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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-22
(45)【発行日】2024-01-05
(54)【発明の名称】画像読取装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/10 20060101AFI20231225BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20231225BHJP
   G03B 27/50 20060101ALI20231225BHJP
   G03B 27/62 20060101ALI20231225BHJP
   G03G 15/04 20060101ALI20231225BHJP
   G03G 21/16 20060101ALI20231225BHJP
【FI】
H04N1/10
H04N1/00 519
G03B27/50 A
G03B27/62
G03G15/04 114
G03G21/16 147
G03G21/16 152
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019211124
(22)【出願日】2019-11-22
(65)【公開番号】P2021083025
(43)【公開日】2021-05-27
【審査請求日】2022-11-21
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100101498
【弁理士】
【氏名又は名称】越智 隆夫
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(74)【代理人】
【識別番号】100136799
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 亜希
(72)【発明者】
【氏名】瓜田 彰
【審査官】花田 尚樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-115043(JP,A)
【文献】特開2016-158068(JP,A)
【文献】特開2007-015776(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/04 - 1/207
H04N 1/00
G03B 27/50
G03B 27/58 -27/64
G03G 13/04 -13/056
15/00
15/04 -15/047
15/056
G03G 13/00
21/16 -21/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿が載置される原稿台と、
前記原稿台を支持する筐体と、
記筐体の中を第1方向に移動しながら前記原稿からの反射光を受光することによって前記原稿台上に載置された前記原稿の画像を読み取る撮像素子と、
前記原稿台の下方且つ前記筐体内に設けられ、前記原稿のサイズを識別するために、前記原稿台上に前記原稿があるか否かを検出するセンサと、
前記筐体内に設けられ、前記センサを保持する保持部材と、
を有し、
前記保持部材は、第1サイズ規格を識別するための第1位置と第2サイズ規格を識別するための第2位置とに前記筐体の中において前記第1方向に移動可能であり、
前記保持部材には、前記保持部材を前記第1方向に移動させるために操作者によって使用される操作部が設けられており、
前記保持部材は、前記第1方向に直交し且つ前記原稿が載置される前記原稿台の面に平行である第2方向に交差する壁に設けられた開口部を通って第1空間から第2空間に延在しており、
前記壁は、前記第2方向において前記第1空間と前記第2空間との間に設けられており、
前記センサ及び前記撮像素子は、前記第1空間に配置されており、
前記操作部は、前記第2空間に配置され、
前記筐体の上面且つ前記原稿台の後側には、制御基板と前記第2空間とを覆う第1カバー部材が取り付けられ、
前記第1カバー部材には、前記第1カバー部材に設けられた前記第2空間を露出させる開口を覆う第2カバー部材が取り付けられ、
前記第1カバー部材が取り付けられている状態で、前記第1カバー部材から前記第2カバー部材が取り外されることにより、前記操作部は露出した前記開口を介して操作可能となることを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記第2カバー部材は、前記保持部材に向けて突出する規制部を有し、
前記規制部は、前記保持部材の近傍に位置し、前記保持部材の前記第1方向への移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記制御基板は、電気ケーブルによって前記撮像素子に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像読取装置は、原稿台ガラス上に載置された原稿の画像を、撮像素子を有する読取ユニットを所定方向に移動させながら読み取る。一般に、画像読取装置によって読み取られる原稿は、いわゆる定形と呼ばれるサイズ規格に従ったサイズを有するものが多い。サイズ規格は、例えば、A系、B系及びインチ系である。画像読取装置は、原稿台ガラス上に載置された原稿のサイズを識別するために反射型光センサを有している。一般的に、原稿のサイズ規格は、画像読取装置が使用される国・地域によって異なる。そのため、異なるサイズ規格の原稿のサイズを識別できるように、複数の反射型光センサが各サイズ規格に応じた位置に配置される必要がある。しかし、複数の反射型光センサを設けることは、コスト増加となる。そこで、特許文献1は、反射型光センサを保持する保持部材が筐体内において移動可能に配置された画像読取装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2019-115043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像読取装置が使用される国・地域の原稿のサイズ規格に従って反射型光センサを移動させる作業は、製造ラインスタッフや市場でのサービスマン(以下、総称して作業者という)によって行われる。特許文献1によれば、反射型光センサを保持する保持部材の一端部に把持部が設けられ、保持部材の一端部は、筐体の後側の壁に設けられた開口部を通り、壁の後側の空間へ延在している。壁の後側の空間は、後カバーによって覆われている。反射型光センサの位置を変更するためには、作業者は、後カバーを取り外して保持部材の把持部を操作する。後カバーは、筐体の後側又は左右からネジによって固定されている。そのため、作業者は、反射型光センサの位置を変更するために、ネジを取り外して後カバーの着脱を行うといった余計な作業を行わなければならない。
【0005】
そこで、本発明は、原稿のサイズを識別するためのセンサの位置を容易に変更することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施例による画像読取装置は、
原稿が載置される原稿台と、
前記原稿台を支持する筐体と、
記筐体の中を第1方向に移動しながら前記原稿からの反射光を受光することによって前記原稿台上に載置された前記原稿の画像を読み取る撮像素子と、
前記原稿台の下方且つ前記筐体内に設けられ、前記原稿のサイズを識別するために、前記原稿台上に前記原稿があるか否かを検出するセンサと、
前記筐体内に設けられ、前記センサを保持する保持部材と、
を有し、
前記保持部材は、第1サイズ規格を識別するための第1位置と第2サイズ規格を識別するための第2位置とに前記筐体の中において前記第1方向に移動可能であり、
前記保持部材には、前記保持部材を前記第1方向に移動させるために操作者によって使用される操作部が設けられており、
前記保持部材は、前記第1方向に直交し且つ前記原稿が載置される前記原稿台の面に平行である第2方向に交差する壁に設けられた開口部を通って第1空間から第2空間に延在しており、
前記壁は、前記第2方向において前記第1空間と前記第2空間との間に設けられており、
前記センサ及び前記撮像素子は、前記第1空間に配置されており、
前記操作部は、前記第2空間に配置され、
前記筐体の上面且つ前記原稿台の後側には、制御基板と前記第2空間とを覆う第1カバー部材が取り付けられ、
前記第1カバー部材には、前記第1カバー部材に設けられた前記第2空間を露出させる開口を覆う第2カバー部材が取り付けられ、
前記第1カバー部材が取り付けられている状態で、前記第1カバー部材から前記第2カバー部材が取り外されることにより、前記操作部は露出した前記開口を介して操作可能となることを特徴とする。

【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、原稿のサイズを識別するためのセンサの位置を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施例1の画像読取装置の斜視図。
図2】画像読取装置の後側部分の上面図。
図3図1のIII-III線に沿って取った画像読取装置の断面図。
図4】保持部材の斜視図。
図5】後カバーが取り外された画像読取装置の斜視図。
図6】実施例2の画像読取装置の斜視図。
図7】開口部カバーと保持部材を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本実施の形態による画像読取装置(原稿読取装置ともいう)10を説明する。本実施の形態では、プラテンガラス(以下、原稿台ガラスという)201に載置された原稿を原稿台ガラス201に向けて押圧する圧板(不図示)を備える回動ユニットが画像読取装置10に対して回動可能に設けられている。なお、画像読取装置10は、イメージスキャナーとして単独で用いられてもよいことは勿論のこと、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を備えた複合機などの画像形成装置に設けられてもよい。また、本実施の形態において、原稿には、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などが含まれる。加えて、原稿は、白紙でも片面又は両面に画像が形成されていてもよい。更に、以下の説明においては、回動ユニットの回動軸に垂直かつ原稿台ガラス201に平行な方向(以下、主走査方向MSと称する)における画像読取装置10の中央の位置に関して、回動ユニットの回動軸に近い側を後側という。また、主走査方向における画像読取装置10の中央の位置に関して、後側と反対の側を前側という。
【実施例1】
【0010】
(画像読取装置)
図1は、実施例1の画像読取装置10の斜視図である。画像読取装置10は、原稿台ガラス201、走査ユニット(以下、読取ユニットという)202、駆動装置としてのモータ(不図示)、筐体204、後カバー205及び駆動ベルト207を有する。原稿台ガラス201は、筐体204に支持されている。原稿は、原稿台ガラス201の上に載置される。読取ユニット202は、原稿台ガラス201の下に配置されている。原稿台ガラス201の上に載置された原稿は、圧板によって原稿台ガラス201に押圧される。筐体204の中で、モータ(不図示)は、駆動ベルト207を介して読取ユニット202を副走査方向(以下、移動方向という)MDへ移動させる。読取ユニット202は、モータにより移動方向(所定方向)MDへ移動されながら、原稿台ガラス201の上に載置された原稿の画像を読み取る。
【0011】
読取ユニット202は、撮像素子(不図示)を有する。読取ユニット202は、縮小光学系の読取装置である。しかし、読取ユニット202は、これに限らず密着光学系(コンタクトイメージセンサ)の読取装置であってもよい。例えば、読取ユニット202は、移動方向MDに直交する主走査方向MSに延在するラインイメージセンサを有していてもよい。
【0012】
画像読取装置10は、原稿台ガラス201の上に載置された原稿の副走査方向におけるサイズを検出するサイズ検出器(原稿センサ)としての反射型光センサ100が設けられている。反射型光センサ100は、保持部材101によって保持されている。保持部材101は、画像読取装置10の本体枠体(以下、筐体という)204の内部に設けられている。原稿台ガラス201は、筐体204の頂部204tの開口204dを覆うように筐体204に支持されている。また、図5を用いて後述するように、筐体204の後側には、読取ユニット202及び反射型光センサ100を制御する制御基板250が取り付けられている。そして、制御基板250が設けられている空間PSを覆うように後カバー205が筐体204に取り付けられている。後カバー205は、筐体204の後側又は左右からネジによって筐体204に固定されている。後カバー205には、その上面に後カバー開口部(以下、開口部という)205aが設けられている。
【0013】
図2は、画像読取装置10の後側部分の上面図である。把持部102は、開口部205aを介して操作可能な位置に設けられている。なお、把持部102は、後カバー205の上面よりも下方に位置していてもよいし、後カバー205の上面よりも上方に開口部205aから突出していてもよい。ユーザは、開口部205aを介して反射型光センサ100を保持する保持部材101の把持部102を操作することが可能である。
【0014】
図3は、図1のIII‐III線に沿って取った画像読取装置10の断面図である。図3は、筐体204の後側の壁204aを正面に示している。筐体204の後側の壁204aには、筐体開口部204bが設けられている。保持部材101の一端部は、筐体開口部204bを通り、筐体204の後側の空間PS(図5)へ延在している。空間PS(図5)は、壁204aの後側である。保持部材101の把持部102は、筐体204の後側の空間PS(図5)に配置されている。
【0015】
(保持部材)
図4は、保持部材101の斜視図である。保持部材101は、一端部に把持部102が設けられ、他端部に反射型光センサ100が固定されている。保持部材101は、樹脂材料で形成されている。作業者は、反射型光センサ100の位置を調整するときに、壁204aの後側の上方から把持部102を操作することによって反射型光センサ100を移動方向MDに移動させることができる。
【0016】
(反射型光センサ)
反射型光センサ100は、画像読取装置10の筐体204の内部に収納されている。反射型光センサ100は、赤外光線を出射する発光部121と赤外光線を受光する受光部122とを有する。反射型光センサ100は、発光部121から赤外光線を出射し、原稿台ガラス201上に載置された原稿からの反射光を受光部122によって受光する。反射型光センサ100は、受光部122によって受光された受光量に基づいて原稿の有無を検出する。
【0017】
(制御基板)
図5は、後カバー205が取り外された画像読取装置10の斜視図である。前述したように、壁204aの後側の空間PSには制御基板250が配置されている。制御基板250は、読取ユニット202、反射型光センサ100、モータ類及びセンサ類に電気ケーブル251によって接続されている。画像読取装置10が例えば画像形成装置に装着されている場合には、制御基板250は、画像形成装置の制御基板と通信するために画像形成装置の制御基板に電気ケーブル251によって接続されている。
【0018】
(原稿サイズの識別)
制御部としての制御基板250は、反射型光センサ100の位置と反射型光センサ100による原稿の有無の検出結果に基づいて、移動方向(副走査方向)MDにおける原稿のサイズを検出する。主走査方向MSにおける原稿のサイズは、読取ユニット202から出力される画像信号に基づいて検出される。そして、主走査方向MSにおける原稿のサイズと移動方向(副走査方向)MDにおける原稿のサイズに基づいて、原稿のサイズが決定される。
【0019】
一般に、原稿のサイズ規格は、国(地域)により大別される。日本では、A系及びB系のサイズ規格が適用されている。ヨーロッパでは、主にA系のサイズ規格が適用されている。北米では、主に、レター、リーガルなどのインチ系のサイズ規格が適用されている。例えば、画像読取装置10の出荷仕向け先の仕様に従ってA系のサイズ規格の原稿を検出する位置に反射型光センサ100が配置された場合、画像読取装置10は、インチ系のサイズ規格の原稿のサイズを正確に検出することが困難である。第1の実施例によれば、作業者は、開口部205aを介して保持部材101の把持部102を把持し、筐体204に対する反射型光センサ100の位置を使用されるサイズ規格に応じて変更できる。これにより、画像読取装置10は、原稿のサイズを正確に検出できる。
【0020】
画像読取装置10から後カバー205を取り外し、保持部材101の把持部102を把持し、反射型光センサ100の位置を変更しようとすると、壁204aの後側に設けられた電気ケーブル251が邪魔になり、保持部材101の操作性が損なわれる。本実施の形態では、作業者は、画像読取装置10の後側に取り付けられた後カバー205に設けられた開口部205aを介して保持部材101の把持部102を把持することができる。実施例1によれば、作業者は、後カバー205に設けられた開口部205aを介して把持部102を操作することができるので、保持部材101の操作性が制御基板250に接続されている電気ケーブル251によって邪魔されることがない。また、作業者は、反射型光センサ100の位置を変更するために、ネジを取り外して後カバー205の着脱を行うといった余計な作業を行わずに、反射型光センサ100の位置を変更することができる。したがって、反射型光センサ100の位置変更にかかる作業時間が短縮され、メンテナンス性が向上する。
【0021】
実施例1によれば、原稿台ガラス201に載置された原稿のサイズを識別するために、筐体204内に設けられ原稿台ガラス201の所定位置に原稿があるか否かを検出する反射型光センサ100の位置を容易に変更することができる。
【実施例2】
【0022】
以下、図6及び図7を参照して、実施例2を説明する。実施例2において、実施例1と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。実施例2の画像読取装置20は、以下に説明する開口部カバー300を除いて実施例1の画像読取装置10とほぼ同様の構造を有する。実施例2の保持部材101、反射型光センサ100及び制御基板250は、実施例1と同様の構造を有するので説明を省略する。
【0023】
図6は、実施例2の画像読取装置20の斜視図である。実施例2の画像読取装置20は、後カバー205に設けられた開口部205aを覆うように配置される開口部カバー300を有する。図7は、開口部カバー300と保持部材101を示す図である。開口部カバー300には、筐体204の内部へ突出する規制部301、302が設けられている。図7(a)及び図7(b)に示すように、規制部301、302は、保持部材101に対して(下方に)突出している。開口部カバー300が後カバー205に取り付けられた状態において、規制部301は、保持部材101の近傍に位置する。例えば、開口部カバー300が後カバー205に取り付けられた状態において、規制部301は、A系のサイズ規格の原稿を検出する位置に位置している反射型光センサ100(保持部材101)が移動可能方向(所定方向)MD1へ移動することを規制する。また、例えば、インチ系のサイズ規格の原稿を検出する位置に反射型光センサ100(保持部材101)が位置している場合に開口部カバー300が後カバー205に取り付けられた状態において、規制部302は、保持部材101の近傍に位置する。開口部カバー300が後カバー205に取り付けられた状態において、規制部302は、インチ系のサイズ規格の原稿を検出する位置に位置している反射型光センサ100(保持部材101)が移動可能方向(所定方向)MD1へ移動することを規制する。これにより、画像読取装置20の物流輸送中の振動に起因して保持部材101が意図しない位置へ移動することを防ぐことができる。
【0024】
なお、開口部カバー300が後カバー205に取り付けられた状態において、規制部302は、A系のサイズ規格の原稿を検出する位置に位置している反射型光センサ100(保持部材101)が移動可能方向(所定方向)MD1へ移動することを規制する。また、開口部カバー300が後カバー205に取り付けられた状態において、規制部301は、インチ系のサイズ規格の原稿を検出する位置に位置している反射型光センサ100(保持部材101)が移動可能方向(所定方向)MD1へ移動することを規制する。このような構成であってもよい。
【符号の説明】
【0025】
10、20 画像読取装置
100 反射型光センサ
101 保持部材
102 把持部
201 原稿台ガラス
202 読取ユニット
204 筐体
204a 壁
204b 筐体開口部
205 後カバー
205a 開口部
MD 所定方向
PS 空間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7