技術分野
屋根や壁が二重構造であり、外装材と内装材との間に通気層を設けた建物で、通気量を調整する開閉装置を設ける事により年間を通して室内冷暖房費を最小限にするゼロエネルギー省エネ構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】年間を通して効果的な省エネ効果を生み出すことができる省エネ構造を提供する。
【解決手段】ゼロエネルギー省エネ構造1は、外側部材2と、外側部材2の内側に設けられた内側部材3と、外側部材2と内側部材3との間に形成された通気層4と、を有する二重の外装構造を有する建物におけるものであって、通気層4の上部又は下部或いは途中に、通気層4を流れる空気の通気量を調整する開閉装置5が設けられている。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
一般住宅では、屋外から室内に侵入する熱及び室内の湿気を排出する目的で従来から外装材の間を通気する構造が施工されている。建物を移動する熱は、夏場は屋外から室内に向けて、冬場は室内から屋外に向けて季節により変化する。夏、屋外から外壁に吸収された熱は、壁内を流れる空気に伝達され対流熱となって屋外に放出される。この壁内を流れる空気は、気温の上昇につれて熱膨張、ドラフト効果も相まって流速は益々早くなる。この時、屋外からの熱の多くは排出されるが、同時に流速が早いと室内側に熱を供給する事になり省エネ効果は小さくなる。一方、冬場は、室内からの熱が通気層を通って、屋外に排出されるので、室内の熱効率は非常に悪くなる。あるハウスメーカーによれば、冬場の暖房費の15%から50%の熱が排出されると言うデーターが報告されている。住宅等では、この様な構造を基本としているが、その目的は概ね冬場室内に発生した湿気をこの通気層を通って屋外に排出する断熱材の結露対策である。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る省エネ構造は、外側部材と、外側部材の内側に設けられた内側部材と、外側部材と内側部材との間に形成された通気層とを有する二重の外装構造を有する建物における省エネ構造であって、通気層の上部又は下部或いは途中に、通気層を流れる空気の通気量を調整する開閉装置が設けられていることを特徴とする。
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
従来の通気構造では、夏の暑さ対策には効果的であるが、冬の寒さはマイナス効果となっていた。その為、寒冷地の利用は非常に難しかった。
本発明に係る省エネ構造は、通気層を流れる空気の通気量を調整する開閉装置が設けられているため、暑さも寒さも調整されるため、全国どこでも効率的に使用する事が出来る。
また、これ迄、種々の工法で建物の省エネに取り組んできたが概ね30%位が限度で有った。本発明に係る省エネ構造では、冷暖両面の温度調節が可能となり、屋根だけでも省エネ60%を達成できる事は非常に画期的な事である。
本発明に係る省エネ構造では、開閉装置に形状記憶合金を使用するため、エネルギーゼロで省エネ効果を発揮できる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造を二重屋根構造に形成した際の棟部の断面図である。
【図2】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造を建物に形成した際の建物の断面図である。
【図3】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造において、仕切り板を二重構造である建物の壁面に仕切り板を設けた際の説明図である。
【図4】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造を凹凸屋根構造に形成した際の断面図である。
【図5】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造の開閉装置の形状記憶合金で構成される開閉部を示す図である。
【図6】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造の開閉装置の開閉を説明するための図である。(a)は閉状態を示し、(b)は開状態を示している。
【図7】
本発明のゼロエネルギー省エネ構造の開閉装置が設けられた例を説明するための図である。
1 ゼロエネルギー省エネ構造(省エネ構造)
2 外装材(外側部材)
3 内装材(内側部材)
4 通気層
5 開閉装置
6 アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材(高反射率素材)
7 棟板金
8 中間自動温度開閉装置
10 基材
11 貫通孔
12 スライド部材(開閉部材)
13 スプリング
20 仕切り板
21 金具
22 貫通孔
23 ボルト
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