特許7405076IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

分子変換部材、積層体及び基材の改質方法に関する。より詳しくは、特定分子を特性・機能が異なる分子に変換する機能を有する化合物を含有する分子変換部材及びそれを用いた積層体等

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、問題・状況に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、特定分子を特性・機能が異なる分子に変換する機能を有する化合物を含有する分子変換部材、積層体及び基材の改質方法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、課題を解決すべく、問題の原因となる障害性を有する特定分子に対してバリアー性のある材料の作用機構を種々の観点から検討する過程において、当該特定分子を特性・機能の異なる分子に変換することにより、新たな付加価値を生み出すことができることを見いだし本発明に至った。 すなわち、本発明に係る課題は、以下の手段により解決される。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の手段により、特定分子を特性・機能が異なる分子に変換する機能を有する化合物を含有する分子変換部材、積層体及び基材の改質方法を提供することができる。

本発明の発想の基本的考え方及び発明の効果の発現機構又は作用機構については、対象となる特定分子等によって異なり一概に言えないが、一例として以下のように考えられる。
そもそも、H2OやH2SやNH3が非常に小さい分子サイズ(どれも1nm未満)であることが、全てを難しくさせているとの仮説を立てて、次のように考えられる。つまり、それらの分子をより大きな分子に変換する機能があれば、緻密性と連続性の両立は必要で無くなり、連続性さえ担保できれば、あとは変換した後の分子サイズのものを透過させない分子ふるいにすればいいだけの話であり、それならば必ずしも真空成膜法で形成されるセラミックの層は必要でなくなるということになる。

したがって、本発明の一形態としては、性能や物性に悪影響を与えるサイズの小さな分子を大きな分子に変換する機能を持つ組成物や膜によって構築されるものであり(以下において、このような機能を持つ組成物や膜のことを「分子サイズ変換メディア」ともいう。)、さらには、応用発明の一形態としては、その分子サイズ変換メディアとガスバリアー性も持つ薄膜やフィルムとの積層体も範疇に入る。

例えば、本発明の分子変換部材の効果の発現機構の一例としては、特定分子Aと反応し前記分子Aと異なる特性・機能を持った分子Bに変換する機構としては、まず、特定分子Aが分子Cと反応して、当該分子が分子Aに取り込まれると伴に、それを契機として、特性・機能が相違する、すなわち、物理・化学的特性が相違する分子Bを放出する機構が考えられる。
また、当該分子Bが、例えば他の物質に対して改質性(例えば撥水性、疎水性等)を付与できるという機能・特性を持った分子である場合、放出された分子Bを効果的に利用できる作用機構も考えられる。
なお、具体的例については、後述する。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 評価用シャーレの概念図

代表図 図1本件の代表的な図

1 PETフィルム 2 評価サンプル 3 接着剤 4 ガラス製シャーレ

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