特許7400845IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

溶鉄の精錬方法に関する。より詳しくは、溶鉄の精錬における溶鉄への熱付与技術

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来技術には以下の問題がある。特許文献1に記載された溶銑の脱燐処理方法では、送酸ランスにバーナー機能を組み合わせた一体型のランスを採用している。この一体型のランスは、溶鉄の精錬に望ましいとされる溶鉄浴面からノズル先端までの距離(ランス高さ)と熱補償に適するランス高さとの間に乖離がある。すなわち、このような一体型のランスでは、酸素吹錬に適する溶鉄浴面からノズル先端までの距離(ランス高さ)と熱補償に適するランス高さの両者を両立させることは、困難である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を有利に解決する本発明にかかる溶鉄の精錬方法は、溶銑を装入した転炉型容器内に粉状副原料を添加するとともに上吹きランスより酸化性ガスを供給して行なう溶鉄の予備処理吹錬または脱炭吹錬方法であって、前記上吹きランスとは別に、独立して昇降可能なバーナーランスを1本以上設け、前記バーナーランスは、粉体供給管と該バーナーランスの先端から燃料及び燃焼用の支燃性ガスを吹き込む噴射孔とを有し、バーナー・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、送酸用ランスである上吹きランスと熱補償用バーナーランスとをそれぞれ独立型とすることで、各ランスのランス高さに自由度が生まれるため、溶鉄の予備処理吹錬もしくは脱炭吹錬による溶鉄の精錬に望ましいとされるランス高さと、熱補償に適するランス高さをそれぞれ同時に実現することが可能である。また、本発明によれば、バーナーランスの伝熱媒体キャリアガスを不活性ガスに比べ安価な支燃性ガスとすることで、溶鉄の精錬プロセスの低廉化が可能である。さらに、本発明によれば、バーナーランスから吐出されるキャリアガスの吐出速度を担保することで伝熱媒体のバーナー火炎内滞留時間を十分確保することができる。さらに、本発明によれば、バーナーランス高さを3.0m以上とすることで伝熱媒体のバーナー火炎内滞留時間を十分に確保し、溶鉄への着熱効率が向上することが可能である。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施形態に用いる転炉の概要を示す縦断面模式図である。
【図2】 本発明の一実施形態にかかるバーナーの概略図であって、(a)はランス先端の縦断面図を示し、(b)は噴出孔の下方から眺めた下面図を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

1 転炉型容器 2 上吹きランス(酸化性ガス用) 3 溶鉄 4 底吹き羽口 5 バーナーランス 10 バーナーランス先端部 11 粉体供給管(粉状副原料供給管) 12 燃料供給管 13 支燃性ガス供給管 14 冷却水通路 15 粉体(粉状副原料) 16 燃料 17 支燃性ガス 18 冷却水

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります