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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-05
(45)【発行日】2023-12-13
(54)【発明の名称】テーブル用フレーム
(51)【国際特許分類】
   A47B 9/04 20060101AFI20231206BHJP
   A47B 13/06 20060101ALI20231206BHJP
   A47B 13/00 20060101ALI20231206BHJP
【FI】
A47B9/04
A47B13/06
A47B13/00 Z
【請求項の数】 24
(21)【出願番号】P 2020547199
(86)(22)【出願日】2019-03-13
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-06-24
(86)【国際出願番号】 DK2019000094
(87)【国際公開番号】W WO2019174686
(87)【国際公開日】2019-09-19
【審査請求日】2022-03-04
(31)【優先権主張番号】PA201800117
(32)【優先日】2018-03-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DK
(73)【特許権者】
【識別番号】594167956
【氏名又は名称】リナック エー/エス
(74)【代理人】
【識別番号】100135389
【弁理士】
【氏名又は名称】臼井 尚
(74)【代理人】
【識別番号】100086380
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 稔
(74)【代理人】
【識別番号】100103078
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 達也
(74)【代理人】
【識別番号】100130650
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 泰光
(74)【代理人】
【識別番号】100168099
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 伸太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100168044
【弁理士】
【氏名又は名称】小淵 景太
(74)【代理人】
【識別番号】100200609
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 智和
(72)【発明者】
【氏名】ヨルゲンセン、キャスパー
【審査官】家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】特開平07-148023(JP,A)
【文献】実開昭60-139924(JP,U)
【文献】特開2017-196379(JP,A)
【文献】特表2017-519546(JP,A)
【文献】独国特許出願公開第102015105588(DE,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 1/00-41/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シットスタンドテーブル用のフレームであって、縦材と2つの高さ調節脚とを含み、前記高さ調節脚は、少なくとも2つの入れ子式型材、すなわち外側型材及び内側型材と、電気モータ及びギア機構を含むモータユニットによって駆動される駆動機構とを有しており、
前記モータユニットは、前記縦材に配置されるとともに、前記高さ調節脚にある前記駆動機構に接続されており、
前記モータユニットは、前記縦材を通って前記高さ調節脚の少なくとも1つまで延びるドライブシャフトに接続されていることを特徴とする、フレーム。
【請求項2】
前記高さ調節脚を前記縦材に取付けるための取付けブラケットが、前記内側型材の上端に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載のフレーム。
【請求項3】
前記取付けブラケットは、U字型であるとともに、前記縦材の外側断面形状に一致する内側断面形状を有することにより、前記縦材が前記取付けブラケット内に収まるようになっていることを特徴とする、請求項2に記載のフレーム。
【請求項4】
前記縦材の外面には、取付けのための一対の軸ジャーナルが設けられており、前記軸ジャーナルは、前記高さ調節脚の前記取付けブラケットの端部に前記縦材の中央側を向いて設けられた一対の切欠きと協働することを特徴とする、請求項2に記載のフレーム。
【請求項5】
前記縦材の外面には、前記取付けブラケットの一対のトラックと協働する一対のジャーナルが設けられており、前記トラックは、前記取付けブラケットの上縁から延びていることを特徴とする、請求項4に記載のフレーム。
【請求項6】
前記フレームは、前記縦材の端部に配置された爪ユニットを含み、前記取付けブラケットの側壁には、前記縦材の側壁から突出する2つの爪と係合するための2つのスリットが形成されていることを特徴とする、請求項2~5のうちの1つに記載のフレーム。
【請求項7】
前記爪ユニットはハウジングを含み、前記ハウジングの外側形状は、前記縦材の内側形状と一致しており、前記ハウジングに収容された2つの爪が、前記ハウジングの両側にある間隙から突出しており、前記2つの爪は、前記2つの爪の間に取付けられたコイルばねによってばね付勢されていることを特徴とする、請求項6に記載のフレーム。
【請求項8】
前記爪ユニットの前記ハウジングは、前記2つの爪に加えて、さらに、前記ハウジングの両側のカムによって固定され、前記カムは、取付け時には、前記縦材の前記側壁の開口部に収まることを特徴とする、請求項7に記載のフレーム。
【請求項9】
前記縦材は、中央セクション及び2つの端部セクションによって構成されており、前記端部セクションは、長手方向に変位可能に前記中央セクションに取付けられていることを特徴とする、請求項1~7のうちの1つに記載のフレーム。
【請求項10】
前記中央セクションは、U字型の断面を有しており、その側壁の終端は、外方に延出するフランジにつながっており、前記フランジは、折り返されて溝を形成しており、前記端部セクションも、前記中央セクションに嵌入するU字型の断面を有しており、その側壁の終端は外方に延出するフランジにつながっており、当該フランジは、前記中央セクションの前記溝に嵌入していることを特徴とする、請求項9に記載のフレーム。
【請求項11】
前記縦材の前記2つの端部セクションの自由端には、横材が固定されており、前記横材は、側壁を有しており、当該側壁の高さは、前記縦材の高さと一致しており、当該側壁の頂部は、外方に延びるフランジにつながっており、当該フランジは、前記縦材の前記フランジと同じ高さにあることを特徴とする、請求項9に記載のフレーム。
【請求項12】
前記横材は、その下縁部にブラケットを有しており、当該ブラケットは、前記横材の下端から外方に垂直に伸びる部分を含み、前記部分の自由縁は垂直フランジにつながっていることを特徴とする、請求項11に記載のフレーム。
【請求項13】
前記横材の前記側壁は、前記ブラケットの両側にスリットが設けられていることを特徴とする、請求項12に記載のフレーム。
【請求項14】
前記縦材の底部には、前記横材の前記ブラケットの前記垂直フランジを挿入するための横断スリットが設けられており、前記横材の前記側壁の前記スリットは、前記縦材の前記側壁に設けられた外方に延びるフランジに嵌合することを特徴とする、請求項13に記載のフレーム。
【請求項15】
前記モータユニットは、カバーを有するハウジングを含むことを特徴とする、請求項1~14のうちの1つに記載のフレーム。
【請求項16】
前記ハウジングは、2つのチャンバに分かれており、そのうちの一方は前記モータユニットのためのものであり、他方は電気制御部のためのものであり、前記電気制御部は、プリント回路基板を含んでおり、前記プリント回路基板は、とりわけ、主電源ソケットを含んでおり、前記主電源ソケットは、前記縦材の側面の穴からアクセス可能であり、前記主電源ソケットとは別に少なくとも1つの低電圧ソケットがあり、前記低電圧ソケットは、前記縦材の他方の側面の穴からアクセス可能であることを特徴とする、請求項15に記載のフレーム。
【請求項17】
前記モータユニットは、電気モータ及びギア機構を含み、前記ギア機構は、モータシャフトの延長線上にあるとともにウォーム歯車と係合するウォームを有するウォームギア機構の形態であり、前記ウォーム歯車側は、スプライン接続手段の一方の部分を備えており、当該一方の部分は、前記高さ調節脚の前記駆動機構に配置された前記スプライン接続手段の他方の部分と協働することを特徴とする、請求項1~16のうちの1つに記載のフレーム。
【請求項18】
前記ドライブシャフトは入れ子式に構成されていることにより、前記縦材に合わせて、所与のテーブルの長さに適合させることができることを特徴とする、請求項1~17のうちの1つに記載のフレーム。
【請求項19】
前記ドライブシャフトは、3つの部品によって構成されており、そのうちの2つの部品は、管状部材であり、中央セクションは、両端が前記2つの管状部材に其々挿入された中実のロッドであり、断面形状は多角形であり、前記電気モータの回転を前記高さ調節脚の前記駆動機構に伝達することができることを特徴とする、請求項18に記載のフレーム。
【請求項20】
シットスタンドテーブル用のフレームであって、縦材と2つの高さ調節脚とを含み、前記高さ調節脚は、少なくとも2つの入れ子式型材、すなわち外側型材及び内側型材と、電気モータ及びギア機構を含むモータユニットによって駆動される駆動機構とを有しており、
前記モータユニットは、前記縦材に配置されるとともに、前記高さ調節脚にある前記駆動機構に接続されており、
前記高さ調節脚を前記縦材に取付けるための取付けブラケットが、前記内側型材の上端に固定されており、
前記縦材の外面には、取付けのための一対の軸ジャーナルが設けられており、前記軸ジャーナルは、前記高さ調節脚の前記取付けブラケットの端部に前記縦材の中央側を向いて設けられた一対の切欠きと協働することを特徴とする、フレーム。
【請求項21】
シットスタンドテーブル用のフレームであって、縦材と2つの高さ調節脚とを含み、前記高さ調節脚は、少なくとも2つの入れ子式型材、すなわち外側型材及び内側型材と、電気モータ及びギア機構を含むモータユニットによって駆動される駆動機構とを有しており、
前記モータユニットは、前記縦材に配置されるとともに、前記高さ調節脚にある前記駆動機構に接続されており、
前記高さ調節脚を前記縦材に取付けるための取付けブラケットが、前記内側型材の上端に固定されており、
前記フレームは、前記縦材の端部に配置された爪ユニットを含み、前記取付けブラケットの側壁には、前記縦材の側壁から突出する2つの爪と係合するための2つのスリットが形成されていることを特徴とする、フレーム。
【請求項22】
シットスタンドテーブル用のフレームであって、縦材と2つの高さ調節脚とを含み、前記高さ調節脚は、少なくとも2つの入れ子式型材、すなわち外側型材及び内側型材と、電気モータ及びギア機構を含むモータユニットによって駆動される駆動機構とを有しており、
前記モータユニットは、前記縦材に配置されるとともに、前記高さ調節脚にある前記駆動機構に接続されており、
前記縦材は、中央セクション及び2つの端部セクションによって構成されており、前記端部セクションは、長手方向に変位可能に前記中央セクションに取付けられており、
前記中央セクションは、U字型の断面を有しており、その側壁の終端は、外方に延出するフランジにつながっており、前記フランジは、折り返されて溝を形成しており、前記端部セクションも、前記中央セクションに嵌入するU字型の断面を有しており、その側壁の終端は外方に延出するフランジにつながっており、当該フランジは、前記中央セクションの前記溝に嵌入していることを特徴とする、フレーム。
【請求項23】
請求項1~22のうちの1つに記載のフレームを含む高さ調節式テーブル。
【請求項24】
請求項22を引用する請求項23に記載の高さ調節式テーブルを組み立てる方法であって、前記縦材をテーブル天板の下側に配置し、前記端部セクションのうちの少なくとも一方又は両方を前記中央セクションに対して変位させることによって、前記縦材の長さを調節し、その後、前記縦材の前記端部セクションの其々の外側端部に横材を取付け、その後、前記高さ調節脚を取付けることにより、前記横材を其々の取付け位置にロックし、この後に、あるいは、前記高さ調節脚を前記縦材に取付ける前に、前記高さ調節脚の其々の下端に台座を取付け、前記横材及び前記縦材を前記テーブル天板の下側に固定する、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、横材と2本の高さ調節脚とを含むシットスタンドテーブル(sit-stand-tables)用のフレームに関し、高さ調節脚が、少なくとも2つの入れ子式型材、すなわち外側型材及び内側型材を含むとともに、電気モータとギア機構とを含むモータユニットによって駆動される駆動機構を備えるフレームに関する。本発明は、さらに、そのようなフレームを有するテーブル及び当該テーブルを組み立てる方法に関する。
【背景技術】
【0002】
入れ子式のガイド部材とボックス型のハウジングとを有し、入れ子式ガイド部材がテーブルの脚のようになっている高さ調節式テーブル用の昇降支柱は、1990年代後半に開発された。ボックス型ハウジングは、通常矩形であり、電気モータ、トランスミッション、ならびに様々な電子機器を含んでいる。このような昇降支柱の一例は、LINAK A/SによるWO 2004/100632 Al号公報の図1に開示されている。また、別のタイプの昇降支柱が、LINAK A/SによるWO 03/003876 Al号公報に開示されており、このタイプでは、駆動ユニット全体、すなわち、電気モータ、トランスミッション、ならびに様々な電子機器が、入れ子式ガイド部材に一体的に組み込まれている。
【0003】
上部フレームを含む高さ調節式テーブル用のフレームは、通常、2つの縦材、2つの横材、少なくとも1つの昇降支柱、及び、少なくとも1つの脚を含んでいる。昇降支柱は、上述したように、上端にボックス型ハウジングを備える構成とすることができるが、備えない構成とすることもできる。縦材は、通常、貫通管状に形成され、ボックス型ハウジングの幅に一致する距離をあけて、互いに平行に配置されている。縦材の各端部に横材が固定されている。縦材と横材とは、通常、溶接によって接合されるが、ねじによる組み付けが必要な場合もある。昇降支柱は、フレームの両端に其々取付けられるが、この取付けは、各ボックス型ハウジングを、端部が横材に接触するように縦材どうしの間に配置することによって行われる。昇降支柱は、2つの縦材及び横材を通してボックス型ハウジング内にネジを止めることによって固定される。このようなテーブルの一例は、LINAK A/SによるUS 6,509,705 B2号公報の図1に示されている。このようなフレームを組み立てるのは、手間や時間がかかる。これは、フレームの部品が比較的大きくて重いからである。さらに、このようなフレームを組み立てるには、多くのねじ止め作業が必要であり、その際には、個々の部品を互いに対して正確に配置しなければならない。
【0004】
KesseboehmerによるDE 20 2016 002 581 Ul号公報には、モータが内蔵された高さ調節脚を有するテーブルが開示されている。このタイプの脚は、直線形(in-line)昇降支柱としても知られている。この脚の上端には、プレートが固定されており、当該プレートは、脚の上端の上で所与の距離延びている。プレートの一端の両側には、突出カムが設けられており、この突出カムが、上部フレームのスリットに挿入されるようになっている。プレートの他端の両側には、傾斜部が設けられており、傾斜部は、上部フレームに取付けられたバネ付勢爪と長手方向に係合するようになっている。取付けの際には、脚を傾斜姿勢に保持することにより、カムを其々のスリットに挿入することができる。カムがスリットの所定位置に入ると、脚を回転させて垂直姿勢にする。この際に、傾斜部が、バネ付勢爪と係合し、爪を押圧して傾斜部から遠ざける。脚を起こす際に、爪が傾斜部から離れて傾斜部の下方のエリアに到達すると、このバネ付勢爪は、傾斜部にかぶさるようにパチンと戻ることにより、傾斜部が逆戻りするのを阻止し、これにより、脚を起立姿勢に保持する。このような取付けは簡単ではなく、また、片側は「蝶番動」のためにジョイント部に大きな遊びがあるため、テーブルが不安定になるおそれがある。
【0005】
TimotionによるUS 2017/0303679 Al号公報は、縦材の両端に高さ調節脚を備えるフレームを開示しているが、これらの脚は、縦材に配置されたモータユニットによって、其々のドライブシャフトを介して駆動される。この場合、脚が同期して動作するように、特別な継手を用いて脚を互いに連結する必要がある。Horn GmbHによるDE 30 49 357 Al号公報も、フレームを開示しており、このフレームでは、両方の高さ調節脚がフレームの中央に配置されたモータによって駆動され、モータは、これら両方の脚まで延びる貫通シャフトを有している。
【発明の概要】
【0006】
本発明の目的は、単純且つ時間のかからない方法で組み立てることができるテーブル用のフレームを提供することである。
【0007】
本発明によれば、この目的は、モータユニットが縦材に配置されるとともに、高さ調節脚にある駆動機構に接続されていることによって達成される。このようにして、単純な構造を有するフレームが達成される。脚にモータを組み込むことを考える必要が無いために、脚の構造を単純化するとともに、寸法も小さくすることができる。両方の脚が共通のモータユニットで駆動されるため、電気制御部は、2つのモータを同期して駆動する必要が無く、単純化することができる。
【0008】
本発明の一実施形態において、前記脚を前記縦材に取付けるための取付けブラケットが、型材の上端に固定されている。取付けブラケットを備える脚は、すぐに取付けできる状態にあるため、取付けが容易となる。
【0009】
特定の実施形態において、前記取付けブラケットは、U字型であるとともに、前記縦材の外側断面形状に一致する内側断面形状を有することにより、前記縦材が前記ブラケット内に収まるようになっている。脚は、通常、縦材の端部に配置されるため、このようなU字型ブラケットは、縦材の形状を安定させるのに役立つ。このことは、側壁を有するU字型ブラケットが、縦材の側面にぴったりと嵌合される場合に特にあてはまる。
【0010】
縦材に脚を取付けるために、一実施形態では、縦材の外面に一対の軸ジャーナルが設けられており、前記軸ジャーナルは、前記脚の前記取付けブラケットの端部に前記縦材の中央側を向いて設けられた一対の切欠きと協働する。脚の取付け時には、脚を傾斜姿勢に保持し、切欠きを有する取付けブラケットを縦材の外面の2つの軸ジャーナルにかぶせるようにガイドする。次に、脚を回して垂直姿勢にする。
【0011】
本発明のさらなる展開において、前記縦材の外面には、前記取付けブラケットの一対のトラックと協働する一対のピンが設けられている。これにより、脚をさらに固定することができる。
【0012】
前記ジャーナル及びこれらと協働する取付けブラケットの端部の切欠きが、垂直方向に動かないように脚をロックする一方、前記ピン及びこれらと協働する取付けブラケットの上縁のトラックは、縦材の長軸方向に動かないように脚をロックする。
【0013】
本発明の一実施形態において、前記縦材の両端は爪ユニットを備えており、前記取付けブラケットの側壁には、前記縦材の側壁から突出する2つの爪と係合するための2つのスリットが形成されている。取付けブラケットを備える脚が縦材に載置される際には、爪ユニットの2つの爪が押し戻され、取付けブラケットの2つのスリットが爪に対向する位置に来ると、爪がぱちんと飛び出してスリットに係合する。これにより、脚は最終的に縦材にロックされる。テーブルの使用中に発生する振動や揺れによって、爪ユニットの爪が「食い込んで」さらに縦材と係合することにより、フレームのこれら2つの型材同士のロックがさらに強固になる。何らかの理由で脚を取り外す必要が生じた場合は、爪を押し戻してスリットとの係合を解除し、脚を傾いた状態に戻すことで、取り外しが行える。
【0014】
特定の実施形態において、爪ユニットは、ハウジングを含み、前記ハウジングの外側形状は、前記縦材の内側形状と一致している。前記ハウジングには2つの爪が収容されており、前記爪は、前記ハウジングの両側にある間隙から突出しており、前記2つの爪は、前記2つの爪の間に取付けられたコイルばねによってばね付勢されている。これにより、爪ユニットは、別体のユニットとして縦材に取付けることができる。一実施形態において、前記爪ユニットの前記ハウジングは、前記2つの爪に加えて、さらに、前記ハウジングの両側のカムによって固定され、前記カムは、取付け時には、前記縦材の前記側壁の開口部に収まる。
【0015】
本発明の一実施形態において、前記縦材は、中央セクション及び2つの端部セクションによって構成されており、前記端部セクションは、長手方向に変位可能に前記中央セクションに収容されている。これにより、縦材の長さは、好ましくは2つの端部セクションを対称的に変位させることによって、簡単な方法で所与のテーブル天板の長さに合わせることができる。
【0016】
特定の実施形態では、前記中央セクションは、U字型の断面形状を有しており、その側壁の終端は、突出フランジにつながっており、前記突出フランジは、折り返されて溝を形成している。前記端部セクションも、前記中央セクションに嵌入するU字型の断面形状を有しており、その側壁の終端は、突出フランジにつながっており、当該突出フランジは、前記中央セクションの前記溝に嵌入する。これは、縦材全体の形状を安定させることに役立ち、さらに端部セクションの安定したガイドを実現する。U字型ブラケットの側壁は、上縁が縦材の両側の突出フランジの下縁に係止するように構成されているため、脚と縦材との連結の安定性がさらに向上する。
【0017】
本発明の一実施形態において、前記縦材の前記2つの端部セクションの自由端には、横材が固定されており、前記横材は、側壁を有しており、当該側壁の高さは、前記縦材の高さと一致しており、当該側壁の頂部は、突出フランジとして続いており、当該突出フランジは、前記縦材の前記フランジと同じ高さにある。横材は、テーブル天板に固定されると、フレームに安定性を与えるだけでなく、テーブル天板の長辺側を支持する。
【0018】
特定の実施形態において、前記横材は、その下縁部にブラケットを備えており、前記ブラケットは、前記横材の下端から突出する垂直部分を含み、当該垂直部分の自由縁は垂直フランジにつながっている。ブラケットは、ねじ止め又は溶接することができるが、好適には、横材と一体に形成される。さらなる実施形態において、前記横材の前記側壁は、前記ブラケットの両側にスリットが設けられている。これによれば、工具を用いずに、横材を特に安全に取付けることができる。これは、ブラケットの垂直フランジを縦材の底部に設けられた横断スリットに挿入することによって横材を縦材に取付けることができるためであり、その際、横材の側壁のスリットが、縦材の側壁に設けられた突出フランジにかぶさって突出フランジを把持する。
【0019】
本発明の一実施形態において、前記モータユニットは、前記縦材に取付けられており、前記高さ調節脚の前記駆動機構と駆動連結されている。特定の実施形態において、前記モータユニットは、カバーを有するハウジングを含み、これにより、縦材へのモータユニットの取付けが容易になっている。本発明のさらなる展開において、前記ハウジングは、2つのチャンバに分かれており、そのうちの一方は前記モータユニットのためのものであり、他方は電気制御部のためのものであり、前記電気制御部は、プリント回路基板を含んでおり、前記プリント回路基板は、とりわけ、主電源ソケットを有しており、前記主電源ソケットは、前記縦材の側面の穴からアクセス可能であり、前記主電源ソケットとは別に少なくとも2つの低電圧ソケットがあり、前記定電圧ソケットは、前記縦材の他方の側面の穴からアクセス可能である。この点において、前記ハウジングを合成材料によって構成することにより、通常、金属板を曲げて形成される横材から、電気部品を絶縁することができる。
【0020】
前記モータユニットの一実施形態において、前記モータユニットは、電気モータ及びギア機構を含み、前記ギア機構は、モータシャフトの延長線上にあるとともにウォーム歯車と係合するウォームを有するウォームギア機構の形態であり、前記ウォーム歯車側は、スプライン接続手段の一方の部分を備えており、前記一方の部分は、前記脚の前記駆動機構に配置された前記スプライン接続手段の他方の部分と協働する。これによれば、スプライン継手の2つの部分を単に互いに係合させるだけで、脚の駆動ユニットとモータユニットとを簡単に連結することができる。
【0021】
さらなる実施形態において、前記モータユニットは、前記縦材を通って前記脚の少なくとも1つまで延びるドライブシャフトに接続されている。好適には、モータユニットを、脚のうちの一方の上方に配置することにより、この脚を即座にモータユニットに接続することができため、ドライブシャフトは1つだけでよい。すなわち、1つのドライブシャフトのみを、縦材の長さに調節すればよい。
【0022】
本発明の特定の実施形態において、前記ドライブシャフトの一端にはギア機構が取付けられており、当該ギア機構は、前記モータユニットの前記ウォーム歯車と係合しており、前記ドライブシャフトの他端は、対応するウォームギア機構と係合しており、前記ドライブシャフトの当該他端は、ウォームと結合しており、当該ウォームは、さらにウォーム歯車と係合してており、当該ウォーム歯車がスプライン継手を介して前記脚の前記駆動ユニットと係合している。これによれば、ドライブシャフト及びモータユニットの両方に同じギア機構を用いることができ、これにより部品数を抑えることができる。
【0023】
一実施形態において、前記ドライブシャフトは入れ子式になっており、前記縦材に合わせて、所与のテーブルの長さに適合させることができる。これによれば、ドライブシャフトを縦材にあらかじめ取付けておいて、縦材を所望の長さに合わせることで、自動的に適合化することができる。特定の実施形態において、前記ドライブシャフトは、3つの部品によって構成されており、そのうちの2つの部品は、其々が前記モータユニット及び前記縦材の他端にある前記ギア機構と係合する管状部材であり、中央セクションは、両端が前記2つの管状部材に其々挿入された中実のロッドであり、断面形状は多角形であり、前記モータの回転を前記縦材の前記他端側の脚の前記駆動ユニットに伝達することができる。
【0024】
本発明は、さらに、請求項1~22のうちの1つ以上によるフレームを含む高さ調節式テーブルに関する。
【0025】
さらに、本発明は、請求項24に記載の高さ調節式テーブルを組み立てる方法に関し、当該方法では、完全な取付け状態の前記縦材、すなわち、爪ユニット、モータユニットなどを備えた状態の前記縦材をテーブル天板の下側に配置し、前記端部セクションのうちの少なくとも一方、好ましくは両方を前記中央セクションに対して変位させることによって、前記縦材の長さを調節し、その後、前記縦材の前記端部セクションの其々の外側端部に前記横材を取付ける。その後、前記脚を取付けることにより、前記横材を其々の取付け位置にロックし、その後前記脚の其々の下端に台座を取付ける。ただし、前記脚への前記台座の取付けは、前記縦材にこれらの脚を取付ける前に行ってもよい。そして、前記横材及び前記縦材を前記テーブル天板の下側に固定する。
【0026】
本発明を、添付図面に示した実施形態に言及しつつ、以下に、より詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】組み立てたフレームを上方から見た状態を台座無しで示した斜視図である。
図2図1に示したフレームの一端の分解図である。
図3】縦材のモータユニットを有する端部の分解図である。
図4】脚が取付けられた縦材の端部を横材無しで示した図である。
図5】爪が完全に伸長された位置にある爪ユニットを横から直接見た状態を示す図である。
図6】爪ユニットの分解図である。
図7】一方の側壁を取り除いた状態の爪ユニットを示す図である。
図8】爪が格納された状態の爪ユニットの斜視図である。
図9】テーブル天板の下側に取付けられた縦材を示す図である。
図10】フレームの一方の端部の分解図である。
図11図9と同じものを示すが縦材の両端に横材が取付けられた状態を示す図である。
図12】縦材の端部を、縦材への取付けの準備ができた状態の脚と共に示す拡大図である。
図13図11と同じものを示すが、脚が途中まで取付けられた状態を示す図である。
図14図13と同じ位置にある脚の端部を示す拡大図である。
図15図14と同じものを示すが、わかりやすくするために横材の無い状態で縦材を示した図である。
図16図13と同じものを示すが、脚が完全に取付けられた状態を示す図である。
図17】横材及び脚が最終取付け位置にある状態の縦材の一端の拡大図である。
図18図16と同じものを示すが、脚の下端に台座が取付けられた状態を示す図である。
図19】最大長さ状態、すなわち、縦材が最伸長位置にあるフレームを示す図である。
図20】最小長さ状態、すなわち、縦材が完全に縮小されたフレームを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
図18に示す高さ調節式テーブルは、テーブル天板1と、テーブル天板が取付けられるフレーム2とを含む。フレームは、長さ調節式の縦材3と、縦材の両端に1つずつ取付けられた2つの横材4、5と、一対の高さ調節脚6、7とを含む。一対の高さ調節脚は、昇降支柱とも称され、各々の上端が縦材のいずれかの端部に取付けられている。フレームは、2つの台座8、9も含み、これらは、各高さ調節脚の下端に其々取付けられている。
【0029】
縦材3は、中央セクション3aと2つの端部セクション3b、3cとによって構成されている。端部セクションは、長手方向に変位可能に中央セクション3aに取付けられており、縦材の長さをテーブル天板の実際の長さに合わせることができるようになっている。中央セクション3aは、U字型の断面形状を有しており、その側壁10の終端は、外方に延出するフランジ11につながっている。フランジは、折り返されて溝12を形成している。2つの変位可能な端部セクション3b、3cも、中央セクション3aに嵌入するU字型の断面形状を有しており、その側壁13の終端は、外方に延出するフランジ14につながっており、当該フランジは、中央セクションの前記溝に嵌入している(図2及び図4参照)。
【0030】
縦材の2つの端部セクション3b、3cの自由端には、横材4、5が固定されている。横材4、5は、側壁15を有しており、側壁の高さは、縦材3の高さと一致している。側壁の頂部は、突出フランジ16につながっており、当該突出フランジは、縦材3のフランジ14と同じ高さにある。横材は、下縁部にブラケット17を有しており、当該ブラケットは、横材の下端から突出する垂直部l7aを有している。垂直部の自由縁は、垂直フランジ17bにつながっている。横材の側壁は、ブラケットの両側においてスリット18、19を有している。横材4、5は、垂直フランジl7bを縦材3の底部にある横断スリット20に挿入することによって、縦材3に取付けられる。この際、横材の側壁15のスリット18、19は、縦材3の側壁に設けられた突出フランジ21、22を受容して把持する(図10参照)。
【0031】
縦材3の自由端には、爪ユニット23が取付けられている。爪ユニットは、ハウジング24を有しており、ハウジングの外側形状は、縦材の内側形状と一致している。ハウジング24には、2つの爪25a、25bが収容されている。これらの爪25a、25bは、ハウジングの両側にある間隙26a、26bから突出している。前記2つの爪は、これら2つの爪の間に取付けられたコイルばね27によって、ばね付勢されている。縦材の側壁は、両側に、これら2つの爪のための切欠き28a、28bが設けられている。2つの爪を有するハウジング24が縦材3に挿入されると、2つの爪が、ばねの事前付勢の作用により、自動的に縦材の側面の2つの切欠きから押し出される。ハウジング24は、ハウジングの両側にあるカム29a、29bによっても保持される。これらのカムは、取付け時には、縦材の側壁に設けられた開口部30a、30bに収まる(図5図10参照)。
【0032】
高さ調節脚6、7は、其々が、3つの入れ子式型材、すなわち、外側型材6a、中間型材6b、及び、内側型材6cを含んでおり、外側型材の下端は、台座8、9を取付けるためのネジ穴が形成された底部を有する。脚の上端には、縦材に脚を取付けるための取付けブラケット30が固定されている。取付けブラケット30は、U字型の断面形状を有するとともに、縦材3の外側断面形状に一致する内側断面形状を有しており、当該ブラケット内に縦材が収まるようになっている。縦材の外面には、縦材3を取付けるための一対の軸ジャーナル32a、32bが設けられており、これらの軸ジャーナルは、取付けブラケット30の端部に縦材3の中央側を向いて設けられた一対の切欠き33a、33bと協働する。取付け時には、脚6は、縦材3に接した状態で水平姿勢に保持され(図12参照)、取付けブラケットの切欠き33a、33bが、縦材3の外面にある軸ジャーナル32a、32bにかぶさった状態となる。縦材の外面には、脚6をさらに固定するために、取付けブラケット30にある一対のトラック35a、35bと協働する一対のジャーナル34a、34bが設けられており、トラックは、取付けブラケットの上縁から延びている。軸ジャーナル32a、32b、及び、これらと協働する取付けブラケット30の端部の切欠き33a、33bが、垂直方向に動かないように脚をロックする一方、ジャーナル34a、34b、及び、これらと協働する取付けブラケット30の上縁のトラック35a、35bは、縦材3の長軸方向に動かないように脚をロックする。最後に、取付けブラケットが、縦材の端部の爪ユニット23によって、正面端部でロックされる。そのために、取付けブラケット30の側壁には、縦材の側壁から突出する2つの爪25a、25bと係合するための2つのスリット36a、36bが形成されている。さらに、U字型のブラケット30の側壁が縦材3の側面にぴったり嵌合することに加えて、U字型ブラケット30の上縁が、縦材3の両側の突出フランジ14の下縁に係止することによって、脚は、安定して固定される。
【0033】
脚6、7は、昇降支柱とも称され、中実スピンドル、中空スピンドル、および駆動管を含むスピンドルユニットの形態の駆動機構を備えている。スピンドルユニットは、一端が前記管状の外側型材に固定されるとともに、他端が前記内側型材に固定されている。前記中間型材は、前記内側型材と同期してガイドされるように、中空スピンドルに固定されている。駆動管の上端には、スプライン継手のピン37aが固定されている。縦材の底部には穴38が形成されており、スプライン継手ピンはこの穴に突入する(図12参照)。
【0034】
縦材3には、モータユニット39が取付けられている。モータユニットは、カバー41を備えたハウジング40を含む(図1~3参照)。ハウジングは、2つのチャンバ40a、40bに分かれており、そのうちの一方はモータユニット39、他方は電気制御部のためのものである。電気制御部は、プリント回路基板42を含んでおり、プリント回路基板は、とりわけ、主電源ソケット43を備えており、当該主電源ソケットは、縦材3の側面の穴からアクセス可能である。主電源ソケットとは別に2つの低電圧ソケット44が設けられており、これらは、縦材の他方の側面の穴からアクセス可能である。モータユニット39は、電気モータ45及びギア機構46を含み、当該ギア機構は、モータシャフトの延長線上にあるウォームがウォーム歯車と係合するウォームギア機構の形態である。ウォーム歯車側には、スプライン継手の対応する部分、すなわち、スプライン継手ピン37aを挿入するための凹部37bが形成されている(図12参照)。また、モータユニットは、縦材3を通って他方の脚7まで延びるドライブシャフト47に接続されている(図1参照)。ドライブシャフトの一端には、ギア機構が取付けられており、このギア機構がモータユニットの前記ウォーム歯車と係合している。ドライブシャフト47の他端は、対応するウォームギア機構48と係合している。すなわち、ドライブシャフトの上記他端は、ウォームと結合しており、ウォームはさらにウォーム歯車と係合しており、このウォーム歯車がスプライン継手を介して脚7の駆動ユニットと係合している。なお、ドライブシャフト47は入れ子式になっており、縦材3に合わせて、所与のテーブルの長さに適合させることができるようになっている。
【0035】
ドライブシャフト47は、3つの部品によって構成されており、そのうちの2つの部品47b及び47cは、其々がモータユニット39及び縦材の他端にある前記ギア機構48と係合する管状部材であり、中央セクション47aは、両端がこれら2つの管状部材に其々挿入された中実のロッドである。断面形状は多角形であり、これにより、モータの回転を縦材の前記他端側の脚の駆動ユニットに伝達することができる。
【0036】
脚の伸縮動を実現する駆動機構は、中実スピンドル及び中空スピンドルで構成されたスピンドルユニットを含み、これらのスピンドルは、いずれも雄ねじが形成されている。中空スピンドルの下端には、中実スピンドル用のスピンドルナットが固定されており、このスピンドルナットは、雌ねじを有するブシュとして構成されている。中空スピンドルを回転させると、スピンドルナットは、回転しないように自由端が固定されている中実スピンドル上でねじ送り移動する。中空スピンドルを駆動管が囲んでおり、駆動管の内面には、軸方向に延びる溝が複数形成されている。中空スピンドルの上端の外面には、リングが固定されている。このリングは、外面にフィンが複数形成されており、これらのフィンは、駆動管の溝に突入している。駆動管を支持管が囲んでおり、支持管の下端には、中空スピンドル用のスピンドルナットが固定されている。このスピンドルナットは、雌ねじを有するブシュの形態である。駆動管を回転させると、支持管は、回転しないように上端が固定されているため、中空スピンドル上でねじ送り移動する。中空スピンドルが駆動回転される際は、前述したように中実スピンドルと同期してねじ送り移動する。すなわち、軸方向の移動は、中空スピンドルと中実スピンドル両方の共同移動である。駆動管は、スプライン継手を介して、モータユニットによって駆動される。
【0037】
なお、実施形態の要素又は原理は、フレームの個別の用途を考慮して組み合わせることができる。また、本明細書では、本発明を特にシットスタンドデスクに関連させて述べたが、本発明はワークテーブル、カウンター、キッチンテーブルなどの他の種類のテーブルにも用いることができる。さらに、本発明は、当初は1つのモータユニットによる駆動を意図したものであるが、本発明を、脚を手動で調節するように実現することもでき、例えばクランクハンドルによって駆動することもできる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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