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特許7405869開放型テールゲートを備えたピックアップトラック用のリアビューカメラ
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-18
(45)【発行日】2023-12-26
(54)【発明の名称】開放型テールゲートを備えたピックアップトラック用のリアビューカメラ
(51)【国際特許分類】
   B60R 1/20 20220101AFI20231219BHJP
   B60R 1/26 20220101ALI20231219BHJP
   B60R 1/28 20220101ALI20231219BHJP
   B62D 33/023 20060101ALI20231219BHJP
【FI】
B60R1/20 100
B60R1/26 100
B60R1/28 200
B62D33/023 Q
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2021568162
(86)(22)【出願日】2020-05-15
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-25
(86)【国際出願番号】 US2020033102
(87)【国際公開番号】W WO2020232346
(87)【国際公開日】2020-11-19
【審査請求日】2021-11-12
(31)【優先権主張番号】62/848,405
(32)【優先日】2019-05-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】313005662
【氏名又は名称】コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】CONTINENTAL AUTOMOTIVE SYSTEMS, INC.
【住所又は居所原語表記】1 Continental Drive, Auburn Hills, Michigan 48326-1581, USA
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】アランザ イノホサ カストロ
(72)【発明者】
【氏名】アイブロ ムハレモヴィック
(72)【発明者】
【氏名】アレクサンドル ミフ
(72)【発明者】
【氏名】ラヴィカンス ウッパラ
【審査官】菅 和幸
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2018/0086283(US,A1)
【文献】特開2018-134885(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0220081(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0001820(US,A1)
【文献】特開2018-069861(JP,A)
【文献】特開2007-131252(JP,A)
【文献】特開2018-043643(JP,A)
【文献】特表2002-524348(JP,A)
【文献】特開2012-165138(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 1/20
B60R 1/26
B60R 1/28
B62D 33/023
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用運転支援システムであって、
前記車両の後部の後方領域の画像を取得するように構成されかつ配置された少なくともつのリアカメラを有するカメラシステムと、
前記車両のテールゲート位置を特定するように構成されかつ配置されたテールゲート位置特定システムと、
を含み、
前記車両の前記テールゲート位置に基づいて、前記車両の前記後部の前記カメラシステムによって供給される画像が選択され、
前記カメラシステムは、前記車両のテールゲートに配置された第1カメラと、前記車両のセンタリアブレーキライトの近傍に配置された第2カメラとを有し、
前記テールゲート位置特定システムは、前記リアカメラの撮像画像を使用して前記テールゲート位置を検出し、前記テールゲート位置に基づいてリアビュー用の前記第1カメラまたは前記第2カメラを自動的に選択する、
運転支援システム。
【請求項2】
電子制御ユニットには、前記カメラシステムから受信されるデータから、前記画像を作成するように構成されかつ配置されたプロセッサ回路が含まれている、請求項1記載のシステム。
【請求項3】
ディスプレイシステムにディスプレイスクリーンが含まれている、請求項1または2記載のシステム。
【請求項4】
車両についての後方画像を供給する方法であって、
前記車両のテールゲートに配置された第1カメラと、前記車両のセンタリアブレーキライトの近傍に配置された第2カメラとを含む少なくともつのリアカメラにより、前記車両の後部の後方領域の画像を供給するステップと、
テールゲート位置特定システムによってテールゲート位置を特定するステップと、
前記車両の前記テールゲート位置に基づいて、供給される前記画像を選択するステップと、
を含み、
前記テールゲート位置特定システムは、前記リアカメラの撮像画像を使用して前記テールゲート位置を検出し、前記テールゲート位置に基づいてリアビュー用の前記第1カメラまたは前記第2カメラを自動的に選択する、
方法。
【請求項5】
電子制御ユニットには、カメラシステムから受信されるデータから、前記画像を作成するように構成されかつ配置されたプロセッサ回路が含まれている、請求項記載の方法。
【請求項6】
ディスプレイシステムにディスプレイスクリーンが含まれている、請求項4または5記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先進運転支援システムに関し、特に、後方に存在し得る対象体および車両を横切っている可能性のある対象体を運転者が同時に見られるようにするか運転者に表示できるようにするリアビューカメラシステムを有するシステムに関する。
【0002】
背景技術
リアビューカメラは、すべての新たな米国車両にとって必須である。カメラ視野によって一般に、車両のすぐ後方にある中間領域がカバーされる。リアビューカメラによって収集される情報は、車両における複数の安全および支援システムによって使用可能である。このようなシステムには、車両後退支援システム、駐車支援システム、トレーラ牽引支援システムなどが含まれ得るが、これらには限定されない。
【0003】
ピックアップトラックにおけるこのようなリアビューカメラ用の共通の1つの取り付け位置は、図1Aに示されているように、テールゲートハンドルの近傍のトラックテールゲートにあってよい。このような取り付け位置によって供給されるカメラ視野は、図1Bに示されている。しかしながら、トラック運転者はしばしば、荷台長よりも長い物品を収容するために、または別のさまざまな理由から、ピックアップトラックの荷台を開放するかまたはこれを下げることがある。テールゲートが開放位置にある場合には、図1Cに示されているように、カメラ視野が変化している。
【0004】
この位置において運転している間、カメラにより、リアビューカメラに関連付けられた要求を満たす視野は供給されない。さらに、車両における安全および支援システムに供給される情報は、必要な方向に視野が向けられていないという事実に起因して利用不能である。したがって、テールゲートが開放位置にある場合であっても、所望の視野を供給するリアビューカメラを有する運転支援システムを提供する必要がある。
【0005】
ここで示された背景の説明は、本開示の状況を一般的に示すこと目的としている。この背景の部分に説明されている範囲における現在の発明者の業績も、別のところで出願時点における先行技術として認められ得ない説明の態様も共に、明示的にも暗黙的にも本開示に対する先行技術として認められない。
【0006】
概要
一般的な一態様には、車両用運転支援システムが含まれている。運転支援システムにはまた、車両の後部の後方領域の画像を取得するように構成されかつ配置された少なくとも1つのリアカメラを有するカメラシステムと、車両のテールゲート位置を特定するように構成されかつ配置されたテールゲート位置特定システムと、が含まれており、車両のテールゲート位置に基づいて、車両の後部のカメラシステムによって供給される画像が選択される。
【0007】
実装形態には、以下の特徴の1つ以上が含まれていてよい。上記のシステムには、カメラシステムから受信されるデータから、画像を作成するように構成されかつ配置されたプロセッサ回路を含む電子制御ユニットが含まれていてよい。
【0008】
上記のシステムには、車両のテールゲートに配置された第1カメラと、車両のセンタリアブレーキライトの近傍に配置された第2カメラとが含まれていてよい。
【0009】
上記のシステムには、車両のテールゲートに配置された第1カメラと、車両のテールゲートに配置された第2カメラとが含まれていてよい。
【0010】
第2カメラは、テールゲートリフトハンドルの反対側に設けられている。
【0011】
カメラは、第1位置と第2位置との間で移動可能である。
【0012】
上記のシステムには、第1位置と第2位置との間でカメラを移動することができるアクチュエータシステムが含まれていてよい。
【0013】
ディスプレイシステムにはディスプレイスクリーンが含まれている。
【0014】
一般的な一態様には、車両についての後方画像を供給する方法が含まれている。供給のこの方法にはまた、少なくとも第1カメラにより、車両の後部の後方領域の画像を供給するステップと、テールゲート位置特定システムによってテールゲート位置を特定するステップと、車両のテールゲート位置に基づいて、供給される画像を選択するステップと、が含まれている。
【0015】
実装形態には、以下の特徴の1つ以上が含まれていてよい。この方法には、カメラシステムから受信されるデータから、画像を作成するように構成されかつ配置されたプロセッサ回路を含む電子制御ユニットが含まれていてよい。
【0016】
上記の方法には、車両のテールゲートに配置された第1カメラと、車両のセンタリアブレーキライトの近傍に配置された第2カメラとが含まれていてよい。
【0017】
上記の方法には、車両のテールゲートに配置された第1カメラと、車両のテールゲートに配置された第2カメラとが含まれていてよい。
【0018】
第2カメラは、テールゲートリフトハンドルの反対側に設けられている。
【0019】
カメラは、第1位置と第2位置との間で移動可能である。
【0020】
上記の方法には、第1位置と第2位置との間でカメラを移動することができるアクチュエータシステムが含まれていてよい。
【0021】
ディスプレイシステムにはディスプレイスクリーンが含まれている。
【0022】
本発明の別の目的、特徴および特性、また構造の関連する要素の動作の仕方および機能、複数の部分の組み合わせ、および製造の経済性は、すべてがこの明細書の一部を成しかつ添付の図面を参照する、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲を考慮すれば、より明らかになろう。詳細な説明および特定の実施例は、本開示の好ましい実施形態を示してはいるが、説明だけを目的とすることを意図しており、本開示の範囲を限定することを意図していないことが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0023】
本発明は、添付の図面と併せれば、その好ましい実施形態の以下の詳細な説明からより良好に理解されよう。これらの図面において、同様の参照符号は、同様の部分を示している。
図1A】先行技術のリアビューカメラシステムを有する車両の概略図である。
図1B】車両テールゲートが閉鎖された場合の先行技術のリアビューカメラシステムについての、視野の概略図である。
図1C】車両テールゲートが開放された場合の、先行技術のリアビューカメラシステムについての視野の概略図である。
図2】本発明のリアビューカメラシステムを有する車両の概略図である。
図3A】本発明のリアビューカメラシステムの第1カメラを有する第1実施形態の車両の概略図である。
図3B】本発明のリアビューカメラシステムの第2カメラを有する第1実施形態の車両の概略図である。
図3C】車両テールゲートが開放された場合の、図3Aおよび図3Bのリアビューカメラシステムの第1実施形態について視野の概略図である。
図4図3A図3Cのリアビューカメラシステムの第1実施形態の車両の概略図である。
図5A】車両テールゲートが閉鎖された場合の、本発明のリアビューカメラシステムの第2実施形態についてのカメラ位置の概略図である。
図5B】車両テールゲートが開放された場合の、本発明のリアビューカメラシステムの第2実施形態についてのカメラ位置の概略図である。
図5C】車両テールゲートが開放された場合の、図4Aおよび図4Bのリアビューカメラシステムの第2実施形態について視野の概略図である。
図6A】車両用のカメラシステムの第3実施形態の概略図である。
図6B】車両用のカメラシステムの第3実施形態の別の概略図である。
図7】車両についての後方画像を供給する方法を説明するフローチャートである。
図8】本発明による例示的なコンピューティングデバイスの概略図である。
【0024】
例示的な実施形態の詳細な説明
図2図6Bを参照すると、本発明の一実施形態にしたがい、参照符号100で一般に示されている、車両102用のリアビューカメラシステムが図示されている。システム100には、車両102に取り付けられておりかつ車両102の近傍および周囲の領域の画像を取得するように構成および配置された複数のカメラ120が含まれている。複数のカメラ120は、単眼カメラ、双眼カメラ、または車両102の前方、側方または後方の視野のビューが供給可能な別のタイプのセンシングデバイスであってよい。
【0025】
車両102には、コンピューティングデバイス(またはハードウェアプロセッサ)112(例えば、1つ以上のコンピューティングプロセッサを有する中央処理ユニット)を含むコントローラ110が含まれていてよく、これは、コンピューティングプロセッサ112上で実行可能な命令を記憶することができる非一時的なメモリまたはハードウェアメモリ114(例えばハードディスク、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ)と通信する。
【0026】
車両コントローラ110は、テールゲート位置特定システム116を実行し、これは、車両102のテールゲート104が、閉鎖された(持ち上げられた)位置106aにあるか、または開放された(下げられた)位置106bにあるかを特定して、以下でさらに詳しく説明するように、この特定にしたがってリアビュー画像を供給する。
【0027】
第1カメラ120aは、車両102のテールゲート104に取り付けられたリアビューカメラである。別のカメラには、フロントビューカメラ120b、サイドビューカメラ120c、dおよび場合によっては付加的なリアビューカメラ120eが含まれていてよい。カメラ120、120a~eにより、さまざま車両安全および支援システム160によって使用される情報またはこれらのための情報が、コントローラ110に送信される。
【0028】
テールゲート位置特定システム116は、イメージ処理を使用してテールゲート位置106a、106bを検出し、テールゲート位置106a、106bに基づいてリアビュー用のカメラソースアレンジメントを自動的に選択することができる。テールゲート位置特定システム116は、カメラ120、120a~eが、地面の方を指し示している、すなわちテールゲートが開放されておりかつカメラ120、120a~eが下を向いており、車両102の後方に向いていないか否かを特定するために画像解析を使用することができる。択一的には、テールゲート位置は、位置センサのような別のタイプのセンサによって検出可能である。最終的に、テールゲート位置特定システム116は、車両運転者が適切なカメラソースを手動で選択できるようにするために、ユーザインタフェース150と協働することができる。
【0029】
いくつかの実施形態には、運転者とコントローラ110とが情報を交換できるようにするユーザインタフェース150も含まれている。いくつかの実施例では、ユーザインタフェース150には、ディスプレイ152および/またはスピーカ154が含まれている。いくつかの実施例では、ディスプレイ152は、タッチスクリーンディスプレイである。別の実施例では、ディスプレイ152は、1つ以上の入力メカニズムと通信して、運転者がデータを入力するかまたはディスプレイ152上で選択を行えるようにする。入力メカニズムは、回転つまみまたはマウスであってよい。ディスプレイシステム152は、ECUによって制御される、車両102のセンタコンソール153に配置されていてよく、これにより、リアビューカメラ120、120a、120eによって取得された画像122およびECU110によって処理された画像122が車両の運転者に表示される。運転者は、所望のカメラ120、120a~eから手動で画像122を選択することができる。
【0030】
さらに、コンソールにディスプレイスクリーン152を設ける代わりに、ディスプレイスクリーン152は、車両のリアビューミラーに組み込み可能であるか、または画像122は、ヘッドアップディスプレイシステムを介して表示可能であるか、または車両102の任意の表面に投影可能である。
【0031】
上述のように、テールゲート位置特定システム116は、イメージ処理を使用してテールゲート位置106a、106bを検出し、テールゲート位置106a、106bに基づいてリアビュー用のカメラソースアレンジメントを自動的に選択することができる。特に、第1カメラ120aおよび/または第2カメラ120eの使用を選択する。択一的には、テールゲート位置は、位置センサのような別のタイプのセンサによって検出可能である。最終的に、テールゲート位置特定システム116は、車両運転者が適切なカメラソースを手動で選択できるようにするために、ユーザインタフェース150と協働することができる。
【0032】
図3A図4を参照すると、車両102用のカメラシステム100の第1実施形態が略示されている。このシステムには、テールゲートリフトハンドル108の近傍において、車両のテールゲート104に取り付けられた少なくとも第1リアビューカメラ102aが含まれている。第2リアビューカメラ102eは、客室103の上部の近傍において、リアブレーキライト109に取り付けられている。
【0033】
テールゲート104が、閉鎖位置106aにある場合、車両安全および支援システム160に画像122を供給するために第1リアカメラ120aが一般に使用される。択一的には、第2リアカメラ120eを単独で、または複数の画像を一緒に貼り合わせることによって第1カメラ120aと組み合わせて使用可能である。さらにその画像は、ディスプレイ152にも表示可能である。テールゲートが閉鎖されている場合に2つのカメラ120a、120eによって供給される視野は、図示されていない。
【0034】
テールゲート104が開放位置にある場合、画像122を供給するために第1カメラ120aおよび第2リアカメラ120eの両方が使用される。2つのカメラ120a、120eからの画像は、単一の画像122に一緒に貼り合わせ可能である。テールゲートが開放されている場合にカメラ120a、120eによって供給される視野は、124a+124bに示されている。
【0035】
図5A図5Cを参照すると、車両102用のカメラシステム100の第2実施形態が略示されている。このシステムには、テールゲートリフトハンドル108の近傍において、車両のテールゲート104に取り付けられたリアビューカメラ102aが含まれている。カメラ102aは、アクチュエータシステム200により、テールゲート104に移動可能に固定されている。アクチュエータ210(図示せず)は、図5Aに示されている第1位置220aから、図5Bに示されている第2位置220bにカメラ102aを移動することができる電気機械式アクチュエータであってよい。カメラ120aは、ヒンジ付き連結部214の周りに回動するカメラハウジング212に配置されている。
【0036】
テールゲート位置特定システム116は、テールゲート位置106a、106bを検出し、アクチュエータシステム200を起動して、カメラ102aを適切な位置220a、220bに移動することができる。テールゲート104が、閉鎖位置106aにある場合、車両安全および支援システム160に画像122を供給するために第1カメラ位置220aが使用される。テールゲート104が、開放位置106bにある場合、画像122を供給するために第2カメラ位置220bが使用される。テールゲートが開放されている場合に第2カメラ位置220bによって供給される視野は、124bに示されている。
【0037】
上述のように、テールゲート位置特定システム116は、イメージ処理を使用してテールゲート位置106a、106bを検出し、テールゲート位置106a、106bに基づいてリアビュー用のカメラソースアレンジメントを自動的に選択することができる。
【0038】
択一的には、テールゲート位置は、位置センサのような別のタイプのセンサによって検出可能である。最終的に、テールゲート位置特定システム116は、車両運転者が適切なカメラソースを手動で選択できるようにするために、ユーザインタフェース150と協働することができる。特定された位置に基づき、テールゲート位置特定システム116は、アクチュエータシステムに信号を送信してアクチュエータ200を起動し、特定に基づいて所望の第1位置220aまたは第2位置220bに向かって移動させることができる。
【0039】
図6Aおよび図6Bを参照すると、車両102用のカメラシステム100の第3実施形態が略示されている。 このシステムには、テールゲートリフトハンドル108の近傍において、車両のテールゲート104に取り付けられた少なくとも第1リアビューカメラ102aが含まれている。車両のテールゲート104にはテールゲートリフトハンドル108の近傍に第2リアビューカメラ102eも取り付けられている。第1カメラ120aと第2カメラ120eとは、ハンドル108の反対側に配置可能である。
【0040】
第1カメラ120aおよび第2カメラ120eは共に位置固定である。テールゲート104が閉鎖位置106aにある場合、車両安全および支援システム160に画像122を供給するために第1リアカメラ120aが使用される。テールゲートが閉鎖されている場合に第1カメラ120eによって供給される視野は、124aに示されている。
【0041】
テールゲート104が開放位置106bにある場合、画像122を供給するために第2カメラ120eが使用される。テールゲートが開放されている場合に第2カメラ120eによって供給される視野は、124bに示されている。
【0042】
上述のように、テールゲート位置特定システム116は、イメージ処理を使用してテールゲート位置106a、106bを検出し、テールゲート位置106a、106bに基づいてリアビュー用のカメラソースアレンジメントを自動的に選択することができる。特に、第1カメラ120aおよび/または第2カメラ120eの使用を選択する。択一的には、テールゲート位置は、位置センサのような別のタイプのセンサによって検出可能である。最終的に、テールゲート位置特定システム116は、車両運転者が適切なカメラソースを手動で選択できるようにするために、ユーザインタフェース150と協働することができる。
【0043】
700に示されている、車両についての後方画像を供給する方法を以下で説明する。供給のこの方法にはまた、ステップ710において、少なくとも第1カメラにより、車両の後部の後方領域の画像を供給するステップと、ステップ720において、テールゲート位置特定システムによってテールゲート位置を特定するステップと、ステップ730において、車両のテールゲート位置に基づいて、供給される画像を選択するステップと、が含まれている。
【0044】
実装形態には、以下の特徴の1つ以上が含まれていてよい。この方法には、ステップ740において,カメラシステムから受信されるデータから、画像を作成するように構成されかつ配置されたプロセッサ回路を含む電子制御ユニットが含まれている。
【0045】
上記の方法には、車両のテールゲートに配置された第1カメラと、車両のセンタリアブレーキライトの近傍に配置された第2カメラとが含まれていてよい。上記の方法には、車両のテールゲートに配置された第1カメラと、車両のテールゲートに配置された第2カメラとが含まれていてよい。第2カメラは、テールゲートリフトハンドルの反対側に設けられている。ステップ750において、カメラは、第1位置と第2位置との間で移動可能である。この方法には、第1位置と第2位置との間でカメラを移動することができるアクチュエータシステムが含まれていてよい。ディスプレイシステムにはディスプレイスクリーンが含まれている。
【0046】
図8には、この明細書に説明されているシステムおよび方法を実装するために使用可能な例示的なコンピューティングデバイス800が略示されている。コンピューティングデバイス800は、ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームのようなさまざまな形態のデジタルコンピュータおよび他の適切なコンピュータを表す。ここに示されたコンポーネント、それらの接続および関係、ならびにそれらの機能は、単なる例示であり、この明細書において説明されかつ/または権利請求なされる本発明の実装の限定ではない。
【0047】
コンピューティングデバイス800には、プロセッサ810、メモリ820、記憶装置830、メモリ820と高速拡張ポート850とを接続する高速インタフェース/コントローラ840、および低速バス870と記憶装置830とを接続する低速インタフェース/コントローラ860が含まれている。それぞれのコンポーネント810、820、830、840、850および860は、さまざまなバスを使用して相互接続されており、共通のマザーボードに、または別の適切な仕方で取り付け可能である。プロセッサ810は、メモリ820または記憶装置830に記憶されている命令を含めた、コンピューティングデバイス800内の、実行のための命令を処理して、高速インタフェース840に接続されているディスプレイ880のような、外部入出力デバイスに、グラフィカルユーザインタフェース(GUI:graphical user interface)用のグラフィカル情報を表示することができる。別の実装形態では、複数のメモリおよび複数のタイプのメモリと共に、マルチプロセッサおよび/または多重バスが、適宜に使用可能である。また、複数のコンピューティングデバイス800と、(例えば、サーババンク、ブレードサーバから成るグループ、またはマルチプロセッサシステムのような)必要な演算の部分を提供するそれぞれのデバイスとを接続することもできる。
【0048】
メモリ820には、コンピューティングデバイス800内に非一時的に情報が記憶されている。メモリ820は、コンピュータ読み出し可能媒体、揮発性メモリユニットまたは不揮発性メモリユニットであってよい。非一時的メモリ820は、コンピューティングデバイス800が使用するために一時的または持続的にプログラム(例えば、一連の命令)またはデータ(例えば、プログラムステート情報)を記憶するために使用される物理デバイスであってよい。不揮発性メモリの例には、フラッシュメモリおよびROM(read-only memory)/PROM(programmable read-only memory)/EPROM(erasable programmable read-only memory)/EEPROM(electronically erasable programmable read-only memory)(例えば、一般に、ブートプログラムのようなファームウェアに使用される)が含まれるが、これらには限定されない。揮発性メモリの例には、RAM(random access memory)、DRAM(dynamic random access memory)、SRAM(static random access memory)、相変化メモリ(PCM:phase change memory)も、ディスクまたはテープも含まれるが、これらには限定されない。
【0049】
記憶装置830は、コンピューティングデバイス800用の大容量記憶機能を提供可能である。いくつかの実装形態では、記憶装置830は、コンピュータ読み出し可能媒体である。さまざまな異なる実装形態では、記憶装置830は、フロッピィディスクデバイス、ハードディスクデバイス、光ディスクデバイス、またはテープデバイス、フラッシュメモリまたは別の同様のソリッドステートメモリデバイス、またはストレージエリアネットワークまたは別の構成のデバイスを含めたデバイスのアレイであってよい。付加的な実装形態では、コンピュータプログラム製品は、情報担体において有形に実現される。コンピュータプログラム製品には、実行される場合に、上述のような1つ以上の方法を実施する命令が含まれている。情報担体は、メモリ820、記憶装置830またはプロセッサ810上のメモリのようなコンピュータまたは機械読み出し可能媒体である。
【0050】
高速コントローラ840は、コンピューティングデバイス800用の帯域幅消費型の動作を扱うのに対し、低速コントローラ860は、帯域幅消費が比較的少ない動作を扱う。このような動作の割り当ては、単なる例示である。いくつかの実装形態では、高速コントローラ840は、メモリ820、(例えば、グラフィックスプロセッサまたはアクセラレータを介して)ディスプレイ880に接続されており、かつさまざまな拡張カード(図示せず)を受け入れ可能な高速拡張ポート850に接続されている。いくつかの実装形態では、低速コントローラ860は、記憶装置830および低速拡張ポート870に接続されている。さまざまな通信ポート(例えば、USB、Bluetooth(登録商標)、イーサネット、ワイヤレスイーサネット)を含み得る低速拡張ポート870は、キーボード、ポインティングデバイス、スキャナのような、または例えば、ネットワークアダプタを介するスイッチまたはルータのようなネットワーキングデバイスのような1つ以上の入出力デバイスに接続可能である。
【0051】
コンピューティングデバイス800は、図に示したように多くの異なる形態で実装可能である。例えば、コンピューティングデバイス800は、標準のサーバ800aまたはこのようなサーバ800aから成るグループの複数個のサーバとして、ラップトップコンピュータ800bとして、またはラックサーバシステム800cの一部として実装可能である。
【0052】
ここで説明されるシステムおよび技術のさまざまな実装形態は、デジタル電子回路および/または光回路、集積回路、特別に設計されたASIC(application specific integrated circuit)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアおよび/またはこれらの組み合わせで実現可能である。これらのさまざまな実装形態は、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行可能および/またはインタプリト可能な1つ以上のコンピュータプログラムにおける実装形態を含むことができ、このプログラマブルプロセッサは、記憶システムおよび少なくとも1つの入力デバイスからデータおよび命令を受信し、また記憶システムおよび少なくとも1つの出力デバイスにデータおよび命令を送信するために接続される特殊用途または汎用のものであってよい。
【0053】
(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーションまたはコードとしても知られている)これらのコンピュータプログラムには、プログラマブルプロセッサ用の機械命令が含まれ、高水準手続および/またはオブジェクト指向プログラミング言語で、かつ/またはアセンブリ/機械語で実装可能である。ここで使用される「機械読み出し可能媒体」および「コンピュータ読み出し可能媒体」という用語は、機械読み出し可能信号として機械命令を受信する機械読み出し可能媒体を含む、プログラマブルプロセッサに機械命令および/またはデータを供給するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、非一時的なコンピュータ読み出し可能媒体、装置および/またはデバイス(例えば磁気ディスク、光ディスク、メモリ、PLD(Programmable Logic Device))のことをいう。「機械読み出し可能信号」という用語は、プログラマブルプロセッサに機械命令および/またはデータを供給するために使用される任意の信号のことをいう。
【0054】
本明細書で説明される対象および機能的な動作の実装形態は、デジタル電子回路で、または本明細書で開示された複数の構造およびこれらの構造的な等価物を含めてコンピュータソフトウェア、ファームウェアもしくはハードウェアで、またはこれらの1つ以上の組み合わせで実装可能である。さらに、本明細書で説明される対象は、1つ以上のコンピュータプログラム製品、すなわち、データ処理装置による実行のために、またはその動作を制御するために、コンピュータ読み出し可能媒体に符号化されるコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして実装可能である。コンピュータ読み出し可能媒体は、機械読み出し可能記憶装置、機械読み出し可能記憶基体、メモリデバイス、機械読み出し可能伝播信号に影響を及ぼす組成物、またはこれらの1つ以上の組み合わせであってよい。「データ処理装置」、「コンピューティングデバイス」および「コンピューティングプロセッサ」という用語には、例としてプログラマブルプロセッサ、コンピュータまたはマルチプロセッサまたはマルチコンピュータを含む、データを処理するすべての装置、デバイスおよび機械が包含される。装置は、ハードウェアに加えて、対象となるコンピュータプログラムに対する実行環境を作成するコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステムまたはこれらの1つ以上の組み合わせを構成するコードを含んでいてよい。伝播信号は、人工的に生成される信号、例えば、適切な受信装置への送信用に情報を符号化するために生成される、機械で生成される電気信号、光信号または電磁信号である。
【0055】
(アプリケーション、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプトまたはコードとしても知られている)コンピュータプログラムは、コンパイル型またはインタプリタ型言語を含めた任意の形態のプログラム言語で書き表すことができ、スタンドアロンプログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、またはコンピューティング環境において使用するのに適した別のユニットを含めた任意の形態でデプロイ可能である。コンピュータプログラムは、ファイルシステムのファイルに対応する必要はない。プログラムは、別のプログラムまたはデータ(例えば、マークアップ言語文書に記憶される1つ以上のスクリプト)を保持するファイルの一部に、対象となるプログラム専用の単一のファイルに、または連係された複数のファイル(例えば、1つ以上のモジュール、サブプログラムまたはコードの一部を記憶するファイル)に記憶可能である。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、または1つのサイトに配置されているかまたは複数のサイトにまたがって分散されておりかつ通信ネットワークによって相互接続されている複数のコンピュータ上で実行されるようにデプロイされていてよい。
【0056】
この明細書で説明される処理およびロジックフローは、入力データに作用して出力を生成することによって機能を実施するために1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラマブルプロセッサによって実施可能である。処理およびロジックフローは、特定用途向け論理回路、例えばFPGA(field programmable gate array)またはASIC(application specific integrated circuit)によって実施可能であり、また装置はこれらとしても実装可能である。
【0057】
コンピュータプロクラムの実行に適したプロセッサには、例えば、汎用マイクロプロセッサおよび特定用途向けマイクロプロセッサの両方と、任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つ以上のプロセッサとが含まれる。一般に、プロセッサは、ROMまたはRAMまたはこれらの両方から命令およびデータを受信する。コンピュータの重要な要素は、命令を実行するプロセッサ、ならびに命令およびデータを記憶する1つ以上のメモリデバイスである。一般に、コンピュータはまた、データを記憶する1つ以上の大容量記憶装置、例えば磁気、光磁気ディスクまたは光ディスクを含むか、またはデータを受信するかまたはデータを伝送するかまたその両方を行うためにこれらに作用を及ぼすように接続されている。しかしながら、コンピュータは、このようなデバイスを有する必要はない。さらに、コンピュータは、別のデバイス、少数だけを挙げると、例えば、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:personal digital assistant)、モバイルオーディオプレーヤ、GPS(Global Positioning System)受信器に埋め込まれていてよい。コンピュータプログラム命令およびデータを記憶するのに適したコンピュータ読み出し可能媒体には、例として、半導体メモリデバイス、例えば、EPROM、EEPROMおよびフラッシュメモリデバイスや、磁気ディスク、例えば、内蔵ハードディスクまたはリムーバブルディスクや、光磁気ディスクや、CD-ROMまたはDVD-ROMディスクを含めた、不揮発性メモリ、媒体およびメモリデバイスのすべての形態が含まれている。プロセッサおよびメモリは、特殊用途論理回路によって補足されるか、またはこれに組み込まれていてよい。
【0058】
ユーザとの対話を提供するために、本開示の1つ以上の態様は、ユーザに情報を表示するためのディスプレイデバイス、例えばCRT(cathode ray tube)、液晶(LCD:liquid crystal display)モニタまたはタッチスクリーンと、選択的には、ユーザがコンピュータに入力を供給することができるキーボードおよびポインティングデバイス、例えばマウスまたはトラックボールとを有するコンピュータに実装可能である。ユーザとの対話を提供する別の種類のデバイスも使用可能であり、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚的なフィードバック、例えば、視覚的なフィードバック、聴覚的なフィードバック、または触覚的なフィードバックであってよく、ユーザからの入力は、音響的、音声的または触覚的な入力を含めた任意の形態で受信可能である。さらに、コンピュータは、文書を送信し、ユーザによって使用されるデバイスから文書を受信することによって、例えば、ユーザのクライアントデバイスのウェブブラウザから受信される要求に応じて、このウェブブラウザにウェブページを送信することによってユーザと対話可能である。
【0059】
本開示の1つ以上の態様は、例えばデータサーバとしてバックエンドコンポーネントを含むか、またはミドルウェアコンポーネント、例えばアプリケーションサーバを含むか、またはフロントエンドコンポーネント、例えば、この明細書に説明されている対象の実装とユーザが対話可能なユーザグラフィカルインタフェースまたはウェブブラウザを有するクライアントコンピュータ、または1つ以上のこれらのようなバックエンド、ミドルウェアまたはフロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムに実装可能である。このシステムのこれらのコンポーネントは、任意の形態または媒体のデジタルデータ通信、例えば通信ネットワークによって相互接続可能である。通信ネットワークの例には、LAN(local area network)およびWAN(wide area network)、ネットワーク間接続(例えば、インターネット)、およびピアツーピアネットワーク(例えば、アドホックピアツーピアネットワーク)が含まれる。
【0060】
コンピューティングシステムには、クライアントおよびサーバが含まれていてよい。クライアントおよびサーバは一般に、互いに遠隔地にあり、概して通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータで動作するコンピュータプログラムによって生じ、互いにクライアント・サーバ関係を有する。いくつかの実装形態では、サーバは、(例えば、クライアントデバイスと対話するユーザにデータを表示し、ユーザからユーザ入力を受信するために)クライアントデバイスにデータ(例えばHTMLページ)を伝送する。クライアントデバイスにおいて生成されたデータ(例えば、ユーザ対話の結果)は、クライアントデバイスからサーバにおいて受信可能である。
【0061】
この明細書には、多くの特定事項が含まれているが、これらは、本開示の範囲または権利が請求され得るものを限定するものとしてではなく、むしろ本開示の特定の実装形態に固有の特徴を説明するものとして解釈されるべきである。別々の実装形態との関連において、この明細書に説明される特定の複数の特徴はまた、単一の実装形態における組み合わせで実装されることも可能である。逆に、単一の実装形態との関連において、説明されるさまざまな特徴はまた、複数の実装形態において別々に、または任意の適切な組み合わせの構成要素で実装されることも可能である。さらに、特徴は、特定の組み合わせにおいて作用するように上で説明されておりかつはじめにそのようなものとして権利が請求されていることさえもあり得るが、権利が請求される組み合わせの1つ以上の特徴は、いくつかのケースでは、この組み合わせから切り取ることができ、また権利が請求される組み合わせは、組み合わせの構成要素、または組み合わせの構成要素の変形形態に向けられていてよい。
【0062】
同様に、動作は、図面において特定の順序で描画されているが、このことは、このような動作が、示された特定の順序または順番に実行されるか、または所望の結果を達成するために、説明されたすべての動作が実行されることを要求していると理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利になることがある。さらに、上述の複数の実施形態においてさまざまなシステムコンポーネントが切り離されていることは、すべての実施形態においてこのように切り離されることを要求していると理解されるべきではなく、上述のプログラムコンポーネントおよびシステムは一般に、単一のソフトウェア製品に一体で統合可能であるか、または複数のソフトウェア製品にパッケージング可能であると理解されるべきである。
【0063】
上述の好ましい実施形態は、本発明の構造および機能的な原理を説明するのと同様に、好ましい実施形態を使用する方法を説明するために示されかつ説明されており、このような原理から逸脱することなく変更されることがある。したがって本発明には、以下の特許請求の範囲の精神内に含まれるすべての変更が含まれる。
図1A
図1B
図1C
図2
図3A
図3B
図3C
図4
図5A
図5B
図5C
図6A
図6B
図7
図8