(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-20
(45)【発行日】2023-12-28
(54)【発明の名称】LED照明器具
(51)【国際特許分類】
F21K 9/275 20160101AFI20231221BHJP
F21K 9/278 20160101ALI20231221BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20231221BHJP
【FI】
F21K9/275
F21K9/278
F21Y115:10
(21)【出願番号】P 2022170600
(22)【出願日】2022-10-25
(62)【分割の表示】P 2018116129の分割
【原出願日】2018-06-19
【審査請求日】2022-11-24
(73)【特許権者】
【識別番号】391001457
【氏名又は名称】アイリスオーヤマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100135389
【氏名又は名称】臼井 尚
(72)【発明者】
【氏名】茂木 賢一
【審査官】下原 浩嗣
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2017/0227171(US,A1)
【文献】特開2016-197594(JP,A)
【文献】特開2010-198828(JP,A)
【文献】特開2010-062023(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21K 9/275
F21K 9/278
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のLEDが搭載され、第1方向に長尺な第1LED基板および第2LED基板を有する光源部と、
前記第1方向と直角である第2方向一方側を向くとともに前記第1LED基板が配置された第1面、および前記第2方向他方側を向くとともに前記第2LED基板が配置された第2面、を有する支持部材と、
前記光源部および前記支持部材を収容し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、を備えたLED照明器具であって、
前記支持部材は、前記第1面を有する第1部および前記第2面を有する第2部と、前記第1部および前記第2部を連結する一対の連結部と、前記第1部と前記第2部との間に介在する空隙部と、を有し、
前記第2部の前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向寸法は、前記第1部の前記第3方向寸法よりも大きく、
前記一対の連結部は、前記第1部と前記第2部との間に円弧状部を有
し、
前記第2部の厚さは、前記第1部および前記連結部の厚さよりも厚く、前記第1LED基板および前記第2LED基板よりも厚いことを特徴とする、LED照明器具。
【請求項2】
複数のLEDが搭載され、第1方向に長尺な第1LED基板および第2LED基板を有する光源部と、
前記第1方向と直角である第2方向一方側を向くとともに前記第1LED基板が配置された第1面、および前記第2方向他方側を向くとともに前記第2LED基板が配置された第2面、を有する支持部材と、
前記光源部および前記支持部材を収容し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、を備えたLED照明器具であって、
前記支持部材は、前記第1面を有する第1部および前記第2面を有する第2部と、前記第1部および前記第2部を連結する一対の連結部と、前記第1部と前記第2部との間に介在する空隙部と、を有し、
前記第2部の前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向寸法は、前記第1部の前記第3方向寸法よりも大きく、
前記一対の連結部は、前記第1部と前記第2部との間に円弧状部を有し、
前記第1部および前記第2部の厚さは、前記連結部の厚さよりも厚く、前記第1LED基板および前記第2LED基板よりも厚い
ことを特徴とする、LED照明器具。
【請求項3】
複数のLEDが搭載され、第1方向に長尺な第1LED基板および第2LED基板を有する光源部と、
前記第1方向と直角である第2方向一方側を向くとともに前記第1LED基板が配置された第1面、および前記第2方向他方側を向くとともに前記第2LED基板が配置された第2面、を有する支持部材と、
前記光源部および前記支持部材を収容し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、を備えたLED照明器具であって、
前記支持部材は、前記第1面を有する第1部および前記第2面を有する第2部と、前記第1部および前記第2部を連結する一対の連結部と、前記第1部と前記第2部との間に介在する空隙部と、を有し、
前記第2部の前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向寸法は、前記第1部の前記第3方向寸法よりも大きく、
前記一対の連結部は、前記第1部と前記第2部との間に円弧状部を有し、
前記第2部および前記連結部の厚さは、前記第1部の厚さよりも厚く、前記第1LED基板および前記第2LED基板よりも厚い
ことを特徴とする、LED照明器具。
【請求項4】
複数のLEDが搭載され、第1方向に長尺な第1LED基板および第2LED基板を有する光源部と、
前記第1方向と直角である第2方向一方側を向くとともに前記第1LED基板が配置された第1面、および前記第2方向他方側を向くとともに前記第2LED基板が配置された第2面、を有する支持部材と、
前記光源部および前記支持部材を収容し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、を備えたLED照明器具であって、
前記支持部材は、前記第1面を有する第1部および前記第2面を有する第2部と、前記第1部および前記第2部を連結する一対の連結部と、前記第1部と前記第2部との間に介在する空隙部と、を有し、
前記第2部の前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向寸法は、前記第1部の前記第3方向寸法よりも大きく、
前記一対の連結部は、前記第1部と前記第2部との間に円弧状部を有し、
前記第1部、前記第2部および前記連結部の厚さは、前記第1LED基板および前記第2LED基板よりも厚い
ことを特徴とする、LED照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LED照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
LEDを用いたLED照明器具は、たとえば蛍光灯等の代替照明装置として普及している。特許文献1には、従来のLED照明器具の一例が開示されている。同文献に開示されたLED照明器具は、LED基板に配列された複数のLEDを有する光源部と、光源部を覆うカバーとを備える。カバーは、光源部からの光を透過させる材質からなり、円筒形状である。光源部は、1枚の細長状の基板の両面に複数のLEDがそれぞれ実装されている。このような構成により、このLED照明器具は、LED基板の厚さ方向両側に光を発する。このようなLED照明器具の用途例としては、たとえば店頭の自発光式看板が挙げられる。自発光式看板は、正面側および背面側の双方から視認されるため、両側に発光可能なLED照明器具が適している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、1枚のLED基板の両面に複数のLEDが実装されているため、LED基板の表面および裏面の双方に、たとえば金属製の支持部材が設けられていない。このため、LED基板(光源部)の剛性が不足し、製造過程等において不当な撓みが生じてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、光源部の剛性不足による不具合を抑制可能なLED照明器具を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供されるLED照明器具は、各々が第1方向を長手方向とする細長状であり且つそれぞれに複数のLEDが搭載された第1LED基板および第2LED基板を有する光源部と、前記第1方向を長手方向とする細長状であり且つ前記第1方向と直角である第2方向一方側を向くとともに前記第1LED基板が配置された第1面、および前記第1方向を長手方向とする細長状であり且つ前記第2方向他方側を向くとともに前記第2LED基板が配置された第2面、を有する支持部材と、前記光源部および前記支持部材を収容し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、を備えたLED照明器具であって、前記支持部材は、各々が前記第1方向を長手方向とする細長状であり且つ前記第2方向に空隙部を挟んで互いに離間する第1部および第2部と、前記第1部および前記第2部を連結する連結部と、を有し、前記第1部が前記第1面を有し、前記第2部が前記第2面を有することを特徴としている。
【0007】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記連結部は、前記第1部に繋がり且つ前記第1方向および前記第2方向と直角である第3方向において前記第1部から離間するほど前記第2方向において前記第2部に近づくように傾斜した第1傾斜部を有する。
【0008】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記連結部は、前記第2部に繋がり且つ前記第3方向において前記第2部から離間するほど前記第2方向において前記第1部に近づく
ように傾斜した第2傾斜部を有する。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2部の前記第3方向寸法は、前記第1部の前記第3方向寸法よりも大きく、前記第1傾斜部は、前記第2部に繋がる。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記支持部材は、前記第1部および前記第2部の前記第3方向両側に、一対の前記連結部を有する。
【0011】
本発明の好ましい実施の形態においては、電源部品および前記電源部品が搭載された電源基板を有し、前記LEDに電力を供給する電源部をさらに備え、前記電源部の少なくとも一部は、前記支持部材の前記空隙部に収容されている。
【0012】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1部、前記第2部および前記連結部の少なくともいずれかの厚さは、前記第1LED基板、第2LED基板および前記電源基板の少なくともいずれかの厚さよりも厚い。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、光源部の剛性不足による不具合を抑制できる。
【0014】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す斜視図である。
【
図2】本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す要部斜視図である。
【
図3】(a)は、本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す平面図であり、(b)は、正面図である。
【
図4】(a)は、本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す左側面図であり、(b)は、右側面図である。
【
図5】本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す拡大分解斜視図である。
【
図6】本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す拡大分解斜視図である。
【
図7】本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す要部拡大斜視図である。
【
図8】
図3(b)のVIII-VIII線に沿う断面図である。
【
図9】本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示す拡大断面斜視図である。
【
図10】
図3(a)のX-X線に沿う要部断面図である。
【
図11】
図3(b)のXI-XI線に沿う要部断面図である。
【
図12】(a)は、本発明の第1実施形態に係るLED照明器具の支持部材を示す要部拡大平面図であり、(b)は、要部拡大底面図である。
【
図13】
図12(a)のXIII-XIII線に沿う断面図である。
【
図14】本発明の第2実施形態に係るLED照明器具を示す拡大断面斜視図である。
【
図15】本発明の第2実施形態に係るLED照明器具を示す要部断面図である。
【
図16】本発明の第2実施形態に係るLED照明器具の支持部材を示す断面図である。
【
図17】(a)は、本発明の第3実施形態に係るLED照明器具を示す断面図であり、(b)は、第1変形例を示す断面図であり、(c)は、第2変形例を示す断面図であり、(c)は、第3変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0017】
本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
【0018】
<第1実施形態>
図1~
図13は、本発明の第1実施形態に係るLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具は、支持部材1、光源部2、カバー3、キャップ4A,4B、内ホルダ5A,5B、外ホルダ6および電源部7を備えている。LED照明器具A1は、x方向を長手方向とする細長状の照明装置であり、本実形態においては、直管形蛍光灯に類似した形状の照明装置とされている。また、LED照明器具A1は、z方向両側に発光可能である。LED照明器具A1の用途は特に限定されず、たとえば店頭の自発光式看板の光源として用いられる。
【0019】
図1は、LED照明器具A1を示す斜視図である。
図2は、LED照明器具A1を示す要部斜視図である。
図3の(a)は、LED照明器具A1を示す平面図であり、(b)は、正面図である。
図4の(a)は、LED照明器具A1を示す左側面図であり、(b)は、右側面図である。
図5は、LED照明器具A1を示す拡大分解斜視図である。
図6は、LED照明器具A1を示す拡大分解斜視図である。
図7は、LED照明器具A1を示す要部拡大斜視図である。
図8は、
図3(b)のVIII-VIII線に沿う断面図である。
図9は、LED照明器具A1を示す拡大断面斜視図である。
図10は、
図3(a)のX-X線に沿う要部断面図である。
図11は、
図3(b)のXI-XI線に沿う要部断面図である。
図12の(a)は、LED照明器具A1の支持部材を示す要部拡大平面図であり、(b)は、要部拡大底面図である。
図13は、
図12(a)のXIII-XIII線に沿う断面図である。これらの図において、x方向は、第1方向に相当し、z方向は、第2方向に相当し、y方向は、第3方向に相当する。
【0020】
〔支持部材1〕
支持部材1は、光源部2を支持するものであり、本実施形態においては、
図5、
図6および
図8~
図11に示すように、カバー3に収容されている。
図8~
図13に示すように、本実施形態の支持部材1は、第1部11、第2部12、一対の連結部13、一対の第1保持部14、一対の第2保持部15および空隙部19を有している。支持部材1の材質は特に限定されず、図示された例においては、たとえばアルミ等の金属からなる。このような構成の支持部材1は、光源部2からの熱を放熱するのに適している。本実施形態の支持部材1は、yz平面に沿う断面形状が一定である。
【0021】
第1部11は、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とし、z方向を厚さ方向とする、細長状の部位である。第1部11は、第1面111を有する。第1面111は、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とする細長状の面であり、z方向一方側を向いている。
【0022】
第2部12は、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とし、z方向を厚さ方向とする、細長状の部位である。第2部12は、第2面121を有する。第2面121は、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とする細長状の面であり、第1面111が向く側と反対側であるz方向一方側を向いている。
【0023】
空隙部19は、第1部11と第2部12との間に介在している。言い換えると、第1部11と第2部12とは、空隙部19を挟んでz方向に互いに離間している。
【0024】
一対の連結部13は、第1部11と第2部12とを連結している。本実施形態においては、第1部11および第2部12のy方向両側に一対の連結部13が設けられているが、y方向片側のみに連結部13が設けられた構成であってもよい。
【0025】
連結部13の具体的構成は特に限定されず、本実施形態においては、連結部13は、第1傾斜部131、第2傾斜部132、円弧状部133および一対のリブ134を有する。
【0026】
第1傾斜部131は、第1部11に繋がり且つy方向において第1部11から離間するほどz方向において第2部12に近づくように傾斜している。図示された例においては、第1傾斜部131は、x方向を長手方向とする細長状である。
【0027】
第2傾斜部132は、第2部12に繋がり且つy方向において第2部12から離間するほどz方向において第1部11に近づくように傾斜している。図示された例においては、第2傾斜部132は、x方向を長手方向とする細長状である。
【0028】
図示された例においては、第1傾斜部131および第2傾斜部132がy方向となす角度は、略同じである。また、第1傾斜部131および第2傾斜部132のy方向寸法は、略同じである。
【0029】
円弧状部133は、第1傾斜部131のy方向端部と第2傾斜部132のy方向端部とを繋いでいる。円弧状部133は、x方向と直角である断面が、円弧形状である。図示された例においては、円弧状部133の円弧形状の両端が第1傾斜部131および第2傾斜部132に繋がっている。円弧状部133は、たとえば、
図11に示す内ホルダ5Aの内端板部52Aと支持部材1とを固定するねじを取り付けるために用いられる。
【0030】
一対のリブ134は、円弧状部133のy方向外側に繋がっている。一対のリブ134は、z方向に互いに離間している。リブ134の形状は特に限定されず、図示された例においては、x方向を長手方向とする細長状である。
【0031】
一対の第1保持部14は、第1部11のy方向両端付近からz方向に突出している。図示された例においては、第1保持部14は、z方向に起立する部分と、y方向内方に突出する部分とを有する断面L字状である。一対の第1保持部14は、後述の第1LED基板21を保持するための部位である。
【0032】
一対の第2保持部15は、第2部12のy方向両端付近からz方向に突出している。図示された例においては、第2保持部15は、z方向に起立する部分と、y方向内方に突出する部分とを有する断面L字状である。一対の第2保持部15は、後述の第2LED基板22を保持するための部位である。一対の第1保持部14のy方向距離と、一対の第2保持部15のy方向距離とは、略同じである。
【0033】
〔光源部2〕
光源部2は、LED照明器具A1の光源であり、本実施形態においては、
図2、
図5~
図10に示すように、第1LED基板21、第2LED基板22および複数のLED23を有する。
【0034】
第1LED基板21は、片面に複数のLED23が搭載されたものであり、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とし、z方向を厚さ方向とする、長矩形状である。第1LED基板21は、たとえばガラスエポキシ樹脂やセラミックス等の絶縁性材料からなる基材と、この基材上に形成された配線パターン(図示略)とからなる。
図8および
図9に示すように、第1LED基板21は、支持部材1の第1部11の第1面111上に配置されている。また、図示された例においては、第1LED基板21は、一対の第1保持部14によって保持されている。第1LED基板21は、たとえば第1部11の第1面111に接着材や接着テープ等によって接合されていてもよい。
【0035】
第2LED基板22は、片面に複数のLED23が搭載されたものであり、x方向を長手方向とし、y方向を幅方向とし、z方向を厚さ方向とする、長矩形状である。第2LED基板22は、たとえばガラスエポキシ樹脂やセラミックス等の絶縁性材料からなる基材と、この基材上に形成された配線パターン(図示略)とからなる。
図8および
図9に示すように、第2LED基板22は、支持部材1の第2部12の第2面121上に配置されている。また、図示された例においては、第2LED基板22は、一対の第2保持部15によって保持されている。第2LED基板22は、たとえば第2部12の第2面121に接着材や接着テープ等によって接合されていてもよい。
【0036】
複数のLED23は、通電されることによって発光する発光体であり、第1LED基板21の片面および第2LED基板22の片面においてx方向に配列されている。図示された例においては、複数のLED23は、x方向に1列に配置されているが、x方向に複数列に配置されていてもよい。
【0037】
LED23は、LEDチップ(図示略)を含む。LED23は、LEDチップ単体からなるものでも、LEDチップ以外の構成要素を含むものであってもよい。LED23の構成例としては、たとえばLEDチップが搭載されたモジュール基板またはリードと、LEDチップを覆う透光樹脂とを含む構成が挙げられる。LEDチップの発光色は特に限定されず、たとえば青色光を発する。また、透光樹脂は、たとえば透明な樹脂に蛍光材料が混入された材質によって形成される。この蛍光材料は、LEDチップからの青色光によって励起されることにより、黄色光を発する。このような構成により、LED23は、白色光を発する構成とすることができる。
【0038】
〔カバー3〕
カバー3は、支持部材1および光源部2を収容しており、光源部2の複数のLED23からの光を透過させる材質からなる。
図1、
図3、
図5および
図6に示すように、本実施形態においては、カバー3は、x方向を長手方向とする円筒形状である。カバー3の材質は特に限定されず、光源部2からの光を透過させる透明または半透明の樹脂等からなる。本実施形態においては、カバー3は、半透明の乳白色の樹脂からなる。
【0039】
図8に示すように、本実施形態のカバー3は、一対のリブ31を有する。一対のリブ31は、カバー3の内周面からy方向内方に突出しており、x方向に長く延びている。一対のリブ31は、カバー3を内ホルダ5Aに固定または位置決めするためのものである。
【0040】
〔キャップ4A,4B〕
キャップ4Aおよびキャップ4Bは、
図1~
図6に示すように、支持部材1およびカバー3のx方向両端に分かれて配置されている。キャップ4Aおよびキャップ4Bの材質は特に限定されず、たとえばABS樹脂等の樹脂材料からなる。
【0041】
キャップ4Aは、支持部材1およびカバー3に対してx方向一方側に配置されており、カバー3のx方向一方側の開口を塞いでいる。
図4、
図6、
図10および
図11に示すように、本実施形態においては、キャップ4Aは、端板部41A、筒状部42A、ケーブル孔43A、複数のボルト孔44A、複数の位置決め突起45A、複数のボルトキャップ46Aを有する。
【0042】
端板部41Aは、x方向一方側端に位置する板状の部位である。図示された例においては、端板部41Aは、円板状でありx方向に対して略直角である。筒状部42Aは、端板部41Aからx方向他方側に向かって延びる筒状の部位である。図示された例においては、筒状部42Aは、端板部41Aからx方向に離間するほど直径が大きくなるテーパ円筒
状である。
【0043】
ケーブル孔43Aは、端板部41Aをx方向に貫通している。ケーブル孔43Aは、後述のケーブル81を挿通するためのものである。複数のボルト孔44Aは、端板部41Aをx方向に貫通している。ボルト孔44Aは、キャップ4Aと後述の内ホルダ5Aとを固定するためのボルトを挿通するためのものである。
図4に示すように、図示された例においては、2つのボルト孔44Aが設けられている。
【0044】
図6に示すように、複数の位置決め突起45Aは、筒状部42Aの外表面に設けられており、筒状部42Aから突出している。複数の位置決め突起45Aは、外ホルダ6をキャップ4Aに対して位置決めするためのものである。複数の位置決め突起45Aの個数は特に限定されず、図示された例においては、x方向両側に分かれた2つの位置決め突起45Aが設けられている。
【0045】
図5に示すように、複数のボルトキャップ46Aは、複数のボルト孔44Aを気密状態で塞ぐためのものであり、たとえばゴムやシリコーン樹脂からなる。複数のボルトキャップ46Aの個数は特に限定されず、図示された例においては、2つのボルトキャップ46Aが設けられている。
【0046】
キャップ4Bは、支持部材1およびカバー3に対してキャップ4Aとは反対側のx方向他方側に配置されており、カバー3のx方向他方側の開口を塞いでいる。
図4および
図5に示すように、本実施形態においては、キャップ4Bは、端板部41B、筒状部42B、複数のボルト孔44B、複数の位置決め突起45B、複数のボルトキャップ46Bを有する。
【0047】
端板部41Bは、x方向他方側端に位置する板状の部位である。図示された例においては、端板部41Bは、略楕円板状でありx方向に対して傾いている。筒状部42Bは、端板部41Bからx方向一方側に向かって延びる筒状の部位である。図示された例においては、筒状部42Bは、端板部41Bからx方向に離間するほど直径が大きくなるテーパ円筒状である。
【0048】
複数のボルト孔44Bは、端板部41Bをx方向に貫通している。ボルト孔44Bは、LED照明器具A1の所望の部位を互いに固定するためのボルトを挿通するために用いることが可能である。
図4に示すように、図示された例においては、2つのボルト孔44Bが設けられている。なお、本実施形態においては、ボルト孔44Bを挿通するボルトは設けられていない。
【0049】
図5に示すように、複数の位置決め突起45Bは、筒状部42Bの外表面に設けられており、筒状部42Bから突出している。複数の位置決め突起45Bは、外ホルダ6をキャップ4Bに対して位置決めするためのものである。複数の位置決め突起45Bの個数は特に限定されない。
【0050】
図6に示すように、複数のボルトキャップ46Bは、複数のボルト孔44Bを気密状態で塞ぐためのものであり、たとえばゴムやシリコーン樹脂からなる。複数のボルトキャップ46Bの個数は特に限定されず、図示された例においては、2つのボルトキャップ46Bが設けられている。
【0051】
〔内ホルダ5A,5B〕
内ホルダ5Aおよび内ホルダ5Bは、カバー3、キャップ4Aおよびキャップ4Bによって囲まれた空間において、支持部材1を保持するためものである。内ホルダ5Aおよび
内ホルダ5Bの材質は特に限定されず、たとえばABS樹脂等の樹脂材料からなる。
【0052】
内ホルダ5Aは、
図6、
図7、
図10および
図11に示すように、外端板部51A、内端板部52A、支持部材係合部53A、支持板部54Aおよび複数の係止爪55Aを有する。
【0053】
外端板部51Aは、x方向一方側に位置しており、板状の部位である。図示された例においては、外端板部51Aは、x方向に対して直角である。内端板部52Aが、x方向他方側に位置しており、板状の部位である。図示された例においては、内端板部52Aは、x方向に対して直角である。また、内端板部52Aは、x方向視において略円環形状である。
【0054】
支持板部54Aは、外端板部51Aおよび内端板部52Aを繋いでおり、x方向を長手方向とする細長状の板状の部位である。図示された例においては、支持板部54Aは、y方向に対して直角である。
【0055】
支持部材係合部53Aは、内端板部52Aからx方向他方側に向かって突出している。支持部材係合部53Aは、支持部材1のx方向一方側端と係合することにより、内ホルダ5Aによる支持部材1の保持を実現する部位である。
【0056】
複数の係止爪55Aは、支持板部54Aからy方向に突出している。図示された例においては、複数の係止爪55Aが、支持板部54Aのz方向両側端に設けられている。係止爪55Aは、y方向先端に鉤状部分を有している。複数の係止爪55Aは、電源部7を保持するためのものである。
【0057】
内ホルダ5Bは、
図5に示すように、支持部材係合部53Bを有する。支持部材係合部53Bは、支持部材1のx方向他方側端と係合することにより、内ホルダ5Bによる支持部材1の保持を実現するためのものである。内ホルダ5Bは、たとえばキャップ4Bに設けられたリブ(図示略)に係合や嵌合することにより、キャップ4Bに対して固定されている。
【0058】
〔外ホルダ6〕
外ホルダ6は、キャップ4Aまたはキャップ4Bに外側から装填されることにより、キャップ4Aとカバー3との隙間、またはキャップ4Bとカバー3との隙間を密閉するためのものである。
図1および
図2に示すように、本実施形態においては、2つの外ホルダ6が設けられている。
【0059】
図5および
図6に示すように、一方の外ホルダ6は、キャップ4Aとカバー3との結合部分に装填されており、他方の外ホルダ6は、キャップ4Bとカバー3との結合部分に装填されている。外ホルダ6の材質は特に限定されず、たとえばABS樹脂等の樹脂材料からなる。
【0060】
本実施形態においては、外ホルダ6は、半筒部61および半筒部62を有する。半筒部61および半筒部62は、互いに係合することにより、円筒形状の外ホルダ6を構成する部材である。
【0061】
半筒部61は、係合爪611、係合部612および複数の位置決め孔613を有する。係合爪611および係合部612は、半筒部62と係合するためのものである。係合爪611は、y方向に突出しており、先端に鉤状部分を有する。係合部612は、鉤状部分が係合可能な形状とされている。複数の位置決め孔613は、キャップ4Aの位置決め突起
45Aまたはキャップ4Bの位置決め突起45Bと係合することにより、位置決めを行うためのものである。
【0062】
半筒部62は、係合爪621、係合部622および複数の位置決め孔623を有する。係合爪621および係合部622は、半筒部61と係合するためのものである。係合爪621は、y方向に突出しており、先端に鉤状部分を有する。係合爪621は、半筒部61の係合爪621と対向する位置に設けられている。係合部622は、鉤状部分が係合可能な形状とされており、半筒部61の係合爪611と対向する位置に設けられている。半筒部61と半筒部62とを合体させる際には、係合爪611と係合部622とを係合させ、係合部612と係合爪621とを係合させる。複数の位置決め孔623は、キャップ4Aの位置決め突起45Aまたはキャップ4Bの位置決め突起45Bと係合することにより、位置決めを行うためのものである。
【0063】
本実施形態においては、
図5、
図6、
図10および
図11に示すように、2つのOリング82が設けられている。Oリング82は、キャップ4Aとカバー3との隙間、およびキャップ4Bとカバー3との隙間を密閉するための部材であり、たとえばゴムやシリコーン樹脂からなる。Oリング82は、外ホルダ6が装填されと、適度な押圧力によって固定される。
【0064】
〔電源部7〕
電源部7は、複数のLED照明器具A1を点灯させるための電力を供給するものである。たとえば、電源部7は、商用の交流電力を、LED照明器具A1(光源部2)の点灯に適した直流電力に変換する。本実施形態においては、
図6、
図7、
図10および
図11に示すように、電源部7は、電源基板71および複数の電子部品72を有する。図示された例においては、電源部7は、そのすべてがキャップ4Aに収容されている。
【0065】
電源基板71は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材と、当該基材上に形成された配線パターン(図示略)とを有している。
図6および
図10に示すように、図示された例においては、電源基板71は、複数の係止部711を有する。係止部711は、電源基板71の一部がy方向に沿う辺を有するように成形された部位である。複数の係止部711には、内ホルダ5Aの複数の係止爪55Aが係合する。これにより、電源基板71は、内ホルダ5Aに対して脱着可能に保持される。なお、図示された例とは異なり、電源部7の一部またはすべてが、支持部材1の空隙部19に収容される構成であってもよい。
【0066】
複数の電子部品72は、電源部7の電力変換機能を実現する電気回路を構築するためのものである。複数の電子部品72は、電源基板71に実装されており、その個数や種類は特に限定されない。複数の電子部品72を例示すると、たとえばトランス、コンデンサ、ダイオード、抵抗器等である。電源部7には、ケーブル81が接続される。また、電源部7からは図示しないケーブルが第1LED基板21および第2LED基板22に接続されている。
【0067】
次に、LED照明器具A1の作用について説明する。
【0068】
本実施形態によれば、
図8に示すように、第1LED基板21は、第1面111上に配置されており、第2LED基板22は、第2面121上に配置されている。第1面111は、第1部11の表面であり、第2面121は、第2部12の表面である。第1部11および第2部12は、空隙部19を挟んで、z方向に離間しており連結部13によって連結されている。これにより、支持部材1は、曲げや捻じれに対する剛性が高められており、第1LED基板21や第2LED基板22の製造過程等における不当な撓み等を抑制することが可能である。したがって、LED照明器具A1によれば、光源部2の剛性不足によ
る不具合を抑制することができる。なお、支持部材1が、空隙部19を有することにより、支持部材1の剛性を向上させつつ、支持部材1の軽量化を図ることができる。
【0069】
また、本実施形態の連結部13は、第1傾斜部131および第2傾斜部132を有する。第1傾斜部131および第2傾斜部132を有することにより、連結部13は、z方向視においてy方向に突出する山形状となっている。これにより、支持部材1の剛性をさらに高めることができる。
【0070】
また、支持部材1は、第1部11および第2部12のy方向両側に一対の連結部13を有する。これは、支持部材1のさらなる剛性向上に有利であるとともに、支持部材1に偏った変形が生じることを防止することができる。
【0071】
図14~
図17は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
【0072】
<第2実施形態>
図14~
図16は、本発明の第2実施形態に係るLED照明器具を示している。
図14は、本実施形態のLED照明器具A2を示す要部断面斜視図である。
図15は、LED照明器具A2を示す断面図である。
図16は、LED照明器具A2の支持部材1を示す断面図である。
【0073】
本実施形態においては、上述したLED照明器具A1と異なり、第2部12のy方向寸法は、第1部11のy方向寸法よりも大きい。第1部11のy方向中心と第2部12のy方向中心とは、略一致している。また、一対の第1保持部14のy方向距離と一対の第2保持部15のy方向距離とは、略同じである。
【0074】
本実施形態の連結部13は、上述したLED照明器具A1の連結部13と異なり、第1傾斜部131および円弧状部133を有しており、第2傾斜部132を有していない。第1傾斜部131は、円弧状部133を介して第2部12のy方向端と繋がっている。このような構成により、本実施形態の支持部材1は、x方向視において略台形状である。
【0075】
図15に示すように、本実施形態においては、電源部7が支持部材1の空隙部19に収容されている。図示された例においては、電源部7(電源基板71)のすべてが空隙部19に収容されているが、図示された例とは異なり、電源部7(電源基板71)の一部のみが空隙部19に収容された構成であってもよい。
【0076】
本実施形態によっても、光源部2の剛性不足による不具合を抑制することができる。また、本実施形態においては、
図15に示すように、電源部7(電源基板71)の少なくとも一部が支持部材1の空隙部19に収容されている。これにより、キャップ4Aに収容される電源部7の大きさを縮小したり省いたりすることが可能であり、キャップ4Aを小型化することができる。これにより、LED照明器具A2のx方向全長に対する支持部材1およびカバー3が占める割合を高めることが可能であり、ひいては、第1LED基板21および第2LED基板22を延長することができる。これは、LED照明器具A2のより広い領域を発光領域とするのに寄与する。
【0077】
<第3実施形態>
図17は、本発明の第3実施形態に係るLED照明器具を示している。同図(a)は、本実施形態のLED照明器具A3を示す断面図である。同図(b)は、LED照明器具A3の第1変形例であるLED照明器具A31を示す断面図である。同図(c)は、LED照明器具A3の第2変形例であるLED照明器具A32を示す断面図である。同図(d)
は、LED照明器具A3の第3変形例であるLED照明器具A33を示す断面図である。
【0078】
同図(a)に示すLED照明器具A3の支持部材1は、上述した実施形態と同様に第1部11、第2部12および一対の連結部13を有する。本実施形態においては、連結部13は、x方向を長手方向とし、y方向に対して直角である細長い板状部位である。これにより、本実施形態の支持部材1は、x方向視において略矩形状である。なお、このような支持部材1の形状は、以下に述べる支持部材1の各部の板厚関係の説明の便宜であり、連結部13の具体的形状は特に限定されない。
【0079】
LED照明器具A3においては、第2部12の厚さが、第1部11および一対の連結部13よりも厚い。第2部12の厚さは、第1LED基板21および第2LED基板22の厚さよりも厚い。また、第2部12の厚さは、電源部7の電源基板71の厚さよりも厚くてもよい。第1部11および一対の連結部13の厚さは、第1LED基板21、第2LED基板22および電源基板71よりも薄い。
【0080】
同図(b)に示すLED照明器具A31においては、第1部11および第2部12の厚さが、一対の連結部13よりも厚い。第1部11および第2部12の厚さは、第1LED基板21および第2LED基板22の厚さよりも厚い。また、第1部11および第2部12の厚さは、電源部7の電源基板71の厚さよりも厚くてもよい。一対の連結部13の厚さは、第1LED基板21、第2LED基板22および電源基板71よりも薄い。
【0081】
同図(c)に示すLED照明器具A32においては、第2部12および一対の連結部13の厚さが、第1部11よりも厚い。第2部12および一対の連結部13の厚さは、第1LED基板21および第2LED基板22の厚さよりも厚い。また、第2部12および一対の連結部13の厚さは、電源部7の電源基板71の厚さよりも厚くてもよい。第1部11の厚さは、第1LED基板21、第2LED基板22および電源基板71よりも薄い。
【0082】
同図(d)に示すLED照明器具A33においては、第1部11、第2部12および一対の連結部13の厚さが、第1LED基板21および第2LED基板22の厚さよりも厚い。また、第1部11、第2部12および一対の連結部13の厚さは、電源部7の電源基板71の厚さよりも厚くてもよい。
【0083】
このような実施形態によっても、光源部2の剛性不足による不具合を抑制することができる。また、LED照明器具A3,A31,A32,A33のように、第1部11、第2部12および連結部13の少なくともいずれかの厚さを第1LED基板21および第2LED基板22よりも厚くすることは、支持部材1の剛性向上に好ましい。第1部11、第2部12および連結部13の少なくともいずれかの厚さを空隙部19に収容された電源基板71よりも厚くすることは、支持部材1の剛性向上に好ましい。
【0084】
また、LED照明器具A1における第1部11、第2部12、第1傾斜部131および第2傾斜部132の少なくともいずれかの厚さを、第1LED基板21および第2LED基板22よりも厚くしてもよい。このような構成によっても、支持部材1の剛性をより高めることができる。また、LED照明器具A2における第1部11、第2部12および第1傾斜部131の少なくともいずれかの厚さを、第1LED基板21および第2LED基板22よりも厚くしてもよい。このような構成によっても、支持部材1の剛性をより高めることができる。
【0085】
本発明に係るLED照明器具は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明器具の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【符号の説明】
【0086】
A1,A2,A3,A31,A32,A33:LED照明器具
1 :支持部材
2 :光源部
3 :カバー
4A,4B:キャップ
5A,5B:内ホルダ
6 :外ホルダ
7 :電源部
11 :第1部
12 :第2部
13 :連結部
14 :第1保持部
15 :第2保持部
19 :空隙部
21 :第1LED基板
22 :第2LED基板
23 :LED
31 :リブ
41A,41B:端板部
42A,42B:筒状部
43A :ケーブル孔
44A,44B:ボルト孔
45A,45B:位置決め突起
46A,46B:ボルトキャップ
51A :外端板部
52A :内端板部
53A,53B:支持部材係合部
54A :支持板部
55A :係止爪
61,62:半筒部
71 :電源基板
72 :電子部品
81 :ケーブル
82 :Oリング
111 :第1面
121 :第2面
131 :第1傾斜部
132 :第2傾斜部
133 :円弧状部
134 :リブ
611,621:係合爪
612,622:係合部
613,623:位置決め孔
711 :係止部