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公報発行日 2023年12月26
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本発明の手段により、特定分子を特性・機能が異なる分子に変換する機能を有する化合物を含有する分子変換部材、積層体及び基材の改質方法を提供することができる。
本発明の発想の基本的考え方及び発明の効果の発現機構又は作用機構については、対象となる特定分子等によって異なり一概に言えないが、一例として以下のように考えられる。
そもそも、H2OやH2SやNH3が非常に小さい分子サイズ(どれも1nm未満)であることが、全てを難しくさせているとの仮説を立てて、次のように考えられる。つまり、それらの分子をより大きな分子に変換する機能があれば、緻密性と連続性の両立は必要で無くなり、連続性さえ担保できれば、あとは変換した後の分子サイズのものを透過させない分子ふるいにすればいいだけの話であり、それならば必ずしも真空成膜法で形成されるセラミックの層は必要でなくなるということになる。
したがって、本発明の一形態としては、性能や物性に悪影響を与えるサイズの小さな分子を大きな分子に変換する機能を持つ組成物や膜によって構築されるものであり(以下において、このような機能を持つ組成物や膜のことを「分子サイズ変換メディア」ともいう。)、さらには、応用発明の一形態としては、その分子サイズ変換メディアとガスバリアー性も持つ薄膜やフィルムとの積層体も範疇に入る。
例えば、本発明の分子変換部材の効果の発現機構の一例としては、特定分子Aと反応し前記分子Aと異なる特性・機能を持った分子Bに変換する機構としては、まず、特定分子Aが分子Cと反応して、当該分子が分子Aに取り込まれると伴に、それを契機として、特性・機能が相違する、すなわち、物理・化学的特性が相違する分子Bを放出する機構が考えられる。
また、当該分子Bが、例えば他の物質に対して改質性(例えば撥水性、疎水性等)を付与できるという機能・特性を持った分子である場合、放出された分子Bを効果的に利用できる作用機構も考えられる。
なお、具体的例については、後述する。
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