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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-22
(45)【発行日】2024-01-05
(54)【発明の名称】HARQコードブック構造
(51)【国際特許分類】
   H04W 28/04 20090101AFI20231225BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20231225BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20231225BHJP
   H04W 72/232 20230101ALI20231225BHJP
【FI】
H04W28/04 110
H04W28/06 110
H04W72/0446
H04W72/232
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2022508934
(86)(22)【出願日】2019-08-26
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-11-09
(86)【国際出願番号】 SE2019050782
(87)【国際公開番号】W WO2021040585
(87)【国際公開日】2021-03-04
【審査請求日】2022-04-08
(73)【特許権者】
【識別番号】598036300
【氏名又は名称】テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ファラハチ, ソロー
(72)【発明者】
【氏名】バルデメイアー, ロバート
(72)【発明者】
【氏名】ブランケンシップ, ユーフェイ
【審査官】伊藤 嘉彦
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/159298(WO,A1)
【文献】Ericsson,UCI Enhancements for NR URLLC[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #97 R1-1906092,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_97/Docs/R1-1906092.zip>,2019年05月04日
【文献】Intel Corporation,On enhancements to UCI for eURLLC[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #96bis R1-1904306,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_96b/Docs/R1-1904306.zip>,2019年04月03日
【文献】Intel Corporation,Enhancements to HARQ for NR-unlicensed[online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #98 R1-1908626,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_98/Docs/R1-1908626.zip>,2019年08月17日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 - 99/00
H04B 7/24 - 7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線アクセスネットワークにおいて無線デバイス(10)を動作させる方法であって、
前記無線デバイス(10)は、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成により構成されており、
前記方法は、サブスロット内で前記無線デバイス(10)により受信されたサブジェクト送信を報告する確認応答情報を、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示す受信されたタイミングインジケーションに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいて送信することを含み、
前記タイミングインジケーションは、ダウンリンク制御情報メッセージ内のビットパターンによって表され、前記ビットパターンは、固定HARQコードブックが使用されているか動的HARQコードブックが使用されているかに依存して異なるように解釈される
方法。
【請求項2】
無線アクセスネットワークにおいてネットワークノード(100)を動作させる方法であって、
1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成に基づいて、無線デバイス(10)から確認応答情報を受信することを含み、確認応答情報を前記受信することは、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示すタイミングインジケーションに基づくサブスロットに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいており、
前記タイミングインジケーションは、ダウンリンク制御情報メッセージ内のビットパターンによって表され、前記ビットパターンは、固定HARQコードブックが使用されているか動的HARQコードブックが使用されているかに依存して異なるように解釈される
方法。
【請求項3】
前記タイミングインジケーションは、前記サブスロット番号に対して利用可能な複数の値のうちの1つを示す
請求項1または2記載の方法
【請求項4】
前記サブスロットオフセットは、構成されているかまたは構成可能である
請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法
【請求項5】
前記受信されたタイミングインジケーションは、適用されることになる前記サブスロットオフセットを示す
請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法
【請求項6】
前記サブスロットオフセットは、前記確認応答情報に関係し一緒に報告される複数のサブジェクト送信の1つのグループを示し、前記1つのグループは、複数のサブジェクト送信の複数のグループのうちの1つである
請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法
【請求項7】
前記サブスロットオフセットは、報告されることになるサブジェクト送信をスケジュールするスケジューリング割り当ておよび/または報告されることになる前記サブジェクト送信の少なくとも1つのシグナリング特性に基づいて適用される
請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法
【請求項8】
確認応答情報の送信はHARQコードブックに基づいており、前記HARQコードブックは同じサブスロットオフセットに関連付けられた複数のサブジェクト送信に関係するHARQフィードバックを含む
請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法
【請求項9】
確認応答情報の送信は、固定HARQコードブックに基づいている
請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法
【請求項10】
前記タイミングインジケーションは、ダウンリンク制御情報メッセージ内のビットパターンによって表される
請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法
【請求項11】
請求項1乃至10の何れか1項に記載の方法を、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項12】
請求項11に記載のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読の記録媒体
【請求項13】
無線アクセスネットワークのための無線デバイス(10)であって、
前記無線デバイス(10)は、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成により構成されるのに適合しており、
前記無線デバイス(10)は、サブスロット内で前記無線デバイス(10)により受信されたサブジェクト送信を報告する確認応答情報を、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示す受信されたタイミングインジケーションに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいて送信するのに適合しており、
前記タイミングインジケーションは、ダウンリンク制御情報メッセージ内のビットパターンによって表され、前記ビットパターンは、固定HARQコードブックが使用されているか動的HARQコードブックが使用されているかに依存して異なるように解釈される
無線デバイス(10)。
【請求項14】
無線アクセスネットワークのためのネットワークノード(100)であって、前記ネットワークノード(100)は、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成に基づいて、無線デバイス(10)から確認応答情報を受信するのに適合しており、確認応答情報の前記受信は、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示すタイミングインジケーションに基づくサブスロットに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいており、
前記タイミングインジケーションは、ダウンリンク制御情報メッセージ内のビットパターンによって表され、前記ビットパターンは、固定HARQコードブックが使用されているか動的HARQコードブックが使用されているかに依存して異なるように解釈される
ネットワークノード(100)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、特に5Gネットワーク向けの無線アクセス技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
確認応答シグナリング(例えばHARQシグナリング)は、高信頼の通信を実現するために重要な役割を果たす。多くの場合、HARQコードブックは、特にそのサイズに関して、半静的に(または複数の送信タイミング構造にわたって固定的に)構成される。しかし、HARQシグナリングが報告すべきサブジェクト送信は、動的に変化する可能性がある。十分に信頼できるHARQシグナリングを確保するために、コードブックは、サブジェクト送信の最大ケースをカバーするのに十分な大きさを有するように構成され得る。しかし、報告すべきサブジェクト送信が少ないケースでは、コードブックのサイズを埋めるためにHARQシグナリングのパディングが必要となり、資源を浪費する可能性がある。これは、特に固定コードブックの文脈で、確認応答シグナリングのためのリソースを運ぶ可能性のあるサブスロットを導入した場合に当てはまる。一方、コードブックサイズを頻繁に変更すると、制御信号のオーバーヘッドが大きくなる可能性がある。
【発明の概要】
【0003】
サブスロット(例えば、半静的たは固定のコードブック)のコンテキストで確認応答シグナリングを、限られたシグナリングオーバーヘッドで柔軟に使用できるアプローチが開示されている。このアプローチは、特に3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト、標準化団体)に準拠した第5世代(5G)電気通信ネットワークまたは5G無線アクセス技術もしくはネットワーク(RAT/RAN)において、特に有利に実施される。適切なRANは、特に、例えばリリース15以降のNRに準拠したRAN、またはLTEエボリューションに準拠したRANであり得る。
【0004】
無線アクセスネットワークにおいて無線デバイスを動作させる方法が開示されている。前記無線デバイスは、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成により構成されている。前記方法は、サブスロットにおけるサブジェクト送信を報告する確認応答情報を、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示す受信されたタイミングインジケーションに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいて送信することを含む。
【0005】
また、無線アクセスネットワークのための無線デバイスが提案されている。前記無線デバイスは、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成により構成されるのに適合しており、前記無線デバイスは、サブスロットにおけるサブジェクト送信を報告する確認応答情報を、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示す受信されたタイミングインジケーションに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいて送信するのに適合している。
【0006】
無線アクセスネットワークにおいてネットワークノードを動作させる方法が考慮されている。前記方法は、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成に基づいて、無線デバイスから確認応答情報を受信することを含み、確認応答情報を前記受信することは、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示すタイミングインジケーションに基づくサブスロットに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいている。
【0007】
さらに、無線アクセスネットワークのためのネットワークノードが開示されている。前記ネットワークノードは、1つのスロットが複数のサブスロットを有することに従ったスロット構成に基づいて、無線デバイスから確認応答情報を受信するのに適合しており、確認応答情報の前記受信は、前記確認応答情報を送信するためのサブスロット番号を示すタイミングインジケーションに基づくサブスロットに基づいてかつサブスロットオフセットに基づいている。
【0008】
ここに記載されているアプローチは、サブスロットを使用するシナリオのための制御信号の効率的な使用を可能にする。特に、サブスロット番号で可能な番号のそれぞれに対応するビットを保持する固定コードブックは、総ビット数を少なく制限することができ、潜在的なオーバーヘッドを制限することができ、より小さいコードブックを使用することができるため、サブジェクト送信をより適切にカバーすることができる。これは特に、固定コードブックの場合、関連する送信機会にサブジェクト送信が予定されていなくても、サブジェクト送信のためにビットを送信しなければならないことになる。
【0009】
複数のサブスロットを有するスロットは、アップリンクスロットであってもよい。スロットの各サブスロットは、そのスロットの1つ以上のシンボル(シンボル時間間隔)を構成および/またはカバーしてもよい。異なるサブスロットは、同じ数のシンボルを有していてもよいし、異なる数のシンボルを有していてもよい。スロットの構成は、上位層のシグナリング、例えば、RRCシグナリングおよび/またはMACシグナリングで構成されてもよい。ダウンリンクでは、構成されたサブスロットが存在しない場合や、異なるスロット構成である場合があることに留意すべきである。確認応答情報の送信のために示されたサブスロットは、適切なリソースが利用可能なサブスロットであってもよく、例えば、構成されたPUCCHリソースおよび/またはPUSCHリソースである。確認応答情報は、利用可能なリソース上で、例えばコードブックに従って送信されてもよい。確認応答情報を受信することは、一般に、サブスロットで送信されたシグナリングを確認応答情報と関連付けること、および/または対応するリソースを監視すること、および/または受信したシグナリングを対応するように復号および復調することを含んでもよい。確認応答情報を受信することは、受信した確認応答情報に基づいてデータの再送および/または送信を行うことを含んでもよく、例えば、ACKが信号されている場合は新しいデータを、そうでない場合(NACKが信号されている場合)は再送を行うことを含んでもよい。確認応答情報を受信することは、サブジェクト信号を送信すること、および/または無線デバイスにスロット番号および/またはスロットオフセットを設定すること、および/またはスロットオフセットを示すことからなる、および/またはそれに基づくものであってもよい。一般的に、スロット構成は、複数のスロットまたは無線フレームにわたって有効(スロットに関係する)である可能性があり、例えば、サブジェクトの送信および/または確認応答情報の送信が意図され、予定され、または構成されているスロットをカバーする。スロット構成は、例えば、RRCシグナリングおよび/またはMACシグナリングのような上位層シグナリングを用いて、構成解除または再構成されるまで有効であってもよい。
【0010】
一般に、タイミングインジケーションは、確認応答情報の送信に利用可能な複数の値のうちの1つを示していると考えてよい。複数の値は、例えば、RRCまたはMACシグナリングのような上位層シグナリングを用いて構成または設定可能であってもよく、および/または、事前に定義されていてもよい。また、複数の値は、一組の値であってもよい。タイミングインジケーションは、例えばセット内の値にインデックスを付けたり、その値を示したりする。タイミングインジケーションは、例えば、セット内にN個の異なる可能性のある値がある場合、N個の異なる値をカバーすることができる2の最小の累乗など、異なる値をカバーすることができるビット単位のサイズを有していてもよい。Nは、例えば、2~8、16、32のいずれかである。このように、限られたオーバーヘッドで、異なる値に対する大きな柔軟性が提供される。各値は整数であってもよく、例えば0以上、例えば1と32の間、1と16の間、1と8の間、より一般的には2^oと2^pの間であってもよく、ここでo<p、および/またはoは0と2の間(例えば1)、および/またはpは2と5の間であってもよい。
【0011】
表示されるスロット番号は、一般的には、参照時刻に対するサブスロットの番号を示すことがある。場合によっては、サブスロット番号は、k1値(DCIの時間表示)に対応すると考えてもよい。参照時刻は、発生の終了または開始に対応してもよく、例えば、サブジェクト送信、または、場合によっては、サブジェクト送信および/または確認応答送信をスケジューリングする制御情報送信に対応してもよい。サブスロット番号「0」は、例えば、参照時刻が発生するサブスロットに対応し、サブスロット番号「1」は、次のサブスロットに対応するなどの場合がある。これは、参照時刻のスロット構造(これはダウンリンク送信にあってもよい)と、サブスロットが構成されてもよいアップリンクスロットとの間の時間シフト(例えば、タイミングの前進)を考慮してもよいことに留意すべきである。
【0012】
サブスロットオフセット、および/またはスロットオフセットの基本値は、例えばRRCやMACシグナリングのような上位層のシグナリングを用いて、設定または構成することができる。これにより、低いシグナリングオーバーヘッドで柔軟に対応することができる。一般的に、サブスロットオフセットまたはベース値は、サブスロット間隔、例えば、サブスロット数を表してもよい。サブスロットのオフセット、または適用されたオフセットを表すベース値の整数(0を含む)倍は、一般的に、送信に使用されるサブスロットに到達するために示されたスロット番号に追加されてもよい。
【0013】
いくつかの変形例では、受信したタイミングインジケーションは、適用されるサブスロットオフセット、および/または、適用される基本値の倍数を示すことができる。タイミングインジケーションは、オフセットを適用するかどうか(例えば、0は適用しない、1は適用する)、および/またはどの倍数を適用するかを表す、例えば1ビット以上のビットフィールドから構成されてもよい。また、タイミングインジケーションは、スロット番号を表すビットフィールドで構成されていても構わない。タイミングインジケーションは、一般的に、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ、例えば、スケジューリング割り当てスケジューリングサブジェクト送信、またはスケジューリンググラント(例えば、「PUSCH上のUCI」使用のためのもの)に含まれてもよい。
【0014】
サブスロットオフセットは、確認応答情報が関連し、一緒に報告されるサブジェクト送信のグループを示し、そのグループは、サブジェクト送信の複数のグループのうちの1つであると考えることができる。各グループは、例えば、1つのコードブックに従って、確認応答情報のための1つの送信機会に対応することができる。
【0015】
サブスロットオフセットは、報告されることになるサブジェクト送信をスケジュールするスケジューリング割り当ておよび/または報告されることになるサブジェクト送信の少なくとも1つのシグナリング特性に基づいて適用されてもよい。シグナリング特性は、スケジューリング割り当ておよび/またはサブジェクト送信の開始および/または終了に対応してもよい。場合によっては、シグナリング特性は、サブジェクト送信および/またはスケジューリング割り当ての受信および/または終了のスロット番号(および/または無線フレーム内のスロットの位置)に関係してもよい。サブセットオフセットは、複数のシグナリング特性の組み合わせに基づいて適用されてもよい。シグナリング特性からサブスロットオフセットへのマッピングは、例えば、RRCシグナリングおよび/またはMACシグナリングを用いて、構成または設定可能であると考えてよい。
【0016】
確認応答情報の送信は、HARQコードブックに基づいて行われてもよく、HARQコードブックは、同じサブスロットオフセットに関連付けられたサブジェクト送信に関連するHARQフィードバックまたは確認応答情報を構成および/または構造化してもよいと考えられる。したがって、確認応答情報はグループ化されてもよい。
【0017】
一般に、確認応答情報の送信は、固定HARQコードブックに基づいてもよい。HARQコードブックのサイズは、スロット番号に対する可能な値の数N(例えば、構成された又は予め定義された値のセットのサイズ)に基づいて決定されてもよく、及び/又は対応していてもよい。スロットオフセットでは、そのような値の数が少なくて済み、したがってコードブックのサイズはより管理しやすい。
【0018】
一般的に、タイミングインジケーションはダウンリンク制御情報メッセージのビットパターンで表され、ビットフィールドに関連付けられていることがある。ビットパターンは、スロット番号を示すものであってもよい。いくつかの変形例では、ビットパターンはさらに、適用されるスロットオフセットに対応する(1ビット以上、例えば1ビットまたは2ビットの)ビットフィールドまたはビットパターンを含んでいてもよく、例えば、適用される構成された(基本)値の倍数を示している。
【0019】
いくつかの変形例では、タイミングインジケーションは、ダウンリンク制御情報メッセージ内のビットパターンで表されてもよい。ビットパターンは、固定HARQコードブックが使用されるか、動的HARQコードブックが使用されるかに依存して、異なって解釈されてもよい。例えば、固定コードブックの場合、ビットパターンの1つ以上のビットは、スロットオフセット(またはスロットオフセットとして適用される基本値の倍数)を示すと解釈され、残りはサブスロット番号を示してもよい。動的コードブックの場合は、ビットパターン全体がサブスロット番号を示すこともある。このように、DCIのフォーマットを維持しつつ、状況に応じて変更することができる。
【0020】
サブジェクト送信は、1つまたは複数の個別の送信を構成してもよい。スケジューリング割り当ては、1つまたは複数のスケジューリング割り当てを構成してもよい。一般に、分散システムでは、サブジェクト送信、構成および/またはスケジューリングは、異なるノードまたはデバイスまたは送信ポイントによって提供されてもよいことに留意すべきである。
【0021】
受信時間間隔は、サブジェクトの送信を受信する時間間隔を意味する。受信時間間隔は、スロット、スロットアグリゲーション(1つ以上のスロットをカバーする場合がある)、またはスロット内の整数シンボルの時間間隔である場合がある。
【0022】
(例えば、サブジェクト送信の)異なるサブジェクト送信は、(例えば、キャリアアグリゲーションにおける)同じキャリアまたは異なるキャリア、および/または同じまたは異なる帯域幅部分、および/または同じまたは異なるレイヤまたはビーム(例えば、MIMOシナリオにおいて)、および/または同じまたは異なるポートへの送信であってもよい。一般的に、サブジェクト送信は、異なるHARQプロセス(または、異なるサブプロセス、例えば、MIMOにおいて、同じプロセス識別子に関連付けられた異なるビーム/レイヤを有するが、スワップビットのような異なるサブプロセス識別子を有する)に関連する可能性がある。スケジューリング割り当ておよび/またはHARQコードブックは、ターゲットHARQ構造を示すことができる。目標HARQ構造は、例えば、対象送信に対する意図されたHARQ応答、例えば、ビット数及び/又はコードブロックグループレベルの応答を提供するか否かを示すことができる。ただし、サブパターンのターゲット構造の合計サイズが所定のサイズよりも大きいなどの理由により、実際に使用される構造がターゲット構造と異なる可能性があることに留意すべきである。
【0023】
所定のサイズ(例えば、固定HARQコードブックの場合)は、例えば、HARQコードブックの構成とともに構成されてもよい。このサイズは、スロット番号の可能な値の数に依存してもよい。
【0024】
確認応答情報の送信は、サブジェクト送信の正しい受信または正しくない受信を判断すること、例えば、誤りコーディングに基づくこと、および/または、サブジェクト送信をスケジューリングするスケジューリング割り当てに基づくことから構成されてもよい。確認応答情報の送信は、確認応答情報を送信するための構造、例えば1つ以上のサブパターンの構造、例えば関連するサブディビジョンに対してどのサブジェクト送信がスケジュールされているかに基づいて、構成されてもよい。確認応答情報を送信することは、対応するシグナリングを、例えば、1つのインスタンスで、および/または1つのメッセージおよび/または1つのチャネルで、特に物理チャネル(制御チャネルであってもよい)で送信することを含んでもよい。場合によっては、チャネルは、確認応答情報のレートマッチングを利用するなどして、共有チャネルまたはデータチャネルであってもよい。確認応答情報は、一般的に、複数のサブジェクト送信に関連するものであり、これらのサブジェクト送信は、異なるチャネルおよび/またはキャリア上にある可能性があり、また、データシグナリングおよび/または制御シグナリングで構成される可能性がある。確認応答情報は、コードブックに基づいていてもよく、コードブックは、1つまたは複数のサイズ表示および/または割り当て表示(HARQ構造を表す)に基づいていてもよく、これらのサイズ表示および/または割り当て表示は、複数の制御信号および/または制御メッセージとともに、例えば、同じまたは異なる送信タイミング構造で、および/または同じまたは異なる(ターゲット)リソースセットで受信されてもよい。確認応答情報を送信することは、例えば、1つまたは複数の制御情報メッセージ内の制御情報および/または構成に基づいて、コードブックを決定することを含んでもよい。コードブックは、単一および/または特定の瞬間(例えば、単一のPUCCHまたはPUSCH送信)に、および/または1つのメッセージで、または共同で符号化および/または変調された確認応答情報とともに、確認応答情報を送信することに関するものであってもよい。一般に、確認応答情報は、他の制御情報(スケジューリング要求や測定情報など)と一緒に送信されることがある。
【0025】
ネットワークノードは、シグナリング無線ノード(例えば、サブジェクトシグナリングを送信する)の一例と考えてよい。しかし、いくつかのシナリオ、例えば、サイドリンクシナリオでは、シグナリング無線ノードは、ユーザ装置または端末または無線デバイスであってもよい。したがって、本明細書では、ネットワークノードという用語を、無線デバイスまたはシグナリング無線ノードに置き換えてもよい。ネットワークノード配置とも呼ばれるシグナリング無線ノード配置は、1つ以上の無線ノード、特にネットワークノードで構成されてもよく、これらは同じタイプであっても異なるタイプであってもよい。アレンジメントの異なるノードは、本明細書に記載された異なる機能性に適応し、および/または提供してもよい。特に、異なるノードは、異なるコードブックを構成してもよく、および/または、異なるノードは、構成および認識を実行してもよい。シグナリング無線ノード配置は、いくつかの変形例では、無線アクセスネットワーク、および/または異種ネットワーク(HetNet)を表し、および/またはデュアル(またはマルチ)接続を提供し、例えば、アンカーノードおよびブースターノード、および/またはそれぞれまたはいずれかの1つ以上から構成されていてもよい。ノード配列の無線ノードは、それらの間の通信のための適切なインタフェース、例えば、通信インタフェースおよび/または対応する回路を含んでいてもよい。一般に、本明細書に記載のシグナリング無線ノードの特徴および/または機能性が分配され得る1つまたは複数のノードからなる、シグナリング無線ノード配置が考えられてもよい。
【0026】
サブジェクト送信は、データシグナリングでも制御シグナリングでもよい。送信は、共有チャネルまたは専用チャネルで行われる。データシグナリングは、データチャネル、例えばPDSCHやPSSCH上にあってもよいし、専用データチャネル、例えば低遅延および/または高信頼性のためのチャネル、例えばURLLCチャネル上にあってもよい。制御信号は、例えば共通制御チャネルやPDCCH、PSCCHなどの制御チャネル上にあり、1つまたは複数のDCIメッセージやSCIメッセージで構成されている。場合によっては、サブジェクト送信は、参照シグナリングで構成されるか、または参照シグナリングを表している。例えば、DM-RSおよび/またはパイロットシグナリングおよび/またはディスカバリーシグナリングおよび/またはサウンディングシグナリングおよび/またはフェーズトラッキングシグナリングおよび/またはセル固有のリファレンスシグナリングおよび/またはユーザ固有のシグナリング、特にCSI-RSで構成されていてもよい。サブジェクト送信は、1つのスケジューリング割り当ておよび/または1つの確認応答シグナリングプロセス(例えば、識別子またはサブ識別子に従って)、および/または1つのサブディビジョンに関連していてもよい。場合によっては、サブジェクト送信が時間的に細分化された境界を越えることがある。例えば、ある細分化された領域で開始するように予定されていることが原因で、別の細分化された領域に延びることがあり、あるいは複数の細分化された領域を越えることもある。このような場合には、サブジェクト送信が終了した小区域に関連していると考えることができる。
【0027】
確認応答情報、特に確認応答情報を送信することは、サブジェクト送信が正しく受信されたかどうかを、例えば誤りコードおよび/または受信品質に基づいて判断することに基づいていると考えられる。受信品質は、例えば、決定された信号品質に基づいてもよい。確認応答情報は、一般に、シグナリング無線ノードおよび/またはノード配置に、および/またはネットワークに送信されることがある。
【0028】
確認応答情報、またはそのような情報のサブパターン構造のビットは、1つ以上のビット、特にビットのパターンを表し、および/またはそれから構成されてもよい。データ構造、サブ構造、または制御メッセージなどのメッセージに関連する複数のビットが、サブパターンとみなされることがある。確認応答情報の構造または配置は、情報のビット(またはビットのサブパターン)の順序、および/または意味、および/またはマッピング、および/またはパターンを示してもよい。構造またはマッピングは、特に、確認応答情報が関係する1つ以上のデータブロック構造、例えばコードブロックおよび/またはコードブロックグループおよび/またはトランスポートブロックおよび/またはメッセージ、例えばコマンドメッセージを示し、および/またはどのビットまたはビットのサブパターンがどのデータブロック構造に関連するかを示すことができる。場合によっては、マッピングは、1つまたは複数の確認応答シグナリングプロセス(例えば、異なる識別子を有するプロセス)、および/または1つまたは複数の異なるデータストリームに関連することがある。構成または構造またはコードブックは、情報がどのプロセスおよび/またはデータストリームに関係するかを示してもよい。一般的に、確認応答情報は1つ以上のサブパターンで構成されており、各サブパターンはデータブロック構造、例えばコードブロック、コードブロックグループ、トランスポートブロックに関連している。サブパターンは、関連するデータブロック構造の確認応答または否定応答、あるいは非スケジューリングまたは非受信などの別の再送状態を示すように配置されてもよい。サブパターンは、1つのビットで構成されるが、場合によっては2つ以上のビットで構成されることもある。確認応答情報は、確認応答シグナリングとともに送信される前に、重要な処理を受ける可能性があることに留意すべきである。異なる構成は、異なるサイズ、マッピング、構造、パターンを示すことがある。
【0029】
確認応答シグナリングプロセス(確認応答情報の提供)は、HARQプロセスであってもよいし、プロセス識別子(例えば、HARQプロセス識別子またはサブ識別子)によって識別されてもよい。確認応答シグナリングおよび/または関連する確認応答情報は、フィードバックまたは確認応答フィードバックと呼ばれることがある。サブパターンが関連する可能性のあるデータブロックまたは構造は、データ(例えば、情報および/またはシステムおよび/またはコーディングビット)を運ぶことを意図している可能性があることに留意すべきである。しかし、送信条件によっては、そのようなデータが受信されたり、受信されなかったり(または正しく受信されなかったり)することがあり、そのことがフィードバックで対応して示されることがある。場合によっては、確認応答シグナリングのサブパターンがパディングビットを含んでいてもよい。例えば、あるデータブロックの確認応答情報が、サブパターンのサイズとして示されているよりも少ないビットしか必要としない場合である。例えば、サイズが、フィードバックに必要なサイズよりも大きなユニットサイズで示されている場合などである。
【0030】
確認応答情報は、一般的に、例えば確認応答シグナリングプロセスに関連する少なくともACKまたはNACK、またはデータブロック、サブブロックグループ、サブブロックなどのデータブロック構造の要素、またはメッセージ(特に制御メッセージ)を示す。一般的に、確認応答シグナリングプロセスには、確認応答情報が提供される1つの特定のサブパターンおよび/またはデータブロック構造が関連付けられている場合がある。確認応答情報は、複数のHARQ構造で表される複数の情報で構成されてもよい。
【0031】
確認応答シグナリングプロセスは、データブロックに関連付けられたコーディングビット、および/または1つ以上のデータブロックおよび/またはサブブロックおよび/またはサブブロックグループに関連付けられたコーディングビットに基づいて、トランスポートブロックのようなデータブロック、および/またはその下部構造の正しいまたは正しくない受信、および/または対応する確認応答情報を決定することができる。(確認応答シグナリングプロセスによって決定される)確認応答情報は、データブロック全体、および/または1つ以上のサブブロックやサブブロックグループに関連している。コードブロックはサブブロックの一例と考えられ、コードブロックグループはサブブロックグループの一例と考えられる。したがって、関連するサブパターンは、データブロックの受信状態またはフィードバックを示す1つ以上のビット、および/または、1つ以上のサブブロックまたはサブブロックグループの受信状態またはフィードバックを示す1つ以上のビットで構成されていてもよい。各サブパターンまたはサブパターンのビットは、特定のデータブロックまたはサブブロックまたはサブブロックグループに関連付けおよび/またはマッピングされてもよい。いくつかの変形例では、すべてのサブブロックまたはサブブロックグループが正しく識別された場合に、データブロックに対する正しい受信が示されることがある。このような場合、サブパターンは、データブロック全体の確認応答情報を表し、サブブロックまたはサブブロックグループの確認応答情報を提供する場合に比べてオーバーヘッドを削減することができる。サブパターンが確認応答情報を提供する、あるいは関連する最小の構造(サブブロック/サブブロックグループ/データブロックなど)は、その(最高の)解像度と考えられる。いくつかの変形例では、サブパターンは、より具体的な誤り検出を可能にするために、データブロック構造のいくつかの要素に関する確認応答情報を、異なる解像度で提供する場合がある。例えば、サブパターンがデータブロック全体に関する確認応答シグナリングを示す場合でも、いくつかの変形例では、より高い解像度(例えば、サブブロックまたはサブブロックグループの解像度)がサブパターンによって提供されることがある。サブパターンは、一般的に、データブロックのACK/NACKを示す1つ以上のビットと、サブブロックやサブブロックグループのACK/NACKを示す1つ以上のビット、または複数のサブブロックやサブブロックグループのACK/NACKを示す1つ以上のビットで構成される。
【0032】
サブブロックおよび/またはサブブロックグループは、情報ビット(送信されることになるデータ、例えば、ユーザデータおよび/またはダウンリンク/サイドリンクデータまたはアップリンクデータを表す)を含んでいてもよい。データブロックおよび/またはサブブロックおよび/またはサブブロックグループはまた、情報ビットに関連する、および/または情報ビットに基づいて決定される、1つまたは複数の誤り検出ビットを含んでいると考えてもよい(サブブロックグループの場合、誤り検出ビットは、サブブロックグループのサブブロックの情報ビットおよび/または誤り検出ビットおよび/または誤り訂正ビットに基づいて決定されてもよい)。サブブロックまたはサブブロックグループのようなデータブロックまたはサブ構造は、特にブロックまたはサブ構造の情報ビットおよび誤り検出ビットに基づいて決定される誤り訂正ビットを含んでいてもよく、例えば誤り訂正コーディングスキーム、例えばLDPCまたはポーラコーディングを利用してもよい。一般的に、データブロック構造(および/または関連ビット)の誤り訂正符号化は、構造の情報ビットおよび誤り検出ビットを対象とし、および/またはそれらに関連している。サブブロックグループは、1つまたは複数のコードブロックと、それぞれ対応するビットとの組み合わせを表してもよい。データブロックは、コードブロックまたはコードブロックグループ、あるいは複数のコードブロックグループの組み合わせを表すことがある。トランスポートブロックは、例えば、誤りコーディングのために提供される上位層のデータ構造の情報ビットのビットサイズ、および/または、誤りコーディング、特に誤り訂正コーディングのためのサイズ要件または好みに基づいて、コードブロックおよび/またはコードブロックグループに分割されてもよい。このような上位層のデータ構造は、トランスポートブロックと呼ばれることもあり、この文脈では、本明細書に記載されている誤りコーディングビットを含まない情報ビットを表しているが、例えば、TCPのようなインターネットプロトコルの場合には、上位層の誤り処理情報が含まれることがある。しかし、このような誤り処理情報は、本開示の文脈では情報ビットを表しており、記載されている確認応答シグナリング手順がそれに応じて扱うからである。
【0033】
いくつかの変形例では、コードブロックのようなサブブロックは、サブブロックの情報ビットおよび/または誤り検出ビットに基づいて決定される誤り訂正ビットを含んでいてもよい。誤り訂正ビットを決定するために、例えば、LDPC符号化またはポーラ符号化またはリードミュラー符号化に基づく誤り訂正符号化方式が使用されてもよい。いくつかのケースでは、サブブロックまたはコードブロックは、情報ビット、情報ビットに基づいて決定された誤り検出ビット、および情報ビットおよび/または誤り検出ビットに基づいて決定された誤り訂正ビットからなるビットのブロックまたはパターンとして定義されると考えてよい。サブブロック、例えばコードブロックでは、情報ビット(および場合によっては誤り訂正ビット)は、誤り訂正スキームまたは対応する誤り訂正ビットによって保護および/またはカバーされていると考えてもよい。コードブロックグループは、1つまたは複数のコードブロックで構成されている。いくつかの変形例では、追加の誤り検出ビットおよび/または誤り訂正ビットは適用されませんが、どちらかまたは両方を適用することが考えられる。トランスポートブロックは、1つ以上のコードブロック群から構成されていてもよい。トランスポートブロックには、追加の誤り検出ビットおよび/または誤り訂正ビットが適用されないと考えられるが、いずれかまたは両方が適用されると考えてもよい。いくつかの具体的な変形例では、コードブロック群は、誤り検出または訂正符号化の追加の層を含まず、トランスポートブロックは、追加の誤り検出符号化ビットのみを含み、追加の誤り訂正符号化を含まないことがある。このことは、トランスポートブロックのサイズが、コードブロックのサイズおよび/または誤り訂正符号化のための最大サイズよりも大きい場合に特に当てはまる可能性がある。確認応答シグナリングのサブパターン(特にACKまたはNACKを示す)は、コードブロックに関連し、例えば、コードブロックが正しく受信されたかどうかを示すことができる。また、サブパターンは、コードブロックグループのようなサブグループや、トランスポートブロックのようなデータブロックに関係すると考えてもよい。このような場合、グループまたはデータ/トランスポートブロックのすべてのサブブロックまたはコードブロックが正しく受信された場合にはACKを示し、少なくとも1つのサブブロックまたはコードブロックが正しく受信されていない場合にはNACKまたは正しくない受信の別の状態を示してもよい。なお、コードブロックが正しく受信されたとみなされるのは、実際に正しく受信された場合だけではなく、ソフトコンバインおよび/または誤り訂正符号化に基づいて正しく再構成できる場合もあることに留意すべきである。
【0034】
サブパターン/HARQ構造は、1つの確認応答シグナリングプロセスおよび/またはコンポーネントキャリア/データブロック構造/データブロックのような1つのキャリアに関係することがある。特に、1つの(例えば、特定および/または単一の)サブパターンは、1つの(例えば、特定および/または単一の)確認応答シグナリングプロセス、例えば、特定および/または単一のHARQプロセスに関係する、例えば、コードブックによってマッピングされると考えてもよい。ビットパターンにおいて、サブパターンは、確認応答シグナリングプロセスおよび/またはデータブロックもしくはデータブロック構造に1対1でマッピングされると考えてもよい。いくつかの変形例では、例えば、キャリア上で送信される複数のデータストリームが確認応答シグナリングプロセスの対象となる場合、同じコンポーネントキャリアに関連する複数のサブパターン(および/または関連する確認応答シグナリングプロセス)が存在する可能性がある。サブパターンは、1つまたは複数のビットで構成され、その数はサイズまたはビットサイズを表していると考えられる。サブパターンの異なるビットnタペル(nは1以上)は、データブロック構造の異なる要素(例えば、データブロックまたはサブブロックまたはサブブロックグループ)に関連付けられ、および/または異なる解像度を表してもよい。データブロックなどのビットパターンによって1つの解像度のみが表現されている変形例が考えられる。ビットnタペルは、確認応答情報(フィードバックとも呼ばれる)、特にACKまたはNACKを表してもよく、任意に(n>1の場合)、DTX/DRXまたは他の受信状態を表してもよい。ACK/NACKは、1つのビットで表現されてもよいし、複数のビットで表現されてもよい。例えば、ACKまたはNACKを表現するビット列の曖昧さを改善するため、および/または、送信の信頼性を向上させるために、1つのビットで表現されてもよい。
【0035】
確認応答情報またはフィードバック情報は、複数の異なる送信に関連していてもよく、これらの送信は、データブロック構造、それぞれ関連するデータブロックまたはデータシグナリングに関連していてもよいし、それらによって表されていてもよい。データブロック構造、および/または対応するブロックおよび/またはシグナリングは、例えば、同じ送信タイミング構造、特に同じスロットまたはサブフレーム内、および/または同じシンボル上で、同時送信のためにスケジューリングされてもよい。しかし、非同時送信のためのスケジューリングの代替案も考えられる。例えば、確認応答情報は、異なる送信タイミング構造、例えば、異なるスロット(またはミニスロット、またはスロットおよびミニスロット)または同様のものに対してスケジューリングされたデータブロックに関するものであり、これらは対応して受信される(または受信されない、または誤って受信される)可能性がある。スケジューリングされたシグナリングは、一般に、例えば、スケジュールされたシグナリングを受信または送信するためのリソース、例えば、時間および/または周波数リソースを示すことで構成される場合がある。
【0036】
HARQコードブックは、送信される確認応答またはフィードバック情報のビット単位のサイズ、ならびに送信および/またはHARQ処理の対象となるビットの配置および/または関連性を示すことができる。HARQコードブックは、動的コードブックであってもよく、1つ以上の制御情報メッセージ、例えばDCIメッセージにおける1つ以上の指示(例えば、カウンタDAIまたはトータルDAIまたはアップリンクDAI)に基づいて決定されてもよい。他の態様では、HARQコードブックは、半静的コードブックまたは固定コードブックであってもよく、例えばサブスロット番号の値のセットにそれぞれ対応する構成に基づいて決定され得るサイズを有する。
【0037】
無線デバイスは、ユーザ装置または端末として実装されてもよい。無線デバイスは、シグナリングおよび/または制御情報および/または通信シグナリングおよび/またはデータシグナリングを送信するために、および/またはサブジェクトシグナリングおよび/または制御シグナリング、例えば制御情報メッセージを受信するために、処理回路および/または無線回路、特に送受信機および/または送信機および/または受信機を備える、および/またはそれらとして実装される、および/またはそれらを利用するように適合されることがある。
【0038】
ネットワークノードは、無線ネットワークノード、例えば、gNBまたはIAB(統合されたアクセスおよびバックホール)ノード、中継ノード、または基地局として実装されてもよい。場合によっては、例えば、サイドリンクシナリオにおいて、無線デバイスまたはユーザ装置として実装されてもよい。ネットワークノードは、制御情報メッセージおよび/または他の制御またはデータシグナリングを送信するため、および/または無線デバイスを設定および/またはトリガするため、および/または(例えば、通信またはデータまたは制御)シグナリング、例えば確認応答情報を搬送するシグナリングを受信するために、処理回路および/または無線回路、特に送受信機および/または送信機および/または受信機を構成し、および/またはそれらとして実装し、および/またはそれらを利用するように適合させてもよい。無線通信ネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)、特に5G_RANまたはNR_RAN、またはいくつかのシナリオでは、サイドリンクまたはD2D(テバイスツーデバイス)ネットワークまたはIABネットワークであってもよい。
【0039】
また、本明細書に記載された方法を処理回路に制御させるおよび/または実行させるのに適合した命令を含むプログラム製品も考えられる。さらに、本明細書に記載されているようなプログラム製品を搬送するおよび/または格納する搬送媒体構成も考慮される。また、本明細書に記載されているようなネットワークノードおよびUEを含むシステム、ならびに関連する情報システムについても記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0040】
図面は、本明細書に記載されている概念およびアプローチを説明するために提供されており、その範囲を限定することを意図していない。図面は以下のように構成されている。
【0041】
図1】確認応答情報の送信に関する例示的なシナリオを示す図である。
図2】ユーザ装置として実装される例示的な無線デバイスを示す図である。
図3】シグナリング無線ノードの一例としての例示的なネットワークノードを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0042】
以下では、コンセプトやアプローチをNR技術の文脈で説明する。ただし、概念やアプローチは、他のRATにも適用可能である。さらに、概念およびアプローチは、通信シグナリングのアップリンク送信のための、ネットワークノード(gNB)とUE(無線デバイス)との間の通信の文脈で説明されることがあるが、場合によってはダウンリンク送信シナリオに適用されることもある。これらは一般的に、関係する無線ノードの両方がUEである場合のサイドリンクシナリオ、または無線ノードの両方がネットワークノードである場合のバックホールまたはリレーシナリオに適用することができる。
【0043】
図1は、確認応答情報の送信に関する例示的なシナリオを簡略化して示したものである。例えば、アップリンクとダウンリンクの送信に同じ周波数帯域またはキャリアが使用されるTDDシステムでは、通信方向が変わる可能性があるため、スロットのタイムシーケンスが示されている。しかし、本アプローチは、異なる通信方向(この例では、アップリンクとダウンリンク)に異なる周波数帯域幅またはキャリアが使用されるFDDシステムにも適用可能である。確認応答シグナリングが関連する(報告する)サブジェクト送信を表すPDSCH送信の2つのグループが示されている。第1のグループはスロットオフセットX=1に対応し、第2のグループはスロットオフセットX=0に対応する。この例では、各グループは3つのサブジェクト送信からなる。各サブジェクト送信には、サブスロット番号K1’が示されている。この例では、オフセットのベース値を3としているが、他の値を考慮しても構わない。各サブジェクトの確認応答情報を送信するための実際のサブスロット番号は、K1=K1’+Xベース値(本例ではベース値をオフセットとも呼ぶ)に対応する。このように、グループは、異なるサブスロットの異なるPUCCHリソースにマッピングされる。各グループの確認応答メント情報は、K1’の可能な値の数に対応するサイズの固定コードブックで送信される。これらの値は、ここではK1’={1,2,3,4}のセットで構成されており、コードブックがカバーしなければならない値は4つある。オフセットを使用しない場合、K1’の値のセットはより大きくなり、より大きなコードブックが必要になる。また、コードブックは、サブジェクトの送信が予定されていない場合(確認応答情報のNACKで示される)もカバーしなければならないため、アップリンク制御情報のオーバーヘッドが大きくなる可能性がある。
【0044】
図2は、無線ノード、特にUE(ユーザ装置)として実装されてもよい端末または無線デバイス10を模式的に示している。無線ノード10は、メモリに接続されたコントローラからなる処理回路(制御回路とも呼ばれることがある)20を備える。無線ノード10の任意のモジュール、例えば、通信モジュールまたは判定モジュールは、処理回路20に実装されてもよく、および/または、それによって実行可能であり、特に、コントローラ内のモジュールとして実装されてもよい。無線ノード10はまた、受信および送信または送受信機機能を提供する無線回路22(例えば、1つまたは複数の送信機および/または受信機および/または送受信機)を備え、無線回路22は処理回路に接続されているか、または接続可能である。無線ノード10のアンテナ回路24は、信号を収集または送信および/または増幅するために、無線回路22に接続または接続可能である。無線回路22およびそれを制御する処理回路20は、ネットワーク、例えば本明細書に記載のRANとのセルラー通信のために、および/またはサイドリンク通信のために構成される。無線ノード10は、一般的に、本明細書に開示された端末またはUEのような無線ノードを動作させる方法のいずれかを実行するように適応されてもよく、特に、対応する回路、例えば処理回路、および/またはモジュールを含んでもよい。
【0045】
図3は、無線ノード100を模式的に示しており、この無線ノード100は、特に、例えば、NR用のeNBまたはgNBなどのネットワークノード100として実装されてもよい。無線ノード100は、メモリに接続されたコントローラで構成されてもよい処理回路(制御回路とも呼ばれる)120を備える。ノード100の任意のモジュール、例えば送信モジュールおよび/または受信モジュールおよび/または設定モジュールは、処理回路120に実装され、および/または処理回路120によって実行可能であってもよい。処理回路120は、ノード100の制御無線回路122に接続されており、受信機および送信機および/または送受信機の機能を提供する(例えば、1つ以上の送信機および/または受信機および/または送受信機を構成する)。アンテナ回路124は、信号受信または送信および/または増幅のために、無線回路122に接続または接続可能であってもよい。ノード100は、本明細書に開示された無線ノードまたはネットワークノードを動作させるための方法のいずれかを実行するように適合されてもよく、特に、対応する回路、例えば処理回路、および/またはモジュールを含んでもよい。アンテナ回路124は、アンテナアレイに接続されていてもよく、および/またはアンテナアレイを構成していてもよい。ノード100、それぞれその回路は、本明細書に記載されたネットワークノードまたは無線ノードを動作させる方法のいずれかを実行するように適応されてもよく、特に、対応する回路、例えば処理回路、および/またはモジュールを含んでもよい。無線ノード100は、一般的に、例えば、無線ノードのような別のネットワークノードとの通信、および/またはコアネットワークおよび/またはインターネットもしくはローカルネットとの通信、特に、ユーザ装置に送信されることになる情報および/またはデータを提供する可能性のある情報システムとの通信のための、通信回路を含んでもよい。
【0046】
送信タイミング構造、シンボル、スロット、ミニスロット、サブキャリア、キャリアなどの特定のリソース構造への言及は、あらかじめ定義されているか、構成されているか、または設定可能な特定の数値に関連している可能性がある。送信タイミング構造は、1つまたは複数のシンボルをカバーする時間間隔を表すことがある。送信タイミング構造の例としては、送信時間間隔(TTI)、サブフレーム、スロット、ミニスロットなどがある。スロットは、所定の、例えば、事前に定義された、および/または、設定された、または、構成可能なシンボル数、例えば、6または7、または、12または14から構成されてもよい。ミニスロットは、スロットのシンボル数よりも小さいシンボル数(特に設定可能または構成可能であってもよい)、特に1、2、3または4シンボルから構成されてもよい。送信タイミング構造は、特定の長さの時間間隔をカバーしてもよく、その長さは、使用されるシンボル時間長および/またはサイクリックプレフィックスに依存してもよい。送信タイミング構造は、例えば通信のために同期されたタイムストリームの特定の時間間隔に関連し、および/またはそれをカバーしてもよい。スロットおよび/またはミニスロットなど、送信に使用および/またはスケジューリングされるタイミング構造は、他の送信タイミング構造によって提供および/または定義されるタイミング構造に関連して、および/またはそれに同期してスケジューリングされてもよい。そのような送信タイミング構造は、例えば、個々の構造内のシンボル時間間隔が最小のタイミング単位を表す、タイミンググリッドを定義してもよい。このようなタイミンググリッドは、例えば、スロットまたはサブフレームによって定義されてもよい(場合によっては、サブフレームは、スロットの特定の変形とみなされることがある)。送信タイミング構造は、そのシンボルの持続時間に基づいて決定される持続時間(時間内の長さ)を有してもよく、場合によっては使用されるサイクリックプレフィックスに加えてもよい。送信タイミング構造のシンボルは、同じ持続時間を持つ場合もあれば、異なる持続時間を持つ場合もある。送信タイミング構造のシンボルの数は、あらかじめ定義されていても、構成されていても、設定可能であっても、数秘術に依存していてもよい。ミニスロットのタイミングは、一般に、特にネットワークおよび/またはネットワークノードによって、構成または設定可能である。タイミングは、送信タイミング構造の任意のシンボル、特に1つ以上のスロットで開始および/または終了するように構成されてもよい。
【0047】
一般に、特に処理および/または制御回路上で実行されたときに、処理および/または制御回路に本明細書に記載された任意の方法を実行および/または制御させるように適合された命令を含むプログラム製品が考えられている。また、本明細書に記載されたプログラム製品を搬送および/または格納する搬送媒体構成が考えられる。搬送媒体構成は、1つまたは複数の搬送媒体で構成されてもよい。一般に、搬送媒体は、処理回路または制御回路によってアクセス可能および/または読み取り可能および/または受信可能であってもよい。データおよび/またはプログラム製品および/またはコードを格納することは、データおよび/またはプログラム製品および/またはコードを運ぶことの一部と見なすことができる。搬送媒体は、一般に、ガイド/輸送媒体および/または記憶媒体から構成されてもよい。ガイド/輸送媒体は、信号、特に電磁信号および/または電気信号および/または磁気信号および/または光信号を搬送および/または保存するように適合されていてもよい。搬送媒体、特にガイド/輸送媒体は、そのような信号を搬送するためにガイドするように適合されていてもよい。搬送媒体、特にガイド/輸送媒体は、電磁場、例えばラジオ波またはマイクロ波、および/または光学的に透過性のある材料、例えばガラス繊維、および/またはケーブルで構成されていてもよい。記憶媒体は、揮発性または不揮発性であるメモリ、バッファ、キャッシュ、光ディスク、磁気メモリ、フラッシュメモリなどの少なくとも1つから構成されていてもよい。
【0048】
本明細書に記載されている1つ以上の無線ノード、特にネットワークノードおよびユーザ装置を含むシステムについて説明する。システムは、無線通信システムであってもよく、および/または無線アクセスネットワークを提供および/または代表する。
【0049】
さらに、情報システムを運用する方法が一般的に考えられてもよく、その方法は情報を提供することを含む。代替的に、または追加的に、情報を提供するために適応された情報システムが考慮されてもよい。情報を提供することは、ターゲットシステムのために、および/またはターゲットシステムに情報を提供することを含んでいてもよく、ターゲットシステムは、無線アクセスネットワークおよび/または無線ノード、特にネットワークノードまたはユーザ装置もしくは端末として構成および/または実装されていてもよい。情報を提供することは、情報を転送および/またはストリーミングおよび/または送信および/または伝達すること、および/またはそのようなことのためにおよび/またはダウンロードのために情報を提供すること、および/または、例えば、異なるシステムまたはノードが情報をストリーミングおよび/または転送および/または送信および/または伝達することをトリガすることによって、そのような提供をトリガすることを含んでもよい。情報システムは、例えば、1つ以上の中間システム、例えば、コアネットワークおよび/またはインターネットおよび/またはプライベートネットワークまたはローカルネットワークを介して、ターゲットを構成し、および/またはターゲットに接続または接続可能であってもよい。情報は、そのような中間システムを利用して、および/または経由して提供されてもよい。情報の提供は、無線送信のため、および/またはエアインターフェースを介した送信のため、および/または本明細書に記載されているRANまたは無線ノードを利用するためであってもよい。情報システムをターゲットに接続すること、および/または、情報を提供することは、ターゲット指示に基づいて、および/または、ターゲット指示に適応して行うことができる。ターゲット表示は、ターゲット、および/またはターゲットおよび/または情報がターゲットに提供される経路または接続に関連する1つまたは複数の送信パラメータを示してもよい。このようなパラメータは、特に、エアインターフェースおよび/または無線アクセスネットワークおよび/または無線ノードおよび/またはネットワークノードに関連している。例示的なパラメータは、例えば、ターゲットのタイプおよび/または性質、および/または送信容量(例えば、データレート)および/または遅延および/または信頼性および/またはコスト、および/またはそれらの1つまたは複数の推定値を示すことができる。ターゲット表示は、ターゲットによって提供されてもよいし、情報システムによって、例えばターゲットから受信した情報および/または履歴情報に基づいて決定されてもよいし、ユーザによって、例えばターゲットを操作するユーザまたはRANおよび/またはエアインターフェースを介してターゲットと通信するデバイスによって提供されてもよい。例えば、ユーザは、情報システムと通信するユーザ装置上で、情報システムによって提供される選択肢から選択することによって、例えば、ウェブインタフェースであってもよいユーザアプリケーションまたはユーザインタフェース上で、RANを介して情報が提供されることを示してもよい。情報システムは、1つまたは複数の情報ノードで構成されている。情報ノードは、一般に、処理回路および/または通信回路を含んでいてもよい。特に、情報システムおよび/または情報ノードは、コンピュータおよび/またはコンピュータアレンジメント、例えば、ホストコンピュータまたはホストコンピュータアレンジメントおよび/またはサーバまたはサーバアレンジメントとして実装されてもよい。いくつかの変形例では、情報システムのインタラクションサーバ(例えば、ウェブサーバ)は、ユーザインタフェースを提供してもよく、ユーザ入力に基づいて、インタラクションサーバに接続または接続可能であってもよく、情報システムの一部であってもよく、それに接続または接続可能であってもよい、別のサーバからユーザ(および/またはターゲット)への情報提供の送信および/またはストリーミングをトリガしてもよい。情報はどのような種類のデータであってもよく、特に端末で使用されるユーザ向けのデータ、例えば、ビデオデータおよび/またはオーディオデータおよび/またはロケーションデータおよび/またはインタラクティブデータおよび/またはゲーム関連データおよび/または環境データおよび/または技術データおよび/またはトラフィックデータおよび/または車両データおよび/または状況データおよび/または運用データであってもよい。情報システムによって提供される情報は、本明細書に記載されている通信またはデータシグナリングおよび/または1つまたは複数のデータチャネル(エアインターフェースのシグナリングまたはチャネルであってもよく、RAN内でおよび/または無線送信のために使用される)にマッピングされてもよく、および/またはマッピング可能であり、および/またはマッピングを意図していてもよい。情報は、例えば、データ量および/またはデータレートおよび/またはデータ構造および/またはタイミングに関する、ターゲット表示および/またはターゲットに基づいてフォーマットされると考えられ、これは特に、通信またはデータシグナリングおよび/またはデータチャネルへのマッピングに関連するものである可能性がある。データ信号および/またはデータチャネルに情報をマッピングすることは、データを送信するための信号/チャネルを使用すること、例えば、より高い通信層で、送信の基礎となる信号/チャネルを使用することを指すと考えられる。ターゲット表示は、一般的に、異なるコンポーネントで構成され、それらは異なるソースを持つ可能性があり、および/または、ターゲットおよび/またはそれに至る通信経路の異なる特性を示す可能性がある。情報のフォーマットは、例えば、異なるフォーマットのセットから、本明細書に記載されたエアインターフェースおよび/またはRANによって送信される情報のために、特に選択されてもよい。これは、エアインターフェースが、容量および/または予測可能性の点で制限されている可能性があり、および/または潜在的にコストに敏感であるため、特に適切であるかもしれない。フォーマットは、特に、本明細書に記載のRANまたは無線ノードが、ターゲットと情報システムとの間の情報の経路(指示された経路および/または計画された経路および/または予想された経路であってもよい)にあることを示す、送信指示に適応するように選択されてもよい。情報の(通信)経路は、情報システムおよび/または情報を提供または転送するノードとターゲットとの間のインターフェース(例えば、エアおよび/またはケーブルインターフェース)および/または中間システム(もしあれば)を表し、その上で情報が渡される、または渡されることになる。パスは、ターゲットの指示が提供されたとき、および/または情報が情報システムによって提供/転送されたときに(少なくとも部分的に)未決定であってもよく、例えば、インターネットが関与している場合には、複数の動的に選択されたパスで構成されていてもよい。情報および/または情報に使用されるフォーマットは、パケットベースであってもよく、また、パケットにマッピングされてもよく、また、マッピング可能であってもよく、また、マッピングのために意図されていてもよい。代替的に、または追加的に、情報システムにターゲットを示すことを提供することを含む、ターゲットデバイスを操作する方法が考えられる。より代替的に、または追加的に、ターゲットデバイスが考えられてもよく、ターゲットデバイスは情報システムにターゲット指示を提供するように適合されている。別のアプローチでは、情報システムにターゲット指示を提供するために適合された、および/または指示モジュールを含むターゲット指示ツールが考えられ得る。ターゲット装置は、一般に、上述のようなターゲットであってよい。ターゲット指示ツールは、ソフトウェアおよび/またはアプリケーションまたはアプリ、および/またはウェブインターフェースまたはユーザインターフェースから構成されてもよく、および/またはツールによって実行および/または制御されるアクションを実装するための1つまたは複数のモジュールから構成されてもよい。ツールおよび/またはターゲットデバイスは、ユーザ入力を受信し、それに基づいてターゲット指示が決定および/または提供されるように適応されてもよく、および/または、方法がそれを含んでもよい。代替的に、または追加的に、ツールおよび/またはターゲットデバイスは、情報および/または情報を運ぶ通信シグナリングを受信すること、および/または情報上で動作すること、および/または情報を提示すること(例えば、画面上で、および/または音声として、または他の形態の指示として)を行うことに適応されてもよく、および/または方法はこれを含んでいてもよい。情報は、受信した情報および/または情報を運ぶ通信シグナリングに基づいていてもよい。情報の提示は、受信した情報を処理すること、例えば、特に異なるフォーマット間で、および/または提示のために使用されるハードウェアのために、デコードおよび/または変換することを含んでもよい。情報を操作することは、提示とは無関係であってもよいし、提示を進めてもよいし、提示を引き継いでもよいし、例えば、自動プロセスや、MTCデバイスのように(例えば、定期的な)ユーザとの対話がないデバイスや、自動車や輸送、産業用のデバイスの場合には、ユーザとの対話がなくてもよいし、ユーザの受信さえもなくてもよい。情報または通信シグナリングは、ターゲット表示に基づいて予想および/または受信されてもよい。情報を提示および/または操作することは、一般的に、1つまたは複数の処理ステップ、特に情報を復号および/または実行および/または解釈および/または変換することを含んでもよい。情報を操作することは、一般に、例えばエアインターフェース上で情報を中継および/または送信することを含んでもよく、このことは、情報をシグナリングにマッピングすることを含んでもよい(このようなマッピングは、一般に、1つまたは複数の層、例えばエアインターフェースの1つまたは複数の層、例えばRLC(無線リンクプロトコル)層および/またはMAC層および/または物理層に関係してもよい)。情報は、ターゲット表示に基づいて通信シグナリングに刻印(またはマッピング)されてもよく、これにより、RANでの使用に特に適したものとなる可能性がある(例えば、ネットワークノードや、特にUEまたは端末のようなターゲットデバイスに対して)。ツールは、一般に、UEまたは端末のようなターゲットデバイス上での使用に適応してもよい。一般的に、ツールは、複数の機能性を提供してもよく、例えば、ターゲット表示を提供および/または選択するため、および/または、例えば、ビデオおよび/またはオーディオを提示するため、および/または、受信した情報を操作および/または保存するためである。ターゲット表示を提供することは、例えば、ターゲットデバイスがUEである場合、またはUEのためのツールである場合、RANにおいてシグナリングとして表示を送信または転送すること、および/またはシグナリングで運ばれることを含んでもよい。このような提供される情報は、1つまたは複数の追加的な通信インターフェースおよび/または経路および/または接続を介して情報システムに転送されてもよいことに留意すべきである。ターゲット表示は、上位層の表示であってもよく、また、情報システムによって提供される情報は、上位層の情報であってもよく、例えば、アプリケーション層やユーザ層、特にトランスポート層や物理層などの無線層よりも上位の情報であってもよい。ターゲット指示は、物理層の無線シグナリング上にマッピングされてもよく、また、情報は、物理層の無線通信シグナリング上にマッピングされてもよく、例えば、ユーザプレーンに関連するか、ユーザプレーン上に関連する(特に、逆の通信方向に)。記載されたアプローチは、ターゲット指示を提供することを可能にし、エア
インターフェースを効率的に使用するために特に適した、または適応された特定のフォーマットで情報を提供することを容易にする。ユーザの入力は、例えば、情報システムによって提供される情報のデータレートおよび/またはパッケージおよび/またはサイズの観点から、複数の可能な送信モードまたはフォーマットおよび/または経路からの選択を表すことができる。
【0050】
一般的には、ヌメロロジーおよび/またはサブキャリア間隔は、キャリアのサブキャリアの(周波数領域での)帯域幅、および/またはキャリア内のサブキャリアの数、および/またはキャリア内のサブキャリアのナンバリングを示すことがある。ヌメロロジーが異なると、特にサブキャリアの帯域幅が異なる場合がある。いくつかの変形例では、キャリア内のすべてのサブキャリアは、それらに関連する同じ帯域幅を持っている。キャリア間では、サブキャリアの帯域幅に関して、ヌメロロジーおよび/またはサブキャリアの間隔が異なる場合がある。搬送波に関わるシンボルの時間長、およびタイミング構造の時間長は、搬送波周波数、サブキャリア間隔、およびヌメロロジーに依存する場合がある。特に、異なるヌメロロジーは、異なるシンボル時間長を有する可能性がある。
【0051】
アップリンク信号またはサイドリンク信号は、OFDMA(直交周波数分割多元接続)またはSC-FDMA(単一搬送波周波数分割多元接続)信号であってもよい。ダウンリンク信号は、特にOFDMA信号であってもよい。ただし、シグナリングはこれに限定されるものではない(フィルタバンクベースのシグナリングも一つの選択肢として考えられる)。
【0052】
無線ノードとは、一般的に、無線および/またはラジオ(および/またはマイクロ波)周波数での通信、および/または、通信規格に従ったエアインターフェースを利用した通信に適応したデバイスまたはノードと考えられる。
【0053】
無線ノードは、ネットワークノードであってもよいし、ユーザ装置や端末であってもよい。ネットワークノードは、無線通信ネットワークの任意の無線ノードであってよく、例えば、基地局および/またはgNodeB(gNB)および/またはeNodeB(eNB)および/または中継ノードおよび/またはマイクロ/ナノ/ピコ/フェムトノードおよび/または送信ポイント(TP)および/またはアクセスポイント(AP)および/またはその他のノードであり、特に本明細書に記載されるRANのためのものである。
【0054】
本開示の文脈では、無線デバイス、ユーザ装置(UE)、および端末という用語は、互換性があると考えてよい。無線デバイス、ユーザ装置、または端末は、無線通信ネットワークを利用した通信のためのエンドデバイスを表し、および/または、規格に従ってユーザ装置として実装されてもよい。ユーザ装置の例としては、スマートフォンのような電話機、パーソナルコミュニケーションデバイス、携帯電話または端末、コンピュータ、特にラップトップ、無線機能を有する(および/またはエアインターフェースに適合した)センサーまたは機械、特にMTC(マシンタイプ通信、M2M(マシンツーマシン)とも呼ばれることがある)、または無線通信に適合した車両が挙げられる。ユーザ装置または端末は、移動式でも固定式でもよい。無線デバイスは、一般的に、処理回路および/または無線回路を含んでいてもよく、および/またはそれらとして実装されていてもよく、それらは1つまたは複数のチップまたはチップのセットを含んでいてもよい。回路および/または回路は、例えばチップハウジング内にパッケージ化されていてもよく、また、他の回路との相互作用および/または電力供給のための1つまたは複数の物理的インターフェースを有していてもよい。このような無線デバイスは、ユーザ装置または端末での使用を意図したものであってもよい。
【0055】
無線ノードは、一般に、処理回路および/または無線回路を含んでいてもよい。無線ノード、特にネットワークノードは、場合によっては、ケーブル回路および/または通信回路を含んでいてもよく、これらの回路を用いて、他の無線ノードおよび/またはコアネットワークに接続または接続可能であってもよい。回路は、集積回路で構成されていてもよい。処理回路は、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはコントローラ(例えば、マイクロコントローラ)、および/またはASIC(特定用途向け集積回路)および/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などで構成されていてもよい。処理回路は、1つまたは複数のメモリまたはメモリ配列から構成され、および/または1つまたは複数のメモリまたはメモリ配列に(動作可能に)接続または接続可能であると考えてもよい。メモリ配列は、1つまたは複数のメモリで構成されている。メモリは、デジタル情報を格納するように適合されていてもよい。メモリの例は、揮発性および不揮発性メモリ、および/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)、および/またはROM(リードオンリーメモリ)、および/または磁気および/または光学メモリ、および/またはフラッシュメモリ、および/またはハードディスクメモリ、および/またはEPROMまたはEEPROM(消去可能プログラマブルROMまたは電子的消去可能プログラマブルROM)から構成される。無線回路は、1つまたは複数の送信機および/または受信機および/または送受信機(送受信機は、送信機および受信機として動作するかまたは動作可能であり、および/または、例えば1つのパッケージまたはハウジング内に受信および送信のための共同または分離された回路を含んでいてもよい)から構成されていてもよく、および/または、1つまたは複数の増幅器および/または発振器および/またはフィルタから構成されていてもよく、および/または、アンテナ回路および/または1つまたは複数のアンテナおよび/またはアンテナアレイに接続されているかまたは接続可能であってもよい。アンテナアレイは、1つ以上のアンテナで構成されていてもよく、これらのアンテナは、例えば、2Dまたは3Dアレイなどの次元的なアレイに配置されていてもよく、および/または、アンテナパネルで構成されていてもよい。リモートラジオヘッド(RRH)は、アンテナアレイの一例として考えられる。しかし、いくつかの変形例では、RRHは、そこに実装される回路および/または機能の種類に応じて、ネットワークノードとしても実装される場合がある。通信回路は、無線回路および/またはケーブル回路で構成されていてもよい。通信回路は、一般に、1つ以上のインターフェースを備えており、これらのインターフェースは、エアインターフェースおよび/またはケーブルインターフェースおよび/またはレーザーベースなどの光インターフェースであってもよい。インターフェースは、特にパケットベースであってもよい。ケーブル回路および/またはケーブルインターフェースは、1つまたは複数のケーブル(例えば、光ファイバベースおよび/またはワイヤベース)で構成され、および/またはこれらのケーブルに接続または接続可能であり、これらのケーブルは、直接的または間接的に(例えば、1つまたは複数の中間システムおよび/またはインターフェースを介して)、例えば通信回路および/または処理回路によって制御されるターゲットに接続または接続可能であってもよい。
【0056】
ここで開示されているモジュールのいずれか1つまたはすべてが、ソフトウェアおよび/またはファームウェアおよび/またはハードウェアで実装されてもよい。異なるモジュールは、無線ノードの異なるコンポーネント、例えば、異なる回路または回路の異なる部分に関連付けられてもよい。モジュールは、異なるコンポーネントおよび/または回路に分散されていると考えてもよい。本明細書に記載のプログラム製品は、プログラム製品が実行されることが意図されている装置(例えば、ユーザ装置またはネットワークノード)に関連するモジュールを含んでいてもよい(実行は、関連する回路上で実行され、および/または、関連する回路によって制御されてもよい)。
【0057】
無線通信ネットワークは、RAN(無線アクセスネットワーク)であってもよいし、RANは任意の種類のセルラーおよび/または無線無線ネットワークであってもよいし、RANはコアネットワークに接続されていてもよいし、接続可能であってもよい。本明細書で説明するアプローチは、5Gネットワーク、例えばLTEエボリューションおよび/またはNR(ニューラジオ)、それぞれの後継者に特に適している。RANは、1つまたは複数のネットワークノード、および/または1つまたは複数の端末、および/または1つまたは複数の無線ノードで構成されていてもよい。ネットワークノードは、特に、1つまたは複数の端末との無線および/または無線および/またはセルラー通信に適応した無線ノードであってもよい。端末は、RANとの、またはRAN内での無線および/または無線および/またはセルラー通信に適応した任意のデバイスであってもよく、例えば、ユーザ装置(UE)、携帯電話、スマートフォン、コンピューティングデバイス、車両通信デバイス、マシンタイプ通信(MTC)用デバイスなどが挙げられる。端末は移動式であってもよいし、場合によっては固定式であってもよい。RANまたは無線通信ネットワークは、少なくとも1つのネットワークノードとUE、または少なくとも2つの無線ノードで構成されていてもよい。一般に、少なくとも1つの無線ノード、および/または少なくとも1つのネットワークノードと少なくとも1つの端末とからなる無線通信ネットワークまたはシステム、例えばRANまたはRANシステムが考えられてもよい。
【0058】
ダウンリンクでの送信は、ネットワークまたはネットワークノードから端末への送信に関するものであってもよい。アップリンクでの送信は、端末からネットワークまたはネットワークノードへの送信に関するものである。サイドリンクでの送信は、ある端末から別の端末への(直接の)送信に関するものである。アップリンク、ダウンリンク、およびサイドリンク(例えば、サイドリンクの送受信)は、通信方向とみなされることがある。いくつかの変形例では、アップリンクおよびダウンリンクは、ネットワークノード間の無線通信、例えば無線バックホールおよび/または中継通信、および/または例えば基地局または同様のネットワークノード間の(無線)ネットワーク通信、特にそのようなもので終了する通信のために使用されることもある。バックホールおよび/または中継通信および/またはネットワーク通信は、サイドリンクまたはアップリンク通信またはそれに類似した形態として実施されると考えることができる。
【0059】
制御情報または制御情報メッセージまたは対応するシグナリング(制御シグナリング)は、制御チャネル、例えば物理制御チャネル上で送信されてもよく、これはダウンリンクチャネルまたは(または場合によってはサイドリンクチャネル、例えば1つのUEが別のUEをスケジューリングする場合)であってもよい。例えば、制御情報/割り当て情報は、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)および/またはPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)および/またはHARQ固有のチャネル上でネットワークノードによってシグナリングされてもよい。確認応答シグナリングは、例えばアップリンク制御情報/信号のような制御情報または信号の一形態として、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)および/またはPUSCH(物理アップリンク共有チャネル)および/またはHARQ固有のチャネル上で端末によって送信されてもよい。マルチコンポーネント/マルチキャリアの指示またはシグナリングには、複数のチャネルが適用されてもよい。
【0060】
シグナリングとは、一般的に、少なくとも1つの特定のまたは一般的な(例えば、シグナリングを拾う可能性のある誰にでも)対象に情報を伝えることを意図した(例えば、時間間隔および周波数間隔にわたる)電磁波構造を表すものと考えられる。シグナリングのプロセスは、シグナリングを送信することを含んでもよい。シグナリング、特に制御シグナリングまたは通信シグナリング(例えば、確認応答シグナリングおよび/またはリソース要求情報で構成または表現される)を送信することは、エンコードおよび/または変調を含んでもよい。符号化および/または変調は、誤り検出符号化および/または前方誤り訂正符号化および/またはスクランブルを含んでもよい。制御信号の受信は、対応する復号化および/または復調を含んでいてもよい。誤り検出符号化は、CRC(巡回冗長検査)などのパリティまたはチェックサムアプローチで構成されていてもよいし、それに基づいていてもよい。前方誤り訂正符号化は、例えば、ターボ符号化、リードミューラー符号化、ポーラ符号化、LDPC符号化(低密度パリティチェック)などで構成され、これらに基づいて行われる。使用されるコードのタイプは、コード化された信号が関連付けられているチャネル(例えば、物理チャネル)に基づいていてもよい。符号化率は、符号化によって誤り検出符号化や前方誤り訂正のための符号化ビットが追加されることを考慮して、符号化前の情報ビット数と符号化後の符号化ビット数の比率を表してもよい。符号化ビットとは、情報ビット(系統ビットともいう)に符号化ビットを加えたものを指す場合がある。
【0061】
リソース構造または通信リソース(例えば、送信リソースまたは受信リソース)のようなリソースは、無線デバイスが送信または受信または通信のためにリソースを使用できる可能性があることを認識しているか、または認識させられている場合、例えば、それを使用することが許可されているか、または構成されているか、またはスケジューリングされている場合、無線デバイスにとって利用可能であると考えられることがある。リソースは、例えば、RRCシグナリングまたはMACシグナリングまたはブロードキャストシグナリングのような上位層シグナリングを用いて、利用可能であるように無線デバイスに構成されてもよい。リソースは、例えば、制御シグナリングまたはデータシグナリング、および/またはPUCCHまたはSRまたはPUSCHのようなシグナリングまたはチャネルのタイプに(例えば、スケジューリングまたは構成によって)関連付けられてもよい。そのような例としては、例えば、制御シグナリングのための構成済みリソース、例えばスケジューリング要求、またはデータシグナリングのための構成済みリソース(特にアップリンクの場合、グラントフリーリソースとも呼ばれることがある)、例えばPUSCHまたはPDSCH上の構成済みリソースが挙げられる。データシグナリング用の構成済みリソースは、例えば、DCIシグナリングおよび/または制御情報メッセージなどの制御シグナリングを用いて、オンまたはオフにすることができる。このようなリソースは、一般的に構成済みリソースと呼ばれることがあり、および/または半静的(例えば、上位層のシグナリングで再構成されるまで)または半永続的リソース(例えば、制御シグナリングでトリガされる)であると考えられる。いくつかのケースでは、構成されたリソースは、制御情報メッセージによる起動またはトリガまたはスケジューリングを必要とせずに利用可能なリソース、または半永続的なリソースであってもよい。設定されたリソースは、場合によっては、長い期間および/または未決定の期間(例えば、設定またはスケジューリング時、または制御情報メッセージによるスケジューリング時)にわたって利用可能であると考えられる。例えば、1スロット以上、またはMスロット以上(M>1および/または設定可能)の時間枠または時間間隔、および/またはセットアップの変更が発生するまで、または特定のイベントが発生するまで、例えば再構成(RRCまたはMACなどの上位層で)またはトリガオフ(DCIまたはSCIなどの制御シグナリングで、特にセミパーシステントの場合)。PDCCHシグナリングまたはDCIシグナリングなどの制御シグナリングを受信するためのCORESET(または制御シグナリングの検索空間)は、いくつかの例では、構成されたリソースと見なされることがある。あるいは、無線デバイスが利用可能なリソースは、制御シグナリング、特にDCIシグナリングのような物理層シグナリング、例えば制御情報メッセージでスケジューリングまたは割り当てられたリソースであってもよい。このようなリソースは、(動的に)スケジュールされたリソースと呼ばれることがある。スケジュールされたリソースは、例えば、PUSCHまたはPDSCH上の、データシグナリングのための動的にスケジュールされたリソース(例えば、NRにおけるタイプAまたはタイプBのスケジューリングに従って)、または制御シグナリング、例えばDCIまたはSCIで示される制御シグナリングのためのリソース、例えばPUCCHリソース(例えば、シグナリングで示されるリソースのセットまたはプールの1つ、例えばPRI、PUCCHリソースインジケータ)から構成されてもよい。いくつかのケースでは、スケジュールされたリソースは、一般に、短い(例えば、1スロットまたは複数のスロット、例えば16以下のスロット、または1フレーム)または特定のまたは決定された(例えば、スケジューリングまたは割り当て時に)時間枠または時間間隔または持続時間、例えばスロット(または複数のスロット、例えばスケジュールされたアグリゲーションの場合)に対して利用可能または有効なリソースと考えられる。送信のために利用可能またはスケジューリングされたリソースまたはリソース構造は、送信リソースまたは送信リソース構造と考えられる。一般的に、リソースまたはリソース構造を利用する送信は、リソース構造の一部または全部をカバーすることができ、例えば、リソース構造のリソース要素の一部または全部のみを使用することができる。一般的に、リソース構造は、ユニットとして制御シグナリングにより論理的にアドレス指定可能であり、共同でまたはユニットとして構成され、および/または隣接するおよび/または連続するリソース要素(例えば、時間および/または周波数空間において、および/または物理的または仮想的に(例えば、仮想リソース割り当てが利用される場合))を表すと考えられる。
【0062】
通信シグナリングは、データシグナリングおよび/またはユーザプレーンシグナリングで構成され、かつ/またはそれらを表現し、かつ/またはそれらとして実装される。通信シグナリングは、データチャネル、例えば、物理ダウンリンクチャネル、物理アップリンクチャネル、物理サイドリンクチャネル、特にPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)またはPSSCH(物理サイドリンク共有チャネル)に関連付けられてもよい。一般的に、データチャネルは、共有チャネルまたは専用チャネルであってもよい。データシグナリングは、データチャネルに関連する、および/または、データチャネル上のシグナリングであってもよい。
【0063】
表示は、一般的に、それが表す情報および/または示す情報を明示的および/または暗黙的に示すことができる。暗黙的な表示は、例えば、位置および/または送信に使用されるリソースに基づいている。明示的な表示は、例えば、情報を表す1つまたは複数のパラメータ、1つまたは複数のインデックス、および1つまたは複数のビットパターンを持つパラメトリックに基づいていてもよい。特に、利用されたリソースシーケンスに基づく本明細書に記載の制御シグナリングは、制御シグナリングタイプを暗示的に示すものと考えてよい。
【0064】
リソースエレメントとは、一般的に、個別に使用可能な、エンコード可能な、デコード可能な、変調可能な、復調可能な、最小の時間周波数リソースを表し、時間的にはシンボル時間長、周波数的にはサブキャリアをカバーする時間周波数リソースを表すことがある。信号は、リソース要素に割り当て可能および/または割り当てられてもよい。サブキャリアは、例えば、規格で定義されたキャリアのサブバンドであってもよい。搬送波は、送信および/または受信のための周波数および/または周波数帯域を定義してもよい。いくつかの変形例では、(共同で符号化/変調された)信号が複数のリソース要素をカバーすることがある。リソースエレメントは、一般的に、NRやLTEなどの対応する規格で定義されている。シンボルの時間長および/またはサブキャリアの間隔(および/または数値)は、異なるシンボルおよび/またはサブキャリア間で異なる場合があるため、異なるリソース要素は、時間および/または周波数領域で異なる拡張(長さ/幅)を持つ場合があり、特に、異なるキャリアに関連するリソース要素がある。
【0065】
リソースとは、一般的には、時間-周波数および/またはコードリソースのことで、その上で、例えば特定のフォーマットに従ったシグナリングが通信され、例えば送信および/または受信される可能性があり、また、送信および/または受信が意図される可能性がある。
【0066】
無線ノード、特に端末またはユーザ装置を設定することは、無線ノードが設定に従って動作するように適応される、または引き起こされる、または設定および/または指示されることを指す場合がある。設定は、他の装置、例えば、ネットワークノード(例えば、基地局やeNodeBのようなネットワークの無線ノード)またはネットワークによって行われてもよく、その場合、設定されることになる無線ノードに設定データを送信することを含んでもよい。そのような構成データは、構成されることになる構成を表し、および/または、構成に係る1つまたは複数の命令、例えば、割り当てられたリソース、特に周波数リソース上で送信および/または受信するための構成を含んでいてもよい。無線ノードは、例えば、ネットワークまたはネットワークノードから受信した構成データに基づいて、自身を構成してもよい。ネットワークノードは、設定のためにその回路/装置を利用してもよいし、利用するように適合させてもよい。割り当て情報は、設定データの一形態と考えられる。設定データは、設定情報、および/または1つまたは複数の対応する表示および/またはメッセージから構成され、および/またはそれによって表されてもよい。
【0067】
一般的に、コンフィグ(構成)することは、コンフィグを表す構成データを決定し、それを1つ以上の他のノードに提供、例えば送信することを含んでもよく、他のノードはそれをさらに無線ノード(または他のノード、それが無線デバイスに到達するまで繰り返されてもよい)に送信してもよい。代替的に、または追加的に、例えばネットワークノードまたは他のデバイスによって無線ノードを構成することは、構成データおよび/または構成データに関連するデータを、例えばネットワークの上位ノードである可能性のあるネットワークノードのような他のノードから受信すること、および/または受信した構成データを無線ノードに送信することを含んでもよい。したがって、構成を決定すること、および構成データを無線ノードに送信することは、異なるネットワークノードまたはエンティティによって実行されてもよく、これらのエンティティは、適切なインターフェース、例えば、LTEの場合はX2インターフェース、またはNRの場合は対応するインターフェースを介して通信することができてもよい。端末を設定することは、端末のダウンリンクおよび/またはアップリンク送信、例えばダウンリンクデータおよび/またはダウンリンク制御シグナリングおよび/またはDCIおよび/またはアップリンク制御またはデータまたは通信シグナリング、特に確認応答シグナリングをスケジューリングすること、および/またはそのためのリソースおよび/またはリソースプールを設定することを含んでもよい。
【0068】
あるリソース構造は、他のリソース構造と共通の境界周波数を共有している場合、周波数領域で隣接していると考えられる。このような境界は、例えば、サブキャリアnに割り当てられた帯域幅の上端で表され、この帯域幅はサブキャリアn+1に割り当てられた帯域幅の下端でもある。あるリソース構造は、他のリソース構造と時間領域で隣接していると考えられる。例えば、一方が上側(図では右側)の境界、他方が下側(図では左側)の境界のように、共通の境界時間を共有している場合である。このような境界は、例えば、シンボルnに割り当てられたシンボル時間間隔の終わりを表し、また、シンボルn+1に割り当てられたシンボル時間間隔の始まりを表している。
【0069】
一般的に、ドメイン内の他のリソース構造に隣接しているリソース構造は、ドメイン内の他のリソース構造に接している、または境界を接していると呼ばれることもある。
【0070】
リソース構造は、時間領域および/または周波数領域の構造を表し、特に時間間隔および周波数間隔を表す。リソース構造は、リソースエレメントで構成されていてもよいし、リソース構造の時間間隔は、シンボル時間間隔で構成されていてもよいし、リソース構造の周波数間隔は、サブキャリアで構成されていてもよい。リソース構造の一例として、リソースエレメント、スロットやミニスロット、PRB(物理リソースブロック)やその一部などが考えられる。リソース構造は、特定のチャネル、例えばPUSCHまたはPUCCH、特にスロットまたはPRBよりも小さいリソース構造に関連付けられてもよい。
【0071】
周波数領域の資源構造の例としては、帯域やバンド、あるいは帯域部分が挙げられる。帯域部分は、例えば、回路および/または構成および/または規制および/または規格により、無線ノードが通信するために利用可能な帯域の一部であってもよい。帯域幅部分は、無線ノードに対して設定または構成可能であってもよい。いくつかの変形例では、帯域幅部分は、無線ノードによる通信、例えば、送信および/または受信に使用される帯域幅の一部であってもよい。帯域幅部分は、帯域幅(デバイスの回路/構成によって定義されるデバイス帯域幅、および/または、例えばRANで利用可能なシステム帯域幅)よりも小さくてもよい。帯域幅部分は、1つまたは複数のリソースブロックまたはリソースブロックグループ、特に1つまたは複数のPRBまたはPRBグループから構成されていると考えてよい。帯域幅部分は、1つまたは複数のキャリアに関連し、および/またはそれから構成されていてもよい。
【0072】
搬送波は、一般的に、周波数範囲または帯域を表し、中心周波数および関連する周波数間隔に関連している。搬送波は、複数のサブキャリアで構成されていると考えられる。搬送波には、例えば1つ以上のサブキャリアで表される中心周波数または中心周波数間隔が割り当てられている場合がある(各サブキャリアには一般的に周波数帯域または間隔が割り当てられている場合がある)。異なるキャリアは、周波数領域において、重なり合わない、または、隣り合っている場合がある。
【0073】
本開示における「無線」という用語は、一般的な無線通信に関するものと考えられ、マイクロ波および/またはミリ波および/またはその他の周波数、特に100MHzまたは1GHzと100GHzまたは20GHzまたは10GHzの間の周波数を利用した無線通信も含まれる可能性があることに留意すべきである。このような通信は、1つまたは複数のキャリアを利用することができる。
【0074】
無線ノード、特にネットワークノードまたは端末は、一般に、無線および/または無線信号および/またはデータ、特に通信データを、特に少なくとも1つのキャリア上で送信および/または受信するように適合された任意のデバイスであってもよい。少なくとも1つのキャリアは、LBT手順に基づいてアクセスされるキャリア(LBTキャリアと呼ばれることがある)、例えば、免許のないキャリアを含んでいてもよい。また、キャリアは、キャリアアグリゲートの一部であると考えてもよい。
【0075】
セルまたはキャリアでの受信または送信とは、セルまたはキャリアに関連する周波数(バンド)またはスペクトルを利用して受信または送信することを指す。セルは、一般的に、1つ以上のキャリア、特にUL通信/送信用の少なくとも1つのキャリア(ULキャリア)およびDL通信/送信用の少なくとも1つのキャリア(DLキャリア)から構成され、かつそれらによって定義される。セルは、異なる数のULキャリアとDLキャリアで構成されていることが考えられる。また、TDD方式のように、UL通信/送信用およびDL通信/送信用の少なくとも1つのキャリアでセルを構成することも可能である。
【0076】
チャネルは、一般的に、論理チャネル、トランスポートチャネル、物理チャネルのいずれかである。チャネルは、1つまたは複数のキャリア、特に複数のサブキャリアで構成され、かつ、配置されていてもよい。制御信号/制御情報を送信する/または送信するためのチャネルは、特に物理層チャネルである場合、および/または制御プレーン情報を送信する場合には、制御チャネルと見なされる。同様に、データ信号/ユーザ情報を送信するチャネルは、特に物理層チャネルである場合、および/またはユーザプレーン情報を送信する場合には、データチャネルとみなすことができる。チャネルは、特定の通信方向、または2つの相補的な通信方向(例えば、ULとDL、または2方向のサイドリンク)に対して定義されることがあり、その場合、各方向に1つずつ、2つのコンポーネントチャネルを有すると考えることができる。チャネルの例としては、低遅延および/または高信頼性送信のためのチャネル、特に制御および/またはデータのためのURLLC(超高信頼低遅延通信)のためのチャネルが挙げられる。
【0077】
一般的に、シンボルは、シンボル時間長を表したり、シンボル時間長に関連づけられたりするが、このシンボル時間長は、関連するキャリアやサブキャリアの間隔や数値に依存する。したがって、シンボルは、周波数領域に関連してシンボル時間長を有する時間間隔を示すと考えられる。シンボル時間の長さは、シンボルに関連するキャリアの周波数、帯域幅、数値、サブキャリアの間隔に依存する。したがって、異なるシンボルは、異なるシンボル時間長を持つ可能性がある。特に、サブキャリアースペーシングが異なる分子構造は、異なるシンボル時間長を持つ可能性がある。一般的に、シンボル時間長は、ガードタイムインターバルや周期的な拡張(プリフィックスやポストフィックスなど)に基づいているか、またはそれを含んでいる。
【0078】
サイドリンクは、一般的に、2つのUEおよび/または端末間の通信チャネル(またはチャネル構造)を表すことがあり、データは、例えば、直接および/またはネットワークノードを介して中継されることなく、通信チャネルを介して参加者(UEおよび/または端末)の間で送信される。サイドリンクは、サイドリンク通信チャネルを介して直接リンクされている参加者のエアインターフェースを介してのみ、および/または直接確立される場合がある。いくつかの変形例では、サイドリンク通信は、ネットワークノードによる相互作用なしに、例えば、固定的に定義されたリソースおよび/または参加者間で交渉されたリソース上で実行されてもよい。代わりに、または追加的に、ネットワークノードが、例えば、サイドリンク通信のためにリソース、特に1つまたは複数のリソースプールを構成することによって、および/または、例えば、課金目的でサイドリンクを監視することによって、いくつかの制御機能を提供することが考えられる。
【0079】
サイドリンクは、D2D(デバイスツーデバイス)通信と呼ばれることもあり、場合によっては、LTEの場合はProSe(近接サービス)通信と呼ばれることもある。サイドリンクは、V2V(ビークルツービークル)、V2I(ビークルツーインフラストラクチャ)、および/またはV2P(ビークルツーパーソン)などのV2x通信(ビーキュラー通信)のコンテキストで実装される場合がある。サイドリンク通信に適応した任意のデバイスは、ユーザ装置または端末とみなされることがある。
【0080】
サイドリンク通信チャネル(または構造)は、1つまたは複数の(例えば物理的または論理的な)チャネル、例えばPSCCH(物理的サイドリンク制御チャネル、例えば確認応答位置表示などの制御情報を送信してもよい)、および/またはPSSCH(物理的サイドリンク共有チャネル、例えばデータおよび/または確認応答シグナリングを送信してもよい)で構成されてもよい。サイドリンク通信チャネル(または構造)は、例えば、特定のライセンスや規格に従って、セルラー通信に関連する、またはセルラー通信によって使用される1つまたは複数のキャリア/周波数範囲に関連する、または使用されると考えることができる。参加者は、サイドリンクの(物理的)チャネルおよび/またはリソース(特に周波数領域および/またはキャリアなどの周波数リソースに関連する)を共有し、2人以上の参加者がそこで例えば同時に、および/またはタイムシフトして送信することができ、また、特定の参加者に特定のチャネルおよび/またはリソースが関連付けられ、例えば1人の参加者のみが特定のチャネルまたは特定のリソース(例えば周波数領域および/または1つ以上のキャリアまたはサブキャリアに関連する)で送信することができる。
【0081】
サイドリンクは、特定の規格(LTEベースの規格やNRなど)に準拠していてもよいし、それに基づいて実装されていてもよい。サイドリンクは、TDD(時分割多重)および/またはFDD(周波数分割多重)技術を利用することができ、例えば、ネットワークノードによって構成され、および/または事前に構成され、および/または参加者間で交渉される。ユーザ装置は、その無線回路および処理回路が、例えば、1つ以上の周波数範囲および/またはキャリアおよび/または1つ以上のフォーマットで、特に特定の規格に従って、サイドリンクを利用するように適合されている場合、サイドリンク通信に適合していると考えられる。一般に、無線アクセスネットワークは、サイドリンク通信の2つの参加者によって定義されると考えられる。代替的に、または追加的に、無線アクセスネットワークは、ネットワークノードおよび/またはそのようなノードとの通信に関連して、表現され、および/または定義され、および/または関連してもよい。
【0082】
一般に、キャリアアグリゲーション(CA)とは、無線/セルラー通信ネットワーク/ネットワークノードと端末との間、またはサイドリンク上の無線接続/通信リンクが、少なくとも1つの送信方向(DLおよび/またはULなど)について複数のキャリアで構成されるという概念、およびキャリアのアグリゲーションを意味する。対応する通信リンクは、キャリアアグリゲーション通信リンクまたはCA通信リンクと呼ばれることがあり、キャリアアグリゲーション内のキャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれることがある。このようなリンクでは、データは、キャリアアグリゲーション(キャリアの集合)の複数のキャリアおよび/またはすべてのキャリアを介して送信されてもよい。キャリアアグリゲーションは、1つ(または複数)の専用制御キャリアおよび/または一次キャリア(これは、例えば、一次コンポーネントキャリア(PCC)と呼ばれることがある)から構成されてもよく、その上で制御情報が送信されてもよく、制御情報は、一次キャリアおよび二次キャリア(または二次コンポーネントキャリア(SCC)と呼ばれることがある)と呼ばれる他のキャリアを参照してもよい。しかし、いくつかのアプローチでは、制御情報はアグリゲートの2つ以上のキャリア、例えば、1つ以上のPCCおよび1つのPCCと1つ以上のSCCを介して送信されてもよい。
【0083】
送信は、一般的に、特定のチャネルおよび/または特定のリソースに関連するものであり、特に、時間的に開始シンボルと終了シンボルを持ち、その間のインターバルをカバーするものである。スケジュールされた送信とは、スケジュールされた、および/または、期待された、および/または、リソースがスケジュールされた、または、提供された、または、予約された送信のことである。しかし、すべてのスケジュールされた送信が実現されなければならないわけではありません。例えば、スケジュールされたダウンリンク送信が受信されない場合や、スケジュールされたアップリンク送信が電力制限やその他の影響(例えば、ライセンスされていないキャリアのチャネルが占有されているなど)により送信されない場合がある。送信は、スロットのような送信タイミング構造内の送信タイミングサブ構造(例えば、ミニスロット、および/または、送信タイミング構造の一部のみをカバーする)に対してスケジュールされてもよい。ボーダーシンボルは、送信が開始または終了する送信タイミング構造内のシンボルを示すものであってもよい。
【0084】
本開示の文脈における「事前定義」とは、関連情報が例えば規格で定義されていること、および/または、ネットワークまたはネットワークノードから特定の設定をしなくても利用可能であること(例えば、メモリに格納されている)、例えば、設定されていることとは無関係であることを指すと考えられる。設定済みまたは設定可能とは、対応する情報が、例えば、ネットワークまたはネットワークノードによって設定/構成されることを指すと考えられる。
【0085】
ミニスロット構成および/または構造構成のような構成またはスケジュールは、例えば、有効な時間/送信のために、送信をスケジュールすることができ、および/または、例えば、個別のRRCシグナリングおよび/またはダウンリンク制御情報シグナリングのような、個別のシグナリングまたは個別の構成によって、送信をスケジュールすることができる。スケジュールされた送信は、デバイスが通信のどちら側にいるかに応じて、スケジュールされたデバイスによって送信されることになるシグナリング、またはスケジュールされたデバイスによって受信されることになるシグナリングを表すことがある。ダウンリンク制御情報、具体的にはDCIシグナリングは、MAC(媒体アクセス制御)シグナリングやRRC層シグナリングのような上位層のシグナリングとは対照的に、物理層シグナリングとみなされる可能性があることに留意すべきである。これは、少なくとも部分的には、そのようなシグナリングに含まれる情報が複数の層を経由して渡され、各層が処理や取り扱いを必要とするためである。
【0086】
スケジュールされた送信、および/またはミニスロットやスロットなどの送信タイミング構造は、特定のチャネル、特に物理的アップリンク共有チャネル、物理的アップリンク制御チャネル、または物理的ダウンリンク共有チャネル、例えばPUSCH、PUCCH、またはPDSCHに関連する可能性があり、および/または特定のセルおよび/またはキャリアアグリゲーションに関連する可能性がある。対応する構成、例えばスケジューリング構成またはシンボル構成は、そのようなチャネル、セルおよび/またはキャリアアグリゲーションに関連する可能性がある。スケジュールされた送信は、物理チャネル、特に共有物理チャネル、例えば物理アップリンク共有チャネルまたは物理ダウンリンク共有チャネルでの送信を表すと考えてよい。このようなチャネルでは、セミパーシステント構成が特に適していると考えられる。
【0087】
構成は、メッセージまたは構成または対応するデータに埋め込まれ、および/または構成されてもよく、特に半永続的および/または半静的にリソースを示し、および/またはスケジュールすることができる。送信タイミング構造のシンボルの持続時間(シンボル時間の長さまたは間隔)は、一般的に、ヌメロロジーおよび/またはキャリアに依存する場合があり、ヌメロロジーおよび/またはキャリアは構成可能である場合がある。ヌメロロジーは、スケジュールされた送信に使用されるヌメロロジーであってもよい。
【0088】
機器のスケジューリングは、機器にリソースを設定すること、および機器にリソースを示すこと(例:通信に使用するリソース)から構成される、またはその一形態であると考えられる。スケジューリングは、特に、送信タイミング構造またはその下部構造(例えば、スロットまたはミニスロット(スロットの下部構造と考えられる))に関連している可能性がある。例えば、送信タイミング構造に基づいて基本的なタイミンググリッドが定義されている場合、スケジューリングされている部分構造の場合であっても、送信タイミング構造に関連してボーダーシンボルが識別および/または決定される可能性があることを考慮してもよい。スケジューリングを示すシグナリングは、対応するスケジューリング情報を含んでいてもよく、また、スケジューリングされた送信を示す構成データや、スケジューリング情報を含む構成データを表している、または含んでいると考えてもよい。このような設定データやシグナリングは、リソース設定やスケジューリング設定と考えられる。このような構成(特に単一のメッセージとしての構成)は、場合によっては、他の構成データ、例えば他のシグナリング、例えば上位層のシグナリングで構成されていないと完全ではないことに留意すべきである。特に、シンボル構成は、スケジュールされた送信にどのシンボルが割り当てられるかを正確に識別するために、スケジューリング/リソース構成に加えて提供されてもよい。スケジューリング(またはリソース)構成は、スケジュールされた送信のための送信タイミング構造および/またはリソース量(例えば、シンボル数または時間の長さ)を示してもよい。
【0089】
スケジュールされた送信は、例えば、ネットワークまたはネットワークノードによってスケジュールされた送信であってもよい。この文脈における送信は、アップリンク(UL)またはダウンリンク(DL)またはサイドリンク(SL)の送信であってもよい。スケジュールされた送信が予定されている装置、例えばユーザ装置は、それに応じて、スケジュールされた送信を受信する(例えば、DLまたはSLで)、または送信する(例えば、ULまたはSLで)ようにスケジュールされてもよい。送信のスケジューリングは、特に、スケジュールされたデバイスをこの送信のためのリソースで構成すること、および/または、送信が意図されていることおよび/またはいくつかのリソースに対してスケジュールされていることをデバイスに通知することからなると考えられる。送信は、開始シンボルと終了シンボルの間の連続した時間間隔を形成する時間間隔、特に連続した数のシンボルをカバーするようにスケジュールされてもよい。スケジュールされた)送信の開始シンボルと終了シンボルは、同じ送信タイミング構造、例えば、同じスロット内にあってもよい。しかし、場合によっては、終了シンボルは、開始シンボルよりも後の送信タイミング構造、特に時間的に後続する構造にあってもよい。スケジュールされた送信には、例えばシンボル数や関連する時間間隔などで、継続時間が関連付けられたり示されたりすることがある。いくつかの変形例では、同じ送信タイミング構造において、異なる送信がスケジュールされている場合がある。スケジュールされた送信は、特定のチャネル、例えばPUSCHやPDSCHのような共有チャネルに関連付けられていると考えられる。
【0090】
本開示の文脈では、動的にスケジュールされたまたは非周期的な送信および/または構成と、半静的または半永続的または周期的な送信および/または構成とが区別される場合がある。動的」という用語または類似の用語は、一般に、(比較的)短いタイムスケール、および/または(例えば、事前に定義された、および/または構成された、および/または限定された、および/または確定された)数の発生、および/または送信タイミング構造、例えば、スロットまたはスロットアグリゲーションのような1つまたは複数の送信タイミング構造、および/または1つまたは複数の(例えば、特定の数の)送信/発生のために有効な、および/またはスケジュールされた、および/または構成された構成/送信に関係している可能性がある。動的構成は、低レベルのシグナリング、例えば、物理層および/またはMAC層の制御シグナリング、特にDCIまたはSCIの形式に基づいてもよい。周期的/半固定的な構成は、より長いタイムスケール、例えば、数スロットおよび/または1フレーム以上、および/または、例えば、動的な構成が矛盾するまで、または、新しい周期的な構成が到着するまで、定義されていない数の発生に関係することがある。周期的または半固定的な構成は、上位層のシグナリング、特にRCL層のシグナリングおよび/またはRRCシグナリングおよび/またはMACシグナリングに基づいて、および/またはそれらを用いて構成することができる。
【0091】
送信タイミング構造は、複数のシンボルで構成され、および/または、複数のシンボル(それぞれ関連する時間間隔)で構成されるインターバルを定義してもよい。本開示の文脈において、参照を容易にするためのシンボルへの言及は、周波数領域の成分も考慮しなければならないことが文脈から明らかでない限り、シンボルの時間領域の投影または時間間隔または時間成分または持続時間または時間内の長さを参照すると解釈されることに留意すべきである。送信タイミング構造の例としては、スロット、サブフレーム、ミニスロット(これもスロットの下部構造と考えてよい)、スロットアグリゲーション(これは複数のスロットで構成され、スロットの上部構造と考えてよい)などがあり、それぞれの時間領域成分がある。送信タイミング構造は、一般的に、送信タイミング構造の時間領域の延長(例えば、間隔または長さまたは持続時間)を定義する複数のシンボルで構成され、番号順に隣接して配置されていてもよい。タイミング構造(これは、同期構造として考慮または実装される場合もある)は、そのような送信タイミング構造の連続によって定義される場合があり、これは、例えば、最小のグリッド構造を表すシンボルを有するタイミンググリッドを定義する場合がある。送信タイミング構造、および/またはボーダーシンボル、またはスケジュールされた送信は、そのようなタイミンググリッドに関連して決定またはスケジュールされてもよい。受信の送信タイミング構造は、例えば、タイミンググリッドに関連して、スケジューリング制御シグナリングが受信される送信タイミング構造であってもよい。送信タイミング構造は、特に、スロットまたはサブフレームであってもよく、場合によってはミニスロットであってもよい。
【0092】
確認応答情報は、ACKやNACK、DTXなどの確認応答シグナリング処理のための特定の値や状態を示すものであってもよい。このような指示は、例えば、ビット、ビット値、ビットパターン、または情報スイッチを表すことができる。異なるレベルの確認応答情報、例えば、受信品質および/または受信したデータ要素の誤り位置に関する差別化された情報を提供することは、制御シグナリングによって考慮および/または表現することができる。確認応答情報は、一般的に、確認応答、非確認応答、非受信、またはそれらの異なるレベル、例えばACK、NACK、DTXを示すことがある。確認応答メント情報は、1つの確認応答メントシグナリングプロセスに関連していてもよい。確認応答シグナリングは、1つまたは複数の確認応答シグナリングプロセス、特に1つまたは複数のHARQまたはARQプロセスに関連する確認応答情報を含んでもよい。確認応答情報が関係する各確認応答シグナリングプロセスには、制御シグナリングの情報サイズの特定のビット数が割り当てられると考えてもよい。測定報告シグナリングは、測定情報を含んでもよい。
【0093】
コードブロックは、トランスポートブロックのようなデータ要素のサブエレメントと考えてもよく、例えば、トランスポートブロックは、1つまたは複数のコードブロックで構成されていてもよい。
【0094】
スケジューリング割り当ては、制御シグナリング、例えば、ダウンリンク制御シグナリングまたはサイドリンク制御シグナリングで構成されてもよい。このような制御シグナリングは、スケジューリング情報を示すスケジューリングシグナリングを表す、および/または、スケジューリングシグナリングを構成すると考えてよい。スケジューリング割り当ては、特に、スケジューリング割り当てで構成されたデバイスが受信した、または受信する予定のシグナリングに関連する、シグナリングのスケジューリング/シグナリングの送信を示すスケジューリング情報と考えてよい。スケジューリング割り当ては、データ(例えば、データブロックまたは要素および/またはチャネルおよび/またはデータストリーム)および/または(関連する)確認応答シグナリングプロセスおよび/またはデータ(または、場合によっては参照シグナリング)が受信されるリソースを示し、および/または関連するフィードバックシグナリングのためのリソースを示し、および/または関連するフィードバックシグナリングが送信されるフィードバックリソース範囲を示すことができると考えられる。確認応答シグナリングプロセスに関連する送信、および/または関連するリソースもしくはリソース構造は、例えばスケジューリング割り当てによって、構成および/またはスケジューリングされることがある。異なるスケジューリング割り当ては、異なる確認応答シグナリングプロセスに関連付けられてもよい。スケジューリング割り当ては、例えば、ネットワークノードによって送信される場合、および/またはダウンリンクで提供される場合のダウンリンク制御情報またはシグナリング(または、サイドリンクを使用しておよび/またはユーザ装置によって送信される場合のサイドリンク制御情報)の一例と見なされてもよい。
【0095】
スケジューリンググラント(例えば、アップリンクグラント)は、制御シグナリング(例えば、ダウンリンク制御情報/シグナリング)を表すことがある。スケジューリンググラントは、アップリンク(またはサイドリンク)シグナリング、特にアップリンク制御シグナリングおよび/またはフィードバックシグナリング(例えば、確認応答シグナリング)のためにシグナリングリソース範囲および/またはリソースを構成すると考えてよい。シグナリングリソースの範囲および/またはリソースを設定することは、設定された無線ノードによる送信のためにそれを設定またはスケジューリングすることを含んでもよい。スケジューリンググラントは、フィードバックシグナリングに使用されるチャネルおよび/または使用可能なチャネル、特にPUSCHのような共有チャネルが使用されるかどうかを示すことができる。スケジューリンググラントは、一般に、アップリンクリソース、アップリンクチャネル、および/または関連するスケジューリング割り当てに関連する制御情報のフォーマットを示すことができる。グラントと割り当ての両方は、(ダウンリンクまたはサイドリンクの)制御情報とみなされる可能性があり、および/または異なるメッセージに関連付けられ、および/または異なるメッセージとともに送信される可能性がある。
【0096】
シグナリング特性は、1つまたは複数の特性で構成されている。例となる特性は、メッセージフォーマット(例えば、0_1、0_0、1_0、1_1、0_nまたは0_mまたは同様のもの)、メッセージサイズ(例えば、ビットおよび/またはリソース要素単位)および/またはアグリゲーションレベル(例えば、何回繰り返すか)および/または受信されるリソース(例えば。例えば、スクランブリングコード(RNTI)のような識別子で示される(例えば、メッセージに関連付けられた誤り検出コードやCRCが、宛先を特定するためにスクランブリングされる)。例えば、URLLC_RNTIは、関連付けられたリソースが使用されることを識別するために使用されてもよく、また同様にeMBB_RNTIも使用されてもよい。異なるフォーマットおよび/または特性が、異なるリソースに(例えば、1対1で)関連付けられてもよく、その場合、フォーマットまたはリソースまたはRNTIは、どのリソースを使用するかを示すことができる。
【0097】
シグナリングの例としては、特定の通信方向のシグナリング、特にアップリンクシグナリング、ダウンリンクシグナリング、サイドリンクシグナリングのほか、リファレンスシグナリング(SRSまたはCRSまたはCSI-RSなど)、通信シグナリング、制御シグナリング、および/またはPUSCH、PDSCH、PUCCH、PDCCH、PSCCH、PSSCHなどの特定のチャネルに関連するシグナリングが挙げられる。
【0098】
本開示では、説明を目的とし、限定をしないために、本明細書に示された技術の完全な理解を提供するために、特定の詳細(特定のネットワーク機能、プロセス、シグナリングステップなど)が示されている。本発明の概念および態様は、これらの特定の詳細から逸脱した他の変形およびバリエーションで実施することができることは、当業者には明らかであろう。
【0099】
例えば、LTE(ロングタームエボリューション)、LTEアドバンスド(LTE-A)、またはニューラジオの移動体通信技術や無線通信技術に関連して、概念や変形例が部分的に説明されているが、これは、GSM(モバイル通信のためのグローバルシステム)などの追加または代替の移動体通信技術に関連して、本概念や側面を使用することを排除するものではない。記載されている変形例は、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)の特定の技術仕様(TS)に関するものであるが、本アプローチ、コンセプト、および側面は、異なるパフォーマンス管理(PM)仕様に関連して実現することも可能であることが理解されるであろう。
【0100】
さらに、ここで説明したサービス、機能、ステップは、プログラムされたマイクロプロセッサと連携して機能するソフトウェアや、ASIC(特定用途向け集積回路)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、または汎用コンピュータを使用して実装することができることを、当業者は理解するだろう。また、本明細書に記載されている変形例は、方法および装置の文脈で解明されているが、本明細書に提示されている概念および態様は、プログラム製品だけでなく、制御回路、例えばコンピュータプロセッサおよびプロセッサに結合されたメモリを含むシステムにおいても具現化することができ、メモリは、本明細書に開示されているサービス、機能およびステップを実行する1つまたは複数のプログラムまたはプログラム製品でコード化されていることが理解されるであろう。
【0101】
本明細書に提示された態様および変形例の利点は、前述の説明から十分に理解されると考えられ、本明細書に記載された概念および態様の範囲から逸脱することなく、またはその有利な効果のすべてを犠牲にすることなく、その例示的な態様の形態、構造および配置に様々な変更を加えることができることが明らかになるであろう。本明細書に示された局面は、多くの方法で変化させることができる。
【0102】
いくつかの有用な略語は以下を含む。
【0103】
略語 説明
ACK/NACK 肯定応答/否定応答
ARQ 自動再送要求
CAZAC 一定振幅ゼロクロス相関
CBG コードブロックグループ
CDM 符号分割多重
CM 立方メトリック
CQI チャネル品質情報
CRC 巡回冗長検査(誤り検出符号の形式)
CRS 共通参照信号
CSI チャネル状態情報
CSI-RS チャネル状態情報参照信号
DAI ダウンリンク割当インジケータ
DCI ダウンリンク制御情報
DFT 離散フーリエ変換
DM(-)RS 復調参照信号(シグナリング)
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重
HARQ ハイブリッド自動再送要求
IFFT 逆高速フーリエ変換
MAC 媒体アクセス制御(制御レイヤ)
eMBB (進化型/強化型)モバイルブロードバンド
MCS 変調および符号化方式
MIMO 多入力多出力
MRC 最大比合成
MRT 最大比伝送
MU-MIMO 多ユーザ多入力多出力
OFDM/A 直交周波数分割多重/多元接続
PAPR ピーク対平均電力比
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRB 物理リソースブロック
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
(P)SCCH (物理)サイドリンク制御チャネル
(P)SSCH (物理)サイドリンク共有チャネル
RB リソースブロック
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
SC-FDM/A 単一キャリア周波数分割多重/多元接続
SCI サイドリンク制御情報
SINR 信号対干渉および雑音比
SIR 信号対干渉比
SNR 信号対雑音比
SR スケジューリング要求
SRS サウンディング参照信号(シグナリング)
SVD 特異値分解
TDD 時分割複信
TDM 時分割多重
UCI アップリンク制御情報
UE ユーザ装置
URLLC 超低遅延高信頼通信
VL-MIMO 超大規模多入力多出力
ZF ゼロフォース
【0104】
該当する場合、略語は3GPPの使用法に従うものとみなされ得る。
図1
図2
図3