特許7406049IP Force 特許公報全文掲載

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請求項1あるいは3、16、19および23に記載のインキ供給システム、印刷インキをインタリオ印刷装置のインキ装置内に供給する方法、インタリオ印刷装置、およびインキ供給システムを運転する方法

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【図1】 印刷装置を有する印刷機械、特に凹版印刷機械の側面図である。
【図2】 図1に示す印刷装置のインキ装置からのインキトレインを示す図である。
【図3】 a)は、第1のインキ装置シリンダの外套面内に設けられたグラビアの概略図であり、b)は、版シリンダの外套面内に設けられたグラビアの概略図である。
【図4】 理解し易くするという理由から、インキトレインと、配設される提供装置とを1つずつしか示していないインキ装置の概略背面図である。
【図5】 図4に示す提供装置の拡大図である。
【図6】 図5の提供装置の部分拡大図である。
【図7】 a)は、インキリザーブが満杯のとき、b)は、概ね空のときの提供装置の概略図である。
【図8】 下側および上側の限界値あるいは閾値を有する提供装置の自動の運転のための簡略化したフローチャートである。
【図9】 調量ポンプ駆動部のための、消費に応じた目標値またはスタート値設定を経験的に決定する例示的な運転サイクルの概略図である。
印刷機械、特に有価証券印刷機械は、基材Sに凹版印刷法、特にインタリオ印刷法によって印刷することが可能な少なくとも1つの印刷装置06と、例えば、印刷機械の入口側に印刷すべき基材Sを供給することが可能な基材供給部01、例えばシートフィーダ01として形成される基材供給部01と、基材Sを場合によっては別の加工ユニットを介して少なくとも1つの印刷装置06、特にインタリオ印刷装置06に供給することが可能な第1の搬送区間02と、少なくとも片面で印刷された基材S’をまとめて束にすることが可能な、例えばデリバリ04、特にパイルデリバリ04として形成される製品受け部04と、印刷された基材S’を場合によっては別の加工ユニットを介して製品受け部04に供給することが可能な第2の搬送区間03とを有している。基材S;S’は、ウェブ状に存在していてもよいが、好ましくは、基材シートS;S’、例えば被印刷物シートS;S’として存在し、好ましくは、ポリマーベースの有価証券、例えば銀行券紙から形成されている。 特にインタリオ印刷法によって印刷する印刷機械、特に凹版印刷機械あるいはインタリオ印刷機械は、好ましくは、シート印刷機械として、特に、シート凹版印刷機械として、好ましくは、インタリオ印刷法で印刷するシート印刷機械として形成されている。インタリオ印刷法は、好ましくは、銀行券、セキュリティドキュメントまたはセキュリティエレメントを業として製造する際に使用される凹版印刷法である。この場合、印刷箇所には、例えば1,000N/cmを超える高い圧着力、例えば線形力が適用され、この高い圧着力により、基材Sは、印刷時に同時にエンボス加工され、生成された構造は、触覚によって知覚することができるようになる。 凹版印刷法、特にインタリオ印刷法によって作業する印刷装置06(以下では凹版印刷装置06、特に彫刻凹版印刷装置06またはインタリオ印刷装置06ともいう)は、例えば、インプレッションシリンダ12としての作用も奏するかつ/またはインプレッションシリンダ12ともいう印刷装置シリンダ12と、インプレッションシリンダ12とともに1つの印刷箇所を形成する、凹版印刷用の版シリンダ11として構成される印刷装置シリンダ11、特にインタリオ印刷シリンダ11とを備え、インプレッションシリンダ12と版シリンダ11とは、好ましくは、高圧下で互いに当接されているまたは少なくとも当接可能である。版シリンダ11は、版シリンダ11の周上に、印刷すべき印刷画像、例えばイメージの、印刷画像を付与する凹部14のパターン(例えば図3b)参照)を担持しており、凹部14は、以下では、明示的に具体化しない限り、その製造によらず同義に「グラビア」14ともいう。凹部14は、基本的には、シリンダ外周面に含まれる外套面24上に、またはしかし、より好ましい構成では、版シリンダ11に解離可能に配置されるまたは配置可能な1つまたは複数の印刷版、例えば印刷プレートとしての、または場合によっては印刷版スリーブとしての印刷版の外套面24上に設けられていてもよい。 好ましくは、印刷装置06あるいは印刷機械は、基材S、特に基材シートSに多面付けで印刷するように構成されている。1印刷長さあるいは1反復長さに被着されるかつ/または1枚の基材シートS;S’あるいは裁断基材S;S’に割り当てられる全体画像は、好ましくは、複数の列をなして相並んで、かつ複数の行をなして相前後して基材S上に印刷すべき多数の割り付け面、例えば銀行券の印刷画像により形成されている。これに応じて、この印刷長さに割り当てられる印刷版のグラビアパターンは、相応の多数の、列および行をなしてマトリクス状に配置される、特に同じモチーフの凹部14のパターン、例えばモチーフグラビアにより形成されている。割り付け面毎に複数の、空間的に互いに分けられたこの種の画像モチーフが設けられていてもよい。版シリンダ11は、複数倍、特に3倍のサイズに形成されていてよい。すなわち、1回転につき、複数の、特に3つの基材シートS、またはウェブの複数の、特に3つの区間に印刷するように、相応の円周と、場合によっては保持装置とを有して構成されていてよい。 余分なインキ21、特に印刷インキ21を除去すべく、ここでは符号を付して示すことはしない除去装置、例えば拭き取りシリンダを有する拭き取り装置が、版シリンダ11に対して当接されているか、または少なくとも当接可能である。 版シリンダ11、あるいは版シリンダ11に設けられた印刷版は、インキ装置07により単色、または好ましくは多色に着肉可能である。このインキ装置07全体またはその一部は、印刷装置部分08であって、好ましくは空間固定に配置されていて、印刷箇所を形成する印刷装置シリンダ11;12を有する印刷装置部分08から、離間移動可能に支持され、かつ/またはそれどころか分割可能に形成されていてもよい。 インキ装置07は、インキ装置07内でのインキ運搬方向で見て上流端に、例えばインキ供給システムにより印刷インキ21が供給されるか、または供給可能な着肉装置16を有し、着肉装置16により、インキ装置シリンダ17、例えば第1のインキ装置シリンダ17(以下ではインキグラビアシリンダ17ともいう)に着肉することが可能である。第1のインキ装置シリンダ17は、第1のインキ装置シリンダ17の外套面23の領域に凹部13(例えば図3a)参照)を有し、凹部13は、以下では、明示的に具体化しない限り、その製造によらず同義に「グラビア」13ともいい、版シリンダ11の、あるいは版シリンダ11上に担持される印刷版の外套面24上に設けられた凹部14あるいはグラビア14に、またはその一部に対応している(例えば図3b)参照)。このことは、グラビア13が、対応するグラビア14と同じ寸法および同じ深さを有していなければならないことを意味するものではなく、その形状および/または深さが、互いに規定された関係にあることを意味し、この規定された関係は、例えば、定められたまたは定め得る法則性を基に獲得されるか、あるいは獲得されている。第1のインキ装置シリンダ17に設けられた個々の凹部13は、好ましくは、凹部13が、版シリンダ11に設けられた凹部14と、その形状および/または深さについて、定められた法則性の下にある互いに規定された関係にあるように、かつ/または第1のインキ装置シリンダ17に設けられた個々の凹部13が、版シリンダ11に設けられた個々の対応する凹部14に対して、規定された法則性を介してスケーリングされた大きさおよび/または形状付与を有するように、版シリンダ11に設けられた凹部14に対応している。好ましくは、第1のインキ装置シリンダ17に設けられたグラビア13のために、版シリンダ11上、または版シリンダ11に含まれるもしくは担持される印刷版上に設けられた対応するグラビア14のためよりも、より大きな幅、例えば線の太さ、および/またはより大きな深さが設けられている。例えば、版シリンダ11に設けられた凹部14に対応する、第1のインキ装置シリンダ17に設けられた個々の、特に線形の凹部13は、例えば少なくとも20μmおよび/または最高で1,000μmの幅を有している。「線状」または「線形」なる表現は、小さな線の太さを有する線の他に、より大きな線の太さまたは幅が変化する線の太さを有する帯状の線も含むと解すべきであり、特に最大の長さは、それぞれ、線の太さが一定の線の幅または幅が変化する線の最大の幅より顕著に大きく、例えば少なくとも2倍、または好ましくは少なくとも4倍、またはそれどころか10倍大きい。 インキグラビアシリンダ17の下流には、インキ装置07内に、インキ装置07により着肉すべきインキ装置シリンダ18、例えば第2のインキ装置シリンダ18が設けられており、インキ装置シリンダ18は、印刷インキ21をインキグラビアシリンダ17から下流に転移させ、かつ有利な構成では、インキ装置シリンダ18の外套面、好ましくは弾性および/または圧縮性の外套面の領域に、より低位に位置する箇所または領域によって互いに分けられた隆起部を有し、これにより、これらの隆起部の領域において、下流の次なるインキ装置シリンダまたは印刷装置シリンダ19;11の外套面と協働することが可能である。下流の次なるシリンダ19;11は、版シリンダ11であってもよいし、または有利な構成では、転移シリンダまたは特にインキザンメルシリンダ19であってもよい。インキザンメルシリンダ19の場合、インキザンメルシリンダ19は、上流で複数のインキユニット09、例えばインキトレイン09の第2のインキ装置シリンダ18と協働し、インキユニット09、例えばインキトレイン09は、それぞれ、着肉装置16と、第1および第2のインキ装置シリンダ17;18とを有している。 上述の着肉装置16により、この第1のインキ装置シリンダ17は、第1のインキ装置シリンダ17の周に位置する少なくとも1つの塗工箇所で着肉可能である。塗工箇所における塗工は、基本的には、任意に形成されていてよいが、着肉装置16は、好ましい構成では、インキ受容室を有し、インキ受容室は、インキグラビアシリンダ17に面した側で少なくとも一部インキグラビアシリンダ17の外套面17により画定されている。インキ受容室とは、ここでは、例えば一般に、塗工すべき、外套面17と接触する印刷インキ21が内部に存在している開いたまたは閉鎖された室と解すべきである。好ましい構成において、着肉装置16には、少なくとも1つのセンサ15を有する少なくとも1つのセンサ装置が割り当てられており、センサ装置により、インキ受容室内に存在するインキ量および/または充填高さ(以下では充填レベルLともいう)の度合いを、しかし、少なくとも、少なくとも1つの臨界的な充填状態の到達、例えば、充填レベルLに関する少なくとも1つの臨界的な値L1,Lmax;L2;L0の到達、特に、充填レベルLに関する下側および/または上側の限界値または閾値L1,Lmax;L2;L0の到達についての情報を、導出することが可能である。 着肉装置16は、凹部13を有するインキ装置シリンダ17の運転回転方向Dで上述の塗工箇所の少なくとも下流側に、せき止め手段22、例えばインキブレード22、または特にかき取り手段22、例えばドクタ22を有し、せき止め手段22、例えばインキブレード22、またはかき取り手段22、例えばドクタ22により、運転回転方向Dで見てインキ塗工の後、特に、下流に後置されるインキ装置シリンダ18とのニップ箇所の前で、先に外套面23上に塗工された印刷インキ21を取り除くことが可能である。好ましくは、せき止め手段22は、少なくとも作業位置あるいは運転位置でインキグラビアシリンダ17の好ましくは硬質かつ不撓性の外套面23と接触している好ましくはその当接力に関して変更可能あるいは調整可能なかき取り手段22、特にドクタ22として形成されており、かき取り手段22あるいはドクタ22により、彫刻されていない領域上に被着された印刷インキ21を特に略完全に取り除くことが可能である。 上で説明したように、第1のインキ装置シリンダ17を、版シリンダ11に設けられた凹部14に対応する凹部13を有して形成したことで、場所的に必要に応じて調量されたインキ装置07内へのインキ取り込み(以下では選択的なインキ取り込みともいう)が可能であり、大面積的に印刷インキ21を持ち込み、拭き取り装置によって、より大量の印刷インキ21を再び取り除く必要はなくなる。このことは、しかし、着肉装置16から運転中、そうでない場合に一般的であるよりもかなり少ない印刷インキ21が除去されることも意味する。選択的なインキ取り込みを伴うこのような印刷装置06の運転時の大幅な改善は、而るに以下に説明するインキ供給システムおよび/またはインキ供給方法により達成可能である。これにより、時間にわたって必要に応じて印刷インキ21を供給することができ、このことは、インキ受容室内に受容される印刷インキ21の量が少なくて済み、平均滞留時間がより短いことを可能にする。このことは、他方、含まれる液状の溶剤が、熱に起因して蒸発することによる、印刷インキ21の熱負荷を下げ、ひいては、運転に障害が起こる可能性を下げる。 インキ供給システムは、印刷インキ21を提供する装置26、略して提供装置26を備え、この装置26により、印刷装置06のインキ装置07、特に着肉装置16あるいはその受容室に、例えば少なくとも1つの管路34、例えばフィード管路34を介して、印刷インキ21が供給可能である。提供装置26は、インキ装置07内に、またはインキ装置07の構成群内に組み込まれていてもよいし、または独立したユニットとして構成され、管路、好ましくは、管路経路の少なくとも1箇所で切り離し可能な管路34を介して、着肉装置16に、あるいはインキ受容室内に連通するアウトレットに接続されているあるいは接続可能である。両ケースとも、例えば管路経路内に、着肉装置16のチャンバ間の例えば単なる貫通路とは違って、例えば、パイプ管路またはチューブ管路として形成される、好ましくは、少なくとも一端の領域において着脱自在である管路34が設けられている。有利な一発展形において、提供装置26は、独立したユニットとして構成されており、例えば加えてキャスタ35または車輪35上にあって可動である。 提供装置26は、特に、印刷インキ21を特に体積に関して調量してあるいは調量可能に供給する受容装置兼調量装置26として形成されており、受容装置兼調量装置26により、印刷インキ21は、インキリザーブ25内に貯蔵可能であり、例えば、提供装置26に含まれ、かつ調量装置27として形成される圧送装置27の出口側で、着肉装置16内へ供給するために調量されて提供可能であるあるいは提供される。基本的に、調量、すなわち、望ましい供給レートRに応じた供給は、操作量nであって、質量流量または体積流量に関し、かつこれらの質量流量または体積流量と、固定の、特に線形の関係を介して相関させられたあらゆる操作量nに関して、決定可能であってもよい。好ましくは、しかし、体積圧送レートに関して決定可能な調量装置27、例えば容積式の調量装置27、例えば容積式に作業する圧送機構29、例えば容積式のポンプ29、特に容積式の調量ポンプ29を有する容積式の調量装置27が設けられている。この場合、供給レートRを決定する体積圧送レートは、体積圧送レートと厳密に相関させられたあらゆる好適な操作量n、特に、調量装置27の、体積圧送レートを決定する運転量を介して、決定可能あるいは設定可能であってもよい。圧送レート、ひいては供給レートRを制御する操作量nとして、好ましい構成では、調量装置27の作業速度を表す操作量n、例えば、作業サイクルレート、例えば圧送機構29の作業クロックレートまたは作業回転数を表す量が使用されてもよい。而して、特に、圧送機構29を駆動する駆動手段28、特に駆動モータ28は、操作部材28として、供給レートRあるいは体積圧送レートを表すかつ/または決定する、ひいては作業速度を表す操作量nに関して、例えば、圧送機構29を駆動する駆動手段28の運転速度n、例えば、圧力媒体をベースとするピストン-シリンダ-システムの運転クロックレートnに関して、またはしかし、特に、圧送機構29を駆動する駆動モータ28の運転回転数nに関して、開ループまたは閉ループ制御可能であってもよいあるいは開ループまたは閉ループ制御されてもよい。 調量装置27が、提供装置26の供給運転中、すなわち、能動的な供給運転中、不連続的に運転されているあるいは運転される調量装置27である場合、このような供給レートRもしくは体積圧送レート、またはこれらを表す操作量nは、例えばピストンポンプとして形成される圧送機構29の行程容積が例えば既知である場合、作業サイクルレート、すなわち、運転中、任意のタイムスパンに関する作業サイクルの回数により決定可能あるいは設定可能であってもよい。作業サイクルレートは、例えば、調量装置27にその駆動のために含まれる駆動手段28の、この場合は、例えばシリンダ-ピストン-システム内に設けられた押しのけピストンのサイクルレートであってもよい。 より好ましいのは、しかし、印刷インキ21を、運転モード中、すなわち能動的な供給運転中、連続的に、すなわち、中断なしの連続的な圧送流で、圧送する調量装置27であり、調量装置27は、例えば回転式に作業する圧送機構29、例えば回転式に作業する容積式のポンプ29、特に回転式に作業する押しのけポンプ29により提供されている。この場合、連続的な供給レートRあるいは体積圧送レートは、例えば、規定された1作業サイクル、例えば1回転、または1回転のうちの決まった一部もしくは1回転の倍数に関する作業サイクル毎の圧送体積VZが既知である場合、ここでも、作業速度、特に調量装置27の作業サイクルレートを表す操作量nにより決定可能あるいは設定可能であってもよい。作業速度は、例えば、調量装置27にその駆動のために含まれる駆動手段28、例えば駆動モータ28の運転回転数n、略して回転数nにより表現されていてもよい。駆動手段28は、この場合、好ましくは伝動機構33を介して、例えば、圧送を引き起こす圧送機構29の、動かされるあるいは可動の、図5には括弧書きの表現で略示したにすぎない部材32、特にロータ32を駆動する。運転回転数nなる概念の下には、駆動手段28が角度位置制御可能な駆動手段28であれば、同様に、結果として生じる角速度が含まれているものとすべきである。同じく、圧送レートを決定する運転回転数nなる表現の下には、より広義に、駆動手段28、あるいは駆動手段28のロータ32自体における回転数ではなく、場合によっては別の方法でパワートレーン内において導出され、駆動モータ28および/またはロータ32の運転回転数nと厳密に相関させられ、供給レートRあるいは圧送レートの決定および制御のために援用されるあるいは援用されている構成も含まれているものとすべきである。 高い粘性、例えばインタリオ印刷用の印刷インキ21の場合に存在しているような粘性を有する流体にとって特に好適な一構成において、調量装置27の圧送機構は、ねじポンプ29として、特に偏心ねじポンプ29として形成されている。この場合、ねじポンプ29は、固定の、図5には括弧書きの表現で略示したにすぎない部材31として、例えば雌ねじ山を有するステータ31を有し、ステータ31内において、駆動手段28により駆動される可動の部材32として、例えばロータ32が回転可能であるあるいは回転される。 場合によっては不連続的に、または好ましくは連続的に作業する調量装置27は、好ましくは、調量装置27により、1,000ml/min(千ミリリットル毎分)未満、特に500ml/min(五百ミリリットル毎分)未満またはそれどころか200ml/min(二百ミリリットル毎分)未満の、特に一定のかつ/または連続的な圧送レートRが設定可能であるように形成されている。この圧送レートRは、場合によっては不連続的に、例えば毎分複数の行程で、またはしかし、好ましくは連続的に、連続的な、場合によっては段階的にその高さが変化する圧送出力により、もたらされるあるいはもたらされることが可能であってよい。このように低いかつ特に連続的な圧送レートRは、相応に小さな作業容積を有する圧送機構29により、かつ/または相応に小さな作業速度、例えばクロックレートまたは回転数で運転可能である駆動手段28により達成され得る。その代わりにまたはこれに加えて、より好ましい一構成では、駆動手段28と、圧送機構29の動かされるあるいは可動の部材32との間に、伝動機構33、特に減速伝動機構33が設けられており、減速伝動機構33により、駆動モータ28の比較的高い運転回転数nは、圧送機構29の可動の部材32の比較的低い作用回転数または場合によっては比較的小さい作業クロックに減じられるあるいは減じられ得る。 例えば、押しのけポンプ29、例えば偏心ねじポンプ29として構成される押しのけポンプ29は、2~6ml/UR(ロータ32の1回転当たりのミリリットル)、特に3~5ml/UR(ロータ32の1回転当たりのミリリットル)の、幾何学的に限定された体積圧送レートを有して形成されており、ロータ32と駆動モータ28との間のパワートレーン内には、例えば駆動側と被動側との間、すなわち入力と出力との間に、50:1~30:1、好ましくは、40:1の変速比を有する伝動機構33が設けられている。体積圧送レートが、例えば4ml/UR(ロータ32の1回転当たりのミリリットル)であり、かつ減速伝動機構33の変速比が、40:1である場合、このことは、而して、駆動モータに関する体積圧送レートが、例えば0.1ml/UM(駆動モータ28の1回転当たりのミリリットル)であることを意味する。 駆動モータ28は、その回転数または角速度に関して開ループまたは閉ループ制御可能に形成されており、ここでは概略的に略示したにすぎない制御装置36の制御手段によりその作業回転数あるいは角速度に関して開ループまたは閉ループ制御可能である。駆動モータ28は、あるいは駆動モータ28を制御する制御手段は、目標設定を上位の制御手段により得ることができ、上位の制御手段は、操作量n、特に運転回転数nに関する目標設定を、少なくとも1つの運転形態A、特に自動運転Aにおいて、好ましくは、目下の機械速度ω、特に生産速度ωを表す情報を利用して形成し、かつ提供する。概略的に略示した制御装置36に含まれる制御手段は、物理的に印刷機械の、または印刷機械の制御システムの任意の箇所に、中央で制御システムの一箇所に、またはしかし、分配されて制御システムの様々な箇所に設けられまたは実装されていてよいが、駆動手段28と、あるいは駆動手段28の駆動制御部と、信号接続されている。 特に有利な一構成において、提供装置26は、インキリザーブ25からの、例えば印刷インキ21を収容する貯留容器38からの、印刷インキ21の送出を補助するかつ/または引き起こす圧送装置37を有し、圧送装置37により、インキリザーブ25内に存在する印刷インキ21には、圧送を引き起こすまたは少なくとも補助する力、特に、周囲圧と比較して高い圧力が印加可能である。このような圧送装置37は、基本的には、先に説明した調量装置27の存在によらず設けられていてよいが、好ましくは、このような調量装置27との関連で、かつこのような調量装置27に加えて、提供装置26に含まれており、これにより、調量に用いられる調量装置27の、高い圧送力が必要であることから生じる負担を軽減することができる。理想的には、圧送装置37は、場合によっては設けられている調量装置27の入口と出口との間に、圧力差が存在しないか、または少なくとも実質的に存在しない、すなわち、入口側にかかっている圧力の例えば多くても10%しか存在しないように運転されている。 インキリザーブ25内に存在する印刷インキ21に、圧送を引き起こすまたは少なくとも補助する力を印加すべく、基本的には、行程をベースとする、または好ましくは力をベースとするいかなる圧送装置37が設けられていてもよく、圧送装置37により、特に調整可能なかつ/または一定に保つことが可能な力をインキリザーブ25の印刷インキ21に加えることができ、その結果、印刷インキ21内には、周囲圧と比較して高い圧力が生じるようになっている。インキリザーブ25の排出あるいは印刷インキ21の送出は、而して特に圧力が印加されて実施される。このことは、基本的には、間に介在物を介さずに、貯留容器38内においてインキリザーブ25の上にある空間に、例えば正圧下にあるガス柱またはガス混合物柱を印加することにより実施するか、またはしかし、好ましくは間に介在物を介して、圧送装置37に含まれる押しのけ体39を介して実施することができ、押しのけ体39は、押しのけ体39に作用する力、特に、押しのけ体39に作用する操作部材41、特に駆動手段41の操作時、圧力を、貯留容器38内で印刷インキ21により占められる容積に対して及ぼす。 その際、押しのけ体39は、貯留容器38内に設けられたベローズまたはエアバッグとして形成されていてもよく、ベローズまたはエアバッグは、その際、駆動手段41としての作用を奏する圧力媒体供給により圧力媒体を印加することで、その容積を拡大させることができる。 好ましい構成において、押しのけ体39は、しかし、プランジャ39により提供されており、プランジャ39は、例えばピストンの形態で貯留容器38の内部に進入する。この場合、インキリザーブ25に作用するプランジャ39と、貯留容器38の、貯留容積をさらに画定する部分とは、貯留容積を変化させるべく、互いに相対的に可動であり、好ましくは、プランジャ39は、可動であり、貯留容器38の、インキリザーブ25をさらに画定する部分は、提供装置26に関して架構固定に構成されている。しかし、反対にプランジャ39が固定で、貯留容器38の、インキリザーブ25を包囲する部分が可動であってもよい。プランジャ39は、この場合、例えば受容室を画定する壁39を形成している。貯留容器38の、インキリザーブ25を画定する部分と、プランジャ39との間には、好ましくは、シール45が設けられており、シール45は、相対可動性にもかかわらず、インキリザーブ25を収容する内室を、印刷インキ21が周囲に漏れてしまわないように封止する。 プランジャ39をインキリザーブ25に向かって押す駆動手段41は、確かに、基本的には、行程をベースとして、行程制御される駆動部により形成されていてもよいが、好ましい構成では、力制御される、例えば圧力媒体操作されるアクチュエータ41、例えば、加圧流体、例えば圧縮空気または加圧下にある液体、例えばオイルにより付勢可能な少なくとも1つのシリンダ-ピストン-システム41により形成されている。この場合、両部分の一方、例えばシリンダ42(38)としての作用を奏する部分は、架構固定に、提供装置26の、または提供装置26を有するインキ装置07の架構44に支持されており、他方の部分、例えばピストン43(39)としての作用を奏する部分は、プランジャ39に結合されているか、または一変化態様では、このようなピストンを形成している。場合によってはその逆もまた然りである。 括弧書きの表現で略示した変化態様において、シリンダ-ピストン-システム41は、例えばピストン39としての作用を奏するプランジャ39により形成されており、プランジャ39は、シリンダ38としての作用を奏する貯留容器38内における、プランジャ39の、インキリザーブ25から背離した側と、貯留容器38の内側の内壁と、ここでは図示しない蓋とにより画定されている空間の圧力印加により、力をかけてインキリザーブ25に押し付け可能である。 有利な一発展形では、プランジャ39に作用する上述のアクチュエータ41が複数設けられている。 特に圧力制御されて、インキリザーブ25内に貯蔵された印刷インキ21に力を加える圧送装置37により、インキリザーブ25内には、好ましくは一定のかつ/または規定された正圧を印加しかつ/または維持することができ、この正圧は、印刷インキ21を一様に圧送するために用いられ、かつ場合によっては設けられている調量装置27の負荷を軽減させる。 理想的には、シリンダ-ピストン-システム41により及ぼされる、インキリザーブ25に対する圧力は、場合によっては設けられている調量装置27の入口と出口との間に、圧力差が存在しないか、または上述の意味で少なくとも実質的に存在しないように選択されている。インキリザーブ25の排出は、この場合、例えば主として圧送装置37により力あるいは圧力の印加を用いて実施される一方、供給レートRを決定する圧送レートRは、例えば程度の差こそあれ無負荷に、調量装置27により決定される。アクチュエータ41の印加用の力あるいは圧力は、好ましくは、少なくとも圧送圧力に関連する調節範囲内で、変更可能あるいは調節可能であってもよい。 貯留容器38からの印刷インキ21のためのアウトレット46は、基本的には、プランジャ39内に、または貯留容器38の、インキリザーブ25を包囲する部分内に、特にプランジャ39に対向する壁47内に設けられていてもよい。有利なかつここに示す一構成では、アウトレット46は、プランジャ39内に設けられており、プランジャ39は、圧送のために必要な圧力を印刷インキ21に印加するために、単数または複数の駆動手段41により、好ましくは下方に、ますます、インキリザーブ25を格納する架構固定の貯留容器38内へ押される(例えば図7a)および図7b)参照)。 提供装置26の、既にそれ自体単独で、しかし、好ましくは、上述の複数の有利な構成特徴のうちの1つまたは複数の構成特徴とともに、特に有利な一構成において、インキリザーブ25のための空間を画定する部分構造の、アウトレット46を有する壁39;47は、少なくともインキリザーブ25に面した側で、例えば30℃を超える温度に加熱可能、特に温度調節可能かつ/または温度制御可能である。このために、この壁39;47内にはまたはこの壁39;47に接して、加熱装置48が設けられており、かつ好ましい構成では、該当する測定場所に存在する温度を求める少なくとも1つのセンサ49が設けられている。特に省エネルギの、かつ/または印刷インキ21を傷めない一構成では、容器の、アウトレット46を有する壁39;47のみが加熱可能、特に温度調節可能かつ/または温度制御可能である。 加熱装置48は、好ましくは、電気式の加熱部48として、特に、例えば該当する壁39;47内にまたは該当する壁39;47上に設けられた1つまたは複数の電気式の加熱素子、例えば1つまたは複数の加熱ループまたは加熱コイルを有する電気式の抵抗加熱部として、構成されている。代替的には、加熱装置48は、場合によっては、加熱流体あるいは温度調節流体が貫流可能なあるいは貫流される流動空間または流動通路により形成されていてもよい。 加熱装置48は、好ましくは、20℃、1,013hPaの標準周囲条件下で、該当する壁39;47の内面の少なくとも一部の領域において、少なくとも60℃まで、好ましくは、少なくとも70℃までの温度が達成可能であるように構成されており、すなわち、相応の加熱素子を有して設計されており、かつ/またはこのことが達成可能であるような電力源に接続されている。温度を求める1つまたは好ましくは複数のセンサ49は、好ましくは、壁39;47の、加熱装置48と、インキリザーブ25に向いた壁側との間の領域内に位置している。好ましくは、壁面にわたって複数の加熱素子および/またはセンサ49が分配配置されている。好ましい構成では、加熱装置48は、加熱出力に関して制御可能であり、特に、測定される温度に関して、加熱装置48と、少なくとも1つのセンサ49とを有する閉ループ制御回路内で、目標値、好ましくは変更可能な目標値に近付くように閉ループ制御可能である。これにより、例えば流れ挙動、ひいては圧送挙動は、粘性の温度依存性を介して変更され、かつ/または種々異なるインキ組成に適合される。 前述の複数の構成および実施変化態様のうちの1つまたは複数の構成および実施変化態様に対して特に有利な一発展形において、インキ受容部に連通する管路34は、その長さの少なくとも一部で加熱可能、特に温度調節可能かつ/または温度制御可能である。このために、例えば内壁内にはまたは内壁に接して、加熱装置、例えば誘導作用を奏する加熱装置が設けられており、かつ好ましい変化態様では、該当する測定場所に存在する温度を求める少なくとも1つのセンサが設けられている。管路34の内部において、加熱される区間内に存在する壁温度は、例えば35℃~45℃、好ましくは、40±2℃である。 殊更有利であるのは、提供装置26によるインキ供給が、消費または充填レベルに応じて作業する、あるいは消費制御または充填レベル制御されて運転可能であるまたは運転されている、インキ供給システムの一構成である。この場合、消費あるいは充填レベルLは、1つまたは複数の上述のセンサ15により監視され、かつ例えばコンピュータ制御されて2つの値L1;Lmax;L2;L0、例えば限界値または特に閾値L1;Lmax;L2;L0の間に保たれ、または場合によっては両側の公差を考慮しつつ、充填レベルLに関する目標値LSに合わせて閉ループ制御される。 特に有利であるのは、調量装置27の、あるいは圧送機構29を駆動する駆動手段28の、設定される作業速度が、機械速度あるいは生産速度ωと相関させられており、機械速度あるいは生産速度ωに応じて変化するあるいは変更される一構成である。 インキ供給システムの、既にそれ自体単独で、しかし、好ましくは、提供装置26の上述の複数の有利な構成特徴のうちの1つまたは複数の構成特徴とともに、より好ましい一構成では、インキ供給システムは、少なくとも1つの運転形態Aにおいて自動運転Aで運転可能であり、上述の提供装置26と、着肉装置16のインキ受容室内に連通する管路34とに加え、充填状態を監視する少なくとも1つの上述のセンサ15を有するセンサシステムと、制御装置36に含まれるまたは制御装置36に信号技術的に接続される制御手段、特に、制御手段に含まれるデータ処理手段とを備え、制御手段もしくはデータ処理手段は、そこに実装されるプログラムルーチンを有し、プログラムルーチンは、少なくとも1つのセンサ15の、充填状態Lに関する信号を用いて、操作量nに関する目標設定、または目標設定を含む情報、特に、運転速度n、特に運転回転数nに関する目標値設定、あるいはこれらを含む情報を決定し、かつ提供装置26、特に調量装置27の、圧送レートRあるいは運転速度nを決定する操作部材28;41に、特に、供給すべき印刷インキ21の圧送および/または調量に用いられる駆動手段28;41の駆動制御部に出力すべく、構成されている。この場合、操作量nに関する目標設定の決定は、それぞれ異なる値nS;nH;nL;n0を有する複数の運転モードI;II;IIIの1つを選択すること、および/または機械速度あるいは生産速度ωとの上述の相関を実施することであり得る。 インキ供給の自動の運転、すなわち自動運転Aに関する第1の、以下に詳しく説明する実施の形態において、少なくとも1つのセンサ15と、データ処理手段あるいはそこに実装されるプログラムルーチンとは、充填レベルLを、運転中、上側と下側の値L1;Lmax;L2;L0、例えば限界値または閾値L1;Lmax;L2;L0の間の許容される範囲内に保つべく、あるいは場合によっては生じる上回りまたは下回りの際にこの範囲内に戻すべく、構成されている。 この場合、少なくとも1つのセンサ15と、データ処理手段あるいはそこに実装されるプログラムルーチンとは、特に、充填レベルLを下側および上側の限界値または閾値L1;Lmax;L2;L0に向かって監視し、限界値または閾値L1;Lmax;L2;L0に到達した際には、第1の運転モードI、すなわち定格運転Iであって、操作部材28;41が、少なくとも機械速度あるいは生産速度ωが一定のとき定常である定格運転状態において、少なくとも機械速度あるいは生産速度ωが一定のとき一定である定格運転速度で、あるいは操作量nに関する、少なくとも機械速度あるいは生産速度ωが一定のとき一定である第1の値nS、例えば目標値nS、特に一定の目標回転数nSで運転されているあるいは運転される第1の運転モードI、すなわち定格運転Iと、それとは異なる運転モードII;IIIであって、操作部材28(41)が、操作量n、特に運転回転数nに関する、規定された、許容される範囲からの逸脱に対し反対方向の値nHで運転されているあるいは運転される運転モードII;IIIとの間で切り換えるように構成されている。上述の目標値nSは、操作部材28(41)に目標設定として用いられ、以下では、特にしかし、操作量nのための閉ループ制御回路との関連で理解されるだけでなく、純然たる開ループ制御連鎖内の、該当する操作量nの設定のための、定格値nSを表す目標値nSの意味でも理解されるべきものあり、かつ/またはこれに置き換えられてもよいものである。 定格値あるいは目標値nSは、印刷インキ21に関する、例えば計算または経験により決定される、予想し得る消費値に基づくか、または第2の実施の形態では、充填レベルLに関する、場合によっては存在する公差を除いて安定した目標値LSに近付くように、目標値nSを変更することで閉ループ制御することによって見出される。計算または経験による定格値あるいは目標値nSの獲得、および場合によっては必要な変更の例については、下で説明する。 決定の仕方によらず、より好ましい構成では、単一の固定の目標値nSだけが使用されるのではなく、目下の機械速度あるいは生産速度ωとともに変化する目標値nSが使用される。相応の、例えば関数または表で表された関係が、例えば制御手段内に格納されている。これにより、印刷インキ21の消費が機械速度あるいは生産速度ωとともに変化するという事実が考慮される。 特により好ましい一構成において、操作量nに関する目標値nSでの操作部材28(41)の運転に関する第1の運転モードIに対して付加的に、目標値nSと比較して高いあるいは高められた、例えば目下の機械速度あるいは生産速度ωに関連する目標値nSの、例えば少なくとも20%、または好ましくは少なくとも50%の分だけ大きいあるいは高い、圧送速度を決定する操作量n、特に運転回転数nに関する値nHを有する運転モードIIが設けられている。この運転モードIIは、例えば顕著に、例えば少なくとも20%またはそれどころか50%、より高い圧送レートRあるいは作業速度を有する余剰運転IIとして、例えばインキ受容部の初期の充填時に、かつ/または有利な一構成では、運転中、例えば定格運転I中、充填レベルLが上から降下していき、充填レベルLに関する下側の限界値または好ましくは閾値L2;L0に到達しているあるいは到達する際に使用される。 第1の値nS、すなわち目標値nSでの定格運転Iの他に、好ましくは、別の運転モードIIIでは、目標値nSと比較して低い、例えば目下の機械速度あるいは生産速度ωに関連する目標値nSの、例えば少なくとも20%、または好ましくは少なくとも50%の分だけ小さいあるいは低い値nLが設けられており、値nLは、特に値「ゼロ」n0(すなわち、特に運転回転数n=0)と設定してもよい(すなわち、n=nL=n0)。このような値「ゼロ」n0、すなわちnL、あるいはnL=n0は、特に運転モードIII、例えば不足運転IIIのために使用され、不足運転IIIには、充填レベルLに関する最大で許容可能な限界値Lmaxの到達または上回り時に切り換えるべきであり、または不足運転IIIは、少なくとも最大で許容可能な値Lmaxの提示時にはキープすべきであり、これにより、例えば充填レベルLを、さらなる運転中、許容される範囲内に、例えば上側の閾値L1まで下降させることができる。不足運転IIIを表す運転モードIIIは、これにより例えば、特に停止状態モードIIIも含み、停止状態モードIIIでは、圧送レートを決定する操作部材28(41)は、作業せず、すなわちオフにされている。運転モードI;III間のこのような切り換えは、これにより、作業速度、あるいは作業速度に関する目標値nSの変化、あるいは例えばより大きなタイムスパンでも実施される際には変動も基礎としている。 作業速度を表す操作量nに関する値「ゼロ」n0、つまりnL=n0=0は、その代わりに、または同じく、運転準備が整っていないという理由から、着肉装置16内へのインキ取り込みが一切行われてはならないときに、使用可能である。このような運転準備は、この場合、1つまたは複数の運転データ、および/またはコンフィグレーションに関するパラメータPi、例えば運転パラメータおよび/または機械パラメータPiをチェックすることにより検査可能である。1つまたは複数のこのようなパラメータPiは、例えば自動運転Aのイネーブル信号、および/または着肉装置16の運転準備、特にせき止め手段22が作業位置を占めたか否か、および/または最小機械速度の存在に関するものであってもよい。 インキ供給システムは、好ましくは、自動運転Aで運転可能であり、上述の提供装置26と、着肉装置16のインキ受容室内に連通する管路34とに加え、充填状態を監視する少なくとも1つの上述のセンサ15と、制御装置36に含まれるまたは制御装置36に信号技術的に接続されるデータ処理手段とを備え、データ処理手段は、そこに実装されるプログラムを有し、プログラムは、少なくとも1つのセンサ15の、充填状態に関する信号を用いて、提供装置26の運転モードI;II;IIIを定める、あるいはこれらの運転モードI;II;IIIを定めて、これに応じた設定、特に操作量nに関する目標設定を、圧送レートRを決定する操作部材28;41に、特に、提供装置26の、供給すべき印刷インキ21の圧送および/または調量に用いられる駆動手段の駆動制御部に出力するように構成されている。特に、実装されるプログラムは、センサ15の、充填状態に関する信号の結果、目下の運転モードI;II;IIIから、目下の運転モードI;II;IIIとは異なる運転モードII;III;Iへの運転の切り換えを引き起こすように形成されている。 着肉装置16内で、インキ放出のための条件における変動が、時間的に過度に大きくならないように、上側および下側の限界値あるいは特に閾値L1;Lmax;L2;L0は、互いに離れすぎておらず、例えば精々、空のインキつぼ、すなわち、充填レベルLに関する例えば下側の限界値L0と、充填レベルLに関する最大値Lmaxとの間にある差ΔLの半分だけ互いに間隔を置いている。 第1の構成の自動運転Aにおけるインキ供給は、好ましくは、次のように実施される: 例えば、以下の実施例において説明するような、あるいは特に、上述のデータ処理手段内に実装される1つまたは複数の部分からなるプログラムループのフロー内で実行されるような、好ましくは自動のインキ供給時、充填レベルLの監視が、上側の限界値Lmax;L1であって、最大で許容可能な充填に関する、場合によっては設けられた最大値Lmaxにより、またはしかし、有利には、この最大値Lmaxより下にある上側の閾値L1により形成されている上側の限界値Lmax;L1と、下側の限界値L0;L2であって、基本的には、空のインキリザーブ25を表す値L0により、またはしかし、好ましくは、少なくともまだ印刷インキ21の残量がインキリザーブ25内で利用可能である充填レベルLに関する下側の閾値L2により形成されている下側の限界値L0;L2とについて実施される。 運転の経過中、例えばセンサ15により、上側の限界値Lmax;L1、例えば上側の閾値L1と比較して小さい、しかし、下側の限界値L0;L2、特に閾値L2よりは上にある充填レベルLが記録されるとき、圧送レートRあるいは供給レートRを決定する操作部材28、例えば駆動手段28、特にポンプ28は、上述の定格運転Iの運転モードIで、この運転モードIのために設けられたかつ/または格納された、操作量nに関する目標値nSで運転される。しかし、運転中、例えば定格運転I中、偶発的にまたは意図的に僅かに過少供給する(すなわち、例えば最高で10%、好ましくは最高で5%、実際の消費より下にある)圧送レートRにより、定格運転I中に、または不足運転IIIでの運転により、充填レベルLに関して、下側の限界値L0;L2、特に閾値L1が確認されると、例えば実装されるプログラムルーチンにより惹起されて、第2の運転形式II、すなわち、操作値nに関するより大きな値nHを有する余剰運転IIに切り換えられ、第2の運転形式IIあるいは余剰運転IIでは、印刷インキ21がインキリザーブ25から下流へインキ装置07内に放出されて消費されるより多くの印刷インキ21が、インキリザーブ25内に圧送され、かつ上側の限界値L1;Lmaxの到達時、再び、例えば僅かに過少供給する圧送レートRと、例えばそれと比較して小さい値nS、例えば目標値nSとを有する定格運転Iに切り換えられ、定格運転Iでは、印刷インキ21がインキリザーブ25から下流へインキ装置07内に放出されて消費されるより僅かに少ない印刷インキ21が、インキリザーブ25内に圧送される。 充填レベルLが運転中、例えば余剰運転IIにより、または例えば偶発的にまたは意図的に僅かに過剰供給する(すなわち、例えば最高で10%、好ましくは最高で5%、実際の消費より上にある)インキ供給を伴う定格運転Iにより、運転および/または充填のために上限として規定された上側の限界値Lmax;L1、例えば、上述の最大値Lmaxにより形成されているか、または好ましくは、最大値Lmaxより下にある上側の閾値L2により形成されている上側の限界値Lmax;L1に到達すると、例えば実装されるプログラムルーチンにより惹起されて、不足運転IIIの運転モードIIIに切り換えられ、不足運転IIIの運転モードIIIでは、印刷インキ21がインキリザーブ25から下流へインキ装置07内に放出されて消費されるより少ない印刷インキ21が、インキリザーブ25内に圧送され、これにより、下側の限界値L2;Lmaxの到達時、再び、ここでは僅かに過剰供給する定格運転Iに切り換えられ得る。 例えば図8に例示的に示すかつ有利な構成において、上側の限界値L1としての上側の閾値L1は、最大値Lmaxと一致せず、最大値Lmaxより下にある。この場合、例えば、上で説明した、充填レベルLを上側および下側の限界値L1;L2あるいは閾値L1;L2の間に保つステップに前置されるステップにおいて、付加的に充填レベルLは、最大値Lmax、またはそれどころか最大値Lmaxより上にある値を提示しているか否かについて調べられ、結果がイエスであれば、すなわち、少なくとも最大値Lmaxが提示されていれば、操作量nに関する、定格運転Iと比較して減じられた値nL;n0での、場合によっては既にある不足運転IIIが維持されるか、または不足運転IIIに切り換えられる。充填レベルLが、この場合、例えば不足運転III、例えば停止状態モードIIIでの運転により、上から、運転中、最大値Lmaxより下にある上側の閾値L1に到達すると、例えば実装されるプログラムルーチンにより惹起されて、この場合、好ましくは少なくとも上述の意味で僅かに過少供給するように作業する定格運転Iに切り換えられる。 任意選択的には、自動でインキ供給するプロセス中、特に、上述のデータ処理手段内に実装される1つまたは複数の部分からなるプログラムループのフロー内で、充填レベルに応じて運転モードI;II;IIIを選択する上述のステップに先立った1つまたは複数のステップにおいて、まず、自動化された充填のための前提、すなわち、圧送および/または調量する操作部材28、特に駆動手段28の運転のための前提が、そもそも満たされているか否か、調べられてもよい。このために、1つまたは複数の上述のパラメータPiを、運転準備に必要な条件が揃っているかについて調べる。運転準備が整っていないとき、すなわち、1つまたは複数のパラメータPiに関する少なくとも1つの条件が満たされていないとき、操作部材28、特に駆動手段28、例えばポンプ28は、停止状態にとどまるか、または停止状態に移行され、すなわち、すべての条件が満たされているようになるまで、操作量nに関する値n0(n=0)を有する停止状態の運転モードIIIのままとされるか、または運転モードIIIに移行される。 上述の限界値または閾値L0;L1;L2;Lmaxのうちの1つまたは複数の限界値または閾値、および/または前述のステップあるいは運転モードI;II;IIIにおいて使用すべき、操作量nに関する値nS;nH;nLのうちの1つまたは複数の値は、1つまたは複数のインタフェースを介して設定可能かつ/または変更可能であってもよい。このために、オペレータが相応の値nS;nH;nLを入力または選択することが可能な操作インタフェース、および/または制御手段にこの種の値nS;nH;nLを記憶媒体から送信することが可能なデータインタフェースが設けられていてもよい。目標値nSの場合、先に例えば計算または経験により決定された値nSを操作インタフェースに入力してもよいし、またはインタフェースあるいは信号接続を介して、好適な目標値nSを例えば自動化されたまたは少なくとも一部自動化された方法を介して経験的に決定するプログラムルーチンから送信することが可能であってもよい。 自動運転Aでの上述のインキ供給の自動の運転に関する第1の実施の形態に代えて、またはこの第1の実施の形態の発展形において、第2の実施の形態では、少なくとも1つのセンサ15と、制御手段に含まれるデータ処理手段あるいはそこに実装されるプログラムルーチンとは、特に閉ループ制御回路の形態で、連続的に、または規定された時間インターバルで、インキリザーブ25内の充填レベルLについての度合いを求め、かつ目標値nSに関する目標設定を、充填レベルLの変更の際に、反復的に、時間tにわたって一定のかつ例えば許容されるインターバル内に位置する、特に設定可能な目標充填レベルLSに向かって変更するように構成されていてもよい。この場合、例えば充填レベルLの降下時、操作量n、特に運転回転数nに関する目標設定は、値nS;nH;nLが大きくなる方向に変更され、反対に充填レベルLの上昇時は、値nS;nH;nLが小さくなる方向に変更される。安定した値nS;nH;nL、特に設定された目標充填レベルLSに反復的に近付ける変更は、公知の形式で収束するように構成されていることが望ましく、例えば時間的な変化の大きさおよび方向を、変更の大きさおよび方向を決定する中で考慮することが望ましい。この場合、操作部材28には、操作量nに関するその都度変更される目標設定が送信される。簡明性のため、ここではかつ以下では、調量装置27の運転に関する制御手段全体の概念には、制御手段が厳密にいえば開ループおよび/または閉ループ制御手段として形成されており、これらの制御のための相応の手段を含んでいる当該ケースも包摂されているものとする。 第2の実施の形態は、結果的に、例えば第1の実施の形態を発展させる構成をなし、この構成において、上側および下側の限界値L0;L1;L2;Lmax、特に閾値L0;L1;L2;Lmaxの間の間隔は、これらの値が、閉ループ制御プロセスのために、例えば上述の充填レベルLS、例えば目標充填レベルLFSに一致するか、または特に、充填レベルLに関する目標値を両側で挟む公差限界と解され得る程度に、縮小されている。この場合、操作量nに関する最初の目標設定は、例えば目標値nSであって、この場合、例えば閉ループ制御プロセスに、変更すべき操作量nに関するスタート値nSとして用いられる目標値nSであり得る。 好適な目標値nSを経験的に決定する方法が予定されている有利なケースのために、このことは、1つまたは複数のサイクルZ1;Z2;Z6;Zmで実施され、1つのサイクルZ1;Z2;Z6;Zmは、インキリザーブ25が不足運転IIIで、該当する上側の限界値または閾値Lmax;L1から、該当する下側の限界値または特に閾値L0;L2まで排出される第1のフェーズPh1と、インキリザーブ25が余剰運転IIで、下側の限界値または閾値L0;L1から、上側の限界値または特に閾値Lmax;L1まで補充される第2のフェーズPh2とを有している。1回または複数回、例えばm回、このようなサイクルZ1;Z2;Z6;Zm(m 0 ¬)が通して行われる間、例えば、この時間中に達成される生産進捗に関する度合いNC、例えば、その間に通して行われる印刷サイクルcの回数に関する度合いNC、すなわち、印刷される印刷長さあるいは印刷される基材シートS;S’の数と、該当する圧送機構29の、この期間中に遂行されるサイクル数、すなわち作業サイクルの回数を表す度合いND、特にポンプが1回転する回数を表す度合いNDとが求められる。印刷サイクルcの回数に関する度合いNCとして、印刷装置06または印刷機械またはその駆動部の、正確な見当で駆動すべき構成部材の合計移動角度が援用される場合は、例えば不完全な印刷サイクルcも考慮され得る。ポンプが1回転する回数を表す度合いNDは、例えば、ポンプ28を駆動する駆動手段28の作業サイクルの回数、例えば駆動モータ28の1回転の数、ポンプ29のパワートレーン内に位置する回転する部材の回転の回数、またはポンプ29の作業サイクル、例えば1回転の回数により形成されていてもよい。 好ましくは、決定のために、複数のこの種のサイクルZ1;Z2;Z6;Zmが援用され、その結果、得られる結果の精度は、改善される。「第1」および「第2」のフェーズPh1;Ph2という称呼は、必ずしも順序を示すものではなく、その主たる役割は、両フェーズPh1;Ph2を区別することにある。フェーズPh1;Ph2は、ここに(例えば図9に)示す順で説明し、かつこの順が好ましくはあるが、これとは反対に、まず第2のフェーズPh2でもって開始し、後続の第1のフェーズPh1を伴って、それぞれ1つのサイクルZ1;Z2;Z6;Zmを形成してもよい。ここで重要であるのは、少なくとも1つのこのようなサイクルZ1;Z2;Z6;Zmが、直接的に互いに接続する両フェーズを伴って通して行われることである。 観察されるサイクルZ1;Z2;Z6;Zmの回数mと、1つまたは複数のサイクルZ1;Z2;Z6;Zm中に達成される生産進捗に関する度合いNCと、圧送機構28の、この期間中に遂行されるサイクル数に関する度合いNDとを用いて、調量装置27の作業サイクルレートを表す操作量nに関する、特に、駆動モータ28の運転回転数nに関する、印刷インキ21の消費から経験的に得られる目標値nSが決定される。圧送機構28の遂行されるサイクル数に関する度合いNDとしての、駆動モータ28が1回転する回数NDと、生産進捗に関する度合いNCとしての、印刷サイクルcの回数NCと、任意の時間インターバルΔT内の印刷サイクルcの数としての、機械速度あるいは生産速度ωの表示とについて、例えば、駆動モータ28の運転回転数nに関する、この時間インターバルΔTに関する目標値または場合によってはスタート値nSが、 nS[1/ΔT]=(ND×ω[1/ΔT])/(m×NC) で得られる。 これは、ここで使用する量に関する基準量が異なっている場合でも、場合によっては、これらの異なる基準量を互いに変換させ得るここでは説明しない係数を用いて、相応に理解されるべきものである。 観察すべきサイクルZ1;Z2;Z6;Zmは、基本的には、後続の例におけるように、第1のフェーズPh1でもって、すなわち、該当する上側の限界値あるいは閾値L2;Lmaxから出発して下降によって開始してもよいし、または第2のフェーズPh2でもって、すなわち、該当する下側の限界値あるいは閾値L2;L0から出発して注入によって開始してもよい。 充填レベルLが、決定のプロセスの開始時、切り換えに関連する上側の限界値あるいは閾値L1;Lmax;L2;L0になく、決定プロセスのスタート時、目下、上側および下側の限界値L0;L1;L2;Lmaxの間にある充填レベルLCにある場合は、例えば印刷装置06の運転中、インキ受容部は、フルの第1のサイクルZ1に先行するフェーズPh0、例えばスタートフェーズPh0において、例えば余剰運転IIで、まずは一度、関連する上側の限界値あるいは好ましくは閾値L1;Lmaxまで補充されるか、または例えば不足運転IIIで、まずは一度、関連する下側の限界値あるいは好ましくは閾値L2;L0まで下降され、これにより、フルのサイクルZ1;Z2;Z6;Zmのための例えば規定された出発点に到達することができる。 該当する上側の限界値あるいは特に閾値Lmax;L1の到達時、印刷装置06の継続運転中、第1のまたは単一のサイクルZ1の例えば第1のフェーズPh1の間、提供装置26の、あるいは提供装置26に含まれる調量装置27の不足運転IIIに、好ましくは停止状態モードIIIに切り換えられ、不足運転III、好ましくは停止状態モードIIIは、観察される下側の限界値あるいは特に閾値L0;L1に到達するまで維持される。この下側の限界値あるいは特に閾値L0;L1の到達時、例えば第2のフェーズPh2の間、余剰運転IIに切り換えられ、余剰運転IIは、該当する上側の限界値あるいは特に閾値Lmax;L1に到達するまで、あるいは上側の限界値あるいは特に閾値Lmax;L1がセンサ15により検知されるまで維持される。既に言及したように、第1のまたは単一のサイクルZ1と、場合によっては後続のサイクルZ2;Z6;Zmとは、該当する下側の限界値L2;Lmaxから出発して、第2のフェーズPh2でもって開始してもよく、第2のフェーズPh2には、上述の第1のフェーズPh1が続く。余剰運転および不足運転I;IIのために、基本的には、上で説明した判断基準および変化態様が使用可能である。より良好な静的信頼性を達成すべく、サイクルZ1は、さらなる回数、例えば計4回~8回、ここでは例えば6回実施されてもよい。 定格運転Iのために設定したいあるいは使用したい目標値nSは、今や、上で説明したように、観察されるサイクルZ;Z2;Z6;Zmの回数と、1つまたは複数のサイクルを通して行う間に達成される生産進捗に関する度合いNCと、圧送機構29の、この期間中に遂行されるサイクル数に関する度合いNDとを介して求められる。その際、例えばさらに係数が考慮され、係数によって、例えば、記載した度合いNC;NDと、これらの度合いNC;NDのために実際に援用される量との相関を考慮してもよい。 好適な目標値nSを決定する運転に続いて、例えば直接的に、または僅かな中断だけ挟んで、生産工程を始めるまたは続けるべきときは、目標値nSを経験的に決定する方法を終了させるべく、最後のフェーズPh3、例えばエンドフェーズPh3で、充填レベルLが、両限界値L0;L1;L2;Lmaxの間にある充填レベルLS、例えば所望の初期充填レベルまたは目標充填レベルLSにもたらされ得る。このために、調量装置27が、例えば最後に占められた限界値L0;L1;L2;Lmaxに応じて、余剰運転IIで、所望の充填レベルLSまで補充されるか、または不足運転IIIで、所望の充填レベルLSに到達するまで排出され、その後、調量装置27あるいはその駆動手段28が、場合によっては僅かな中断を挟んで、定格運転Iで、先に決定された目標値nSにより運転される。できる限り長い安定した運転を達成すべく、目指すべき充填レベルLSとして、例えば、定格運転Iから余剰運転IIへの切り換えに関連する下側の限界値あるいは閾値L0;L2より少なくとも3分の1上、および余剰運転IIから定格運転Iへの切り換えに関連する上側の限界値L1;Lmaxより少なくとも3分の1下の充填レベルLが目指される。 有利な構成において、ここでは、圧送機構29の作業サイクル、例えば行程または回転の、この期間中に遂行される回数NDに関する度合いNDとして、圧送機構28を駆動する駆動モータ28が1回転する回数NDが援用され、これに応じて、操作量nとして、その運転回転数nが援用される。この時間中に達成される生産進捗に関する度合いNCとして、ここでは、好ましくは、この期間中に通して行われる印刷サイクルcあるいは基材シートSの、印刷機械の運転から導出される回数もしくは枚数NCが援用される。 経験的な決定に代えて、好適な目標値nSは、印刷のための少なくとも1つの反復長さを含む1つの印刷サイクルcにおいて該当する印刷インキ21により印刷すべきパターンに関して既知のグラビア容積VG、すなわち、インキグラビアシリンダ17において印刷幅に関して有効な外套面領域で1つの印刷サイクルcの長さあるいは1つの反復長さのために提供されるあるいは存在する複数の凹部13の容積の合計に基づく計算によっていてもよい。この合計は、例えば、グラビア13を作製するデータから、特に、プリプレスのデータから求め得ることができ、あるいは求められ得る。単倍サイズのインキグラビアシリンダ17の好ましい構成のためには、周方向で、1つのこのような反復長さが設けられ、2倍サイズのインキグラビアシリンダ17のためには、例えば1つの同じパターンの2つの反復長さ、または場合によっては、2つの異なる印刷画像のためのパターンを有する1つの反復長さが設けられている。1つの印刷サイクルcは、基本的には、複数の反復長さの通過に関するものであってもよいが、好ましくは、1つの反復長さの通過に関する。 この理論的な汲み上げ容積は、しかし、例えば上限であって、事情によっては様々な理由から、例えば、排出が不完全であったり、かつ/または基材Sが凹部13内に押し込まれたりすることで到達されず、この場合は、例えば修正係数、例えば経験的に獲得される修正係数k(ここでは、而して例えばk<1)によって修正される上限をなす。 作業サイクル毎の、例えばピストンポンプの行程の、または回転型の容積式のポンプ29、例えばねじポンプ28の1回転の圧送体積VZが既知であるとき、流動平衡のために予測される作業速度と、特に、調量装置27の作業速度を表す操作量n、例えば、圧送機構29の作業クロックレートまたは作業回転数を表すかつ/または決定する量nに関する値nSとが導出され得る。 操作量nとして、圧送機構29を駆動する駆動モータ28の運転回転数nが援用される上述の場合、場合によっては、圧送機構29と、駆動モータ28のロータとの間のパワートレーン内に設けられた伝動機構33は、相応の伝動機構係数gにより考慮され得る。これにより、例えば操作量nとしての運転回転数nでの調量装置27の運転のために、反復長さあるいは印刷サイクルc毎の所要印刷インキ21を理論的にカバーする、運転回転数nに関する目標値nSは、 nS/c=(VG/c×g×k)/VZ が成立する。ここで、修正係数kは、任意選択的であり、伝動機構係数gは、モータ回転数と、圧送機構29の、回転し、かつ圧送を担う部材32の回転数との間に、1(g=1)とは異なる変速比がある場合のみ、設けられていてよい。 機械速度あるいは生産速度ωの表示が、インキグラビアシリンダ17上のグラビア容積VGの決定のための基礎もなしている量、ここではつまり、例えば、所定の時間インターバル中に通して行われ得る印刷サイクルcの回数NCに関するとき、調量装置27の作業速度を表す操作量nの目標設定に関する予測される目標値nS、例えば、駆動手段28の運転回転数n、例えば時間インターバル毎の回転に関する目標値nSは、 nS=(VG×g×k)/VZ×ω となる。 自明ではあるが、場合によっては、駆動手段28における例えば分に関する設定と、機械速度あるいは生産速度ωの(例えば時に関する)表示とのために、観察される時間インターバルに関するそれぞれ異なる基準単位が、相応の係数により考慮され得る。 上述の自動運転Aを発展させる一構成において、別のステップにおいて、生産運転中、運転モードI;II;III間の切り換えに関連する上側および/または下側の限界値L1;Lmax;L2;L0の到達の頻度、すなわち、例えば1つの時間インターバルに関する回数を求め、頻度に関する例えば規定可能な上限の上回り時、計算により目標値nSを決定する場合は、制御手段により、上述の修正値kの変更、特に逆向きの変更を、または経験的に決定する場合は、目標値nSを決定するプロセスの改めてのスタートを、相応の表示手段を介して提案し、またはそれどころか導入するようにしてあってもよい。例えばこのことは、1時間当たり1つより多い、例えば2つのこのような事象がある頻度のときに、予定されていてもよい。 上述の自動運転Aに関して別の一発展形において、下側の限界値または閾値L1;Lmax;L2;L0の到達後の余剰運転IIでの補充は、余剰運転IIのトリガ後の規定可能なタイムスパンの後、上側の限界値または閾値L1;Lmaxに到達していない場合、アラームが出力され、かつ/または機械の運転が中止され、または少なくとも機械内へのさらなる基材供給が中断されるように監視されてもよい。このことは、例えば上側の限界値L1;Lmaxに例えば1分後に再到達していないような場合であり得る。

代表図 図1本件の代表的な図

01 基材供給部、シートフィーダ 02 搬送区間、第1の 03 搬送区間、第2の 04 製品受け部、デリバリ、パイルデリバリ 05 - 06 印刷装置、インタリオ印刷装置、凹版印刷装置、彫刻凹版印刷装置 07 インキ装置 08 印刷装置部分 09 インキユニット、インキトレイン 10 - 11 印刷装置シリンダ、版シリンダ、インタリオ印刷シリンダ 12 印刷装置シリンダ、インプレッションシリンダ 13 凹部、グラビア(17) 14 凹部、グラビア(11) 15 センサ 16 着肉装置 17 インキ装置シリンダ、第1の、インキグラビアシリンダ 18 インキ装置シリンダ、第2の、インキレリーフシリンダ 19 インキ装置シリンダ、転移シリンダ、インキザンメルシリンダ 20 - 21 インキ、印刷インキ 22 せき止め手段、インキブレード、かき取り手段、ドクタ 23 外套面(17) 24 外套面(11) 25 インキリザーブ 26 提供する装置、提供装置、受容装置兼調量装置 27 圧送装置、調量装置 28 駆動手段、駆動モータ、操作部材、ポンプ 29 圧送機構、ポンプ、調量ポンプ、押しのけポンプ、ねじポンプ、偏心ねじポンプ 30 - 31 部材、固定の、ステータ(図5に圧送機構の部材として括弧書きの表現で略示したにすぎない) 32 部材、可動の、ロータ(図5に圧送機構の部材として括弧書きの表現で略示したにすぎない) 33 伝動機構、減速伝動機構 34 管路、フィード管路 35 キャスタ、車輪 36 制御装置 37 圧送装置 38 貯留容器;シリンダ 39 押しのけ体、プランジャ、ピストン、壁 40 - 41 駆動手段、アクチュエータ、シリンダ-ピストン-システム、操作部材 42 シリンダ 43 ピストン 44 架構 45 シール 46 アウトレット 47 壁 48 加熱装置、加熱部、電気式 49 センサ A 運転形態、自動運転 D 運転回転方向 S 基材、基材シート、被印刷物シート、有価証券シート、裁断基材 S’ 基材、基材シート、被印刷物シート、片面で印刷、裁断基材 n 操作量、運転速度、運転クロックレート、運転回転数、回転数 nH 値(n)、より高い、より大きい nL 値(n)、より低い、より小さい nS 値(n)、第1の、目標値、目標回転数、定格値、スタート値 n0 値(n,「ゼロ」) L 充填レベル LC 充填レベル、目下 Lmax 限界値、上側の、値、最大、最大値 L0 限界値(空)、値 L1 限界値、閾値、値、上側の L2 限界値、閾値、値、下側の LS 目標値、初期充填レベル、目標充填レベル、充填レベル(L) ΔL 差 t 時間 Ph0 フェーズ、スタートフェーズ Ph1 フェーズ、第1の Ph2 フェーズ、第2の Ph3 フェーズ、最後の、エンドフェーズ Pi パラメータ、運転パラメータおよび/または機械パラメータ Z1 サイクル Z2 サイクル Z6 サイクル Zm サイクル(m 0 ¬) ω 機械速度、生産速度

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