(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-20
(45)【発行日】2023-12-28
(54)【発明の名称】ビデオを表示するための方法、装置、電子機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/431 20110101AFI20231221BHJP
H04N 21/442 20110101ALI20231221BHJP
G06F 3/04845 20220101ALI20231221BHJP
【FI】
H04N21/431
H04N21/442
G06F3/04845
(21)【出願番号】P 2022535893
(86)(22)【出願日】2021-02-09
(86)【国際出願番号】 CN2021076412
(87)【国際公開番号】W WO2021160143
(87)【国際公開日】2021-08-19
【審査請求日】2022-06-13
(31)【優先権主張番号】202010087512.1
(32)【優先日】2020-02-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ファ,シャン
(72)【発明者】
【氏名】ユェン,フォンブォ
【審査官】大西 宏
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2008/0249925(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0100885(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0177933(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0155831(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0187983(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0249925(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第104978115(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第106488293(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109151504(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110109636(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 -21/858
G06F 3/048- 3/0489
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
横型ビデオ及び縦型ビデオを含む、ターゲットビデオの表示タイプを決定することと、
前記ターゲットビデオの表示タイプが
所定のタイプであると決定することに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示することであって、
前記所定のタイプが前記横型ビデオであり、前記横画面進入コントロールは横画面
表示ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示されることと、
前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、
前記横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示することと、
前記横画面表示ページに対する切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示することと、を含むビデオを表示するための方法。
【請求項2】
前記ターゲットビデオの表示タイプの決定ステップは、
前記再生ページにおける前記ターゲットビデオの表示枠の関連情報を決定することであって、前記関連情報は前記表示枠の幅情報と高さ情報を含むことと、
前記幅情報が前記高さ情報よりも大きいことに応答して、横型ビデオを前記ターゲットビデオの表示タイプとして決定することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記横画面表示ページに表示された前記所定位置タブ欄におけるタブ情報の透明度を高くすることをさらに含み、前記タブ情報は、文字情報とアイコン情報の少なくとも1つを含む請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定することであって、前記ビデオ放送制御コンポーネントは、現在再生時間コントロール、合計時間コントロール、プログレスバーコントロール、一時停止ボタンコントロール及び横画面終了ボタンコントロールの少なくとも1つを含むことと、
前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれていると決定し、且つ前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすることと、をさらに含む請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、
前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれていないと決定し、且つ前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して前記横画面表示ページに表示すること、あるいは
前記横画面表示ページに対する第2のユーザ操作を検出していないことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ターゲットビデオの表示時間が予め設定された時間に達したか否かを決定し、
前記横画面表示ページでの前記ターゲットビデオの表示時間が予め設定された時間に達したと決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすること、あるいは
前記横画面表示ページに対する第3のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを表示すること、をさらに含む請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記横画面表示ページでの前記横画面終了ボタンコントロールに対する第4のユーザ操作を検出したことに応答して、前記再生ページを表示することをさらに含む請求項
4に記載の方法。
【請求項7】
前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示することは、
前記ターゲットビデオを再生する端末機器の配置状態を決定することと、
前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、決定された配置状態に基づいて前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示することと、を含む請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
横型ビデオ及び縦型ビデオを含む、ターゲットビデオの表示タイプを決定するように配置される決定ユニットと、
前記ターゲットビデオの表示タイプが
所定のタイプであると決定することに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示するように配置される追加ユニットであって、
前記所定のタイプが前記横型ビデオであり、前記横画面進入コントロールは横画面
表示ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示される追加ユニットと、
前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、
前記横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示するように配置される表示ユニットと、
前記横画面表示ページに対する切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示するように配置される切替ユニットと、を含むビデオを表示するための装置。
【請求項9】
1つ又は複数のプロセッサと、
前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実現させる1つ又は複数のプログラムが記憶されている記憶装置と、を含む電子機器。
【請求項10】
プロセッサによって実行されるとき、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項11】
コンピュータに請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施例は、コンピュータ技術分野に関し、特にビデオを表示するための方法、装置、電子機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ショートビデオ縦画面プレーヤーでは、縦型ビデオ(ビデオの高さが幅より大きい)と横型ビデオ(ビデオの幅が高さより大きい)は、縦画面でしか見ることができない。横型ビデオの場合、横画面を全画面に回転させて再生することができないため、ユーザは縦画面の状態で小さな面積範囲でしかビデオを見ることができず、ユーザの消費体験はよくない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の概要部分は、概念を簡単な形で紹介するために使用され、これらの概念は、以下の具体的な実施形態で詳細に説明される。本発明の概要部分は、特許請求の範囲に記載された技術的解決策の重要な特徴又は必須の特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的解決策の範囲を限定することを意図するものでもない。
【0004】
本開示のいくつかの実施例の目的は、背景技術で上述した技術的問題を解決するために、ビデオを表示するための改良された方法、装置、電子機器及び媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によれば、本開示のいくつかの実施例は、ビデオを表示するための方法を提供する。当該方法は、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示することであって、前記横画面進入コントロールは横画面ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示されることと、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示することと、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示することと、を含む。
【0006】
第2の態様によれば、本開示のいくつかの実施例は、ビデオを表示するための装置を提供する。装置は、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示するように配置される追加ユニットであって、前記横画面進入コントロールは横画面ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示される追加ユニットと、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示するように配置される表示ユニットと、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示するように配置される切替ユニットと、を含む。
【0007】
第3の態様によれば、本開示のいくつかの実施例は、1つ又は複数のプロセッサ、及び1つ又は複数のプログラムが記憶されている記憶装置を含む電子機器を提供し、1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ又は複数のプロセッサに、第1の態様のいずれか1項に記載の方法を実現させる。
【0008】
第4の態様によれば、本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供し、ここで、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるとき、第1の態様のいずれか1項に記載の方法を実現させる。
【0009】
第5の態様によれば、本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラムは可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサは前記コンピュータプログラムを実行して、前記電子機器に第1の態様のいずれか1項に記載の方法を実行させる。
【0010】
第6の態様によれば、本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサは前記コンピュータプログラムを実行して、前記電子機器に第1の態様のいずれか1項に記載の方法を実行させる。
【発明の効果】
【0011】
本開示の上述の様々な実施例のうちの1つの実施例は、以下の有益な効果を有する。まず、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであると決定することにより、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを追加する。そして、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、横型ビデオのユーザ視聴体験を向上させる。最後に、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに前記ビデオを表示する。前記横画面表示ページでのビデオの切替を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点、及び態様は、添付の図面及び以下の具体的な実施形態を参照することにより、より明らかになる。図面を通して、同一又は類似の符号は、同一又は類似の要素を表す。図面は概略的であり、コンポーネント及び要素は必ずしも縮尺通りではないことを理解するはずである。
【
図1】本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するための方法の1つの適用シーンの概略図である。
【
図2】本開示に係るビデオを表示するための方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
【
図3】本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するためのビデオ表示シーンの概略図である。
【
図4】本開示に係るビデオを表示するための方法の別のいくつかの実施例のフローチャートである。
【
図5】本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するためのビデオ表示シーンの概略図
の一である。
【
図6】
本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するためのビデオ表示シーンの概略図の一である。
【
図7】
本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するためのビデオ表示シーンの概略図の一である。
【
図8】
本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するためのビデオ表示シーンの概略図の一である。
【
図9】本開示に係るビデオを表示するため
の装置のいくつかの実施例の概略構成図である。
【
図10】本開示の実施例を実現するのに好適な電子機器のコンピュータシステムの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して本開示の実施例を詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例が図面に示されているが、本開示は様々な形態で実施することができ、本明細書に記載された実施例に限定されるものとして解釈されるべきではないことを理解するはずである。むしろ、これらの実施例は、本開示をより明確にかつ完全に理解するために提供される。理解すべきものとして、本開示の図面および実施例は、単に例示的なものであり、本開示の範囲を制限することを意図するものではない。
【0014】
また説明すべきものとして、説明を容易にするために、図面には、本発明に関連する部分のみが示されている。本開示における実施例及び実施例における特徴は、矛盾しない限り、互いに組み合わせられることができる。
【0015】
本開示の実施形態における複数の装置間でインターアクションするメッセージ又は情報の名称は、例示的な目的のためだけであり、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定することを意図するものではない。
【0016】
以下、図面を参照し、実施例に関連して本開示を詳細に説明する。
【0017】
図1は、本開示のいくつかの実施例に係るビデオを表示するための方法の1つの適用シーンの概略図である。
【0018】
図1の適用シーンに示すように、まず、ビデオを表示するための方法の実行主体は、端末機器101であってもよい。端末機器101は、まず、ターゲットビデオ102の表示タイプを決定することができる。ここで、端末機器101は、まず、ターゲットビデオ102の表示枠103の長さと幅を決定することができ、表示枠103の長さが幅よりも大きい場合、ターゲットビデオ102の表示タイプが横型ビデオである。次に、端末機器101は、再生ページ104に対するスライドアップ又はスライドダウンを検出すると、再生ページ104にターゲットビデオ102とは異なるビデオを表示することができる。そして、端末機器101は、再生ページ104に横画面進入コントロール105を表示することができる。そして、端末機器101は、横画面進入コントロール105に対するクリック操作を検出すると、ターゲットビデオ102の横画面表示ページ106を表示する。最後に、端末機器101は、横画面表示ページ106に対するスライドアップ又はスライドダウンを検出すると、横画面表示ページ106にターゲットビデオ102とは異なるビデオを表示することができる。
【0019】
理解できるものとして、ビデオを表示するための方法は、端末機器101によって実行されてもよいし、他の機器によって実行されてもよいし、様々ソフトウェアプログラムによって実行されてもよい。ここで、端末機器101は、例えば、スマートフォン、タブレット、電子ブックリーダー、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータなど、ディスプレイを有する電子機器であってもよいが、これらに限定されない。また、実行主体は、サーバ、ソフトウェアなどとして具現化されてもよい。実行主体がソフトウェアである場合、上述した電子機器にインストールされることができる。例えば、分散サービスを提供するための複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実装されてもよいし、単一のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実装されてもよい。ここでは具体的に限定しない。
【0020】
理解すべきものとして、
図1における端末機器の数は例示に過ぎない。実装の必要に応じて、任意の数の端末機器を有することができる。
【0021】
引き続き
図2を参照する。本開示に係るビデオを表示するための方法のいくつかの実施例のフロー200が示されている。当該ビデオを表示するための方法は、以下のステップを含む。
【0022】
ステップ201において、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示する。
【0023】
いくつかの実施例において、ビデオを表示するための方法の実行主体(例えば、
図1に示す端末機器101)は、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであると決定する場合、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを追加することができる。前記ターゲットビデオは、端末機器では
表示しているビデオであってもよい。ここで、前記横画面進入コントロールは、横画面表示ページへの進入をトリガするために用いられ、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示される。前記表示タイプは、横型ビデオ及び縦型ビデオの少なくとも1つを含む。
【0024】
例として、前記表示タイプの決定ステップは、前記再生ページにおける前記ターゲットビデオの表示枠の関連情報を決定することを含む。ここで、前記関連情報は、前記表示枠の幅情報と高さ情報を含み、前記幅情報は前記表示枠の幅であってもよく、例えば、前記幅は6cmであってもよい。前記高さ情報は前記表示枠の高さであってもよく、例えば、前記高さは4cmであってもよい。前記幅情報が前記高さ情報よりも大きいことに応答して、前記ターゲットビデオの表示タイプは横型ビデオである。ここで、表示枠の幅情報が幅6cm、高さ情報が高さ4cmである場合、6cmが4cmよりも大きいので、前記ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであると決定することができる。
【0025】
例として、前記表示タイプの決定ステップはさらに、前記幅情報が前記高さ情報よりも小さいことに応答して、縦型ビデオを前記ターゲットビデオの表示タイプとして決定することを含む。ここで、表示枠の幅情報が幅6cm、高さ情報が高さ8cmである場合、6cmが8cmよりも小さいので、縦型ビデオを前記ターゲットビデオの表示タイプとして決定することができる。
【0026】
いくつかの実施例において、実行主体は、前記再生ページに対する切替操作を検出すると、前記再生ページに切替後のビデオを表示する。ここで、前記切替後のビデオは、前記ターゲットビデオとは異なるビデオであってもよい。前記切替操作は、前記再生ページ上での上又は下へのスライド操作であってもよい。
【0027】
ステップ202において、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示する。
【0028】
いくつかの実施例において、前記実行主体は、ステップ201に基づいて前記再生ページに横画面進入コントロールを追加した後、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出した場合、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示する。
【0029】
ステップ203において、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示する。
【0030】
いくつかの実施例において、前記実行主体は、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したとき、前記横画面表示ページに前記ビデオを表示する。
【0031】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、前記方法はさらに、前記横画面表示ページに表示された所定位置タブ欄におけるタブ情報の透明度を高くすることを含み、ここで、前記タブ情報は、文字情報及びアイコン情報の少なくとも1つを含む。例として、
図3に示すように、端末機器301の所定位置タブ欄302は、タブ情報303、タブ情報304及びタブ情報305を含む。ここで、タブ情報303とタブ情報304は文字情報であり、タブ情報305はアイコン情報である。
【0032】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、前記ターゲットビデオを再生する端末機器の配置状態を決定し、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、決定された配置状態に基づいて前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示する。ここで、前記端末機器は縦画面プレーヤーであってもよい。例えば、縦画面プレーヤーは携帯電話であってもよい。前記配置状態は、縦置き、左側にオフセット、左側に横置き、右側にオフセット、及び右側に横置きであってもよい。例として、ユーザが携帯電話を縦方向に置き、左側にオフセットし、又は左側に横に置くとき、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出した場合、前記横型ビデオを時計回りに90°回転して全画面再生モードにすることができる。ユーザが携帯電話を右側にオフセット又は右側に横に置くとき、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出した場合、前記横型ビデオを反時計回りに90°回転して全画面再生モードにすることができる。
【0033】
前記例から分かるように、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであると決定することにより、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを追加する。そして、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示する。縦型プレーヤーで横型ビデオの全画面視聴を実現し、横型ビデオのユーザ視聴体験を向上させる。
【0034】
引き続き
図4を参照する。本開示に係るビデオを表示するための方法の別のいくつかの実施例のフロー400が示されている。当該ビデオを表示するための方法は、以下のステップを含む。
【0035】
ステップ401において、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示する。
【0036】
ステップ402において、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示する。
【0037】
ステップ403において、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示する。
【0038】
いくつかの実施例において、ステップ401~403の具体的な実現及びそれに伴う技術的効果は、
図2に対応する実施例におけるステップ201~203を参照することができ、ここでは繰り返さない。
【0039】
ステップ404において、前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定する。
【0040】
いくつかの実施例において、実行主体(例えば、
図1に示す端末機器101)は、まず、前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定することができる。ここで、前記ビデオ放送制御コンポーネントは、現在再生時間コントロール、合計時間コントロール、プログレスバーコントロール、一時停止ボタンコントロール及び横画面終了ボタンコントロールの少なくとも1つを含む。前記現在再生時間コントロールは、前記ターゲットビデオの現在再生時間を表示するために用いられる。前記合計時間コントロールは、前記ターゲットビデオの合計時間を表示するために用いられる。前記プログレスバーコントロールは、前記ターゲットビデオの現在再生時間と合計時間との対応関係を表示するために用いられる。前記一時停止ボタンコントロールは、前記ターゲットビデオの再生と一時停止の制御をトリガするために用いられる。前記横画面終了ボタンコントロールは、横画面表示ページを終了して前記再生ページに戻すようにトリガするために用いられる。
【0041】
ステップ405において、ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていると決定し、且つ前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にする。
【0042】
いくつかの実施例において、前記実行主体は、含まれていると決定するとともに、前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出すれば、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にする。前記第1のユーザ操作は、前記横画面表示ページに対するクリック操作であってもよい。例として、
図5に示すように、端末機器501の横画面表示ページ502には、ビデオ放送制御コンポーネントにおける現在再生時間コントロール503、合計時間コントロール504、プログレスバーコントロール505、一時停止ボタンコントロール506及び横画面終了ボタンコントロール507が含まれていると決定し、横画面表示ページ502でのビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にし、クリア表示ページ508を得る。
【0043】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、前記方法はさらに、ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていないと決定し、且つ前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して前記横画面表示ページに表示することを含む。例として、
図6に示すように、端末機器601の横画面表示ページ602にビデオ放送制御コンポーネントが含まれていないと決定すれば、前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して前記横画面表示ページ603に表示する。前記横画面表示ページに対する第2のユーザ操作を検出していないことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ターゲットビデオの表示時間が予め設定された時間に達したか否かを決定する。前記第2のユーザ操作は、前記横画面表示ページに対するクリック操作であってもよいし、前記横画面表示ページに対するスライド操作であってもよい。前記予め設定された時間は予め設定されていてもよい。例えば、前記予め設定された時間は3秒であってもよい。予め設定された時間に達したと決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にする。例として、前記ターゲットビデオが前記横画面表示ページでの表示時間が3秒に達し、且つ前記横画面表示ページに対するクリック操作又はスライド操作を検出していない場合、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にする。前記横画面表示ページに対する第3のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを表示する。前記第3のユーザ操作は前記横画面表示ページに対するスライド操作であってもよい。例として、
図7に示すように、実行主体(例えば、
図7における端末機器701)は、前記横画面表示ページ702に対する第3のユーザ操作703を検出したと決定すれば、横画面表示ページ704に前記ビデオ放送制御コンポーネントを表示する。ここで、前記ビデオ放送制御コンポーネントは、現在再生時間コントロール706、合計時間コントロール708、プログレスバーコントロール707、横画面終了ボタンコントロール709及び時間コントロール705を含む。
【0044】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、前記方法はさらに、前記横画面表示ページでの前記横画面終了ボタンコントロールに対する第4のユーザ操作を検出したことに応答して、前記再生ページを表示することを含む。前記第4のユーザ操作は、前記横画面終了ボタンコントロールに対するクリック操作であってもよい。例として、
図8に示すように、実行主体(例えば、
図8における端末機器801)は、前記横画面表示ページ802での前記横画面終了ボタンコントロール803に対する第4のユーザ操作804を検出したと決定すれば、再生ページ805を表示する。
【0045】
本開示のいくつかの実施例で開示されたビデオを表示するための方法は、まず、ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを追加し、次に、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示することにより、縦型プレーヤーで横型ビデオの全画面視聴を実現する。そして、前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定することができ、その後、ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていると決定し、且つ前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にする。ビデオ放送制御コンポーネントの非表示を実現し、ユーザ体験を向上させる。
【0046】
さらに
図9を参照する。前記各図の前記方法の実現として、本開示は、ビデオを表示するための装置のいくつかの実施例を提供し、これらの装置実施例は、
図2に記載の方法実施例に対応し、当該装置は様々な電子機器に具体的に適用されることができる。
【0047】
図9に示すように、いくつかの実施例のビデオを表示するための装置900は、追加ユニット901、表示ユニット902及び切替ユニット903を含む。ここで、追加ユニット901は、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示するように配置され、ここで、前記横画面進入コントロールは横画面ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示される。表示ユニット902は、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示するように配置される。切替ユニット903は、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示するように配置される。
【0048】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、ビデオを表示するための装置900はさらに、前記再生ページにおける前記ターゲットビデオの表示枠の関連情報を決定することであって、前記関連情報は、前記表示枠の幅情報と高さ情報を含むことと、前記幅情報が前記高さ情報よりも大きいことに応答して、横型ビデオを前記ターゲットビデオの表示タイプとして決定することとのために配置される。
【0049】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、ビデオを表示するための装置900はさらに、前記横画面表示ページに表示された前記所定位置タブ欄におけるタブ情報の透明度を高くするように配置され、ここで、前記タブ情報は、文字情報とアイコン情報の少なくとも1つを含む。
【0050】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、ビデオを表示するための装置900はさらに、前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定することであって、前記ビデオ放送制御コンポーネントは、現在再生時間コントロール、合計時間コントロール、プログレスバーコントロール、一時停止ボタンコントロール及び横画面終了ボタンコントロールの少なくとも1つを含むことと、ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていると決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすることとのために配置される。
【0051】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、ビデオを表示するための装置900はさらに、ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていないと決定することに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して前記横画面表示ページに表示するように配置され、あるいは、前記横画面表示ページに対する第2のユーザ操作を検出していないことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ターゲットビデオの表示時間が予め設定された時間に達したか否かを決定し、予め設定された時間に達したと決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にするように配置され、あるいは、前記横画面表示ページに対する第3のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを表示するように配置される。
【0052】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、ビデオを表示するための装置900はさらに、前記横画面表示ページでの前記横画面終了ボタンコントロールに対する第4のユーザ操作を検出したことに応答して、前記再生ページを表示するように配置される。
【0053】
いくつかの実施例のいくつかの選択的な実現形態において、ビデオを表示するための装置900における表示ユニット902はさらに、前記ターゲットビデオを再生する端末機器の配置状態を決定し、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、決定された配置状態に基づいて前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示するように配置される。
【0054】
理解できるものとして、当該
ビデオを表示するための装置900に記載の各ユニットは、
図2を参照して説明した方法における各ステップに対応する。よって、方法について上述した動作、特徴、及び生成された有益な効果は、
ビデオを表示するための装置900及びその中に含まれるユニットにも同様に適用され、ここでは繰り返さない。
【0055】
次に、
図10を参照する。本開示のいくつかの実施例を実現するのに好適な電子機器(例えば、
図1におけるサーバ)1000の概略構成図が示されている。本開示のいくつかの実施例における端末機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むが、これらに限定されない。
図10に示す端末機器は、一例にすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を限定するものではない。
【0056】
図10に示すように、電子機器1000は、読み取り専用メモリ(ROM)1002に記憶されているプログラム又は記憶装置1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる処理装置(例えば中央プロセッサ、図形プロセッサなど)1001を含んでもよい。RAM1003には、電子機器1000の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶される。処理装置1001、ROM1002及びRAM1003は、バス1004を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース1005もバス1004に接続されている。
【0057】
通常、I/Oインターフェース1005に接続可能な装置は、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロスコープなどの入力装置1006、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどの出力装置1007、例えばメモリカードなどの記憶装置1008、及び通信装置1009を含む。通信装置1009は、電子機器1000が、データを交換するために他の機器と無線又は有線通信することを可能にする。
図10は様々な装置を有する電子機器1000を示しているが、図示された装置の全てを実施又は備える必要がないことは理解されるべきである。代わりに、より多くの又はより少ない装置を実施又は備えることができる。
図10に示される各ブロックは、1つの装置を表してもよいし、必要に応じて複数の装置を表してもよい。
【0058】
特に、本開示のいくつかの実施例によれば、フローチャートを参照して上述したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示のいくつかの実施例は、コンピュータ可読媒体に搭載されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このようないくつかの実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置1009を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置1008からインストールされてもよいし、ROM1002からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置1001によって実行されると、本開示のいくつかの実施例の方法におけるステップが実行され、その限定された前記機能が実現される。
【0059】
本開示のいくつかの実施例によれば、本開示はまたコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、可読記憶媒体に記憶され、電子機器の少なくとも1つのプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行し、前記電子機器に前記任意の実施例に係る技術案を実行させる。
【0060】
説明の必要があるものとして、本開示のいくつかの実施例に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は前記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又はそれらの任意の組み合わせであることができるが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数のワイヤを有する電気接続、携帯型コンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型パクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。本開示のいくつかの実施例において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用されることができる。本開示のいくつかの実施例において、コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読プログラムコードを搭載する、ベースバンドにおける又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができる。このような伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な形態をとることができる。コンピュータ可読信号媒体はまた、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、ワイヤ、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体を使用して伝送されることができる。
【0061】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト伝送プロトコル)などの現在知られている又は将来開発されている任意のネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、国際ネットワーク(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在知られている又は将来開発されている任意のネットワークが挙げられる。
【0062】
前記コンピュータ可読媒体は、前記電子機器に含まれていてもよいし、単独で存在し、当該電子機器に組み込まれていなくてもよい。前記コンピュータ可読媒体は、1つ又は複数のプログラムを搭載し、前記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されたとき、当該電子機器は、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示し、ここで、前記横画面進入コントロールが横画面ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄が前記再生ページに横方向に表示され、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示し、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示する。
【0063】
本開示のいくつかの実施例の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせでプログラミングされることができる。前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト向けプログラミング言語を含み、「C」言語などの従来のプロセス型プログラミング言語や類似のプログラミング言語をも含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行され、部分的にユーザコンピュータ上で実行され、独立したソフトウェアパッケージとして実行され、部分的にユーザコンピュータで部分的にリモートコンピュータ上で実行され、あるいは、完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行されてもよい。リモートコンピュータが関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されることができ、あるいは、外部コンピュータに接続されることができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続される)。
【0064】
図面におけるフローチャートとブロック図は、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品による実現可能なアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点について、フローチャートやブロック図における各ブロックは、所定の論理機能を実現するための実行可能な命令を1つまたは複数含むモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。なお、注意すべきものとして、いくつかの代替実現では、ブロックに示された機能は、図面に示された順序とは異なる順序で行われてもよい。例えば、2つの連続して示されたブロックは、実際には、ほぼ並列に実行されてもよく、場合によっては、関連する機能に応じて、逆の順序で実行されてもよい。また、注意すべきものとして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、特定の機能又は操作動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムによって実現されてもよく、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現されてもよい。
【0065】
本開示のいくつかの実施例において記載されるユニットは、ソフトウェアの形態で実現されてもよいし、ハードウェアの形態で実現されてもよい。記載されたユニットは、プロセッサ内に配置されてもよく、例えば、プロセッサが追加ユニット、表示ユニット及び切替ユニットを含むと記載されてもよい。ここで、これらのユニットの名称は、ある場合には、当該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、追加ユニットは、「ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示するユニット」と記載されてもよい。
【0066】
本明細書で上述した機能は、1つ又は複数のハードウェア論理コンポーネントによって少なくとも部分的に実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェア論理コンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用集積回路(ASIC)、専用標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複雑なプログラマブル論理機器(CPLD)などを含む。
【0067】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示することであって、前記横画面進入コントロールは横画面ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示されることと、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示することと、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示することと、を含むビデオを表示するための方法を提供する。
【0068】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記表示タイプの決定ステップは、前記再生ページにおける前記ターゲットビデオの表示枠の関連情報を決定することであって、前記関連情報は前記表示枠の幅情報と高さ情報を含むことと、前記幅情報が前記高さ情報よりも大きいことに応答して、横型ビデオを前記ターゲットビデオの表示タイプとして決定することと、を含む。
【0069】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法はさらに、前記横画面表示ページに表示された前記所定位置タブ欄におけるタブ情報の透明度を高くすることを含み、ここで、前記タブ情報は、文字情報とアイコン情報の少なくとも1つを含む。
【0070】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法はさらに、前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定することであって、前記ビデオ放送制御コンポーネントは、現在再生時間コントロール、合計時間コントロール、プログレスバーコントロール、一時停止ボタンコントロール及び横画面終了ボタンコントロールの少なくとも1つを含むことと、前記ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていると決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすることと、を含む。
【0071】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法はさらに、前記ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていないと決定することに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して前記横画面表示ページに表示すること、あるいは、前記横画面表示ページに対する第2のユーザ操作を検出していないことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ターゲットビデオの表示時間が予め設定された時間に達したか否かを決定し、予め設定された時間に達したと決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすること、あるいは、前記横画面表示ページに対する第3のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを表示することを含む。
【0072】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法はさらに、前記横画面表示ページでの前記横画面終了ボタンコントロールに対する第4のユーザ操作を検出したことに応答して、前記再生ページを表示することを含む。
【0073】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示することは、前記ターゲットビデオを再生する端末機器の配置状態を決定することと、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、決定された配置状態に基づいて前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示することと、を含む。
【0074】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ターゲットビデオの表示タイプが横型ビデオであることに応答して、前記ターゲットビデオの再生ページに横画面進入コントロールを表示するように配置される追加ユニットであって、前記横画面進入コントロールは横画面ページへの進入をトリガするためのものであり、前記再生ページには所定位置タブ欄が含まれ、前記所定位置タブ欄は前記再生ページに横方向に表示される追加ユニットと、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示し、前記横画面表示ページに前記ターゲットビデオを表示するように配置される表示ユニットと、前記横画面表示ページに対する前記切替操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページに切替後のビデオを表示するように配置される切替ユニットと、を含むビデオを表示するための装置を提供する。
【0075】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置はさらに、前記再生ページにおける前記ターゲットビデオの表示枠の関連情報を決定することであって、前記関連情報は前記表示枠の幅情報と高さ情報を含むことと、前記幅情報が前記高さ情報よりも大きいことに応答して、横型ビデオを前記ターゲットビデオの表示タイプとして決定することとのために配置される。
【0076】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置はさらに、前記横画面表示ページに表示された前記所定位置タブ欄におけるタブ情報の透明度を高くするように配置され、ここで、前記タブ情報は、文字情報とアイコン情報の少なくとも1つを含む。
【0077】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置はさらに、前記横画面表示ページに対する第1のユーザ操作を検出したことに応答して、前記横画面表示ページにビデオ放送制御コンポーネントが含まれているかどうかを決定することであって、前記ビデオ放送制御コンポーネントは、現在再生時間コントロール、合計時間コントロール、プログレスバーコントロール、一時停止ボタンコントロール及び横画面終了ボタンコントロールの少なくとも1つを含むことと、前記ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていると決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすることとのために配置される。
【0078】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置はさらに、前記ビデオ放送制御コンポーネントが含まれていないと決定することに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して前記横画面表示ページに表示すること、あるいは、前記横画面表示ページに対する第2のユーザ操作を検出していないことに応答して、前記横画面表示ページでの前記ターゲットビデオの表示時間が予め設定された時間に達したか否かを決定し、前記予め設定された時間に達したと決定することに応答して、前記横画面表示ページでの前記ビデオ放送制御コンポーネントを制御して非表示にすること、あるいは、前記横画面表示ページに対する第3のユーザ操作を検出したことに応答して、前記ビデオ放送制御コンポーネントを表示することのために配置される。
【0079】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置はさらに、前記横画面表示ページでの前記横画面終了ボタンコントロールに対する第4のユーザ操作を検出したことに応答して、前記再生ページを表示するように配置される。
【0080】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記装置における表示ユニットはさらに、前記ターゲットビデオを再生する端末機器の配置状態を決定し、前記横画面進入コントロールに対するクリック操作を検出したことに応答して、決定された配置状態に基づいて前記ターゲットビデオの横画面表示ページを表示するように配置される。
【0081】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、1つ又は複数のプロセッサと、前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ又は複数のプロセッサに前記任意の実施例に記載の方法を実現させる1つ又は複数のプログラムが記憶されている記憶装置と、を含む電子機器を提供する。
【0082】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、プロセッサによって実行されるとき、前記任意の実施例に記載の方法を実現させるコンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体を提供する。
【0083】
上記の記載は、本開示のいくつかの好ましい実施例及び使用される技術的原理の説明に過ぎない。本開示の実施例に係る発明の範囲は、前記技術的特徴の特定の組み合わせによる技術案に限定されるものではなく、前記技術的特徴又はその同等の特徴の任意の組み合わせによる他の技術案であっても、前記発明の要旨から逸脱しない範囲で含まれることは、当業者に理解されるべきである。例えば、前記特徴と本開示の実施例に開示される(が、これに限定されない)類似の機能を有する技術的特徴とを入れ替えて形成する技術案である。
【0084】
本願は、2020年2月11日に中国特許庁に提出された、出願番号が202010087512.1で、出願名称が「ビデオを表示するための方法、装置、電子機器及び媒体」である中国特許出願の優先権を主張する。その内容は、すべて援用により本願に組み込まれる。