特許7401271IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

溶液流延法によりフィルムを製造するために用いられるドープ、並びに、それを利用したフィルム及びその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載されているように、溶液流延法によって熱可塑性アクリル系樹脂と多層構造重合体粒子を含むフィルムを製造する際には、まず、熱可塑性アクリル系樹脂と多層構造重合体粒子を含むドープを作製する。しかし、該ドープでは、多層構造重合体粒子の分散性が十分でなく、該粒子が凝集して粗大粒子が形成されやすい場合があった。ドープに粗大粒子が含まれると、製造されたフィルムに異物が発生したり、また、ドープをフィルターでろ過する際にフィルターが目詰まりを起こしてろ過を継続できなくなる、といった支障が出る場合があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第一の本発明は、熱可塑性アクリル系樹脂、多層構造重合体粒子、及び、溶剤を含む、溶液流延法によるフィルム製造用ドープであって、前記熱可塑性アクリル系樹脂は、メタクリル酸メチル単位60~100重量%、及び、共重合可能な二重結合を有する他の単量体単位0~40重量%から構成される重合体であり、前記多層構造重合体粒子は、少なくとも硬質コア層、ゴム中間層、及び、硬質シェル層を含み、前記硬質コア層は、メタ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、熱可塑性アクリル系樹脂と多層構造重合体粒子を含む、溶液流延法によるフィルム製造用ドープであって、粒子分散性が良好で粗大粒子が形成されにくく、かつ、外部ヘイズが小さく、トリミング性が良好なフィルムの製造を実現するドープを提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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