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公報発行日 2023年12月26
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本発明の手段により、これまでには両立しきれなったレベルで低温定着性と耐熱保管性を両立させ、かつより平滑性が高く耐久時の帯電特性をより安定化させた、コア・シェル構造を有するトナー母体粒子を含有する静電荷像現像用トナー及びその製造方法を提供することができる。
本発明の効果の発現機構又は作用機構については、明確にはなっていないが、以下のように推察している。
なお、本発明の技術的範囲は、下記メカニズムによって何ら制限されることはない。
本発明ではスチレン-アクリル樹脂のコアに対して、スチレン-アクリル変性した非晶性ポリエステル樹脂をシェルの内側に、未変性のポリエステル樹脂をシェルの外側に被覆させることで、低温定着性と耐熱保管性を両立させ、より平滑性が高いトナー表面を得ることが可能となる。
一般的に、スチレン-アクリル系樹脂で構成される樹脂の極性に対して、ポリエステル樹脂はその官能基の多さが影響して、スチレン-アクリル樹脂よりも親水的であり、極性は大きく異なる。
スチレン-アクリル系樹脂からなるコア樹脂に対してシェルの内側にスチレン-アクリル変性したポリエステル樹脂を添加すると、水中で製造する場合、極性が低いスチレン-アクリル変性部がコアのスチレン-アクリル樹脂側に配向し、水相側には極性が高いポリエステル部分が配向することになる。
コアと内側シェルとの界面では、極性が近しいスチレン-アクリル樹脂同士が接しながら融着するため、ある程度平滑なトナー表面を得ることができる。
また、水相側にはポリエステル樹脂が配向していることから、外側用のシェルとして未変性のポリエステルを添加していくことで、ポリエステル同士極性が近いため、綺麗に被覆することが可能となり均一なシェル膜の形成が可能となると考えられる。
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