(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-11
(45)【発行日】2023-12-19
(54)【発明の名称】商品登録装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G07G 1/01 20060101AFI20231212BHJP
G07G 1/06 20060101ALI20231212BHJP
G06Q 30/06 20230101ALI20231212BHJP
【FI】
G07G1/01 301E
G07G1/01 301D
G07G1/06 B
G06Q30/06
(21)【出願番号】P 2019168485
(22)【出願日】2019-09-17
【審査請求日】2022-08-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】望月 輝治
【審査官】小島 哲次
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-219781(JP,A)
【文献】実公平06-031593(JP,Y2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07G 1/00- 1/14
G06Q 10/00-50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品を商品リストに登録する登録部と、
前記商品リストに登録される商品のうちのいずれかの組み合わせが、補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであることを判定する判定部と、
前記判定部によって前記補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせと、前記補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせに含まれる
決済対象となる第1の商品の代替となり、在庫数が1以上である第2の商品とを報知する報知部と、を備える商品登録装置。
【請求項2】
前記第1の商品を前記第2の商品に代替することを指示する入力を受ける入力部をさらに備え、
前記登録部は、前記入力部が入力を受けた場合、前記商品リストを、前記第1の商品が登録されておらず、前記第2の商品が登録されている状態にする、請求項1に記載の商品登録装置。
【請求項3】
前記入力部が入力を受けた場合、商品の識別情報の入力を受ける商品入力部をさらに備え、
前記登録部は、前記商品入力部に入力された前記識別情報が前記第2の商品の識別情報である場合、前記商品リストを、前記第1の商品が登録されておらず、前記第2の商品が登録されている状態にする、請求項2に記載の商品登録装置。
【請求項4】
前記報知部は、前記判定部によって前記補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせを複数の表示装置に表示させる、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
【請求項5】
前記判定部によって前記補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせを含む複数の前記商品について決済する場合、決済対象の複数の商品の中に不適切な組み合わせが含まれることを示す内容を含むレシート画像を生成する生成部をさらに備える、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の商品登録装置。
【請求項6】
商品登録装置が備えるプロセッサーを、
商品を商品リストに登録する登録部と、
前記商品リストに登録される商品のうちのいずれかの組み合わせが、補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであることを判定する判定部と、
前記判定部によって前記補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせと、前記補助記憶デバイスに記憶されている不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせに含まれる
決済対象となる第1の商品の代替となり、在庫数が1以上である第2の商品とを報知する報知部と、して機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品登録装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
同時に摂取すると危険な食品の組み合わせなど、不適切となるような商品の組み合わせがある。このような不適切な組み合わせを知りたいという消費者のニーズがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、商品の不適切な組み合わせを報知することができる商品登録装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の商品登録装置は、登録部、判定部及び報知部を備える。登録部は、商品を商品リストに登録する。判定部は、前記商品リストに登録される商品のうちのいずれかの組み合わせが、不適切な組み合わせであることを判定する。報知部は、前記判定部によって不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせと、不適切な組み合わせであると判定された商品の組み合わせに含まれる第1の商品の代替となる第2の商品とを報知する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】実施形態に係るレジ端末10の要部構成の一例を示すブロック図。
【
図2】
図1中の補助記憶デバイスに記憶される情報テーブルの一例を示す図。
【
図3】
図1中の補助記憶デバイスに記憶される組み合わせテーブルの一例を示す図。
【
図4】
図1中の補助記憶デバイスに記憶される代替テーブルの一例を示す図。
【
図5】
図1中のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【
図6】
図1中のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【
図7】
図1中のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【
図8】
図1中のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【
図9】
図1中のタッチパネルに表示される店側画面の一例を示す図。
【
図10】
図1中のタッチパネルに表示される店側代替画面の一例を示す図。
【
図11】
図1中の客側タッチパネルに表示される客側画面の一例を示す図。
【
図12】
図1中の客側タッチパネルに表示される客側代替画面の一例を示す図。
【
図13】
図1中のプリンターによって印刷されるレシートの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に係るレジ端末について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
図1は、実施形態に係るレジ端末10の要部構成の一例を示すブロック図である。
【0008】
レジ端末10は、決済対象となる商品の登録、及び登録された商品についての決済などのレジ業務などのために、小売店などの商店に設置される。レジ端末10は、典型的にはPOS(point of sale)システムに含まれる端末である。しかしながら、レジ端末10は、POSシステムに含まれない電子キャッシュレジスターなどであっても良い。レジ端末10は、例えば、店舗の店員などによって操作される。レジ端末10は、一例として、プロセッサー11、ROM(read-only memory)12、RAM(random-access memory)13、補助記憶デバイス14、入力デバイス15、タッチパネル16、客側タッチパネル17、プリンター18及びスキャナー19を含む。そして、バス20などが、これら各部を接続する。なお、レジ端末10は、商品登録装置の一例である。
【0009】
プロセッサー11は、レジ端末10の動作に必要な演算及び制御などの処理を行うコンピューターの中枢部分に相当する。プロセッサー11は、ROM12又は補助記憶デバイス14などに記憶されたファームウェア、システムソフトウェア及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、レジ端末10の各種の機能を実現するべく各部を制御する。なお、当該プログラムの一部又は全部は、プロセッサー11の回路内に組み込まれていても良い。プロセッサー11は、例えば、CPU(central processing unit)、MPU(micro processing unit)、SoC(system on a chip)、DSP(digital signal processor)、GPU(graphics processing unit)、ASIC(application specific integrated circuit)、PLD(programmable logic device)又はFPGA(field-programmable gate array)などである。あるいは、プロセッサー11は、これらのうちの複数を組み合わせたものである。
【0010】
ROM12は、プロセッサー11を中枢とするコンピューターの主記憶装置に相当する。ROM12は、専らデータの読み出しに用いられる不揮発性メモリである。ROM12は、上記のプログラムのうち、例えばファームウェアなどを記憶する。また、ROM12は、プロセッサー11が各種の処理を行う上で使用するデータなども記憶する。
【0011】
RAM13は、プロセッサー11を中枢とするコンピューターの主記憶装置に相当する。RAM13は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM13は、プロセッサー11が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶するワークエリアなどとして利用される。RAM13は、典型的には揮発性メモリである。
【0012】
補助記憶デバイス14は、プロセッサー11を中枢とするコンピューターの補助記憶装置に相当する。補助記憶デバイス14は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)又はフラッシュメモリなどである。補助記憶デバイス14は、上記のプログラムのうち、例えば、システムソフトウェア及びアプリケーションソフトウェアなどを記憶する。また、補助記憶デバイス14は、プロセッサー11が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサー11での処理によって生成されたデータ及び各種の設定値などを保存する。また、補助記憶デバイス14又はRAM13は、商品リストを記憶する。1つの商品リストは、例えば、客が購入する1回の決済分の商品が登録される。
【0013】
さらに、補助記憶デバイス14は、商品データベース141も記憶する。商品データベース141は、店舗で販売されている商品に関する情報を記憶及び管理する。商品データベース141は、情報テーブルT1、組み合わせテーブルT2及び代替テーブルT3を含む。
【0014】
図2は、情報テーブルT1の一例を示す図である。情報テーブルT1は、商品コードに、商品名、価格、在庫数及びその他の商品情報を関連付けることで、商品コードで特定される各商品についての商品情報を記憶及び管理する。商品コードは、例えば、商品の種類ごとにユニークな識別情報である。商品コードは、例えば、JAN(Japanese Article Number)コード又はPLU(price look-up)コードなどである。なお、
図2及び他の図における(商品名x)は、特定の商品名などを示す。また、xは、数字を示す。
【0015】
図3は、組み合わせテーブルT2の一例を示す図である。組み合わせテーブルT2は、1つのレコードに対して商品コードA、商品コードB、理由及び注意の4つのフィールドを含む。組み合わせテーブルT2の各レコードは、商品コードAフィールドの商品コードが示す商品と商品コードBフィールドの商品コードが示す商品との組み合わせが不適切な組み合わせであることを示す。また、理由フィールドは、当該組み合わせが不適切である理由を示す。また、注意フィールドは、当該組み合わせに対して注意すべき注意点を示す。なお、
図3及び他の図における(理由y)は、理由を表す文字列などを示す。
図3及び他の図における(注意z)は、注意点を表す文字列などを示す。また、y及びzは、それぞれ数字を示す。
【0016】
図4は、代替テーブルT3の一例を示す図である。代替テーブルT3は、商品コードX、商品コードY及び優先度を含む。代替テーブルT3の各レコードは、商品コードXの商品コードが示す商品の代替商品として、商品コードYの商品コードが示す商品を用いることができることを示す。また、優先度は、商品コードXが示す商品の代替商品として商品コードYが示す商品を代替商品として用いる優先度合いを示す。例えば、優先度が高いほど商品コードXが示す商品と商品コードYが示す商品とは類似した商品である。なお、代替テーブルT3中の商品コードXと商品コードYの組み合わせは、いずれも、組み合わせテーブルT2中の商品コードAと商品コードBの組み合わせのいずれとも一致しないものとする。
【0017】
ROM12又は補助記憶デバイス14に記憶されるプログラムは、後述する処理を実行するためのプログラムを含む。一例として、レジ端末10は、当該プログラムがROM12又は補助記憶デバイス14に記憶された状態でレジ端末10の管理者などへと譲渡される。しかしながら、レジ端末10は、当該プログラムがROM12又は補助記憶デバイス14に記憶されない状態で当該管理者などに譲渡されても良い。また、レジ端末10は、当該プログラムとは別のプログラムがROM12又は補助記憶デバイス14に記憶された状態で当該管理者などに譲渡されても良い。そして、後述する処理を実行するためのプログラムが別途に当該管理者などへと譲渡され、当該管理者又はサービスマンなどによる操作の下にROM12又は補助記憶デバイス14へと書き込まれても良い。このときのプログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記憶媒体に記録して、あるいはネットワークなどを介したダウンロードにより実現できる。
【0018】
入力デバイス15は、レジ端末10の操作者による操作を受け付ける。入力デバイス15は、例えば、キーボード、キーパッド又はタッチパッドなどである。
タッチパネル16は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどのディスプレイとタッチ入力によるポインティングデバイスとが積層されたものである。タッチパネル16が備えるディスプレイは、レジ端末10の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル16は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。
【0019】
客側タッチパネル17は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどのディスプレイとタッチ入力によるポインティングデバイスとが積層されたものである。客側タッチパネル17が備えるディスプレイは、買物客に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。したがって、客側タッチパネル17は、買物客が立つ側に表示面を有する。また、客側タッチパネル17は、当該買物客によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。なお、前述したようにレジ端末10の操作者は主に店員であるが、客側タッチパネル17については、買物客が操作者となってレジ端末10を操作する。
【0020】
プリンター18は、レシートなどを印刷する。プリンター18は、ドットインパクトプリンター、インクジェットプリンター、サーマルプリンター、レーザープリンター又はその他のプリンターなど、種々の方式のプリンターである。
【0021】
スキャナー19は、商品などに表示されたバーコード又は二次元コードなどを読み取って、このバーコード又は二次元コードなどが表す商品コードを出力する。スキャナー19は、手で持って使用するタイプでも良いし、レジ台などに固定するタイプでも良い。また、スキャナー19は、レジ端末10に外付けされる周辺機器などであっても良いし、レジ端末10と一体となっているものであっても良い。
【0022】
バス20は、コントロールバス、アドレスバス及びデータバスなどを含み、レジ端末10の各部で授受される信号を伝送する。
【0023】
以下、実施形態に係るレジ端末10の動作を
図5~
図8などに基づいて説明する。なお、以下の動作説明における処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図5~
図8は、レジ端末10のプロセッサー11による処理の一例を示すフローチャートである。プロセッサー11は、例えば、ROM12又は補助記憶デバイス14などに記憶されたプログラムに基づいてこの処理を実行する。
【0024】
プロセッサー11は、例えば、レジ端末10の起動にともない
図5に示す処理を開始する。
図5のACT11においてプロセッサー11は、RAM13又は補助記憶デバイス14などに記憶された商品リストをリセットする。すなわち、プロセッサー11は、当該商品リストに商品が登録されていない状態にする。
【0025】
ACT12においてプロセッサー11は、商品コードが入力されたか否かを判定する。例えば、レジ端末10の操作者は、商品に付されたバーコードをスキャナー19に読み込ませる。これにより、当該バーコードに記録された商品コードがレジ端末10に入力される。プロセッサー11は、商品コードが入力されないならば、ACT12においてNoと判定してACT13へと進む。
【0026】
ACT13においてプロセッサー11は、商品の登録を完了する完了操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、小計ボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。なお、商品が商品リストに登録されていない状態での完了操作がなされた場合のプロセッサー11の動作は、プロセッサー11のプログラムの設計者により定められて良い。例えば、プロセッサー11は、完了操作を無視する。あるいは、プロセッサー11は、商品が登録されていない状態では、完了操作自体ができないようにしても良い。プロセッサー11は、完了操作が行われないならば、ACT13においてNoと判定してACT12へと戻る。かくして、プロセッサー11は、商品コードが入力されるか、完了操作が行われるまでACT12及びACT13を繰り返す。
【0027】
プロセッサー11は、ACT12及びACT13の待受状態にあるときに商品コードが入力されたならば、ACT12においてYesと判定してACT14へと進む。
【0028】
ACT14においてプロセッサー11は、ACT12で入力された商品コードを、RAM13又は補助記憶デバイス14などに記憶された商品リストに追加する。これにより、プロセッサー11は、当該商品コードで特定される商品を商品リストに登録する。
したがって、プロセッサー11は、ACT14の処理を行うことで商品を商品リストに登録する登録部として機能する。
【0029】
プロセッサー11は、ACT12及びACT13の待受状態にあるときに完了操作が行われたならば、ACT13においてYesと判定してACT15へと進む。
【0030】
ACT15においてプロセッサー11は、情報テーブルT1を参照して、商品リストに登録されている商品それぞれの商品情報を取得する。
【0031】
ACT16においてプロセッサー11は、組み合わせテーブルT2を参照して、不適切な組み合わせを抽出する。すなわち、プロセッサー11は、商品リストに含まれるいずれか2つの商品コードの組み合わせが、組み合わせテーブル中のいずれかのレコードの商品コードAと商品コードBとの組み合わせと一致するものを探す。そして、プロセッサー11は、一致するレコードを発見したならば、発見したレコードを全て抽出する。
【0032】
ACT17においてプロセッサー11は、商品リストに登録されている商品の中に、不適切な組み合わせを発見したか否かを判定する。プロセッサー11は、ACT16においてレコードを1つ以上抽出したならば、不適切な組み合わせを発見したと判定する。したがって、プロセッサー11は、ACT17の処理を行うことで、商品リストに登録される商品のうちのいずれかの組み合わせが不適切な組み合わせであることを判定する判定部として機能する。
プロセッサー11は、不適切な組み合わせを発見したと判定するならば、ACT17においてYesと判定して
図6のACT18及び
図7のACT31へと進む。なお、プロセッサー11は、
図6のACT18~ACT30の処理と、
図7のACT31~ACT45の処理とを、例えば別スレッド又は別プロセスなどにより並行又は並列で実行する。
【0033】
ACT18においてプロセッサー11は、
図9に示すような店側画面SC1に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル16に対して指示する。表示の指示を受けてタッチパネル16は、店側画面SC1を表示する。
【0034】
図9は、タッチパネル16に表示される店側画面SC1の一例を示す図である。
店側画面SC1は、一例として文字列ST11、文字列ST12及び領域AR11~領域AR15を含む。
文字列ST11は、例えば、商品リストに登録されている商品の中に不適切な組み合わせがあることを示す文字列を含む。文字列ST11は、一例として、「決済対象の商品の中に不適切な組み合わせがあります。」のような文字列である。
【0035】
店側画面SC1は、1又は複数の領域AR11を含む。1つの領域AR11は、1組の不適切な組み合わせに対応する。領域AR11は、領域AR12~領域AR13及び文字列ST12を含む。
領域AR12は、通し番号を表示する。なお、プロセッサー11は、ACT16で発見した不適切な組み合わせそれぞれに重複しない当該通し番号を付与する。
【0036】
領域AR13は、不適切な組み合わせのうちの一方の商品を示す。領域AR13は、当該商品の商品名を表示する。当該一方の商品の商品名は、例えば、組み合わせテーブルT2において商品コードAが示す商品コードで特定される商品の商品名である。なお、ここで領域AR13が示す商品を以下「商品A」というものとする。
領域AR14は、不適切な組み合わせのうちの他方の商品を示す。領域AR14は、当該商品の商品名を表示する。当該他方の商品の商品名は、例えば、組み合わせテーブルT2において商品コードBが示す商品コードで特定される商品の商品名である。なお、ここで領域AR14が示す商品を以下「商品B」というものとする。
【0037】
文字列ST12は、不適切な組み合わせが、不適切である理由を含む。当該理由は、組み合わせテーブルT2において理由フィールドに示されているものである。
【0038】
また、領域AR11は、領域AR13に示す商品の代替商品及び領域AR14に示す商品の代替商品をタッチパネル16に表示するようにレジ端末10に指示する場合に操作者が操作するためのボタンとなっている。
【0039】
領域AR15は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うようにレジ端末10に指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
【0040】
図6のACT19においてプロセッサー11は、店側画面SC1の表示終了指示を受けたか否かを判定する。プロセッサー11は、店側画面SC1の表示終了指示を受けていないならば、ACT19においてNoと判定してACT20へと進む。なお、店側画面SC1の表示終了指示については後述する。
【0041】
ACT20においてプロセッサー11は、店員側の操作によって、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うように指示する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR15を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、決済を行うように指示する操作が行われないならば、ACT20においてNoと判定してACT21へと進む。
【0042】
ACT21においてプロセッサー11は、店員側の操作によって、不適切な組合せを選択する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、いずれかの領域AR11を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、不適切な組合せを選択する操作が行われないならば、ACT21においてNoと判定してACT19へと戻る。かくして、プロセッサー11は、店側画面SC1の表示終了指示を受けるか、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うように指示する操作が行われるか、不適切な組合せを選択する操作が行われるまでACT19~ACT21を繰り返す。
【0043】
プロセッサー11は、ACT19~ACT21の待受状態にあるときに不適切な組合せを選択する操作が行われたならば、ACT21においてYesと判定してACT22へと進む。
【0044】
ACT22においてプロセッサー11は、ACT21で選択された不適切な組み合わせに含まれる商品A及び商品Bそれぞれの代替商品候補を決定する。プロセッサー11は、代替テーブルT3を参照して、商品コードXが商品Aの商品コードであるレコードを全て抽出する。そして、プロセッサー11は、抽出したレコードのうち、優先度が最も高いものを1つ選択する。さらに、プロセッサー11は、選択したレコードの商品コードYで特定される商品について、情報テーブルT1を参照して在庫数を取得する。プロセッサー11は、当該商品の在庫があるならば、すなわち当該在庫数が1以上であるならば、当該商品を商品Aの代替商品候補として決定する。対して、プロセッサー11は、当該商品の在庫が無いならば、すなわち当該在庫数が0であるならば、当該商品を商品Aの代替商品候補としないことを決定する。続けて、プロセッサー11は、抽出したレコードのうち、代替商品候補とするか否かを決定済みのものを除いた中から優先度が最も高いものを1つ選択する。そして、プロセッサー11は、選択したレコードの商品コードYで特定される商品について、前述の場合と同様にして代替商品候補とするか否かを決定する。プロセッサー11は、抽出したレコードについて全て代替商品候補とするか否かを決定するか、あるいは、代替商品候補として決定した数が所定の値N1以上となるまで、これを繰り返す。なお、値N1は、例えば、レジ端末10の管理者又は設計者などによって予め設定された自然数である。また、プロセッサー11は、商品Bについても商品Aと同様に代替商品を決定する。
なお、プロセッサー11は、ACT22の処理の開始前に、ACT21で選択された不適切な組み合わせに含まれる商品A及び商品Bそれぞれの代替商品候補を既に決定している場合には、再度ACT22で代替商品候補を決定するには及ばない。この場合、プロセッサー11は、例えばACT22の処理をスキップする。なお、プロセッサー11は、ACT22に限らず、後で説明する
図7のACT35において代替商品候補の決定を行う場合もある。
【0045】
ACT23においてプロセッサー11は、
図10に示すような店側代替画面SC2に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル16に対して指示する。表示の指示を受けてタッチパネル16は、店側代替画面SC2を表示する。
【0046】
図10は、タッチパネル16に表示される店側代替画面SC2の一例を示す図である。
店側代替画面SC2は、一例として領域AR21a~領域AR24a、領域AR21b~領域AR24b、領域AR25及び文字列ST21を含む。
領域AR21a及び領域AR21bは、それぞれ、ACT21で選択された不適切な組み合わせのうちの一方の商品を示す。これにより、領域AR21a及び領域AR21bは、ACT21で選択された1組の不適切な組み合わせを示す。例えば、領域AR21aは、ACT21で選択された不適切な組み合わせに含まれる商品Aの商品名を表示する。そして、領域AR21bは、ACT21で選択された不適切な組み合わせに含まれる商品Bの商品名を表示する。
【0047】
領域AR22aは、領域AR21aが示す商品の価格を表示する。
領域AR22bは、領域AR21bが示す商品の価格を表示する。
なお、領域AR22a及び領域AR22bに表示される価格は、ACT15で取得された商品情報に含まれる。
【0048】
領域AR23aは、例えば、領域AR21aが示す商品の代替商品候補の一覧を示す表を含む。当該代替商品候補は、プロセッサー11が
図6のACT22又は
図7のACT35で決定した商品Aの代替商品候補である。当該表の各行は、それぞれが1つの代替商品を示す。当該表の各行は、代替商品の商品名、価格、及び被代替商品との差額を示す。なお、ここで被代替商品は、領域AR21aが示す商品である。当該表の各行は、その行が示す代替商品を選択するためのボタンとなっている。
領域AR23bは、例えば、領域AR21bが示す商品の代替商品候補の一覧を示す表を含む。当該代替商品候補は、プロセッサー11が
図6のACT22又は
図7のACT35で決定した商品Bの代替商品候補である。当該表の各行は、それぞれが1つの代替商品を示す。当該表の各行は、代替商品の商品名、価格、及び被代替商品との差額を示す。なお、ここで被代替商品は、領域AR21bが示す商品である。当該表の各行は、その行が示す代替商品を選択するためのボタンとなっている。
【0049】
領域AR24aは、領域AR21aが示す商品を商品リストから削除するように指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
領域AR24bは、領域AR21bが示す商品を商品リストから削除するように指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
【0050】
領域AR25は、タッチパネル16の表示を店側代替画面SC2から店側画面SC1に戻したい場合に、操作者が操作するためのボタンである。
文字列ST21は、領域AR21a及び領域AR21bが示す不適切な組み合わせが、不適切である理由を含む。当該理由は、組み合わせテーブルT2において理由フィールドに示されているものである。
【0051】
以上より、プロセッサー11は、ACT18及びACT23の処理を行うことで、不適切な商品の組み合わせと、当該不適切な組み合わせに含まれる一方の商品の代替となる第2の商品とを報知する報知部として機能する。なお、商品A又は商品Bは、第1の商品の例である。また、商品Aの代替商品又は商品Bの代替商品は、第1の商品の代替となる第2の商品の例である。
【0052】
ACT24においてプロセッサー11は、タッチパネル16の表示を店側代替画面SC2から店側画面SC1に戻すように指示する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR25を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、タッチパネル16の表示を店側画面SC1に戻すように指示する操作が行われないならば、ACT24においてNoと判定してACT25へと進む。
【0053】
ACT25においてプロセッサー11は、店側代替画面SC2の表示終了指示を受けたか否かを判定する。プロセッサー11は、店側代替画面SC2の表示終了指示を受けていないならば、ACT25においてNoと判定してACT26へと進む。なお、店側代替画面SC2の表示終了指示については後述する。
【0054】
ACT26においてプロセッサー11は、店員側の操作によって、商品を商品リストから削除する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR24a又は領域AR24bを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、商品を商品リストから削除する操作が行われないならば、ACT26においてNoと判定してACT27へと進む。
【0055】
ACT27においてプロセッサー11は、店員側の操作によって、代替商品を選択する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR23a又は領域AR23b中のいずれかのボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。したがって、プロセッサー11は、代替商品に代替することを指示する入力を受ける入力部として機能する。
プロセッサー11は、代替商品を選択する操作が行われないならば、ACT27においてNoと判定してACT24へと戻る。かくして、プロセッサー11は、タッチパネル16の表示を店側画面SC1に戻すように指示する操作が行われるか、店側代替画面SC2の表示終了指示を受けるか、商品を商品リストから削除する操作が行われるか、代替商品を選択する操作が行われるまでACT24~ACT27を繰り返す。
【0056】
プロセッサー11は、ACT24~ACT27の待受状態にあるときにタッチパネル16の表示を店側画面SC1に戻すように指示する操作が行われたならば、ACT24においてYesと判定してACT18へと戻る。
【0057】
プロセッサー11は、ACT24~ACT27の待受状態にあるときに商品を商品リストから削除する操作が行われたならば、ACT26においてYesと判定してACT28へと進む。
ACT28においてプロセッサー11は、ACT26で領域AR22aが操作されていた場合には、RAM13又は補助記憶デバイス14などに記憶された商品リストから、領域AR21aが示す商品を削除する。ACT28においてプロセッサー11は、ACT26で領域AR22bが操作されていた場合には、商品リストから、領域AR21bが示す商品を削除する。
【0058】
プロセッサー11は、ACT24~ACT27の待受状態にあるときに代替商品を選択する操作が行われたならば、ACT27においてYesと判定してACT29へと進む。
ACT29においてプロセッサー11は、代替情報を生成してRAM13などに記憶する。代替情報は、代替商品情報及び被代替商品情報を含む。代替情報は、被代替商品情報が示す商品を代替商品情報が示す商品に代替することを示す情報である。代替商品情報は、ACT27で選択された代替商品の商品コードを含む。被代替商品情報は、ACT27で選択された代替商品に対応する被代替商品の商品コードを含む。
【0059】
プロセッサー11は、ACT28又はACT29の処理の後、ACT30へと進む。また、プロセッサー11は、ACT19~ACT21の待受状態にあるときに決済を行うように指示する操作が行われたならば、ACT20においてYesと判定してACT30へと進む。
ACT30においてプロセッサー11は、客側終了コマンドを出力する。客側終了コマンドは、客側タッチパネル17の表示を終了するように指示するコマンドである。出力された客側終了コマンドは、ACT31~ACT45の処理に入力される。また、プロセッサー11は、タッチパネル16を制御して、店側画面SC1及び店側代替画面SC2の表示を終了させる。プロセッサー11は、ACT30の処理の後、ACT18~ACT30で示す処理を終了する。
【0060】
図7のACT31においてプロセッサー11は、
図11に示すような客側画面SC3に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するように客側タッチパネル17に対して指示する。表示の指示を受けて客側タッチパネル17は、客側画面SC3を表示する。
【0061】
図11は、客側タッチパネル17に表示される客側画面SC3の一例を示す図である。
客側画面SC3は、一例として、領域AR31及び領域AR32を含む。
【0062】
客側画面SC3は、1又は複数の領域AR31を含む。1つの領域AR31は、1組の不適切な組み合わせに対応する。領域AR31は、当該不適切な組み合わせに含まれる2つの商品を示す文字列などを含む。また、領域AR31は、当該不適切な組み合わせが不適切である理由を示す文字列などを含む。また、領域AR31は、当該不適切な組み合わせに含まれる商品の代替商品を客側タッチパネル17に表示するようにレジ端末10に指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
【0063】
領域AR32は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うようにレジ端末10に指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
【0064】
ACT32においてプロセッサー11は、客側画面SC3の表示終了指示を受けたか否かを判定する。プロセッサー11は、
図6のACT30において出力した客側終了コマンドが入力されたならば、客側画面SC3の表示終了指示を受けたと判定する。プロセッサー11は、客側画面SC3の表示終了指示を受けたならば、ACT32においてNoと判定してACT33へと進む。
【0065】
ACT33においてプロセッサー11は、客側の操作によって、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うように指示する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR32を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、決済を行うように指示する操作が行われないならば、ACT33においてNoと判定してACT34へと進む。
【0066】
ACT34においてプロセッサー11は、客側の操作によって、不適切な組合せを選択するか否かを判定する。プロセッサー11は、いずれかの領域AR31ならば、ACT34においてNoと判定してACT32へと戻る。かくして、プロセッサー11は、客側画面SC3の表示終了指示を受けるか、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うように指示する操作が行われるか、不適切な組合せを選択する操作が行われるまでACT32~ACT34を繰り返す。
【0067】
プロセッサー11は、ACT32~ACT34の待受状態にあるときに不適切な組合せを選択する操作が行われたならば、ACT34においてYesと判定してACT35へと進む。
【0068】
ACT35においてプロセッサー11は、ACT34で選択された不適切な組み合わせに含まれる2つの商品それぞれの代替商品候補を決定する。プロセッサー11は、
図6のACT22と同様にして、当該2つの商品それぞれの代替商品候補を決定する。なお、プロセッサー11は、ACT35の処理の開始前に、当該2つの商品それぞれの代替商品候補を決定している場合には、再度ACT35で代替商品候補を決定するには及ばない。この場合、プロセッサー11は、例えばACT35の処理をスキップする。なお、プロセッサー11は、ACT35に限らず、
図6のACT22において代替商品候補の決定を行う場合もある。
【0069】
ACT36においてプロセッサー11は、
図12に示すような客側代替画面SC4aに対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するように客側タッチパネル17に対して指示する。表示の指示を受けて客側タッチパネル17は、客側代替画面SC4aを表示する。
【0070】
図12は、客側タッチパネル17に表示される客側代替画面SC4aの一例を示す図である。客側代替画面SC4aは、一例として、領域AR41~領域AR45を含む。
【0071】
領域AR41は、ACT34における操作によって選択された不適切な組み合わせの一方の商品の商品名を示す表示を含む。当該一方の商品は、例えば商品Aである。また、領域AR41は、当該商品名の商品を代替商品に入れ替えることができることを示す表示を含む。また、領域AR41は、入れ替える代替商品を選択するように買物客に指示するための表示を含む。一例として、領域AR41は、「(商品名0001)を代替商品に入れ替えることができます。代替商品を選択して下さい。」のような文字列を含む。
【0072】
領域AR42は、例えば、領域AR41が示す商品の代替商品候補の一覧を示す表を含む。当該代替商品候補は、例えば、プロセッサー11が
図6のACT22又は
図7のACT35で決定した商品Aの代替商品候補である。当該表の各行は、それぞれが1つの代替商品を示す。当該表の各行は、代替商品の商品名、価格、及び被代替商品との差額を示す。なお、ここで被代替商品は、領域AR41が示す商品である。当該表の各行は、その行が示す代替商品を選択するためのボタンとなっている。
【0073】
領域AR43は、領域AR41が示す商品を商品リストから削除するように指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
領域AR44は、領域AR41が示す商品の他方の商品についての代替商品を客側タッチパネル17に表示するようにレジ端末10に指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。当該他方の商品は、例えば商品Bである。
領域AR45は、客側タッチパネル17の表示を客側代替画面SC4から客側画面SC3に戻したい場合に、操作者が操作するためのボタンである。
【0074】
以上より、プロセッサー11は、ACT31及びACT36の処理を行うことで、不適切な商品の組み合わせと、当該不適切な組み合わせに含まれる一方の商品の代替となる第2の商品とを報知する報知部として機能する。
【0075】
図7のACT37においてプロセッサー11は、客側タッチパネル17の表示を客側代替画面SC4から客側画面SC3に戻すように指示する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR45を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、客側タッチパネル17の表示を客側代替画面SC4から客側画面SC3に戻すように指示する操作が行われないならば、ACT37においてNoと判定してACT38へと進む。
【0076】
ACT38においてプロセッサー11は、客側代替画面SC4aの表示終了指示を受けたか否かを判定する。プロセッサー11は、
図6のACT30において出力した客側終了コマンドが入力されたならば、客側代替画面SC4aの表示終了指示を受けたと判定する。プロセッサー11は、客側代替画面SC4aの表示終了指示を受けていないならば、ACT38においてNoと判定してACT39へと進む。
【0077】
ACT39においてプロセッサー11は、客側の操作によって、商品を商品リストから削除する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR43を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、商品を商品リストから削除する操作が行われないならば、ACT39においてNoと判定してACT40へと進む。
【0078】
ACT40においてプロセッサー11は、他方の商品についての代替商品を表示するように指示する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR44を操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。プロセッサー11は、他方の商品についての代替商品を表示するように指示する操作が行われないならば、ACT40においてNoと判定してACT41へと進む。
【0079】
ACT41においてプロセッサー11は、客側の操作によって、代替商品を選択する操作が行われたか否かを判定する。すなわちプロセッサー11は、領域AR42中のいずれかのボタンを操作するなどの予め定められた操作が行われたか否かを判定する。したがって、プロセッサー11は、代替商品に代替することを指示する入力を受ける入力部として機能する。
プロセッサー11は、代替商品を選択する操作が行われないならば、ACT41においてNoと判定してACT37へと戻る。かくして、プロセッサー11は、客側タッチパネル17の表示を客側代替画面SC4から客側画面SC3に戻すように指示する操作が行われるか、客側代替画面SC4aの表示終了指示を受けるか、商品を商品リストから削除する操作が行われるか、他方の商品についての代替商品を表示するように指示する操作が行われるか、代替商品を選択する操作が行われるまでACT37~ACT41を繰り返す。
【0080】
プロセッサー11は、ACT37~ACT41の待受状態にあるときに客側タッチパネル17の表示を客側代替画面SC4から客側画面SC3に戻すように指示する操作が行われたならば、ACT37においてYesと判定してACT31へと戻る。
【0081】
プロセッサー11は、ACT37~ACT41の待受状態にあるときに他方の商品についての代替商品を表示するように指示する操作が行われたならば、ACT40においてYesと判定してACT42へと進む。
ACT42においてプロセッサー11は、ACT36と同様に客側代替画面SC4を客側タッチパネル17に表示させる。ただし、プロセッサー11は、客側タッチパネル17に客側代替画面SC4aが表示されている状態で領域AR44が操作されたならば客側代替画面SC4bを客側タッチパネル17に表示させる。そして、プロセッサー11は、客側タッチパネル17に客側代替画面SC4bが表示されている状態で領域AR44が操作されたならば客側代替画面SC4aを客側タッチパネル17に表示させる。なお、客側代替画面SC4は、客側代替画面SC4a及び客側代替画面SC4bの総称である。
【0082】
客側代替画面SC4bは、客側代替画面SC4aと同様に領域AR41~領域AR44を含む。ただし、客側代替画面SC4bは、客側代替画面SC4aと比べて商品Aと商品Bが逆である。しがたって、客側代替画面SC4b中の各領域は、以下のようになる。
客側代替画面SC4bの領域AR41は、ACT34における操作によって選択された不適切な組み合わせの他方の商品の商品名を示す表示を含む。当該他方の商品は、例えば商品Bである。
【0083】
客側代替画面SC4bの領域AR42は、例えば、商品Bの代替商品候補の一覧を示す表を含む。
客側代替画面SC4bの領域AR43は、客側代替画面SC4aと同様に、領域AR41が示す商品を商品リストから削除するように指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。
客側代替画面SC4bの領域AR44は、領域AR41が示す商品の他方の商品についての代替商品を客側タッチパネル17に表示するようにレジ端末10に指示する場合に操作者が操作するためのボタンである。当該他方の商品は、例えば商品Aである。
プロセッサー11は、ACT42の処理の後、ACT37へと戻る。
【0084】
プロセッサー11は、ACT37~ACT41の待受状態にあるときに商品を商品リストから削除する操作が行われたならば、ACT39においてYesと判定してACT43へと進む。
ACT43においてプロセッサー11は、客側代替画面SC4の領域AR41及び領域AR43が示す商品を、RAM13又は補助記憶デバイス14などに記憶された商品リストから削除する。すなわち、プロセッサー11は、客側タッチパネル17に客側代替画面SC4aが表示されている状態で領域AR44が操作されたならば、領域AR41及び領域AR43が示す商品Aを商品リストら削除する。そして、プロセッサー11は、客側タッチパネル17に客側代替画面SC4bが表示されている状態で領域AR44が操作されたならば、領域AR41及び領域AR43が示す商品Bを商品リストから削除する。
【0085】
プロセッサー11は、ACT37~ACT41の待受状態にあるときに代替商品を選択する操作が行われたならば、ACT41においてYesと判定してACT44へと進む。
ACT44においてプロセッサー11は、代替情報を生成してRAM13などに記憶する。代替情報は、ACT29と同様に代替商品情報及び被代替商品情報を含む。ここでは、代替商品情報は、ACT41で選択された商品の商品コードを含む。そして、被代替商品情報は、ACT41で選択された代替商品に対応する被代替商品の商品コードを含む。
【0086】
プロセッサー11は、ACT43又はACT44の処理の後、ACT45へと進む。また、プロセッサー11は、ACT32~ACT34の待受状態にあるときに決済を行うように指示する操作が行われたならば、ACT33においてYesと判定してACT45へと進む。
ACT45においてプロセッサー11は、店側終了コマンドを出力する。店側終了コマンドは、タッチパネル16の表示を終了するように指示するコマンドである。出力された店側終了コマンドは、ACT18~ACT30の処理に入力される。また、プロセッサー11は、客側タッチパネル17を制御して、客側画面SC3及び客側代替画面SC4の表示を終了させる。
プロセッサー11は、ACT45の処理の後、ACT31~ACT45で示す処理を終了する。また、プロセッサー11は、ACT37~ACT41の待受状態にあるときに客側代替画面SC4の表示終了指示を受けたならば、ACT38においてYesと判定してACT31~ACT45で示す処理を終了する。また、プロセッサー11は、ACT32~ACT34の待受状態にあるときに客側画面SC3の表示終了指示を受けたならば、ACT32においてYesと判定してACT31~ACT45で示す処理を終了する。
【0087】
一方、プロセッサー11は、ACT45において出力した店側終了コマンドが入力されたならば、店側画面SC1の表示終了指示を受けたと判定する。プロセッサー11は、
図6のACT19~ACT21の待受状態にあるときに店側画面SC1の表示終了指示を受けたならば、ACT19においてYesと判定してACT18~ACT30で示す処理を終了する。また、プロセッサー11は、
図7のACT45において出力した店側終了コマンドが入力されたならば、店側代替画面SC2の表示終了指示を受けたと判定する。プロセッサー11は、
図6のACT24~ACT27の待受状態にあるときに店側代替画面SC2の表示終了指示を受けたならば、ACT25においてYesと判定してACT18~ACT30で示す処理を終了する。
【0088】
プロセッサー11は、ACT18~ACT30で示す処理と、
図7のACT31~ACT45で示す処理の両方の処理を終了したならば、
図8のACT46へと進む。
ACT46においてプロセッサー11は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うか否かを判定する。プロセッサー11は、
図6のACT20でYesと判定するか、
図7のACT33でYesと判定してACT46へと進んだ場合に、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うと判定する。
【0089】
プロセッサー11は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うと判定しないならば、ACT46においてNoと判定してACT47へと進む。
【0090】
ACT47においてプロセッサー11は、商品リストに登録された商品を他の商品に代替するか否かを判定する。プロセッサー11は、例えば、
図6のACT27でYesと判定するか
図7のACT41でYesと判定してACT47へと進んだ場合に、商品リストに登録された商品を他の商品に代替すると判定する。このために、プロセッサー11は、例えば、RAM13などに代替情報が記憶されているならば、商品リストに登録された商品を他の商品に代替すると判定する。プロセッサー11は、商品リストに登録された商品を他の商品に代替すると判定しないならば、ACT47においてNoと判定して
図5のACT15へと戻る。対して、プロセッサー11は、商品リストに登録された商品を他の商品に代替すると判定するならば、
図8のACT47においてYesと判定してACT48へと進む。
【0091】
ACT48においてプロセッサー11は、報知画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル16に対して指示する。表示の指示を受けてタッチパネル16は、報知画面を表示する。
報知画面は、代替商品情報が示す商品の商品名及び商品コード、並びに被代替商品情報が示す商品の商品名及び商品コードを含む。また、報知画面は、代替商品情報が示す商品の商品コードを入力するように指示する表示を含む。
【0092】
店員は、買物客から代替商品が何であるかを聞く、又は報知画面を見るなどして代替商品が何であるかを知る。そして、店員は、店舗内から代替商品を探して持ってくる。さらに、店員は、代替商品に付されたバーコードをスキャナー19に読み込ませる。
ACT49においてプロセッサー11は、商品コードが入力されるのを待ち受ける。例えば、レジ端末10の操作者は、商品に付されたバーコードをスキャナー19に読み込ませる。これにより、当該バーコードに記録された商品コードがレジ端末10に入力される。プロセッサー11は、商品コードが入力されたならば、ACT49においてYesと判定してACT50へと進む。
以上より、プロセッサー11は、ACT49の処理を行うことで、商品の識別情報の入力を受ける商品入力部として機能する。
【0093】
ACT50においてプロセッサー11は、ACT49において入力された商品コードが代替商品の商品コードと一致するか否かを判定する。プロセッサー11は、ACT49において入力された商品コードが代替商品の商品コードと一致しないならば、ACT50においてNoと判定してACT51へと進む。
【0094】
ACT51においてプロセッサー11は、警告画面に対応した画像を生成する。そして、プロセッサー11は、生成したこの画像を表示するようにタッチパネル16に対して指示する。表示の指示を受けてタッチパネル16は、警告画面を表示する。プロセッサー11は、ACT51の処理の後、ACT48へと戻る。
警告画面は、ACT49において入力された商品コードが代替商品の商品コードと一致しないことを示す表示を含む。
【0095】
対して、プロセッサー11は、ACT49において入力された商品コードが代替商品の商品コードと一致するならば、ACT50においてYesと判定してACT52へと進む。
ACT52においてプロセッサー11は、被代替商品情報が示す商品をRAM13又は補助記憶デバイス14などに記憶された商品リストから削除する。
【0096】
ACT53においてプロセッサー11は、代替商品情報が示す商品の商品コードをRAM13又は補助記憶デバイス14などに記憶された商品リストに追加する。これにより、当該商品が商品リストに登録される。
【0097】
ACT54においてプロセッサー11は、RAM13などに記憶された代替情報を削除する。プロセッサー11は、ACT54の処理の後、
図5のACT15へと戻る。
【0098】
一方、プロセッサー11は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行うと判定するならば、
図8のACT46においてYesと判定してACT55へと進む。また、プロセッサー11は、商品リストに登録されている商品の中に、不適切な組み合わせを発見したと判定しないならば、
図5のACT17においてNoと判定して
図8のACT55へと進む。
ACT55においてプロセッサー11は、商品リストに登録された商品コードに基づいて決済処理を行う。なお、プロセッサー11は、各商品コードで示される商品の金額及び商品名などは、商品データベース141から取得する。決済処理については、周知の処理であるため詳細な説明は省略する。
【0099】
ACT56においてプロセッサー11は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行ったか否かを判定する。プロセッサー11は、不適切な組み合わせの商品を含んだまま決済を行ったならば、ACT56においてYesと判定してACT57へと進む。
【0100】
ACT57においてプロセッサー11は、
図13に示すようなレシート画像IM1を生成する。レシート画像IM1は、文字列ST51を含む以外は通常のレシートと同様である。
文字列ST51は、ACT55で決済した商品に含まれる不適切な組み合わせと、不適切な理由及び注意点を含む。例えば、
図13には、文字列ST51の一例として「(商品名0001)と(商品名0002)は、(理由1)のため(注意1)。」と示している。ここで、不適切な組み合わせである「(商品名0001)と(商品名0002)」の一例を挙げると、漬物とサンマである。また、この場合の(理由1)の一例を挙げると、「同時摂取により発がん性物質が生じる」などである。また、この場合の(注意1)の一例を挙げると、「同時摂取にご注意下さい」などである。したがって、この場合の文字列ST51の一例を挙げると、「漬物とサンマは、同時摂取により発がん性物質が生じるため、同時摂取にご注意ください。」となる。なお、ACT55で決済した商品に不適切な組み合わせが複数含まれる場合には、レシート画像IM1は、その組み合わせの数だけ文字列ST51を含む。また、当該各文字列ST51は、ACT55で決済した商品に含まれる不適切な組み合わせそれぞれに対応する。なお、文字列ST51は、不適切な理由及び注意点のいずれかを含まなくても良い。
【0101】
また、文字列ST51の他の例としては、「ゲームソフトα1は、ゲームハードα2用のゲームソフトではありません。」、「周辺機器α3は、装置α4には対応していません。故障のおそれがあるため接続しないでください。」などが挙げられる。
以上より、プロセッサー11は、ACT57の処理を行うことで、不適切な組み合わせが含まれることを示す内容を含むレシート画像を生成する生成部として機能する。
【0102】
一方、プロセッサー11は、不適切な組み合わせの商品を含まずに決済を行ったならば、ACT56においてNoと判定してACT58へと進む。
ACT58においてプロセッサー11は、一般的なレシート画像を生成する。
【0103】
プロセッサー11は、ACT57又はACT58の処理の後、ACT59へと進む。
ACT59においてプロセッサー11は、ACT57又はACT58で生成したレシート画像を印刷するようにプリンター18に指示する。この指示を受けてプリンター18は、当該画像を印刷することでレシートを発行する。プロセッサー11は、ACT59の処理の後、
図5のACT11へと戻る。
【0104】
実施形態のレジ端末10は、店側画面SC1及び客側画面SC3を表示する。レジ端末10は、これらの画面を表示することで、商品の不適切な組み合わせを報知する。これにより、店側画面SC1又を見た店員などは、買物客などに決済対象の商品の中に不適切な組み合わせが含まれることを知らせることができる。また、客側画面SC3を見た買物客などは、決済対象の商品の中に不適切な組み合わせが含まれることを知ることができる。
さらに、実施形態のレジ端末10は、店側代替画面SC2及び客側代替画面SC4を表示する。レジ端末10は、これらの画面を表示することで、不適切な組み合わせに含まれる商品の代替商品を報知する。これにより、店側代替画面SC2を見た店員などは、不適切な商品の代替商品を知ることができる。また、客側代替画面SC4を見た買物客などは、不適切な商品の代替商品を知ることができる。
【0105】
また、実施形態のレジ端末10は、代替商品を選択する操作が行われたことに応じて、被代替商品を商品リストから削除し、代替商品を商品リストに登録する。このため、レジ端末10の操作者は、被代替商品を商品リストから削除するための操作と、代替商品を商品リストに登録するための操作をそれぞれ行う必要がない。したがって、レジ端末10の操作者の手間が軽減される。
【0106】
また、実施形態のレジ端末10は、代替商品を選択する操作が行われた場合に、代替商品の商品コードが入力されたならば、被代替商品を商品リストから削除し、代替商品を商品リストに登録する。これにより、実施形態のレジ端末10は、代替商品と間違って他の商品を買物客に譲渡してしまうことを防ぐ。
【0107】
また、実施形態のレジ端末10は、不適切な組み合わせをタッチパネル16及び客側タッチパネル17の複数の表示装置に表示させる。これにより、店員と客のどちらも、表示装置を見ることで不適切な組み合わせが含まれることを知ることができる。
【0108】
また、実施形態のレジ端末10は、不適切な組み合わせが含まれることを示すレシート画像IM1を生成する。この画像に基づいて発行されたレシートを見ることで、買物客は、レジ端末10から離れた後も、不適切な組み合わせが含まれること、及び不適切な組み合わせの内容を知ることができる。
【0109】
上記の実施形態は以下のような変形も可能である。
上記の実施形態では、レジ端末10は、商品リストに含まれる2つの商品の組み合わせが不適切である場合に不適切な商品が含まれるものとして各種処理を行った。しかしながら、レジ端末10は、3つ以上の商品の組み合わせが不適切である場合に不適切な商品が含まれるものとして各種処理を行っても良い。
【0110】
上記の実施形態では、レジ端末10は、紙媒体のレシートを発行する。しかしながら、レジ端末10は、紙媒体のレシートに代えて電子レシートを発行しても良い。
【0111】
実施形態のレジ端末は、上記の実施形態においてタッチパネル16又は客側タッチパネル17の表示によって店員又は買物客に報知した内容を、他の方法で報知しても良い。例えば、実施形態のレジ端末は、スピーカーから音声を出力することで報知する。
【0112】
実施形態のレジ端末は、セルフ方式又はセミセルフ方式の端末であっても良い。セルフ方式のレジ端末は、店舗の店員に代えて買物客などによって操作される。セルフ方式のレジ端末では、タッチパネル16又は客側タッチパネル17のいずれかを備える。したがって、セルフ方式のレジ端末は、ACT18~ACT30又はACT31~ACT45のいずれかの処理を行う。また、セルフ方式のレジ端末は、ACT19、ACT25、ACT30、ACT32、ACT38及びACT45の処理も行わない。
セミセルフ方式のレジ端末は、商品の登録を行う登録装置と、登録された商品についての決済を行う決済装置とを含んで成る。セミセルフ方式のレジ端末は、典型的には、登録装置を店員が操作し、決済装置を買物客が操作する。セミセルフ方式のレジ端末の場合、例えば、登録装置がACT11~ACT45の処理を行い、決済装置がACT46~ACT57の処理を行う。
【0113】
プロセッサー11は、上記実施形態においてプログラムによって実現する処理の一部又は全部を、回路のハードウェア構成によって実現するものであっても良い。
【0114】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0115】
10……レジ端末、11……プロセッサー、12……ROM、13……RAM、14……補助記憶デバイス、15……入力デバイス、16……タッチパネル、17……客側タッチパネル、18……プリンター、19……スキャナー、20……バス、141……商品データベース、T1……情報テーブル、T2……組み合わせテーブル、T3……代替テーブル