技術分野
アーク溶接とレーザ溶接とを併用して溶接する複合溶接装置に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
交流パルスアーク溶接とレーザ溶接とを併用する複合溶接方法においては、交流パルスアーク溶接による低入熱及び高溶着溶接と、レーザ溶接による適切な溶け込みとを両立することができるために、薄板高速溶接でアンダーフィルを抑制し健全な継手を得ることが可能である。しかし、複合溶接方法では、レーザの照射位置と溶接ワイヤの先端位置との距離が2mm程度と近接しているために、母材の歪みや、ワイヤ突き出し長さの変動等の外乱によって、レーザの照射と溶接ワイヤの先端部分とに干渉が発生しやすい。干渉が発生すると、溶接ワイヤの溶融速度が大きくなりアーク長が長くなるために、アンダーフィルが発生して、溶接品質が悪くなるという問題がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
溶接ワイヤを送給し、電極マイナス極性ピーク期間中は電極マイナス極性ピーク電流を通電し、続けて電極プラス極性ピーク期間中は電極プラス極性ピーク電流を通電し、続けて電極プラス極性ベース期間中は電極プラス極性ベース電流を通電し、続けて電極マイナス極性ベース期間中は電極マイナス極性ベース電流を通電し、これらの溶接電流の通電を1周期として繰り返して交流・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る複合溶接装置によれば、交流パルスアーク溶接とレーザ溶接とを併用して溶接する場合において、レーザ照射と溶接ワイヤの先端部分との干渉が発生しても、アンダーフィルの発生を抑制して良好な溶接品質を得ることができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の実施の形態に係る複合溶接装置の構成図である。
【図2】
図1の複合溶接装置を構成する溶接電源PSの詳細ブロック図である。
【図3】
図2の溶接電源PSにおける各信号のタイミングチャートである。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 送給ロール
AD 異常電圧判別回路
Ad 異常電圧判別信号
DV 駆動回路
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
EN 電極マイナス極性
EP 電極プラス極性
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
Fw 送給速度
Ib 電極プラス極性ベース電流
Ibn 電極マイナス極性ベース電流
IBNR 電極マイナス極性ベース電流設定回路
Ibnr 電極マイナス極性ベース電流設定信号
IBR 電極プラス極性ベース電流設定回路
Ibr 電極プラス極性ベース電流設定信号
ID 電流検出回路
Id 電流検出信号
INT インバータトランス
INV インバータ回路
Ip 電極プラス極性ピーク電流
Ipn 電極マイナス極性ピーク電流
IPNR 電極マイナス極性ピーク電流設定回路
Ipnr 電極マイナス極性ピーク電流設定信号
IPR 電極プラス極性ピーク電流設定回路
Ipr 電極プラス極性ピーク電流設定信号
Ir 電流設定信号
Iw 溶接電流
LF 光ファイバー
LH 加工ヘッド
LS レーザ発振器
Lw レーザ光
Nd 電極マイナス極性駆動信号
NTR 電極マイナス極性トランジスタ
Pd 電極プラス極性駆動信号
PTR 電極プラス極性トランジスタ
SW 切換回路
Tb 電極プラス極性ベース期間
Tbn 電極マイナス極性ベース期間
TBR 電極プラス極性ベース期間設定回路
Tbr 電極プラス極性ベース期間設定信号
Tf 周期信号
TM タイマ回路
Tm タイマ信号
Tp 電極プラス極性ピーク期間
Tpn 電極マイナス極性ピーク期間
TPNR 電極マイナス極性ピーク期間設定回路
Tpnr 電極マイナス極性ピーク期間設定信号
TPR 電極プラス極性ピーク期間設定回路
Tpr 電極プラス極性ピーク期間設定信号
VAV 電圧平滑回路
Vav 溶接電圧平滑信号
VD 電圧検出回路
Vd 電圧検出信号
VF 電圧フィードバック制御回路
VR 電圧設定回路
Vr 電圧設定信号
Vw 溶接電圧
WF 送給機
WL リアクトル
WT 溶接トーチ
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