特許7408041IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

環境保護の分野に関し、具体的に、水環境中の残留抗生物質に対するマルチレ ベルのリスク評価方法および評価システム

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は以下の有益な効果を有する。
(1)本発明の水環境中の残留抗生物質に対するマルチレベルのリスク評価方法は、リス
クを有する水環境目標抗生物質または目標抗生物質誘導体に対してカスケード評価を行い
、まず目標抗生物質または目標抗生物質誘導体を初期スクリーニングし、条件を満たせば
微生物薬品耐性評価に移行して次の評価を行い、薬品耐性の相違について、継続的に高レ
ベル評価およびリスク評価を行うか、または評価を終了し、最終的にMSC値を得、これ
は薬品耐性遺伝子を持つ微生物が対応の抗生物質濃度Cよりも高い抗生物質条件下で濃縮
され、微生物群集における薬品耐性遺伝子の相対存在量が増加することを示す。
(2)本発明の水環境中の残留抗生物質に対するマルチレベルのリスク評価方法は、環境
残留性と微生物薬品耐性を組み合わせることにより、目標抗生物質または目標抗生物質誘
導体が残留性と薬品耐性がある場合には高リスク評価を行い、残留性がなく薬品耐性があ
る場合には適時に高レベルリスク評価を行うという、より正確な評価方法を実現すること
ができる。
(3)本発明の水環境中の残留抗生物質に対するマルチレベルのリスク評価方法は、実験
方法により、MSC値を正確に測定し、抗生物質濃度Cを横座標、目標溶液DNAまたは
細菌DNAに対応する選択性係数Sを縦座標とし、logisticモデルでフィッティ
ングして目標溶液DNAまたは細菌DNAのMSC値を得、その小さいMSC値を管理基
準とする。
(4)本発明の水環境中の残留抗生物質に対するマルチレベルのリスク評価方法で得られ
た評価結果は、水環境の連続監視、発生源分析および発生源管理において重要な役割を果
たし、評価結果によると、点源による汚染について調査・処罰、期限是正などの行政措置
を適用でき、面源による汚染について生態学的リスクの高い抗生物質種の使用を関連地域
で制限または禁止することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の方法のフローチャートである。
【図2】 本発明の実験例における相対存在量と抗生物質耐性遺伝子の濃度を示す模式図である。

代表図 図1本件の代表的な図

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