技術分野
連続強化繊維の繊維束を切断しシート状に堆積させたチョップド繊維束にマトリックス樹脂を含浸させてなる繊維強化樹脂成形材料の成形品と、その製造方法に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1~3では、強化繊維の繊維長、繊維束厚み、繊維束幅の平均値を規定した繊維強化樹脂成形材料や強化繊維シートが開示されている。しかし、繊維強化複合材料の成形品に存在する束厚み分布についての規定はなく、例えば成形品の脆弱部となる厚い束の割合を規定することによる成形品の強度と均質性について改善の余地があった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。
(1)強化繊維束を切断して得られるチョップド繊維束[A]にマトリックス樹脂[B]を含浸させてなる繊維強化樹脂成形材料[C]からなる成形品[D]であって、前記成形品[D]の成形品端部から30mmを除く領域のうち、前記成形品[D]の任意の厚さ方向の断面について、成形品厚みと成形品厚み方向に直交する方向の幅によって規定され・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、優れた均質性と力学特性を発現できる繊維強化樹脂成形材料成形品を得ることができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明における繊維強化樹脂成形材料を製造する工程の一例を示す概略構成図である。
【図2】
本発明で用いられるチョップド繊維束[A]の一例を示す2次元平面投影図であり、チョップド繊維束[A]の繊維長、繊維束幅および先端角度の鋭角θa、θbの測定箇所を示した図である。
【図3】
本発明の製造方法で用いられるディストリビュータ(分散器)の構造の一例を示す側面図(A)および正面図(B)である。
【図4】
図3のディストリビュータの動作の一例を示す概略構成図である。
【図5】
本発明において部分分繊処理を施す場合の回転分繊手段を突き入れる移動サイクルの一例を示す説明図である。
【図6】
本発明における「束厚み[E]が200μm以上のチョップド繊維束[A]の割合」の技術的意味を説明するために用いた束厚みと束割合との関係図である。
【図7】
本発明における「束厚み[E]のCV値」の技術的意味を説明するために用いた束厚みと束割合との関係図である。
【図8】
本発明における、成形品[D]の端部での成形時流動による束厚みへの影響を排除するために、束厚みの測定を実施しない成形品[D]の端部から30mmの領域の例(例1、例2)を示す説明図である。
102:連続強化繊維束が巻き取られたボビン
103:連続強化繊維束
104:ニップロール
105:裁断機
106:ディストリビュータ(分散器)
107:飛散防止板
108:チョップド繊維束[A]
109:第1樹脂バス
110:第1シートロール
111:第1キャリアシート
112:第1樹脂シート
113:チョップド繊維束[A]からなるシート
114:第1コンベヤ
115:第2シートロール
116:第2キャリアシート
117:第2コンベヤ
118:第2樹脂バス
119:第2樹脂シート
120:繊維強化樹脂成形材料前駆体
121:加圧機構
122:繊維強化樹脂成形材料[C]
201:チョップド繊維束[A]
301:ディストリビュータ(分散器)の回転軸
302:ロッド
401:強化繊維束
402:分繊処理用鉄製プレート
403:接触部
404:突出部
405:絡合部
801:束厚みの測定を実施しない領域
802:成形品曲面部
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