(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-20
(45)【発行日】2023-12-28
(54)【発明の名称】服装生地加工用水洗装置
(51)【国際特許分類】
D06B 21/02 20060101AFI20231221BHJP
D06B 1/12 20060101ALI20231221BHJP
D06B 1/14 20060101ALI20231221BHJP
D06B 3/10 20060101ALI20231221BHJP
D06B 15/09 20060101ALI20231221BHJP
D06B 23/20 20060101ALI20231221BHJP
D06B 23/14 20060101ALI20231221BHJP
【FI】
D06B21/02
D06B1/12
D06B1/14
D06B3/10 Z
D06B15/09
D06B23/20
D06B23/14
(21)【出願番号】P 2023543335
(86)(22)【出願日】2021-03-27
(86)【国際出願番号】 CN2021083457
(87)【国際公開番号】W WO2022204835
(87)【国際公開日】2022-10-06
【審査請求日】2023-07-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】523272155
【氏名又は名称】蘇州名科紡織科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SUZHOU MINGKE TEXTILE TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 213, Building 6, China Shengze Textile Technology Pioneer Park, 1188 West Second Ring Road, Shengze Town, Wujiang District Suzhou, Jiangsu 215228, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】肖 海波
【審査官】斎藤 克也
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第108149413(CN,A)
【文献】中国実用新案第210737099(CN,U)
【文献】中国実用新案第211420529(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第112048859(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111748935(CN,A)
【文献】中国実用新案第208562804(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第106087304(CN,A)
【文献】国際公開第96/001919(WO,A1)
【文献】特開平5-317828(JP,A)
【文献】特開昭51-127277(JP,A)
【文献】中国実用新案第214168395(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06B1/00-23/30
D06C3/00-29/00
D06G1/00-5/00
D06H1/00-7/24
D06J1/00-1/12
D06L1/00-4/75
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
服装生地加工用水洗装置であって、洗浄ボックス(1)、撹拌モータ(2)、取り付けボックス(3)、接続部(4)、生地ローラ(5)、上制限ローラ(6)、下制限ローラ(7)、ガイドローラ(8)、偏心洗浄ローラ(9)、ブラシ板(11)、撹拌ロッド(12)、回転軸(13)、加熱フレーム(16)、加熱板(18)、送風ダクト(19)、排気用送風機(20)及び仕切板(21)を含み、
洗浄ボックス(1)の互いに離れた両側端面のそれぞれには、生地が通過するための2組の取り付け貫通穴が設けられ、洗浄ボックス(1)の側端面における2組の取り付け貫通穴の下端面は、それぞれ2組の接続部(4)の側端面に接続され、2組の生地ローラ(5)は、それぞれ2組の接続部(4)に取り付けられ、2組の生地ローラ(5)は、それぞれ接続部(4)に回転接続され、2組の上制限ローラ(6)は、洗浄ボックス(1)の内部に取り付けられ、2組の上制限ローラ(6)の上端面は、それぞれ洗浄ボックス(1)の上端の内壁に回転接続され、下制限ローラ(7)は、洗浄ボックス(1)の内壁に接続され、下制限ローラ(7)は、上制限ローラ(6)の真下に位置し、下制限ローラ(7)は、洗浄ボックス(1)の内壁に回転接続され、取り付けボックス(3)は、洗浄ボックス(1)の内部に取り付けられ、取り付けボックスの一側端面には、洗浄ボックス(1)の内部に洗浄液を加えるための注入口が設けられ、仕切板(21)は、取り付けボックス(3)の内部に取り付けられ、仕切板(21)は、取り付けボックス(3)を撹拌空間及び加熱空間に間仕切りし、撹拌モータ(2)は、洗浄ボックス(1)に取り付けられ、撹拌モータ(2)の出力軸は、回転軸(13)の一端に接続され、回転軸(13)の他端は、取り付けボックス(3)の内部の撹拌空間内に突入し、回転軸(13)の外周面は、それぞれ複数組の撹拌ロッド(12)の一端に接続され、
加熱フレーム(16)は、取り付けボックス(3)の内部の加熱空間内に取り付けられ、加熱フレーム(16)の内部に加熱板(18)が設けられ、取り付けボックス(3)における加熱フレーム(16)の位置には、加熱フレーム(16)の内部と取り付けボックス(3)の外部とを連通させるためのストリップ貫通穴(17)が設けられ、排気用送風機(20)は、取り付けボックス(3)の内部に取り付けられ、排気用送風機(20)の送風ダクト(19)は、加熱フレーム(16)の内部に突入して加熱フレーム(16)の内部と連通し、2組のガイドローラ(8)は、それぞれ取り付けボックス(3)の下端面の両側に回転接続され、複数組の偏心洗浄ローラ(9)は、洗浄ボックス(1)の底部の内壁に取り付けられ、複数組の偏心洗浄ローラ(9)は、洗浄ボックス(1)に回転接続され、ブラシ板(11)の上端面は、取り付けボックス(3)の下端面に接続され、ブラシ板(11)の下端面に複数組のブラシ(10)が設けられる、ことを特徴とする服装生地加工用水洗装置。
【請求項2】
駆動モータ(25)、第1プーリ(26)、第2プーリ(27)及び第3プーリ(30)を更に含み、
駆動モータ(25)は、洗浄ボックス(1)の一側端面に取り付けられ、駆動モータ(25)の出力軸は、第1プーリ(26)に接続され、複数組の第2プーリ(27)は、それぞれ複数組の偏心洗浄ローラ(9)の一端に接続され、第3プーリ(30)は、洗浄ボックス(1)の一側端面の生地ローラ(5)に接続され、第1プーリ(26)と、第2プーリ(27)と、第3プーリ(30)とは、ベルトで伝動して接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用水洗装置。
【請求項3】
排水管(23)を更に含み、
洗浄ボックス(1)の側端面の下端に排水口が設けられ、排水管(23)の一端の管口が排水口に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用水洗装置。
【請求項4】
排水管(23)にバルブが設けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の服装生地加工用水洗装置。
【請求項5】
洗浄ボックス(1)の上端面に注水口(24)が設けられ、注水口(24)は、取り付けボックス(3)の内部の撹拌空間と連通する、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用水洗装置。
【請求項6】
偏心洗浄ローラ(9)の外周面には、生地を迅速に洗浄するための複数組の弾性突出ブロックが設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用水洗装置。
【請求項7】
洗浄ボックス(1)の下端面に複数組の支持足が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用水洗装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、服装生地生産装置の技術分野に関し、特に服装生地加工用水洗装置に関する。
【背景技術】
【0002】
洗いざらし布は、特殊な染色プロセスにより処理され、軽い皺及び洗いざらしスタイルを有する織物であり、洗いざらし布の原料は、綿、ポリエステルと綿の混紡、ポリエステルフィラメントなどがあり、生地を生産加工する前、生地表面に付着した不純物及び残留した染料を洗浄する必要があり、後期の服装加工過程での品質を更に確保し、色差を回避する。従来の生地洗浄装置は、洗浄が不十分であり、排出された洗いざらし生地は、硬く、柔らかさが足りず、水洗効果の品質が基準を満たしていない。従来の生地洗浄装置は、加工過程で、手動で繰り返して調整し且つ水を加えて混合する必要があり、装置の使用過程で、大量の労働力と時間を消費する必要がある。
【発明の概要】
【0003】
(一)発明目的
背景技術に存在する技術課題を解決するために、本発明は、服装生地加工用水洗装置を提案し、排気用送風機により加熱後の空気を生地表面に吹き付けて生地表面の水分の蒸発を加速することができ、複数組の偏心洗浄ローラにより生地表面を容易に洗浄することができ、装置構成が簡単で、操作使用が容易である。
【0004】
(二)解決手段
本発明は、服装生地加工用水洗装置を提供し、この服装生地加工用水洗装置は、洗浄ボックス、撹拌モータ、取り付けボックス、接続部、生地ローラ、上制限ローラ、下制限ローラ、ガイドローラ、偏心洗浄ローラ、ブラシ板、撹拌ロッド、回転軸、加熱フレーム、加熱板、送風ダクト、排気用送風機及び仕切板を含み、
洗浄ボックスの互いに離れた両側端面のそれぞれには、生地が通過するための2組の取り付け貫通穴が設けられ、洗浄ボックスの側端面における2組の取り付け貫通穴の下端面は、それぞれ2組の接続部の側端面に接続され、2組の生地ローラは、それぞれ2組の接続部に取り付けられ、2組の生地ローラは、それぞれ接続部に回転接続され、2組の上制限ローラは、洗浄ボックスの内部に取り付けられ、2組の上制限ローラの上端面は、それぞれ洗浄ボックスの上端の内壁に回転接続され、下制限ローラは、洗浄ボックスの内壁に接続され、下制限ローラは、上制限ローラの真下に位置し、下制限ローラは、洗浄ボックスの内壁に回転接続され、取り付けボックスは、洗浄ボックスの内部に取り付けられ、取り付けボックスの一側端面には、洗浄ボックスの内部に洗浄液を加えるための注入口が設けられ、仕切板は、取り付けボックスの内部に取り付けられ、仕切板は、取り付けボックスを撹拌空間及び加熱空間に間仕切りし、撹拌モータは、洗浄ボックスに取り付けられ、撹拌モータの出力軸は、回転軸の一端に接続され、回転軸の他端は、取り付けボックスの内部の撹拌空間内に突入し、回転軸の外周面は、それぞれ複数組の撹拌ロッドの一端に接続され、
加熱フレームは、取り付けボックスの内部の加熱空間内に取り付けられ、加熱フレームの内部に加熱板が設けられ、取り付けボックスにおける加熱フレームの位置には、加熱フレームの内部と取り付けボックスの外部とを連通させるためのストリップ貫通穴が設けられ、排気用送風機は、取り付けボックスの内部に取り付けられ、排気用送風機の送風ダクトは、加熱フレームの内部に突入して加熱フレームの内部と連通し、2組のガイドローラは、それぞれ取り付けボックスの下端面の両側に回転接続され、複数組の偏心洗浄ローラは、洗浄ボックスの底部の内壁に取り付けられ、複数組の偏心洗浄ローラは、洗浄ボックスに回転接続され、ブラシ板の上端面は、取り付けボックスの下端面に接続され、ブラシ板の下端面に複数組のブラシが設けられる。
【0005】
好適には、駆動モータ、第1プーリ、第2プーリ及び第3プーリを更に含み、
駆動モータは、洗浄ボックスの一側端面に取り付けられ、駆動モータの出力軸は、第1プーリに接続され、複数組の第2プーリは、それぞれ複数組の偏心洗浄ローラの一端に接続され、第3プーリは、洗浄ボックスの一側端面の生地ローラに接続され、第1プーリと、第2プーリと、第3プーリとは、ベルトで伝動して接続される。
【0006】
好適には、排水管を更に含み、
洗浄ボックスの側端面の下端に排水口が設けられ、排水管の一端の管口は、排水口に接続される。
【0007】
好適には、排水管にバルブが設けられる。
【0008】
好適には、洗浄ボックスの上端面に注水口が設けられ、注水口は、取り付けボックスの内部の撹拌空間と連通する。
【0009】
好適には、偏心洗浄ローラの外周面には、生地を迅速に洗浄するための複数組の弾性突出ブロックが設けられる。
【0010】
好適には、洗浄ボックスの下端面に複数組の支持足が設けられる。
【0011】
本発明の上記技術的解決手段は、従来技術に比べて以下の有益な技術的効果を有する。
【0012】
本発明では、使用時に洗浄すべき生地の一端を1組の生地ローラから上制限ローラと下制限ローラとの間を引張りながら通過させ、その後にガイドローラを迂回させて複数組の偏心洗浄ローラとブラシとの間を通過させ、その後にもう1組のガイドローラを迂回させてもう1組の上制限ローラと下制限ローラとの間を通過させ、その後に取り付けボックスの内部に洗浄液及び水を加え、撹拌モータをオンにして水と洗浄液を十分に撹拌し、撹拌後の洗浄液は、取り付けボックスの下端開口を介して洗浄ボックスの内部に入り、
本発明では、洗浄後の生地がストリップ貫通穴を通過する時、排気用送風機は、加熱板により加熱された空気を生地の表面に吹き付けて生地表面の水分の蒸発を加速し、迅速に乾かすことができ、後続の工程を容易に行うことができ、
本発明では、駆動モータと、第1プーリと、第2プーリと、第3プーリとの組み合わせ使用により、洗浄ボックスの内部を移動するように生地を容易に駆動することができ、生地をブラシにプラスして生地表面の残存した染料及び不純物を除去するように偏心洗浄ローラを駆動することができ、
本発明では、偏心洗浄ローラの外周面には、生地を迅速に洗浄するための複数組の弾性突出ブロックが設けられることで、ブラシと生地との間の接触力を増加させ、生地を押し上げてブラシが生地をよりきれいに除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明による服装生地加工用水洗装置の断面構造模式図である。
【
図2】本発明による服装生地加工用水洗装置の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより明確及び明瞭にするために、以下、具体的な実施形態を挙げて図面を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。理解すべきなのは、これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。なお、以下の説明では、本発明の概念が不必要に混淆されないように、公知構造及び技術についての説明を省略している。
【0015】
図1~
図2に示すように、本発明による服装生地加工用水洗装置は、洗浄ボックス1、撹拌モータ2、取り付けボックス3、接続部4、生地ローラ5、上制限ローラ6、下制限ローラ7、ガイドローラ8、偏心洗浄ローラ9、ブラシ板11、撹拌ロッド12、回転軸13、加熱フレーム16、加熱板18、送風ダクト19、排気用送風機20及び仕切板21を含み、
洗浄ボックス1の互いに離れた両側端面のそれぞれには、生地が通過するための2組の取り付け貫通穴が設けられ、洗浄ボックス1の側端面における2組の取り付け貫通穴の下端面は、それぞれ2組の接続部4の側端面に接続され、2組の生地ローラ5は、それぞれ2組の接続部4に取り付けられ、2組の生地ローラ5は、それぞれ接続部4に回転接続され、2組の上制限ローラ6は、洗浄ボックス1の内部に取り付けられ、2組の上制限ローラ6の上端面は、それぞれ洗浄ボックス1の上端の内壁に回転接続され、下制限ローラ7は、洗浄ボックス1の内壁に接続され、下制限ローラ7は、上制限ローラ6の真下に位置し、下制限ローラ7は、洗浄ボックス1の内壁に回転接続され、取り付けボックス3は、洗浄ボックス1の内部に取り付けられ、取り付けボックスの一側端面には、洗浄ボックス1の内部に洗浄液を加えるための注入口が設けられ、仕切板21は、取り付けボックス3の内部に取り付けられ、仕切板21は、取り付けボックス3を撹拌空間及び加熱空間に間仕切りし、撹拌モータ2は、洗浄ボックス1に取り付けられ、撹拌モータ2の出力軸は、回転軸13の一端に接続され、回転軸13の他端は、取り付けボックス3の内部の撹拌空間内に突入し、回転軸13の外周面は、それぞれ複数組の撹拌ロッド12の一端に接続され、
加熱フレーム16は、取り付けボックス3の内部の加熱空間内に取り付けられ、加熱フレーム16の内部に加熱板18が設けられ、取り付けボックス3における加熱フレーム16の位置には、加熱フレーム16の内部と取り付けボックス3の外部とを連通させるためのストリップ貫通穴17が設けられ、排気用送風機20は、取り付けボックス3の内部に取り付けられ、排気用送風機20の送風ダクト19は、加熱フレーム16の内部に突入して加熱フレーム16の内部と連通し、2組のガイドローラ8は、それぞれ取り付けボックス3の下端面の両側に回転接続され、複数組の偏心洗浄ローラ9は、洗浄ボックス1の底部の内壁に取り付けられ、複数組の偏心洗浄ローラ9は、洗浄ボックス1に回転接続され、ブラシ板11の上端面は、取り付けボックス3の下端面に接続され、ブラシ板11の下端面に複数組のブラシ10が設けられる。
【0016】
本発明では、使用時に洗浄すべき生地の一端を1組の生地ローラ5から上制限ローラ6と下制限ローラ7との間を引張りながら通過させ、その後にガイドローラ8を迂回させて複数組の偏心洗浄ローラ9とブラシ10との間を通過させ、その後にもう1組のガイドローラ8を迂回させてもう1組の上制限ローラ6と下制限ローラ7との間を通過させ、その後に取り付けボックス3の内部に洗浄液及び水を加え、撹拌モータ2をオンにして水と洗浄液を十分に撹拌し、撹拌後の洗浄液は、取り付けボックス3の下端開口を介して洗浄ボックス1の内部に入り、
説明すべきこととして、洗浄後の生地がストリップ貫通穴を通過する時、排気用送風機20は、加熱板18により加熱された空気を生地の表面に吹き付けて生地表面の水分の蒸発を加速し、迅速に乾かすことができ、後続の工程を容易に行うことができ、
1つの選択可能な実施例では、駆動モータ25、第1プーリ26、第2プーリ27及び第3プーリ30を更に含み、
駆動モータ25は、洗浄ボックス1の一側端面に取り付けられ、駆動モータ25の出力軸は、第1プーリ26に接続され、複数組の第2プーリ27は、それぞれ複数組の偏心洗浄ローラ9の一端に接続され、第3プーリ30は、洗浄ボックス1の一側端面の生地ローラ5に接続され、第1プーリ26と、第2プーリ27と、第3プーリ30とは、ベルトで伝動して接続される。
【0017】
説明すべきこととして、駆動モータ25と、第1プーリ26と、第2プーリ27と、第3プーリ30との組み合わせ使用により、洗浄ボックス1の内部を移動するように生地を容易に駆動することができ、生地をブラシにプラスして生地表面の残存した染料及び不純物を除去するように偏心洗浄ローラ9を駆動することができ、
1つの選択可能な実施例では、排水管23を更に含み、
洗浄ボックス1の側端面の下端に排水口が設けられ、排水管23の一端の管口は、排水口に接続される。
【0018】
1つの選択可能な実施例では、排水管23にバルブが設けられる。
【0019】
1つの選択可能な実施例では、洗浄ボックス1の上端面に注水口24が設けられ、注水口24は、取り付けボックス3の内部の撹拌空間と連通する。
【0020】
1つの選択可能な実施例では、偏心洗浄ローラ9の外周面には、生地を迅速に洗浄するための複数組の弾性突出ブロックが設けられる。
【0021】
説明すべきこととして、偏心洗浄ローラ9の外周面には、生地を迅速に洗浄するための複数組の弾性突出ブロックが設けられることで、ブラシ10と生地との間の接触力を増加させ、生地を押し上げてブラシが生地における不純物をよりきれいに除去することができ、
1つの選択可能な実施例では、洗浄ボックス1の下端面に複数組の支持足が設けられる。
【0022】
理解されたいのは、本発明の上記具体的な実施形態は、あくまでも本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明に対する制限を構成しない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱ことなく行われた任意の修正、同等的置換、改良等は、全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。なお、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲及び境界、又はこれらの範囲及び境界の同等の形態内の全ての変更及び修正例をカバーすることを意図している。
【符号の説明】
【0023】
1 洗浄ボックス
2 撹拌モータ
3 取り付けボックス
4 接続部
5 生地ローラ
6 上制限ローラ
7 下制限ローラ
8 ガイドローラ
9 偏心洗浄ローラ
10 ブラシ
11 ブラシ板
12 撹拌ロッド
13 回転軸
16 加熱フレーム
17 ストリップ貫通穴
18 加熱板
19 送風ダクト
20 排気用送風機
21 仕切板
23 排水管
24 注水口
25 駆動モータ
26 第1プーリ
27 第2プーリ
30 第3プーリ