特許7406681IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ハイフローシステム及び圧力調整ユニットに関し、例えば、ユーザの鼻部に装着した鼻カニューレを介して、当該ユーザに酸素と空気を混合したガスを供給する、ハイフローセラピーに用いられるハイフローシステム及び当該ハイフローシステムに用いられる圧力調整ユニット

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ハイフローセラピーに用いられるハイフローシステムであって、高いPEEPをかけることができ、多くの肺機能状態の患者に適用できるハイフローシステムを提供する。
【解決手段】ハイフローシステムであって、酸素と空気を混合したガスを生成するフロージェネレータ50と、フロージェネレータ50に接続されたガス供給管55と、一端部がガス供給55に接続され且つ他端部がユーザの鼻部に装着された鼻カニューレ100と、ユーザの口及び鼻との間に空隙部を形成した状態で口及び鼻を覆うマスク200とを有し、マスク200は、呼気口213が設けられ、鼻カニューレ100のチューブ101が気密に挿通され、ユーザの口及び鼻との間の空隙部に、鼻カニューレ100の鼻腔管が配置され、呼気口213に、空隙部の圧力を調整する圧力調整ユニットWが取り付けられ、空隙部の圧力が所定圧力に維持されるようになっている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、上述した従来技術のハイフローセラピーに用いられる装置(特許文献1に記載の高流量ガス送気装置や非特許文献1に記載の装置)は、PEEP(呼吸終末陽圧)が「2~4cmH20程度」しかかからないため、適応患者が制限されるという課題を有している。現状ではHFNCで対応困難なPEEPを要する肺の状態が悪い患者に対してはPEEPを負荷できるNon-Invasive Positive Pressure Ventilation (NPPV)を使用することになる。しかしながらNPPVではHFNCで得られる死腔の洗い流し効果による換気量を減らし肺への負担を減らす効果が無い。ゆえにHFNC使用下に換気量を減らし肺への負担を減らしつつ、臨床的に効果の見込めるPEEPを負荷及び制御できるようになればより肺保護的な呼吸管理が可能となる。加えて現状の医療現場では、肺の状態が悪い患者に対して、患者に身体的負担がかかる人工呼吸器を利用する必要があった。また、人工呼吸器は、医療従事者の業務負担も大きいという課題も有している。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するためになされた本発明は、ハイフローセラピーに用いられるハイフローシステムであって、酸素と空気を混合したガスを生成し供給するフロージェネレータと、前記フロージェネレータのガス送気口に接続されたガス供給管と、一端部が前記ガス供給管に接続され且つ他端部がユーザの鼻部に装着された鼻カニューレと、ユーザの口及び鼻との間に空隙部を形成した状態で口及び鼻を覆うマスクとを有し、前記マスクは・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、ハイフローセラピーに用いられるハイフローシステムであって、死腔の洗い流し効果により換気量を減らしながら臨床的に意義のあるPEEPをかけることができ、多くの肺機能状態の患者に適用できるハイフローシステムを提供することができる。また、本発明によれば、前記ハイフローシステムに用いる圧力調整ユニットを提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施形態のハイフローシステムの構成を示した模式図である。
【図2】 本発明の実施形態のハイフローシステムを構成するマスクから圧力調整ユニットを取り外した状態を示した模式図である。
【図3】 本発明の実施形態のハイフローシステムを構成するマスクの内側に形成された空隙部の圧力を調整する圧力調整ユニットの構成を説明するための模式図である。

代表図 図1本件の代表的な図

W…圧力調整ユニット 1…圧力調整バルブ 3…T字管アダプタ 5…安全弁 7…エルボ管コネクタ 50…加温加湿機能内蔵フロージェネレータ 51…送気口 55…ガス供給管 200…マスク 210…密封性クッション部 212…本体部 213…呼気口 215…シーリング部 HB…ヘッドバンド 100…鼻カニューレ 101…チューブ

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