特許7406754IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

溶融金属めっき浴から上方に引き上げられた鋼帯に対しガスを噴き付け(吹き付け)、鋼帯の表面に付着した溶融金属膜の膜厚を調整するガスワイピングノズル

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1、2に開示のガスワイピングノズルはいずれも、ガス噴出口にガスを流すノズル室の基側(上流側)の縦断面形状が、角部を有する形状となっており、ノズル室内で乱流が発生し易く(圧力損失が生じ易く)、ガス噴出口から噴出されるガスの圧力が変動し易かった(揺らぎが発生し易かった)。更に、ガスは、コンプレッサー等によりノズルへ供給されているが、コンプレッサーの特性により、ノズルへ供給されるガスに圧力変動(脈動)が発生し、した問題がより顕著になっていた。このため、鋼帯の表面に付着した余分な溶融金属を吹き飛ばす能力に影響を及ぼしていた。 また、鋼帯表面に対するノズル(ガス噴出口)の配置位置が近い場合、鋼帯の表面から除去される溶融金属が飛散し、ガス噴出口に付着し易くなるため、ノズルによる溶融金属の除去を安定にできず、めっきした鋼帯の製品品質の低下を招くおそれがある。このため、鋼帯の表面とノズルのガス噴出口との距離を広げたいが、したように、ガスの圧力は変動し易いため、距離を広げづらかった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記目的に沿う本発明に係るガスワイピングノズルは、溶融金属めっき浴から上方に引き上げられた鋼帯に対しガスを噴き付け、該鋼帯の表面に付着した溶融金属膜の膜厚を調整するガスワイピングノズルにおいて、 スリット状のガス噴出口を先端部に備えたノズル本体の内部には、外部からガスが導入されるガスヘッダ室と、該ガスヘッダ室のガスが導入され、該導入されたガスが前記ガス噴出口に流れる均圧室とが設けられ、 ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係るガスワイピングノズルは、均圧室が、拡幅領域と、この拡幅領域及びガス噴出口に連接する先細り領域と、ガスヘッダ室から拡幅領域へガスを導入する導入部とを有し、拡幅領域の内表面の縦断面形状が、導入部側に向けて膨らんだ円弧状となって、先細り領域を形成する対向する内表面の間隔が、ガス噴出口に向けてテーパ状となっているので、拡幅領域の基側の縦断面形状が角部を有する形状となったノズル(従来のノズル)と比較して、ガス噴出口から噴き付けられるガスの圧力変動を低減できる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一実施の形態に係るガスワイピングノズルの縦断面図である。
【図2】 同ガスワイピングノズルの平面図である。
【図3】 変形例に係るガスワイピングノズルの縦断面図である。
【図4】 比較例に係るガスワイピングノズルの縦断面図である。
【図5】 (A)~(C)はガスワイピングノズルによるガスの噴き付けをシミュレーションして得られたガス挙動の説明図である。
【図6】 従来例に係るめっき装置の説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10、10a、10b:ガスワイピングノズル、11:ガス噴出口、12、12a、12b:ノズル本体、13、13a、13b、14、14a、14b:分割ノズル部、15:シム、16:ガスヘッダ室、16a:取り付け部、17、17a、17b:均圧室、18、18a:拡幅領域、19、19a:先細り領域、20、21:導入部、22、23:均圧部、24~26:内表面、27、28:対向面

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