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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-25
(45)【発行日】2024-01-09
(54)【発明の名称】情報処理装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/00 20060101AFI20231226BHJP
   B41J 29/42 20060101ALI20231226BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALN20231226BHJP
【FI】
H04N1/00 350
B41J29/42 F
G06F3/0484
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020012593
(22)【出願日】2020-01-29
(65)【公開番号】P2021118511
(43)【公開日】2021-08-10
【審査請求日】2022-12-23
(73)【特許権者】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】弁理士法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】遠瀬 雅宏
【審査官】橋爪 正樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-184398(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/00
B41J 29/38
B41J 29/42
G06F 3/048- 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部を制御するプロセッサを備え、
前記プロセッサは、ジョブの実行指示があった場合、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を第1のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御し、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御する情報処理装置。
【請求項2】
前記ユーザの操作が必要になった場合は、実行指示された前記ジョブの設定内容がユーザの操作を必要とする設定値を含む場合である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記設定値は、前記ジョブに対して追加の処理が発生する設定値を含む、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記設定値は、追加する読取対象の有無を示す操作を必要とするものである、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記追加する読取対象の有りを示す操作がされた場合、前記プロセッサは、前記読取対象に対する設定内容の変更を受付可能とする、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2のメイン画面は、前記設定値の入力が受付可能である、
請求項2から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記第1のメイン画面を表示する前に前記ユーザの操作が必要になった場合は、前記第1のメイン画面を前記表示部に表示せずに前記第2のメイン画面を前記表示部に表示するよう制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ユーザの操作が必要になった場合は、実行指示された前記ジョブを現在の状態とは異なる状態に遷移させる際にユーザの確認が必要になった場合を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
表示部を制御するプロセッサを備え、
ョブの実行指示があった場合に、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を表示する第1のメイン画面を前記表示部に表示する第1の表示モード、及び第2のメイン画面を前記表示部に表示する第2の表示モードを含む複数の表示モードを選択する画面において、前記画面上で前記第2の表示モードが選択された場合に、前記プロセッサは、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で前記第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御する情報処理装置。
【請求項10】
前記画面上で前記第1の表示モードが選択された場合、前記プロセッサは、前記ユーザの操作が必要になった場合でも前記第1のメイン画面を表示する、
請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
表示部を制御するプロセッサに、
ジョブの実行指示があった場合、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を第1のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御させ、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御させるためのプログラム。
【請求項12】
表示部を制御するプロセッサに、
ジョブの実行指示があった場合に、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を表示する第1のメイン画面を前記表示部に表示する第1の表示モード、及び第2のメイン画面を前記表示部に表示する第2の表示モードを含む複数の表示モードを選択する画面において、前記画面上で前記第2の表示モードが選択された場合に、前記プロセッサは、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で前記第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報処理装置の動作モードに応じて、ユーザへの通知を好適に行う情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
特許文献1に記載された情報処理装置は、OSの動作モードが1つのウィンドウを全画面モードで使用するタブレットモードで動作している場合に、情報処理装置に接続されている画像形成装置からエラー情報が通知されたとき、エラー情報を簡易通知画面としてのウィンドウを一時的にポップアップ表示するトースト通知機能により表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-162293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ジョブの実行指示を行った後、ユーザの操作が必要になった場合に進捗状況の詳細を知りたい場合がある。
【0006】
本発明の課題は、ジョブの進捗状況に関して情報量が異なる画面を、ユーザの操作がなくてもユーザの操作の必要性に基づいて、切り替えることを可能とする情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]表示部を制御するプロセッサを備え、
前記プロセッサは、ジョブの実行指示があった場合、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を第1のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御し、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御する情報処理装置。
[2]前記ユーザの操作が必要になった場合は、実行指示された前記ジョブの設定内容がユーザの操作を必要とする設定値を含む場合である、
前記[1]に記載の情報処理装置。
[3]前記設定値は、前記ジョブに対して追加の処理が発生する設定値を含む、
前記[2]に記載の情報処理装置。
[4]前記設定値は、追加する読取対象の有無を示す操作を必要とするものである、
前記[3]に記載の情報処理装置。
[5]前記追加する読取対象の有りを示す操作がされた場合、前記プロセッサは、前記読取対象に対する設定内容の変更を受付可能とする、
前記[4]に記載の情報処理装置。
[6]前記第2のメイン画面は、前記設定値の入力が受付可能である、
前記[2]から[4]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[7]前記プロセッサは、前記第1のメイン画面を表示する前に前記ユーザの操作が必要になった場合は、前記第1のメイン画面を前記表示部に表示せずに前記第2のメイン画面を前記表示部に表示するよう制御する、
前記[1]に記載の情報処理装置。
[8]前記ユーザの操作が必要になった場合は、実行指示された前記ジョブを現在の状態とは異なる状態に遷移させる際にユーザの確認が必要になった場合を含む、
前記[1]に記載の情報処理装置。
[9]表示部を制御するプロセッサを備え、
ョブの実行指示があった場合に、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を表示する第1のメイン画面を前記表示部に表示する第1の表示モード、及び第2のメイン画面を前記表示部に表示する第2の表示モードを含む複数の表示モードを選択する画面において、前記画面上で前記第2の表示モードが選択された場合に、前記プロセッサは、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で前記第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御する情報処理装置。
[10]前記画面上で前記第1の表示モードが選択された場合、前記プロセッサは、前記ユーザの操作が必要になった場合でも前記第1のメイン画面を表示する、
前記[9]に記載の情報処理装置。
[11]表示部を制御するプロセッサに、
ジョブの実行指示があった場合、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を第1のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御させ、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御させるためのプログラム。
[12]表示部を制御するプロセッサに、
ジョブの実行指示があった場合に、前記ジョブの進捗状況を含むサブ画面を表示する第1のメイン画面を前記表示部に表示する第1の表示モード、及び第2のメイン画面を前記表示部に表示する第2の表示モードを含む複数の表示モードを選択する画面において、前記画面上で前記第2の表示モードが選択された場合に、前記プロセッサは、前記ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、前記ジョブの進捗状況を、前記サブ画面に含まれる前記ジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で前記第2のメイン画面に表示するよう前記表示部を制御させるためのプログラム。
【発明の効果】
【0008】
請求項1、2、7、9、10、11及び12に係る発明によれば、ジョブの進捗状況に関して情報量が異なる画面を、ユーザの操作がなくてもユーザの操作の必要性に基づいて、切り替えることが可能になる。
請求項3、4に係る発明によれば、当該ジョブに対して追加の処理が進捗状況にどのように影響するかを知ることができる。
請求項5に係る発明によれば、進捗状況を考慮して設定内容を変更することができる。
請求項6に係る発明によれば、進捗状況を見ながら設定値の入力を行うことができる。
請求項8に係る発明によれば、当該ジョブを異なる状態に遷移させたときの進捗状況を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。
図2図2は、設定画面の一例を示す図である。
図3図3は、図2に示す設定画面に重畳表示されたサブ画面の一例を示す図である。
図4図4は、他の設定画面の一例を示す図である。
図5図5は、進捗状況の概略を表示する設定画面の一例を示す図である。
図6図6は、図4に示す他の設定画面において次原稿の機能がOn状態になる前の設定画面の一例を示す図である。
図7図7は、図4に示す他の設定画面において次原稿の機能がOn状態になった後の設定画面の一例を示す図である。
図8図8は、図7に示す他の設定画面に対して「スタート」ボタンが操作された状態の一例を示す図である。
図9図9 は、進捗状況の詳細を表示する進捗状況表示画面の一例を示す図である。
図10図10は、進捗状況を表示しない設定画面の一例を示す図である。
図11図11は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。また、情報処理装置の一例として画像形成装置を例に挙げて説明する。
【0011】
[実施の形態の要約]
本実施の形態に係る画像形成装置は、表示部を制御するプロセッサを備え、プロセッサは、ジョブの実行指示があった場合、ジョブの進捗状況を含むサブ画面を第1のメイン画面に表示するよう表示部を制御し、ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合に、ジョブの進捗状況を、サブ画面に含まれるジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で第2のメイン画面に表示するよう表示部を制御する。
【0012】
サブ画面とは、第1のメイン画面よりもサイズが小さい画面をいう。多くの情報とは、表示する項目の数が多いこと、又は表示する情報量が多いことを意味する。
【0013】
ユーザの操作が必要になった場合とは、実行指示されたジョブが影響を受けるようになる場合をいい、例えば、次の場合が含まれる。
(a)実行指示されたジョブの設定内容がユーザの操作を必要とする設定値を含む場合
当該設定値は、例えば、当該ジョブに対して追加の処理が発生する設定値を含む。追加の処理が発生する設定値は、例えば、追加する読取対象の有無を示す操作を必要とする。追加する読取対象の有りを示す操作がされた場合、プロセッサは、読取対象に対する設定内容の変更を受付可能としてもよい。
(b)実行指示したジョブを現在の状態とは異なる状態に遷移させる際にユーザの確認が必要になった場合
異なる状態には、例えば、一時停止、中止、保留、終了、割り込み等がある。
【0014】
上記構成において、例えば、ジョブの実行指示があった後にユーザの操作が必要になった場合、ユーザはサブ画面よりも多くの情報を含むジョブの進捗状況を考慮して当該操作を行う。
【0015】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。
【0016】
この画像形成装置1は、例えば、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、電子メール機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置1は、プリント機能、ファクシミリ機能等の単一の機能を有する画像形成装置でもよい。また、画像形成装置1は、ジョブの進捗状況の表示モードを設定する機能を有する。この機能の詳細については後述する。
【0017】
画像形成装置1は、本装置1の各部を制御する制御部2を有し、この制御部2に、記憶部3、操作表示部4、画像読取部5、画像形成部6及び通信部7が接続されている。操作表示部4は、表示部の一例である。
【0018】
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ2a、インターフェース等から構成されている。プロセッサ2aは、記憶部3に記憶されたプログラム30を実行することにより、受付手段20、表示制御手段21、設定手段22、実行手段23等として機能する。各手段20~23の詳細については後述する。
【0019】
記憶部3は、ROM(Read Only Memory)、RAM、(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プログラム30、表示モード設定情報31等の各種の情報を記憶する。表示モード設定情報31は、進捗状況を表示する表示モードの情報を含む。
【0020】
操作表示部4は、情報の入力及び表示を行うものである。操作表示部4は、例えば、タッチパネルディスプレイと、ジョブの実行を指示する「スタート」ボタン、ジョブの中止を指示する「ストップ」ボタン等の複数のハ-ドウェアキ-とを備える。タッチパネルディスプレイは、液晶ディスプレイ等のディスプレイにタッチパネルを重合配置した構成を有する。
【0021】
画像読取部5は、原稿台上に設けられた自動給紙装置と、原稿台に配置された原稿、又は自動給紙装置により給紙された原稿から原稿画像を光学的に読み取るスキャナとを備える。
【0022】
画像形成部6は、給紙カセットから給紙された用紙に、例えば、電子写真方式、インクジェット方式等により画像を形成することで印刷物を作成する。
【0023】
通信部7は、LAN(Local Area Network)、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末、サーバ等の外部装置と通信する。
【0024】
次に、制御部2の各手段20~23について説明する。
【0025】
受付手段20は、操作表示部4に対する操作により指示されたジョブ、外部装置からネットワークを介して送信されたジョブ、又は外部装置から公衆回線網を介してファクシミリの印刷ジョブを受け付ける。
【0026】
また、受付手段20は、ジョブの設定内容を受け付ける。設定内容は、設定項目(パラメータともいう。)とこれに対する設定値(パラメータ値ともいう。)を含む。また、受付手段20は、次原稿の有りを示す操作がされた場合、次原稿に対する設定内容の変更を受付可能とする。次原稿は、読取対象の一例である。
【0027】
表示制御手段21は、操作表示部4に対するメニュー画面、設定画面等の各種の画面の表示制御を行う。
【0028】
また、表示制御手段21は、記憶部3に記憶されている表示モード設定情報31に含まれる表示モードで進捗状況を表示するよう操作表示部4を制御する。
【0029】
具体的には、表示制御手段21は、進捗状況の詳細を表示する表示モード(以下「詳細表示」ともいう。)が設定されている場合、進捗状況の詳細を表示し、進捗状況の詳細を優先的に表示する表示モード(以下「詳細表示優先」ともいう。)が設定されている場合、進捗状況の詳細を優先的に表示し、進捗状況の概略を表示する表示モード(以下「概略表示」ともいう。)が設定されている場合、進捗状況の概略を表示し、進捗状況を表示しない表示モード(以下「非表示」ともいう。)が設定されている場合、進捗状況を表示しないよう操作表示部4を制御する。「概略表示」は、第1の表示モードの一例である。「詳細表示優先」は、第2の表示モードの一例である。
【0030】
また、表示制御手段21は、「詳細表示優先」の表示モードが設定されている場合、ジョブの実行指示があった後に次原稿の機能がOn状態になった場合に、ジョブの進捗状況を、バナー画像15(図5参照)に含まれるジョブの進捗状況よりも多くの情報を含んだ状態で進捗状況表示画面14(図9参照)に表示するよう操作表示部4を制御する。次原稿の機能について後述する。次原稿の機能がOn状態になった場合は、ユーザの操作が必要になった場合の一例である。バナー画像15は、サブ画面の一例である。進捗状況表示画面14は、第2のメイン画面の一例である。
【0031】
進捗状況の詳細を表示とは、進捗状況について進捗状況の概略を表示する場合よりも多くの項目又は多くの情報量を表示することをいう。進捗状況の詳細を優先的に表示とは、条件を満たした場合に進捗状況の詳細を表示し、条件を満たさない場合に進捗状況の概略を表示することをいう。条件は、本実施の形態の場合、例えば、ジョブを実行指示後、ユーザの操作が必要になった場合である。
【0032】
設定手段22は、進捗状況を表示する表示モードの設定を行う。進捗状況を表示する表示モードには、上述した「詳細表示」、「詳細表示優先」、「概略表示」、「非表示」がある。設定手段22は、設定された表示モードの情報を表示モード設定情報31として記憶部3に記憶する。
【0033】
また、設定手段22は、設定画面10(図2図4等参照)又は進捗状況表示画面14(図9参照)に対して受付手段20が受け付けた操作に基づいてジョブの設定や次原稿に対する設定を行う。設定手段22は、これらの設定情報を記憶部3に記憶する。
【0034】
実行手段23は、受付手段20が受け付けたジョブを、記憶部3に記憶された設定情報に基づいて画像読取部5、画像形成部6又は通信部7を制御して実行する。
【0035】
(画像形成装置の動作)
次に、画像形成装置1の動作の一例を説明する。
【0036】
(1)進捗状況の表示モードの設定
まず、進捗状況の表示モードの設定について、図2及び図3を参照して説明する。
【0037】
表示制御手段21は、ユーザの要求に応じてジョブ、例えばコピージョブの設定画面を操作表示部4に表示する。
【0038】
図2は、設定画面の一例を示す図である。設定画面10は、設定項目に対して設定値を設定するためのものである。設定画面10は、例えば、選択されたジョブの名称(例えば、コピージョブ)を表示するジョブ名表示部10aと、ユーザがログインをする際に操作される「ログイン」ボタン10bと、ジョブの実行指示を行う「スタート」ボタン10cと、ジョブを設定するための複数の設定項目11とを有する。
【0039】
図2に示す設定画面10では、設定項目11の一つとして、「ジョブ起動時の進捗表示」の設定項目11aを有する。「ジョブ起動時の進捗表示」の設定項目11aは、ジョブの進捗状況の表示モードを設定するためのものである。なお、複数の設定項目11は、スクロールによって操作表示部4に表示できるように構成されている。
【0040】
ユーザは、設定画面10の「ジョブ起動時の進捗表示」の設定項目11aを選択すると、受付手段20は、その選択を受け付け、表示制御手段21は、表示モード設定画面12(図3参照)を設定画面10に重畳表示、すなわち表示モード設定画面12を設定画面10の前面に重ねて表示するよう操作表示部4を制御する。
【0041】
図3は、図2に示す設定画面10に重畳表示された表示モード設定画面12の一例を示す図である。表示モード設定画面12は、「詳細表示」項目12a、「詳細表示優先」項目12b、「概略表示」項目12c、「非表示」項目12dを含む。「詳細表示」項目12aは、「詳細表示」の表示モードに対応する。「詳細表示優先」項目12bは、「詳細表示優先」の表示モードに対応する。「概略表示」項目12cは、「概略表示」の表示モードに対応する。「非表示」項目12dは、「非表示」の表示モードに対応する。表示モード設定画面12は、複数の表示モードを選択する画面の一例である。
【0042】
ユーザが項目12a~12dのいずれかを選択する操作を行うと、受付手段20がその操作を受け付け、設定手段22は、対応する表示モードの情報を表示モード設定情報31として記憶部3に記憶する。
【0043】
(2)表示モードの設定後の動作
次に、表示モードを設定した後の画像形成装置1の動作の一例を図4図11を参照して説明する。図11は、画像形成装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
【0044】
表示制御手段21は、ユーザの要求に応じてジョブ、例えばコピージョブの設定画面を操作表示部4に表示する。
【0045】
図4は、他の設定画面の一例を示す図である。設定画面10は、図2とは表示している設定項目の内容が異なるが、図2と同様に、ジョブ名表示部10a、「ログイン」ボタン10b、「スタート」ボタン10c及びジョブを設定するための複数の設定項目11を有する。
【0046】
図4に示す設定画面10では、設定項目11の一つとして、「次原稿」設定項目11bを有する。「次原稿」設定項目11bは、次原稿の機能のOn/Offを切り替えるスライドスイッチ13を有する。スライドスイッチ13が左側に位置しているときは、次原稿の機能がOff状態にあり、右側に位置しているときは、次原稿の機能がOn状態にある。次原稿の機能がOn状態にある場合、既に原稿台又は自動給紙装置に配置されている原稿から原稿画像を読み終わった後、次原稿の読み取りを無制限に受け付け可能になる。
【0047】
受付手段20は、図4に示す設定画面10においてジョブの実行指示を受け付ける(S1)。具体的には、ユーザが「スタート」ボタン10cを操作すると、受付手段20は、コピージョブの実行指示を受け付ける。
【0048】
実行手段23は、原稿に対して画像読取部5を制御してスキャンを実行し、原稿から原稿画像を読み取らせる。続いて実行手段23は、ジョブ起動時の設定内容に基づいて画像形成部6を制御して原稿画像を用紙に形成して印刷物を作成させる。
【0049】
表示制御手段21は、記憶部3に記憶されている表示モード設定情報31を参照し、進捗状況の表示モードが「詳細表示」、「詳細表示優先」、「概略表示」、「非表示」のうちいずれの表示モードが設定されているかを判定する(S2)。
【0050】
(進捗情報の概略の表示)
上記ステップS2において、「概略表示」の表示モードが設定されていると判定した場合(S2a)、表示制御手段21は、次原稿の機能の状態に依らず進捗状況の概略を操作表示部4に表示するよう制御する(S3)。
【0051】
図5は、進捗状況の概略を表示する設定画面の一例を示す図である。表示制御手段21は、図5に示すように、バナー画像15を図4に示す設定画面10に重畳表示、すなわちバナー画像15を設定画面10の前面に重ねて表示するよう操作表示部4を制御する。
【0052】
バナー画像15は、進捗状況の概略を表示するものであり、概略情報15aと、バナー画像15を閉じるための閉じるボタン15bと、ジョブが実行中であることを示すマーク15cとを含む。概略情報15aとして、ログインしたユーザがゲストユーザであることを示すユーザ情報、ジョブの名称がコピージョブであること、ジョブIDが1234であること、2ページ目をスキャン中であることが表示されている。バナー画像15が表示された設定画面10は、第1のメイン画面の一例である。
【0053】
バナー画像15には、進捗状況に関してユーザ情報、ジョブ名、ジョブID、進捗状況の4つの項目が表示されている。後述する図9に示す進捗状況表示画面14と比較すると、進捗状況に関する項目が2つ少ない。ユーザ情報は進捗状況表示画面14とバナー画像15の両方に表示されているが、バナー画像15ではログイン時刻が表示されていない。すなわち、図9に示す進捗状況表示画面14と比較してバナー画像15は、特定の項目において情報量が少なく、全体としても情報量が少ない。
【0054】
図5に示す場合は、設定画面10の一部にバナー画像15がポップアップ表示されるため、バナー画像15で実行中のジョブの進捗状況の概略を確認しながら、次のジョブのパラメータの設定、実行中のジョブの一時停止指示等の他の作業を行うことができる。この場合、バナー画像15を表示しながら、設定項目11をスクロールすることもできる。
【0055】
なお、図5に示す設定画面10に重畳表示されたバナー画像15を操作した場合、図9に示す進捗状況表示画面14を表示するよう操作表示部4を制御してもよい。
【0056】
なお、「概略表示」の表示モードが設定されている場合(S2c)、スライドスイッチ13を右側に移動して次原稿の機能をOn状態にしても図5の設定画面10が表示され、図9の進捗状況表示画面14は表示されない。
【0057】
(進捗状況の詳細の優先的表示)
上記ステップS2において、「詳細表示優先」の表示モードが設定されていると判定した場合(S2b)、表示制御手段21は、ユーザの操作が必要になったか否かを判断する(S4)。
【0058】
ここで、ステップS4の判断方法を次の表1を参照して説明する。
【表1】
【0059】
表示制御手段21は、表1に示すように、表示モードと次原稿の機能の状態に基づいて、進捗状況の詳細を表示するか、進捗状況の概略を表示するか、進捗状況を表示しないかを判断する。表1において「詳細」は進捗状況の詳細を表示することを意味し、「概略」は進捗状況の概略を表示することを意味し、「非表示」は進捗状況を表示しないことを意味する。なお、「概略表示」の表示モードが設定されている場合でも、スライドスイッチ13を右側に移動して次原稿の機能をOn状態にしたときに、「概略表示」の表示モードを「詳細表示」又は「詳細表示優先」の表示モードに切り替えてもよい。
【0060】
表1から分かるように、「詳細表示優先」の表示モードのみ次原稿の機能がOn状態かOff状態かに応じて進捗状況の表示内容が異なる。すなわち、「詳細表示優先」の表示モードが設定されている場合に、次原稿の機能がOn状態のときは、ユーザの操作が必要になったと判断し(S4:Yes)、次原稿の有無に依らず進捗状況の詳細を表示し、次原稿の機能がOff状態のときは、進捗状況の概略を表示する。
【0061】
「詳細表示優先」の表示モードが設定されている場合でも、図4では、スライドボタン13が左に位置している状態で「スタート」ボタン10cを操作した場合、表1に示すように、次原稿の機能がOff状態にあるため、ユーザの操作が必要になっていないと判断し(S4:No)、進捗状況を概略で表示するよう操作表示部4を制御する(S3)。操作表示部5には、図5に示す設定画面10が表示される。
【0062】
図6に示すように、「次原稿」設定項目11bのスライドスイッチ13を右側に移動させる操作、例えば、スライドスイッチ13の右側を接触する操作を行うと、表示制御手段21は、図7に示すように、スライドスイッチ13を右側に移動させる。次に、図8に示すように、「スタート」ボタン10cを操作したとする。
【0063】
図8に示す場合は、次原稿の機能がOn状態にあり、次原稿の読み取りを無制限に受け付け可能な状態にあるため、表示制御手段21は、表1に示すように、ユーザの操作が必要になったと判断し(S4:Yes)、進捗状況の詳細を表示した図9に示す進捗状況表示画面14を操作表示部4に表示するよう制御する(S5)。
【0064】
図9は、進捗状況表示画面の一例を示す図である。進捗状況表示画面14は、実行指示されるジョブのジョブ名14aと、ジョブを識別するジョブID14bと、ジョブの進捗状況14cと、ジョブを実行指示するユーザに関する情報(以下、ユーザ情報ともいう。)14dと、ジョブの設定内容14eと、次原稿に対する設定内容14fと、実行中のジョブを一時停止させるための「ストップ」ボタン14gと、画面を閉じるための閉じるボタン14hと、ジョブが実行中であることを示すマーク14iとを含む。
【0065】
次原稿に対する設定内容14fは、次原稿の有無を選択するチェックボックス140と、次原稿の有りを選択した場合に、次原稿に対して設定内容の変更を選択するチェックボックス141とを有する。次原稿の有無は、ジョブの設定内容がユーザの操作を必要とする設定値の一例である。
【0066】
図9に示す場合、ジョブ名14aとして「コピージョブ」が表示され、ジョブID14bとして「0123456」が表示され、ジョブの進捗状況14cとしてA4サイズの原稿が6ページ目をスキャン中であることが表示され、ユーザ情報14dとしてゲストユーザが2015年2月2日13:10にログインしたことが表示され、ジョブの設定内容14eとして原稿の片面から原稿画像を読み取り、用紙の片面に印刷することが表示されている。すなわち、進捗状況表示画面14には、進捗状況に関してジョブ名14a、ジョブID14b、ジョブの進捗状況14c、ユーザ情報14d、ジョブの設定内容14e、次原稿の設定内容14fの6つの項目が表示されている。
【0067】
また、図9に示す場合は、ジョブ起動時のパラメータ値を確認することができる。また、実行中のジョブに対する操作、例えば、次原稿の設定内容14fのうち次原稿の「有」のチェックボックス140を選択し、「設定変更有」のチェックボックス141を選択すると、後述する図10等に示す設定画面10が表示され、又は設定項目がポップアップ表示され、追加した原稿に対するパラメータ値の変更を行うことができる。また、「ストップ」ボタン14gを操作すれば、実行中のジョブを一時停止させることができる。ユーザは、バナー画像15よりも多くの情報を含む進捗状況を考慮してユーザに必要な操作を行うことができる。例えば、バナー画像15に表示されないジョブの設定内容14eを見ながら、次原稿を追加すべきか否か、次原稿に対して設定内容を変更すべきか否かを判断することができる。
【0068】
その後、ユーザは次原稿に対して追加の処理を行う場合は、次原稿の設定内容14fの「有」のチェックボックス140を選択する。
【0069】
次原稿に対して設定内容を変更する場合は、次原稿の設定内容14fの「設定内容変更」のチェックボックス141を選択する。表示制御手段21は、図7等に示す設定画面10を表示するか、又は次原稿に対する設定内容を変更する設定項目をポップアップ表示するよう操作表示部4に制御する。
【0070】
ユーザは、表示された設定画面10又はポップアップ表示された設定項目に対して設定値を変更する。なお、設定内容の変更が終わったら、操作表示部4の表示画面を進捗状況表示画面14に戻してもよい。
【0071】
次に、ユーザは、原稿を原稿台又は自動給紙装置に配置して操作表示部4のハ-ドウェアキ-の「スタート」ボタンを操作する。
【0072】
実行手段23は、次原稿に対して画像読取部5を制御してスキャンを実行し、次原稿から原稿画像を読み取らせる。続いて実行手段23は、ジョブ起動時の設定内容、又は変更された設定内容に基づいて画像形成部6を制御して原稿画像を用紙に形成して印刷物を作成させる。すなわち、「設定内容変更」のチェックボックス141を選択しない場合は、次原稿に対してジョブ起動時の設定内容でジョブが実行される。次原稿に対するスキャン、画像形成等の処理は、追加の処理の一例である。
【0073】
(進捗状況の詳細の表示)
上記ステップS2において、「詳細表示」の表示モードが設定されていると判定した場合(S2c)、表示制御手段21は、進捗状況の詳細を表示した進捗状況表示画面を操作表示部4に表示するよう制御する(S5)。
【0074】
(進捗状況の非表示)
上記ステップS2において、「非表示」の表示モードが設定されていると判定した場合(S2d)、表示制御手段21は、次原稿の機能の状態に依らず進捗状況を表示しない設定画面10を操作表示部4に表示するよう制御する(S6)。
【0075】
図10は、進捗状況を表示しない設定画面の一例を示す図である。図10に示す設定画面10は、表示内容が図4と同様であるので、説明を省略する。
【0076】
(変形例1)
上記実施の形態では、表示モード設定画面12で表示モードを設定したが、「詳細表示優先」の表示モードがディフォルトで設定されており、他の表示モードに変更可能に構成されていてもよい。
【0077】
(変形例2)
表示制御手段21は、進捗状況の概略を表示する前に、実行指示されたジョブに対してユーザの操作が必要になった場合は、図5に示すバナー画像15を含む設定画面10を操作表示部4に表示せずに図9に示す進捗状況表示画面14を操作表示部4に表示するよう制御してもよい。
【0078】
(変形例3)
例えば、図4に示す設定画面10において、「スタート」ボタン10cを操作してジョブの実行が開始された後、操作表示部4の「ストップ」ボタンを操作してジョブの中止を指示した場合、図9に示す進捗状況表示画面14を表示するとともに、確認ボタンをポップアップ表示する。確認ボタンが操作されると、実行手段23は、ジョブを中止する。ジョブの中止の確認は、ユーザの操作が必要になった場合の一例である。ジョブの中止は、現在の状態とは異なる状態に遷移させた場合の一例である。これにより、ジョブを中止する際の進捗状況を知ることができる。
【0079】
なお、ジョブの中止を指示した場合、図9に示す進捗状況表示画面14を表示してユーザに確認した後、「OK」ボタン等が操作された場合に、ジョブの中止を受け付けてもよい。また、変形例3は、ジョブの中止に限られず、一時停止、割り込み等のジョブを異なる状態に遷移させる場合にも適用することができる。
【0080】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形、実施が可能である。例えば、上記実施の形態では、情報処理装置として画像形成装置について説明したが、パーソナルコンピュータ(PCともいう。)等の情報処理装置に本発明を適用してもよい。また。PCがプリンタドライバを有し、プリンタドライバが上記プログラム30を含むものでもよい。
【0081】
プロセッサ2aの各手段は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエア回路によって構成してもよい。
【0082】
上記実施の形態において、プロセッサは、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
【0083】
また、上記実施の形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【0084】
また、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更してもよい。また、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等を行ってもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができ、クラウドサーバ等の外部サーバに格納しておき、ネットワークを介して利用することもできる。
【符号の説明】
【0085】
1…画像形成装置、2…制御部、2a…プロセッサ、3…記憶部、4…操作表示部、5…画像読取部、6…画像形成部、7…通信部、10…設定画面、10a…ジョブ名表示部、10b…「ログイン」ボタン、10c…「スタート」ボタン、11、11a、11b…設定項目、12…表示モード設定画面、12a~12d…項目、13…スライドスイッチ、14…進捗状況表示画面、14a…ジョブ名、14b…ジョブID、14c…進捗状況、14d…ユーザ情報、14e…ジョブの設定内容、14f…次原稿の設定内容、14g…「ストップ」ボタン、14h…閉じるボタン、14i…マーク、15…バナー画像、15a…概略情報、15b…閉じるボタン、20…受付手段、21…表示制御手段、22…設定手段、23…実行手段、30…プログラム、31…表示モード設定情報、140、141…チェックボックス
図1
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図11