよい。例えば、前面側筐体3は、内側面から背面側筐体4の方向へ突出する複数の突出部45(図13では1つのみを図示している)を有する。また、背面側筐体4において、複数の突出部45と重なる位置に複数の貫通孔4cが形成されている。そして、背面側筐体4の外側面4a側から、複数の固定部材55が複数の貫通孔4cそれぞれに挿入されることで、前面側筐体3と背面側筐体4とを固定することができる。
【符号の説明】
【0074】
1 表示装置、2 パネルモジュール、3 前面側筐体、4 背面側筐体、5 スタンド、6 光源部、22 導光板、61 LED素子(熱源体)、62 LED基板(熱源体)、72 IC(熱源体)、92・93・94 熱伝導体
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13